JPH0316055A - 磁気記録再生装置の動力伝達装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はＶＴＲ等の磁気記録再生装置にかいて、磁気テ
ープをカセット内から引き出して所定のテープパスを形
成するローディング機構等の動力伝達装置に関する。

従来の技術 第７図は磁気記録再生装置の平面図を示す。第７図にか
いて、１はカセットであり内部に図示しない一対のリー
ノレを有し磁気テープ２が巻回されている。３及び４は
リール台であり、リールと保合しリールに回動力を伝達
し磁気テープ２を走行させる。１２はローディングベー
スであり、基盤上に設けられた長孔１１に沿って移動す
る。ローディンクヘース１２上にはテープボスト１３が
固定され、ローテ゛イングベースの移動に伴い磁気テー
プ２を引き出し回転ドラム４９に巻付ける。

第８図及び第９図はローディングペースを移動させるロ
ーディン機構を示す平面図である。第８図に３いて、１
了及び２２は互いに噛み合う歯車であう、支軸１８のま
わりに回動自在に係止されている。１９及び２０はピン
２１で回動自在に係止されたアームであυアーム１９は
歯車１７に、アーム２ｏはローディングベース１２に各
々回動自在に係止されている。２３及び２４はピン２６
で回動自在に係止されたアームでありアーム２３ｈ歯車
２２に、アーム２４はローディングベース１２に各Ａ回
動自在に係止されている。歯車２２上には別の歯車２ｅ
が形成されてお・シ、セクター歯車２７と噛み合ってい
る。セクター歯車２７は支軸２８の虜わりに回動自在に
係止されピン２９を有している。３ｏはカム付き歯車で
あり、支軸３１のまわりに回転自在に係止されカム溝３
２を形成しピン２９と係合している。以上の構戒でカム
付き歯車３ｏを反時計回りに回転させると、セクター歯
車２７は時計方向に、歯車２２は反時計方向に、歯車１
７ぱ時計方向に各々回動じ、その結果、ローディングベ
・−ス１２は長孔１１に沿って移動しポストス１・ツバ
ー１４にテープポスト１３が圧接して停止する。その状
態を第９図に示す。

第９図はローディング動作が完了した状態を示しており
、この状態で磁気テープは回転ドラムに巻付いている。

第５図はカム付き歯車３ｏを駆動する従来の動力伝達機
構を示している。第Ｓ図にかいて、４ｏは第二の基盤で
ある。３４ぱモーターであり、第二の基盤４ｏに固定さ
れている。３５はウォームでありモーターの回転軸に連
結されている。３７，３９及び４６は第二の基盤に植設
された支軸であシ、各々の筐わりに互いに噛み合う歯車
３８．３８及び４５が回転自在に係止されている。歯車
３６はウォームと噛み合い、平歯車３８はカム付＠歯車
３ｏの平歯車部と噛み合っている。歯車４５は歯車３６
と３８に噛み合い、回転を中継している。

この構威でモーター３４を回転させるとウォーム３６，
歯車３６　．４５及び３８を介してカム付き歯車３０が
回転し、ローディング動作を行なうことができる。第６
図は動力伝達機構の側面図である。第一の基盤４１ど第
二の基盤４ｏはねじ４２で固定されてかり、ねじをはず
すことにより、第二の基盤を第一の基盤から離脱させる
ことができる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の構或では第二の基盤を第一の基盤
に取り付け固定するときに、第一の歯車とカム付き歯車
が噛み合うように各々の歯車の位相を合わせて固定しな
ければならず、組み立て時に面倒であシ、自動組み立て
機では組み立てが困難である。さらに、上記の従来例で
は第二の歯車の位相は歯が噛み合えば任意の位置でも動
作するが、例えば、第二の歯車上にカム溝を設けてその
カム溝により他の動作（ピンチローラの圧接動作等）を
させる場合は第二の歯車の位相も合わす必要が生じ、一
層組み立てが面倒になることになる。

筐た、サービス時に第一の基盤と第二の基盤を離脱させ
る場合に第一の歯車とカム付き歯車の歯の位相がずれる
可能性があう、サービス性が悪いという課題を有してい
た。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の磁気記録再生装置は
、相対峙して着脱可能に固定された第一の基盤及び第二
の基盤と、第一の基盤に植設された支軸のまわりに回転
自在に係止された第一の平歯車と、第二の基盤に植設さ
れた支軸のまわりに回転自在に係止された歯車でちって
第一の平歯車と噛み合い可能な第二の平歯車と、第一の
平歯車と第二の平歯車が噛み合うべき互いの歯車の位相
を保持して第一の基盤に第一の歯車を固定する手段及び
その固定を解除する手段と、第二の基盤に第二の歯車を
固定する手段及びその固定を解除する手段を具備した構
或を有するものである。

作　　　用 上記の手段によう、第二の基盤を第一の基盤に取り付け
るときには、第一の歯車と第二の歯車が噛み合うべく各
々の歯車の位相を保持した状態で第一の歯車は第一の基
盤に固定され、第二の歯車は第二の基盤に固定されるた
め、第二の基盤を第一の基盤に取シ付ける際、垂直方向
から取り付けることにより、歯の噛み合いを調整するこ
となく容易に取り付けることができる。双方の基盤を取
ジ付けた後に、各々の歯車の固定を解除することにより
回転可能となり所定の動作を行なうことができる。以上
の作業は自動組み立て機でも組み立てが可能となる。筐
た、サービス等で第一の基盤と第二の基盤を離脱させる
場合は、第一の歯車と第二の歯車を各凌の基盤に固定す
ることにより、歯の位相がずれることはなく、再び双方
の基盤を取り付ける際に噛み合いを調整する必要がなく
なる。

実施例 第１図は本発明の第一の実施例である磁気記録再生装置
の動力伝達装置の平面図である。第１図において、３０
．３４〜３８　，　４０　，　４２　．　４５〜４６の
部材は従来例と同様である。３９′は第二の基盤４ｏに
植設された支軸であり、その上部にねじ部３９ａ′が形
成されている。４３はナットであシ、ねじ部３９ａ′に
係合する。１た、３１′は第一の基盤に植設された支軸
であり、その上部にねじ部３１ａ′が形成され４３のナ
ットがねじ部３１ａ′に係合する。

以上の構或において、ナット４３をゆるめた状態であれ
ば、歯車３８は支軸３９′のまわりを自由に回転でき、
モータ３４の回転力をカム付き歯車３０に伝達しローデ
ィング動作をすることができる。一方、ナット４３を回
して歯車３８を第二の基盤４ｏに締め付けることにより
歯車３８を第二の基盤４０に対して固定することができ
、また、ナット４３を回してカム付き歯車３０を第一の
基盤に締め付けることにより、カム付き歯車３０を第一
の基盤に固定することができる。歯車３８とカム付き歯
車３ｏを所定の噛み合い位置で各々の歯車を上記手段に
よシ各々の基盤に固定することにより、第二の基盤を第
一の基盤から歯車の歯に沿って上方に離脱するとき歯車
３８とカム付き歯車３０の歯の位相がずれることなく離
脱することができる。また、第一の基盤に第二の基盤を
取り付けるときも、各々の歯車の歯の位相を合わせるこ
となく取シ付けることができる。そして、第一の基盤に
第二の基盤を固定した後に、ナット４３をゆるめて歯車
３８及びカム付き歯車３ｏを回転自在な状態にすること
によう、再びモータの動力を伝達することが可能となり
所定の動作をすることができる。

歯車３０　．３８をナット４３で固定した状態の断面図
を第２図に示す。

なか、本実施例では、歯車の固定手段として、ナットを
用いたが、マグネットや、ゴム等の摩擦部材等により固
定することも可能である。

第３図は本発明の第二の実施例の磁気記録再生装置の動
力伝達装置の平面図である。第３図にかいて、３１．３
４〜３７　，３９　，４２　．４５〜４６の部材は従来
例と同様である。３８′は支軸３９のまわりに回転自在
に係止された歯車であり、その一部に孔３８ａ′が形戒
されている。３　０’は支軸３１のまわりに回転自在に
係止されたカム付き歯車であり、その一部に孔３０ａ′
が形成されている。

歯車３８′とカム付き歯車３ｄが所定の噛み合いを行な
う位置にて、、孔３８ａ′の下方に第二の基盤４０’上
に形成された孔４０ａ′及び孔３０ａ′の下方に第一の
基盤上に形威された孔４１ａ′が設けられている。１た
、ピン４４は二つの軸径を有する段付き軸であう、細い
方の軸部は孔４０ａ’及び４１＆′と係合し、太い方の
軸部は孔３８ａ′及び３０ａ’と係合する。

以上の構戊にて、ピン４４を孔４０ｄ，３８ａ′を通し
て歯車３８′を第二の基盤４０に固定することができ、
ピン４４を孔４１ａ’，３０ａ’を通してカム付き歯車
３０′を第一の基盤４１に固定することができることに
なる。したがって、第一の実施例で記載したように、歯
車の歯の位相がずれることな〈、第一の基盤と第二の基
盤が着脱自在となる。歯車３０’，３８’がピン４４に
て固定されている状態の断面図を第４図に示す。

発明の効果 以上のように本発明によれば、組み立ての際に歯車の歯
の位相合わせが必要なところを、あらかじめ所定の位置
にて歯車を各々の基盤に固定しておくことにより、容易
に組み立てることができ、組み立て作業性及びサービス
性が向上する。會た、自動組み立ても可能となう生産性
を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の磁気記録再生装置の動力伝達装置の第
一の実施例の平面図、第２図は第一の実施例の断面図、
第３図は本発明の第二の実施例の平面図、第４図は第二
の実施例の断面図、第６図は従来の磁気記録再生装置の
動力伝達装置の平面図、第ｅ図は従来の磁気記録再生装
置の動力伝達装置の側面図、第７図は磁気記録再生装置
の平面図、第８図は第一のローディング形態を示すロー
ディング機構の平面図、第９図は第二のローディング形
態を示すローディング機構の平面図である。 １・・・・・・カセット、２・・・・・・磁気テープ、
３・・・・・・リ−／レ台、４・・・・・・リール台、
１１・・・・・・長孔、１２・・・・・・ローディング
ペース、１３・・・・・・テープポスト、１４・・・・
・・ポストストッパー　１７・・・・・・歯車、１８・
・・・・・支軸、１９・・・・・・アーム、２０・・・
・・・アーム、２１・・・・・・ピン、２２・・・・・
・歯車、２３・・・・・・アーム、２４・・・・・・ア
ーム、２６・・・・・・ピン、２６・・・・・・歯車、
２７・・・・・・セクター歯車、２８・・・・・・支軸
、２９・・・・・・ピン、３０・・・・・・カム付き歯
車、３１・・・・・・支軸、３２・・・・・・−ｈム溝
、３４・・・・・・モータ、３５・・・・・・ウォーム
、３１Ｂ・・・・・・歯車、３了・・・・・・支軸、３
８・・・・・・歯車、３９・・・・・・支軸、４ｏ・・
・・・・第二の基盤、４１・・・・・・第一の基盤、４
２・・・・・・ねじ、４３・・・・・・ナッｌ−、４４
・・・・・・ピン、４６・・・・・・歯車、４６・・・
・・・支軸、４９・・・・・・回転ドラム。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）相対峙して着脱可能に固定された第一の基盤及び
   第二の基盤と、第一の基盤に植設された支軸のまわりに
   に回転自在に係止された第一の平歯車と、第二の基盤に
   植設された支軸のまわりに回転自在に係止された歯車で
   あって第一の平歯車と噛み合い可能な第二の平歯車と、
   第一の平歯車と第二の平歯車が噛み合うべき互いの歯車
   の位相を保持して第一の基盤に第一の歯車を固定する手
   段及びその固定を解除する手段と、第二の基盤に第二の
   歯車を固定する手段及びその固定を解除する手段を具備
   することを特徴とする磁気記録再生装置の動力伝達装置
   。
2. （２）歯車を基盤に固定する手段として、歯車を介して
   基盤に着脱自在に固定しうるピンが通るべく歯車と基盤
   に孔を形成し前記ピンにて歯車と基盤を固定することを
   特徴とする請求項１記載の磁気記録再生装置の動力伝達
   装置。