JPH0793442A - 信号統合回路 - Google Patents

信号統合回路

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JPH0793442A
JPH0793442A JP25636793A JP25636793A JPH0793442A JP H0793442 A JPH0793442 A JP H0793442A JP 25636793 A JP25636793 A JP 25636793A JP 25636793 A JP25636793 A JP 25636793A JP H0793442 A JPH0793442 A JP H0793442A
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JP
Japan
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resistors
circuit
voltage
input
capacitor
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Pending
Application number
JP25636793A
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English (en)
Inventor
Kokuriyou Kotobuki
国梁 寿
Sunao Takatori
直 高取
Makoto Yamamoto
山本  誠
Chikashi Oosawa
庶 大澤
Akira Urushibata
晶 漆畑
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TAKAYAMA KK
TAKAYAMA KK
Original Assignee
TAKAYAMA KK
TAKAYAMA KK
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Publication date
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Priority to US08/262,059 priority patent/US5666080A/en
Priority to CN94115394A priority patent/CN1117172A/zh
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Priority to US08/467,827 priority patent/US5568080A/en
Priority to US08/487,154 priority patent/US5563544A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 素子数の少ない簡単な構成でデータの演算を
することができる信号統合回路を提供することを目的と
する。 【構成】 3つの抵抗R1、R2、R3を並列に配列し、
これらの抵抗のそれぞれの一端側を互いに接続してキャ
パシターCに接続すると共に、他端側から加算すべき値
に相当する3種の電圧V1、V2、V3を印加し、キャパ
シターCの出力電圧V0を演算結果とすることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の入力信号に所
定の重み付けをして統合し、単一の信号として出力する
信号統合回路に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のデータの加算のような演算は、従
来は一般にディジタル回路で実現されるが、この場合に
はA/D、D/A変換回路やシフトレジスタ等の素子が
必要となり、回路規模が大きく、かつ配線等が複雑にな
るという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述した
従来の問題点を解消すべく創案されたもので、素子数の
少ない簡単な構成でデータの演算をすることができる信
号統合回路を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる信号統
合回路は、上記の目的を達成させるため、複数の抵抗を
並列に配列し、これらの抵抗のそれぞれの一端側を互い
に接続してインピーダンスの高い電流電圧変換素子に接
続すると共に、他端側から加算すべき値に相当する複数
の電圧を印加し、電流電圧変換素子の出力電圧を演算結
果とすることを特徴とする。
【0005】
【実施例】以下、この発明にかかる信号統合回路の実施
例を説明する。図1は、この発明を加算回路として構成
した実施例を示す回路図である。この加算回路は、並列
に配置された3つの抵抗R1、R2、R3の一端を互いに
接続し、その接続側にキャパシターCを接続して構成さ
れている。
【0006】各抵抗への入力電圧をそれぞれV1、V2、
V3、抵抗値をR1、R2、R3とすると、その加算結果で
ある出力側の電圧V0は以下の(1)式で表される。 V0=(V1/R1 + V2/R2 + V3/R3)/(1/R1 + 1/R2 + 1/ R3)…(1)
【0007】各抵抗の抵抗値は、入力に対する係数、す
なわち重みつけとして規定される。図1の回路は、ニュ
ーロコンピュータの基本素子であるニューロンの信号入
力部として考えることができる。各抵抗の入力端をシナ
プス結合としてみると、各抵抗の抵抗値はシナプス結合
の結合荷重の逆数となる。上記の加算回路に、出力電圧
V0を所定の閾値と比較して閾値を越えた場合には1、
下回る場合には0の信号を出力する回路を組み合せるこ
とにより、ニューロンを構成することができる。
【0008】なお、(1)式は、抵抗結線の出力へ流れる
電流が0の場合にのみ成り立つ。したがって、図1のよ
うに出力側に設けたキャパシターCの充電が終了した時
点から出力電圧V0は(1)式の値となる。キャパシターC
を設けないと、常に電流が流れ続けるため消費電力が大
きくなる。入力に対する荷重は抵抗値の比によって決ま
るため、抵抗値を大きくすることにより荷重比率を変え
ずに消費電力を抑えることはできるが、その場合にも微
小な電流は流れ続ける。
【0009】図2は、図1で示した回路のキャパシター
Cに代えて、nMOS型トランジスタTr1、pMOS型
トランジスタTr2から構成されるソースフォロワを接続
した信号統合回路の実施例を示す。
【0010】図1の構成では、LSIを構成する素子と
してみた場合、論理処理のドライブ効率はさほど高くな
い。また、ニューロンの特徴である非線型要素も持たな
い。図2のようにトランジスタを用いたインバータを接
続することにより、ドライブ効率を向上させると共に、
出力に非線型性を持たせることができる。
【0011】図2の回路において、nMOS型トランジ
スタTr1のドレインには基準電圧Vddが印加され、その
ソースはpMOS型トランジスタTr2のドレインに接続
されている。両トランジスタのゲートは、互いに接続さ
れて抵抗の接続点に接続されており、pMOS型トラン
ジスタTr2のソースは接地電圧Vssに保たれている。
【0012】図3は、それぞれ3つの入力端子を持つ入
力群を2つに分離し、1つの群の入力と他の群の入力と
の符号を逆転させて演算する信号統合回路の実施例を示
す。
【0013】並列に接続された抵抗R1、R2、R3の接
続点の電圧は、第1の反転増幅回路AMP1に入力さ
れ、その出力はキャパシター2を介して第2の反転増幅
回路AMP2に入力されている。一方、抵抗R4、R5、
R6の接続点の電圧は、第2の反転増幅回路AMP2に入
力されている。
【0014】第1の反転増幅回路AMP1は、6個のM
OSトランジスタTr1、Tr2、Tr3、Tr4、Tr5、Tr6
とキャパシターC1とから構成され、図2と同様の2つ
のMOSトランジスタから構成されるインバータが3段
直列に接続されると共に、3段目のインバータの出力が
キャパシターC1を介して1段目の入力側にフィードバ
ックされている。フィードバック系は、加算増幅効果の
ために設けられている。第2の反転増幅回路AMP2
も、同様にして6個のMOSトランジスタTr7、Tr8、
Tr9、Tr10、Tr11、Tr12とキャパシターC2とから構
成される。
【0015】インバータは、奇数個設けることにより信
号を反転させればよいが、1段より複数段設けた方がリ
ニアリティを確保でき、増幅率も高くなる。
【0016】上記の構成によれば、入力電圧V1、V2、
V3は6段のインバータを介して非反転出力となり、入
力電圧V4、V5、V6は3段のインバータを介して反転
出力となるため、結果として入力電圧V1、V2、V3に
所定の重み付けをして加算した結果から、入力電圧V
4、V5、V6に所定の重み付けをして加算した結果を差
し引いた結果が出力電圧V0として得られる。
【0017】生物ニューロンのモデルには、興奮型のシ
ナプス結合と抑制型のシナプス結合とがある。図2の例
では、全ての入力が加算されるため、興奮型のシナプス
結合と捉えることができる。図3の例では、入力電圧V
1、V2、V3を興奮型、入力電圧V4、V5、V6を抑制型
と捉えることができる。
【0018】以上説明した3つの実施例では、結合荷重
の逆数に当たる抵抗値を固定した例についてのみ述べた
が、これを可変抵抗として結合荷重を変更できるように
してもよい。
【0019】なお、加算回路は、並列に配列した複数の
キャパシターの一端を互いに接続しても構成できるが、
LSI上での構成の容易さから考えると、抵抗により構
成した方が自由度が高い。
【0020】キャパシターは、シリコン基板上に酸化シ
リコンの層を形成して構成され、その面積が容量を決定
する要因となる。ただし、現在のLSI技術では、一般
的には容量を変える場合に面積を連続的に変化させるの
ではなく、約1μm平方のパターンで数pFの容量のキ
ャパシターを単位として、この単位パターンを複数形成
して接続する手法が採られている。このため、容量を段
階的にしか変えることができず、例えば単位パターンの
容量が1pFであるとすると、1.5pF、2.5pF
のような中間値を持つキャパシターを形成し難い。
【0021】これに対して、固定抵抗をLSI上に形成
する場合には、抵抗値に応じた長さの蛇行パターンを形
成するのみであるため、設定する抵抗値を連続的に変化
させることが比較的容易である。シナプスの結合荷重
は、柔軟に設定できる方が望ましいため、この点からは
抵抗を用いた加算回路の方がキャパシターを用いた加算
回路よりも有利である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
抵抗を並列に接続して電流電圧変換素子に接続するとい
う簡単な構成で複数の入力信号を統合することができ
る。また、電流電圧変換素子としてMOSトランジスタ
から構成されるソースフォロワを用いた場合には、出力
を非線型にすると共に、ドライブ効率を良好にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1にかかる加算回路を示す回
路図である。
【図2】この発明の実施例2にかかる信号統合回路を示
す回路図である。
【図3】この発明の実施例3にかかる信号統合回路を示
す回路図である。
【符号の説明】
R1〜R6 抵抗 V1〜V6 入力電圧 Tr1〜Tr12 MOS
フロントページの続き (72)発明者 大澤 庶 東京都世田谷区北沢3−5−18 鷹山ビル 株式会社鷹山内 (72)発明者 漆畑 晶 東京都世田谷区北沢3−5−18 鷹山ビル 株式会社鷹山内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の抵抗を並列に配列し、該抵抗のそ
    れぞれの一端側を互いに接続してインピーダンスの高い
    電流電圧変換素子に接続すると共に、他端側から加算す
    べき値に相当する複数の電圧を印加し、前記電流電圧変
    換素子の出力電圧を演算結果とすることを特徴とする信
    号統合回路。
  2. 【請求項2】 前記電流電圧変換素子がキャパシターで
    あることを特徴とする請求項1に記載の信号統合回路。
  3. 【請求項3】 前記電流電圧変換素子がMOSトランジ
    スタから構成されるソースフォロワであることを特徴と
    する請求項1に記載の信号統合回路。
JP25636793A 1993-04-01 1993-09-20 信号統合回路 Pending JPH0793442A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25636793A JPH0793442A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 信号統合回路
US08/262,059 US5666080A (en) 1993-06-17 1994-06-17 Computational circuit
CN94115394A CN1117172A (zh) 1993-06-17 1994-09-16 计算电路
US08/468,762 US5617053A (en) 1993-06-17 1995-06-06 Computational circuit
US08/467,827 US5568080A (en) 1993-06-17 1995-06-06 Computational circuit
US08/487,154 US5563544A (en) 1993-06-17 1995-06-07 Computational circuit
US08/766,875 US5774008A (en) 1993-04-01 1996-12-13 Computational circuit

Applications Claiming Priority (1)

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JP25636793A JPH0793442A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 信号統合回路

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JPH0793442A true JPH0793442A (ja) 1995-04-07

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JP25636793A Pending JPH0793442A (ja) 1993-04-01 1993-09-20 信号統合回路

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