JPH09232892A - 音量制御装置 - Google Patents

音量制御装置

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JPH09232892A
JPH09232892A JP3373496A JP3373496A JPH09232892A JP H09232892 A JPH09232892 A JP H09232892A JP 3373496 A JP3373496 A JP 3373496A JP 3373496 A JP3373496 A JP 3373496A JP H09232892 A JPH09232892 A JP H09232892A
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JP
Japan
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output
volume
audio signal
circuit
level
Prior art date
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Pending
Application number
JP3373496A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Fujimoto
尚三 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピーカから出力される音声の音量を聴取者
或いは視聴者の所望のレベル或いは所望のレベルを中心
とした所望のレベル範囲で一定に保持する。 【解決手段】 音声信号出力回路11から音声信号が出力
されると、電子ボリューム12は、音声信号出力回路11か
らの音声信号を設定レベルに応じた増幅率で増幅して出
力し、出力読取回路14は電子ボリューム12からの音声信
号の出力レベルを読み取る。演算回路16は、出力読取回
路14が読み取った電子ボリューム12からの音声信号の出
力レベルと記憶回路15に記憶されている設定レベルとを
比較,演算して得た補正値を電子ボリューム12に出力す
る。電子ボリューム12の増幅率は補正値に応じて変化し
て、電子ボリューム12からの音声信号の出力レベルを一
定に保持するため、音声信号出力回路11からの音声信号
の出力レベルが変動しても、スピーカ13からの音声の音
量は聴取者或いは視聴者の所望のレベルで一定に保持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオ装置,テレ
ビ受像装置,ビデオ装置等の音声出力回路から出力され
る音声信号を、その出力レベルが変動しても、スピーカ
から音声を一定の音量で出力させる音量制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、オーディオ装置,テレビ受像装
置,ビデオ装置等に組み込まれている従来の音量制御装
置のブロック図で、1は音声信号を出力する音声信号出
力回路、2は音声信号出力回路1から出力された音声信
号を聴取者或いは視聴者の設定した増幅率で増幅して出
力する電子ボリューム、3は電子ボリューム2から出力
された音声信号をこの音声信号の出力レベルに応じた音
量の音声に変換するスピーカである。
【0003】このように構成された従来の音量制御装置
では、音声信号出力回路1から出力された音声信号の増
幅率を電子ボリューム2において変化させて、スピーカ
3から出力される音声の音量を変化させる。
【0004】又、聴取者或いは視聴者が電子ボリューム
2の増幅率を変化させれば、電子ボリューム2からの音
声信号の出力レベルも変化して、スピーカ3から出力さ
れる音声の音量も変動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、オー
ディオ装置,テレビ受像装置,ビデオ装置等の高機能化
により、音響回路のダイナミックレンジが広くなってき
たため、音量を大きく変動させて、音響効果,注目度等
を上げようとするコンパクト・ディスク(CD),ビデオ
テープ等のソフトウエア或いはラジオ,テレビの番組が
増加している。
【0006】しかしながら、音声信号出力回路1から出
力された音声信号を電子ボリューム2に設定された増幅
率で全て一様に増幅或いは減衰する従来の音量制御装置
によって、音声信号の出力レベルが大きく変動するソフ
トウエア或いは番組を聴取或いは視聴すると、電子ボリ
ューム2の増幅率が高ければ、スピーカ3から出力され
る音声の音量が大きく変動して、聴取者或いは視聴者に
不快感を与え、又、電子ボリューム2の増幅率が低けれ
ば、スピーカ3の音量が全体的に下がって、音声が全体
的に聞き取り難くなるという問題があった。
【0007】更に、音声信号出力回路1からの音声信号
の出力レベルの変動に合わせて、聴取者或いは視聴者が
その都度電子ボリューム2の増幅率を変化させれば、ス
ピーカ3から出力される音声の音量をほぼ一定にできる
が、電子ボリューム2の操作が煩雑になって、ソフトウ
エア或いは番組を落ち着いて聴取或いは視聴できなくな
るという問題があった。
【0008】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、音声信号出力回路からの音声信号の
出力レベルが変動しても、スピーカからの音声の音量を
聴取者或いは視聴者の所望の出力レベル或いは所望の出
力レベル幅で一定に保持する音量制御装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子ボリュー
ムからの音声信号の出力レベルを読み取る出力読取回路
と、聴取者或いは視聴者の所望の音量に応じた音声信号
の出力レベルを記憶する記憶回路と、出力読取回路が読
み取った音声信号の出力レベルと記憶回路が記憶してい
る音声信号の出力レベルとからその差に応じた補正値を
演算して、電子ボリュームの増幅率を補正値に応じて変
化させることにより、音声信号出力回路からの音声信号
の出力レベルが変動しても、音声の音量を所望のレベル
で一定に保持する演算回路とからなるものである。
【0010】又、本発明は、前述の構成に、更に、演算
回路が出力読取回路から音声信号の出力レベルの読み出
すタイミングを遅らせて、電子ボリュームからの音声信
号の出力レベルに補正が掛かるまでの時間を遅らせるこ
とにより、音声の音量を所望の幅で変化させる遅延回路
を付加したものである。
【0011】本発明によれば、音声信号出力回路からの
音声信号の出力レベルが変動しても、スピーカからの音
声の音量を聴取者或いは視聴者の所望の出力レベル或い
は所望の出力レベル幅で一定に保持するので、聴取者或
いは視聴者は、電子ボリュームの操作に煩わされること
なく、ソフトウエア或いは番組を快適に聴取或いは視聴
することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施の形態における
音量制御装置のブロック図で、11は音声信号を出力する
音声信号出力回路、12は、後述の演算回路16が出力した
補正値に応じて増幅率を変化させて、音声信号出力回路
11からの音声信号の出力レベルが変動しても、音声信号
の出力レベルを演算回路16を介して設定された聴取者或
いは視聴者の所望の音量に応じたレベル(以下「設定レ
ベル」という)に一定に保持する電子ボリューム、13は
電子ボリューム12から出力された音声信号をこの音声信
号の出力レベルに応じた音量の音声に変換するスピーカ
である。
【0014】14は電子ボリューム12からの音声信号の出
力レベルを読み取る出力読取回路、15は設定レベルを記
憶する記憶回路、16は、リモコン等によって入力された
設定レベルを電子ボリューム12及び記憶回路15に記憶さ
せると共に、出力読取回路14が読み取った電子ボリュー
ム12からの音声信号の出力レベルと記憶回路15に記憶さ
れた設定レベルとの差に応じた補正値を演算して電子ボ
リューム12に出力する演算回路である。
【0015】このように構成された本実施の形態におい
て、オーディオ装置,テレビ受像装置,ビデオ装置等の
電源が投入されると、演算回路16は、記憶回路15から設
定レベルを読み出して、その設定レベルを電子ボリュー
ム12に設定する。
【0016】そして、音声信号出力回路11から音声信号
が出力されると、電子ボリューム12は音声信号出力回路
11からの音声信号を設定レベルに応じた増幅率で増幅し
て出力し、出力読取回路14は電子ボリューム12からの音
声信号の出力レベルを読み取る。
【0017】そこで、演算回路16は、出力読取回路14が
読み取った電子ボリューム12からの音声信号の出力レベ
ルと記憶回路15に記憶されている設定レベルとを比較,
演算して得た補正値を電子ボリューム12に出力する。す
ると、電子ボリューム12の増幅率は補正値に応じて変化
して、電子ボリューム12からの音声信号の出力レベルを
一定に保持するため、音声信号出力回路11からの音声信
号の出力レベルが変動しても、スピーカ13からの音声の
音量は聴取者或いは視聴者の所望のレベルで一定に保持
される。
【0018】なお、設定レベルを記憶回路15に新規に記
憶させたり、記憶回路15に記憶されている設定レベルを
変更するときには、聴取者或いは視聴者が設定レベルを
リモコン等から演算回路16を介して電子ボリューム12に
入力する一連の操作を完了すると、この設定レベルが出
力読取回路14及び演算回路16を介して記憶回路15に記憶
される。
【0019】図2は本発明の第2の実施の形態における
音量制御装置のブロック図で、図1の参照符号と同一符
号のものは同一部分を示しており、又、17は本発明の第
1の実施の形態における出力読取回路14と演算回路16と
の間に接続した遅延回路で、この遅延回路17は、演算回
路16が出力読取回路14から音声信号の出力レベルを読み
出すタイミングを遅延させる。
【0020】このように構成された本実施の形態によれ
ば、出力読取回路14が読み取った音声信号の出力レベル
と記憶回路15が記憶している設定レベルとを演算回路16
が比較,演算するタイミングが、遅延回路17に設定した
遅延時間だけ遅れて、電子ボリューム12から出力される
音声信号に補正が掛かるのは遅れる。このため、遅延時
間分だけ出力レベル制御を受けない音声信号出力回路11
からの音声信号がそのまま出力されるようになって、電
子ボリューム12からの音声信号の出力レベルが記憶回路
15に記憶させた設定レベルを中心に遅延時間に応じた範
囲で変動するようになる。この結果、スピーカ13からの
音声の音量に幅ができて、音声に臨場感が備わるように
なる。
【0021】なお、本実施の形態の音量制御装置では、
遅延時間が固定されている遅延回路17を出力読取回路14
と演算回路16との間に接続する例で説明したが、遅延回
路17の遅延時間を、聴取者或いは視聴者の好み等に応じ
て1段だけ或いは複数段を段階的に変更できるようにし
たり、“0〜∞”の間で無段階に変更できるようにして
もよい。
【0022】この場合、遅延回路17の遅延時間が“0”
であれば、本実施の形態の音量制御装置は第1の実施の
形態の音量制御装置と同様に機能し、遅延回路17の遅延
時間が“∞”であれば、本実施の形態の音量制御装置は
従来の音量制御装置と同様に機能する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
音声信号出力回路からの音声信号の出力レベルが変動し
ても、スピーカからの音声の音量を聴取者或いは視聴者
の所望の出力レベル或いは所望の出力レベル幅で一定に
保持するので、聴取者或いは視聴者は、電子ボリューム
の操作に煩わされることなく、ソフトウエア或いは番組
を快適に聴取或いは視聴することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における音量制御装
置のブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態における音量制御装
置のブロック図である。
【図3】従来の音量制御装置のブロック図である。
【符号の説明】
11…音声信号出力回路、 12…電子ボリューム、 13…
スピーカ、 14…出力読取回路、 15…記憶回路、 16
…演算回路、 17…遅延回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号出力回路から出力された音声信
    号の増幅率を電子ボリュームによって変化させて、スピ
    ーカから出力される音声の音量を変化させる音量制御装
    置において、 前記電子ボリュームからの音声信号の出力レベルを読み
    取る出力読取回路と、 聴取者或いは視聴者の所望の音量に応じた音声信号の出
    力レベルを記憶する記憶回路と、 前記出力読取回路が読み取った前記音声信号の出力レベ
    ルと前記記憶回路が記憶している前記音声信号の出力レ
    ベルとからその差に応じた補正値を演算して、前記電子
    ボリュームの増幅率を前記補正値に応じて変化させるこ
    とにより、前記音声信号出力回路からの音声信号の出力
    レベルが変動しても、前記音声の音量を所望のレベルで
    一定に保持する演算回路とを具備することを特徴とする
    音量制御装置。
  2. 【請求項2】 音声信号出力回路から出力された音声信
    号の増幅率を電子ボリュームによって変化させて、スピ
    ーカから出力される音声の音量を変化させる音量制御装
    置において、 前記電子ボリュームからの音声信号の出力レベルを読み
    取る出力読取回路と、 聴取者或いは視聴者の所望の音量に応じた音声信号の出
    力レベルを記憶する記憶回路と、 前記出力読取回路が読み取った前記音声信号の出力レベ
    ルと前記記憶回路が記憶している前記音声信号の出力レ
    ベルとからその差に応じた補正値を演算して、前記電子
    ボリュームの増幅率を前記補正値に応じて変化させるこ
    とにより、前記音声信号出力回路からの音声信号の出力
    レベルが変動しても、前記音声の音量を所望のレベルで
    一定に保持する演算回路と、 前記演算回路が前記出力読取回路から前記音声信号の出
    力レベルを読み出すタイミングを遅らせて、前記電子ボ
    リュームからの音声信号の出力レベルに補正が掛かるま
    での時間を遅らせることにより、前記音声の音量を所望
    の幅で変化させる遅延回路とを具備することを特徴とす
    る音量制御装置。
JP3373496A 1996-02-21 1996-02-21 音量制御装置 Pending JPH09232892A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009171057A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Sanyo Electric Co Ltd 増幅回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009171057A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Sanyo Electric Co Ltd 増幅回路

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