JPH0316121A - 気相成長装置 - Google Patents

気相成長装置

Info

Publication number
JPH0316121A
JPH0316121A JP6125790A JP6125790A JPH0316121A JP H0316121 A JPH0316121 A JP H0316121A JP 6125790 A JP6125790 A JP 6125790A JP 6125790 A JP6125790 A JP 6125790A JP H0316121 A JPH0316121 A JP H0316121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction tube
susceptor
vapor phase
phase growth
airtight container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6125790A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Akagawa
赤川 慶一
Toshimitsu Omine
大嶺 俊光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6125790A priority Critical patent/JPH0316121A/ja
Publication of JPH0316121A publication Critical patent/JPH0316121A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、半導体の製造に用いる気相或艮装置に関し、
特に、信頼性と安全性の向上を図ることができる気相成
長装置に関する。
(従来の技術) 結晶基板上に化合物半導体の膜を気相成長させて化合物
半導体を製造する従来の気相成長装置は、例えば第8図
に示すように構威されている。
この図に示すように、従来の気相成長装置は、反応管1
00内の反応室101に、結晶基板102を載置するサ
セプタ103と、サセプタ103を着脱自在に支持する
支持棒104が配設されている。支持棒104は、反応
管100の下部に配設したベロー105を開して気密状
態で移動自在にn通されており、連結した上下動装置1
16により上下動する。反応管100は、ガラス製の上
部100aと金属製の下部100bとかフランジ部10
0cでOリング106を介在して気密状態で連結固定さ
れており、上部100aにはガス(原料ガス、キャリャ
ガス、不活性ガス等)を供給する給気口100dが形成
され、下部100bには反応室101の未反応ガスの排
気及び内部の圧力を一定に調整する排気口100eが形
成され、外周面には反応室101を加熱する高周波コイ
ル107が配設されている。また、反応管100の下部
100bの側面には、ゲートバルブ108を介して予備
室109が連通して形成されている。
予備室109内には、サセプタ受け110が矢印Aの方
向に移動自在に配設されており、サセプタ受け110は
、予備室109の外にベロ−111を介して気密状態で
着脱自在に連結した移動棒112を移動装置115で移
動させることによってゲートバルプ108を通して反応
室101まで移動し、サセプタ受け110に載置される
サセプタ103を支持棒104の上部に搬入すると共に
予備室109に搬出する。また、予備室109は、その
上部にOリング113を介して蓋114が着脱自在に配
設され、下部には予備室109内の未反応ガスの排気及
び内部の圧力を一定に調整する排気口109aが形威さ
れている。
従来の気相成長装置は上記のように構成されており、反
応室101に結晶基板102を配置する際に、先ず、反
応室101と予備室109間のゲートバルプ108を閉
じて、予備室109のM114を開き、結晶基板102
をサセプタ受け110に予め載せてあるサセプタ103
上に載置する。
そして、蓋114を閉じて吸気口(不図示)から反応室
101に供給されているガス(不活性ガス)と同じガス
を供給して予備室109を反応室101と同じガスに置
換し、予備室109を反応室101と同じ圧力に調整す
る。その後、ゲートバルブ108を開いて、サセプタ受
け110を移動装W115により上下動装置116によ
り予め下降させてあるサセプタ支持棒104まで移動さ
せてサセプタ支持棒104上に載置し、サセプタ支持棒
104を上下動装置116によって上昇させた後、サセ
プタ受け110を移動棒112、移動装置115により
予備室109に戻してゲートバルブ108を閉じる。そ
して、高周波コイル107に通電してサセプタ103を
加熱し、結晶基板102を所定温度に上昇させて給気口
100dから反応室101に原料ガス(例えば、アルシ
ン(AsH3),トリメチルガリウム(TMG),}リ
メチルアルミニウム(TMA)等)と共にキャリャガス
(例えば、H2等)を供給し、結晶基板102上に化合
物半導体の膜を気相成長させる。
そして、化合物半導体の膜を気相成長させた結晶基板1
02を反応室101から取出すには、先ず、原料ガスと
キャリャガスの供給を停止し、反応室101の残留ガス
を排気口100oからロータリボンブ(不図示)により
排気した後に不活性ガスを給気口100dから供給して
予備室10つと同じ圧力にする。反応室101と予備室
109とを同じ圧力にした後、ゲートバルブ108を開
いてサセプタ受け110を、移動棒112、移動装置1
15により反応室101の結晶基板102を載置したサ
セプタ103の下方まで移動させる。
そして、サセプタ103を載置した支持棒104を上下
動装置116で下降させて、結晶基板102を載置した
サセプタ103をサセプタ受け110に乗せて移動棒1
12、移動装置115により予備室109に搬出する。
サセプタ受け110が予備室109に移動するとゲート
バルブ108を閉じて蓋114を開き、サセプタ受け1
10上のサセプタ103に載置されている結晶基板10
2を取出す。
(発明が解決しようとする課題〉 ところで、前記しt二従来の気相成長装置では下記のよ
うな課題があった。
偲》 結晶基板102上に化合物半導体の膜が気tt’
t成長する時に、反応ガスの全てが結晶成長膜に寄与す
るわけではなく、或膜に寄与しなかった原料ガスのほと
んどは、サセプタ103の周囲よりも下方に反応生成物
として析出される。このため、反応室101の下部側面
にあるゲートバルブ108に反応生成物が大量に付着す
るので、ゲートバルブ108を閉じても反応生成物の付
着によって十分に閉じられずリークが生じることがある
。また、一般に気相成長装置では、有害ガスや可燃性ガ
スを使用する事が多いので、気相戊長中や予備室109
から結晶基板102を取出す時に、反応室101からゲ
ートバルブ108を通して予備室109へ可燃性ガス等
が漏れると爆発や火災の危険性があり、しかも、反応生
戊物は人体に有害である。
また、反応炉の破損やOリング106の劣化などによる
有害性ガスの大気中へのリークの可能性も大きく、大事
故につながるおそれがあった。
(ω 反応室101と予備室109間に設けたゲートバ
ルプ108を通してサセプタ103、サセプタ受け11
0が方向Aに沿って移動される構戊となっていたため、
移動装置115を含めて方向Aに装置が大型化してしま
う。また、ゲートバルブ108もサセプタ受け110を
通すために大型にしなければならず、その大型化に伴い
ゲートバルプ108の開閉時の振動が極めて大きなもの
となるので、反応管LOOの内壁に付着した反応生戊物
が結晶基板102上に落下して結晶或長膜が異常戊長ず
る恐れがある。
(C)  サセプタ支持棒104には、サセプタ103
を上下動させる上下動装置116が必要であった。
すなわち、サセプタ受け110の移動機構が方向Aに沿
ってのみサセプタ受け110を移動させる様になってい
たため、サセプタ支持棒104とサセプタ受け110と
の間でサセプタ103を受け渡しするために、支持棒1
04を上下動させることが必要であった。
また、この上下動装置116には一般に、サセプタ10
3を回転させる回転機構も設けられているので、サセプ
タ支持41 04を上下動させる上下動装置116の構
造が複雑になる。
(d)  反応管100は、その上部100aと下部1
00bを連結するフランジ部100cにOリング106
を介在して密着固定されているので、ホスフィン等のリ
ン系のガスを反応室101に供給した場合、このガスが
フランジ部100Cを通して侵入する微量な空気と反応
してリン酸を形威し、このリン酸によってOリング10
6に腐食が生じてリークする恐れがある。
本発明は、上述の如くの問題点を解決するためのもので
あり、その目的は、信頼性と安全性に優れた気相成長装
置を提供することである。
[発明の構戊] (課題を解決するための手段) 前記した課題を解決するために、本発明の特徴は、気相
成長装置において、結晶基板を載置するサセプタと、該
サセプタをその内部に収納するべく2つの部分に2分割
開閉自在な反応管と、前記サセプタを前記反応管内で支
持する支持棒と、前記反応管の2分割される一方の部分
を上下動させる上下動手段と、前記反応管を気密可能に
覆う気密容器と、前記結晶基板または結晶基板を載置し
た前記サセプタを前記反応管の開閉される2分割面を通
して前記気密容器内から前記反応管内へ搬入および前記
反応管内から前記気密容器内へ搬出する搬入搬出手段と
、前記サセプタを加熱する加熱手段とを具備したことで
ある。
(作用) 本発明によれば、気密容器で反応管を気密状態で覆うこ
とにより、反応管の2分割面からガスがリークしても気
密容器の外にガスが漏れることはなく、また、反応管が
2分割自在なので気密容器内で反応管を開くことにより
、結晶基阪の搬入搬出を容易に行うことができるため構
或を小型化できる。
(実施例) 第1図乃至第3図は本発明を実施した気相成長装置の断
面図である。これらの図に示すように、この気相成長装
置は、上部1aと下部1bとに2分割に着脱自在な反応
管1を有しており、この反応管1は、Oリング2を介材
した連結部3で開閉自在に密着されており、上部1aに
は、内部の反応室4にガス(原料ガス、キャリャガス、
不活性ガス等)を供給する吸気口ICが形戊されている
連桔部3は、第2図に拡大して示す如くに、反応管1の
上部1aと下部1bの密着を確実にするために上部1a
より突出した第1の突出部3aと、上記0リングを保持
するべく下部1bより突出した第2の突出部3bとを有
している。そして、上部1aの先端部1dは、上部1a
と下部1bをより密着させるべくテーバー状になってお
り、上記第2の突出部3bの先端部3cは、0リング2
を確実に保持するため逆テーバー状となっている。
反応管1を気密可能に覆う気密容器5は、上部プレート
6と、下部プレート7と、その周而に設けたベロー8と
で構成されており、上部プレート6とベロー8、下部プ
レート7とベロー8のそれぞれの接合部は、Oリング9
.10によって気密状態に接合されている。上部プレー
ト6には、反応管1の給気口1cの外周面がOリング1
1を介して気密状態で固着され、下部プレート7の内側
には、反応管1の下部1bが固着されている。すなわち
、気密容器5の下部プレート7と反応管1の下部1bと
は一体となっている。また、上部プレート6には、気密
容器5内にガス(バージガス等)を供給する給気管12
と、反応管1の連結部3を開閉させるため上部プレート
6に固着した反応管1の上部1aを上下させ、ベロー8
を伸縮させる回転輔13が配設されている。回転輔13
は上部プレート6に送りねじ部13aによって螺合され
ており、回転?dI13に連結したモータ14の駆動に
よって上部プレート6、ベロー8、反応管1の上部1a
が一体に上下動する。
下部プレート7の反応室4の下部に位置する部分には、
反応室4を一定圧力に調整したり、給気口1cから供給
されるガスを排気するための排気管15が配設されると
共に、摺動リング16を介して支持棒17が反応室4に
回転自在にtr+iaされており、この支持棒17上に
結晶基板18を載置するサセプタ19が着脱自在に装着
される。支持棒17は、サセプタ19が装着される上部
が反応管1の上部1aと下部1bの2分割面の連結部3
と略同一平面上に位置するように配設されている。
また、支持棒17の下部には、支持棒17を回転させる
モータ(不図示)が配設されており、支棒17の周囲に
は、結晶基板18を加熱するためのヒータ20が配設さ
れている。
また、気密容器5内の下部プレート7と反応管1の側面
とで囲まれた部分には、予備室21が形成されている。
予備室21には、反応管1の2分割面(連結部3)を通
して結晶基板18を載置したサセプタ19を、反応室4
へ搬入したり、反応室4から予備室21へ搬出する回転
軸22と、回転軸22に取付けたアーム23と、アーム
23の先端に設けたサセプタ受け24が配設されている
回転軸22は、下部プレート7に摺動リング25を介し
て回転自在に、且つ上下に移動自在に挿通されており、
下部には、回転輔22を回転させるモータ26と、上下
動させる上下動機構(不図示)が配設されている。また
、予備室21には、その上部にOリング27を介在して
蓋28が密着自在に配設され、下部には気密容器5(予
備室21)内に供給されるガス(パージガス、不活性ガ
ス等)を排気するための排気管2つが配設されている。
次に、上述した本発明に従う気相成長装置の実施例の動
作について説明する。
先ず、反応管1の上部1aを下方に位置させることによ
り、上部1aと下部1bを連結部3で密着し、予備室2
1の蓋28を開けて結晶板18を載置したサセプタ19
をサセプタ受け24に載せてfE2.8を密閉し、気密
容45(T−備室21)内の排気を排気管29を通して
行う(第3図参照)。
気密容器5(予備室21)内の排気が終了すると、給気
管12から気密容器5内へ反応室4に供給されているガ
ス(不活性ガス)と同様のガスを供給して、反応室4と
気密容器5(予備室21)内を同圧にする。反応室4と
気密容器5(予備室21)内が同圧になるとモータ14
を駆動させて回転輔13を回転させ、螺合している上部
プレート6を上昇させる。上部プレート6が上昇すると
それに伴って固着されている反応管1の上部1aが下部
1bから離れて上昇すると共に、接合されてぃるベロー
8が上方に伸びて、反応管1の上部1aと下部1bの2
分割面の連結部3か開く (第4図参照)。ここで、連
桔部3の第1の突出部3aが上昇するが、0リング2は
逆テーバー状の先端部3Cによって下部1bに保持され
ているため、上記第1の突出部3aに接着して上方へ持
ち上げられることがない。連結部3が開くとモータ26
の駆動により回転軸22を回転させて、アーム23、サ
セプタ受け24を反応室4の支持棒17上に移動させ、
その後、回転輔22を上下動機構(不図示)により下降
させ、結晶基板18を載置したサセプタ1つを支持棒1
7の上部に装着する。サセプタ19が支持棒17に装着
されると、回転輔22をモータ26の駆動により回転さ
せてアーム23、サセプタ受け24を再び予備室21に
移動させる。そして、モータ14の駆動により回転輔1
3を逆回転させて螺合している上部プレート6を下降さ
せ、一体に動く反応管1の上部1aを下降させて連結部
3で反応管1の下部1bに密着させると共に、ベロー8
を元の位置まで縮める(第1図参照)。
そして、給気管12を通して非腐蝕性ガスをバージガス
として気密容器5内へ供給した後、ヒータ20に通電し
て反応室4を加熱して結晶基板18の温度を所定温度ま
で上昇させ、給気口1cから反応室4に原料ガス(例え
ば、アルシン(AsH3),トリメチルガリウム(TM
G),トリメチルアルミニウム(TMA)等)をキャリ
ャガス(例えば、H2 )と共に供給して、結晶基板1
8上に化合物半導体の膜を気相成長形成させる。
この時、結晶基板18で成膜に寄与しなかった原料ガス
は、反応室4の下部、即ち反応管1の下部1bで反応生
成物となるため、この反応生戊物が反応管1の上部1a
と下部1bの2分割面の連結部3に付着することはない
。また、前記反応生成物を排気管15を通して捕集装置
(不図示)等で捕集することにより、反応管1の上部1
aを上昇させて連結部3を開いた時でも予備室21内に
反応生成物が入ることはない。
結晶基板18上に化合物半導体の膜が気相戊長形威する
と、給気口1cと給気管12から反応管1と気密容器5
(予備室21)内にそれぞれ不活性ガスを供給して大気
圧にする。そして、モータ14を駆動させて回転輔13
を回転させ、螺合している上部プレート6を上昇させる
ことにより、一体に動く反応管1の上部1aを上昇させ
て連結部3を開くと共に、接合されてぃるベロー8を上
方に伸ばす,そして、モータ26の駆動により回転軸2
2を回転させてアーム23、サセプタ受け24を開いて
いる連結部3から支持棒17まで移動させ、回転輔22
を上下動機構(不図示)により上昇させて結晶基板18
が載置されているサセプタ19をサセプタ受け24に乗
せて、再びモタ26を回転させ予備室21にサセプタ1
つを搬出する。サセプタ19が予備室21に搬出される
と、モータ14を駆動して回転軸■2を逆回転させて螺
合している上部プレート6を下許させ、体に動く反応管
1の上部1aを下降させて連結部3で反応管1の下部1
bに密着させると共に、べ口−8を元の位置まで縮める
。そして、予備室21の蓋28を開けて結晶基板18を
取出す。
このように、本発明に従う気相成長装置では、反応管1
の上部1aと下部1bが密着される連結部3に反応生成
物が付着することはなく、また、反応管1は気密容器5
で覆.われでいるので、連結部3の0リング2に空気が
侵入することが防止され、ホスフィン等のリン系のガス
を反応室4に供給した場合でも、0リング2の腐食が防
止されてリークの恐れがなくなる。また、気密容器5内
にバージガス(非腐蝕性ガス)が供給されるので、たと
え反応室4のガスが連結部3からリークしても気密容器
5の外にガスが漏れることはない。
また、前記実施例では、上部プレート6、反応管1の上
部1a、ベロー8を上下動させる回転軸13は1個であ
ったが、2個以上設けても良い。
また、前記実施例では、結晶基板18を載置したサセプ
タ19をサセプタ受け24に乗せて反応室4の支持棒1
7上に装着する構成であったが、予めサセプタ19を支
持捧17上に取付けておき、結晶基板18をサセプタ受
け24に乗せてサセプタ19上に装着する構成でも良い
また、前記実施例では、サセプタ受け24を取付けたア
ーム23を回転させて、結晶基板18を載置したサセプ
タ19を、反応室4の支持棒17へ搬入して気密容器5
内へ搬出する構成であったが、サセプタ受け24を取付
けたアーム23を直線移動させて、結晶基板18を載置
したサセプタ1つを、反応室4の支持棒17へ搬入して
気密容器5内へ搬出する構成も可能である。
また、前記実施例では、反応管1の下部1bと気密容器
5の下部プレート7とが一体になっていると表現したが
、下部プレート7の一部が反応管1の開口を開閉する蓋
の役割を果していると考えることもできる。
第5図は本発明の第2実施例エ係る気相成長装置を示す
断面図である。
本実施例においては、上部プレート6にモータ14を連
結した回転軸13を螺合する代わりに、反応管1の上部
1aの給気口ICを、摺動リング30を介して上部プレ
ート6に気密状態で移動自在に揮通する。そして、給気
口ICの上部に連結板31を取付け、この連結板31に
モータ32を連結した回転軸33が送りねじ部33aに
よって螺合されている。また、気密容器5の周囲は円筒
部材34で形威されている。他の構或は前記した第1実
施例と同様である。
このように構成された本例では、モータ32の駆動によ
って回転?Ill33が回転すると、螺合している連結
板31が上下動し、これに伴って気密容器5内で反応管
1の上部1aが一体に上部プレート6に対して上下に移
動して、前記同様、結晶基板18を載置したサセプタ1
9を、回転輔22、アーム23、サセプタ受け24、モ
ータ26から構成される搬入搬出手段により搬入搬出す
る。
第6図は、本発明の第3実施例に係る気相成長装置を示
す断面図である。
本実施例においては、上部プレート6にモータ14を連
結した回転軸13を螺合する代わりに、下部プレート7
の端部に突出部40を形成し、この突出部40に回転輔
42の送りねじ部42aが螺合されており、回転?dl
42に連結したモータ44の駆動によって、下部プレー
ト7と共に、反応管1の下部1a,支持棒17,回転軸
22,予備室21が一体(こ上下動する。他の構成は前
記した第1実施例である。
このように構成された本例では、モータ44の駆動によ
って回転軸42が回転すると、螺合している突出部40
が上下動し、これに伴って気密容器5内で反応管1の下
部1bが上部プレート6に対して上下に移動して、前記
同様、結晶基板18を載置したサセプタ1つを、回転輔
22,アーム23.サセプタ受け24.モータ26から
構成される搬入搬出手段により搬入搬出する。
第7図は、本発明の第4の実施例に係る気相成長装置を
示す断面図である。
この実施例は、第1図に示した第1の実施例と同一部分
には同一符号を付して詳細な説明は省略し、異なる部分
についてのみ説明する。
先の実施例に於いては、反応管1は上部1aと下部1b
とに分割されていたが、この実施例においては、Oリン
グ2が下部プレート7に備えられている。
すなわち、この実施例に於いては、反応管1は反応管上
部1aと下部プレート7とに分割可能であって、下部プ
レート7が反応管1の一部として定義付けられている。
本願発明で請求している2つの部分から成る反応管とは
、以上のごとく広い意味に解釈できるものであって、こ
の実施例はそれをサポートする一実施例として理解でき
る。
[発明の効果] 以上、実施例に基づいて具体的に説明したように、本発
明によれば、2分割された反応管の一方が開くので、反
応管の2分割面を通して結晶基板または結晶基板を載置
したサセプタの反応管内への着脱を容易に、且つ確実に
行うことができる。
また、反応管を気密容器で覆う構或により、反応管内の
ガスが気密容器の外に漏れることが防止されるので信頼
性と安全性の向上を図るこができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施した気相成長装置を示す概略断
面図、 第2図は、第1図に示した気相成長装置の一部拡大断面
図、 第3図及び第4図は、それそれ第1図に示した気相成長
装置における結晶基板を載置したサセプタの反応管内へ
の搬入動作を示すlI!E略断而図、第5図は、本発明
の第2実施例に係る気相成長装置を示す概略断面図、 第6図は、本発明の第3実施例に係る気相成長装置を示
す概略断面図、 第7図は、本発明の第4実施例に係る気相成長装置を示
す概略断面図、 第8図は、従来の気相成長装置を示す概略断面図である
。 1・・・反応管 1a・・・上部 lb・・・下部 1c・・・給気口 3・・・連結部 4・・・反応室 5・・・気密容器 6・・・上部プレート7・・・下部
プレート 8・・・ベロー13・・・回転軸 14・・
・モータ 17・・・支持棒 18・・・結晶基板1つ・・・サセ
プタ 20・・・ヒータ21・・・予備室 22・・・
回転軸 23・・・アーム 24・・・サセプタ受け26・・・
モータ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結晶基板上に半導体の膜を気相成長させるための
    気相成長装置にして、 上記結晶基板を載置するためのサセプタと、上記結晶基
    板上に半導体の膜を気相成長させるべく上記結晶基板の
    載置された前記サセプタをその内部に配置するため、2
    つの部分から成り、その反応管を開閉させるべくその2
    つの部分が相互に着脱自在となっている反応管と、 前記反応管を気密状態に覆うための気密容器と、前記反
    応管の2つの部分を相互に着脱させるため上記2つの部
    分の少なくとも一方を移動させる手段と、 上記結晶基板の載置された前記サセプタを気密容器から
    前記反応管内へ前記反応管の開口を通じて搬入すると共
    に、前記サセプタを前記反応管内から前記気密容器へ前
    記開口を通して搬出するための搬入搬出手段と、を具備
    したことを特徴とする気相成長装置。
  2. (2)前記反応管が、上部と下部とに2分割自在となっ
    ており、前記移動手段が、前記反応管の2分割される一
    方を上下動させる上下動装置から成ることを特徴とする
    請求項1に記載の気相成長装置。
  3. (3)前記反応管は、その内部に配置された状態の前記
    サセプタと略同一平面位置で2分割されていることを特
    徴とする請求項2に記載の気相成長装置。
  4. (4)前記気相成長装置が、さらに前記サセプタを前記
    反応管内で支持する支持棒と、 前記サセプタを加熱する加熱手段と、を具備することを
    特徴とする請求項1に記載の気相成長装置。
  5. (5)前記気密容器は、その周囲が伸縮自在のベローか
    ら成り、前記反応管の2分割される上部が、前記気密容
    器の上部に気密状態で挿通して固定され、前記上下動装
    置が、上記ベローの伸縮と共に前記反応管の上部を上下
    動させることを特徴とする請求項2に記載の気相成長装
    置。
  6. (6)前記気密容器の下部が、前記反応管の下部と一体
    となっていることを特徴とする請求項5に記載の気相成
    長装置。
  7. (7)前記反応管の2分割される上部が、前記気密容器
    の上部に気密状態で移動自在に挿通保持され、前記上下
    動装置が、前記反応管の上部を前記気密容器内で上下動
    させることを特徴とする請求項2に記載の気相成長装置
  8. (8)前記気密容器は、その周囲が伸縮自在のベローか
    ら成り、前記反応管の2分割される上部が、前記気密容
    器の上部に気密状態で挿通して固定され、前記上下動装
    置が、上記ベローの伸縮と共に前記反応管の下部を上下
    動させることを特徴とする請求項2に記載の気相成長装
    置。
  9. (9)前記気密容器の下部が、前記反応管の下部と一体
    となっていることを特徴とする請求項8に記載の気相成
    長装置。
  10. (10)前記気密容器は固定であって、前記上下動装置
    は、前記反応管のみを上下動させることを特徴とする請
    求項2に記載の気相成長装置。
  11. (11)前記搬入搬出手段が、回転自在で、上下に移動
    自在な回転軸と、該回転軸に取付けたアームと、該アー
    ムの先端に設けたサセプタあるいは結晶基板を受ける受
    け部とから成ることを特徴とする請求項1に記載の気相
    成長装置。
  12. (12)前記加熱装置が、前記支持棒の周囲およびサセ
    プタの下面側を加熱するため前記反応管内に配置される
    ヒータから成ることを特徴とする請求項4に記載の気相
    成長装置。
  13. (13)結晶基板上に半導体の膜を気相成長させるため
    の気相成長装置にして、 上記結晶基板を載置するためのサセプタと、上記結晶基
    板上に半導体の膜を気相成長させるべく上記結晶基板の
    載置された前記サセプタをその内部に配置するため開口
    を有している反応管と、前記反応管を気密状態に覆うと
    共に、前記反応管の開口を開閉するため移動自在な移動
    部を有している気密容器と、 前記反応管の開口を開閉させるため前記気密容器の移動
    部を移動させる手段と、 上記結晶基板の載置された前記サセプタを前記気密容器
    から前記反応管内へ前記反応管の開口を通して搬入する
    と共に、前記サセプタを反応管内から前記気密容器へ前
    記開口を通して搬出するための搬入搬出手段と、を具備
    したことを特徴とする気相成長装置。
JP6125790A 1989-03-15 1990-03-14 気相成長装置 Pending JPH0316121A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6125790A JPH0316121A (ja) 1989-03-15 1990-03-14 気相成長装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6082489 1989-03-15
JP1-60824 1989-03-15
JP6125790A JPH0316121A (ja) 1989-03-15 1990-03-14 気相成長装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0316121A true JPH0316121A (ja) 1991-01-24

Family

ID=26401880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6125790A Pending JPH0316121A (ja) 1989-03-15 1990-03-14 気相成長装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0316121A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012256937A (ja) * 2012-09-14 2012-12-27 Taiyo Nippon Sanso Corp 気相成長装置及び方法
JP2015230948A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 東京エレクトロン株式会社 成膜装置、成膜方法、記憶媒体
JP2016100530A (ja) * 2014-11-25 2016-05-30 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置、基板処理方法、記憶媒体
JP2020092113A (ja) * 2018-12-03 2020-06-11 昭和電工株式会社 SiC化学気相成長装置及びSiCエピタキシャルウェハの製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012256937A (ja) * 2012-09-14 2012-12-27 Taiyo Nippon Sanso Corp 気相成長装置及び方法
JP2015230948A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 東京エレクトロン株式会社 成膜装置、成膜方法、記憶媒体
JP2016100530A (ja) * 2014-11-25 2016-05-30 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置、基板処理方法、記憶媒体
JP2020092113A (ja) * 2018-12-03 2020-06-11 昭和電工株式会社 SiC化学気相成長装置及びSiCエピタキシャルウェハの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5088444A (en) Vapor deposition system
JPH04308090A (ja) 気相化学反応生成装置のロードロック機構
CN103298974B (zh) 装置、方法以及反应腔室
JPH0774227A (ja) マイクロ環境下のロードロック
CN113604873B (zh) 一种气相外延系统及其维护操作方法
JPH0316121A (ja) 気相成長装置
US8349079B2 (en) Apparatus for manufacturing group III nitride semiconductor
KR19990076902A (ko) 수직형 열처리 장치
KR19990076901A (ko) 열처리 장치
WO2020261789A1 (ja) エピタキシャル成長装置およびエピタキシャルウェーハの製造方法
US20150233017A1 (en) Vapor phase growth method
JPH1129392A (ja) 気層エピタキシャル成長方法及び装置
JPH071789Y2 (ja) 縦型気相成長装置
JP2691159B2 (ja) 縦型熱処理装置
JP2021068871A (ja) エピタキシャル成長装置およびエピタキシャルウェーハの製造方法
JPH1192280A (ja) シリコンエピタキシャル気相成長装置
JP2583675Y2 (ja) 薄膜気相成長装置
CN113604875B (zh) 一种气相外延系统及其维护操作方法
JP3072659B2 (ja) 半導体の熱処理装置
JPH04202091A (ja) 化合物半導体の気相成長装置
JP3146021B2 (ja) 半導体気相成長装置
JP3608065B2 (ja) 縦型熱処理装置およびそのボートと保温筒のメンテナンス方法
JPH0521867Y2 (ja)
JPH04360523A (ja) 自公転型多数枚気相成長装置
JPH0530352Y2 (ja)