JPH03155603A - 電磁石装置 - Google Patents

電磁石装置

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JPH03155603A
JPH03155603A JP18032390A JP18032390A JPH03155603A JP H03155603 A JPH03155603 A JP H03155603A JP 18032390 A JP18032390 A JP 18032390A JP 18032390 A JP18032390 A JP 18032390A JP H03155603 A JPH03155603 A JP H03155603A
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Japan
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coil
protrusion
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bobbin
flange
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Koichi Osawa
大沢 幸一
Masanori Omi
大見 正昇
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、例えば内燃機関用始動電動機のマグネットス
イッチに用いられる電磁石装置であって、特にボビンの
コイル端末線の固定構造に係る。
〔従来の技術〕
従来、この種の電磁石装置においては、ボビンにコイル
取り出し用の突起部を設け、この突起部よりコイルの端
末線を取り出した後、グランドプレート(固定鉄心)に
溶接するものがあった(例えば、日本電装公開技報Nα
33−183)。
〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、上述した従来のものでは、突起部と溶接した
部分との間の上記コイルの端末線が、車両の振動等でゆ
れて、溶接部もしくは突起部からの取り出し部の付近に
応力集中がかかって、コイルが断線してしまうという不
具合があった。
そこで、本件出願人が原因を追求すると、突起部からの
取り出し部と溶接部との間のコイルの端末線の長さが短
く、上記付近に著しく応力集中が加わってしまうことが
わかった。
従って、本発明は、コイルの端末部の応力集中を緩和し
、コイル断線等の不具合を防止するものである。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明は、コイルが巻回される筒部と、この筒
部の両端に設けられた1対の第1、第2のフランジ部と
、この第1のフランジ部より軸方向にのび、かつ上記コ
イルの端末部を引き出す突起部とを有するボビンと、 このボビンの前記第1のフランジ部の端面に設けられた
固定鉄心とを備え、 前記コイルの端末部は、上記突起部より引き出し、上記
突起部の外周に所定の隙間を介して巻いた後、前記固定
鉄心に固定したことを特徴とする電磁石装置を提供する
ものである。
〔作用〕
上記の如く、コイルの端末部をコイル取り出し部の突起
部の外周に所定の隙間を介して巻くことで、引き出しと
固定との間のコイル端末部の長さを長くすることができ
る。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明は、コイルの端末部の取り出し
と固定との間を長くすることができ、応力集中を緩和し
て、コイルの断線等を確実に防止できるという優れた効
果がある。
〔実施例〕
以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説明する。
まず、第9図および第10図に基づいて、内燃機関に取
り付けられると共に、本発明マグネ・ントスイッチを組
み込んだ始動電動機の構成ならびに作動を簡単に説明す
る。
1はスタータモータであり、図示せぬアーマチャシャフ
ト一端にアイドルギヤ2が固定されている。このアイド
ルギヤ2に噛みあうオーバーランニングクラッチ3は中
空状スプラインチューブ4に一方1ftの回転(アーマ
チャシャフトからの回転)を伝達する。このチューブ4
の内周には、ヘリカルスプライン結合したシャフト5が
配置されており、このシャフト5の先端51には、ピニ
オン6が設けられている。7,8はソレノイドハウジン
グ9およびハウジング10にそれぞれ設けられ、スプラ
インチューブ4を回転自在に支持する軸受、11はチュ
ーブ4内に配置されたリターンスプリングであって、ピ
ニオン6を所定の位置に戻すためのものである。
20はマグネットスイッチを示し、ビニオン6と同一直
線上になるごと(、ハウジング9内に配置されている。
そして、このマグネットスイッチ20は吸引コイル22
および保持コイル23が巻かれたボビン24、上記コイ
ル22.23の磁束通路をなすグランドプレート25お
よびコアプレート26とからなるソレノイド21を有す
る。また、上記ボビン24の内周に配置された可動鉄心
27、この可動鉄心27のビニオン側に設けられたビニ
オン押圧用ロッド28、可動鉄心戻しスプリング29お
よびドライブスプリング30から構成される。
また、可動鉄心27には、絶縁樹脂31を介して、可動
接点32が設けられ、かつこの可動接点32と対向する
位置には1対の固定接点33が設けられている。そして
、この固定接点33は、ボルト34により、ソレノイド
ハウジング9に固定されている。
次に、上記構成において始動電動機の作動を第9図およ
び第10図に基づいて説明する。
スタータスイッチ40を閉成すると、バッテリ41より
吸引コイルおよび保持コイル22.23が通電され、可
動鉄心27が可動鉄心戻しスプリング29に抗して移動
する。そして、可動鉄心27の移動と共に、ビニオン押
圧用ロッド28が移動し、ボール35を介してシャフト
5上のビニオン6を押圧し、図示せぬエンジンのリング
ギヤに噛み合わせる。
一方、可動鉄心27の移動により、可動接点32が固定
接点33に当接し、バッテリ41よりスタータモータ1
に電流が流れ、スタータモータ1が回転する。
この回転はアイドルギヤ2、オーバーランニングクラッ
チ3を介してスプラインチューブ4に伝わる。スプライ
ンチューブ4は、スプライン結合したシャフト5を介し
てビニオン6に回転を伝え、リングギヤを駆動し、エン
ジンを始動させる。
また、エンジンが始動されてスタータスイッチ40を開
くと、可動鉄心戻しスプリング29により・可動鉄心2
7が戻り、スタータモータ1への通電を遮断し、スター
タモータ1の回転が停止する。一方、リターンスプリン
グ11により、ビニオン6もリングギヤから離れ、元の
位置に戻る。
次に、マグネットスイッチ20のソレノイド21につい
て、以下説明する。
第1図ないし第8図に示す如く、樹脂製のボビン24は
、円盤状の第1、第2のフランジ部241.242と、
これらフランジ部間に形成された円筒部243とから成
る。
そして、第1のフランジ部241には、軸方向に突出す
る円筒状の第1、第2の突起部244゜245が一体に
形成されている。これら第1、第2の突起部244,2
45には、保持コイル23が挿入できる幅を有するスリ
ット244(a)、245(a)が軸方向に形成されて
いる。また、これらスリット244(a)、  245
(a)の中心線l1は、第1、第2の突起部244,2
45の中心線lオに対して、第4図および第7図に示す
如く、所定の幅偏心している。
さらに、第1、第2の突起部244,245の先端には
、スリット244(a)、  245(a)の反対側に
、切欠き部244(b)、  245(b)がそれぞれ
形成されている。
そして、第1.第2の突起部244.245は第1図お
よび第4図に示す如く、スリット244(a)、  2
45 (a)の開口側が円盤状の第1のフランジ部24
1の外周に沿うように、第1のフランジ部241に形成
されている。
また、第2のフランジ部242には、第2図に示す如く
、上記第1、第2の突起部244,245とそれぞれ対
向する位置に、四角形状の第1、第2の突起部246,
247が形成されている。
さらに、第2のフランジ部242には、1対の第1、第
2のガイド部248,249が形成され、これら第1、
第2のガイド部248,249の溝部を介して、吸引コ
イル22の両端部221.222および保持コイル23
の一端部231を取り出している。
次に、ソレノイド21の組み立てについて説明する。
まず、吸引コイル22の一端部221をガイド部248
に適した後、吸引コイル22をボビン24の円筒部24
3の外周上に巻回し、その後、他端部222は第2のガ
イド部249を通して、外部へ取り出している。
また、保持コイル23は、一端部231を第2のガイド
部249に通した後、上記吸引コイル22の外周に巻回
する。そして、他端部232は、第2図の破線で示す如
く、第1の突起部246にひっかけた後、第1の突起部
244のスリット244(a)内を軸方向に通す。
そして、上述した如く、吸引コイル22および保持コイ
ル23を巻回したボビン24に、グランドプレート25
およびコアプレート26を組み付ける。
磁性体で形成されたグランドプレート25は、ボビン2
4の第1のフランジ部241の突部241(a)に、凹
部251が嵌合して位置決めされる。
また、磁性体のコアプレート26は、第2図および第8
図に示す如く、コの字状に形成され、ボビン24の第2
のフランジ部242および保持コイル23の外周を覆う
ように設けられている。そして、第2図に示す如く、ボ
ビン24の第1、第2の突起部244,245および第
1、第2のガイド部248,249は、それぞれグラン
ドプレート25およびコアプレート26よりも突出して
いる。
保持コイル23の他端部232は、第2図および第3図
に示す如く、第1の突起部244のスリ7) 244 
(a)を通すと共に、その時、屈曲部233を形成する
。その後、第4図および第5図の破線で示す如(、他端
部232は、切欠き部244(b)を通し、第1の突起
部244の外周に沿って、実際に固定する位置よりも、
さらに巻く。そして、他端部232を破線の位置から、
実際に固定する位置に戻し、グランドプレート25上に
1部分を溶接して固定する。この時、他端部232を戻
すことで、第1の突起部244の外周との間に所定間隔
の隙間が形成される。そして、保持コイル23の他端部
232を溶接後、先端を所定の長さにカットしている。
ボビン24の第2のガイド部249から引き出した吸引
コイル22の他端部222および保持コイル23の一端
部231は、第6図に示す如(、スタータ端子42を介
して、キースイッチ40に接続され、このキースイッチ
40がバッテリ41に接続される。また、第1のガイド
部248から引き出した吸引コイル22の一端部221
は、固定接点33とスタータモータ1との間に接続され
る。
また、ソレノイド21が第8図に示す如く、ハウジング
9内に組み込まれた時に、グランドプレート25の突起
252がソレノイドハウジング9の凹部91に位置決め
、当接され、保持コイル23の他端232が、グランド
プレート25を介してソレノイドハウジング9に接地さ
れることになる。
以上説明したように、ソレノイドにおいては、保持コイ
ル23の他端部232を第1の突起部244の外周に所
定の隙間を介し巻回して、グランドプレート25に溶接
するようにしたことで、保持コイル23の第1の突起部
244からの引き出し部234から溶接部235までの
距離が長くとれ、車両振動による保持コイル23の応力
集中を緩和することができる。
さらに、保持コイル23の他端部232に、屈曲部23
3を形成することで、第5図に示す如く、上述と同様に
引き出し部234から溶接部235までの距離が長くと
れ、溶接部235の応力を緩和できる。
さらに、第7図に示す如く、スリット部244(a)の
中心線!、を中心線fl!よりずらすことで、保持コイ
ル23の引き出し部234の曲率半径を大きくとること
ができ、保持コイル23の引き出し部234の応力集中
を緩和できる。
保持コイル23の端部232を第1の突起部246に引
掛けることにより、第1の突起部244のスリット部2
44 (a)への挿入が容易となる。
なお、上記実施例では、第1のガイド部248に吸引コ
イル22の一端部221を挿入し、一方、第2のガイド
部249に吸引コイル22の他端部22および保持コイ
ル23の一端部231を挿入しているため、コイルの巻
数の関係で、保持コイル23の他端部232を、第1の
突起部244に挿入するようにしているが、コイルの接
続関係で、第1のガイド部24日に吸引コイル22の他
端部22および保持コイル23の一端部231を挿入し
て、一方、第2のガイド部249に吸引コイル22の一
端部221を挿入した場合には、保持コイルの他端部2
32を第2の突起部245に挿入するために、第1、第
2の突起部244,245の2つを必要とするものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明電磁石装置の一実施例を示す側面図、第
2図は本発明電磁石装置の正面図、第3図は突起部より
端末部を引き出した状態を拡大して示す側面図、第4図
は突起部に端末部をまいた状態を示す正面図、第5図は
突起部に端末部を巻いた状態を示す側面図、第6図およ
び第7図は突起を拡大して示す側面図ならびに正面図、
第8図は本発明装置を示す断面図、第9図は本発明電磁
石装置を適用した内燃機関用始動電動機の一部断面正面
図、第10図は上記始動電動機の電気回路図である。 22・・・吸引コイル、221・・・一端部、222・
・・他端部、23・・・保持コイル1231・・・一端
部、232・・・他端部、24・・・ボビン、241,
242・・・第1、第2のフランジ部、243・・・円
筒部1244.245−・・第11第2の突起部、  
244(a)、  245 (a)−・・スリット部、
  244(b)、  245(b)・・・切欠き部、
25・・・固定鉄心をなすグランドプレート。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コイルが巻回される筒部と、この筒部の両端に設
    けられた1対の第1、第2のフランジ部と、この第1の
    フランジ部より軸方向にのび、かつ上記コイルの端末部
    を引き出す突起部とを有するボビンと、 このボビンの前記第1のフランジ部の端面に設けられた
    固定鉄心とを備え、 前記コイルの端末部は、上記突起部より引き出し、上記
    突起部の外周に所定の隙間を介して巻いた後、前記固定
    鉄心に固定したことを特徴とする電磁石装置。
  2. (2)前記突起部には、軸方向にのびるスリット部と、
    先端で、かつ前記スリット部の開口側と反対側に形成さ
    れた切欠き部とからなり、前記コイルの端末部は、前記
    スリット部および前記切欠き部を通した後、突起部の外
    周に巻くことを特徴とする請求項(1)記載の電磁石装
    置。
  3. (3)前記切欠き部の中心線l_1は、前記突起部の中
    心線l_2に対して、所定幅ずらすと共に、前記コイル
    の端末部は、曲率半径が大きくなるように、前記突起部
    の外周に巻くことを特徴とする請求項(2)記載の電磁
    石装置。
  4. (4)前記コイルの端末部には屈曲部が形成されている
    請求項(1)ないし請求項(3)いづれか1項記載の電
    磁石装置。
  5. (5)筒部と、この筒部の端部に設けられたフランジ部
    と、このフランジ部に設けられ、軸方向にのびるスリッ
    ト部を有する突起部とを有するボビンと、 前記フランジ部の端面に設けられた固定鉄心と、前記ボ
    ビンの筒部に巻かれると共に、前記突起部のスリット部
    から引き出し、前記突起部の外周に所定の隙間を介して
    巻かれた端末部を有するコイルと、 を備えた電磁石装置。
  6. (6)前記突起部は円筒状で、かつ先端に突起部の中心
    線l_2に対して所定幅中心線l_1をずらした切欠き
    部を設けると共に、 前記コイルの端末部は曲率半径が大きくなるように、前
    記突起部の外周に巻くことを特徴とする請求項(5)記
    載の電磁石装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006086518A (ja) * 2004-08-19 2006-03-30 Remy Inc 電気ソレノイドの水分排出膜

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JP2006086518A (ja) * 2004-08-19 2006-03-30 Remy Inc 電気ソレノイドの水分排出膜

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