JPH03158690A - 冷蔵庫の扉体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は冷蔵庫の扉体、特に扉外板の側壁に樹脂等によ
り成形された扉キャップを取付けた扉体に関する。

（ロ）従来の技術 従来比の種冷蔵庫の扉体は例えば特開平１−１１８０８
６号公報の第３図に示される如く、扉外板の側壁に切欠
形成した嵌合孔に扉キャップの嵌合突起を嵌合せしめて
扉キャップを取り付けていた。

（ハ）発明が解決しようとする課題 然し乍ら、係る構成であると嵌合孔の寸法のバラツキに
より両者の嵌合間係が甘くなる場合がある。特に扉体の
下辺に位置する扉キャップでは扉キャップの浮き上がり
が発生する危険性がある。

本発明は係る問題を解決することを目的とするものであ
る。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、側壁を形成した扉外板と、前記側壁端部に係
合する扉枠と、扉外板の側壁に取付けられる扉キャップ
と、扉外板の側壁に形成した切欠部と、扉外板内に充填
された発泡断熱材とから冷蔵庫の扉体を構成し、扉枠の
断熱材側には突起を形成し、扉キャップには切欠部に係
合する係合部と切欠部より断熱材側に突出して突起に係
合する係合爪を形成したものである。

（ホ）作用 本発明によれば扉枠の突起と扉キャップの係合部との係
合により扉キャップは強固に扉体に固着されることにな
る。又、断熱材内部における係合であるので外観上も問
題とならない。

（へ）実施例 次に図面において実施例を説明する。第１図は扉体３下
端部の縦断面図、第２図は冷蔵庫ｌの正面図、第３図は
扉体３の正面図をそれぞれ示している。冷蔵庫１の庫内
は上下凹室に区画されており、それぞれの前方開口を上
から扉体３．２．４及び５にて閉塞している。扉体２．
３及び４は冷蔵庫ｌの開口縁−側に回動自在に枢支され
、又、扉体５は冷蔵庫１に対して引き出し自在とされる
と共に、扉体２．３．４．５の上下両端にはそれぞれ扉
キャップ６．７．８．９．１Ｏ１１１及び１２が取り付
けられ、扉キャップ７．８．９及びｌＯの非枢支側及び
扉キャップ１２にはそれぞれ把手部１３及び１３Ａが形
成されている。

扉体３は薄肉鋼板製の扉外板１４、硬質樹脂製の扉キャ
ップ６及び７、同扉枠１５、同扉内板１６及びこれらで
作られる空間内に発泡充填されるポリウレタン等の断熱
材１７とから成る。扉外板１４の上下端及び左右端には
折曲により後方へ延在する側壁１８が形成され、これに
よって上下酸るいは左右端を内側へ折曲する方向への強
度を向上せしめている。側壁１８の後端には内方へ落ち
込んだ段差部１９がそれぞれ形成されており、更に上下
の側壁１８には扉外板１４の前面２０から側壁１８に渡
る切欠部２１と段差部１９近傍に切欠部２２が複数穿設
されている。

扉キャップ７は底辺部２３と左右及び前縁に７ランジ２
４を有しており、その裏面には切欠部２１及び２２にそ
れぞれ対応した係合爪２５及び２６が複数形成されてい
る。この係合爪２５前端には上下に係合部２７が、係合
爪２６上端には後方に開放する係合部２８が形成されて
いる。又、底辺部２３には後方へ延在するドアスイッチ
当り２９が一体に成形されている。

扉枠１５は額縁状を成し、所定の輻を有した基部３０の
周縁部前方に開口する係合溝３１を有し更にその内側に
後方へ開口するガスケットの取付溝３２を有している。

又、取付溝３２の反対側の基部３０には突起３３が形成
されている。

次に扉体３の組立て手順を説明する。扉外板１４の段差
部１９を係合溝３１に挿入係合することにより扉枠１５
を扉外板１４に取り付ける。次に扉キャップ７の係合爪
２５及び２６を側壁１８の切欠部２１及び２２に下方か
らそれぞれ挿入し、係合部２７には前面２０に位置する
切欠部２１の端部を挿入係合すると同時に、係合部２８
に突起３３を係合して扉キャップ７を扉外板１４に取り
付ける（扉キャップ６も同様に扉外板１４のに取り付け
る）。扉キャップ７は扉枠１５の側面をも被服する。そ
の後、扉内板１６を配置して扉外板１４内に断熱材１７
を現場発泡方式にて充填し、扉外板１４、扉枠１５、扉
キャップ６．７及び扉内板１６を一体的に固着して完成
する。

扉キャップ７は以上の如く前部の係合部２７及び後部の
係合部２８に於て扉外板１４及び扉枠１５に係合してい
るので組立て強度が向上し、浮き上がりや発泡圧力によ
る変形が生じなくなる。このことは扉体３の開閉時にド
アスイッチ当り２９に加えられる衝撃に対しても有効に
作用する。又扉キャップ７の取り付けも下方から挿入す
るのみで出来るので、組立て作業性も良好である。

尚、扉体２．４も同様の構造である。

（ト）発明の効果 本発明によれば扉体の扉キャップの強度の向上が図れ、
それによって扉キャップの浮き上がりや変形が防止でき
る。特に、各係合部分は断熱材側に位置しているので、
外側に露出せず外観上も良好になるものである。

【図面の簡単な説明】

各図は本発明の実施例を示し、第１図は扉体下端部の縦
断面図、第２図は冷蔵庫の正面図、第３図は扉体の正面
図である。 １・・・冷蔵庫、３・・・扉体、７・・・扉キャップ、
１４・・・扉外板、１５・・・扉枠、１６・・・扉内板
、１７・・・断熱材、２１．２２・・・切欠部、２５．
２６・・−係合爪２７． ２８・・・係合部、 ３３・・・突起。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）側壁を形成した扉外板と、前記側壁端部に係合する
   扉枠と、前記扉外板の側壁に取付けられる扉キャップと
   、前記扉外板の側壁に形成した切欠部と、前記扉外板内
   に充填された発泡断熱材とから成り、前記扉枠の断熱材
   側には突起を形成し、前記扉キャップには前記切欠部に
   係合する係合部と前記切欠部より断熱材側に突出して前
   記突起に係合する係合爪を形成したことを特徴とする冷
   蔵庫の扉体。