JPH0316033B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0316033B2
JPH0316033B2 JP10875083A JP10875083A JPH0316033B2 JP H0316033 B2 JPH0316033 B2 JP H0316033B2 JP 10875083 A JP10875083 A JP 10875083A JP 10875083 A JP10875083 A JP 10875083A JP H0316033 B2 JPH0316033 B2 JP H0316033B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrical connection
light emitting
control circuit
latch
emitting elements
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10875083A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60484A (ja
Inventor
Shigeharu Imamura
Tadashi Kobayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10875083A priority Critical patent/JPS60484A/ja
Priority to US06/570,680 priority patent/US4720709A/en
Publication of JPS60484A publication Critical patent/JPS60484A/ja
Publication of JPH0316033B2 publication Critical patent/JPH0316033B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、競技場、街頭等に設置されるカラー
電光表示装置に関し、光の3原色の発光素子の組
を多数配置して電気信号により制御することによ
り映像、文字等をカラー表示するものである。
従来の技術 従来、この種の大型表示装置は数万個の発光素
子をマトリツクス状に配置して大画面を構成し、
電気信号により制御してモノトーンで映像、文字
等を表示させるものが多いが、文字表示の場合は
ともかく映像表示の場合は魅力が乏しいため、最
近では光の3原色の発光素子の組を多数配置する
ことによりカラー表示させる装置が開発されてい
る。一口にカラー表示と言つても発光素子の原色
そのもののみを表示させようとする場合は、発光
素子の実装密度を上げる必要がないため技術上な
らびに施工上の困難さは小さいが、混色によりす
べての色を自然さをもつてカラー表示したい場合
は発光素子の実装密度を飛躍的に向上させる必要
があり、各種の困難さが表面化するようになる。
すなわち、高密度の大型カラー表示装置では構
成が極めて複雑かつ大がかりになり、技術上なら
びに施工上の困難さが伴う。
先行技術による大型カラー表示装置は、光の3
原色の発光素子の複数組を所要数まとめた単位表
示器をマトリツクス状に組み付けて施工するよう
にして、施工上の困難さを可能な限り回避するよ
うにしている。そして、単位表示器の内部には、
発光素子を制御する制御回路部を収納し、制御回
路部と発光素子間の電気的な接続を単位表示器内
部で処理できるようにして、単位表示器と主制御
装置間の電気接続用ケーブルを可能な限り少なく
するようにしてある。
ところで、この種の大型カラー表示装置では、
主制御装置から多数の単位表示器に各々接続用ケ
ーブルを設けるものと、マトリツクス状に配置し
た多数の単位表示器に対し主制御装置からX−Y
形式でケーブルを井桁状に接続するタイプのもの
が知られている。
発明が解決しようとする問題点 上記前者では、多数の単位表示器に対し各々接
続用ケーブルを必要とするため、使用ケーブルの
全長は極めて長いものとなるとともに主制御装置
から各々の単位表示器までのケーブルの長さがま
ちまちであるため、別々の長さのケーブルを多数
用意しなければならず、コスト及びケーブル施工
の困難さは未解決な問題点を残していた。
又、上記後者においても、主制御装置から単位
表示器への接続ケーブルをX軸方向およびY軸方
向という2つの方向で接続する必要があるので、
やはり使用ケーブル全長は極めて長く必要とする
ため、コスト及びケーブル施工上の困難さに未解
決な問題点を残していた。
そして、この問題はカラー電光表示装置では各
色の信号を別々に送る必要があるためにケーブル
芯線数はモノトーン表示装置に比して必然的に増
大することから是非とも解決しなければならない
ことであつた。
従つて、本発明は主制御装置と単位表示器間の
接続用ケーブルを従来に比して極めて短くするよ
うにして、コスト及び施工上の困難さを極小化す
ることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明、前部に光の3原色の発光素子の複数組
が配置され、内部に前記発光素子が制御される制
御回路部が収納され、後部に前記制御回路部に電
気的に接続されるとともに外部との電気的な接続
が成される電気接続手段が設けられた本体を備え
た単位表示器が水平ならびに垂直方向に複数設置
され、前記制御回路部は、前記発光素子を階調表
示させるためにパルス幅変調された各色信号をシ
フトするシフトレジスタと、このシフトレジスタ
の出力をラツチするラツチと、このラツチの出力
を受けて前記発光素子をドライブするドライバー
を含み、前記電気接続手段は、前記シフトレジス
タに前記各色信号及びシフトパルス、前記ラツチ
にラツチパルスを各々入力するための信号入力用
と、前記シフトレジスタの送り信号、前記シフト
パルス及び前記ラツチパルスを各々送り出す信号
送り用と、前記制御回路部に電源を供給する電源
用を備え、水平方向に隣接する前記単位表示器に
おいて前記信号入力用の電気接続手段と前記信号
送り用の電気接続手段とが接続されており、前記
電源用の電気接続手段は電源に接続されたことを
特徴とするカラー電光表示装置を構成する。
作 用 本発明によれば、主制御装置からの単位表示器
への接続ケーブルは、表示装置の一端の単位表示
器の信号入力用電気接続手段に接続しておけば済
み、他の接続はこの単位表示器の単位送り用電気
接続手段を隣接する他の単位表示器の信号入力用
の電気接続手段に接続するようにして、順々に水
平方向に隣接する単位表示器に接続すればよく、
しかも垂直方向に隣接する単位表示器間にはその
ような信号送り用の接続を必要としないため、ケ
ーブル使用長を飛躍的に短くできる作用がある。
この作用は、制御回路部は発光素子を階調表示
させるためにパルス幅変調された各色信号をシフ
トレジスタと、このシフトレジスタの出力をラツ
チするラツチと、このラツチの出力を受けて前記
発光素子をドライブするドライバーを含む構成と
し、この構成と信号入力用ならびに信号送り用の
電気接続手段とを関連づけて結合構成した単位表
示器で初めて実現でき、単位表示器を多数用いる
大型のカラー電光表示装置としての新しい特徴を
もたらす。
実施例 次に本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図〜第7図は屋外競技場に設置するのに好
ましい実施例であり、単位表示器1は金属例えば
アルミニウムで形成される本体2を備えている。
本体2は上部シヤーシ3と下部シヤーシ4から構
成される。上部シヤーシ3は前面部5と上面部6
と側面部7,8と内段部のある小幅の下面部9と
を備え、前面部5と上面部6と下面部9は押し出
し成形で一体に形成され、その両側面に側面部
7,8が溶接により固着されている。下部シヤー
シ4は前端近傍の下面に突条部10のある下面部
11と内面の上端近傍に突片12のある後面部1
3と後面部13の内面両端にある突片14,15
とを備え、下面部11と後面部13は押し出し成
形で一体に形成され、突片14,15は溶接によ
り固着されている。上部シヤーシ3の前面部5に
は複数のソケツト取付孔16が2列を成して設け
られる。合成樹脂製の外殻をもつソケツト17は
その基端部に突出された端子導出部18がゴム製
の防水パツキン19を通じてソケツト取付孔16
に挿入され、上部シヤーシ3の前面部5の裏側か
らソケツト17の基部両側に突設された取付脚2
0に螺入されるビス21により取付られる。取付
脚20は水平面に対して斜め方向に成るように取
付られ、隣接するソケツト17の取付脚20同士
が互いに障害にならないように配慮され、実装密
度の向上に寄与するとともに、垂直面に対しても
斜め方向であるため、上部シヤーシ3の高さ、ひ
いては本体2の高さを必要以上に高くしないよう
に配慮され、後述する通風路の確保に有利な条件
をもたらす。ソケツト17の前面の開口部周縁に
はゴム製の防水パツキン22が被着され、発光素
子23は防水パツキン22を通してソケツト17
に装着される。発光素子23は白熱電球型であ
り、そのバルブの後面に金属蒸着による光反射膜
24を有し、前面に塗装によるカラー光透過膜2
5を有する。発光素子23は光の3原色であるR
(赤)、G(緑)、B(青)の3種類があり、本体2
の前部にソケツト17を介して2列を成し各組が
2列にまたがるように複数組が水平方向に配置さ
れる。光の3原色の発光素子23の複数組は各原
色の発光素子23が正三角形状および逆正三角形
状に配置される各々の組が交互に配置されること
により構成される。この配置に従つて本体2の両
側面は水平面に対して60゜の角度の斜面状を成す。
本体2の内部にはプリント基板26を含む制御
回路部27が収納される。制御回路部27からは
リード線28によりソケツト17の端子29に電
気的に接続されて発光素子23が電気信号により
制御される。制御回路部27の詳細は後に述べ
る。本体2の後部、すなわち下部シヤーシ4の後
面部13には制御回路部27に電気的に接続され
るとともに外部との電気的な接続が成される電気
接続手段が設けられる。電気接続手段は3個所に
設けられ、後面部13にブツシング30により固
定されたケーブル31とこのケーブル31の外端
に取付けられた電気接続器32から成る信号入力
用と、後面部13に取付けられた電気接続器33
から成る信号送り用と、後面部13にブツシング
34により固定されたケーブル35とこのケーブ
ル35の外端に取付けられた電気接続器36から
成る電源用がある。
本体2の組立に関しては、上部シヤーシ3の下面
部9の上面に下部シヤーシ4の下面部11の前端
を送り込んで突条部10を下面部9の後端に当接
させてビス37で固定するとともに、上面部6の
下面後端に突片12を当接してビス38で固定
し、さらに突片14と突片15は各々側面部7,
8の内面後端に当接してビス止めする。
上部シヤーシ3と下部シヤーシ4の接合個所に
は防水のためにコーキング剤を塗布すれば良い。
なお、プリント基板26を支持する支持金具39
はビス40で下面部11に固定される。41は上
下2枚の金属板からなる遮光仕切板で、連結板4
2により相互に固定され、連結板42の後端の折
曲片43にはビス44により取付脚45が取付け
られ、取付脚45の基部は本体2の上面部6およ
び前面部5に各々ビス46,47により固定され
る。こうして遮光仕切板41は発光素子23の列
間を水平方向に仕切り、太陽光のもとにあつても
表示を鮮明にする。遮光仕切板41には放熱孔4
8が設けられ発光素子23の発熱を上方に放熱す
る。
次に単位表示器1の支持手段について述べる。
単位表示器1の支持手段は、垂直方向に設置され
たH形鉄鋼からなる支柱49と支柱49の前面に
ボルト50により固定された金属製の支持介在板
51であり、水平方向に隣接した単位表示器の本
体2,2の後部間に渡つて位置し、本体2,2の
後部にビス52で固定された連結金具53を支持
介在板51にボルト54で固定している。
連結金具53は垂直方向に設置される複数、例
えば2つの本体2,2の後部に渡つて連結してあ
り、搬送時には単位表示器1を2個単位で取り扱
えるようにしてある。支持介在板51は連結金具
53と同等の高さがあつて2つの連結金具53,
53と固定関係にあるため、一つの支持介在板5
1は4つの単位表示器を支持している。単位表示
器は支持手段によつて水平方向には殆どすき間が
ない程度に隣接され、垂直方向には小間隔をおい
て複数設置されるようになる。
次に送風手段は第6図と第7図に示され、単位
表示器が支持された支柱49の後方に位置する。
第6図において送風手段は送風機55とその前方
に位置するルーバー56を含む。第7図において
は送風手段は下端に位置する送風機57とこの送
風機の上向きの横向きに変換するためのフード5
8及びその前面に階段状に取付られるルーバー5
9を含む。垂直方向に設置された単位表示器1,
1間には前述のように適切な通風路が確保された
小間隔があるため、その間に通風され、すべての
ソケツト17、防水パツキン22、発光素子23
に通風が行き渡る。本体2の下面部11の後方部
は後端に行くに従つて上方に傾斜する勾配を有す
るため、送風が前記小間隔に通風され易いものと
なつている。なお、電気接続については水平方向
に隣接する単位表示器において信号入力用の電気
接続器32は隣接する単位表示器の信号送り用の
電気接続器33に接続され、水平方向に順に電気
信号を送るようになり、垂直方向に設置された単
位表示器間は電気的に接続されなく信号の送りは
ない。従つて、垂直方向に信号送りするケーブル
は必要でなく、結線工事が容易になる。電源用の
電気接続器36は後述する電源に接続される。ま
た、発光素子23は前述した配置のみに限定され
るものではなく、例えば比較的発光出力の弱い青
色の発光素子を2個にして赤と緑の各1個と正方
形状に配置した組を複数組並べてもよい。この場
合は本体2の両側面を斜面状にする必要はなく垂
直面にすればよい。
次に第8図〜第17図により別の実施例を説明
する。これらは室内競技場あるいは大型トレーラ
ーに積載する移動型として特に適するものであ
る。単位表示器100は合成樹脂製の本体101
を備え、本体101は上部シヤーシ102と下部
シヤーシ103から構成される。本体101の前
部にはソケツト104の外殻を構成する筒状の外
殻部105を一体に有し、前部にソケツト104
を介して光の3原色の発光素子106が2列を成
して複数組が水平方向に設置される。発光素子1
06は先述した実施例より小型であるが、構成は
同様で配置も同様である。ゴム製の防水パツキン
107は筒状の外殻部105の前端部に被着さ
れ、発光素子106は防水パツキン107を通し
てソケツト104に装着される。本体101の内
部にはプリント基板108を含む制御回路部10
9が収納される。制御回路部109からはリード
線110によりソケツト104に電気的に接続さ
れ、発光素子106が制御される。制御回路部1
09の詳細は後述する。本体101の後部には制
御回路部109に電気的に接続されるとともに外
部との電気的な接続が成される電気接続手段が設
けられる。電気接続手段は3個所に設けられ、本
体101の後部から配出されたケーブル111と
このケーブルの外端に取付られた電気接続器11
2から成る信号入力用と、本体101の後部から
配出されたケーブル113とこのケーブルの外端
に取付られた電気接続器114から成る信号送り
用と、本体101の後部から配出されたケーブル
115とこのケーブルの外端に取付られた電気接
続器116から成る電源用がある。本体101の
両側面部117,118は発光素子106の配置
に従つて斜面状を成し、水平方向に設置される単
位表示器を可能な限り隣接させている。本体10
1はその両側面部117,118の後方が切欠さ
れた形状を有し、後述する支持を有利にしてい
る。なお、筒状の外殻部105のうち、上側に位
置する外殻部は本体101の上縁より上方に突設
され、下側に位置する外殻部は本体101の下縁
より下方に突設され、後述する通風により有利な
放熱が成される。また、本体101の上面後端に
は略L形状の取付金具119がビスにより固定さ
れる。
次に支持手段について述べると、第10図〜第
13図には支持手段の一態様が示され、支持手段
は垂直方向に設置された支柱120と支持介在棚
121である。支柱120は水平方向に隣接した
単位表示器の本体101の後方部の切欠された部
分101aに位置し、支柱120の両側に各々ビ
ス122により固定された支持介在棚121を介
して水平方向に隣接する単位表示器がともに固定
される。支持介在棚121は対称形である左右の
2つを1組として垂直方向に設置された複数の単
位表示器100を例えば4個1組単位で支持でき
るものであり、上下に折曲片123を有し、中間
部に断面コ字状の仕切具124を溶接により固着
してあり、後端に折曲片125を有する。単位表
示器100はその本体の後方部を折曲片123と
仕切具124の間ならびに仕切具124,124
の間にガイドしながら差し込まれて取付金具11
9が折曲片125に当接されてからビス126を
後方から折曲片125を通して取付金具119に
螺入して固定することにより支持される。支持介
在棚121において前述のビス122の通る部分
の周辺は支柱120側に押し出され、すなわち単
位表示器100側は凹んでいるため、ビス122
がその凹部127に埋設され、単位表示器100
を支持介在棚121にスライド挿入する際にビス
122が障害にならない。この実施例では以上の
構成により単位表示器100が支持手段によつて
水平方向には隣接され、垂直方向には小間隔をお
いて複数設置されるものとなる。なお、送風手段
については先に述べた実施例の第6図または第7
図のものが適用され、垂直方向に設置される単位
表示器間の小間隔に通風が可能であり、すべての
筒状の外殻部105、防水パツキン107、発光
素子106が適切に冷却される。この実施例では
筒状の外殻部105が通風路内に位置するように
上又は下に突設するため、冷却がより良好に成さ
れる。このことは本体101が合成樹脂であるこ
とと非常に高温になりやすいソケツト104の外
殻部105が本体101を利用して形成されるこ
とから有利である。また、この実施例における単
位表示器100は奥行長がかなりあるためその後
面を支持しても支持が良好でなく、前述したよう
に本体101の両側面部117,118の後方部
の切欠された部分101aにおいて支持手段によ
る支持が成されている。すなわち本体101の側
部が支持されるため、有利な支持が成される。
次に支持手段の他の態様について述べると、ま
ず第14図の場合には支持介在棚121は支柱1
20の両側にビスにより各々固定されたコ字状の
支持補助金具128を介して支柱120に固定さ
れる。
次に第15図〜第17図に示す態様では、支持
手段は水平方向に隣接する単位表示器100,1
00の中間後方部に垂直方向に設置された支柱1
20と、その両側に固定されたガイド具129か
ら進退可能に延出されたアーム130と、このア
ーム130の側端部に固定された支持介在棚12
1を含み、この支持介在棚121が本体101の
後方部の切欠された部分101aに位置して本体
101を支持するものである。ガイド具129は
外殻が金属板であり、内部の4個所にガイドのた
めのローラー131を有し、アーム130の上下
面はローラー131により支持される。アーム1
30は最も前方に突き出した状態でストツパー1
32が作用して通常位置になり、アーム130を
後方へスライドすると第16図のようになつて、
隣接する単位表示器100の後面よりもさらに後
方に位置でき、ビス126をはずして単位表示器
100を前方にスライドして支持介在棚121か
ら抜き取る作業を後方部から行えるものである。
すなわち、高所に設置されているために前方から
メインテナンスでき難い場合に非常に有利にな
る。支持手段において支持介在棚121がない場
合には単位表示器100をアーム130に直接的
に固定すれば良いとは明らかであり、すでに述べ
た第11図の場合でも単位表示器100を支柱1
20に直接的に固定すれば良く、又、第14図の
場合でも単位表示器100を支持補助金具128
に直接的に固定すれば良い。しかし、支持介在棚
121があれば、複数の単位表示器100を両側
から支持介在棚121,121で支持してビス1
26で固定した状態のまま搬送できる利点があ
る。なお、本体101の組立については、上部シ
ヤーシ102と下部シヤーシ103とを合体して
ビス止め組立され、接合部分にはコーキング剤を
塗布するものである。また、電気接続について
は、水平方向に隣接する単位表示器において信号
入力用の電気接続器112は隣接する単位表示器
100の信号送り用の電気接続器114に接続さ
れ、水平方向に順に信号を送るようになり、垂直
方向に設置された単位表示器間は信号送りのため
の接続はない。
次に電気接続系統および制御回路部について述
べる。第18図は電気接続系統を示してあり、単
位表示器1は垂直ならびに水平方向に複数設置さ
れ、それらの間を電気接続手段で接続している。
図示しない主制御装置からの信号は右端の信号入
力用のケーブル31から入力され、単位表示器1
に与えられる。送り信号は電気接続器33から送
り出され、次のケーブル31を経て左に隣接する
単位表示器1に入力され、以下同様にして左端の
単位表示器1にまで伝達される。そして各々の水
平段についても上記と同様に信号の伝達が成さ
れ、信号ラインは水平方向のみであり垂直方向に
は必要なく電気接続が容易である。また、電源用
のケーブル35は電源200に各々接続される。
なお、単位表示器100についても上記と同様な
電気接続が成される。第19図は制御回路部2
7,109のブロツク図である。
信号は5種類あり、パルス幅変調されたR,
G,Bの3色信号とシフトパルス及びラツチパル
スがある。ケーブル31,111から入力された
5つの信号は入力バツフアー201を介してシフ
トパルスとラツチパルス以外は複数のシフトレジ
スタ202を通り送り信号となつて出力バツフア
ー203を介して電気接続器33又はケーブル1
13により送り出される。シフトレジスタ202
は各色信号をシフトさせ、それらの出力がラツチ
されるラツチ204を経てドライバー205に入
り、発光素子23,106がパルス幅変調により
ドライブされて階調表示される。シフトパルスは
シフトレジスタ202に入力されてシフト動作に
関与し、ラツチパルスはラツチ204に入力され
てラツチ動作に関与する。入力バツフアー201
と出力バツフアー203は必ずしも必要としな
い。
発明の効果 以上詳述した通り本発明によれば、表示装置を
構成する単位表示器間の信号送り用の電気接続手
段は水平方向に隣接する単位表示器間においての
み設けられるため、ケーブル使用長を著しく短く
でき、コストダウンならびに施工の容易性を創出
する効果を奏する。この効果は、制御回路部の特
定された構成と、この構成と対応づけて結合構成
された電気接続手段の特定された構成とが関連一
体化された単位表示器を有することにより、この
単位表示器をマトリツクス状に多数配置するとい
う大型表示装置特有の施工性の大幅改善となつて
現われる。そして、本発明のようにカラー表示を
目的とする場合の信号線数の多さを背景として考
えると、この効果はさらに価値のあるものと認識
される。
なお、本明細書中で述べた「水平方向」、「垂直
方向」という用語はあくまで説明上の便宜性から
使用されているに過ぎないのは自明である。又、
「発光素子」とは自発光素子のみならず、液晶素
子のように自発光しないがバツクライトとの組合
せで発光素子と等価になるものも含むのはやはり
自明である。
さらに又、主制御装置から単位表示器あるいは
単位表示器間の信号伝送に光フアイバーによる光
伝送を用いるのは自明のことであるから、この場
合は「信号入力用あるいは信号送り用の電気接続
手段」を「信号入力用あるいは信号送り用の光伝
送手段」あるいは単に「信号入力用あるいは信号
送り用の伝送手段」と読み替えるべきであるのは
当然である。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明のカラー電光表示装置に
係り、第1図〜第7図は第1実施例グループで、
第1図は単位表示器の分解斜視図、第2図は装置
の部分正面図、第3図は遮光仕切板関係の斜視
図、第4図は装置の支持手段を横断面にした部分
上面図、第5図は装置の本体を縦断面にした部分
側面図、第6図は送風手段を示した装置の部分側
面図、第7図は第6図と異なる送風手段を示した
装置の部分側面図である。第8図〜第17図は第
2実施例グループで、第8図は単位表示器の斜視
図、第9図は単位表示器の縦断面図、第10図は
支持手段を縦断面にした装置の部分正面図、第1
1図は支持手段を横断面にした装置の部分上面
図、第12図は装置の部分側面図、第13図は支
持介在棚の斜視図、第14図は別の支持手段を有
し、その支持手段を横断面にした装置の部分上面
図、第15図はさらに別の支持手段を有し、その
支持手段を横断面にした装置の部分上面図、第1
6図は第15図における装置の単位表示器を後退
させたときの上面図、第17図は第15図におけ
る装置の支持手段の側面図である。第18図と第
19図は上記2実施例グループに共通し、第18
図は電気接続系統図、第19図は制御回路部のブ
ロツク図である。 第1図〜第7図の第1実施例グループにおい
て、1……単位表示器、2……本体、3……上部
シヤーシ、4……下部シヤーシ、5……前面部、
6……上面部、7,8……側面部、9……下面
部、10……突条部、11……下図部、12……
突片、13……後面部、14,15……突片、1
6……ソケツト取付孔、17……ソケツト、18
……端子導出部、19……防水パツキン、20…
…取付脚、21……ビス、22……防水パツキ
ン、23……発光素子、24……光反射膜、25
……カラー光透過膜、26……プリント基板、2
7……制御回路部、28……リード線、29……
端子、30……ブツシング、31……ケーブル、
32,33……電気接続器、34……ブツシン
グ、35……ケーブル、36……電気接続器、3
7,38……ビス、39……支持金具、40……
ビス、41……遮光仕切板、42……連結板、4
3……折曲片、44……ビス、45……取付脚、
46,47……ビス、48……放熱孔、49……
支柱、50……ボルト、51……支持介在板、5
2……ビス、53……連結金具、54……ボル
ト、55……送風機、56……ルーバー、57…
…送風機、58……フード、5……ルーバー。 第8図〜第17図の第2実施例グループにおい
て、100……単位表示器、101……本体、1
01a……本体の両側面部の後方部の切欠された
部分、102……上部シヤーシ、103……下部
シヤーシ、104……ソケツト、105……筒状
の外殻部、106……発光素子、107……防水
パツキン、108……プリント基板、109……
制御回路部、110……リード線、111……ケ
ーブル、112……電気接続器、113……ケー
ブル、114……電気接続器、115……ケーブ
ル、116……電気接続器、117,118……
側面部、119……取付金具、120……支柱、
121……支持介在棚、122……ビス、123
……折曲片、124……仕切具、125……折曲
片、126……ビス、127……凹部、128…
…支持補助金具、129……ガイド具、130…
…アーム、131……ローラー、132……スト
ツパー。 第18図と第19図において、200……電
源、201……入力バツフアー、202……シフ
トレジスタ、203……出力バツフアー、204
……ラツチ、205……ドライバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 前部に光の3原色の発光素子の複数組が配置
    され、内部に前記発光素子を制御する制御回路部
    が収納され、後部に前記制御回路部に電気的に接
    続されるとともに外部との電気的な接続が成され
    る電気接続手段が設けられた本体を備えた単位表
    示器が水平ならびに垂直方向に複数設置され、前
    記制御回路部は、前記発光素子を階調表示させる
    ためにパルス幅変調された各色信号をシフトする
    シフトレジスタと、このシフトレジスタの出力を
    ラツチするラツチと、このラツチの出力を受けて
    前記発光素子をドライブするドライバーを含み、
    前記電気接続手段は、前記シフトレジスタに前記
    各色信号及びシフトパルス、前記ラツチにラツチ
    パルスを各々入力するための信号入力用と、前記
    シフトレジスタの送り信号、前記シフトパルス及
    び前記ラツチパルスを各々送り出す信号送り用
    と、前記制御回路部に電源を供給する電源用を備
    え、水平方向に隣接する前記単位表示器において
    前記信号入力用の電気接続手段と前記信号送り用
    の電気接続手段とが接続されており、前記電源用
    の電気接続手段は電源に接続されたことを特徴と
    するカラー電光表示装置。
JP10875083A 1983-01-13 1983-06-16 カラ−電光表示装置 Granted JPS60484A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10875083A JPS60484A (ja) 1983-06-16 1983-06-16 カラ−電光表示装置
US06/570,680 US4720709A (en) 1983-01-13 1984-01-13 Color display system utilizing a matrix arrangement of triads

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10875083A JPS60484A (ja) 1983-06-16 1983-06-16 カラ−電光表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60484A JPS60484A (ja) 1985-01-05
JPH0316033B2 true JPH0316033B2 (ja) 1991-03-04

Family

ID=14492553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10875083A Granted JPS60484A (ja) 1983-01-13 1983-06-16 カラ−電光表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60484A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3433994A1 (de) * 1984-09-15 1986-03-27 Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg Bogenanleger fuer bogenverarbeitende maschinen
JPS62291689A (ja) * 1986-06-11 1987-12-18 松下電器産業株式会社 大型映像表示装置
JPH0766240B2 (ja) * 1986-10-01 1995-07-19 松下電器産業株式会社 大型映像表示装置の通風装置
JPS6397991A (ja) * 1986-10-15 1988-04-28 松下電器産業株式会社 大型映像表示装置
JPH081542B2 (ja) * 1988-02-24 1996-01-10 松下電工株式会社 大型画像表示装置
JPH075505Y2 (ja) * 1988-03-26 1995-02-08 星和電機株式会社 屋外用led表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60484A (ja) 1985-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4720709A (en) Color display system utilizing a matrix arrangement of triads
JP5089857B2 (ja) 大画面led表示システム
US9642272B1 (en) Method for modular multi-panel display wherein each display is sealed to be waterproof and includes array of display elements arranged to form display panel surface
US7777699B2 (en) Display system having pixels
JP5183024B2 (ja) 表示装置の組み立て方法
US20180349082A1 (en) Power and Data Communication Arrangement Between Panels
RU83649U1 (ru) Дисплейный модуль для конфигурируемого прозрачного сборного видеодисплея с большим экраном
KR20000029310A (ko) 투명 외부 유리 내측의 대형 디스플레이 장치를 구비한고층빌딩
US20130058090A1 (en) Angled light box lighting system
JP6830183B2 (ja) 画像表示装置
JPH0316033B2 (ja)
KR20030067449A (ko) 전광판용 모듈
CN211181493U (zh) 一种基于led灯板的显示屏
US11678455B2 (en) Digital display panel module and associated digital display panel
JP5183788B2 (ja) 表示装置
JP4829756B2 (ja) 発光モジュール配列表示装置
CN210516019U (zh) 一种户外防水led显示屏模组及其组件
KR200276287Y1 (ko) 전광판용 모듈
KR100227707B1 (ko) 옥외용 엘이디 전광판
CN213424477U (zh) 一种控制机箱及led交互设备
JPH081542B2 (ja) 大型画像表示装置
CN210606435U (zh) 显示屏模组
KR102507108B1 (ko) 표시장치용 지지 장치
JPH0158517B2 (ja)
JPH11352908A (ja) 表示装置