JPH03155041A - けい光ランプ - Google Patents
けい光ランプInfo
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- JPH03155041A JPH03155041A JP29117389A JP29117389A JPH03155041A JP H03155041 A JPH03155041 A JP H03155041A JP 29117389 A JP29117389 A JP 29117389A JP 29117389 A JP29117389 A JP 29117389A JP H03155041 A JPH03155041 A JP H03155041A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、バルブの外表面に熱収縮性のチューブを被覆
してバルブが破損した場合にガラス破片等の飛散を防止
したけい光ランプに関する。
してバルブが破損した場合にガラス破片等の飛散を防止
したけい光ランプに関する。
(従来の技術)
けい光ランプにおいては、ガラスバルブに何かが当たっ
て万が一バルブが破損した場合にガラス破片が飛散落下
して事故を起こす心配があり、これを防止するためバル
ブの外表面に飛散防止用の被膜を形成したものが提供さ
れており、防飛形と呼ばれている。
て万が一バルブが破損した場合にガラス破片が飛散落下
して事故を起こす心配があり、これを防止するためバル
ブの外表面に飛散防止用の被膜を形成したものが提供さ
れており、防飛形と呼ばれている。
上記バルブの外表面に形成される防飛用被膜としては種
々のものがあり、例えばバルブの外表面に直接シリコl
ン等の透明の樹脂液を塗布し、この塗布膜を乾燥固化す
ることによりバルブを覆う被膜を形成したものがある。
々のものがあり、例えばバルブの外表面に直接シリコl
ン等の透明の樹脂液を塗布し、この塗布膜を乾燥固化す
ることによりバルブを覆う被膜を形成したものがある。
しかし、このものは塗布作業、乾燥作業などに手間を要
する不具合がある。
する不具合がある。
これに対し最近、バルブの外表面に熱収縮性のチューブ
を被覆し、このチューブで防飛波膜を構成するようにし
たものが開発されている。このものはバルブの外径より
も大きな径を有する熱収縮性チューブをバルブに披せ、
これを加熱することによりチューブを熱収縮させてバル
ブに密着させるものであり、製造が容易である。
を被覆し、このチューブで防飛波膜を構成するようにし
たものが開発されている。このものはバルブの外径より
も大きな径を有する熱収縮性チューブをバルブに披せ、
これを加熱することによりチューブを熱収縮させてバル
ブに密着させるものであり、製造が容易である。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、熱収縮性チューブで防飛波膜を形成した
場合は以下の不具合かある。
場合は以下の不具合かある。
すなわち、一般にけい光ランプは剥き出しで点灯使用さ
れる場合が多く、バルブの表面に空気中のごみや埃が付
着し易い。
れる場合が多く、バルブの表面に空気中のごみや埃が付
着し易い。
防飛被膜を前述した塗布膜で形成した場合は表面が滑ら
かであるから、表面に付着したごみや埃を拭きとれば汚
れを容易に除去することができる。
かであるから、表面に付着したごみや埃を拭きとれば汚
れを容易に除去することができる。
しかしながら、熱収縮性チューブは予めバルブ径よりも
大きく形成したチューブを熱収縮させるものであるから
、表面に皺が発生する。そして、表面に付着したごみや
埃が上記皺の隙間に入り込んで、表面を拭きとってもこ
れを容易に除去することができない。
大きく形成したチューブを熱収縮させるものであるから
、表面に皺が発生する。そして、表面に付着したごみや
埃が上記皺の隙間に入り込んで、表面を拭きとってもこ
れを容易に除去することができない。
このため、熱収縮性チューブで防飛被膜を形成したけい
光ランプは、ごみや埃の付着による汚れの進み具合が早
くなる欠点がある。
光ランプは、ごみや埃の付着による汚れの進み具合が早
くなる欠点がある。
本発明者らは、空気中に浮遊しているごみや埃がけい光
ランプの表面に付着するメカニズムを検討中に、紫外線
が影響していることを突きとめた。
ランプの表面に付着するメカニズムを検討中に、紫外線
が影響していることを突きとめた。
すなわち、空気中に浮遊しているごみや埃に紫外線を照
射するとごみや埃が帯電し、この静電力でランプに引き
寄せられ、防飛被膜に付着し易くなる。
射するとごみや埃が帯電し、この静電力でランプに引き
寄せられ、防飛被膜に付着し易くなる。
したがって、熱収縮性チューブにより防飛被膜を形成し
たけい光ランプは、紫外線を放出させないようにしてご
みや埃を寄せ付けないようにすることが要請される。
たけい光ランプは、紫外線を放出させないようにしてご
みや埃を寄せ付けないようにすることが要請される。
本発明はこのような事情にもとづきなされたもので、そ
の目的とするところは、ランプから紫外線を放出しない
ようにし、熱収縮性チューブにごみや埃が付着するのを
低減するけい光ランプを提供しようとするものである。
の目的とするところは、ランプから紫外線を放出しない
ようにし、熱収縮性チューブにごみや埃が付着するのを
低減するけい光ランプを提供しようとするものである。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は、バルブの外表面に被覆される熱収縮性チュー
ブに紫外線吸収剤を混入したことを特徴とする。
ブに紫外線吸収剤を混入したことを特徴とする。
(作用)
本発明によれば、熱収縮性チューブに紫外線吸収剤を混
入したので、バルブから放出される紫外線が紫外線吸収
剤でカットされ、空気中のごみや埃を帯電させる割合が
少なくなり、熱収縮性チューブにごみや埃が付着するの
を少なくすることができる。
入したので、バルブから放出される紫外線が紫外線吸収
剤でカットされ、空気中のごみや埃を帯電させる割合が
少なくなり、熱収縮性チューブにごみや埃が付着するの
を少なくすることができる。
(実施例)
以下本発明について、図面に示す一実施例にもとづき説
明する。
明する。
図において1は直管形けい光ランプのバルブ1を示し、
ガラスチューブにより形成されている。
ガラスチューブにより形成されている。
バルブ1の内面にはけい光体被膜2が設けられており、
このバルブ1の両端部にはフィラメント電極3.3が封
装されている。
このバルブ1の両端部にはフィラメント電極3.3が封
装されている。
また、バルブ1の両端部には、口金4.4が被冠されて
おり、これら口金4の端面から突出された口金ピン5.
5は上記電極3と電気的に接続されている。
おり、これら口金4の端面から突出された口金ピン5.
5は上記電極3と電気的に接続されている。
バルブ1内には、所定量の水銀とアルゴンなどの不活性
ガスが封入されている。
ガスが封入されている。
上記バルブ1の外表面には防飛被膜6が形成されている
。この防飛被膜6は熱収縮性チューブにより形成されて
おり、第1図に示すように、予めバルブ1の外径より大
きな内径を有する熱収縮性チューブ6をバルブ1に被せ
、これを加熱することにより熱収縮性チューブ6が収縮
して径を縮小するのでこの熱収縮性チューブ6はバルブ
1の外面に密着し、よってバルブ1に被着されるもので
ある。
。この防飛被膜6は熱収縮性チューブにより形成されて
おり、第1図に示すように、予めバルブ1の外径より大
きな内径を有する熱収縮性チューブ6をバルブ1に被せ
、これを加熱することにより熱収縮性チューブ6が収縮
して径を縮小するのでこの熱収縮性チューブ6はバルブ
1の外面に密着し、よってバルブ1に被着されるもので
ある。
上記熱収縮性チューブ6は、例えばポリエチレンテレフ
タレート樹脂からなり、熱収縮してバルブ1に被着され
た状態で、肉厚が20〜200μm程度、好ましくは9
0〜110μmに形成されている。
タレート樹脂からなり、熱収縮してバルブ1に被着され
た状態で、肉厚が20〜200μm程度、好ましくは9
0〜110μmに形成されている。
この熱収縮性チューブ6には紫外線吸収剤が混入されて
いる。紫外線吸収剤は、例えば酸化チタン、酸化亜鉛、
酸化セリウムの少なくとも1種からなり、上記熱収縮性
チューブ6を成形する前のポリエチレンテレフタレート
樹脂に混合されている。
いる。紫外線吸収剤は、例えば酸化チタン、酸化亜鉛、
酸化セリウムの少なくとも1種からなり、上記熱収縮性
チューブ6を成形する前のポリエチレンテレフタレート
樹脂に混合されている。
なお、熱収縮性チューブ6が熱収縮してバルブ1に被着
された状態の肉厚が100μmの場合、ポリエチレンテ
レフタレート樹脂に対して酸化チタンと酸化亜鉛からな
る紫外線吸収剤を1.0重量%の割合で混合すると、明
るさを大幅に低下させることなく紫外線を良好にカット
することができる。
された状態の肉厚が100μmの場合、ポリエチレンテ
レフタレート樹脂に対して酸化チタンと酸化亜鉛からな
る紫外線吸収剤を1.0重量%の割合で混合すると、明
るさを大幅に低下させることなく紫外線を良好にカット
することができる。
熱収縮性チューブ6の膜厚を大きくした場合は紫外線吸
収剤の混合割合を相対的に少なくし、逆に熱収縮性チュ
ーブ6の膜厚を小さくした場合は紫外線吸収剤の混合割
合を相対的に多くし、これにより明るさを一定に保ち、
紫外線の吸収性能を一定にすることが好ましい。
収剤の混合割合を相対的に少なくし、逆に熱収縮性チュ
ーブ6の膜厚を小さくした場合は紫外線吸収剤の混合割
合を相対的に多くし、これにより明るさを一定に保ち、
紫外線の吸収性能を一定にすることが好ましい。
このような実施例のけい光ランプにおいては、点灯中に
バルブ1から放出される紫外線が、バルブ1に被覆した
熱収縮性チューブ6に混入した紫外線吸収剤により吸収
され、外部へ放射される紫外線量が少なくなる。
バルブ1から放出される紫外線が、バルブ1に被覆した
熱収縮性チューブ6に混入した紫外線吸収剤により吸収
され、外部へ放射される紫外線量が少なくなる。
このため、ランプ周囲の空気中に浮遊しているごみや埃
に紫外線が照射される割合が低減されるのでこれらごみ
や埃が帯電する割合が少なくなり、したがって熱収縮性
チューブ6の表面にごみや埃が引き寄せられ難くなり、
表面に付着し難くなる。
に紫外線が照射される割合が低減されるのでこれらごみ
や埃が帯電する割合が少なくなり、したがって熱収縮性
チューブ6の表面にごみや埃が引き寄せられ難くなり、
表面に付着し難くなる。
この結果、熱収縮チューブ6の表面に皺があっても、ご
みや埃の付着による汚れの進行を抑制することかできる
。
みや埃の付着による汚れの進行を抑制することかできる
。
次に本発明を実験した結果を示す。
下表は点灯1000時間後における光束維持率を調べた
もので、点灯100時間後の光束を100%としてそれ
との比で表す。
もので、点灯100時間後の光束を100%としてそれ
との比で表す。
この場合、ごみ拭き取り前およびごみ拭き取り後の明る
さを調べたもので、使用したけい光ランプはFL2O3
Wタイプ、実験環境は通常のオフィスと同等の状況とし
た。
さを調べたもので、使用したけい光ランプはFL2O3
Wタイプ、実験環境は通常のオフィスと同等の状況とし
た。
上記衣から、紫外線吸収剤を混合してなる熱収縮性チュ
ーブを被着したランプ(A)およびバルブ内面に紫外線
吸収膜を形成したランプ(C)は、紫外線の放出が低減
されるので1000時間点灯後でゴミの付着が少なく、
ゴミを拭きとらなくても明るさの低下が少ない。
ーブを被着したランプ(A)およびバルブ内面に紫外線
吸収膜を形成したランプ(C)は、紫外線の放出が低減
されるので1000時間点灯後でゴミの付着が少なく、
ゴミを拭きとらなくても明るさの低下が少ない。
これに対し、紫外線吸収剤を混合しない熱収縮性チュー
ブを被着したランプ(B)およびバルブ内面に紫外線吸
収膜を形成しないランプCD)は、紫外線の放出が多く
、1000時間点灯後でゴミの付着が多くて、明るさが
低下する。
ブを被着したランプ(B)およびバルブ内面に紫外線吸
収膜を形成しないランプCD)は、紫外線の放出が多く
、1000時間点灯後でゴミの付着が多くて、明るさが
低下する。
そして、紫外線吸収剤を混合した熱収縮性チューブを被
着したランプ(A)は、もともとゴミの付着が少ないの
で、ゴミを拭きとっても明るさは大して変わらない。
着したランプ(A)は、もともとゴミの付着が少ないの
で、ゴミを拭きとっても明るさは大して変わらない。
これに対し、紫外線吸収剤を混合しない熱収縮性チュー
ブを被着したランプ(B)は、ゴミの付着が多く、しか
も拭きとってもチューブの皺にゴミが入って除去し難く
、明るさが戻り難い。
ブを被着したランプ(B)は、ゴミの付着が多く、しか
も拭きとってもチューブの皺にゴミが入って除去し難く
、明るさが戻り難い。
したがって、ランプ(A)と(B)とを比べて判るよう
に、熱収縮性チューブに紫外線吸収剤を混合すると、汚
れの進行を抑制することができ、光束維持率が高くなる
。
に、熱収縮性チューブに紫外線吸収剤を混合すると、汚
れの進行を抑制することができ、光束維持率が高くなる
。
なお、バルブ内面に紫外線吸収膜を形成しないランプ(
D)は表面が滑らかであるので、拭きとればゴミが良好
に除去され、明るさが大幅に戻る。
D)は表面が滑らかであるので、拭きとればゴミが良好
に除去され、明るさが大幅に戻る。
なお、この発明は、直管形けい光ランプに制約されるも
のではなく、環形けい光ランプやU字、W字等の屈曲形
けい光ランプであってもよく、また熱陰極型のけい光ラ
ンプに限らず冷陰極型のけい光ランプであっても実施可
能である。
のではなく、環形けい光ランプやU字、W字等の屈曲形
けい光ランプであってもよく、また熱陰極型のけい光ラ
ンプに限らず冷陰極型のけい光ランプであっても実施可
能である。
また、熱収縮性チューブ6としては、上記ポリエチレン
テレフタレート樹脂のほかに、防飛機能を満足させるも
のとしてフッ素樹脂やシリコン樹脂などであっても同様
に実施可能である。
テレフタレート樹脂のほかに、防飛機能を満足させるも
のとしてフッ素樹脂やシリコン樹脂などであっても同様
に実施可能である。
[発明の効果]
以上説明したように本発明によると、熱収縮性チューブ
に紫外線吸収剤を混入したので、バルブから放出される
紫外線が紫外線吸収剤でカットされ、空気中のごみや埃
を帯電させる割合が少なくなり、熱収縮性チューブにご
みや埃が付着するのを少なくすることができる。
に紫外線吸収剤を混入したので、バルブから放出される
紫外線が紫外線吸収剤でカットされ、空気中のごみや埃
を帯電させる割合が少なくなり、熱収縮性チューブにご
みや埃が付着するのを少なくすることができる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は直管形けい光
ランプと熱収縮性チューブの分解した斜視図、第2図は
熱収縮性チューブを肢管したバルブの断面図である。 1・・・バルブ、2・・・けい光体被膜、3・・・電極
、4・・・口金、6・・・熱収縮性チューブ。
ランプと熱収縮性チューブの分解した斜視図、第2図は
熱収縮性チューブを肢管したバルブの断面図である。 1・・・バルブ、2・・・けい光体被膜、3・・・電極
、4・・・口金、6・・・熱収縮性チューブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 バルブの外表面に熱収縮性のチューブを被覆したけい光
ランプにおいて、 上記熱収縮性チューブに紫外線吸収剤を混入したことを
特徴とするけい光ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29117389A JPH03155041A (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | けい光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29117389A JPH03155041A (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | けい光ランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03155041A true JPH03155041A (ja) | 1991-07-03 |
Family
ID=17765398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29117389A Pending JPH03155041A (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | けい光ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03155041A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005044459A1 (en) * | 2003-11-05 | 2005-05-19 | Tri E Holding, Llc | Ultraviolet absorption and radiation shielding for raw materials and products |
JP2011054487A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Gunze Ltd | 蛍光管被覆用熱収縮性チューブ及び被覆蛍光管 |
-
1989
- 1989-11-10 JP JP29117389A patent/JPH03155041A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005044459A1 (en) * | 2003-11-05 | 2005-05-19 | Tri E Holding, Llc | Ultraviolet absorption and radiation shielding for raw materials and products |
JP2011054487A (ja) * | 2009-09-03 | 2011-03-17 | Gunze Ltd | 蛍光管被覆用熱収縮性チューブ及び被覆蛍光管 |
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