JPH03156240A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和機の制御装置で、特に送風器の制御
に関するものである。

従来の技術 従来の空気調和機の送風制御の例を実開昭６２−１６０
２４９号公報の例を基に説明する。第５図に示すように
、圧縮Ｉｌｌ、四方弁２、室外熱交換器３、減圧装置４
、室内熱交換器５などを順次連通し、ヒートポンプ式冷
凍サイクルを構成する。

６は室外ファンで室外熱交換器３の近傍に設け、７は室
内ファンで室内熱交換器５の近傍に設ける。

８はマイクロコンピュータおよびその周辺回路からなる
制御手段で、室内温度センサ９、室内湿度センサ１０、
温・湿度設定器１１を接続する。さらに、制御部８は圧
縮Ｉｌｌ、四方弁２、室外ファン６、室内ファン７の駆
動を制御し、室内ファン７はモータの速度タップ切換で
、速度の切換制御を行なつ。

使用者は温・湿度設定器１１で所望の室内温度および湿
度を設定し、運転開始操作を行なう、運転が開始される
と温・湿度設定器１１で設定された設定温度と室内温度
センサ９で検出した室内温度との温度差、および、温・
湿度設定器１１で設定された設定湿度と室内湿度センサ
１０で検出した室内湿度との湿度差により室内ファン７
の送風速度を演算し、速度切換制御を行なうものである
。送風量の制御には上記の様な温度と湿度を基に制御す
るものの他温度だけにより制御する、使用者が所望の風
量を設定するなどの手段もあった。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の様な方式では、室内温度、室内湿度
を一定にするように送風量を制御しようとするので必ず
しも使用者に快適、リラックスを提供できるものになり
得ない、又、運転操作、温度設定、湿度設定、或いは風
量設定などの操作を伴うものであり、使用者にとってわ
ずられしいものであるという課題を有していた。

本発明はかかる従来の課題を解消するもので、人体から
の脳波の信号を基に運転、停止と送風量の制（ｎを行な
うことにより、快適性を向上させ、使用者にリラックス
状態を提供することと、使用者の操作のわずられしさを
解消することを目的とする。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の空気調和機は、人体
に装着する脳波センサと、前記脳波センサからの信号を
周波数分析を行ない所定の範囲の周波数成分のパワーを
出力する信号処理手段と、送風器と、前記信号処理手段
からの信号に基づき前記送風器を制御する制御手段を有
し、前記制御手段は前記送風器の風量を切替える風量切
替部と、風量を切替えた時に前記信号処理手段の出力パ
ワーが最大となる風量を記憶する風量記憶部と、前記風
量記憶部の記憶風量で前記送風器を運転する送風器駆動
部とを有する構成としたものである。

作用 本発明は上記した構成によって、脳波センサからの信号
を信号処理手段が周波数分析を行ない、風量切替部が送
風器の風量を切替えながら所定範囲の周波数成分パワー
が最大となる風量を見つけ出し風量記憶部に記憶して送
風器駆動部がその風量で送風器を運転するので、人体の
脳波で直接送風制御を行なうのである。

実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
。第１図において第５図と同じ機能を存する部品には便
宜上同一記号を付す、第１図で、冷房運転時は図示実線
矢印の方向に冷媒を流して冷房サイクルを形成し、室外
熱交換Ｈ３を凝縮器、室内熱交換器５を蒸発器として作
用させる。また暖房運転時は四方弁２を切換作動するこ
とにより図示破線矢印の方向に冷媒を流して暖房サイク
ルを形成し室内熱交換器５を凝縮器、室外熱交換器３を
蒸発器として作用させる。

一方、１２は脳波を検査する脳波センサで、ヘアバンド
で人体頭部に装着できるものである。１３は信号処理手
段で脳波センサ１２の装着有無を判定する装着判定部１
４と脳波センサ１２の信号を増幅する増幅部１５と周波
数分析を行なう周波数分析部１６より構成されるもので
あり、脳波センサ１２からの信号は打線または無線で信
号処理手段１３に伝達されるようになっている。８は制
御手段で装着判定部１４の信号により脳波センサ１２が
人体頭部に装着されている時は圧縮Ｗｉ１、室外ファン
６、送風器７を駆動し脳波センサ１２が人体頭部に装着
されていない時は、圧縮機ｌ、室外ファン６、送風器７
を停止させるスイッチ部１７と、まず初めに風量を可動
範囲内で最大から最小まで切替える風量切替部１８と、
切替中に周波数分析部から出力される信号が最大となっ
た時の風量を記憶する風量記憶部１９と、以後、風量記
憶部１９の記憶風量で送風器駆動部２０より構成されて
いる。

上記構成により使用者が脳波センサ１２を頭部に装着す
ると装着判定部１４が信号の変化量あるいはインピーダ
ンスにより装着されたことを検知しスイッチ部１７に信
号を送信し、スイッチ部１７は圧縮機１、室外ファン６
、送風器７を駆動する。又、脳波センサ１２により検知
された脳波は増幅部１５で増幅された後、周波数分析部
１６で周波数分析され、α波成分（８〜１３　Ｈｚ　）
のパワーＰが求められる。

求められたパワーＰは出力信号として制御手段８に伝達
される。又、スイッチ部１７が圧縮機ｌ、室外ファン６
、送風器７を駆動すると、初めに風量切替部１８は最大
風量Ｑｍａｘで送風器７を運転するよう送風器駆動部２
０に信号を送る。その後風量切警部１８は所定時間り経
過毎に送風量を△Ｑ減らすように送風器駆動部２０に信
号を送り、送風量が最小風量Ｑ＋ｇｉｎになるまで繰り
返す、その間、周波数分析部１６から入力するパワーが
Ｐが最大（ＩＰ＋ｗａＸとなった時の風ＩＱｐｍａｘを
風量記憶部１９が記憶する。第２回に送風ＩＱとパワー
Ｐの関係を示すが、以上の動作によりＱｍｉｎからＱ＋
ｗａｘの間に存在するパワーＰのピーク値Ｐｍａｘ　と
なるＱｐＨａＫを見つけることができ、それを風量記憶
部１９が記憶する。

以後、風量記憶部Ｉ９が記憶風量Ｑ　ｐ＋ｍａｘを送風
器駆動部２０に信号送信する。送風器駆動部２０は得ら
れる送風量の信号Ｑに基づいて送風器７を駆動する直流
モータの印加電圧Ｖを第３図に示す関係により切替え制
御ｌする０以上の動作を第４図の流れ図に示す、上記の
作用により使用者の脳波のα波成分のパワーＰが最大と
なる風量で運転しリラックスしやすい状態を維持する。

以上の説明では運転開始の初期にα波成分のパワーＰが
最大となる送風量を見つけるための風量切替を行なった
が、この動作を一定時間毎定期的に行なっても良い。そ
の場合はよりリラックス状態の精度は向上する。

上記説明では送風量Ｑの制御に直流モータの印加電圧■
を制御したが、交流モータを用い、タップ切替、位相角
制御などの手段もある。

発明の詳細 な説明したように本発明の空気調和機によれば次の効果
が得られる。

（１）　　１２波センサで使用者のα波成分のパワーが
最大値となるように送風量を制御するので、快適性を向
上させ、リラックス状態を提供できる。

（２）脳波センサにより送風量の制御を行なうので、使
用者は操作の煩わしさから解消される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す空気調和機のブロック
図、第２図は脳波α波成分のパワーＰと送風器の送風量
Ｑとの関係を示す特性図、第３図は送風量Ｑと直流モー
タ印加電圧の関係を示す特性図、第４図は動作の流れを
示す流れ図、第５図は従来例の空気調和機を示すブロッ
ク図である。 ７・・・・・・送風器、８・・・・・・制御手段、１２
・・・・・・脳波センサ、１３・・・・・・信号処理手
段、１８・・・・・・風量切替部、１９・・・・・・風
量記憶部、２０・・・・・・送風器駆動部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 人体に装着する脳波センサと、前記脳波センサからの信
   号を周波数分析を行ない所定の範囲の周波数成分のパワ
   ーを出力する信号処理手段と、送風器と、前記信号処理
   手段からの信号に基づき前記送風器を制御する制御手段
   を有し、前記制御手段は前記送風器の風量を切替える風
   量切替部と、風量を切替えた時に前記信号処理手段の出
   力パワーが最大となる風量を記憶する風量記憶部と、前
   記風量記憶部の記憶風量で前記送風器を運転する送風器
   駆動部とを備えた空気調和機。