JP2867427B2 - 磁気記録再生装置の動力伝達装置 - Google Patents

磁気記録再生装置の動力伝達装置

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JP2867427B2
JP2867427B2 JP1151479A JP15147989A JP2867427B2 JP 2867427 B2 JP2867427 B2 JP 2867427B2 JP 1151479 A JP1151479 A JP 1151479A JP 15147989 A JP15147989 A JP 15147989A JP 2867427 B2 JP2867427 B2 JP 2867427B2
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愼典 宮脇
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はVTR等の磁気記録再生装置において、磁気テ
ープをカセット内から引き出して所定のテープパスを形
成するローディング機構等の動力伝達装置に関する。
従来技術 第7図は磁気記録再生装置の平面図を示す。第7図に
おいて、1はカセットであり内部に図示しない一対のリ
ールを有し磁気テープ2が巻回されている。3及び4は
リール台であり、リールと係合しリールに回動力を伝達
し磁気テープ2を走行させる。12はローディングベース
であり、第一の基盤上に設けられた長孔11に沿って移動
する。ローディングベース12上にはテープポスト13が固
定され、ローディングベースの移動に伴い磁気テープ2
を引き出し回転ドラム49に巻付ける。
第8図及び第9図はローディングベースを移動させる
ローディング機構を示す平面図である。第8図におい
て、17及び22は互いに噛み合う歯車であり、支軸18のま
わりに回動自在に係止されている。19及び20はピン21で
回動自在に係止されたアームでありアーム19は歯車17
に、アーム20はローディングベース12に各々回動自在に
係止されている。23及び24はピン25で回動自在に係止さ
れたアームでありアーム23は歯車22に、アーム24はロー
ディングベース12に各々回動自在に係止されている。歯
車22上には別の歯車26が形成されており、セクター歯車
27と噛み合っている。セクター歯車27は支軸28のまわり
に回動自在に係止されピン29を有している。30はカム付
き歯車であり、支軸31のまわりに回転自在に係止されカ
ム溝32を形成しピン29と係合している。以上の構成でカ
ム付き歯車30を反時計回りに回転させると、セクター歯
車27は時計方向に、歯車22は反時計方向に、歯車17は時
計方向に各々回動し、その結果、ローディングベース12
は長孔11に沿って移動しポストストッパー14にテープポ
スト13が圧接して停止する。その状態を第9図に示す。
第9図はローディング動作が完了した状態を示してお
り、この状態で磁気テープは回転ドラムに巻付いてい
る。
第5図はカム付き歯車30を駆動する従来の動力伝達機
構を示している。第5図において、40は第二の基盤であ
る。34はモーターであり、第二の基盤40に固定されてい
る。35はウォームでありモーターの回転軸に連結されて
いる。37,39及び46は第二の基盤に植設された支軸であ
り、各々のまわりに互いに噛み合う歯車36,38及び45が
回転自在に係止されている。歯車36はウォームと噛み合
い、平歯車38はカム付き歯車30の平歯車部と噛み合って
いる。歯車45は歯車36と38に噛み合い、回転を中継して
いる。この構成でモーター34を回転させるとウォーム3
5,歯車36,45及び38を介してカム付き歯車30が回転し、
ローディング動作を行なうことができる。第6図は動力
伝達機構の側面図である。第一の基盤41と第二の基盤40
はねじ42で固定されており、ねじをはずすことにより、
第二の基盤を第一の基盤から離脱させることができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の構成では第二の基盤を第一の基
盤に取り付け固定するときに、第一の歯車であるカム付
き歯車30と第二の歯車である歯車38とが噛み合うように
各々の歯車の位相を合わせて固定しなければならず、組
み立て時に面倒であり、自動組み立て機では組み立てが
困難である。さらに、上記の従来例では第二の歯車の位
相は歯が噛み合えば任意の位置で動作するが、例えば、
第一の歯車上にカム溝を設けてそのカム溝により他の動
作(ピンチローラの圧接動作等)をさせる場合は第一の
歯車の位相も合わす必要が生じ、一層組み立てが面倒に
なることになる。また、サービス時に第一の基盤と第二
の基盤を離脱させる場合に第二の歯車とカム付き歯車の
歯の位相がずれる可能性があり、サービス性が悪いとい
う課題を有していた。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の磁気記録再生装置
は、相対峙して着脱可能に固定された第一の基盤及び第
二の基盤と、第一の基盤に植設された支軸のまわりに回
転自在に係止された第一の平歯車と、第二の基盤に植設
された支軸のまわりに回転自在に係止された歯車であっ
て第一の平歯車と噛み合い可能な第二の平歯車と、第一
の平歯車と第二の平歯車が噛み合うべき互いの歯車の位
相を保持して第一の基盤に第一の歯車を固定する手段及
びその固定を解除する手段と、第二の基盤に第二の歯車
を固定する手段及びその固定を解除する手段を具備した
構成を有するものである。
作用 上記の手段により、第二の基盤を第一の基盤に取り付
けるときには、第一の歯車と第二の歯車が噛み合うべく
各々の歯車の位相を保持した状態で第一の歯車は第一の
基盤に固定され、第二の歯車は第二の基盤に固定される
ため、第二の基盤を第一の基盤に取り付ける際、垂直方
向から取り付けることにより、歯の噛み合いを調整する
ことなく容易に取り付けることがでる。双方の基盤を取
り付けた後に、各々の歯車の固定を解除することにより
回転可能となり所定の動作を行なうことができる。以上
の作業は自動組み立て機でも組み立てが可能となる。ま
た、サービス等で第一の基盤と第二の基盤を離脱させる
場合は、第一の歯車と第二の歯車を各々の基盤に固定す
ることにより、歯の位相がずれることはなく、再び双方
の基盤を取り付ける際に噛み合いを調整する必要がなく
なる。
実 施 例 第1図は本発明の第一の実施例である磁気記録再生装
置の動力伝達装置の平面図であり、第2図は同断面図で
ある。第1図及び第2図において、30,34〜38,40,42,45
〜46の部材は従来例と同様である。39′は第二の基盤40
に植設された支軸であり、その上部にねじ部39a′が形
成されている。43はナットであり、ねじ部39a′に係合
する。また、31′は第一の基盤に植設された支軸であ
り、その上部にねじ部31a′が形成される43のナットが
ねじ部31a′に係合する。
以上の構成において、ナット43をゆるめた状態であれ
ば、歯車38は支軸39′のまわりを自由に回転でき、モー
タ34の回転力をカム付き歯車30に伝達しローディング動
作をすることができる。一方、ナット43を回して歯車38
を第二の基盤40に締め付けることにより歯車38を第二の
基盤40に対して固定することができ、また、ナット43を
回してカム付き歯車30を第一の基盤に締め付けることに
より、カム付き歯車30を第一の基盤に固定することがで
きる。歯車38とカム付き歯車30を所定の噛み合い位置で
各々の歯車を上記手段により各々の基盤に固定すること
により、第二の基盤を第一の基盤から歯車の歯に沿って
上方に離脱するとき歯車38とカム付き歯車30の歯の位相
がずれることなく離脱することができる。また、第一の
基盤に第二の基盤を取り付けるときも、各々の歯車の歯
の位相を合わせることなく取り付けることができる。そ
して、第一の基盤に第二の基盤を固定した後に、ナット
43をゆるめて歯車38及びカム付き歯車30を回転自在な状
態にすることにより、再びモータの動力を伝達すること
が可能となり所定の動作をすることができる。
歯車30,38をナット43で固定した状態の断面図を第2
図に示す。
なお、本実施例では、歯車の固定手段として、ナット
を用いたが、マグネットや、ゴム等の摩擦部材等により
固定することも可能である。
第3図は本発明の二の実施例の磁気記録再生装置の動
力伝達装置の平面図であり、第4図は同断面図である。
第3図及び第4図において、31,34〜37,39,42,45〜46の
部材は従来例と同様である。38′は支軸39のまわりに回
転自在に係止された歯車であり、その一部に孔38a′が
形成されている。30′は支軸31のまわりに回転自在に係
止されたカム付き歯車であり、その一部に孔30a′が形
成されている。歯車38′とカム付き歯車30′が所定の噛
み合いを行なう位置にて、孔38a′の下方に第二の基盤4
0′上に形成された孔40a及び孔30a′の下方に第一の基
盤上に形成された孔41a′が設けられている。また、ピ
ン44は二つの軸径を有する段付き軸であり、細い方の軸
部は40a及び41a′と係合し、太い方の軸部は孔38a′及
び30a′と係合する。
以上の構成にて、ピン44を孔40a,38a′を通して歯車3
8′を第二の基盤40に固定することができ、ピン44を孔4
1a′,30a′を通してカム付き歯車30′を第一の基盤41に
固定することができることになる。したがって、第一の
実施例で記載したように、歯車の歯の位相がずれること
がなく、第一の基盤と第二の基盤が着脱自在となる。歯
車30′,38′がピン44にて固定されている状態の断面図
を第4図に示す。
発明の効果 以上のように本発明によれば、組み立ての際に歯車の
歯の位相合わせが必要なところを、あらかじめ所定の位
置にて歯車を各々の基盤に固定しておくことにより、容
易に組み立てることができ、組み立て作業性及びサービ
ス性が向上する。また、自動組み立ても可能となり生産
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気記録再生装置の動力伝達装置の第
一の実施例の平面図、第2図は第一の実施例の断面図、
第3図は本発明の第二の実施例の平面図、第4図は第二
の実施例の断面図、第5図は従来の磁気記録再生装置の
動力伝達装置の平面図、第6図は従来の磁気記録再生装
置の動力伝達装置の側面図、第7図は磁気記録再生装置
の平面図、第8図は第一のローディング形態を示すロー
ディング機構の平面図、第9図は第二のローディング形
態を示すローディング機構の平面図である。 1……カセット、2……磁気テープ、3……リール台、
4……リール台、11……長孔、12……ローディングベー
ス、13……テープポスト、14……ポストストッパー、17
……歯車、18……支軸、19……アーム、20……アーム、
21……ピン、22……歯車、23……アーム、24……アー
ム、25……ピン、26……歯車、27……セクター歯車、28
……支軸、29……ピン、30……カム付き歯車、31……支
軸、32……カム溝、34……モータ、35……ウォーム、36
……歯車、37……支軸、38……歯車、39……支軸、40…
…第二の基盤、41……第一の基盤、42……ねじ、43……
ナット、44……ピン、45……歯車、46……支軸、49……
回転ドラム。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対峙して着脱可能に固定された第一の基
    盤及び第二の基盤と、第一の基盤に植設された支軸のま
    わりに回転自在に係止された第一の歯車と、第二の基盤
    に植設された支軸のまわりに回転自在に係止された歯車
    であって第一の歯車と噛み合い可能な第二の歯車と、第
    一の歯車と第二の歯車が噛み合うべき互いの歯車の位相
    を保持して第一の基盤に第一の歯車を固定する手段及び
    その固定を解除する手段並びに第二の基盤に第二の歯車
    を固定する手段及びその固定を解除する手段とを具備す
    ることを特徴とする磁気記録再生装置の動力伝達装置。
  2. 【請求項2】歯車を基盤に固定する手段として、歯車を
    介して基盤に着脱自在に固定しうるピンが通るべく歯車
    と基盤に孔を形成し前記ピンにて歯車と基盤を固定する
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置の動
    力伝達装置。
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