JPH031568Y2 - - Google Patents
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- JPH031568Y2 JPH031568Y2 JP15995086U JP15995086U JPH031568Y2 JP H031568 Y2 JPH031568 Y2 JP H031568Y2 JP 15995086 U JP15995086 U JP 15995086U JP 15995086 U JP15995086 U JP 15995086U JP H031568 Y2 JPH031568 Y2 JP H031568Y2
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、浴室ユニツトを構成する下半ユニツ
ト部材の保温構造に関する。
ト部材の保温構造に関する。
第5図に示す如く、戸建住宅において浴室ユニ
ツト1を用いて浴室2を構築する場合には、建物
基礎3,3′に換気口4,4′を開口して浴室ユニ
ツト1と基礎面GLとの間に形成した浴室換気通
路Aを、浴室2に隣接する台所6等の床下に形成
した換気通路Bに連通させ、良好な換気を得るよ
うにすることがある。ところで、浴室ユニツト1
を構成する下半ユニツト部材5は、浴槽部5a及
び洗い場部5bがFRP又はステンレススチール
等の素材で成形されているため、浴室換気通路A
を通過する冷気により冷込むことができる。その
ため、浴室ユニツト1を用いた浴室2では、浴槽
5a内の湯熱が奪われて熱効率が低下すると共
に、特に冬期において洗い場部5bが極度に冷込
んで快適な入浴ができないことがある。
ツト1を用いて浴室2を構築する場合には、建物
基礎3,3′に換気口4,4′を開口して浴室ユニ
ツト1と基礎面GLとの間に形成した浴室換気通
路Aを、浴室2に隣接する台所6等の床下に形成
した換気通路Bに連通させ、良好な換気を得るよ
うにすることがある。ところで、浴室ユニツト1
を構成する下半ユニツト部材5は、浴槽部5a及
び洗い場部5bがFRP又はステンレススチール
等の素材で成形されているため、浴室換気通路A
を通過する冷気により冷込むことができる。その
ため、浴室ユニツト1を用いた浴室2では、浴槽
5a内の湯熱が奪われて熱効率が低下すると共
に、特に冬期において洗い場部5bが極度に冷込
んで快適な入浴ができないことがある。
[従来の技術]
従来、前記下半ユニツト部材5の冷込みを防止
する構造としては、図示は省略したが、次の四種
類がある。第一の構造は、下半ユニツト部材5の
外側面に吹付け又は射出した発泡性ウレタン樹脂
を発泡させることにより、下半ユニツト部材5の
外側面を発泡材で覆うものである。第二の構造
は、下半ユニツト部材5の外側面にガラスウール
を巻つけたものである。第三の構造は、下半ユニ
ツト部材5の外側面にアルミニユーム箔を密着し
たものである。第四の構造は、予め形成された発
泡ウレタン樹脂成形品を下半ユニツト部材5の外
面に嵌込み接着した構造である。
する構造としては、図示は省略したが、次の四種
類がある。第一の構造は、下半ユニツト部材5の
外側面に吹付け又は射出した発泡性ウレタン樹脂
を発泡させることにより、下半ユニツト部材5の
外側面を発泡材で覆うものである。第二の構造
は、下半ユニツト部材5の外側面にガラスウール
を巻つけたものである。第三の構造は、下半ユニ
ツト部材5の外側面にアルミニユーム箔を密着し
たものである。第四の構造は、予め形成された発
泡ウレタン樹脂成形品を下半ユニツト部材5の外
面に嵌込み接着した構造である。
[考案が解決しようとする問題点]
しかし、前記下半ユニツト部材5の冷込みを防
止する従来の構造には、下記の如き欠点があつ
た。
止する従来の構造には、下記の如き欠点があつ
た。
(a) 下半ユニツト部材5の外側面を発泡材で覆う
構造にあつては、下半ユニツト部材5の外側面
に発泡性ウレタン樹脂を吹付ける工程中に吹付
け粒子が塵埃となつて発生するので、作業環境
の非常に悪い成形工程を経ねば得られなかつ
た。また吹付け厚みが均一とならず厚みむらが
生じることがあつた。
構造にあつては、下半ユニツト部材5の外側面
に発泡性ウレタン樹脂を吹付ける工程中に吹付
け粒子が塵埃となつて発生するので、作業環境
の非常に悪い成形工程を経ねば得られなかつ
た。また吹付け厚みが均一とならず厚みむらが
生じることがあつた。
(b) 下半ユニツト部材5の外側面にガラスウール
を巻きつける構造にあつては、ガラスウールが
高価なため、保温コストが高くなる欠点があつ
た。
を巻きつける構造にあつては、ガラスウールが
高価なため、保温コストが高くなる欠点があつ
た。
(c) 下半ユニツト部材5の外側面にアルミニユー
ム箔を密着した構造にあつては、幅射伝熱を防
止するのみであるため、断熱能力が低かつた。
更に、下半ユニツト部材5の外側面にアルミニ
ユーム箔を密着するためのテーピング等に多く
の手間を必要とするため、作業コストが高くな
る欠点もあつた。
ム箔を密着した構造にあつては、幅射伝熱を防
止するのみであるため、断熱能力が低かつた。
更に、下半ユニツト部材5の外側面にアルミニ
ユーム箔を密着するためのテーピング等に多く
の手間を必要とするため、作業コストが高くな
る欠点もあつた。
(d) 下半ユニツト部材5の外面に発泡ウレタン樹
脂成形品を嵌込み接着した構造にあつては、発
泡ウレタン樹脂成形品が高価なため保温コスト
が高くなる欠点があつた。
脂成形品を嵌込み接着した構造にあつては、発
泡ウレタン樹脂成形品が高価なため保温コスト
が高くなる欠点があつた。
本考案は、上記問題点を除去するために創案さ
れたものである。
れたものである。
[問題点を解決するための手段]
前記問題点を解決するための手段は、浴槽及び
洗い場を備えた下半ユニツト部材の上縁部から壁
面構成体を立設した浴室ユニツトにおいて、前記
下半ユニツト部材の外側を、可撓性のシート素材
を用いて形成した保温袋で包み込むと共に、保温
袋の上端縁部寄りを下半ユニツト部材の上縁部に
接合することにより、下半ユニツト部材と保温袋
との間に空気層を密封したことである。
洗い場を備えた下半ユニツト部材の上縁部から壁
面構成体を立設した浴室ユニツトにおいて、前記
下半ユニツト部材の外側を、可撓性のシート素材
を用いて形成した保温袋で包み込むと共に、保温
袋の上端縁部寄りを下半ユニツト部材の上縁部に
接合することにより、下半ユニツト部材と保温袋
との間に空気層を密封したことである。
[作用]
本考案は、下半ユニツト部材の外側を保温袋で
包み込むと共に、下半ユニツト部材と保温袋との
間に空気層を密封した結果、良好な断熱作用が得
られる。更に、本考案は、可撓性のシート素材を
用いて形成した保温袋で下半ユニツト部材を包み
込むと共に、保温袋の上端縁部寄りを下半ユニツ
ト部材の上縁部に接合する簡単な作業で保温構造
が提供できる。
包み込むと共に、下半ユニツト部材と保温袋との
間に空気層を密封した結果、良好な断熱作用が得
られる。更に、本考案は、可撓性のシート素材を
用いて形成した保温袋で下半ユニツト部材を包み
込むと共に、保温袋の上端縁部寄りを下半ユニツ
ト部材の上縁部に接合する簡単な作業で保温構造
が提供できる。
[実施例の説明]
以下、本考案に係る浴室ユニツトの保温構造
(以下、「本案構造」という)を第1図及び第4図
に示す実施例に基づいて説明する。
(以下、「本案構造」という)を第1図及び第4図
に示す実施例に基づいて説明する。
本実施例における主たる改良箇所は、下半ユニ
ツト部材5の外側を、可撓性のシート素材を用い
て形成した保温袋7で包み込むと共に、保温袋7
の上端縁部寄り7aを下半ユニツト部材5の上縁
部5cに接合することにより、下半ユニツト部材
5と保温袋7との間に空気層Dを密封した点であ
る。
ツト部材5の外側を、可撓性のシート素材を用い
て形成した保温袋7で包み込むと共に、保温袋7
の上端縁部寄り7aを下半ユニツト部材5の上縁
部5cに接合することにより、下半ユニツト部材
5と保温袋7との間に空気層Dを密封した点であ
る。
保温袋7を形成する可撓性のシート素材は、ポ
リプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂よりな
るフイルムの単層素材、又はプラスチツクフイル
ム若しくは織布等にウレタン樹脂等よりなる発泡
層をラミネートした複合層素材等であつて、通気
性のないものが適宜選択される。保温袋7の内面
となる素材の表面は、必要に応じて金属蒸着面と
し、輻射放熱の防止を図ることもある。保温袋7
は、複数枚のシートを接合して予め上端開口の袋
に成形したもの、又は平面的広がりのある一枚の
シートに襞を付けて袋に成形したものを用いる。
リプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂よりな
るフイルムの単層素材、又はプラスチツクフイル
ム若しくは織布等にウレタン樹脂等よりなる発泡
層をラミネートした複合層素材等であつて、通気
性のないものが適宜選択される。保温袋7の内面
となる素材の表面は、必要に応じて金属蒸着面と
し、輻射放熱の防止を図ることもある。保温袋7
は、複数枚のシートを接合して予め上端開口の袋
に成形したもの、又は平面的広がりのある一枚の
シートに襞を付けて袋に成形したものを用いる。
下半ユニツト部材5に配管が接続されている場
合には、保温袋7に配管を挿通させる必要がある
ため、例えば次のような挿通構造を採る。第1の
挿通構造は、第2図に示す如く、配管8の所定箇
所に、二つ割り接合フランジ9を内周粘着層9a
を用いて嵌着し、保温袋7の所定箇所に挿通孔7
bを形成すると共に挿通孔7bに至る切込み7c
を形成し、切込み7cを利用して挿通孔7bに配
管8を挿通させ、切込み7cを形成する離切端縁
7d,7dを両面粘着テープ10を用いて接合
し、保温袋7の挿通孔7bの開口周縁部7eを接
合フランジ9の端面粘着層9bに貼着してある。
第2の挿通構造は、第3図に示す如く、保温袋7
の挿通孔7bの中心位置から半径方向へ放射状に
切込んで三角状舌片7f,7f…を周方向に連続
形成し、配管8の所定外周位置に三角状舌片7
f,7f…を片面粘着テープ11で接合し、切込
み7cを形成する離切端縁7d,7dを片面粘着
テープ12を用いて接合してある。
合には、保温袋7に配管を挿通させる必要がある
ため、例えば次のような挿通構造を採る。第1の
挿通構造は、第2図に示す如く、配管8の所定箇
所に、二つ割り接合フランジ9を内周粘着層9a
を用いて嵌着し、保温袋7の所定箇所に挿通孔7
bを形成すると共に挿通孔7bに至る切込み7c
を形成し、切込み7cを利用して挿通孔7bに配
管8を挿通させ、切込み7cを形成する離切端縁
7d,7dを両面粘着テープ10を用いて接合
し、保温袋7の挿通孔7bの開口周縁部7eを接
合フランジ9の端面粘着層9bに貼着してある。
第2の挿通構造は、第3図に示す如く、保温袋7
の挿通孔7bの中心位置から半径方向へ放射状に
切込んで三角状舌片7f,7f…を周方向に連続
形成し、配管8の所定外周位置に三角状舌片7
f,7f…を片面粘着テープ11で接合し、切込
み7cを形成する離切端縁7d,7dを片面粘着
テープ12を用いて接合してある。
前記下半ユニツト部材5の上縁部5cに保温袋
7の上端縁部寄り7aを接合するには、例えば次
のような接合構造を採る。第1の接合構造は、第
1図に示す如く、両面粘着又は片面粘着の粘着テ
ープ14を用いて、下半ユニツト部材5の上縁部
5cに保温袋7の上端縁部寄り7aを接合する。
第2の接合構造は、第3図に示す如く、下半ユニ
ツト部材5の上縁部5cに嵌着溝部材15を接合
し、嵌着溝部材15の溝内15aに保温袋7の上
端縁部寄り7aを挿入し、溝内15aに棒材16
を嵌着して保温袋7の上端縁部寄り7aを固定し
て行なう。
7の上端縁部寄り7aを接合するには、例えば次
のような接合構造を採る。第1の接合構造は、第
1図に示す如く、両面粘着又は片面粘着の粘着テ
ープ14を用いて、下半ユニツト部材5の上縁部
5cに保温袋7の上端縁部寄り7aを接合する。
第2の接合構造は、第3図に示す如く、下半ユニ
ツト部材5の上縁部5cに嵌着溝部材15を接合
し、嵌着溝部材15の溝内15aに保温袋7の上
端縁部寄り7aを挿入し、溝内15aに棒材16
を嵌着して保温袋7の上端縁部寄り7aを固定し
て行なう。
第1図に示す如く、下半ユニツト部材5を支持
する脚部17,17…18,18…を対応する基
礎ブロツク19の上で、モルタル等の固定剤20
を用いて固定する場合には、基礎ブロツク19と
脚部17,18との間に保温袋7を介在させるこ
とができないので、基礎ブロツク19に保温袋7
を例えば次のような方法で接続する。第1の方法
は、保温袋7における基礎ブロツク19が当接す
る箇所に内径E(例えば、E=70mmφ程度)の開
口部7gを形成し、基礎ブロツク19に開口部7
gの開口周縁部を粘着テープ(図示は省略)で必
要に応じて接合し、開口部7gの略々中央寄りに
脚部17,18を位置させ、基礎ブロツク19上
の開口部7gに固定剤20を盛つて脚部17,1
8の下端を固定する。第2の方法は、第4図に示
す如く、基礎ブロツク19の上に接合具21を載
置し、接合具21の上面周縁21aに保温袋7の
開口周縁部7hを粘着テープ22で接合し、接合
具21の中央に形成された開口部21bに固定剤
20を流し込んで脚部17の下端を固定する。
する脚部17,17…18,18…を対応する基
礎ブロツク19の上で、モルタル等の固定剤20
を用いて固定する場合には、基礎ブロツク19と
脚部17,18との間に保温袋7を介在させるこ
とができないので、基礎ブロツク19に保温袋7
を例えば次のような方法で接続する。第1の方法
は、保温袋7における基礎ブロツク19が当接す
る箇所に内径E(例えば、E=70mmφ程度)の開
口部7gを形成し、基礎ブロツク19に開口部7
gの開口周縁部を粘着テープ(図示は省略)で必
要に応じて接合し、開口部7gの略々中央寄りに
脚部17,18を位置させ、基礎ブロツク19上
の開口部7gに固定剤20を盛つて脚部17,1
8の下端を固定する。第2の方法は、第4図に示
す如く、基礎ブロツク19の上に接合具21を載
置し、接合具21の上面周縁21aに保温袋7の
開口周縁部7hを粘着テープ22で接合し、接合
具21の中央に形成された開口部21bに固定剤
20を流し込んで脚部17の下端を固定する。
次に、本案構造の施工手順を第1図に示す実施
例に基づいて説明する。第1工程は、基礎面GL
上の所定箇所に配設された基礎ブロツク19,1
9…の上に保温袋7を載置固定する。なお、平面
的広がりのある1枚のシートに襞を付けて保温袋
7を形成する場合には、一枚のシート状態のまま
で基礎ブロツク19,19…に載置する。他方、
複数枚のシートを接合して予め上端開口の袋に成
形した保温袋7を用いる場合には、保温袋7の上
端開口縁部を下げた状態にて基礎ブロツク19,
19…に載置固定する。第2工程は、保温袋7に
排水管23を挿通させる。排水管23の挿通は、
第2図又は第3図に示す挿通構造を応用する等し
て行なう。第3工程は、基礎ブロツク19,19
…の上に、下半ユニツト部材5を載置する。基礎
ブロツク19に、下半ユニツト部材5の脚部1
7,17…18,18…の下端をモルタル等より
なる固定剤20で固定する。(第4図も参照)。第
4工程は、保温袋7の上端縁部寄り7aを持ち上
げて、下半ユニツト部材5の上縁部5cに仮り接
合する。下半ユニツト部材5に接続する配管8を
保温袋7に挿通する。配管8の挿通は、第2図又
は第3図に示す挿通構造にて行なう。第5工程
は、下半ユニツト部材5の上縁部5cに保温袋7
の上縁部寄り7aを本接合することにより、下半
ユニツト部材5と保温袋7との間に空気層Dを密
封して、本案構造を完成させる。
例に基づいて説明する。第1工程は、基礎面GL
上の所定箇所に配設された基礎ブロツク19,1
9…の上に保温袋7を載置固定する。なお、平面
的広がりのある1枚のシートに襞を付けて保温袋
7を形成する場合には、一枚のシート状態のまま
で基礎ブロツク19,19…に載置する。他方、
複数枚のシートを接合して予め上端開口の袋に成
形した保温袋7を用いる場合には、保温袋7の上
端開口縁部を下げた状態にて基礎ブロツク19,
19…に載置固定する。第2工程は、保温袋7に
排水管23を挿通させる。排水管23の挿通は、
第2図又は第3図に示す挿通構造を応用する等し
て行なう。第3工程は、基礎ブロツク19,19
…の上に、下半ユニツト部材5を載置する。基礎
ブロツク19に、下半ユニツト部材5の脚部1
7,17…18,18…の下端をモルタル等より
なる固定剤20で固定する。(第4図も参照)。第
4工程は、保温袋7の上端縁部寄り7aを持ち上
げて、下半ユニツト部材5の上縁部5cに仮り接
合する。下半ユニツト部材5に接続する配管8を
保温袋7に挿通する。配管8の挿通は、第2図又
は第3図に示す挿通構造にて行なう。第5工程
は、下半ユニツト部材5の上縁部5cに保温袋7
の上縁部寄り7aを本接合することにより、下半
ユニツト部材5と保温袋7との間に空気層Dを密
封して、本案構造を完成させる。
[考案の効果]
以上詳述の如く、本案構造は、以下の如き実用
的効果を有する。
的効果を有する。
下半ユニツト部材と換気通路とを保温袋で遮
断できると共に、下半ユニツト部材の外側面と
保温袋との間に断熱空気層を形成してあるの
で、良好な断熱効果が得られる。
断できると共に、下半ユニツト部材の外側面と
保温袋との間に断熱空気層を形成してあるの
で、良好な断熱効果が得られる。
可撓性のシート素材を用いて形成した保温袋
で下半ユニツト部材を包み込むと共に、保温袋
の上端縁部寄りを下半ユニツト部材の上縁部に
接合する簡単な作業で保温構造が得られるの
で、クリーンな作業環境下で保温作業が出来
る。
で下半ユニツト部材を包み込むと共に、保温袋
の上端縁部寄りを下半ユニツト部材の上縁部に
接合する簡単な作業で保温構造が得られるの
で、クリーンな作業環境下で保温作業が出来
る。
保温袋に安価な素材を用いることが可能とな
る共に、下半ユニツト部材を保温袋で包み込む
作業が極めて簡単なので、保温コストの低減を
図ることが可能となる。
る共に、下半ユニツト部材を保温袋で包み込む
作業が極めて簡単なので、保温コストの低減を
図ることが可能となる。
第1図乃至第4図は本考案に係る浴室ユニツト
の保温構造の実施例を示すものであつて、第1図
は保温構造の全体を示す正面断面図、第2図は保
温袋に配管を挿通させる構造を示す斜視図、第3
図は保温袋に配管を挿通させる別態様の構造を示
す斜視図、第4図は脚部下端の固定構造を示す半
截断面図、第5図は従来の浴室ユニツトの保温構
造の全体を示す正面断面図である。 5……下半ユニツト部材、7……保温袋、D…
…空気層。
の保温構造の実施例を示すものであつて、第1図
は保温構造の全体を示す正面断面図、第2図は保
温袋に配管を挿通させる構造を示す斜視図、第3
図は保温袋に配管を挿通させる別態様の構造を示
す斜視図、第4図は脚部下端の固定構造を示す半
截断面図、第5図は従来の浴室ユニツトの保温構
造の全体を示す正面断面図である。 5……下半ユニツト部材、7……保温袋、D…
…空気層。
Claims (1)
- 浴槽及び洗い場を備えた下半ユニツト部材の上
縁部から壁面構成体を立設した浴室ユニツトにお
いて、前記下半ユニツト部材の外側を、可撓性の
シート素材を用いて形成した保温袋で包み込むと
共に、保温袋の上端縁部寄りを下半ユニツト部材
の上縁部に接合することにより、下半ユニツト部
材と保温袋との間に空気層を密封したことを特徴
とする浴室ユニツトの保温構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15995086U JPH031568Y2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15995086U JPH031568Y2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6364839U JPS6364839U (ja) | 1988-04-28 |
JPH031568Y2 true JPH031568Y2 (ja) | 1991-01-17 |
Family
ID=31084860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15995086U Expired JPH031568Y2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH031568Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007029477A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Inax Corp | 浴室ユニット |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2554521Y2 (ja) * | 1990-03-29 | 1997-11-17 | 東陶機器株式会社 | 浴 室 |
JP3327119B2 (ja) * | 1996-04-16 | 2002-09-24 | 東陶機器株式会社 | 建物の浴室設置空間周りの気密保持構造 |
JP2006132256A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Hitachi Housetec Co Ltd | 保温カバー及び浴室ユニット |
-
1986
- 1986-10-17 JP JP15995086U patent/JPH031568Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007029477A (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-08 | Inax Corp | 浴室ユニット |
JP4627015B2 (ja) * | 2005-07-27 | 2011-02-09 | 株式会社Inax | 浴室ユニット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6364839U (ja) | 1988-04-28 |
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