JPH03162205A - 定量充填システムの充填量補正装置 - Google Patents

定量充填システムの充填量補正装置

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JPH03162205A
JPH03162205A JP28907489A JP28907489A JPH03162205A JP H03162205 A JPH03162205 A JP H03162205A JP 28907489 A JP28907489 A JP 28907489A JP 28907489 A JP28907489 A JP 28907489A JP H03162205 A JPH03162205 A JP H03162205A
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謙吾 福田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各容器、例えば袋、缶、ビン等内に順次に所
定量ずつ充填される被計量物、例えば粉体、粒体等の目
標重量値と、この充填された被計量物の重量検出にもと
づきフィードバックされる実重量値との差が最小になる
ようにその被計量物の充填量を補正制御する定量充填シ
ステムの充填量補正装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の、この種の定量充填システムの充填量補正装置に
ついて、例としてオーガ充填機を用いた場合につき、第
6図を参照しつつ説明する。
オーガ充填機Aにおいて、フイードスクリjl.−1は
バルスモータ2に与えられるパルス数に応じて回転され
るとともに、このフイードスクリュー1の回転回数に対
応して被充填物である被計量物が所定量ずつ、例えば缶
等の容器3内にホッパ−4から切出されて順次に充填さ
れる。次に、この被計量物が充填された容器3は、例え
ばオートチェッカー等の重量検出器5によって重量検出
がされ、充填された被計量物の実重量値がいわゆる充填
補正装置であるコントローラ6にフィードバックされる
。このコントローラ6には、目標重量値とフィードバッ
クされる実重量値との比較にもとづき、両者の差が最小
になるようにバルスモータ2に与えるパルス数を増減し
て容器3に充填される被計量物の充填量を補正制御する
。なお、オーガ充填機Aにより充填中の被計量物と、重
量検出器5により計量中の被計量物との間にはZ個の充
填された被計量物が存在し、言い換えれば被計量物の充
填量の補正制御に対してZ個の遅れ個数が生ずる。
ところで、コントローラ6においては、kステップにお
いて充填される充填量を定めるパルス数Pf(k)を、
順次にフィードバックされる実重量値W (k−3) 
, W (k−4) . W (k−5)・・・にもと
づき、次式により求めている.なお、本説明例において
は、遅れ個数Zを2とし、またサンプル数mを3として
平均重量{iAv(k)を算出している。
Pf(k) =Pf(k−1)+crXkkXAv(k
)  (1)1 D(k−3) =Wt−W(k−3) D(k−4)=れーW(k−4) D(k−5) =Wt−W(k−5) (3) α;補正係数 Oくα≦1 kk;変換係数(重量のパルス数への変換)旧;充填さ
れる被計量物の目標重量値 このようにして求められたパルス数Pf(k)は、k−
3ステップの被計量物の実重量値W(k−3)の重量検
出後、kステップからk+4ステップの被計量物の充填
に用いられる。言い換えれば、被計量物の充填に対する
パルス数Pf(k)の更新は、第7図に示されているよ
うに5回に1回だけ行なわれる。
前記(1)〜(3)式における設定パラメータは、サン
プル数mと補正係数αの2つである。このサンプル数m
は充填量の信頼度の高いデータを得るためには必要では
あるが、データの信頼度さえあればサンプル数mは少な
い方がフィードバックの!t量修正間隔が短かくなり、
より応答の速い制御システムが得られる。また、補正係
数αについても速応性を高めるためには1.0に近い方
が良いが、過制御となり被計量物の充填傾向がハンチン
グを起こすことがある。逆に、0.0に近いとハンチン
グは起こさないが、被計量物の充填量の修正に時間がか
かり不良品が多く発生する。
(発明が解決しようとする課題) ところで、前述されたように、定量充填システムにおい
ては、充填と重量検出との間には遅れ個数があるために
充填量の傾向を即座に閃むことはできない。また、充填
機構と被計量物との特性が正確に把握できないために、
充填された被計量物の重量変動の傾向は数個の時間遅れ
後の重量情報のみから推定しなければならない。したが
って、従来のコントローラ、いわゆる充填量補正装置に
おいては、安定した精度の獲得に限界があるという問題
点がある。
一方、遅れ個数があるためにハンチング、応答遅れによ
る不良品に対する最良の制御を得るために、従来の充填
量補正装置においてはサンプル数による平均重量算出、
あるいは補正係数にもとづく一種のフィルタリング技法
でもってオペレータの勘と経験とに頼りながらパラメー
タ調整を行なっている。したがって、オペレータの熟練
度の差により、調整の良否が左右されるという問題点が
ある。
本発明は、このような問題点を解消することを目的とし
て、オペレータの勘と経験とに頼ることなく高精度の充
填量補正を達或することができる定量充填システムの充
填量補正装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 冒述された定量充填システムの充填量補正装置において
、前述された目的を達或するために本第1発明は、 制御ルール前件部変数に、 (a)  目標重量値からの実重量値の偏差重量値およ
び (b)  当該実重量値の一連の先行する被計量物の重
量検出にもとづく各実重量値に対するm量変化分の、こ
れら重量変化分の時間的順序につれてその重量変化分の
重み付けが増す加重移動平均値 を用いるファジィ制御手段 を具えることである。
また、本第2発明は、 制御ルール前件部変数に、 (a)  目標重量値からの実重量値の偏差重量値およ
び (b)  充填制御に際しての充填意図重量値と実際の
実重量値との差の意図重量変化値 を用いるファジィ制御手段 を具えることである、 さらに、本第3発明は、 制御ルール前件部変数に、 (a)  目標重量値からの実重量値の偏差重量値、(
b)  当該実重量値の一連の先行する被計量物の重量
検出にもとづく各実重量値に対する重量変化分の、これ
ら重量変化分の時間的順序につれてその重量変化分の重
み付けが増す加重移動平均値および (c)  充填制御に際しての充填意図重量値と実際の
実重量値との差の意図重量変化値 を用いるファジィ制御手段 を具えることである。
(作 用) 本発明の実施例の説明の際に用いる第5図(A),(B
)のシミュレーションによる制御特性図により説明すれ
ば、符号aにより示されている前述された従来制御と比
較して、符号bにより示されている制御ルール前件部変
数に偏差重量値および加重移動平均値を用いるファジィ
制御手段によった第゛1発明の場合の方が、目標重量値
への収束が速やかで制御特性が良いと言える。さらに、
この第1による場合と比較して、符号Cにより示されて
いる制御ルール前件部変数に偏差重量値および意図重量
変化値を用いるファジィ制御手段によった第2発明の場
合、また符号dにより示されている制御ルール前件部変
数に偏差重量値、加重移動平均値および意図重量変化値
を用いるファジィ制御手段によった第3発明の場合の方
が、目標重量値への収束がさらに速やかで制御特性は非
常に良い。
(発明の効果) したがって、オペレータの勘と経験とに頼ることもなく
、高精度の充填量補正を行なうことができる。
(実施例) 次に、本発明による定量充填システムの充填量補正装置
の具体的実施例につき、図面を参照しつつ説明する。
第1図において、遅れ個数をZ個とし、サンプル数をm
個とする図示されていない定量充填システムにおける重
量検出器からk+Z+1ステップ目の充填に関して、実
重量値W (k)がフイードバ・ノクされる。この実重
量値W (k)は変数値計算部61に与えられるととも
に、この変数値計算部61において、設定された目標重
量値をWtとして、次の計算が行なわれる。
偏差重量値  dt(k) =Wt−W(k)加重移動
平均値 (’.’ 1 > a ,>・> a m−+  > 
0 )dW.(k)=W(k)  −W(k−1)dW
Z(k)=W(k)−W(k−2)dW.(k)  =
W(k)  −W(k−m)なお、分母1 +a,+・
・・+a1−1は定数であるから1としても良い。
意図重量変化値 dW,(k)= (W(k)−W,(k)) − (W
(k−1)−W、(k−1) )意図重量値一,(k)
=Pf(k−Z−1)/kkPf(k−Z−1); k
−Z−1ステップの充填パルス数 kk;変換係数(重量のパル ス数への変換) 次に、これら偏差重量値d t (k) ,加重移動平
均値dW. (k) ,意図重量変化値dW, (k)
の変数値はファジィ演算の便宜を図るために正規化部6
2に与えられ、台集合[−1. 11 に正規化される
。この正規化された変数値dt(k), dW.(k)
, dWr(k)はファジィ推論部63に与えられ、こ
のファジィ推論部63においては制御ルール部64から
の制御ルールにもとづきファジィ演算を行なう。したが
って、ファジィ演算において、前件・後件部変数は1次
式により下限値,上限値を[−1. 1] に変換して
演算される。このファジィ演算による推論結果としては
、充填パルス数変化分d P f (k+Z+1)とし
て表わされる。この段階においては充填パルス数変化分
dPf(k+Zト1)は正規化された状態にあるために
、逆正規化部65において逆正規化され、また前回の充
填パルス数P f (k+z)と加算されて充填パルス
数Pf(k+Z+1)として図示されていない定量充填
システムにおけるパルスータに与えられる。
次に、ファジィ制御について具体的に説明するが、まず
本実施例に用いたファジィ制御の中心となる推論法につ
いて説明する。
推論法としてはファジィ関係の合戒則にもとづくマムダ
ニの方法を用いているとともに、適合度の計算には八(
min)演算に代えて×(乗算)演算を用い、推論式の
前件部、後件部はともにファジィ変数のメンバーシップ
関数として、第2図に示されている三角形を用いている
。なお、第2図における各符号は、次の意味を示してい
る。
nbH負で大きい。  pS;正で小さい。
ns;負で小さい。  pb;正で大きい。
zo;かなり小さい。
また、定量充填システムの制御法としては、前件部変数
の偏差をE、1ステップ分の偏差Eの変化分をΔEとし
て後件部変数の操作量Uの変化分を△Uとするファジィ
PI制御を用いているとともに、次の形式によって制御
ルールを表わすことにする。
ifE=zoandΔE−Pb thenΔU=Pb(
もしEがかなり小さくて△Eが正でとても大きいならば
ΔUは正でとても大きい。) この制御ルールの推論を、第3図を参照しながら説明す
れば、次の通りである。
いま、偏差E、偏差Eの変化分ΔEの値e,Δeを検出
したとし、各ファジィ値をh1 (e) +hz(△e
)として、適合度ωを求めれば、ω=t++(e) x
h2(Δe) となり、次の推論結果が得られる。
ωx St++(y)ydy,・yε[−1.1]h3
;後件部ファジィ変数のメンバーシップ関数また、推論
結果の非ファジィ化が行なわれて、次のようにして正規
化された操作量の変化分ΔUが得られる。
ところで、n個の制御ルールから或る場合には、言い換
えればn個の推理結果ΔU + + S + ;ΔUz
,Sz・・・△U.,S.が得られる場合には、操作量
の変化分ΔU I fiの統合は、次のようにして操作
量の変化分の代表値△U を得る。
なお、前述されたことを、次の2個の制御ルールに関し
て図示すると、第4図に示されている通りになる。
k 1 ; if E =zo andΔE=pb t
hen△U=pbNo. 2 ; if  E =ns
 and △E =I)S  then  △U=ps
要するに、本実施例においては、偏差重量値dt(k)
,加重移動平均値dW,(k),意図重量変化値dw,
(k)の変数値が前件部変数(E,△E)に相当し、充
填パルス数変化分d P f (k)が後件部変数(Δ
U)に相当する。
ところで、例えば、■ステップにおける変化分dw I
 (k) ,2ステップにおける変化分dW z (k
) . 3ステップにおける変化分dws(k)の加重
平均である加重移動平均値 を用いた場合には、1ステップにおける変化分dW (
k)を用いる場合の不都合、落差や観測推音による制御
量(重量値)の高い周波数或分の影響を直接受けて本来
抽出すべき被計量物特性および充填動作の変化分を正し
く表現できない不都合を、CPUの負担増と位相遅れが
伴うスムーザを用いることなく最小の位相遅れで回避で
きる。なお、重み付けal+a!は例えば1/2. 1
/3の値とすれば良い。
また、意図重量変化値a w , (k)は、dw,(
k)= (w(k)−w,(k))(w(k−1)−w
,(k−1)) w,(k) =Pf(k−z−1)/kkであることか
ら明らかなように、実重量値w (k) ,w (k−
1)とコントローラの意図した重量値W,.(k),w
 , (k− 1)との差の変化分であるために、良好
な制御が行なわれていれば充分に小さい値を採る。
もし、大きな値を採れば制御が充分に機能していないた
めに、操作量を制限して逆補正を抑えることができ、遅
れ個数がある定量充填システムにおいては不良品発生を
最小にするための重要な変数値である。
前述された偏差重量値dt(k),加重移動平均値dW
.(k),意図重量変化値d W , (k)の変数値
を用いた制御ルールの一例を、次に示す。
No. 1  if dt(k)=pb and dw
a(k)=pb then zoNo.2  if d
t(k)=pb and dwa(k)=ps the
n psNo.3  tr dt(k)=pb and
 dwm(k)=zo then ps弘4 k5 Na6 Nα7 Nα8 Nα9 NalO Nα11 kl2 随l3 Nα14 恥.15 Nal6 Nll17 Nα18 Nα19 Nα20 Nα21 阻22 No.23 *f dt(k)=pb and dw,(k)=ns
if dt(k)=pb and dwa(k)=nb
if dt(k)=ps and dw.(k)=pb
if dt(k)−ps and dwa(k)=ps
if dt(k)−ps and dw.(k)=zo
if dt(k)=ps and dwa(k)=ns
if dt(k)=ps and dw,(k)=nb
if dt(k)=ns and dwa(k)=pb
if dt(k)−ns and dwa(k)=pS
if dt(k)−ns and dw.(k)=zo
if dt(k)=ns and dha(k)=ns
if dt(k)=ns and dwm(k)=nb
if dt(k)=nb and dw.(k)一pb
if dt(k) =nb and dwm(k) =
psif dt(k)=nb and dw.(k)=
zoif dt(k)=nb and dwa(k)=
nsif dt(k)=nb and dwm(k)=
nbif  dt(k)=zo  then zoif
  dn,(k)=zo  then  zoif d
t(k)=pb and dwr(k)=pbthen
  ps then  pb then  ns then  zo tben  ps then  ps then  ps then  ns then  ns then  ns then  zo then  ps t++en  nb then  ns t}ten  ns then  ns then  zo then  zo Nα24 Nα25 No.26 Nα27 Nα28 Nα2.9 Nα30 Nα31 Nα32 Nα33 Nα34 Nα35 Nα36 Nα37 Na38 Na39 Nα40 Nα41 Nα42 dt(k)=pb and dt(k)=pb and dt(k) =pb and dt(k)=pb and dt(k)=ps and dt(k)=ps and dt(k)=ps and dt(k)=ps and dt(k)=ps and dt(k)=ns  and dt(k)−ns  and dt(k)−ns and dt(k)=ns and dt(k)−ns and dt(k)=nb and dt(k)=nb and dt(k)=nb and dt(k)=nb and dLck)=nb and dwr (k) = p3 dwr (k) − zo dwr (k) − ns d−バk)−nb d−バk)=pb d−バk)=ps dwr (k) = zo dwr (k) = ns dw, (k) = nb dwr (k) = pb dwr (k) = ps dwr (k) = zo dwr (k) = ns dw, (k) = nb dtvr (k) ”” pb d科(k)=ps dw,(k)=zo dwr(k)=ns dwr (k) − nb then then t h e n then then then then then t h e n then tllc!n then then then then then then then then 第5図(A),(B)には、粉体特性の変動パターン、
言い換えれば被計量物の密度変動パターンを与えて、シ
ミュレーシゴンにより従来制御とファジィ制御、特にフ
ァジィ制御において前件部変数として偏差重量値dt(
k),加重移動平均値dw, (k)の変数値を用いた
場合、偏差重量値d t (k) ,意図重量変化{i
dh,−(k)の変数値を用いた場合、さらには偏差重
量値d t (k) ,加重移動平均値dh= (k)
 +意図重量変化値dwr (k)の変数値を用いた場
合についての制御特性が示されている。なお、いずれも
遅れ個数は2、サンプル数個数は3としたものであると
ともに、第5図(B)は、第5図(A)に示されている
制御特性図の密度変動パターンを省いた一部の拡大図で
ある。
X・・・密度変動パターン(重量変動パターン):第5
図(A)参照 目標重量値を100 gとして22ステップでOgから
−2gへ変化し、その後に同ステップで−2gからOg
へ復帰するパターンである。
a・・・従来制御方式 補正係数αが0.7の場合の前記(1)〜(3)式によ
るものである。
b・・・ファジィ制御方式A (偏差重量値dt(k),加重移動平均値dws (k
) )Nα1〜No.2 2の制御ルールを用いたもの
である。
C・・・ファジィ制御方弐B (偏差重量値dt(k).意図重量変化値dw,(k)
)Nα23〜Nα42の制御ルールを用いたものである
d・・・ファジィ制御方弐〇 (偏差重量値dt (k) ,加重移動平均値dw. 
(k) ,意図重量変化値d+++r (k) )Nα
1〜Nα42の制御ルールを用いたものである。
以上から、ファジィ制御方式A,B,Cによれば、従来
制御方式と比較して応答の良い制御が行なわれて短時間
に目標重量値へ収束しているのがわかる。なお、ファジ
ィ制御方式A,B,Cによる場合に多少オーバーシュー
トが見られるが、このシ≧ユレーションの目標重量値1
00gにおいては±1gの偏差内に納めれば実用上充分
であるために、0.5g程度は全く問題はない。
また、偏差重量値dt (k)および加重移動平均値d
wa (k)を用いるファジィ制御方式Aと、さらに意
図重量変化値dwr (k)を加えたファジィ制御方弐
〇とを比較すれば、ファジィ制御方弐〇の方が明らかに
オーバーシュートは小さくなり、目標重量値への収束も
速くなっている。これは、意図重量変化値clm, (
k)を考慮することによって、いち早く充填の変動傾向
を予測して修正を加えたためである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明による定量充填システムの充
填量補正装置の実施例を説明するための図面であって、 第l図はブロック回路図、 第2図乃至第4図はファジィ推論法を説明するための説
明図、 第5図(A) , (B)はシ藁ユレーションによる制
御特性図であるとともに、 第6図および第7図は従来の定量充填システム等の説明
図である。 e E Δe ΔE 第4図 市 ΔU1 ◆ ΔU2 ΔU 一導練 σ 喉練 σ Pf(K+5)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各容器内に順次に所定量ずつ充填される被計量物の
    目標重量値と、この充填された被計量物の重量検出にも
    とづきフィードバックされる実重量値との差が最小にな
    るようにその被計量物の充填量を補正制御する定量充填
    システムの充填量補正装置において、 制御ルール前件部変数に、 (a)目標重量値からの実重量値の偏差重量値および (b)当該実重量値の一連の先行する被計量物の重量検
    出にもとづく各実重量値に対する 重量変化分の、これら重量変化分の時間的 順序につれてその重量変化分の重み付けが 増す加重移動平均値 を用いるファジィ制御手段 を具えることを特徴とする定量充填システ ムの充填量補正装置。 2 各容器内に順次に所定量ずつ充填される被計量物の
    目標重量値と、この充填された被計量物の重量検出にも
    とづきフィードバックされる実重量値との差が最小にな
    るようにその被計量物の充填量を補正制御する定量充填
    システムの充填量補正装置において、 制御ルール前件部変数に、 (a)目標重量値からの実重量値の偏差重量値および (b)充填制御に際しての充填意図重量値と実際の実重
    量値との差の意図重量変化値 を用いるファジィ制御手段 を具えることを特徴とする定量充填システ ムの充填量補正装置。 3 各容器内に順次に所定量ずつ充填される被計量物の
    目標重量値と、この充填された被計量物の重量検出にも
    とづきフィードバックされる実重量値との差が最小にな
    るようにその被計量物の充填量を補正制御する定量充填
    システムの充填量補正装置において、 制御ルール前件部変数に、 (a)目標重量値からの実重量値の偏差重量値、(b)
    当該実重量値の一連の先行する被計量物の重量検出にも
    とづく各実重量値に対する 重量変化分の、これら重量変化分の時間的 順序につれてその重量変化分の重み付けが 増す加重移動平均値および (c)充填制御に際しての充填意図重量値と実際の実重
    量値との差の意図重量変化値 を用いるファジィ制御手段 を具えることを特徴とする定量充填システ ムの充填量補正装置。
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