JPH03155750A - 模様を施した物体及びその製造方法並びに製造に供される版 - Google Patents

模様を施した物体及びその製造方法並びに製造に供される版

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JPH03155750A
JPH03155750A JP1292217A JP29221789A JPH03155750A JP H03155750 A JPH03155750 A JP H03155750A JP 1292217 A JP1292217 A JP 1292217A JP 29221789 A JP29221789 A JP 29221789A JP H03155750 A JPH03155750 A JP H03155750A
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JP
Japan
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recesses
pattern
plate
template
elastomer
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JP1292217A
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Toshihiro Nakamura
敏弘 中村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分舒〉 本発明は、表面に濃淡模様を施した物体及びその物体の
製造方法並びにその物体を製造するための版に関する。
〈従来の技術〉 一般に物体の表面に模様を施す方法としては、例えば以
下の方法がある。
イ) 彩色する方法。
口)模様を施したシート状物を貼る方法。
八) 物体に凹凸部を形成して立体感を施す方法。
例えばチ璽コレートの表面に模様を施す場合には、型を
用いて表面に文字や簡単な模様をつlすたり、あるいは
、ホワイトチ冒コレート等他の色を用いて文字や絵を表
面に施している。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、従来の方法では物体表面に彩色以外で濃
淡模様を施すことは出来ないという問題がある。
このため、食用に供される食品の場合、特に模様を施す
ことはコスト高となり極めて稀であり、また、簡単な模
様しか出来ないという問題がある。
本発明は以上述べた事情に鑑み単に物体の表面に濃淡模
様を施した物体及びその物体の製造方法並びにその物体
を製造するための版を提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 前記目的を達成するための本発明の模様を施した物体の
構成は表面に多数の凹部が分布形成されると共に、その
凹部開口部の面積和の分布割合により模様が形成されて
おり、かつ上記凹部に粉体が充填されて全体として濃淡
模様を表すことを特徴とする。
また、本発明の模様を施した物体の製造方法の構成は、
原版から網版を介して網点階調の多数の凹部を有する金
属版を製版し、該金属版からエラストマを用いて反転エ
ラストマ版を製版すると共に、該反転エラストマ版を成
形用型内に設置して常温時には固体であり加温時に流動
状態となる物体を加温状態で上記成形用型に流し込んだ
後に冷却・脱型し、物体表面に金属版と同様の多数の凹
部を形成し、その後該凹部内に粉体を充填して濃淡模様
を施した物体を得ることを特徴とする。
さらに、模様を施した物体の製造に用いる版の構成は、
常温で固体であり加温時に流動状態となる食品が硬化す
ることを利用して、その表面上に模様を施すために用い
るエラストマ製の版であって、該讃の表面に多数の凹部
が分布されると共に、その凹部の開口部の面積和の分布
割合により模様が形成されてなることを特徴とする版。
以下本発明の構成を詳細に説明する。
ここで本発明で模様を施した物体とは、常温では固体で
あると共に湯せん等による加温時には、流動状態となる
性質を有する材質のものをいい、例えば食品ではチ璽コ
レート。
キャンデイ、チーズ等を挙げることができ、食品以外の
ものでは例えばろう等のワックス類等を挙げることがで
きる。
この物体の表面に形成される多数の凹部とは、該表面上
に模様を形成するためのものであり、該凹部の開口部の
面積和の分布割合によって模様を施している。
そして、との凹部に粉体を充填することで、全体として
濃淡模様を表すようにしている。
また、との凹部の開口部の面積和の分布割合を網点階調
とした場合には、その網点階調のスクリン線数が50〜
55線とするのが好ましい。これは50線以下とすると
目が粗くなり、凹部に粉体を充填した場合模様がぼやけ
てしまうからであり、一方、55線以上とすると、粉体
が容易に充填されなくなるからである。
この凹部内に充填される粉体は、メツシュが  アンダ
ーの例えばカーボンブラック。
金粉等のものが好ましく、特に食用に供する食品の場合
にはパウダーシュガー等のものを用いるのが好ましい。
次に、模様を施した物体の製造する方法を具体例を挙げ
図面を参照して説明する。尚、図面は拡大した概念図を
表す。
■ 第1図に示すように、風景が写った写真等の原版か
ら原稿の濃淡を微小な点の大小に変換する網版を用いて
網点階調の多数の目の細かな凹部11mを有する亜鉛製
の金属板11を製版する(第1図(a)参照)。
■ 次に、この金属版を成形用型12内に設置し例えば
加温したワックス13を注入しく第1図(b)参照)、
その後冷却する。
■ 表面に凹部14が分布されたワックス成形体15を
成形用型12から取り出し、その表面にカーボンブラッ
ク16を振りかけて目の細かな凹部14内に充填させ、
その後余分な表面上のカーボンブラック16を払い落と
しく第1図(c)参照)、濃淡模様を施した風景が表面
に施されたワックス製の置物15を得る(第2図参照)
上述した置物15の場合は、亜鉛製の金属板11を用い
ているので、食用に供するものに適用できないため、食
品の表面に模様を施す場合には他の方法を用いる必要が
ある0次に、表面に模様を施す他の方法を第3図。
第4図を参照して、その工程を説明する。
■ 第3図に示すように、前述したのと同様に操作して
、亜鉛製の金属版11を製版し、その後、亜鉛製の金属
版から第3図[a)に示すように成形用型21を用いて
、例えばシリコーン樹脂等のエラストマを流し込み亜鉛
板製の金属版11と凹凸部が反対の反転エラストマ版2
2を製版する。
■ この得られた反転エラストマ版22を成形用型23
内に設置して常温時には固体であり、加熱時に流動状態
となる例えばチョコレート24を流し込み、その後冷却
する(第3図(bl参照)。
■ その後成形用型23から脱型すると、金属版に形成
したものと同様の目の細かな凹部26が表面に形成され
たチロフレートの成形体25が得られる。
■ 次に粉体としてパウダーシュガー27をチョコレー
トの成形体250表面に振りかけ、目の細かな凹部26
内に充填させた後余分なパウダーシュガーを払い落しく
第3図(61参照)、網点階調の模様をパウダーシュガ
ーによって浮き上がらせて、例えば第4図に示すような
濃淡模様のロケットの絵28を表面上に施したチ璽レー
トの成形体25を得る。
〈実 施 例〉 本発明の好適な一実施例を次に説明する。
チョコレートの表面に人物模様を施す工程を(i)〜M
のようにした。
(i)  写真原稿から網版を作り、亜鈴版上にスクリ
ーン$55綿の網点階調の金属版を製版する。
(:i)亜#9Mからシリコーン樹脂を用いて型をとり
反転エラストマ版を得る。
−流し込み用成形型の底部に上記反転エラストマ版を設
置した後、加温して流動状態としたチョコレートを流し
込む。
Gvl  冷却した後説型し、表面にパウダーシュガー
を振る。
M  最後に表面上の、余分なパウダシュガーを払い落
として表面に濃淡模様を浮き上がらせたチョコレートを
得た。
例えばチョコレー5表面に人間の顔を施した場合の目の
近傍を拡大した一例を第5図に示す。同図に示すように
白ぬき部分311よパウダーシュガーが充填されている
部分を示し、一方の黒点部分32はチアコレート表面を
示している。
尚、このようにして得られたチョコレート成形体の表面
上の顔は、まるで写真の壕であった0 〈発明の効果〉 以上実施例と共に述べたように、本発明によれば物体の
表面に濃淡模様を簡易に製造できるという効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図、3図は模様を施した物体を製造する概念図、第
2図、第4図、第5図はそれぞれ物体の表面に模様を施
した図である。 図面中、 11は金属版、 11aは目の細かな凹部、 12.22は成形用型、 13はワックス、 14.27は凹部、 15はワックス成形体、 16はカーボンブラック、 24はチ哀コレート、 25はチ冒コレートの成形体、 26は目の細かな凹部、 27はパウダーシュガー 28はロケットの絵、 31は白ぬき部分、 32は黒点部分である。 特許出願 一中   村 代    理

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)表面に多数の凹部が分布形成されると共に、その凹
    部開口部の面積和の分布割合により模様が形成されてお
    り、かつ上記凹部に粉体が充填されて全体として濃淡模
    様を表すことを特徴とする模様を施した物体。 2)請求項1記載の模様を施した物体において、上記物
    体が常温では固体であり、かつ加温 時には流動状態となることを特徴とする模様を施した物
    体。 3)請求項1記載の模様を施した物体において、上記凹
    部開口部の面積和の分布割合が網点 階調であり、かつその網点階調のスクリン線数が50〜
    55線であることを特徴とする模様を施した物体。 4)原版から網版を介して網点階調の多数の凹部を有す
    る金属版を製版し、 該金属版からエラストマを用いて反転エラ ストマ版を製版すると共に、 該反転エラストマ版を成形用型内に設置し て常温時には固体であり加温時に流動状態となる物体を
    加温状態で上記成形用型に流し込んだ後に冷却・脱型し
    、 物体表面に金属版と同様の多数の凹部を形 成し、 その後該凹部内に粉体を充填して濃淡模様 を施した物体を得ること、 を特徴とする模様を施した物体の製造方法。 5)常温で固体でありかつ加温時には流動状態となる食
    品が硬化することを利用して、その表面上に模様を施す
    ために用いるエラストマ製の版であって、 該型の表面に多数の凹部が分布されると共 に、その凹部の開口部の面積和の分布割合により模様が
    形成されてなることを特徴とする版。
JP1292217A 1989-11-13 1989-11-13 模様を施した物体及びその製造方法並びに製造に供される版 Pending JPH03155750A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614720A (ja) * 1992-08-13 1994-01-25 Fuji Oil Co Ltd 模様付菓子の製造法
JPH0619494U (ja) * 1992-05-07 1994-03-15 不二製油株式会社 製菓用型

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6342651A (ja) * 1986-08-01 1988-02-23 チヨコレ−ト ピツクス インコ−ポレ−テツド チョコレ−トの表面に像を形成する方法
JPS6451044A (en) * 1987-08-21 1989-02-27 Hantaa Seika Kk Preparation of chocolate using photo-sensitive polymer

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