JPH0315967A - ニューラルネットワークの重み付けネットワーク - Google Patents

ニューラルネットワークの重み付けネットワーク

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JPH0315967A
JPH0315967A JP1307466A JP30746689A JPH0315967A JP H0315967 A JPH0315967 A JP H0315967A JP 1307466 A JP1307466 A JP 1307466A JP 30746689 A JP30746689 A JP 30746689A JP H0315967 A JPH0315967 A JP H0315967A
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Masayoshi Tachibana
橘 昌良
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ホップフィールド(t{opNeld>型の
ニューラルネットワークに関し、特に神経素子間を接続
する重み付けネットワークに関する。
(従来の技術) ニューラルネットワークは、一般に、複数の神経素子と
、これらの神経素子が出力した信号を自己を含む全ての
神経素子に所定の重み付けで結合する重み付けネットワ
ークとから構成される。
ホップフィールド型のニューラルネットワークをアナロ
グ回路で構成するには、通常、第9図に示すように、神
経素子1を単純な増幅器で、また神経素子1間を結合す
る重み付けネットワーク2の重み付け部3を抵抗4(図
中丸で示す)で実現する方法が考えられている(情報処
理学会 情報処理vo1.29,no.9.1988.
p97B)。
また、図中5は外部からの入力端子を表わす。
この方法では、重み付けネットワーク2が、2次元マト
リクス状に構成されるが、このような構成では、神経素
子1の駆動側と入力端子5からみた負荷容量は神経素子
1の数にほぼ比例して増大する。また、重み付けの為の
抵抗による負荷抵抗は、神経素子1の数にほぼ反比例し
て減少する。
このため、大規模ニューラルネットワークでは、各神経
素子1の電流駆動能力は、神経素子1の数に比例して大
きくする必要がある。
したがって、このような構或のニューラルネットワーク
をLSI化しようとすると、LSIチップの電力消費量
は神経素子1の数の2乗に比例して増大することになる
が、1チップのLSIあたりの電力消費量は、無制限に
大きくすることは出来ないという問題があった。
そこで、ニューラルネットワークの規模が大きくなった
場合、なにらかの方法でネットワークを分割し、これを
組合わせることが考えられる。しかしこの場合、2次元
マトリクス状に構成された重み付けネットワーク2を複
数に分割してからLSI化し、これを組合わせて構成す
る必要があり、受動部品のみからなるこの部分での駆動
能力が不十分となって安定に動作させることが困難にな
るという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如<、LSI上にニューラルネットワークを構築
する場合、ニューラルネットワークの規模はLSIの許
容消費電力により決定するため、大規模なニューラルネ
ットをLSI上に実現することができないという問題が
あった。また複数のLSIチップを組合せて1つのネッ
トワークとすることは、重み付けネットワークの駆動能
力上困難であった。
そこで本発明は、任意の神経素子数が安定的に動作する
ニューラルネットを複数のLSIチップの組合せによっ
て容易に構成することを可能とする重み付けネットワー
クを提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上述した課題を解決するために、本発明は、複数の神経
素子の夫々が出力した信号を自己を含む全ての神経素子
の入力に所定の重み付けで結合するニューラルネットワ
ークの重み付けネットワークにおいて、当該ネットワー
クの入出力数より少ない少なくとも2以上の入出力数の
単位回路を当該ネットワークの任意の入力から任意の出
力へ至る経路が必ず存在するように複数個多段接続して
構成され、前記単位回路は、各入力の各々に対して所定
の重み付けを行なう重み付け手段と、この重み付け手段
で重み付けされた信号を少なくとも次段の単位回路を駆
動できる能力で増幅する複数の増幅器とを備えた。
(作用) 本発明によれば、重み付けネットワークの任意の入力か
ら任意の出力へ至る経路が必ず存在するように複数の単
位回路を多段接続して重み付けネットワークが構成され
、更に重み付けを行なう各単位回路に少なくとも次段の
単位回路を駆動できるだけの能力を持つ増幅器を備えて
いるので、各単位の負荷は次段の単位回路のみとなる。
従って、神経素子数が増大しても各単位回路の負荷は一
定であり、この一又は複数の単位回路をLSIチップ化
した際の消費電力は全増幅器数に比例した値に抑えられ
る。
ここで、多段接続の接続方式としてシャフル置換接続を
採用した場合、重み付けネットワークの段数は神経素子
数をm、単位回路の入力(出力)数をnとすると、lo
g.mである。したがって、全ての重み付けネットワー
クを1チップで構威した場合、チップ内の増幅器の総数
はmX I O g nmに比例する数となり、チップ
あたりの消費電力は、mX 1 0 g m mに比例
することになる。
更に、この構成によりLSI化した重み付けネットワー
クを多段接続することにより、大規模なニューラルネッ
トワークを構成しようとした場合でも、各回路は駆動力
を持つ増幅器を備えているため、安定に動作するニュー
ラルネットワークを構戊することが容易となる。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明
する。
第1図は本発明の一実施例に係るニューラルネットワー
クの重み付けネットワークの構或を示す図である。
この重み付けネットワークは、ホップフィールド型ニュ
ーラルネットワークにおいて神経素子間を任意の重み付
けで結合するもので、2組の興奮性入力と抑制性入力と
を入力し、これらの間を任意に重み付けし、次の段を駆
動できる2組の興奮性出力と抑制性出力とを出力する単
位回路10を、ネットワークの全ての入力に対して重み
付けを行なうのに必要な段数だけ多段接続したものであ
る。
これにより、単位回路10の人出力組数“2”よりも多
い任意の人出力組数“8゜の重み付けネットワークが構
成できる。
ここで、重み付けネットワークの最終段U31〜U34
の出力は、それぞれの出力組(興奮性出力、抑制性出力
)のうちのいづれか一方を神経素子に入力するものとす
る。
図示した重み付けネットワークは、神経素子の出力を重
み付けし、神経素子へ入力する部分を示している。ニュ
ーラルネットワークでは、外部から神経素子に継続的に
信号を入力する必要があるが、この部分は第1図には記
されていない。外部からの入力は、たとえば、重み付け
ネットワークの出力を神経素子へ入力する段階で行なわ
れる。
また、この回路では入力端子における負荷も一定の値と
なる。
上述したように神経素子に重み付けネットワークの出力
を入力し、かつ外部から継続的に信号を入力するための
回路を第2図に示す。
重み付けネットワークの出力は、入力端子51に入力さ
れる。また、外部から神経素子1に継続的に入力される
信号は入力端子52に入力される。
これらの信号は増幅器53にて増幅され、神経素子1に
入力される。そして、神経素子1の出力は出力端子54
から出力される。増幅器53のゲインは、抵抗55.5
6.57.58によって決定する。
説明を第1図に戻す。
?み付けネットワークでは、多段接続としてシャフル置
換接続を用いることにより任意の入力から任意の出力へ
至る経路が必ず存在するように構威している。
ここで、シャフル置換接続とは、 ■ 0〜M−1で番号付けされるM個の入力端子と、0
〜M−1で番号付けされるM個の出力端子の間の1対1
写像を与える置換であり、■ X番目(0≦X≦M−1
)の出力端子の番号の2進数による表示を(a.,・・
・a3+  a2+  a)としたとき、この出力端子
を、 σ(x) −( am− + + a T@−■.・・
・a++am)・・・(1) で表わされる番号の入力端子に接続するように接続関係
である。
このシャフル置換はio・g2M回数繰返すことにより
入力端子番号と出力端子番号とが等しく対応する置換と
なり、これにより任意の入力端子から任意の出力端子へ
至る経路が必ず存在することになる。
単位回路10の構成を第3図に示す。単位回路10は、
抵抗R1〜R8からなる重み付け部20と、この重み付
け部20で重み付けられた値を増幅する増幅部21.2
2とから構成されている。
重み付け部20は、入力端子I1+と節点PI +P2
との間に夫々接続された抵抗Rl,R2と、入力端子■
1−と、節点P,,P2との間に夫々接続された抵抗R
4,R3と、入力端子■2+と節点P,,P2との間に
夫々接続された抵抗R6,R5と、入力端子I2−と、
節点P.,P2との間に夫々接続された抵抗R7,R8
とにより構威されている。
増幅部21は節点P1の電圧を抵抗R9,RlOで決ま
るゲインで増幅し出力する演算増幅器23からなり、そ
の非反転出力端子01+に興奮性信号を、また反転出力
端子O,一に抑制性信号をそれぞれ出力する。
増幅部22もこれとほぼ同様に、節点P2の電圧を抵抗
Rll,R12で決まるゲインで増幅し出力する演算増
幅器24からなり、その非反転出?端子0■1に興奮性
信号を、また反転出力端子02−に抑制性信号をそれぞ
れ出力する。
いま、入力端子It  ,II−,12  ,I2及び
出力端子0+  ,o.−,o,  ,o2の電圧を夫
々の端子符号と同一符号で示し、これらが夫々v,,v
2,v,,v4,v,,−V,,V6,   Vbであ
るとする。また、抵抗R1〜R12を夫々、 Rl−k+ xR     R2−k2xRR3−k,
XR     R4讃k4XRR5−k,xR    
 R6−k6xRR7−k,XR     R8−k8
XRR9−ks,xR     RIO−kf,xRR
11=ks2XR   R12−kf2 XRとすると
、 v 5 ・・・(2〉 v6 ・・・(3) ただし、k1〜k8およびkf,,kf,,ksI+ 
 k s2は入力信号に対して行なう重み付けのための
結合計数で、K1およびK2は、K 1    k1 
   k4    k6    k7・・・(4) ・・・(5〉 である。
そして、 k,K4K6Kγ kf, K +     k 4     k 6k ?・・・
(6) k 2    k,     k 5    k8とお
くことにより、(8) 、(9) ・・・(7〉 式が導き出される。
?−(0,   ,o,−,o■  ,Oz−)”・・
・(10〉 I=(1+     II−,  12   .  1
2−)T・・・(11) と定義すると、単位回路10が入出力する信号の関係は
、(12)式のように示すこができる。
0−A◆■            ・・・(I2)但
しAは、重み付け係数で、 ・・・(8〉 ・・・(9〉 これらの式からら明らかなように、出力電圧V,,V6
(7)値は、入力電圧V,,V2,V,,v4,に対し
て抵抗R1〜R8で重み付けしたものである。したがっ
て、入力信号Iと出力信号Oとを <1−1/ki                  
 ・・・(i4〉次に、第1図に示す重み付けネットワ
ーク2の全体の入出力について説明する。いま、各単位
回路10をU11〜U34で表わし、夫々の重み付け係
数をAll・・・A34、入出力電圧を1 1 1 1
,夏 112.   1121,   ・・・ I34
2,   0111,   0112.0121. ・
・・0342とすると、これらの入出力の関係は、 (O ill  ,  0 112)− All ( 
I Lit. I 112)”(0121  ,  0
122)−Al2 ( I 121.I 122)”2 (0331  .  0332)− A33 ( 1 
331. I 332)T(0341 .  0342
)−A34 ( 1 341.1 342)T・・・(
15) となる。ここで、単位回路Ull.U12.・・・U3
4間の接続は、シャフル置換接続となっているので、単
位回路U21,U22,・・・U34の夫々に入力する
信号は(1B). (17)式のように表わすことがで
きる。
I 211 − f 1 ( 1 111.1 112
)I212−f2 (II31.1132)1221−
f3 (1111.1112)I222−f4 (11
31.1132)I231 − f 5 (1121.
1122)1232 − f 6 ( 1141,I 
142)r 241■f 7 ( I 121. I 
122)I242讃f 8 ( 1 141. 1 1
42)・・・(l6) I311  −gl  (I211,1212)131
2  −g2  (I231,I232)I321  
−g3  (I211,I212)I322  −g4
  (I231,1232)1 331  − g 5
  ( 1 221. 1 222)I 332  −
 g 6  ( 1 24L.I 242)1!341
  −g7  (1221.1222)1342  −
g8  (1241.1242)・・・(17) 更に、(l6)式を(17)に代入すると(■8〉式の
ように示すことができ、単位回路U31.U32,U3
3.U34に入力する入力信号1311,1312,・
・・l342を入力信号1111.1112,・・・I
142で表現できる。
1311−hl (I111,1112,Il31.I
l32)1312 −h2 (1121.1122。I
 141. I 142)1 321 −h 3 ( 
Il11.I 112,I 131,1 132)1 
322 − h4 ( I 121,I 122.I 
141,1 142)I331 −h 5 ( I11
1.I112,Il31.I132)1332 −h 
6 ( 1 121,I 122,I 141.I 1
42)I341  −h7  (1111.1112,
1131.1132)1 342 − h 8 ( 1
 121, I 122. I 141. I 142
)・・・(l8) したがって、単位回路U31,U32.U33,U34
が出力する出力信号0311,0312,0321.・
・・0342は(l9)式のように示すことができる。
0311  −m 1  ( I Ill,I 112
.1 121.−,  I 142)0312  −m
2  ( Illl,1112,I 121,・−, 
 I 142)0321  −m3  (I111,1
112.1121,・,  I 142)0322  
−m4  ( I lll.I 112.1 121,
−,  I 142)0331  −m5  (111
1.1112,1121.−,  I 142)033
2  −m6  (1111,1112.1121.−
,  I 142)0341  −m7  ( 1 1
11.1 112.I 121,−・−,  I 14
2)0342  −m8  ( I lit,I 11
2.1 121.−−−,  I 142)・・・(l
9) 上記(l9)式から単位回路U31〜U34が出力する
出力信号03l1〜0342は、重み付けネットワーク
2に入力される全ての入力信号1111〜■142に重
み付けされたものと同等であることが判る。
上述した実施例によれば、重み付けネットワークの任意
の入力から任意の出力へ至る経路が必ず存在するように
複数の単位回路を多段接続して重み付けネットワークが
構成され、更に重み付けを行なう各単位回路に少なくと
も次段の単位回路を駆動できるだけの能力を持つ増幅器
を備えているので、各単位の負荷は次段の単位回路のみ
となる。
したがって、ニューラルネットワークの規模が大きくな
っても、重み付け部を構或する各単位回路の増幅器の負
荷は一定であり、しかも複数の単位回路をLSIチップ
化した際の消費電力は全増幅器数に比例した値に抑えら
れるので、任意の神経素子数が安定的に動作するニュー
ラルネットを複数のLISチップの組合わせによって容
易に構或することを可能とするニューラルネットワーク
の重み付けネットワークを提供できる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。例えば、上記第1実施例における単位回路10は抵
抗と演算増幅器との組合せにより構成されているが、〈
10)式〜(i4〉式を満たす他の回路でも同等の結果
が得られる。
また、上記実施例では2組の信号を人出力する端子を持
つ単位回路10をシャフル置換接続したが、この構成に
よる効果と同様の効果を持つ他の構或を用いても良い。
例えば、 ■単位回路を4組の入出力端子を持つものとして構戊す
る。
■第9図に示すように、n入力n出力、『入力『出力、
n入力n出力の3種類の単位回路11,12.13を使
用して、これを3ステージClos網を用いて接続する
(並列処理計算機構成論 p82富田眞治 1986昭
晃堂)等である。ホップフィールド型のニューラルネッ
トの重み付けネットワークを多段接続による構成で実現
するには、重み付けネットワークに入力する全ての入力
信号に重み付けした出力が得られるネットワークを構成
すれば良い。
1チップで構成できない大規模なニューラルネットワー
クの構戊を行なう場合、本実施例で示した方法により構
或された重み付けネットワークを基本単位とし、これを
デルタ・ネットワークにおけるaXbのクロスバーモジ
ュール(情報処理VOI.27.no.9.1988情
報処理学会)等の方式で拡張して行なえばよい。
次に、第5図〜第8図を参照して本発明に従うニューラ
ルネットワークの重み付けネットワークの第2実施例に
ついて説明する。
第5図は本発明の第2実施例に係わるニューラルネット
ワークの重み付けネットワークの構成を示す図である。
この重み付けネットワークは、ホップフィールド型ニュ
ーラルネットワークにおいて神経素子の出力端子または
ニューラルネットワークの入力端子と神経素子の入力端
子の間を任意の重み付けで結合するもので、第5図では
4組の興奮性入力と抑制性入力を入力し、4出力する単
位回路31を16個2次元に接続することにより、16
入力16出力の重み付けネルットワークを構戊した例を
示している。これにより、単位回路31の人出力組数「
4」よりも大きい人出力組数「16」の重み付けネット
ワークを構威できる。
なお、第5図においては単位回路31の入出力組数を4
、ニューラルネットワークの重み付けネットワークの人
出力組数を16としたがこの値が限定されたものでない
ことは以下の説明より明らかである。
第6図は前記の単位回路31の内部構造を示す図である
単位回路31は、抵抗33からなる重み付け部35、単
位回路31への入力信号を高インピーダンスで受け、重
み付け部35を低インピーダンスで駆動するための入カ
バッファ37と、重み付け部35の出力に接続され重み
付け部35の出力を高インピーダンスで受け単位回路3
1の外部を低インピーダンスで駆動する双方向インピー
ダンス変換器3つから構威されている。
重み付け部35は2次元マトリックスの交差点に抵抗3
3を接続したものである。
入カバッファ37は増幅度1の演算増幅器であり、高入
力インピーダンス、低出力インピーダンスを持つもので
ある。
双方向インピーダンス変換器3つを演算増幅器を用いて
構威した例を第7図に示す。
第7図において、端子41の電位をV1、端子41へ流
れ込む電流を■1、端子43の電位をV2、端子43か
ら流れ出る電流をI2とし、演算増幅器45の増幅度を
A、演算増幅器45の出力電圧をVcとする以下の式が
成立する。
V 1−V c − I 1 ・R 1     −(
1)Vc−V2= 1 2 ・R2     −(2)
A− (Vl−V2)−Vc    −・・・・・{3
)(1)〜(3)式より(4) (5)式が求められる
(1−A)  ・V1+A−V2−[1・R1・・・・
・・(4) A−V1+(1+A)−V2−12−R2・・・・・・
(5) (4)式より、 (1−A)−Vl−11−Rl−A−V2・・・・・・
(6) (6)式を変形して A ・・・(7) ここでA−4100とすると Vl−V2             ・・・・・・(
8)式(1) . (2) . (8)よりとなり、双
方向インピーダンス変換器3つの両端の電圧は等しく、
インピーダンスはRIR2により任意の値に設定できる
ことが分かる。
第8図は入カバッファ37と双方向インピーダンス変換
器3つにより単位回路31が安定に動作するものである
ことを示した図である。第8図においてZbl〜Zb4
はそれぞれ人カバッファ37の入力インピーダンス(Z
bl)、バッファ37の出力インピーダンス(Zb2)
、双方向インビーダンス変換器3つの人出力インピーダ
ンス(Zb3,Zb4) 、Vb 1 〜Vb4は{−
れぞれ入力バッファ37の入力電圧(Vbl)、入カバ
ッファ37の出力電圧(Vb2)、双方インピーダンス
夏換器39の入出力電圧(Vb3,Vb4)である。
上記の説明により Vbl−Vb2−Vb3−Vb4−−−−−・(10)
zbl:>b2,Zb3>Zb4. V b 3>V b 2          ・・−・
・(11)とすることが出来ることは明らかである。こ
の条件は回路を安定に動作させることに必要な条件であ
ることも明らかである。
本発明の第2の実施例によれば、 ニューラルネットワークの重み付けネットワークは複数
個のLSIチップを2次元に接続したものにより構成さ
れ、 各LSIチップは、神経素子の出力端子またはニューラ
ルネットワークの入力端子側には高入力インピーダンス
、低出力インピーダンスをもつ入カバッファが挿入され
、神経素子の入力端子に接続する側には内部の抵抗ネッ
トワークに対しては高いインピーダンス、神経素子の入
力端子に接続する側には低いインピーダンスを持つイン
ピーダンス変換器が挿入されているため、 神経素子の出力端子またはニューラルネットワークの入
力端子からみた負荷インピーダンスは、複数個のLSI
を駆動する場合にも十分に高い状態を保つことが可能と
なり、 各LSrチップの内部の抵抗ネットワークは、低インピ
ーダンスにより駆動され、その出力は高インピーダンス
により受けられるため安定に動作し、 さらに、神経素子の入力端子およびおなじ入力端子に接
続する他のLSIチップは、LSIチップからは低イン
ピーダンスによる駆動となり、また、各LSIチップの
同じ神経素子の入力端子に接続するチップ内部の抵抗ネ
ットワークの出力電位は同一なものになり、 大規模なニュー・    ワークを構成する場合でも、
重み付けネットワークを許容可能な消費電力のLSIに
容易に分割、構成することが可能となり、さらに神経素
子の駆動能力も非現実なほどに大きくする必要が無いた
め、安定に動作する二二−ラルネットワークを容易に構
成することを可能とするニューラルネットワークの重み
付けネットワークを提供できる。
[発明の効果] 本発明によれば、大規模なニューラルネットワークを構
成する場合でも、重み付けネットワークを許容可能な消
費電力のLSIに容易に分割、構成することが可能とな
り、さらに神経素子の駆動能力も非常に大きくする必要
が無いため、安定に動作するニューラルネットワークを
容易に構成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るニューラルネットワー
クの重み付けネットワークの構成を示す図、第2図は神
経素子に外部からの信号および重み付けネットワークか
らの信号を入力するための回路図、第3図は同ネットワ
ークにおける単位回路の構成を示す回路図、第4図は同
ネットワークの変形例を示した図、第5図は本発明の第
2実施例に係わるニューラルネットワークの重み付けネ
ットワークの構成を示す図、第6図は第2実施例におけ
るの単位回路の内部構造を示す図、第7図は双方向イン
ピーダンス変換器を演算増幅回路を用いて構戒した例、
第8図は入カバッファと双方向インピーダンス変換器に
より単位回路が安定に動作するものであることを示した
図、第9図は従来のニューラルネットワークの基本的な
構或を示す図である。 1・・・神経素子、2・・・重み付けネットワーク、3
,35・・・重み付け部、4,33.55,56.57
.58・・・抵抗、5,51.52・・・入力端子、1
0.11.12.13・・・単位回路、20・・・重み
付け部、21.22・・・増幅部、23,24.53・
・・増幅器、54・・・出力端子、37・・・入カバッ
ファ,39・・・双方向インピーダンス変換器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の神経素子の夫々が出力した信号を自己を含む全て
    の神経素子の入力に所定の重み付けで結合するニューラ
    ルネットワークの重み付けネットワークにおいて、 当該ネットワークの入出力数より少ない少なくとも2以
    上の入出力数の単位回路を当該ネットワークの任意の入
    力から任意の出力へ至る経路が必ず存在するように複数
    個多段接続して構成され、前記単位回路は、各入力の各
    々に対して所定の重み付けを行なう重み付け手段と、こ
    の重み付け手段で重み付けされた信号を少なくとも次段
    の単位回路を駆動できる能力で増幅する複数の増幅器と
    を具備してなることを特徴とするニューラルネットワー
    クの重み付けネットワーク。
JP1307466A 1989-03-02 1989-11-29 ニューラルネットワークの重み付けネットワーク Pending JPH0315967A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0595368A (ja) * 1991-02-27 1993-04-16 American Teleph & Telegr Co <Att> ネツトワーク
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JP2019046375A (ja) * 2017-09-06 2019-03-22 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置、電子部品、及び電子機器

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