JPH0315674Y2 - - Google Patents

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JPH0315674Y2
JPH0315674Y2 JP5388984U JP5388984U JPH0315674Y2 JP H0315674 Y2 JPH0315674 Y2 JP H0315674Y2 JP 5388984 U JP5388984 U JP 5388984U JP 5388984 U JP5388984 U JP 5388984U JP H0315674 Y2 JPH0315674 Y2 JP H0315674Y2
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pipe
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、地すべり地等の対策工事として、地
中に集水孔・排水孔をボーリングして、地下水を
集めて排水する施設において、それの集水孔・排
水孔内に嵌挿しておく保孔用のパイプ内に水垢等
が堆積して集・排水機能が劣化してきたときに、
そのパイプ内を清掃するために用いる集・排水孔
清掃用のノズルについての改良に関する。
上述の地すべり地等の対策工事として設置され
る集・排水施設は、第1図に示している如く、地
中に横方向の集水孔1…をボーリングし、その集
水孔1内に保孔のために、第2図に示している如
く、管壁20に適宜の間隔をおいて透水用の透水
孔21…をあけたガス管または塩ビパイプ等の保
孔用のパイプ2を嵌挿しておいて、地中の地下水
をこの集水孔1により集水井戸3に集め、さら
に、この集水井戸3から同様にボーリングして排
水孔4をあけ、その排水孔4内に前述したパイプ
2と同様に形成した保孔用のパイプ2を嵌挿して
おいて、集水孔1により集水井戸3に集めた地下
水を、排水孔4により河川等に放水するように構
築されている。
このような集・排水施設は、長年の間に、地下
水の流れ等によつて、集水孔1及び排水孔4に嵌
挿しておいた保孔用のパイプ2内に、水垢(スケ
ール)・土砂・植物・バクテリヤ等が集積し、ま
た繁殖して、第3図に示しているように保孔用の
パイプ2内を詰らせたり、透水孔21…を目詰り
させたりするようになる。
そして、このようになつたときは、集・排水孔
清掃用のノズルaを、それの基端側(後端側)に
耐圧ホースbの先端側を接続して、第5図に示し
ている如く保孔用のパイプ2内に挿入していき、
耐圧ホースbの基端側に接続した超高圧ポンプ
で、毎平方糎200Kg〜300Kgの超高圧水を送り込
み、ノズルaに設けた噴射孔50から噴出させ
て、パイプ2内に集積している水垢・土砂類を洗
い出すようにしている。
しかして、このように集・排水孔清掃用のノズ
ルaを用いて超高圧水を噴射させることで行なう
集・排水孔の洗滌作業は、ノズルaを保孔用のパ
イプ2内に順次深く挿入していく作業が大変であ
る問題があり、また、パイプ2の管壁20に設け
る透水孔21…が、第4図に示している如く、同
じ断面位置において周方向に間隔をおいて複数個
設けられることから、ノズルaの外周面に設けた
噴射孔50…の位置がパイプ2の管壁20に周方
向に間隔をおいて設けられている透水孔21…の
位置に適合しないことで、清掃し得ない透水孔2
1…が残る問題がある。さらに、このノズルaの
パイプ2内への挿入に、噴射孔50から噴出さす
超高圧水の噴射時の反作用で推進力が得られるよ
うに、ノズルaに後方に向け傾斜して超高圧水を
噴出さす噴射孔を設けるようにすると、保孔用の
パイプ2の内壁面に付着・生長している水垢・土
砂類は洗滌除去し得ても、保孔用のパイプ2の管
壁20にあけてある透水孔21及びそれの外周側
に集積して目詰りしている水垢・土砂類を適確に
清掃除去し得ないようになる問題がある。
本考案は、これらの問題を解消するためになさ
れたものであつて、保孔用のパイプの管壁に設け
られている全ての透水孔の洗滌が、確実に行な
え、かつ、パイプの管壁内面に集積している水
垢・土砂類の清掃除去が効果的に行なえ、しか
も、保孔用のパイプ内へのノズルの挿入作業が容
易に行なえるようにし得る新たな集・排水孔清掃
用のノズルを提供することを目的とするものであ
る。
そして、このための本考案による集・排水孔清
掃用のノズルは、後端側に耐圧ホースを接続する
接続筒部を具備し、内部に前記接続筒部の内腔と
通ずる導水室を設けたノズル主体部の前半側を、
縮径した軸筒部に形成するとともに、その軸筒部
の後端の回わりのノズル主体部の後半側の前端
に、側面視においてノズル主体部の軸心線に対し
垂直な端面を環状に形成し、その軸筒部の外周に
は、外筒を水密にかつ前記軸心線の方向に可動に
嵌装して、それの後端側の端面を前記端面に少し
の間隙をおいて突合わせるとともに、該外筒の後
端部の内周側に前記間隙に通ずる流路を形設し、
その流路を管路を介して前記導水室と連通し、ノ
ズル主体部の後半側の外周面で前記間隙より後方
に寄る部位に、後方に向い縮径する傘状の傾斜壁
面を形成し、その傾斜壁面に、側面視において、
前述導水室と前記軸心線に対し後方に傾斜する放
射状の管路を介し夫々前述導水室と連通する噴射
孔を装設し、前記軸筒部の前端にはねじ部を装設
して、そのねじ部に頭部を螺合し、その頭部の後
端側の端面を前記外筒の前端側の端面に接当せし
めたことを特徴とする。
次に実施の一例を図面に従い詳述する。
第6図は本考案による集・排水孔清掃用のノズ
ルaの側面を示している。同図において5はノズ
ル主体部で、後端側(同図において右端側)に
は、耐圧ホースbの先端部に装着された接続金具
b′を螺合して連続接続するための接続筒部5aが
一体に連続して形成してあり、また、内部には前
記接続筒部5aの内腔と連通する導水室51が形
成してある(第8図)。
また、該ノズル主体部5は、それの前半側が、
縮径した軸筒部52に形設してあり、その軸筒部
52の前端には、さらに縮径して前方に突出する
ねじ部53が装設してある。また、この軸筒部5
2の形設により該軸筒部52の後端(基端)の回
わりに環状に形成されるノズル主体部5の後半側
の前端面は、側面視においてノズル主体部5の軸
心線Wに対し垂直な端面54に形成してある。
6は前記軸筒部52の外周に嵌装した外筒で、
前記軸心線Wに沿い摺動自在に嵌装してあり、か
つ、嵌合面にはOリング60を介装して水密を保
持せしめてある。そして、この外筒6の後端面6
1は側面視において前述の軸心線Wに対し垂直に
形成してあつて、前述のノズル主体部5の後半側
の前端の端面54との間に、僅かの間隙dを存し
てその端面54と対向させてある。また、該外筒
6の後端部の内周側には、それの内周壁を拡径す
ることで、軸筒部52の基端部の回わりを環状に
取りまく流路6aが前述の間隙dと連通する状態
に形成され、その流路6aは、前記軸筒部52の
基端側に設けた管路55により前述した導水室5
1と連通させてあつて、これにより、導水室51
内に送込まれた超高圧水が、管路55…から該流
路6aを経て間隙d内に流入し、その間隙dの、
ノズル主体部5の外周面に開放するリング状の開
裂部を噴射孔50として、そこから噴出していく
ようにしてある。
また、ノズル主体部5の、後半側の外周面で前
記間隙dよりも後方に寄る部位には、後方に寄る
に従い縮径する傘状の傾斜壁面56が形成され、
その傾斜壁面56には、複数の噴射孔57…が周
方向に適宜の間隔をおいて整列する状態に形設し
てある。そして、これら噴射孔57…は、前述の
導水室51から側面視において前記軸心線Wに対
し後方に傾斜して放射状に延出するように設けた
管路58…を介し導水室51と連通させてある。
7は前記軸筒部52の前端から前方に突出する
ようノズル主体部5に設けたねじ部53に螺合せ
る頭部で、それの後端面70は、前述の外筒6の
前端面62に当接してあつて、該頭部7のねじ部
53に対するねじ込みで、当接している外筒6を
後方に押込み、その外筒6の後端面61とノズル
主体部5の後半側の前端面54との間に形成され
ている間隙dを狭め、その間隙dのノズル主体部
5の外周面に環状のスリツト状に開口する噴射孔
50の開口巾を狭めるようにしてある。
次に作用効果について説明すると、上述の如く
構成してある本考案による集・排水孔清掃用のノ
ズルaは、超高圧水を、側面視でノズル主体部5
の軸心線Wと略直交して放射方向に噴出さす噴射
孔50と、側面視で前記軸心線Wに対し後方に傾
斜して放射方向に噴出さす噴射孔57…との両者
が、軸心線Wと略直交して放射方向に噴出さす噴
射孔50を前方に位置する状態として装備せしめ
てあることになるから、耐圧ホースbを接続し
て、第9図に示す如く、集水孔1・排水孔4の内
面に嵌装してある保孔用のパイプ2内に挿入せし
めていくときに、超高圧ポンプから耐圧ホースb
を介し送込まれて、噴射孔50及び噴射孔57…
から噴出する超高圧水が、互いに干渉することな
くパイプ2の管壁20内面に向うようになつて、
そのうちの、噴射孔57…から斜後方に向け放射
状に噴出する超高圧水の反作用でノズルaに推進
力が与えられて、ノズルaのパイプ2内への挿入
が容易になるとともに、噴射する超高圧水がパイ
プ2の管壁20内面に付着生長している水垢・土
砂類を洗い落しながらパイプ2の入口側に押流す
ようになり、また、超高圧水を軸心線Wと直交す
る方向に沿い放射状に噴出さす噴射孔50が、ノ
ズル主体部5の外周面に、それの周方向に環状に
連続するスリツト状になつていることから、この
噴射孔50から噴出する超高圧水が、第11図に
示す如く、薄い板状に連続した状態で放射方向に
噴出するので、保孔用のパイプ2の管壁20にあ
けられた透水孔21…が、パイプ2の周方向に間
隔をおいて同一の断面位置に複数個設けてある場
合においても、それの全ての透水孔21…に対
し、軸心線Wと直交する方向に沿い放射状に噴出
する超高圧水が洩なく噴射して、それら透水孔2
1…を透過していくようになり、ノズルaを通し
て超高圧水を噴射させても目詰り状態のままの透
水孔21が残ることがなくなる。
従つて、本考案手段によれば、耐圧ホースb先
端に取付けたノズルaのパイプ2内への挿入が容
易にしながらパイプ2内壁面の清掃が効果的に行
なえ、かつ、パイプ2の管壁20に設けた透水孔
21…の全てが、一度パイプ2内にノイズルaを
通していくだけで効果的に清掃し得るようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、集・排水施設の説明図、第2図は保
孔用のパイプを嵌装した集・排水孔の縦断側面
図、第3図は同上の水垢等が集積した状態の縦断
側面図、第4図は同上の縦断正面図、第5図はノ
ズルによるパイプの清掃作業の説明図、第6図は
本考案によるノズルの側面図、第7図は同上ノズ
ルの平面図、第8図は同上ノズルの第7図におけ
るA−A線断面図、第9図は同上ノズルの頭部に
よる締付けを緩めた状態の横断平面図、第10図
及び第11図は、同上ノズルによるパイプ清掃作
業の説明図、第12図及び第13図は同上による
パイプの清掃後の説明図である。 図面符号の説明、1……集水孔、2……保孔用
のパイプ、20……管壁、21……透水孔、3…
…集水井戸、4……排水孔、a……ノズル、b…
…耐圧ホース、5……ノズル主体部、5a……接
続筒部、50……噴射孔、51……導水室、52
……軸筒部、53……ねじ部、54……垂直な端
面、55……管路、56……傾斜壁面、57……
噴射孔、58……管路、b′……接続金具、W……
軸心線、7……頭部、70……後端面、6……外
筒、6a……流路、60……Oリング、61……
後端面、62……前端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後端側に耐圧ホースbを接続する接続筒部5a
    を具備し、内部に前記接続筒部5aの内腔と通ず
    る導水室51を設けたノズル主体部5の前半側
    を、縮径した軸筒部52に形成するとともに、そ
    の軸筒部52の後端の回わりのノズル主体部5の
    後半側の前端に、側面視においてノズル主体部5
    の軸心線Wに対し垂直な端面54を環状に形成
    し、その軸筒部52の外周には、外筒6を水密に
    かつ前記軸心線Wの方向に可動に嵌装して、それ
    の後端側の端面61を前記端面54に少しの間隙
    dをおいて突合わせるとともに、該外筒6の後端
    部の内周側に前記間隙dに通ずる流路6aを形設
    し、その流路6aを管路55を介して前記導水室
    51と連通し、ノズル主体部5の後半側の外周面
    で前記間隙dより後方に寄る部位に、後方に向い
    縮径する傘状の傾斜壁面56を形成し、その傾斜
    壁面56に、側面視において、前述導水室51と
    前記軸心線Wに対し後方に傾斜する放射状の管路
    58…を介し夫々前述導水室51と連通する噴射
    孔57…を装設し、前記軸筒部52の前端にはね
    じ部53を装設して、そのねじ部53に頭部7を
    螺合し、その頭部7の後端側の端面70を前記外
    筒6の前端側の端面62に接当せしめたことを特
    徴とする集・排水孔清掃用のノズル。
JP5388984U 1984-04-12 1984-04-12 Expired JPH0315674Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6171684U JPS6171684U (ja) 1986-05-15
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