JPH03161998A - 平面コイル - Google Patents
平面コイルInfo
- Publication number
- JPH03161998A JPH03161998A JP1302490A JP30249089A JPH03161998A JP H03161998 A JPH03161998 A JP H03161998A JP 1302490 A JP1302490 A JP 1302490A JP 30249089 A JP30249089 A JP 30249089A JP H03161998 A JPH03161998 A JP H03161998A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- magnetic
- coil
- dipole
- current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 claims abstract description 95
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 38
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 5
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 abstract description 12
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 6
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 4
- 230000005672 electromagnetic field Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 2
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004870 electrical engineering Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000001459 lithography Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ 発明の目的
「産業上の利用分野」
本発明は、磁気部品及び磁気シールドに関する。
「従来の技術及びその問題点」
線条導体を平面的に配置して構成される平面コイルは、
電子機器の高密度実装に適した平面形磁気部品(インダ
クタ等)の実現や、磁気シールドのシェイキング磁界発
生源として重要である。磁気シールドにおけるシェイキ
ング磁界の効果に関しては、例えば、電気学、会マグネ
ティックス研究会vI科)JAG−89−149、 r
Shaking法によるシールド特性の改善」に述べ
てある。平面形インダクタは板状磁性体上に平面コイル
を平行に置くが或は、2枚の板状磁性体により平面コイ
ルをサンドイッチ状に挟み込むことにより構或される。
電子機器の高密度実装に適した平面形磁気部品(インダ
クタ等)の実現や、磁気シールドのシェイキング磁界発
生源として重要である。磁気シールドにおけるシェイキ
ング磁界の効果に関しては、例えば、電気学、会マグネ
ティックス研究会vI科)JAG−89−149、 r
Shaking法によるシールド特性の改善」に述べ
てある。平面形インダクタは板状磁性体上に平面コイル
を平行に置くが或は、2枚の板状磁性体により平面コイ
ルをサンドイッチ状に挟み込むことにより構或される。
MHz帯で動作するQ値並びにインダクタンス値の高い
平面形インダクタを実現するためには、平面コイルによ
る高周波励磁に伴う渦電流が小さくがっ励磁磁界に対す
る反磁界効果も小さくなければならない。更に又、磁気
部品からの不用な電磁界放射が小さくなければならない
。
平面形インダクタを実現するためには、平面コイルによ
る高周波励磁に伴う渦電流が小さくがっ励磁磁界に対す
る反磁界効果も小さくなければならない。更に又、磁気
部品からの不用な電磁界放射が小さくなければならない
。
一方、磁気シールドにおけるシェイキング磁界は、磁性
体を均一に励磁できること、シェイキング磁界がシール
ド対象空間内に漏洩しないことが要求される。又、磁気
シールドはあらゆる方向の外乱磁界をもシールドできる
ことが必要であり、このためシェイキング磁界は1方向
性でないものが望ましい。
体を均一に励磁できること、シェイキング磁界がシール
ド対象空間内に漏洩しないことが要求される。又、磁気
シールドはあらゆる方向の外乱磁界をもシールドできる
ことが必要であり、このためシェイキング磁界は1方向
性でないものが望ましい。
以下に、従来の技術に関する問題点を明確にする。平面
的に配置された線条導体による平面コイルには、図3(
a)螺旋形、同(b)フープ形、及び同(C)ミアンダ
形(つずら折れ形)がある。この内、螺旋形は螺旋の巻
数を増やすことにJ;り低電流でも励磁磁界を大きくす
ることができる特徴を持つ。
的に配置された線条導体による平面コイルには、図3(
a)螺旋形、同(b)フープ形、及び同(C)ミアンダ
形(つずら折れ形)がある。この内、螺旋形は螺旋の巻
数を増やすことにJ;り低電流でも励磁磁界を大きくす
ることができる特徴を持つ。
しかし、螺旋の内側の電流端子を螺旋の外に引き出すた
めに線条導体を交差させねばならない構造上の問題があ
り、更に本質的なものとして、螺旋コイルはコイル全体
で唯1個のダイボール磁界を発生しそれにより励磁する
ため磁性体面に垂直方向の反磁界効果が大きく現れ、か
つ高周波におい゛C磁牲体に大きな渦電流が流れる欠点
を持つ。又、ダイボール磁界は螺旋コイル中心からの距
離の3乗に反比例して減衰するが密に実装された電子機
器内部では、この漏洩磁界が雑音の発生等に関与し問題
になる。(b)のフープ形は、線条導体を交差させるこ
となく構威できる点が長所であるが、 1ターンの螺旋
形コイルと見なすことができ、螺旋形と同様渦電流損失
、反磁界効果、漏洩磁界等が大きい欠点を持つ。(C)
のミアンダ形は線条導体を平行に配置し、それを上下両
端点て順に接続した形式の平面コイルである。このコイ
ルは下記に述べるようにフープ形の欠点をある程度改善
したものであるが、接述するような問題点が残る。ミア
ンダ形では、線条導体を平面−Lにっずら折れに配置し
たことて、電流の向きは平行線条導体4ことに交互に反
転する。従って、 一対の平行線条導体4て挟まれた領
域毎に磁界の向きが逆転し、磁界分布が細分化される。
めに線条導体を交差させねばならない構造上の問題があ
り、更に本質的なものとして、螺旋コイルはコイル全体
で唯1個のダイボール磁界を発生しそれにより励磁する
ため磁性体面に垂直方向の反磁界効果が大きく現れ、か
つ高周波におい゛C磁牲体に大きな渦電流が流れる欠点
を持つ。又、ダイボール磁界は螺旋コイル中心からの距
離の3乗に反比例して減衰するが密に実装された電子機
器内部では、この漏洩磁界が雑音の発生等に関与し問題
になる。(b)のフープ形は、線条導体を交差させるこ
となく構威できる点が長所であるが、 1ターンの螺旋
形コイルと見なすことができ、螺旋形と同様渦電流損失
、反磁界効果、漏洩磁界等が大きい欠点を持つ。(C)
のミアンダ形は線条導体を平行に配置し、それを上下両
端点て順に接続した形式の平面コイルである。このコイ
ルは下記に述べるようにフープ形の欠点をある程度改善
したものであるが、接述するような問題点が残る。ミア
ンダ形では、線条導体を平面−Lにっずら折れに配置し
たことて、電流の向きは平行線条導体4ことに交互に反
転する。従って、 一対の平行線条導体4て挟まれた領
域毎に磁界の向きが逆転し、磁界分布が細分化される。
このため、渦電流の1!li路は各1対の平行線条導体
4て挟まれた領域内に限定され、流路に鎖交ずる磁束が
減少して渦電流起電力が減少する。また、電流路長も長
くなり電気抵抗が増加する。これらの結果、電流密度の
2乗に比例し電気抵抗に反比例する渦電流損は減少する
ことになる。これが−・般に磁界分布を細分化すること
によって得られる渦電流損の低減効果である。
4て挟まれた領域内に限定され、流路に鎖交ずる磁束が
減少して渦電流起電力が減少する。また、電流路長も長
くなり電気抵抗が増加する。これらの結果、電流密度の
2乗に比例し電気抵抗に反比例する渦電流損は減少する
ことになる。これが−・般に磁界分布を細分化すること
によって得られる渦電流損の低減効果である。
また反磁界効果や漏洩磁界も隣接する磁界同志で打ち消
し合い減少する。このように、ミアンダ形コイルは励磁
磁界分布を細分化することの利点を取り入れフープ形の
改良形となっているが、それは平行線条導体4の数を増
やし、かつそれらの間隔を互いに接近させる1次元的細
分化に過きない。
し合い減少する。このように、ミアンダ形コイルは励磁
磁界分布を細分化することの利点を取り入れフープ形の
改良形となっているが、それは平行線条導体4の数を増
やし、かつそれらの間隔を互いに接近させる1次元的細
分化に過きない。
インダクタへの応用を考えた場合、平行線条導体4を互
いに接近させることにより線間容量が増加し高周波励磁
において問題となる。また、励磁磁界方向が平行線条導
体4に直角な1方向であることは、インダクタンス値が
磁性体の1軸磁気異方性の影響や外部磁界の影響を受け
易くなる問題がある。同時に、あらゆる方向に高いシー
ルド比が要求される磁気シールドのシェイキング磁界と
しても好ましくない。更に、コイル面からの距離に対す
る磁界の減衰特性は、ミアンダ形のような1次元的周期
をもって細分化された磁界分布では、2次元的周期をも
って細分化された磁界分布ほど急峻ではない。従って、
不用な漏洩磁界も生じ易い。
いに接近させることにより線間容量が増加し高周波励磁
において問題となる。また、励磁磁界方向が平行線条導
体4に直角な1方向であることは、インダクタンス値が
磁性体の1軸磁気異方性の影響や外部磁界の影響を受け
易くなる問題がある。同時に、あらゆる方向に高いシー
ルド比が要求される磁気シールドのシェイキング磁界と
しても好ましくない。更に、コイル面からの距離に対す
る磁界の減衰特性は、ミアンダ形のような1次元的周期
をもって細分化された磁界分布では、2次元的周期をも
って細分化された磁界分布ほど急峻ではない。従って、
不用な漏洩磁界も生じ易い。
以」二のように、平面インダクタや磁気シールドヘの応
用という観点から従来の平面コイルを見た場合、改良さ
れるべき問題点が多々ある。
用という観点から従来の平面コイルを見た場合、改良さ
れるべき問題点が多々ある。
本発明は、」二記従来技術の問題点を解決すべくなされ
たもので、板状磁性体を効率よく励磁することの可能な
2次元的周期構造を有する平面コイルを提供することを
目的とする。
たもので、板状磁性体を効率よく励磁することの可能な
2次元的周期構造を有する平面コイルを提供することを
目的とする。
口 発明の構成
「問題を解決するための手段」
平面上に2次元的周期構造をなすよう線条導体を配置し
、それによる励磁磁界が、ダイボール様磁界を2次元的
に密に配置させた磁界となるようにし、かつ各ダイボー
ル様磁界の極性が隣接するダイボール様磁界間で互いに
逆極性となるようにする。このような励磁磁界を発生す
るための線条導体の配置方法は、例えば、ミアンダ形コ
イルの平行線条導体部分を正弦波状或は3角波状等の周
期的曲線パターンとする。特に、隣接する曲線パターン
が互いに凸となるところで接近させた構造とするのが良
い。更にこの場合、周期的曲線パターンが隣接して配置
される時の繰り返し周期と曲線自身の周期をてきるたけ
一致させるようにすればダイボール様磁界の分布は直交
する2方向に等しい周期性を示し、均一かつ密になる。
、それによる励磁磁界が、ダイボール様磁界を2次元的
に密に配置させた磁界となるようにし、かつ各ダイボー
ル様磁界の極性が隣接するダイボール様磁界間で互いに
逆極性となるようにする。このような励磁磁界を発生す
るための線条導体の配置方法は、例えば、ミアンダ形コ
イルの平行線条導体部分を正弦波状或は3角波状等の周
期的曲線パターンとする。特に、隣接する曲線パターン
が互いに凸となるところで接近させた構造とするのが良
い。更にこの場合、周期的曲線パターンが隣接して配置
される時の繰り返し周期と曲線自身の周期をてきるたけ
一致させるようにすればダイボール様磁界の分布は直交
する2方向に等しい周期性を示し、均一かつ密になる。
このJ:うな構造を有する平面コイルは、例えば、薄膜
技術とホトリソグラフィによる微細加工技術によって作
製できる。また磁気シールドにシェイキング磁界を与え
るための大面積の平面コイルは、例えば、被覆導線を網
の目状に織ることにより作製可能である。
技術とホトリソグラフィによる微細加工技術によって作
製できる。また磁気シールドにシェイキング磁界を与え
るための大面積の平面コイルは、例えば、被覆導線を網
の目状に織ることにより作製可能である。
「作用」
本発明になる平面コイルによる励磁磁界は、ダイボール
様磁界を2次元的に密に配置させた磁界であり、かつ各
ダイボール様磁界の極性が隣接するダイポール様磁界間
で互いに逆極性となることを特徴とする。このような特
徴を有する励磁磁界を発生ずる平面コイルは、唯1通り
ではないがその作用の本質は種々の変形例に共通である
から、第l図第1実施例を用いて説明する。第1図は、
ミアンダ形コイルの長い方の平行線条導体部分4を3角
波状の周期的曲線パターン1とした平面コイルてある。
様磁界を2次元的に密に配置させた磁界であり、かつ各
ダイボール様磁界の極性が隣接するダイポール様磁界間
で互いに逆極性となることを特徴とする。このような特
徴を有する励磁磁界を発生ずる平面コイルは、唯1通り
ではないがその作用の本質は種々の変形例に共通である
から、第l図第1実施例を用いて説明する。第1図は、
ミアンダ形コイルの長い方の平行線条導体部分4を3角
波状の周期的曲線パターン1とした平面コイルてある。
図のように電流を流した時、導体゛(取り囲まれた各四
角形領域は四角形の辺上を一巡する閉路電流に取り囲ま
れるのと等価になる。この時電流の循環方向3は、例え
ば、四角形領域Aては反時計回りとなり、隣接する4つ
の四角形領域B.C.D, Eでは時計方向となる。
角形領域は四角形の辺上を一巡する閉路電流に取り囲ま
れるのと等価になる。この時電流の循環方向3は、例え
ば、四角形領域Aては反時計回りとなり、隣接する4つ
の四角形領域B.C.D, Eでは時計方向となる。
従って、四角形領域Aでは紙面上方をN極とするグイボ
ール様磁界が生し、B.C.D.E4つの隣接領域では
逆に紙面上方をS極とするダイボール様磁界が生じる。
ール様磁界が生し、B.C.D.E4つの隣接領域では
逆に紙面上方をS極とするダイボール様磁界が生じる。
このように、互いに隣接する領域におけるダイボール様
磁界の極性は互いに逆となる。
磁界の極性は互いに逆となる。
別の冒いHをすれば、2次元的に分布するダイボール様
磁界の極性のパターンは、S.Nの領域が市松模様の如
くになっていることが理解される。
磁界の極性のパターンは、S.Nの領域が市松模様の如
くになっていることが理解される。
この場合、磁界分布は2方向性てあり、1方向性のミア
ンダ形コイルの磁界分布に比べよりシJ−イキング磁界
とし゛(適している。この平面コイルを板状磁性体上に
置き高周波励磁する場合渦電流は各ダイボール様磁界毎
に発生し局所的となる。即ち、第1図の各四角形領域内
に励磁電流の循環方向3と逆の方向に発生する。磁束密
度に関する条件が同してあれば、渦電流分布が細分化さ
れることにより渦電流損は小さくなる。従って、本発明
のコイルにおける渦電流損はミアンダ形コイルの渦電流
損より小さくなる。従って高周波特性が向」―ずる。ま
た、反磁界効果や漏洩磁界を隣接する磁界同志で打ち消
し合う効果は、磁界分布がより層細分化された本発明の
コイルにおいてミアンダ形コイルに比べより一層顕著に
現れる。ミアンダ形コイルに比べ、導体経路が2倍近く
長くなり導体の電気抵抗が増すが、これは渦電流{0失
を低く抑える効果の大きさに比べれば無視てきる。
ンダ形コイルの磁界分布に比べよりシJ−イキング磁界
とし゛(適している。この平面コイルを板状磁性体上に
置き高周波励磁する場合渦電流は各ダイボール様磁界毎
に発生し局所的となる。即ち、第1図の各四角形領域内
に励磁電流の循環方向3と逆の方向に発生する。磁束密
度に関する条件が同してあれば、渦電流分布が細分化さ
れることにより渦電流損は小さくなる。従って、本発明
のコイルにおける渦電流損はミアンダ形コイルの渦電流
損より小さくなる。従って高周波特性が向」―ずる。ま
た、反磁界効果や漏洩磁界を隣接する磁界同志で打ち消
し合う効果は、磁界分布がより層細分化された本発明の
コイルにおいてミアンダ形コイルに比べより一層顕著に
現れる。ミアンダ形コイルに比べ、導体経路が2倍近く
長くなり導体の電気抵抗が増すが、これは渦電流{0失
を低く抑える効果の大きさに比べれば無視てきる。
以し、本発明の平面コイルは従来の平面コイルの問題点
を解決するものてある。
を解決するものてある。
「実施例」
第1図に本発明の第1実施例を示す。ミアンダ形コイル
の平行線条導体部分4を三角波状の周期的曲線パターン
導体1で置き換えた構造からなる。
の平行線条導体部分4を三角波状の周期的曲線パターン
導体1で置き換えた構造からなる。
このパターンは導体が互いに交差する部分が無いので、
ホ1−リソグラフィ技術により微細加工てきる。また、
磁気シールド用の大面積平面コイルを作製する時は、三
角波状の周期的曲線パターン導体lの凸部2で隣接する
ものと交差させることにより網を織るようにして作製可
能である。本実施例の変形例として三角波状の周期的曲
線パターンの代わりに、正弦波状のパターンとすること
も可能である。或は他の周期的曲線パターンとすること
も同様に可能てある。
ホ1−リソグラフィ技術により微細加工てきる。また、
磁気シールド用の大面積平面コイルを作製する時は、三
角波状の周期的曲線パターン導体lの凸部2で隣接する
ものと交差させることにより網を織るようにして作製可
能である。本実施例の変形例として三角波状の周期的曲
線パターンの代わりに、正弦波状のパターンとすること
も可能である。或は他の周期的曲線パターンとすること
も同様に可能てある。
第2図は本発明の第2実施例である。線条導体を三角形
状に配置したものである。第1実施例と同様この場合も
導体が全く交差すること無く構或できる。
状に配置したものである。第1実施例と同様この場合も
導体が全く交差すること無く構或できる。
本発明の平面コイルを実現するための線条導体の配線順
序は種々存在し、第1図、及び第2図の線条導体の配線
順序に限定するものではない。
序は種々存在し、第1図、及び第2図の線条導体の配線
順序に限定するものではない。
ハ 発明の効果
本発明の平面コイルの励磁磁界は、ダイボール様磁界を
2次元的に密に配置させ、かつ各ダイボル様磁界の極性
が隣接するダイボール様磁界間で互いに逆極性となるよ
うにして、磁界分布を細分化したものであり以下のよう
な効果を発揮する。
2次元的に密に配置させ、かつ各ダイボル様磁界の極性
が隣接するダイボール様磁界間で互いに逆極性となるよ
うにして、磁界分布を細分化したものであり以下のよう
な効果を発揮する。
即ち、板状磁性体を高周波励磁する場合に、渦電流損を
抑制できる。又、励磁磁界に対する反磁界効果を小さく
することができる。更に又、本コイルによる励磁磁界は
コイル面から遠ざかるに連れ急速に減衰するため、磁性
体のみに効果的に印加され、磁気部品からの不用な電磁
界放射を小さくすることができる。これらの結果、MH
z帯で動作するQ値並びにインダクタンス値の高い平面
形インダクタを実現することができる。
抑制できる。又、励磁磁界に対する反磁界効果を小さく
することができる。更に又、本コイルによる励磁磁界は
コイル面から遠ざかるに連れ急速に減衰するため、磁性
体のみに効果的に印加され、磁気部品からの不用な電磁
界放射を小さくすることができる。これらの結果、MH
z帯で動作するQ値並びにインダクタンス値の高い平面
形インダクタを実現することができる。
一方、本コイルによる励磁磁界はコイル面から遠ざかる
に連れ急速に減衰すること、又、磁界分布が2軸以上の
対称性を持ったことのため、磁気シールドにおけるシエ
イキング磁界としても最適てある。従って、本発明の平
面コイルによりシェイキング磁界を与えれば、高性能の
磁気シールドが実現される。
に連れ急速に減衰すること、又、磁界分布が2軸以上の
対称性を持ったことのため、磁気シールドにおけるシエ
イキング磁界としても最適てある。従って、本発明の平
面コイルによりシェイキング磁界を与えれば、高性能の
磁気シールドが実現される。
第1図は本発明第1実施例の導体パターンの平面図、第
2図は本発明第2実施例の導体パターン1 の平面図、第3図は従来の平面コイルの遵体パターンの
構成図である。 ].三角波状の周期的曲線パターン導体2.周期的曲線
パターン導体の凸部 3.電流の循環Jj向 4.平行線条導体 5.電流の方向を示す矢印 特31出願人 原田耕介 他1名 +2− 第 1 図 第 2 図 (a) 4 1 (b) 第3 図 (C)
2図は本発明第2実施例の導体パターン1 の平面図、第3図は従来の平面コイルの遵体パターンの
構成図である。 ].三角波状の周期的曲線パターン導体2.周期的曲線
パターン導体の凸部 3.電流の循環Jj向 4.平行線条導体 5.電流の方向を示す矢印 特31出願人 原田耕介 他1名 +2− 第 1 図 第 2 図 (a) 4 1 (b) 第3 図 (C)
Claims (1)
- (1)線条導体を平面的に配置し、前記線条導体に電流
を流すことによって磁界を発生し、前記磁界によって磁
性体を磁化する方式のコイル(以下平面コイル)におい
て、前記線条導体に流れる電流によってできる磁界がダ
イボール様磁界を2次元的に密に配置させたものであり
、かつ隣接する前記ダイボール様磁界の極性が互いに逆
極性であることを特徴とする平面コイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1302490A JPH03161998A (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 平面コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1302490A JPH03161998A (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 平面コイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03161998A true JPH03161998A (ja) | 1991-07-11 |
Family
ID=17909590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1302490A Pending JPH03161998A (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 平面コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03161998A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008141202A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-19 | Ud Tech Kk | コイル装置 |
JP2013197290A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Ohtama Co Ltd | 磁気シールド部材 |
WO2016031209A1 (ja) * | 2014-08-28 | 2016-03-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 異物検出装置 |
JP2017053798A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 凸版印刷株式会社 | 磁気センサー |
JP2017135353A (ja) * | 2016-01-31 | 2017-08-03 | 鹿島建設株式会社 | シェイキング式開放型磁気シールド構造 |
JP2017135354A (ja) * | 2016-01-31 | 2017-08-03 | 鹿島建設株式会社 | シェイキング式の開放型磁気シールド構造 |
JP2017147412A (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | 鹿島建設株式会社 | 低漏洩シェイキング式開放型磁気シールド構造 |
-
1989
- 1989-11-21 JP JP1302490A patent/JPH03161998A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008141202A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-19 | Ud Tech Kk | コイル装置 |
JP2013197290A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Ohtama Co Ltd | 磁気シールド部材 |
WO2016031209A1 (ja) * | 2014-08-28 | 2016-03-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 異物検出装置 |
JPWO2016031209A1 (ja) * | 2014-08-28 | 2017-06-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 異物検出装置 |
US10254427B2 (en) | 2014-08-28 | 2019-04-09 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Foreign object detection device |
JP2017053798A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 凸版印刷株式会社 | 磁気センサー |
JP2017135353A (ja) * | 2016-01-31 | 2017-08-03 | 鹿島建設株式会社 | シェイキング式開放型磁気シールド構造 |
JP2017135354A (ja) * | 2016-01-31 | 2017-08-03 | 鹿島建設株式会社 | シェイキング式の開放型磁気シールド構造 |
JP2017147412A (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | 鹿島建設株式会社 | 低漏洩シェイキング式開放型磁気シールド構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4210859A (en) | Inductive device having orthogonal windings | |
JPS60177249A (ja) | Nmr装置 | |
JP6429871B2 (ja) | 磁気抵抗ミキサ | |
US6573818B1 (en) | Planar magnetic frame inductors having open cores | |
US5107238A (en) | Magnetic cladding for use in periodic permanent magnet stacks | |
JPH03161998A (ja) | 平面コイル | |
JP3111079B2 (ja) | 医療用高磁界磁石 | |
GB1597795A (en) | Magnetic bubble device | |
DE2604786A1 (de) | Anordnung zur erzeugung eines magnetfeldes | |
US3168696A (en) | Magnetic flux directing cylindrical core having a plurality of serially arranged interruptions | |
US3717835A (en) | Electrical coil | |
Sasada et al. | Multipole shaking field for magnetic shielding | |
JP6628407B2 (ja) | 低漏洩シェイキング式開放型磁気シールド構造 | |
JP2003197436A (ja) | 磁気素子用コア、これを用いた磁気素子、その磁気素子の製造方法およびその磁気素子を用いたスイッチング電源 | |
JPH062250Y2 (ja) | 分布定数型のインダクタ | |
CN105308861B (zh) | 无源宽带回转器 | |
JP5777258B2 (ja) | 高電力用可変インダクタとこれを用いたフィルタ | |
DE2636006A1 (de) | Anordnung zur erzeugung eines magnetfeldes | |
CN110034230B (zh) | 磁阻效应器件 | |
JP6822301B2 (ja) | 磁気抵抗効果デバイス及び高周波デバイス | |
JPS5816270B2 (ja) | ジキバブルクドウソウチ | |
KR920004329B1 (ko) | 공명흡수형 마이크로스트립 라인 절연체 | |
Sasada et al. | Methods for loss reduction in planar inductors | |
KR100483520B1 (ko) | 자기장의 분포를 균일하도록 만드는 프레스넬 판의 구조및 이를 이용하여 자기장의 교란을 제거하는 프레스넬판의 설치방법 | |
JP2002025824A (ja) | 平面型磁気素子及びその装置 |