JP2724072B2 - 高炉原料の切り出し制御方法 - Google Patents

高炉原料の切り出し制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高炉設備において、貯
鉱槽からの原料の払い出し、サージホッパーからの原料
の排出、あるいは炉頂バンカからの原料の切り出しに適
用される高炉原料の切り出し制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】高炉への原料装入は、高炉の安定的且つ
効率的操業のために、予め設定された原料を、予め設定
されたスケジュールで、設定量だけ、設定された時間又
は位置で排出・運搬・分布する必要があり、これは、装
入物分布制御と称されている。
【0003】この原料切り出し・装入のためのプロセス
フローは、図12に示されるようになっている。
【0004】まず、貯鉱槽群1内の各種原料は、その下
側に位置する秤量槽2を経て鉱石コンベア3ヘ払い出し
される。
【0005】原料は鉱石コンベア3を経てサージホッパ
ー4に送られ、このサージホッパー4からは、装入コン
ベア5上に排出され、更に、この装入コンベア5を経て
炉頂バンカ6に送られた原料は分配シュート7に切り出
される。
【0006】即ち、そのプロセスの中には、秤量槽2か
ら鉱石コンベア3上への払い出し制御、サージホッパー
4から装入コンベア5への排出制御、及び、炉頂バンカ
6から分配シュート7への装入制御によって、ゲートを
介して原料の排出制御が3箇所で行われる。
【0007】これらの制御に共通する制御目標値は排出
速度である。
【0008】又、共通する制御手段は、前記秤量槽2、
サージホッパー4、及び、炉頂バンカ6の各々の下方に
配置された各ゲートの開度である。
【0009】このように、排出速度を制御する手段とし
てゲートの開度を用いるのは、例えば特開昭62−20
805号公報、特開昭62−63607号公報等に開示
されている。
【0010】前記排出速度とゲート開度とは一応の線形
の関係をなしてはいるが、原料の銘柄、各槽の個性、原
料の粒度、水分、重量等のパラメータが複雑且つあいま
いに影響し合い、更に、時間的な事象の生起の規則性が
不安定であるという問題点がある。
【0011】これに対しては、原料の粒径値及び水分値
をもってフィードフォワードする手法も考えられるが、
これらの数値の先進技術が不十分であるので、実行でき
ない状態にある。
【0012】このため、従来は、原料の排出速度とゲー
ト開度とのテーブルを利用し、これを熟練オペレータが
経験と勘によって、状況を判断しつつ微調整していた。
【0013】例えば、前回バッチにおける原料排出速度
の実績が大きくて、原料が速く排出され過ぎた場合は、
今回バッチにおいては、ゲート開度を前回までのバッチ
の実績の傾向及び経験と勘により判断して、閉方向に設
定してしていた。
【0014】又、前回バッチの排出速度の実績が小さく
て、原料が細く長く排出された場合は、今回バッチにお
いては、ゲート開度を前記と同様に判断して開方向に設
定していた。
【0015】これに対して、手動制御とは別に、自動的
に学習制御する手法も適用されていて、前回バッチの実
績に基づいて今回のバッチのゲート開度を一定開度だけ
開もしくは閉方向に変更するものである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のような、オ
ペレータの経験と勘により、ゲート開度を手動制御する
方法は、精度は良いが、オペレータが常時制御すること
が困難であるため、結果的には制御精度が悪いものとな
ってしまうという問題点がある。
【0017】又、学習制御による自動制御は、自動化を
達成することはできるが、前述のオペレータの経験と勘
による手動制御と比較すれば、制御精度が低くならざる
をえないという問題点がある。
【0018】即ち、前回のバッチ実績をもって今回のバ
ッチのゲート開度にフィードバック制御する場合、前回
の排出速度の実績の特性が今回のバッチにおいてもその
まま踏襲されるという保証がないということが、制御精
度の低い原因となっている。
【0019】この前回バッチの排出速度の実績の特性が
今回バッチにおいてもそのまま踏襲されないのは、原料
の銘柄、原料を収納する各槽の個性、原料の粒度、水
分、重量といったパラメータの複雑あいまいさと、又こ
れらによる時間的な事象の生起の規則性の不安定さによ
るものである。
【0020】従来の技術においては、前記複雑あいまい
さ及び不安定さに対して制御を追従させるのが困難であ
り、従って高度な制御精度を得ることが難しかった。
【0021】この発明は、上記従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、上記のようなパラメータの複雑あ
いまいさ、又これらによる時間的な事象の生起の規則性
の不安定さに対しても制御を追従させることができるよ
うにした、高炉の原料切り出し方法を提供することを目
的とする。
【0022】
【発明を解決するための手段】この発明は、ホッパーか
らゲートを経て排出される原料の重量値を規定排出時間
で除した1バッチ当りの排出速度SV値を制御目標と
し、前記SV値と実績排出速度PV値の偏差に基づき、
偏差学習モデルによりバッチ単位で前記SV値当りの偏
差を演算し、この演算結果に基づき、今回バッチのSV
値に対する偏差予測値を演算し、この偏差予測値に基づ
き、バッチ歩進PID演算を実行して今回バッチにおけ
る前記ゲートの開度を閉ループPIDフィードバック制
御し、且つ、この閉ループPIDフィードバック制御に
対して、ゲート開度実績、実績排出速度、バッチ毎のS
V値偏差のばらつき程度を評価する移動標準偏差、前記
偏差予測値、及び偏差推移を含む制御結果をファジィ変
数として、ファジィ理論により解析・推論し、前記PI
D制御ゲインを調整するファジィ適応制御を付加したこ
とを特徴とする高炉原料の切り出し制御方法により、上
記目的を達成するものである。
【0023】
【発明の作用及び効果】この発明においては、リアルタ
イムで常時演算するのでなく、バッチ単位で演算駆動さ
れる閉ループPIDフィードバック制御を基本とし、こ
れに対して、制御結果をオペレータの特性変動に関する
ファジィ知識に結び付け推論することで、制御ゲインを
調整するファジィ適応制御を付加し、オペレータの経験
と勘と同様の制御性をもたせて、よりダイナミックな制
御収束性を得ている。
【0024】ファジィ変数は、ゲート開度実績、実績排
出速度、などであり、現実の時間的な事象の生起の規則
性が不安定なことを保証している。
【0025】
【実施例】以下本発明に係る高炉原料の切り出し制御方
法を、該制御方法を実施するための装置について、図1
を参照して説明する。
【0026】この切り出し制御装置10は、図12にお
けるサージホッパー4のゲート12に適用したものであ
る。
【0027】前記切り出し制御装置10は、前記サージ
ホッパー4に取り付けられた重量計ロードセル14の出
力信号を重量値Wに変換するサージホッパー原料重量測
定部16と、排出時間を設定する排出時間演算部18
と、この排出時間演算部18によって予め設定された排
出時間Tと、前記サージホッパー原料重量測定部16か
ら出力される重量値Wとから、排出速度W/Tを演算す
る排出速度演算部(以下、SV演算部)20と、偏差学
習モデル部22からの学習結果と、前記SV演算部の出
力値SVn とから、SVn 値に対する偏差en を予測演
算する偏差予測演算部24と、前記偏差予測演算部24
の出力en に基づいて、バッチ歩進PID演算を実行し
て、今回のバッチでのゲート12の開度φを決定し出力
するバッチ歩進PID演算部26と、この開度信号φ
と、ゲート12の開度を検出する位置検出器28の出力
信号とにより、ゲート12を駆動するモータ30を制御
する位置制御部32とを備えている。ここでn は今回バ
ッチ、n-1 は前回バッチを示す。
【0028】又、切り出し制御装置10は、前記サージ
ホッパー4において、ゲート12周辺に設けられ、振動
加速度ピックアップにより原料切れを確認するための音
響センサ34からの信号に基づいて、実際に原料が排出
した時間Tr を判定する排出時間判定部36と、この排
出時間判定部36からの信号Tr と、前記サージホッパ
ー原料重量測定部16からの重量値Wの信号に基づいて
実績排出速度PV=W/Tr を演算するPV演算部38
と、このPV演算部38からの出力信号PVn- 1 と、S
V演算部20からのSVn-1 とから、これらの偏差e
n-1 、即ち前回バッチのSV値であるSVn-1 と、前回
バッチのPV値であるPVn-1 の偏差en- 1 を演算する
偏差演算部40と、この偏差演算部40の出力信号であ
る偏差en- 1 と、前記SVn-1 とから、バッチ毎の偏差
のばらつき程度を評価するための移動標準偏差
【0029】
【数1】 を演算する移動標準偏差演算部42と、ファジィ制御部
44とを備えている。
【0030】ここでx=e/SVである。又、jは(n-
1 )バッチ目をさかのぼるj 回目を意味している。
【0031】前記偏差演算部40の出力値en-1 は、前
記偏差学習モデル部22にも入力される。
【0032】前記ファジィ制御部44には、ファジィ変
数として、前記偏差予測演算部24の出力値en 及び偏
差推移en −en-1 、移動標準偏差演算部42の出力で
ある移動標準偏差σ、位置検出器28からのゲート開度
実績φn-1 、PV演算部38の出力値PVn-1 、がそれ
ぞれ入力されるようになっている。
【0033】一方、ファジィ制御部44における出力と
してのファジィ変数は、前記バッチ歩進PID演算部2
6に対するPID制御のパラメータである比例帯PB
(%)、積分時間TI 、微分時間TD である。
【0034】これら入力及び出力としてのファジィ変数
を、図2にメンバシップ関数表として示す。
【0035】この図からも分かるように、本発明では、
ポジティブ(B)とネガティブ(S)の単調なメンバシ
ップ関数をもつファジィラベルを採用し、次のような規
則によっている。
【0036】ファジイ変数とプロダクションルールNo.
1〜No.6の関係は図3に示され、ファジィ推論の具体
的なプロダクションルールNo.1〜No.6は図4〜図9
に示される。
【0037】ここで、図4〜図9におけるif部の「FC
G開度」は、炉頂バンカの下方に配置された流量制御ゲ
ートの開度、「層状(混合)排出」はサージホッパー4
の開度を示す。又、Then 部の数値は、バッチ歩進PI
Dのその時の母PID値に対しての増減%を示す。バッ
チ歩進PID制御ではThen 部の値を順次速度形に介入
させる。
【0038】例えば、ルールNo.1では、図3、図4か
ら、図10に示されるように、予測偏差en が大きくて
移動標準偏差σが小さいというif条件部にて、MIN演
算をして、適合度としてW(0≦W≦1)を求め、これ
に応じたthen部での小さなPB値、小さな積分値TI
大きなTD を得ることを示している。
【0039】このルールを一般的なオペレータ表現で表
わすと、制御の偏差が大きくて、しかもそれが傾向的に
ばらつきがないならば、自信をもって制御ゲインを大き
くして制御すべしということになる。
【0040】前記プロダクションルールNo.2〜No.6
についても同様にPBi 、TIi、T Diを求め全体の推論
結果は、次の合成重心計算をすることにより求められる
(図11参照)。
【0041】 PB=X1 ・PB1 +・・・+X6 ・PBc /X1 +・・・+X6 …(2) TI =Y1 ・TI1+・・・+Y6 ・TIc/Y1 +・・・+Y6 …(3) TD =Z1 ・TD1+・・・+Z6 ・TDc/Z1 +・・・+Z6 …(4)
【0042】次に上記切り出し制御装置10によって、
サージホッパー4から原料を切り出す場合の制御過程に
ついて説明する。
【0043】サージホッパー4に取り付けられた重量計
ロードセル14からの信号に基づいて、サージホッパー
原料重量測定部16により重量値Wに変換される。
【0044】次に本制御の制御目標値であるSV値は、
前記重量値Wと排出時間演算部18によって予め設定さ
れている排出時間Tにより、SV演算部20において排
出速度SVn =W/Tが演算される。
【0045】この演算されたSV値通りに実行されたな
らば、予め設定されている排出時間Tにて、サージホッ
パー4からの排出が完了することになる。
【0046】ここで、SVn =W/Tは1バッチ当りの
平均排出速度である。又、このSV値はサージホッパー
原料重量Wがバッチ毎に微妙に変化するため、バッチ毎
に更新されるものである。
【0047】次に本制御予測結果の実績排出速度である
PV値は、音響センサ34からの信号に基づいて、実際
に原料が排出された時間Tr として排出時間判定部36
で計測され、この排出実績時間Tr と前記サージホッパ
ー原料重量測定部16からの重量値Wとによって、PV
演算部38でW/Tr =PVが演算される。
【0048】PV演算部38からの出力値PVn-1 と、
SV演算部20の出力値SVn-1 の偏差が、偏差演算部
40で演算され、その偏差en-1 とされ、偏差学習モデ
ル部22と移動標準偏差演算部42に出力される。
【0049】偏差学習モデル部22では、入力される偏
差en-1 と、SVn に基づいて、次式の演算を行う。
【0050】
【数2】
【0051】ここで、en-1 =SVn-1 −PVn-1
≦α≦1である。
【0052】前記(5)式は、指数平均法により、偏差
のばらつきを抑制しており、又SVを分母にしているの
は、SV値がバッチ毎に変化するため、SV値当りの偏
差にならすためである。
【0053】偏差予測演算部24では、SV演算部20
からの今回のSV値、及び偏差学習モデル部22からの
前回実績値に基づく偏差学習モデル部22の演算結果に
より、(6)式によって、今回のSVn 値に対する偏差
n を予測する。
【0054】
【数3】
【0055】ここでは、バッチ歩進PID演算部26で
のバッチ単位での歩進演算のため、即座に偏差を得るこ
とができないので、偏差en を過去の学習より予想する
手法が取られている。
【0056】次に、偏差予測演算部24によって得られ
た今回のSVn 値に対する偏差enに基づき、バッチ歩
進PID演算部26において、PID演算が実行され、
今回バッチでのゲート12の開度φが決定される。この
開度φの信号は位置制御部32に出力され、位置制御部
32は、位置検出器28からの検出信号と入力される開
度信号φとに基づいて、アクチュエータであるモータ3
0を駆動して、ゲート12の開度を指定値φに制御す
る。
【0057】以上が本実施例におけるバッチ単位駆動の
閉ループPIDフィードバック制御の過程である。
【0058】次に、この閉ループPIDフィードバック
制御に付加されるファジィ適応制御の過程について説明
する。
【0059】前記移動標準偏差演算部42は、偏差e
n-1 と前回バッチにおけるSVn-1 により、バッチ毎の
偏差のばらつき程度を評価するものであって、(1)式
により移動標準偏差σを演算する。
【0060】前記ファジィ制御部44では、図2に示さ
れる入力としてのファジィ変数に基づいて、出力として
のファジィ変数である、バッチ歩進PID演算部26に
対するPID制御のパラメータPB、TI 、TD を出力
する。
【0061】具体的には、図4〜図9に示されるプロダ
クションルールNo.1〜No.6に基づく。
【0062】最終的な、PIDフィードバック制御の制
御ゲインを調整するための全体の推論結果は、(2)〜
(4)式によって得られた値に基づく。
【0063】なお、前記切り出し制御装置10は、サー
ジホッパー原料重量測定部16〜ファジィ制御部44か
ら構成され、又、入力としてのファジィ変数は、ゲート
開度実績、実績排出速度、移動標準偏差、からなってい
るが、本発明はこれに限定されるものでなく、これらの
入力としてのファジィ変数の他に、他の変数を加えた場
合も当然含むものである。
【0064】なお、上記切り出し制御装置10は、サー
ジホッパー4から原料を切り出す場合についてのもので
あるが、本発明はこれに限定されるものでなく、図5に
おけ秤量槽2から原料を切り出す場合、炉頂バンカ6か
ら分配シュート7に原料を切り出す場合等、高炉設備に
おいて原料をゲートを経てホッパーから排出する場合に
ついて、一般的に適用されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高炉の原料切り出し制御方法を実
施するための切り出し制御装置を示すブロック図
【図2】同切り出し制御装置のファジィ制御部における
入力及び出力としてのファジィ変数とファジィラベルと
の関係を示す線図
【図3】ファジィ変数とプロダクションルールの関係を
示す線図
【図4】ファジィ推論の具体的なプロダクションルール
No.1を示す線図
【図5】ファジィ推論の具体的なプロダクションルール
No.2を示す線図
【図6】ファジィ推論の具体的なプロダクションルール
No.3を示す線図
【図7】ファジィ推論の具体的なプロダクションルール
No.4を示す線図
【図8】ファジィ推論の具体的なプロダクションルール
No.5を示す線図
【図9】ファジィ推論の具体的なプロダクションルール
No.6を示す線図
【図10】上記切り出し制御装置におけるファジィ推論
のプロダクションルールNo.1の処理例を示す線図
【図11】上記プロダクションルールにより推論結果を
得る過程を示すフロー図
【図12】本発明の切り出し制御方法が適用されるべき
高炉設備における原料・装入プロセスを示すフロー図
【符号の説明】
4…サージホッパー 10…切り出し制御装置 12…ゲート 14…重量計ロードセル 16…サージホッパー原料重量測定部 18…排出時間演算部 20…排出速度(SV)演算部 22…偏差学習モデル部 24…偏差予測演算部 26…バッチ歩進PID演算部 28…位置検出器 32…位置制御部 36…排出時間判定部 38…PV演算部 40…偏差演算部 42…移動標準偏差演算部 44…ファジィ制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホッパーからゲートを経て排出される原料
    の重量値を規定排出時間で除した1バッチ当りの排出速
    度SV値を制御目標とし、前記SV値と実績排出速度P
    V値の偏差に基づき、偏差学習モデルによりバッチ単位
    で前記SV値当りの偏差を演算し、この演算結果に基づ
    き、今回バッチのSV値に対する偏差予測値を演算し、
    この偏差予測値に基づき、バッチ歩進PID演算を実行
    して今回バッチにおける前記ゲートの開度を閉ループP
    IDフィードバック制御し、且つ、この閉ループPID
    フィードバック制御に対して、ゲート開度実績、実績排
    出速度、バッチ毎のSV値偏差のばらつき程度を評価す
    る移動標準偏差、前記偏差予測値、及び偏差推移を含む
    制御結果をファジィ変数として、ファジィ理論により解
    析・推論し、前記PID制御ゲインを調整するファジィ
    適応制御を付加したことを特徴とする高炉原料の切り出
    し制御方法。
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