JPH0315558B2

JPH0315558B2 -

Info

Publication number: JPH0315558B2
Application number: JP57173380A
Authority: JP
Inventors: Anderusu Herumuuto; Deiitoritsuhi Gyuntaa
Original assignee: Raadeneru Mas Fab Augusuto Korubusu Unto KG GmbH
Current assignee: Raadeneru Mas Fab Augusuto Korubusu Unto KG GmbH
Priority date: 1981-10-06
Filing date: 1982-10-04
Publication date: 1991-03-01
Also published as: DE3139656C2; JPS5872500A; US4491448A; DE3139656A1; CH658020A5

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、エンドレスの循環走路に連続的に走
行するブツクブロツクはさみ板、ブツクブロツク
はさみ板の移動面の下方に位置し、１枚づつにば
らした表紙をその貯蔵場所からとり出し供給する
輸送装置、表紙をブツクブロツクの後縁に揃える
ための位置合わせ要素、ブツクブロツクに位置合
わせされた表紙をブツクブロツクの糊のついた背
中に押しつけるための昇降要素を備える、製本機
械における表紙貼付け装置に関するものである。

［従来の技術］ DE−08 26 40 497による既知の表紙貼付け装
置は、ブツクブロツクを挾持して一定の間隔をお
いて一定の速度で走行するブツクブロツクはさみ
板と、その下方を平行して一定の間隔をおいてチ
エーンベルトに担持されて、ブツクブロツクはさ
み板より速い速度で駆動される、表紙を１枚ずつ
押して搬送する搬送具とからなつており、チエー
ンベルトを駆動するチエーンホイールの軸が、チ
エーンホイールの軸に設けられたばねとリンク機
構とを介してカム機構に連結されており、チエー
ンベルト、すなわち搬送具の速度が周期的に増減
されるようになつている。この装置における表紙
をブツクブロツクの後縁に合わせる位置合わせは
次のように行われる。先ず、搬送具はカム機構と
リンク機構によつて増速されてブツクブロツクは
さみ板に追いつき、若干減速されながらその後縁
に衝突し、ばねの作用で瞬間的に減速されて位置
合わせが行われる。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、このような表紙貼付け装置で
は、搬送具がブツクブロツクはさみ板に衝突する
とき、搬送具はその前縁で直接表紙を押している
ので、衝突の衝撃が直接表紙に伝わるとともに、
搬送具とチエーンベルトは瞬間的に減速されるが
そのとき表紙は搬送具とチエーンベルトより速い
速度を持つているためその惰力の影響を受けて辷
り、ブツクブロツクに対して正確な位置合わせが
行われ難いという問題があり、さらに、表紙を搬
送するチエーンベルトが増速と減速の機械的反復
作用を常時受けるので、製本機械の運転の静粛さ
が損なわれ、また頻繁な調整が必要で、その結
果、早期に摩耗が生ずるという欠点がある。

本発明の狙いとするところは上述の装置におけ
る欠点を持たず、特に、ブツクブロツクに対して
正確に表紙を貼付けることを可能にし、さらに、
その表紙貼付け装置はその調整のための時間を最
小にするような、製本機械における表紙貼付け装
置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］この課題を解決する本発明は、直線走路に沿つ
て移動するブツクブロツクはさみ板２と、このブ
ツクブロツクはさみ板に挾持されて移動するブツ
クブロツク１の背中に表紙１ａを押しつける昇降
要素４５と、表紙１ａの輸送および位置合わせ機
構とからなるブツクブロツクに表紙を貼付ける、
製本機械の表紙貼付け装置において、前記輸送および位置合わせ機構が、 (イ) ブツクブロツク１の移動走路に平行な走路に
沿つて、前記ブツクブロツクはさみ板２の移動
速度より遅い速度で移動する、表紙１ａを一枚
ずつ移動させる搬送手段６と、 (ロ) 表紙に接触して位置合わせする位置合わせ要
素８，９と、 (ハ) 前記位置合わせ要素８，９にこれに連動する
ように連結され、移動するブツクブロツク１に
対する位置合わせ要素８，９の関係位置を決め
るために、ブツクブロツクはさみ板２の動きに
対してタイミングが調整されている位置合わせ
確立手段２６と、 (ニ) 前記位置合わせ要素８，９と前記位置合わせ
確立手段２６とを円形の軌道上を一緒に駆動
し、かつ、前記搬送手段６の動きに対してタイ
ミングが調整され、搬送手段６の移動速度より
速い速度でその移動方向に位置合わせ要素８，
９を移動させ、そして、前記位置合わせ確立手
段２６が移動するブツクブロツク１に追いつい
たとき、前記位置合わせ要素８，９を弾力的に
減速する手段を備えた駆動手段とからなるもの
である。

さらにこの駆動手段は、位置合わせ要素に円形
の軌道に沿う回転運動を与え、かつ連結棒２５に
よつて連結されてブツクブロツクはさみ板２の外
側方に平行に配置された一対のクランク１３，１
６；１４，１８と、搬送手段に、これと連動する
ように連結された駆動輪３４を含み、そして弾力
的に減速する手段が、駆動輪３４とクランク１
３，１６；１４，１８との間に弾力のある連結手
段を有しており、さらに、駆動手段は、固定され
たカム板３９と弾力のある連結手段に連結された
カムフオロワー４０を備え、位置合わせ要素８，
９と位置合わせ確立手段２６とを周期的に減速す
る構成となつている。

［作用］このような構成の本発明における表紙１ａとブ
ツクブロツク１との位置合わせは次のように行わ
れる。ブツクブロツク１はブツクブロツクはさみ
板２に保持されて連続的に直線の径路に沿つて移
動している。ブツクブロツク１はブツクブロツク
はさみ板２の後縁に合わせて位置づけられてい
る。表紙１ａはブツクブロツクはさみ板２の移動
方向に平行に、その下方をブツクブロツクはさみ
板２より僅か低い速度で移動する搬送手段６によ
り搬送される。したがつて搬送手段６はブツクブ
ロツク１に対して相対的に後方へ位置がずれて行
くが、位置合わせが行われる直前には搬送手段６
の前縁、すなわち表紙１ａの後縁がブツクブロツ
ク１の後縁の僅か前方に来るようにブツクブロツ
クはさみ板２と搬送具６と位置合わせ要素８，９
の運動のタイミングが調整されている。位置合わ
せ要素８，９は位置合わせ確立手段２６と共に搬
送具６より速い速度で円形軌道に沿つて駆動さ
れ、連続して移動するブツクブロツクはさみ板２
の間に下方から上昇して来て、ブツクブロツクは
さみ板２の後縁に追いつき、先ず、位置合わせ確
立手段２６がブツクブロツクはさみ板２の後縁に
当たり、これと連動する位置合わせ要素８，９が
ブツクブロツクはさみ板２の後縁に対して位置決
めされる。位置合わせ確立手段２６がブツクブロ
ツクはさみ板２に当つたときの衝撃は駆動手段に
内蔵された弾力的に減速する手段によつて防が
れ、位置合わせ要素８，９は減速されて一時的に
ブツクブロツク１の速度に合致させられてブツク
ブロツク１に対する位置が決定され、次の瞬間、
位置合わせ要素８，９はブツクブロツク１の後縁
の僅か手前に来ている表紙１ａの後縁に追いつい
てその搬送の役を搬送具６から引継ぐ。このとき
の位置合わせ要素８，９と表紙１ａとの速度の差
は僅かなのでブツクブロツク１に対する表紙の位
置合わせは正確に行われる。次いで昇降装置４５
が上昇して表紙を糊のついたブツクブロツク１の
背中に押しつける。

本発明による表紙貼付け装置においては、位置
合わせ要素が表紙の搬送の役を引受けた際にブツ
クブロツクはさみ板の後縁またはブツクブロツク
の後縁に対する位置合わせは完了し、ここにおい
て、それまで表紙を運んでいた表紙輸送装置の搬
送具とこの位置合わせ要素との間にはごく僅かの
速度差しかない、ということの故に表紙のブツク
ブロツクへの正確な位置決めが行われうるのであ
る。

従来の方法では、常時くり返しの方向変換のた
め苛酷な条件下におかれチエーン駆動が用いられ
るため、チエーンが伸びるのである期間運転すれ
ば取替えが必要であつた。それに比べると、本発
明による装置では位置合わせ要素の駆動を平行ク
ランク機構で行つているので、機械の損耗は実際
上問題にならない。

また、本発明による表紙貼付け装置において
は、その安定な部品構成組立の故に手直しという
ことが必要にならず、調整に僅かの時間を要する
だけである。

［実施例］以下本発明の実施例につき、添付図面を用いて
説明する。

製本機械は多数等間隔でエンドレスの循環走路
を連続的に走行するブツクブロツク１を保持する
ブツクブロツクはさみ板２を備える。ブツクブロ
ツクはさみ板２の移動面の下方には、それぞれサ
イドフレーム３に支持され、一定の距離をおいて
平行に配置され、その曲り部でチエーンホイール
４にかけられたエンドレスの一対のチエーンシス
テム５があり、このチエーンシステム５はブツク
ブロツクはさみ板２の移動速度より僅かに遅い速
度で駆動される。

このチエーンシステム５には同じ高さで互いに
等間隔に搬送手段である搬送具６がついており、
その搬送具６は、図示していない貯蔵場所から一
枚づつにばらした表紙１ａをとり出し、載せ台７
の上をブツクブロツク１と僅かの間隔をおいて搬
送する。

両チエーンシステム５の間には、間隔をおいて
並んだ二つの位置合わせ要素である位置合わせフ
インガー８および９をもつた表紙位置合わせ装置
がある。この位置合わせフインガー８，９は次に
述べる平行クランク機構によつて駆動される。こ
のクランク機構は第３〜６図にみるように、駆動
軸２１に対して回転不能に固定されたクランク１
４，１８と、サイドフレーム３に取付けられた軸
受１２に回転自在に軸支された軸１５に対して回
転不能に固定されたクランク１３，１６とクラン
ク１３，１４の上端を連結するＬ字形の連結棒２
５と、クランク１６，１８を連結する接合棒１７
とからなる。ここでクランク１３，１４の上端
は、それぞれ、連結棒２５の両外側の端部から駆
動軸２１に平行に延び、クランク１３，１４を貫
通し、これらクランクに対して回転自在に軸支さ
れたピンを有するＬ字形の連結棒２５により連結
されており、各ピンの端部には位置合わせフイン
ガー８，９がそれぞれピンと一体的に連結されて
いる。したがつて、連結棒２５とピンと位置合わ
せフインガー８，９は一体構造をなし、クランク
１３，１４に対しては回転自在となつている。そ
して、駆動軸２１，軸１５、クランク１６，１８
と接合棒１７を互いに回転自在に連結するピン１
９，２０の各中心線は、これらに垂直な平面内で
一つの平行四辺形を形成するように配置されてお
り、また、駆動軸２１と軸１５とは、連結棒２５
から延びる２つのピンと共に一つの平行四辺形を
形成している。したがつて、この平行クランク機
構を駆動軸２１により回転すると、軸１５と駆動
軸２１とは同一の垂直面内にあるので、この面に
平行な接合棒１７と連結棒２５とは常に垂直を保
つて駆動軸２１と軸１５の周りを円運動すること
になる。したがつて、連結棒２５と一体の位置合
わせフインガー８，９も常に垂直に保たれて円運
動する。

平行クランク機構の働きによつて、各々のクラ
ンク１３，１４がそれぞれの軸１５および２１の
廻りを回転するとき、互いに上下に反対方向にの
びている位置合わせフインガー８および９は常に
垂直の方向にあることとなる（第４〜６図参照）。

Ｌ字形の連結棒２５のクランク１３の側の脚は
クランク１３よりも上方までのび、ブツクブロツ
クはさみ板２の後縁に打ち当たる位置合わせ確立
手段である打当てローラー２６をその先端に保持
している（第３図参照）。

ブツクブロツクはさみ板２は、ブツクブロツク
１の後縁に接してその位置を決める後端当り片２
ａを有する。第３，５図に示すように、表紙１ａ
とブツクブロツク１との位置合わせはブツクブロ
ツクはさみ板２の後縁を基準として行われるの
で、打当てローラー２６がブツクブロツクはさみ
板２の後縁に当つたとき、表紙１ａの後縁を受止
める位置合わせフインガー８，９の前縁は、打当
てローラー２６よりも、後端当り片２ａによつて
決まるブツクブロツクはさみ板２の後縁とブツク
ブロツク１の後縁の間の位置のずれだけ前方に位
置していなければならない。

平行クランク機構の駆動は第１，２図に示すよ
うに、チエーンホイール４の軸３１からチエーン
ホイール３２、チエーン３３によつて駆動輪であ
るチエーンホイール３４を経て行われるが、チエ
ーンホイール３４は駆動軸２１に回転可能に軸持
されている。

チエーンホイール３４には、その側面の半径上
の一点に支持されるクランク３５と、レバー３６
と、駆動軸２１に対して回転しないように固定さ
れた駆動レバー３７と、この駆動レバー３７のレ
バー３６に対して反対側に延びる張出し部４１が
係合するばね要素４２と、ボルト４３と、チエー
ンホイール３４の側面の半径上の一点に固定され
たアンカー４４とからなる弾力のある連結手段３
５〜３７，４２〜４４が設けられており、位置合
わせフインガー８，９と打当てローラ２６を保持
する平行クランク機構の駆動軸２１への駆動がチ
エーンホイール３４からこの連結手段３５〜３
７，４２〜４４を経て伝えられる。打当てローラ
ー２６がブツクブロツクはさみ板２の後縁に当つ
たときの衝撃は、平行クランク機構を経て駆動軸
２１に加えられるが、駆動レバー３７がばね要素
４２のばね力に抗して、チエーンホイール３４に
対して回動することにより吸収される。この駆動
レバーの回動により位置合わせフインガー８，９
は瞬間的に減速される。

円形運動を行う位置合わせフインガー８，９
を、連結棒２５と打当てローラー２６と共に、短
い周期で連続的に移動する表紙１ａの間の空間に
下方から上方に向けて支障なく侵入させるために
は、これら位置合わせフインガー８，９を、それ
が隙間をおいて搬送されている表紙１ａの間に入
る前に位置合わせフインガー８，９より遅い速度
で移動する表紙１ａの移動とタイミングを合わせ
て周期的に減速する必要がある。この減速は、レ
バー３６に支持されるカムフオロワーである追従
ローラー４０がサイドフレーム３に固定されてい
るカム板３９に接触し、駆動輪３４の回転方向と
は逆方向に押されることにより行われる（第１図
参照）。

以上述べた表紙貼付け装置の作動を説明すれば
次のとおりである。

既に述べたように、ブツクブロツク１は、ブツ
クブロツクはさみ板２の中に保持され連続的にエ
ンドレスの循環走路の上を輸送される。ブツクブ
ロツク１の位置はブツクブロツクはさみ板２の後
端当り片２ａで決定される。搬送具６によつて貯
蔵場所からもち来される一枚ごとにばらされた表
紙１ａが、ブツクブロツク１より僅かに遅い速度
でブツクブロツク１との間に隙間をおいて搬送さ
れ、第４図で明らかなように、表紙１ａの後縁は
位置合わせ動作が行われる直前にはブツクブロツ
ク１の後縁よりも僅かに前方にある。

位置合わせフインガー８および９はブツクブロ
ツク１よりも速い速度で円形軌道上を動かされる
が、一時的にブツクブロツク１の速度に合致させ
られる。すなわち、位置合わせフインガー８，９
が動いていくとき、まず打当てローラー２６がブ
ツクブロツクはさみ板２の後縁に当ることにより
ブツクブロツクはさみ板２に対して位置決めさ
れ、次いで、先立つて運ばれていた表紙１ａに追
いつき、その輸送の役を搬送具６から肩代りして
引受け、ここにブツクブロツク１への正確な位置
合わせが完成することとなる。

駆動輪３４から駆動軸２１に至る駆動機構には
ばね要素４２が介在しているが、これは打当てロ
ーラー２６が衝激的に突き当たることを防止する
ほか、何よりも速い速度で動く位置合わせフイン
ガー８，９の速度を一時減速する手段として機能
する。

位置合わせ完了した後は、第６図の経過の段階
で示されるように、位置合わせフインガーおよび
打当てローラーはその運動経路上を下方へ進み、
表紙１ａとブツクブロツク１は既知の方法によつ
て、すなわち表紙１ａをブツクブロツク１の糊の
ついた背中の下へ持ち上げる昇降要素である昇降
台４５によつて、一体のものとなる。

［発明の効果］以上説明したように本発明は、表紙を移動する
ブツクブロツクに対して位置合わせする位置合わ
せフインガーと打当てローラーを一体的に円形軌
道上に駆動する平行クランク機構を設け、平行ク
ランク機構の駆動手段内に、打当てローラーがブ
ツクブロツクに追いついたとき位置合わせフイン
ガーを弾力的に減速するばね要素を備えているた
め、打当てローラーがブツクブロツクに当つたと
きの衝撃が緩和されて位置合わせフインガーが減
速され、その速度がブツクブロツクの移動速度に
合わされるので、ブツクブロツクより僅か遅い速
度で移動する表紙をブツクブロツクに正確に位置
合わせできるという効果を奏する。

しかも、位置合わせのための位置合わせフイン
ガーの減速が駆動手段内のばね要素により行われ
るので、増減速に起因する機械の摩耗が少なく、
調整が不要で、さらに運転の静粛さが保たれると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は表紙位置合わせ装置をもつた製本機械
の側面断面図、第２図はその平面図、第３図はそ
の正面図、第４図ないし第６図は表紙位置合わせ
装置の種々の経過段階、を示す。１……ブツクブロツク、１ａ……表紙、２……
ブツクブロツクはさみ板、２ａ……後端当り片、
３……サイドフレーム、４……曲り部のチエーン
ホイール、５……チエーンシステム、６……搬送
具［搬送手段］、７……載せ台、８……位置合わ
せフインガー、（位置合わせ要素）、９……位置合
わせフインガー（位置合わせ要素）、１２……軸
受、１３……クランク、１４……クランク、１５
……軸、１６……クランク、１７……接合棒、１
８……クランク、１９……ピン、２０……ピン、
２１……駆動軸、２５……連結棒、２６……打当
てローラー（位置合わせ確立手段）、３１……軸、
３２……チエーンホイール、３３……チエーン、
３４……駆動輪（チエーンホイール）、３５……
クランク、３６……レバー、３７……駆動レバ
ー、３９……カム板、４０……追従ローラー（カ
ムフオロワー）、４１……張出し部、４２……ば
ね要素、４３……ボルト、４４……アンカー、４
５……昇降台（昇降要素）。

Claims

【特許請求の範囲】１直線走路に沿つて移動するブツクブロツクは
さみ板２と、このブツクブロツクはさみ板に挾持
されて移動するブツクブロツク１の背中に表紙１
ａを押しつける昇降要素４５と、表紙１ａの輸送
および位置合わせ機構とからなるブツクブロツク
に表紙を貼付ける、製本機械の表紙貼付け装置に
おいて、前記輸送および位置合わせ機構が、 (イ) ブツクブロツク１の移動走路に平行な走路に
沿つて、前記ブツクブロツクはさみ板２の移動
速度より遅い速度で移動する、表紙１ａを一枚
ずつ移動させる搬送手段６と、 (ロ) 表紙に接触して位置合わせする位置合わせ要
素８，９と、 (ハ) 前記位置合わせ要素８，９と共に運動するよ
うにこれに一体的に連結され、移動するブツク
ブロツク１に対する位置合わせ要素８，９の関
係位置を決めるために、ブツクブロツクはさみ
板２の動きに対してタイミングが調整されてい
る位置合わせ確立手段２６と、 (ニ) 前記位置合わせ要素８，９と前記位置合わせ
確立手段２６とを円形の軌道上を一緒に駆動
し、かつ、前記搬送手段６の動きに対してタイ
ミングが調整され、搬送手段６の移動速度より
速い速度でその移動方向に位置合わせ要素８，
９を移動させ、そして、前記位置合わせ確立手
段２６が移動するブツクブロツク１に追いつい
たとき、前記位置合わせ要素８，９を弾力的に
減速する手段を備えた駆動手段とからなること
を特徴とする、製本機械の表紙貼付け装置。２駆動手段が、位置合わせ要素８，９に円形の
軌道に沿う回転運動を与えるための、連結棒２５
によつて連結されてブツクブロツクはさみ板２の
外側方に平行に配置された一対のクランク１３，
１６；１４，１８を有する平行クランク機構を含
む特許請求の範囲第１項に記載の製本機械の表紙
貼付け装置。３駆動手段が更に駆動輪３４を含み、この駆動
輪３４が搬送手段６に、これと連動するように連
結されており、そして、弾力的に減速する手段
が、駆動輪３４とクランク１３，１６；１４，１
８との間に弾力のある連結手段３５〜３７，４２
〜４４を有する特許請求の範囲第２項に記載の製
本機械の表紙貼付け装置。４駆動手段が、固定されたカム板３９と弾力の
ある連結手段３５〜３７，４２〜４４に連結され
たカムフオロワー４０とを含み、位置合わせ要素
８，９と位置合わせ確立手段２６とを周期的に減
速する特許請求の範囲第１項に記載の製本機械の
表紙貼付け装置。