JPH03160241A - 熱交換ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ〉産業上の利用分野 本発明は集合住宅やマンション等のベランダに設置され
る分離型空気調和機の熱交換ユニ・ｙ’ｒ−に関する。

（ロ）従来の技術 従来、集合住宅やマンション等のベランダに分離型空気
調和機の室外熱交換二二・ノトを設置する場合は、実公
昭６１−１７３２３号公報で示されているようにベラン
ダの天井に専用の吊り金具を取り付け、この吊り金具に
室外熱交換ユニ・ノトを固定するようにしている。

ここで、この室外熱交換ユニット１は一般に第６図で示
すように送風機２、熱交換器３、圧縮機４等が収納され
ており、その前面に吐出口５が、右側面にバルブ６が固
定されている。この第６図において、７はベランダ、８
は室内、９は引き戸、１０は隣家、１３は室内熱交換ユ
ニットである。

（ハ）発明が解決しようとする課題 この室外熱交換ユニット１をベランダ７の左側（図中の
実線状態）に設置した場合は、バルブにつながれるユニ
ット間配管１１がベランダ７の左側壁１２に沿うため美
観上の問題は少ないが、この室外熱交換ユニット１をベ
ランダ７の右側（図中の一点鎖線状態）に設置した場合
はバルブ６につながれたユニット間配管１２が引き戸９
側となり、見栄えが悪くなることがあった。

本発明はベランダの左側あるいは右側のいずれの位置に
室外熱交換ユニットを置いたとしても、この熱交換ユニ
ットから延びるユニット間配管がベランダの壁へ沿わせ
やすくして、熱交換ユニットの見栄えを良くすることを
目的としたものである。

（二）課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は、箱形の熱交換ユ
ニットの左右両側面の少なくと６一方にのみ吐出口を設
けるようにしたものである。

（＊）作用 箱形の熱交換ユニットの前面並びに後面に吐出口を設け
なかったので、この熱交換ユニットの前面並びに後面の
いずれの面をベランダの外壁と幻向するように熱交換ユ
ニットを設置できる。

（へ）実施例 第１図ないし第４図において、２０は分離型空気調和機
の室外側熱交換ユニット（以下１熱交換ユニット」と言
う。）で、内部は仕切板２１によって左側の機械室２２
と右側の熱交換室２３とに区画されている。２４は圧縮
機、２５はこの圧縮機２４に取り付けられたアキュムレ
ータで、いずれも機械室２２に収納されている。２６は
送風機（クロスフローファン），２７ほこの送風機の舌
部で、仕切板２１がこの送風機２６のケーシングを兼用
している。２８は断而略コ字状の外装体で、前面２９に
第１の吸込口３０が形成されている。そしてこの左側面
３１並びに後面３２にはこのような吐出口や吸込口が形
或されておらず、左側面３１の上部に把手３３のみが設
けられている。３４はこの外装体２８の開口を塞ぐ側面
パネルで、熱交換ユーニット２０の右側面となるもので
ある。この側面バネル３４の前部には第２の吸込口３５
が、後部には吐出口３６が夫々形成されている。この第
２の吸込口３５並びに吐出口３６は第２図に示すようこ
の側面バネル３４の切り起し成形によって設けられてい
る。３７吐ブレ−１・フィン型の熱交換器で、第１並び
に第２の吸込口３０．３５に対向するよう略Ｌ字状に折
り曲げられている。

そして、送風機２６の回転によって室外空気は実線矢印
のように流れる。すなわち、第１並びに第２の吸込口３
０．３５から室外空気が熱交換ユニッｌ〜２０に吸込ま
れ、プレートフィン型熱交換器３７内を流れる冷媒と熱
交換された後、吐出口３６から吹き出される。

３　８　，　’４　２は熱交換ユニツｌ−２０の脚片で
、略形状に折り曲げられており、しかも左右対称に配置
されている。３９はこの脚片３８の下辺４０に形成した
取付穴である。４工はサービスバルブで、一方の脚片４
２よりも外側の底面に固定されている。４３．４４はベ
ランダ４５の外壁４６に並べられた一対のＬ型の取付金
具で、その一片４７がボルト４８によってベランダ４５
の外壁４６に固定されている。４９はこの取付金具４３
，４４の他片５０に外側から固定された台脚で、その下
部の前後には夫々取付穴５ｌが形成されている。５２は
ボルトで、台脚４９の取付穴５１に下方から挿入される
．５３は下クッションゴムで、ボルト５２に挿入される
。そしてこの下クッションコム５３に脚片３ｇ　，４２
が載置される。５４はこの脚片３８，４２に載置された
上クッションコム、５５はボル１〜５２に螺合されるナ
ットである。５６はこの熱交換ユニット２０の上面に設
けられた上取付具で、クッションコ′ム５７を介して右
側の取付金具４３の他片５０に取り付けられている。

次に、−１二述した取付装置を用いて熱交換ユニット２
０をベランダ４５の右外壁並びに左外壁に据付ける場合
を説明する。まずベランダ４５の右外壁に熱交換ユニッ
ト２０を固定する場合は、第３図に示すように右外壁５
８へ一対のＬ型の取付金具４３．４４を固定した後、こ
の取付金具に台脚４９を固定ずる。そし−〔、この台脚
４９の外側而に熱交換ユニット２０の脚片３８．４２を
滑らせながらこれら脚片３８　，４２の下辺４０を台脚
４９に載置し、この両者をボルト５２，ナット５５等で
固定する。そしてこの熱交換ユニット２０の上取付具５
６を右側の取付金具４３の他片５０に固定する。このよ
うに熱交換ユニット２０を固定すると、サービスバルブ
４１は、この熱交換ユニット２０の左下部に位置し、従
って、こ．のサービスバルブ４１につながれるユニット
間配管５９はヘランダの右側の仕切壁６０側一、延びる
。これによってこのユニット間配管５９ほ、右側の仕切
壁６０に沿いやすくなり、このユニット間配管５９がベ
ランダ４５の中央から見えにくくなる。吹出空気は実線
矢印の方向へ吐出される。

一方ベランダ４５の左外壁６１に熱交換ユニット２０を
固定する場合は、第５図に示すように左外壁６１へ一対
のＬ型の取付金具４３．４４を固定した後、この取付金
具に台脚４９を固定する。

そして、この熱交換ユニット２０をその前面が左外壁６
１と対向し、裏面３１が前方を向くよう１８０゜回転さ
せて（第３図実線矢印参照）、この熱交換ユニット２０
の脚片を台脚の下辺に載置し、この両者３８　．４２を
ボルト５２、ナット５５等で固定する。そしてこの熱交
換ユニット２０の上取付具５６を左の取付金具４４の他
片５０に固定する。このように熱交換ユニット２０を固
定すると、サービスバルブ４１は、この熱交換ユニット
２０の左下部に位置し、従って、このサービスバルプ４
１につながれるユニット間配管６２はベランダの左側の
仕切壁６３側へ延びる。これによってこのユニット間配
管６２は左側の仕切壁６３に沿いやすくなり、ユニット
間配管６２がベランダ４５の中央から見えにくくなる。

そして、．吹出空気は実線矢印の方向へ吐出される。こ
こで室外壁に取り付けられた一対のＬ型の取付金ＪＬ４
３，４４によって吸込口３０と左外壁６１との間には吸
込スペースが確保される。

従って、熱交換ユニット２０につながれるユニット間配
管５９．６２の延出方向に応じてこの熱交換ユニットの
前面を室外壁に対向させたり、あるいはその後面を室外
壁に対向させたりすることができる。これによってユニ
ット間配管の室外の隅の方へ導びくことができる。

尚、上記実施例では取付金具４３　．４４等を用いてこ
の熱交換ユニット２０をベランダ４５の左並びに右外壁
５８．６１に固定したが、この熱交換ユニット２０をベ
ランダ４５の右隅あるいは左隅に置くようにしても良い
。

（ト）発明の効果 以上述べたように、本発明は、熱交換ユニットの左右両
側面の少なくとも一方に吐出口を設けたので、この熱交
換ユニットの前面並びに後面のいずれの面も壁と対向す
るようこの熱交換ユニ，：／トを設置できる。これによ
って、この熱交換ユニ・７トから延びるユニット間配管
をベランダの隅等の目立たない場所に導びくことかでき
、熱交換ユニット並びにこのユニットから延びるユニッ
ト間配管の据付状態の見栄えを良くするこ．とができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の熱交換ユニットの横断面図、第２図は
同ユニットの側面図、第３図は同ユニットの正面図、第
４図は同ユニットとその取付装置との関係を示す同装置
の斜視図、第５図は同ユニットの異なる据付状態を示す
同ユニットの側面図、第６図は従来の熱交換ユニットを
ベランダに設置した状態を示す説明図である。 ２０・・・熱交換ユニット、　　２６・・・送風機、　
　３４・・・｛Ｊ１面パネル、　３６・・・吐出口、　
３７・・・熱交換器。 第 ３ 図 ４４ ４３ 第 ４ 図 第 ５ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）熱交換器、送風機を内蔵した箱形の熱交換ユニット
   において、その左右両側面の少なくとも一方に吐出口を
   設けたことを特徴とする熱交換ユニット。