JPH03162387A - エレベータのかご上照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、かご上でエレベータの操作及び点検をする
作業者に対して警報を発する警報機能を有するエレベー
タのかご上照明装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来のかご上照明装置の回路図を示し、図にお
いて、（１）は照明灯、（２）は照明灯（１）のスイッ
チ接点、（３）は照明灯（１）のソケット、（４）は電
源線、（５）は接地線である。同図において、かご上で
作業する場合、かご上の図示しない照明スイッチにより
、スイッチ接点（２）が動作し、ＯＮ時（接点（２）が
閉の時）、照明灯（１）は点灯し、ＯＦＦ時（接点（２
）が開の時）、照明灯（１）は消灯する。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のかご上照明装置は以上の様に構成されており、か
ご上で作業者が手動運転にてエレベータを操作及び点検
作業中、もし何等かの操作主スや誤動作等で自動運転に
切換わった場合、作業者が手動運転から自動運転に切換
わったことに気づかない恐れがあり、非常に危険である
。

この発明は上記の様な問題点を解消するためになされた
もので、かご上で作業中、エレベータが手動運転から自
動運転に切換わった場合かご上に備え付けられている照
明等を点滅することにより作業者に対して警報を発する
ことができるエレベータのかご上照明装置を提供するこ
とを目的とする。

（課題を解決するための手段） この発明に係るエレベータのかご上照明装置は、かご上
にエレベータの操作及び点検をするために備えられた照
明灯と、この照明灯の電源供給路を閉成するスイッチ接
点を備えたエレベータのかご上照明装置において、上記
照明灯の電源供給路に、照明灯を点滅制御する点滅器と
、エレベータが手動運転に設定してある状態から自動運
転に切換わった場合に上記照明灯を点滅させるべく接点
開放する切換接点を上記点滅器に並列接続して設けたも
のである。

（作用） この発明においては、エレベータが手動運転から自動運
転に切換わった場合、接点開放する切換接点に並列接続
された点滅器により照明灯は点滅制御される。

（実施例） 以下、この発明の一実旅例を第２図と同一部分は同一符
号を付して示す第１図について説明する。第１図におい
て、（６）は照明灯（１）のスイッチ接点（２）と直列
に接続された点滅器、（７）は点滅器（６）と並５１１
に接続ざれる手動運転及び自動運転の切換接点であり、
手動運転時接点は閉じ、自動運転時接点は開くようにな
されている。

上記第１図において、かご上で操作及び点検作業をする
場合、まずエレベータを手動運転に切換えることにより
、接点（７）は閉しる。次に、照明スイッチをＯＮにし
接点（２）が閉じ、照明灯（１）は、点滅器（６）の動
作が接点（７）により無効となり点滅することなく点灯
する。この状態において、エレベータが手動運転から自
動運転に切換わった場合、接点（７）が開き点滅器（６
）の動作は有効となり照明灯（１）は点滅する。

従って、この照明灯（１）の点滅によって作業者に対し
て警報が発せられることになり、安全を確保できる。

〔発明の効果） 以上のように、この発明によれば、作業者が手動運転に
てかご上でエレベータの操作及び点検中、誤って自動運
転に切換わってしまった場合、かご上に備え付けられて
いる照明灯を点滅させることにより作業者に対して注意
を促し、安全を確保することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す回路図、第２図は第
１図定対応する従来例の回路図である。 （１）はかご上照明灯、（２）はスイッチ接点、（５）
は接地線、（６）は点滅器、（７）は手動及び自動運転
切換接点。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　かご上にエレベータの操作及び点検をするために備え
   られた照明灯と、この照明灯の電源供給路を閉成するス
   イッチ接点を備えたエレベータのかご上照明装置におい
   て、上記照明灯の電源供給路に、照明灯を点滅制御する
   点滅器と、エレベータが手動運転に設定してある状態か
   ら自動運転に切換わった場合に上記照明灯を点滅させる
   べく接点開放する切換接点を上記点滅器に並列接続して
   設けたことを特徴とするエレベータのかご上照明装置。