JPH03155493A - 半導体装置用金合金はんだペースト - Google Patents

半導体装置用金合金はんだペースト

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JPH03155493A
JPH03155493A JP29543989A JP29543989A JPH03155493A JP H03155493 A JPH03155493 A JP H03155493A JP 29543989 A JP29543989 A JP 29543989A JP 29543989 A JP29543989 A JP 29543989A JP H03155493 A JPH03155493 A JP H03155493A
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soldering
solder paste
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大村 豪政
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、印刷に用いたり、転写や吐出などを行なう
ことができ、かつはんだ付は部に、はんだの溶は残りや
酸化物、さらにフラックス残渣が見られず、強固なろう
付けが可能な半導体装置用金合金はんだペーストに関す
るものである。
〔従来の技術〕
一般に、ICやLSIなどの半導体装置の製造に際して
は、例えばセラミックケースのアルミナ基板上に、これ
に焼結されたAg−Pd合金などからなる電極を介して
、SiチップやGa−Asチップなどの半導体チップを
ダイボンディングすることが行なわれている。
このグイボンディングには、重量%で(以下%は重量%
を示す) 、5i11〜10%を含有するAu−5i系
合金、Sn:4〜38%を含有するAu−5n系合金、
またはGe:1〜50%を含有するAu−Ge系合金の
インゴットから温間圧延にて厚さ:50m程度の箔材を
製造し、この箔材から所定形状に打ち抜かれた金合金は
んだ材が用いられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記の従来金合金はんだ材の場合、コスト低減
の点から、その厚さをできるだけ薄くする必要があるが
、これら金合金はきわめて脆く、割れ易いものであるた
め、上記の通り温間圧延では厚さを50−程度にまでし
か薄くすることができないばかりでなく、その取り扱い
も非常に難しく、自動化が不可能で、人手に頼らざるを
得ず、この結果人手による位置合せなどが原因でダイボ
ンディング不良が多発するようになるなどの問題点があ
る。
また、一方、上記の従来金合金はんだ材のもつ問題点を
解決する目的で、上記のAu合金をガスアトマイズ法や
スタンピング法などの通常の粉末化手段を用いてAu合
金粉末とし、このAu合金粉末をペースト化剤と混練し
て金合金はんだペーストとして、これを印刷手段や、転
写および吐出手段などを用いて半導体装置の製造に適用
する試みもなされたが、例えばガスアトマイズ法により
粉末化されたAu合金粉末の場合、合金構成成分の偏析
が著しく、かつ酸化もはげしいものであるために、はん
だ付は部に溶は残りや酸化物が存在するようになるばか
りでなく、ペースト化剤もフラックス残渣として共存す
るようになることから、所望のはんだ付は強度が得られ
ず、信頼性の点で問題があり、未だ実用化されていない
のが現状である。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、はんだ
使用量の低減および取り扱いの自動化を可能とする金合
金はんだペーストに着目し、これの実用化をはかるべく
研究を行なった結果、上記のAu−5i系合金、Au−
Sn系合金、またはAu−Ge系合金のAu合金を公知
の回転電極法、すなわち前記Au合金を棒状の電極とし
、このAu合金電極を、例えば約15.OQOrpmの
高速で回転させながら、限られた空間の不活性ガス雰囲
気中で、非消耗タングステン電極と前記Au合金電極と
の間でアークを発生させ、このアーク熱で前記Au合金
電極を溶解し、溶けたAu合金を遠心力で飛散させてA
u合金粉末を製造する方法で粉末化した場合、構成成分
の偏析および酸化のほとんどないAu合金粉末が得られ
、さらにこのAu合金粉末と混練されるペースト化剤を
、パラフィンワックスと流動パラフィン、またはパラフ
ィンワックスとテトラリンから構成すると、このペース
ト化剤ははんだ付は工程で完全に分解して蒸発すること
から、これらのAu合金粉末とペースト化剤とを混練し
てなる金合金はんだペーストを用いた場合、はんだ付は
部には、はんだの溶は残りや酸化物、さらにフラックス
残渣が実質的に存在しないものとなり、強固なはんだ付
けが可能となるという知見を得たのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、Au−3l系合金、Au−Sn系合金、またはAu
−Ge系合金からなり、かつ回転電極法で粉末化した粒
径:100m以下のAu合金粉末280〜98%と、パ
ラフィンワックスと流動パラフィン、またはパラフィン
ワックスとテトラリンからなるペースト化剤:2〜20
%とを混練して、25.000〜300.000センチ
ポアズの粘度としてなる半導体装置用金合金はんだペー
ストに特徴を有するものである。
つぎに、この発明の金合金はんだペーストにおいて、上
記の通りに数値限定した理由を説明する。
(a)Au合金粉末とペースト化剤の相互割合Au合金
粉末の割合が80%未満になると、相対的にペースト化
剤の割合が20%を越えて多くなりすぎ、昇温中にAu
合金粉末が流され、広がるようになるため、印刷や吐出
などによって定量のAu合金粉末の供給が行なわれても
、はんだ付は部におけるAu合金粉末が減少するように
なることから、はんだ付は不良が発生するようになり、
一方Au合金粉末の割合が98%を越えると、相対的に
ペースト化剤の割合が2%未満となってしまい、所定の
ペースト化をはかることができず、印刷や転写が不可能
となることから、その割合を、それぞれAu合金粉末:
80〜98%、ペースト化剤:2〜20%と定めた。
(b)Au合金粉末の粒径 Au合金粉末の粒径がLootmを越えると、はんだ付
は時に半導体チップに施されるスクライブによりチップ
裏面が損傷を受けるようになることから、その粒径を1
00−以下と定めた。
(C)  金合金はんだペーストの粘度25.000セ
ンチポアズ未満の粘度では、印刷や転写などにより供給
されたはんだペーストが流れて、横に広がるようになり
、供給時の状態を保持することができなくなり、はんだ
付は不良などを起すようになり、一方aoo、oooセ
ンチポアズを越えた粘度になると、印刷や転写などによ
る供給が困難になることから、その粘度を25.000
〜300.000センチポアズと定めた。
〔実 施 例〕
つぎに、この発明の金合金はんだペーストを実施例によ
り具体的に説明する。
公知の回転電極法により、いずれもI0〇−以下の粒径
にして、それぞれ第1表に示される平均粒径、並びに成
分組成を有する各種のAu合金粉末を用意し、さらにペ
ースト化剤として、パラフィンワックス、流動パラフィ
ン、およびテトラリンを用意し、これらを同じく第1表
に示される割合にそれぞれ秤量し、まず、パラフィンフ
ックスの全部と流動パラフィンまたはテトラリンの一部
とを溶融混合しておき、ついで残りの流動パラフィンま
たはテトラリンにAu合金粉末を少量ずつ加えて前記A
u合金粉末の表面が前記流動パラフィンまたはテトラリ
ンで満遍なく濡れた状態で、これに前記溶融混合物を加
えて、混練りすることにより本発明金合金はんだペース
ト1〜9をそれぞれ製造した。これの粘度を測定し第1
表に示した。
ついで、この結果得られた本発明金合金はんだペースト
1〜9と、さらに同じく第1表に示される成分組成を有
し、かつ平面寸法:1mmX1+m。
厚さ:50−の寸法を有する箔状の従来金合金はんだ材
1〜3を用い、一方基板としては、25mm X 25
龍の平面寸法を有し、表面に同じく平面寸法で2層mX
2■層のAg−Pd合金からなる焼成電極を形成した基
板を使用し、本発明金合金はんだペースト1〜9は、前
記焼成電極上に、平面寸法:1■+sX1m讃、厚さ:
200〜500umの範囲内の所定厚さにスクリーン印
刷し、この上に裏面に1−のAuメツキを施した平面寸
法=1關×1關のSiチップを乗せ、また上記従来金合
金はんだ材1〜3は、いずれも厚さ二60ρを有し、上
記焼成電極と81チツプの間に装着した状態で、A「雰
囲気中、ホットプレート上で、S1チツプにスクライブ
を施しながら、昇温過程で250℃に2分間保持し、つ
いではんだ付は温度である450℃に3分間保持し、以
後の冷却過程で250℃に2分間保持した後、室温冷却
の条件ではんだ付けを行なった。
はんだ付は部のはんだ材の厚さおよびはんだ付は強さを
評価する目的で剪断強度を測定し、この測定結果を第1
表に示した。
〔発明の効果〕
第1表に示される結果から、本発明金合金はんだペース
ト1〜9においては、はんだ付は面に、はんだの溶は残
りや酸化物、さらにフラックス残渣が全く存在しない状
態で、従来金合金はんだ材1〜3と同等のはんだ付は強
度で、強固にはんだ付けすることができるばかりでなく
、従来金合金はんだ材1〜3では、はんだ付は前の厚さ
を圧延技術上501以下にすることができないのに対し
て、3〇−以下の薄いはんだ厚さで強固なはんだ付けを
行なうことができることが明らかである。
上述のように、この発明の金合金はんだペーストは、半
導体装置の製造に際して、例えば基板に対する半導体チ
ップのはんだ付けなどを、印刷や転写、さらに吐出など
の自動化自在な手段によって強固なはんだ付は強度で、
かつ少ないはんだ使用量で行なうことができるなど工業
上有用な効果をもたらすばかりでなく、信頼性のきわめ
て高いものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Au−Si系合金、Au−Sn系合金、またはA
    u−Ge系合金からなり、かつ回転電極法で粉末化した
    粒径:100μm以下のAu合金粉末:80〜98重量
    %と、パラフィンワックスと流動パラフィン、またはパ
    ラフィンワックスとテトラリンからなるペースト化剤:
    2〜20重量%とを混練して、25,000〜300,
    000センチポアズの粘度としてなる半導体装置用金合
    金はんだペースト。
JP1295439A 1989-11-14 1989-11-14 半導体装置用金合金はんだペースト Expired - Lifetime JP2560865B2 (ja)

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