JPH0316061A - マルチディスクプレヤー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディスクプレヤーに関し、特に複数枚のディス
クを連続演奏できるプレヤ−本体を押し出し、収納する
ローデイングタイプのマルチディスクプレヤーに関する
。

従来の技術 近年コンパクトディスクプレヤーが各種発売され、その
中で複数枚のディスクの順次再生が可能な形態としてプ
レヤー全体を外装ケースでカノイーし、この上に他の演
奏装置等が載せられる様にすると共に、ディスク交換時
にプレヤー本体を出し入れする、ローディングタイプの
マノレチディスクプレヤーが普及してきている。この種
のマルチディスクプレヤーとしてはラックとビニオンの
組合せによって、プレヤー本体を押し出し収納するもの
が多く、マルチディスクプレヤーの前方を下方向に傾斜
させるとプレヤー本体が自重でとび出したり、演奏のた
め押し出されたプレヤー本体の操作ボタンを押すと、プ
レヤー本体が収納方向に移動して、操作しにくい等、不
便なものであった。

以下に上述し．た従来のマルチディスクプレヤーについ
て説明する。

第５図は従来のマルチディスクプレヤーを示す。第５図
において、シャーシ−１０１の上面に配置されたローラ
ー１０２，１０３にそって、矢印イーロ方向に押し出し
収納される様構成されたプレヤー本体１０４の下部には
ラック１０５が設けられており、シャーシ−１０１の上
部に設けられたモーター１０６，ギヤ−１０７から或る
減速手段１０８のピニオンギャ−１０９が前記ラック１
０５とかみ合ってプレヤー本体１０４をイーロ方向に押
し出し収納できる様構戎されている。

１１０は外装ケースでありシャーシ−１０１に取付けて
他の演奏装置等が載せられる様構成されている。１１１
はマルチディスクプレヤーを操作するためのボタンであ
り、１１２は軸１１３を中心に回転するトレイであり、
このトレイ１１２には複数のディスク収納部１１１ａが
設けられている。１１４はマルチディスクプレヤー全体
である。

以上の様に構成されたマルチディスクプレヤーについて
以下その動作を説明する。

操作ボタン１１１を押すと、ビニオンギャ−１０９がラ
ック１０５とかみ合って矢印ハ方向に回転しプレヤー本
体１０４が矢印イ方向に押し出され、トレイ１１２のデ
ィスク収納部１１２ａからディスクを取り出し、再びこ
れにディスクを収納しテ、ホタン１１１を押すと、ピニ
オン１０９が矢印二方向に回転して、プレヤー本体１０
４は矢印ロ方向に収納されトレイ１０２上のディスクが
操作ボタン１１１の指定に従って順次演奏される。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成ではマルチディスクプレ
ヤー１１４の前方（矢印イ方向）を下方に傾斜させると
プレヤー本体が自重でビニオン１０９を回転させて、矢
印イ方向にとび出たり、プレヤー本体１０４が矢印イ方
向に押し出されたとき操作ボタン１１１を押すとブレヤ
−本体１０４が矢印ロ方向に移動して操作しにくい等の
問題があった。

本発明は上記問題に鑑みプレヤー本体１０４が矢印イ方
向に押し出されたときおよび矢印ロ方向に収納されたと
きビニオン１０９がラック１０５によって回されに＜＜
シて、上述の問題を解決したマルチディスクプレヤーを
提供するものである。

課題を解決するための手段 ピニオンギヤ−とかみ合ってブレヤ−本体を駆動するよ
う構或したメインラックの両端に一定量回動できる様構
戎した回動ラックを設け、プレヤー本体の押し出し時と
収納時に前記ビニオンギャーによって前記回動ラックを
一定量回動させ、プレヤー本体がシャーシーに対して動
きにくくなる様構戒するものである。

作用 上記構戊によればプＩノヤー本体の押し出し時と収納時
にビニオンギャーが回動ラックを一定量回動させて停止
するため、ブレヤ−本体に外力が加わってもピニオンギ
ヤ−が回転しに《いためプレヤー本体が移動しに《い様
になるものである。

実施例 以下の本発明の第１の実施例におけるマルチディスクプ
レヤーについて図面を参照しながら説明する。

第１図においてプレヤー本体１の前面には操作ボタン２
が設けられており中央部には軸３を中心に回転するトレ
イ４が設けられている。４ａはトレイ４に設けられた複
数のディスク収納部でありディスク５をここに収納して
操作ボタン２を操作するとトレイ４は矢印イ方向に回転
して、ディスク５が演奏位置６にくると、回転を停止し
、既知の方法で演奏が開始される様構或されている。

７はシャーシーであり、パワーボタン２′を設けた前面
バネル８こ外装ケース９が取付けられている。１０は本
発明のマルチディスクプレヤーの全体である。

第２図において、モーター１１及びギヤ−１２から威る
減速手段１３がブレヤ−本体１の下部に設けられており
、これとかみ合って回転する様設けられたビニオンギャ
−１４とシャーシ−７に設けられたメインラック１５は
互にかみ合って矢印ローハ方向に回転し、プレヤー本体
１を矢印ヘｏト方向に送り手段である。

１６はタイミングギャーでありシャーシ−７に回転する
様設けられた軸１７の両端に固定されプレヤ−本体１の
左右両側に設けられたラック部１ａとかみ合う様構成さ
れている。１６ａはタイミングギャー１６のビッチ円径
と同一外径としたローラ一部でありブレヤ−本体１の左
右両側に設けられた平面部１ｂがこれに乗る様構戒され
ている。

１６ｂはタイミングギャー１６のミゾ部であり、プレヤ
ー本体１の左側に設けられた凸部１Ｃにはまって、シャ
ーシ−７に対するプレヤー本体１の左右方向の位置が定
まる様構成されている。

１８はプレヤ−本体１の後部両側に回転できる様設けら
れたローラーであり、タイミングギャー１６のローラ一
部１６ａ及びローラー１８による移動手段によって、プ
レヤー本体１は水平に保持されてシャーシ−７の上を前
後に移動される様構成されている。

１９および１９゛は減速手段１３に設けられたスイッチ
でありメインラック１５のカム部１５ａおよび１５ｈに
当接してＯＮ，ＯＦＦするスイッチのＯＮ．ＯＦＦ手段
として構成されている。

２０および２１はメインラック１５の両端に設けられ、
軸２２，２３を中心に一定量回動できる様設けられた回
動ラックであり、常時一端に付勢された引ばね２４によ
って、矢印二方向に回動し、メインラック１５に設けら
れた回り止めビン１５ｃ及び１５ｄに当接して止まる様
構戎されている。このとき、メインラック１５の歯１５
ｅと回動ラック２０の歯２０ａ及びメインラック１５の
歯１５ｂと回動ラック２１の歯２１ａはそれぞれ上下に
一致する様構戒されている。

２０ｂ及び２１ｂは回動ラック２０及び２１に設けられ
た案内ミゾであり、第３図（Ａ）及び（Ｃ）に示す様に
ピニオンギャ−１４が矢印へ方向及びト方向に移動した
ときピニオンギャ−１４の下端に形威された凸部１４ａ
がはまって矢印トーへ方向に直線移動するとビニオンギ
ャ−１４の矢印ｏ及びハ方向の回転によって、回動ラッ
ク２０及び２１は矢印ホ方向に回動させられながらビニ
オンギャー１４は矢印へ及びト方向の端まで移動し凸部
１４ａが回動ラック２０及び２１に形成されたミゾのス
トッパ一部２０ｃ及び２１ｃに当って停止する様構成さ
れている。

なお回動ラック２０及び２１の歯２０ａと２１ａは各々
ミゾ２０ｂ．２ｌｂと同心円状に形威されておりビニオ
ンギャ−１４の凸部１４ａがミゾ２０ｂ及び２１ｂに規
制されて、歯とびしない様に構成されている。

以上のように構威されたマルチディスクプレヤーについ
て以下第１図〜第３図を用いてその動作を説明する。

まｆ最初にパワーポタン２゛をＯＮさせ、操作ボタン２
を操作するとプレヤー本体１がピニオンギャ−１４の回
転によってへ方向に押し出されスイッチ１９がメインラ
ック１５のカム部１５ａを押すとモーター１１の回転が
停止する。このときビニオンギャ−１４の凸部１４ａは
回動ラック２０に形威されたストッパ一部２０ｃに当接
して止まる。

次にトレイ４のディスク収納部４ａにディスク５を収納
して、再び操作ボタン２を操作すると、プレヤー本体１
がピニオンギヤ−１４の回転によってト方向に駆動され
てマルチディスクプレヤー１０内に収納されスイッチ１
９゛がメインラック１５のカム部１５ｂを押すとモータ
ー１１の回転が停止する。このときピニオンギャ−１４
の凸部１４ａは回動ラック２ｌに形或されたストッパ一
部２０ｃに当接して止まる。

つづいて、トレイ４が矢印イ方向に回転してディスク５
が演奏位置６に来ると回転を停止し、既知の方法で演奏
が開始される。プレヤー本体１がマルチディスクプレヤ
ー１０内に収納された状態で第２図においてプレヤー本
体１の前方が下方向に傾斜して、プレヤー本体１が自重
でへ方向に進もうとするとき、第３図（Ｃ）の様にピニ
オンギャ−１４の移動する中心線Ｘ上に回動ラック２１
の歯２１ａ゜が近づいておりこれを矢印へ方向に押し返
そうとしてもビニオンギャ−１４は回転しに＜＜、回動
ラック２１が軸２３を中心に矢印ホ方向に回動しようと
するが回り止めビン１５ｄに当って回動しないためプレ
ヤー本体１は自重テ八方向に進みにくくなる。

同様にプレヤー本体ｌが矢印へ方向に押し出された状態
でプレヤー本体１の操作ボタン２を押してブレヤ−本体
がト方向に進もうとするとき、第３図（Ａ）の様にビニ
オンギャ−１４の移動する中心線Ｘ上に回動ラック２０
の歯２０ａ’が近づいており、これを矢印ト方向に押し
返そうとしてもビニオンギャ−１４は回転しにくく回動
ラック２０が紬２２を中心に矢印ホ方向に回動しようと
するが回り止めビン１５ｃに当って回動しないためプレ
ヤー本体１はト方向に押し返されにくくなる。

以上のように本実施例によれば、メインラック１５の両
端に、一定量回動できる回動ラック２０．２１を設け、
さらに、一定量の回動に制限する回り止めピン１５ｃ，
１５ｄを設けることにより、プレヤー本体１の収納時、
あるいは押し出された状態で、これらとかみ合っている
ビニオンギャー１４の回転をしにくくすることで、シャ
ーシー７に対しプレヤー本体１を動きにくくすることが
できる。

また、次に第２の実施例について図面を参照しながら説
明する。

第４図（Ａ）　，　ＣＢ）はそれぞれ本発明の第２の実
施例における回動ラックの斜視図および構底部品断面図
を示す。

同図において、第２図の構戊と異なるのは、回動ラック
２０の回転中心下部に十字．溝を有する凸部２０ｄと、
その凸部２０ｄよりわずかに大きな、シャーシ−７の穴
７ａを設けた点である。

上記のように構成されたマルチディスクプレヤーについ
て、以下その動作を第２図と共に説明する。

プレヤー本体１が、回動ラック２０．２１の一定量の回
動により動きにくくされることは、第１の実施例と同一
であるが、プレヤー本体１がローディングし、完全に押
Ｉ一出されて第３図（Ａ）のように動きにくくなる様子
は、マルチディスクプレヤーの下部より、回動ラック２
０の凸部２０ｃｌの回転を見るだけで確認できる。また
、凸部２０ｄを指で回転させたり、あるいは先端の十字
溝にプラスドライバー等、幅のあるものを入れて回転さ
せるだけで、マルチディスクプレヤーの下部より、すば
やくブレヤ−本体１を動きにくい状態から解除すること
ができる。

以上のように、本実施例によれば回動ラック２００回転
中心下部に十字溝を有する凸部２０ｄを設け、マルチデ
ィスクプレヤーの底面部より突出させる構造とすること
により、マルチディスクプレヤーの製造上必要な、回動
ラック２０の回動が正常に行なわれているかどうかを、
回動ラック２０の凸部２０ｄの回転の様子を見るだけで
確認することができる。また、組立製造ラインやサービ
スなどで行なうプレヤー本体１に備えられた電気回路や
機構部品のチェックは、シャーシ−７よりプレヤー本体
１を外して行なうが、プレヤー本体１が第３図（Ａ）の
場合、つまりプレヤー本体１が動きにくくなっている状
態では、プレヤー本体１に備えられたビニオンギャ−１
４と、回動ラック２０とがかみ合っており、このかみ合
いを外す場合、回動ラック２０を破壊してしまうので、
シャーシ−７よりプＩ／ヤー本体１を外すことはできな
い。しかし本実施例によれば、モータ１１に電流を流さ
なくても、マルチディスクプレヤーの下部より突出した
回動ラックの凸部２０ｄを回転させるだけで、簡単に回
動ラック２０とピニオンギャ−１４のかみ合いを外すこ
とができ、回動ラックを破壊することなく、ブレヤ−本
体１をシャーシ−７より外すことができ、サービスなど
で行なう電気回路や機構部品のチェックを、短時間で行
なうことができる。

なお、第２の実施例では、回動ラック２０のみについて
説明したが、回動ラック２１に同様な凸部を設けても同
等の効果を得られることは言うまでもない。

発明の効果 以上の様に本発明によればビニオンギャーとかみ合って
プレヤー本体を駆動する様構戊したメインラックの両端
に一定量回動できる様構成した回動ラックを設けブレヤ
−本体の押し出し時と収納時に、前記ピニオンギヤ−に
よって前記回動ラックを一定量回動させ、プレヤー本体
がシャーシーに対して動きにくい様になる高品位のマル
チディスクプレヤーを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のマルチディスクプレヤーを
示す斜視図、第２図は同メカニズムを示す斜視図、第３
図はメカニズムの動作を説明するための平面図、第４図
（Ａ）　，　（Ｂ）は本発明の第２の実施例のマルチデ
ィスクプレヤーに用いる回動ラック部の斜視図及び断面
図、第５図は従来のマルチディスクプレヤーを示す斜視
図である。 １・・・・・・プレヤー本体、２・・・・・・操作ボタ
ン、３・・・・・・軸、４・・・・・・トレイ、５・・
・・・・ディスク、７・・・・・・シャーシ−　８・・
・・・・前面パネル、９・・・・・・外装ケース、１１
・・・・・・モーター　１２・・・・・・ギヤ−　１４
・・・・・・ビニオンギャ−　１５・・・・・・メイン
ラック、１６・・・・・・タイミングギャー　１７・・
・・・・軸、１８・・・・・・ローラー　１９・・・・
・・スイッチ、２０．２１・・・・・・回動ラック、２
４・・・・・・引ばね。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ピニオンギヤーとかみ合ってプレヤー本体を駆動
   する様構成したメインラックの両端に一定量回動できる
   様構成した回動ラックを設け、プレヤー本体の押し出し
   時と収納時に前記ピニオンギヤーによって前記回動ラッ
   クを一定量回動させ、プレヤー本体がシャーシーに対し
   て動きにくくなる様構成したことを特徴とするマルチデ
   ィスクプレヤー。
2. （２）下部より凸部形状を設けた回動ラックと、その凸
   部が、底面部より突出している様構成したことを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載のマルチディスクプレヤ
   ー。