JPH03155578A

JPH03155578A - 現像剤撹拌装置

Info

Publication number: JPH03155578A
Application number: JP1295495A
Authority: JP
Inventors: Shinji Kikuta; 菊田　慎司; Katsumi Oyama; 勝巳大山
Original assignee: Mita Industrial Co Ltd
Current assignee: Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Priority date: 1989-11-14
Filing date: 1989-11-14
Publication date: 1991-07-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】Ｌｌ上二上月上１本発明は、静電式複写機・印刷機等の現像装置に用いら
れる２成分式現像剤の磁粉とトナーとの攪拌を行う装置
に関する。

従迷ｍ直２成分式現像剤を用いる現像装置では、その成分である
磁粉とトナーとを均一に混合し、かつ、トナーに十分な
帯電を与えるために、両者を十分に攪拌することが必要
である。現像剤の攪拌は、従来、パドルと呼ばれる多数
の羽根を植設したローラや磁石を埋め込んだローラを回
転させることにより行われていた。

と　　　る複写機等の小型化の要請より、現像装置の小皿化も強く
要望されており、攪拌装置として磁石式ローラの有利性
が着目されている。しかし、磁石式ローラは、機械的に
強力に攪拌するパドルに比べると攪拌力が弱く、例えば
、磁粉の塊が解砕されにくいという欠点を有していた。

本発明はこのような問題を解決し、強力な攪拌力を有す
る磁石式攪拌装置を提供することを目的とする。

るための上記目的を達成するため、本発明では、磁粉とトナーと
を含有する現像剤を攪拌する装置において、磁石を用い
た磁粉移動手段と、磁粉移動手段に近接して配置され、
磁粉移動手段の磁石の磁粉を引きつけている磁極と同極
の磁極が磁粉移動手段の該磁極に対向するように配置さ
れた磁石を含む解砕手段とを備えることを特徴とする。

作−１− 磁粉移動手段は、その磁石に磁粉を含む現像剤を引きつ
けた状態で現像剤を移動させる。このとき、磁石自体が
移動する場合はもちろん、磁石は移動せず、磁石と現像
剤との間に設けられた非磁性体が移動することにより現
像剤が移動する場合もあり得る。解砕手段の磁石は磁粉
移動手段に近接して設けられるが、その距離は磁粉移動
手段の磁石の磁力が到達する範囲内とする。そして、解
砕手段の磁石は、磁粉移動手段の磁石の、（現像剤中の
）磁粉を引きつけている方の磁極と同じ極が、その磁極
に対向するように、配置される。これにより、磁粉移動
手段に引きつけられた現像剤（特に磁粉の塊）は、両磁
石の間を通り抜けるときに両磁極間の反発作用により解
砕され、強力かつ細やかな現像剤の攪拌が行われる。

災１九以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。第
２図に、本発明に係る現像装置が用いられた複写機の関
連部分の概略を示す。この複写機は磁粉とトナーとを混
合した２成分式現像剤を用いるものである。トナーはト
ナーカセット１２がらホッパ１４に降り、トナー補給ロ
ーラ１６により少しづつ現像装置１８内に供給される。

現像装置１８内では、攪拌ローラ２０が、供給されたト
ナーを既に現像装置１８内に用意されている磁粉と混合
して現像剤を作成し、現像ローラ２２に送る。現像ロー
ラ２２の表面に磁気的に付着した現像剤のうち、トナー
のみが現像ローラとドラムとの間のギャップ２４で静電
力によりドラム１０上の潜像部分に移転され、顕像を形
成する。

次に、第１図により、本発明に係る攪拌ローラ２゜によ
る現像剤攪拌のメカニズムを説明する。第１図（ａ）に
示す例では、攪拌ローラ２０は、４個の磁石３０ａを、
そのＮ極（もちろんＳ極でもよい）が外周側に来るよう
に、非磁性体のローラ３２ａ中に埋め込んだ構造となっ
ている。そして、現像装置１８の外殻２８ａの攪拌ロー
ラ２０に近接する部分には、そのＮ極（攪拌ローラ２０
でＳ極が外周側にあれば、Ｓ極）が攪拌ローラ２０側を
向くように、磁石３４ａが埋め込まれている。このよう
に構成されていることにより、攪拌ローラ２０が回転し
、その磁石３０ａが外殻２８ａの磁石３４ａに近づいた
とき、磁石３０ａの近傍に吸着された磁粉を含む現像剤
２６は、両磁石３０ａ、３４ｄ間で、両磁石３０ａ、３
４ａのＮ極同士の反発力により攪拌される。このとき、
磁粉の塊は細かく解砕され、トナーと磁粉とがより均一
に混合されるとともに、両者の摩擦の機会が増えること
により、トナーに十分な帯電が与えられるようになる。

なお、第１図（ａ）では現像装置１８の外殻２８ａ側に
埋設した磁石の数は１個であるが、複数個盤べて埋設す
ると、より解砕効果が高まる。

第１図（ｂ）は攪拌装置の別の例を示すものである。

この例では、攪拌ローラ２０は、磁石３０ｂを埋設した
非磁性体の固定シリンダ３２ｂと、その回りを回転する
非磁性体のスリーブ３１とから構成される。そして、も
う一つの磁石３４ｂは、外殻２８ｂに埋め込まれるので
はなく、現像装置内のスリーブ３１の外周に近接した位
置に固定されている。この場合でも、攪拌ローラ２０の
磁石３０ｂ（この位置は固定である）と外部の磁石３４
ｂとは同極同士が対向するように配置されているため、
スリーブ３１上に付着した現像剤は両磁石３０ｂ、３４
ｂの間のギャップに来たときに磁気的反発力により解砕
され、十分な攪拌が行われる。

第１図（ｃ）の例では、攪拌装置は２個の攪拌ローラ２
０ａ、　２０ｂから成り、各攪拌ローラ２０ａ、　２０
ｂに磁石３０ｃ、　３０ｄが、やはり同極同士が対向す
るように埋め込まれている。この場合、両ローラ２０ａ
、　２０ｂを同期して回転させることにより、画ローラ
２０ａ、　２０ｂの間のギャップで常に磁気反発力によ
る解砕が行われる。

なお、以上はいずれも本発明を攪拌ローラ２０に適用し
た例であるが、第２図に示した現像ローラ２２に本発明
の構成を適用することも可能である。すなわち、現像ロ
ーラ２２の周囲のトナー移転ギャップ以外の位置に、現
像ローラ内の磁石に対応する位置に磁石を配置し、同極
同士を対向させることにより、現像ローラ２２自身でも
現像剤の有効な攪拌を行うことができる。

且１しり１敦以上説明した通り、本発明では、磁石の同極間の磁気的
厘発力を利用して２成分式現像剤を有効に攪拌する。こ
れにより、従来の回転磁石のみによる場合と比較して、
より強く、かつ、きめ細かな攪拌が行われ、磁粉とトナ
ーとの混合状態がより均一になるとともに、両者の摩擦
の機会が増えるため、トナーの帯電がより確実に行われ
る。これらの直接的効果は複写機、プリンタ等の画質改
善に大きく寄与するという間接的効果を有する。また、
単に追加の磁石を設けるだけであるため、大きなスペー
スをとることがなく、小型の現像装置にも十分適用可能
である。

近の概略構成図である。

１０・・・ドラム　　　１２・・・トナーカートリッジ
１４・・・ホッパ　　　１６・・・トナー補給ローラ１
８・・・現像装置　　２０．２０ａ、　２０ｂ・・・攪
拌ローラ２２・・・現像ローラ　２４・・・トナー移転
ギャップ２６・・・２成分系現像剤　　　２８・・・現
像装置の外殻３０ａ、　３０ｂ、　３０ｃ、　３０ｄ、
　３４ａ、　３４ｂ−・・磁石３１・・・攪拌ローラの
スリーブ３２ａ、　３２ｂ・・・非磁性体

Claims

【特許請求の範囲】

（１）磁粉とトナーとを含有する現像剤を攪拌する装置
において、磁石を用いた磁粉移動手段と、磁粉移動手段に近接して配置され、磁粉移動手段の磁石
の磁粉を引きつけている磁極と同極の磁極が磁粉移動手
段の該磁極に対向するように配置された磁石を含む解砕
手段とを備えることを特徴とする現像剤攪拌装置。