JPH03159332A - Cm音声レベルの自動制御方式 - Google Patents

Cm音声レベルの自動制御方式

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JPH03159332A
JPH03159332A JP1299423A JP29942389A JPH03159332A JP H03159332 A JPH03159332 A JP H03159332A JP 1299423 A JP1299423 A JP 1299423A JP 29942389 A JP29942389 A JP 29942389A JP H03159332 A JPH03159332 A JP H03159332A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、TV放送、ラジオ放送等におけるCMや、録
音スタジオ等における音声レヘルの自動制御方式に関す
るものである。
〔従来の技術〕
CMバンク等によるCMの送出において、全CMの音声
を聴感的にもレベル的にも一定に保つことは至難の技と
いえる. CM素材は、その性質上、効果音、BG、ナレ一ション
等、あらゆる音源が組み合わされている。
またモノ、ステレオ、2ケ国語等、モードの種類も多く
、しかも、代理店から放送局に搬入されるCM素材のレ
ベルのバラツキも大きい。そして、最近のCMは、ステ
レオ化に伴い音質重視の方向になっている. こうした状況の下でCMの音声レベルを一定に保つため
に一般に採られている方法は、次の二つがある。即ち、
その第1は、CM素材の収録時に、VU計と人間の聴覚
を併用して音声レベルを一定に保つ方法であり、第2は
、AGCやりミンター・コンブレッサーを使って音声レ
ベルを一定に保つ方法である. 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、第1の方法は、VU計に頼って音声レベルの均
一化を行うため、聴感上のレヘルが合わない。このため
専門的な訓練を受けたオペレーターが聴覚と併用して作
業を行うことになるが、それには限界があると同時に、
個人差があることはいなめない。
例えば、第8図に示すようなA−CM,B−CM,C−
CMがある場合、A−CMでは頭の部分でインパクトが
あるので、オペレーターがびっくりして音声レベルを下
げてしまうが、後半のささやき部分は逆にレベルを上げ
てしまう傾向になる。
またB−CMのように頭の部分は低く、後半高いCMは
、逆にレベルを上げてしまうので、後半はレベルオーバ
ーとなり、収録NGとなる.更にC−CMのように平均
レベルが低いCMでは、オペレーターはおそるおそるフ
エーダーを上げることになる.因みに、各CMの単純平
均レベルは、A−CMが−1.2 VU,B−CMが−
2.8 VU, CCMが−3.6 VUである. 第2の方法は、信号のエネルギー密度の判断が難しく、
聴感上のレベルが揃わないという不満が残る.またアナ
ログ式であれ、デジタル式であれ、基本的には瞬間応答
であり、必要以上のレベルの動きと音質悪化を招きやす
く、しかも、原理的に源音に忠実とは言えない。
本発明は、このような従来の課題に鑑み、各CM素材の
源音を損なうことなく、レベル的にも聴感的にも全CM
を自動的に一定に制御できる制御方式を提供することを
目的とする. 〔課題を解決するための手段〕 本発明に係るCM音声レベルの自動制御方式は、CM素
材を収録する際に、CM音声の実秒数のレベルを記憶し
、平均レベル及び聴感補正を演算して音声レベル補正値
を求め、再生時に音声レベル補正値に基づいて可変減衰
器を作動させてCM音声レベルを補正するものである. 〔作用〕 先ず、CM素材1を収録する際に、CM音声の実秒数の
レベルを記憶部13, 14. 15に記憶する.次に
演算部16. 17. 18で平均レベル及び聴感補正
の演算を行って音声レベル補正値を求めておく.そして
、CMの再生時に、音声レベル補正値に基づいて可変減
衰器5を作動させてCM音声レベルを補正する.これに
よって源音を損なうことなく、各CM素材の音声レベル
を一定に制御できる。
〔実施例〕
以下、本発明制御方式の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する. 第1図は本発明の第1実施例を示し、CM素材をマスタ
ーマザーVTR (以下MM−VTRという)に収録す
るMM方式に採用した場合である。
第1図において、1は放送されるCM素材で、VTR、
フィルム、スライドと音声テープがあり、夫々の機械に
セットして再生される.2はMM−VTRで、スポンサ
ーから搬入されたCM素材1を全て収録するためのもの
である.3は補正値演算装置で、収録時におけるCM音
声の実秒数のレベルを記憶し、平均レベル及び聴感補正
を演算して音声レベル補正値を求めるためのものである
.4はオンエアーマザー群で、これには放送に使うCM
が全て入れられている.5は可変減衰器、6はホストコ
ンピュータで、音声レベル補正値を記録しておき、MM
−VT+R2の収録状況を確認すべく試聴する際、又は
オンエアーマザー群4に収録する際に、その補正値に基
づいて可変減衰器5に指示を与え、この可変減衰器を作
動させてCM音声レベルを補正するようになっている.
CM素材lをMM−VTR2に収録する時には、音声レ
ベル調整のための基準信号で行う。そして、その収録状
況をi′I認するために全編の試聴を行う.そこで、収
録時に補正値演算装N3で音声レベル補正値を求めてホ
ストコンピュータ6に記録しておき、試聴時にその補正
値に基づいて補正をする.従って、どのCM素材lの音
声レベルも一定音量で試聴できる.また、マザー群4に
収録する場合であれば、一定音量で収録できる. 次に補正値演算装置3について説明する.この補正値演
算装置3は、第2図に示すように、CM音声の音声信号
を60Hz〜600Hzの低域、600Hz〜1.6K
Hzの中城及び1.6KHz−16KHzの高域の三つ
の周波数帯域に分割するフィルタ一部7,8.9と、そ
の三分割された各帯域の音声信号をA/D変換するA/
D変換部10. 11. 12と、A/D変換された各
デジタル音声信号を記憶する記憶部13.14. 15
と、各デジタル音声信号から各周波数帯域毎に平均値を
求め、聴感補正のための重みをつける演算部16, 1
7. 18と、その演算結果を総合演算して音声レベル
補正値を求める総合演算部19とを備えている。なお、
因みに低域は240+{z、中城は240Hz〜6.4
KHz,高城は6.4KHzに設定されている。そして
、各A/D変換部10, 11, 12、記憶部13,
 14. 15は、外部からの制御人力により制御部2
0を介して開始及び終了の制御がなされ、また演算部1
6, 17. 18は演算開始の制御がなされ、更に総
合演算部19は演算終了の制御がなされるようになって
いる。
試聴等に際してCM音声の音声信号が入力すると、それ
をフィルタ一部7,8.9に通して各周波数帯域毎に三
分割し、余分な信号をカットする。
次に三分割された音声信号をA/D変換部10. 11
12で夫々整流し、デジタル化する。この時のサンプリ
ング周波数は、平均値設定と聴感補正を行い得る周波数
で良いが、4 Hzあれば十分である。
即ち、普通の会話は、第3図に示すように、1秒間に5
〜10音節の早さで音の出る時間と出ない時間とが交互
に連続する。そして、会話の音声エネルギーは非常に低
い。そこで、番組本編は会話が中心であるため、CMは
番組本編に比べて6dBダウンして放送している。また
コメントだけのCMは、レベルを上げている理由である
会話の音声帯域は、第4図(A)及び(B)に日本人の
長時間平均スベクトラムを示すように6Kl{zと考え
て良い。
一方、CMを構成する重要な要素としてBGがあり、そ
の軽音楽とオーケストラのスベクトラムを第5図(A)
及び(B)に示す。この第5図(A)及び(B)からは
、10KHz以上の帯域が必要であることが判るが、平
均値算出及び聴感補正が目的ならば4 }1zで充分で
ある。
次表に各種レコードの諸パラメータの平均値を示す. (以下余白) これから判るように、平均レベルは、ボビュラーで−6
.3dBとなっている。CMの場合、BGダウンして、
これにナレーションをかぶせるので、平均レベルは更に
上がることになる. 各A/D変換器10, 11. 12では1秒に4回の
割合いで音声信号をサンプリングしてデジタル化するの
で、各記憶部13. 14. 15は1秒に4回の割合
いでレベル値を夫々記憶する。この時、記憶される音声
の最大CM秒数は3分間である。
収録開始でA/D変換器to. 11, 12、記憶部
1314. 15が動作を開始し、収録終了で動作を終
了すると、その時の収録終了信号により演算部16. 
1718、総合演算部19が演算動作を開始する.そし
て、演算部16, 17. 18により低・中・高の各
周波数帯域毎に音声レベルの平均値が求められ、聴感補
正のための重みが付けられる。この時の重み付けの係数
設定は任意である.なお、この平均値算定時には、音声
人力のない無音は計算せず、平均値算定のデータから削
除する。これは、意識的に一部を無音にしたCMがあり
、また静止画CMの場合には、画面に同期した音声とな
るため無音が多くなるので、単純に秒数平均を取ると、
その平均値が下がるためである。
平均値算定と聴感補正の演算は、次のようにして行う.
第6図は通常の音圧レベル(SPL)の関係を示す。こ
れから最大値は120dBであるが、各人が家庭で聞く
場合の聴取レベルは、次表より60〜70dBと考えて
良い。
何故、この聴取レベルが必要になるかであるが、音の大
きさは、音の強さにも関係するが、音の種類(周波数戒
分の差)にもよって大きく影響するからである.例えば
IOOOHZと100Hzの音圧レベル40dBの音を
聞いた場合、音圧レベルが同じであるにも拘らず、10
00Hzの音の方が100Hzの音よりもはるかに大き
く聞こえる。一方、音圧レベルが大きくなった場合は、
周波数による差が少なくなる。このように音の大きさは
周波数と強さに比例する。
第7図は騒音計の聴感補正回路a,b及びCの3特性の
基本形である. a特性  60db以下 b特性  60〜80db C特性  85db以上 前述のように、家庭の聴取レベルは60〜70dBであ
るので、b特性が聴感補正のカーブである.CMの場合
、BCとナレーションで構威されるため、その周波数威
分と強さは全帯域に及んでいると思われるので、どの様
に電気的に聴感補正するかが問題となる。しかし、騒音
計が既にあるので、これを応用することもできる。つま
り、CMは、一種の騒音とも言えるからである。
なお、聴感補正カーブと実際のCMとでは、聴感上、一
致しない場合もある。例えば、低域を補正するよりも高
城を補正する方が聴感的に一敗する場合がある。従って
、その場合には、高城だけを例えば−3dBだけ下げる
ようにすれば良い。
このため、聴感補正値は、任意に設定できるようにして
おくことが望ましい. このようにして音声レベル補正値を求め、これに基づい
て補正すると、第9図に示すようになる。
この第9図は、第8図に示す各CMを補正したものであ
って、A−CMは2dB下げ、B−CMは1dB下げ、
C−CMはそのままであり、何れも平均レベル−3.5
dBとなっている。
従って、このように平均レベルと聴感補正とを行うこと
により、スポンサーの意向による強調したい部分と低く
抑えたい部分とを適切に表現でき、且つ視聴者からはC
Mの不快感をなくすことができる.この方式は、CMバ
ンクの持つ性質(一度ファイリングすると繰り返し使用
する.データー素材は全てコンピューターで管理されて
いる)を利用して、マイクロコンピュータ等でデジタル
演算できるようにしたものである. なお、上記実施例では、MM方式について説明したが、
これに限られるものではなく、例えば、第10図に示す
ようにダイレクトファイリング方式の場合にも同様に実
施できる。また、ラジオ放送や録音スタジオ等にも応用
自由である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、CM音声の平均レベル及び聴感補正を
演算して音声レベル補正値を求め、このレベル補正値に
基づいて可変減衰器を作動させてCM音声レベルを補正
するので、音声レベルを考慮せずに各CM素材を収録し
ても、全CMにつき自勅的に均一なレベルを維持でき、
しかも各CM素材の源音を損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
第l図は本発明の一実施例を示す全体のプロンク図、第
2図はその補正値演算装置のブロック図、第3図は音声
の波形図、第4図(A)(B)は日本人の長時間平均ス
ベクトラムを示す図、第5図(A>(B)はBGのスペ
クトラムを示す図、第6図は通常音の音圧を示す図、第
7図は聴感補正の特性図、第8図は収録時の音声レベル
を示す図、第9図は補正後の音声レヘルを示す図、第1
0図は本発明の別の実施例を示すブロソク図である。 1・・・CM素材、3・・・補正値演算装置、5・・・
可変減衰器、6・・・ホストコンピュータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、CM素材を収録する際に、CM音声の実秒数のレベ
    ルを記憶し、平均レベル及び聴感補正を演算して音声レ
    ベル補正値を求め、再生時に音声レベル補正値に基づい
    て可変減衰器を作動させてCM音声レベルを補正するこ
    とを特徴とするCM音声レベルの自動制御方式。
JP1299423A 1989-11-16 1989-11-16 Cm音声レベルの自動制御方式 Expired - Fee Related JPH0744502B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008505586A (ja) * 2004-07-01 2008-02-21 ドルビー・ラボラトリーズ・ライセンシング・コーポレーション オーディオ情報の再生音量とダイナミックレンジに影響を与えるメタデータを修正する方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008505586A (ja) * 2004-07-01 2008-02-21 ドルビー・ラボラトリーズ・ライセンシング・コーポレーション オーディオ情報の再生音量とダイナミックレンジに影響を与えるメタデータを修正する方法

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