JPH0315912Y2 - - Google Patents

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JPH0315912Y2
JPH0315912Y2 JP8097588U JP8097588U JPH0315912Y2 JP H0315912 Y2 JPH0315912 Y2 JP H0315912Y2 JP 8097588 U JP8097588 U JP 8097588U JP 8097588 U JP8097588 U JP 8097588U JP H0315912 Y2 JPH0315912 Y2 JP H0315912Y2
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pipe
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sealing
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は下水本管等における取付け管取付け部
の補修装置に関する。
従来の技術とその問題点 地下に埋設の下水本管と、地表部に設置の側溝
とを連結する取付け管の取付け部は、上記本管に
対し通常モルタル等を用いて接着固定されてい
る。接着固定部のモルタル層は、長年に亘る使用
により亀裂を発生し、地下水浸入を招き、補修が
必要となる。従来このような取付け管取付け部の
補修装置として、地表部より取付け管内に挿入さ
れるシール装置を用いて、上記取付け管の本管側
管口をシールした状態で、本管内に設置された管
内充填装置を用いて、本管内から取付け部の亀裂
部内にグラウトを注入充填するような補修装置が
提案されているが、この従来の補修装置は、本管
側からの作業と、地表部側からの作業を必要と
し、作業が複雑となる難点があつた。
本考案は、このような従来の問題点を一掃する
ことを目的としてなされたものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、地下に埋設の本管内を管軸方向に遠
隔操作的に移動される台車に、上記本管の管半径
方向に遠隔操作下に進退され、進出時に上記本管
に付設の取付け管内に挿入されてその管口をシー
ルする第1シール装置と、上記本管の内周面に対
し遠隔操作的に圧着又は圧着解放され、圧着時に
上記取付け管の取付け部の周囲をシールし、上記
第1シール装置との間で、取付け部を含む限定空
間を形成する第2シール装置と、上記限定空間内
に遠隔操作下に適宜グラウトを注入する注入口
を、それぞれ備えたことを特徴とする取付け管取
付け部の補修装置に係る。
実施例 以下に本考案の一実施例を添付図面に基づき説
明すると次の通りである。
本管a内への設置状況を示す第1図から明らか
なように、本考案装置の台車1は、その前端に備
付けの、例えば90゜間隔配置(第2図参照)の接
地輪2により、本管a内の中心に支持された状態
で、モータ3(第3図参照)駆動される自走用後
輪4の回転につれ、本管a内を管軸方向に移動さ
れる。自走式に代えロープ牽引式を採用してもよ
い。
第4図に示された縦断面図から明らかなよう
に、台車1には、本管aの中心軸線周りの方向に
揺動回転自在な回転胴部5と、該回転胴部5を遠
隔操作的に揺動回転するための駆動装置、例えば
油圧式等のモータ6(第1図参照)が、それぞれ
備えられている。
回転胴部5は、前端側に於て、台車1の固定中
心軸1a上に、また後端側に於て、台車1の固定
胴部1b上に、それぞれ軸受7を介して支持さ
れ、この支持状態のもとに、モータ6の作働をし
て、歯車伝動機構8を介し、本管aの中心軸線周
りの方向に所定角度、回転変位されるようになつ
ている。
回転胴部5の回転操作時に、反力をとるため
に、第1図及び第1−a図に示されるように後輪
4の支持フレーム4a上に反力用ジヤツキ9が備
えられる。反力用ジヤツキ9はシリンダ9aの作
動をして、平行四辺形リンク構造を有する支持フ
レーム9bを、基端枢支部9b1を支点として上下
動させ、該フレーム9bの先端に常時水平状態を
保持するように備えられている押圧部材9cを、
本管aの内周面に対し、押圧、又は押圧より解放
し得るようになつている。反力用ジヤツキ9を接
地する代りに、台車1の前端の接地輪2を利用し
て、反力をとり得るような構成にしてもよい。
台車1の回転胴部5の長さ方向の中央部に、本
管aの半径方向に進退自在であつて、進出時に上
記本管aに付設の取付け管b内に挿入され、その
管口b1をシールする第1シール装置10が備えら
れる。
第1シール10は、通常は回転胴部5内に退去
し、必要時に回転胴部5から本管aの半径方向に
進出されて、取付け管b内に遊挿される上端閉塞
の可動中空軸10aと、該軸10a上にその半径
方向に膨脹、収縮し得るように嵌装されたエアバ
ツグ10bを具備している。
第1シール装置10は、第5図に参照符号を付
して示すように回転胴部5に設置のシリンダー1
1内に嵌装された状態で、その中心軸10a1と、
シリンダー11内の中心に設置の固定筒11aと
の嵌合案内のもとに流体例えば油圧制御のもとに
遠隔操作的に進退される。上記固定筒11aに進
出用の油圧通路12aと退去用の油圧通路12b
が、それぞれ形成されている。又エアバツグ10
bを遠隔操作的に膨脹、収縮させるために、該エ
アバツグ10b内に、シリンダ11下部の供給口
13aより、これに接続するエア通路13b,1
3c及び13dを順次経て、エアが供給されるよ
うになつている。
上記回転胴部5には、第1シール装置10に加
え、取付け管bの取付け部cの周囲、例えば取付
け部cの両側方に於て本管a内をシールする第2
シール装置14が備えられている。
第2シール装置14は、回転胴部5の前後両側
部に、嵌装保持された前後一対のエアバツグ14
a,14aを具備し、該エアバツグ14a,14
aは、エア供給口15a,15aよりのエアの
給、排により、本管aの半径方向に膨脹、収縮さ
れるようになつている。これらエアバツグ14
a,14aの中間に、第1シール装置10の作動
を妨げない範囲、例えば第6図に概略的に示され
るように略々270゜の角度範囲に亘つて中間エアバ
ツグ14bを備えてもよい。15bはそのエア供
給口である。
第5図に示されるように、第1及び第2シール
装置10及び14の作動をして取付け管bの取付
け部cの周囲に、取付け部cを含む限定空間17
が形成される。この限定空間17内にグラウトを
注入するために、回転胴部5にグラウトの注入口
16が設けられる。
取付け管bの取付け部cの補修を行なうに際し
ては、第1図に示されるように本管a内設置状態
のもとに、台車1が本管a内を後輪4の駆動のも
とに移動され、公知の適宜の手段、例えばテレビ
カメラ車(図示せず)の適用のもとに、第1シー
ル装置10と取付け管bとの管a軸方向の位置合
せが行われ、更に引続き、モータ6の作動をして
回転胴部5が管aの中心軸線周りの方向に適当角
度揺動回転され、管aの円周方向の位置合せが行
なわれる。この第1次及び第2次の位置合せによ
つて、第1シール装置10と取付け管bのセンタ
ーが一致する。この状態が第4図に示されてい
る。第2次の位置合せ時には、第1−a図に示さ
れるように、ジヤツキ9のシリンダ9aの作動を
して押圧部材9cが本管a内面に押し付けられ反
力が取られる。
次に第4図に示される状態で油圧制御により第
1シール装置10が管aの半径方向に進出され、
取付け管b内に挿入されると共に、エアバツグ1
0bがエアの供給により膨脹され、よつて取付け
管bの管口b1がシールされる。
これら第1及び第2シール装置10,14の作
動をして、第5図に示されるように、取付け管b
の取付け部cの外周部に、取付け部cを含む限定
空間17が形成される。
この限定空間17は、取付け管bの取付け部c
に生ずる亀裂などの隙間c1に連通し、よつてこの
限定空間17内に回転胴部5の注入口16よりグ
ラウト18を注入すると、注入されたグラウトは
隙間c1よりその内部に注入充填されて行き、茲に
取付け部c補修の目的が達成される。
取付け部cの隙間c1内へのグラウトの注入充填
を終えた後は、第1シール装置10かエアバツグ
10bの収縮後に回転胴部5内に退去され、更に
第2シール装置14の各エアバツグ14a,14
a及び14bが収縮され、更に反力用ジヤツキ9
の押圧部材9cが本管aへの押し付けから解放さ
れる。よつて台車1は第4図に示す状態に復元
し、次の補修操作に備える。
このように本考案装置によれば、本管a内から
の作業のみによつて、取付け管bの取付け部cの
補修を用い得る。
第7図は本考案の他の実施例を示し、第2シー
ル装置14がエアバツグ式と異なり、有底筒状の
ゴムシールの形態で用いられている点及び第1及
び第2シール装置10,14が機械的手段によつ
て制御されるようになつている点以外は、先の実
施例のものと実質的に異なる所がない。
本実施例に於ては、第1シール装置10はエア
バツグ式であり、エアバツグ10cが軸10d上
に嵌装固定されている。第2シール装置14は有
底筒状のシールゴム14dの形態で用いられ、シ
ールゴム14dは上記軸10d下部の大径部10
d1に嵌装固定された状態で、軸10d下端の台座
10e上面で支えられている。
第1シール装置10と第2シール装置14との
間には、第1シール装置10が取付け管b内に挿
入されたとき、第2シール装置14のシールゴム
14dの上端が本管aの内面に圧着されるような
間隔が形成されている。上記シールゴム14dは
本管a内面への圧着により、第1シール装置10
と協同して、取付け管bの取付け部cを含む限定
空間17aを形成し、この限定空間17a内に
は、台座10eから大径部10dを経てその上面
に開口する注入口16aを通じてグラウトが注入
充填される。10fはエアバツグ10cへのエア
供給通路である。
第1シール装置10及び第2シール装置14の
駆動装置は本管aの管軸方向に遠隔操作的に往復
動されるラツク19を具備している。今ラツク1
9の往復動により、これと噛合うピニオン20を
揺動回転すると、その中心軸20aより側方へ突
出されたアーム21が上下方向に揺動回転し、更
にこのアーム21の先端部と、長孔21a及びこ
れに貫入するピン22aを介して連結されたスラ
イダ22が、ガイド部材23に沿つて直線的に昇
降し、このスライダ22と台座10eに於て結合
された第1及び第2シール装置10及び14がス
ライダ22に同伴して直線的に移動され、茲に機
械的制御の目的を達成できる。
効 果 本考案補修装置によれば、本管に於ける取付け
管取付け部の補修を、本管側の作業のみによつて
行なうことができ、補修作業能率を向上できる特
長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例及び管内設置状態を
示す側面図、第1−a図は反力用ジヤツキの作動
説明図、第2図は接地輪の配置状況を概略的に示
す説明図、第3図は後輪の設置状況を概略的に示
す説明図、第4図は本考案装置の要部縦断面図、
第5図は、その補修作業時の状況を示す要部縦断
面図、第6図は、中間エアバツグの設置状況を示
す概略説明図、第7図は本考案の他の実施例を示
す作動説明図である。 図に於て、1は台車、2は接地輪、3はモー
タ、4は後輪、4は回転胴部、6はモータ、7は
軸受、8は歯車伝動機構、9は反力用ジヤツキ、
10は第1シール装置、11はシリンダ、14は
第2シール装置、16は注入口、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 地下に埋設の本管内を管軸方向に遠隔操作的に
    移動される台車に、上記本管の管半径方向に遠隔
    操作下に進退され、進出時に上記本管に付設の取
    付け管内に挿入されてその管口をシールする第1
    シール装置と、上記本管の内周面に対し遠隔操作
    的に圧着又は圧着解放され、圧着時に上記取付け
    管の取付け部の周囲をシールし、上記第1シール
    装置との間で、取付け部を含む限定空間を形成す
    る第2シール装置と、上記限定空間内に遠隔操作
    下に適宜グラウトを注入する注入口を、それぞれ
    備えたことを特徴とする取付け管取付け部の補修
    装置。
JP8097588U 1988-06-17 1988-06-17 Expired JPH0315912Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8097588U JPH0315912Y2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8097588U JPH0315912Y2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17

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JPH022596U JPH022596U (ja) 1990-01-09
JPH0315912Y2 true JPH0315912Y2 (ja) 1991-04-05

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JP8097588U Expired JPH0315912Y2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3626720B2 (ja) * 2001-11-30 2005-03-09 総合開発工事株式会社 下水道本管との接続部位を含む取付管の補修方法

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Publication number Publication date
JPH022596U (ja) 1990-01-09

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