JPH0315448A

JPH0315448A - 空間内で移動可能な等角点を持つ放射線医学装置

Info

Publication number: JPH0315448A
Application number: JP1331437A
Authority: JP
Inventors: Edmond Chambron; エドモン、シャムブロン
Original assignee: General Electric CGR SA
Current assignee: General Electric CGR SA
Priority date: 1988-12-22
Filing date: 1989-12-22
Publication date: 1991-01-23
Anticipated expiration: 2013-10-27
Also published as: FR2640868B1; EP0375552B1; FR2640868A1; EP0375552A1; JP2816730B2; DE68918253D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】発明の背景産業上の利用分野本発明は、Ｘ線装置によって人体を検査するか又は走査
する装置に関する。

従来の技術の説明人体の或部分を検診する、とくに血管を検診する（血管
検診）のために、Ｘ線ビームを使用し、各種の入射角度
で人体の或部分の検査を許容するように、Ｘ線ビームの
方向を可変にする。

したがって、人体の実際上点状の区域を検診するために
、等角点（ｉｓｏｃｅｎｔｅｒ）として知られている幾
何学的点の曾わシに（できるならすべての可能な方向に
）、Ｘ線ビームは回転しなければならない。この等角点
は、Ｘ線検査装置の特徴であシ、検診しようとする点状
の区域と一致する。

さらに瞥た、たとえば血管検診のときに、血管を検診す
るために、所要の任意の形状の曲線に沿（３）つて空間内で等角点を、変位できるようにしなければな
らない。

このような機能を遂行する装置は、可動等角点走査スタ
ンド（ｍｏｖａｂｌｅ−ｉｓｏｃｅｎｔｅｒ　ｓｃａｎ
ｎｉｎｇｓ　ｔａｎｄ　）として知られている。この可
動等角点走査スタンドは、通常は互いに定置状態のＸ線
源とＸＭ検出器とを備えている。説明の便宜上、以下に
おいてＲＸベクトルに言及する。Ｒ　Ｘ′ベクトルの方
向は、Ｘ線源によシ発生するＸ線ビームがＸ線検出器の
方に向う方向である。等角点は、ＲＸベクトルに整合さ
せられ、Ｘ線源とＸ線検出器との間の所定点に位置させ
られる。この所定点は、Ｘ線源の調整に依存する。

等角点の可動性のほかに、この型式の走査装置は、遂行
しようとする検診の型式に依存する他の要求を満足させ
なければならない。

したがって、走査作業を妨害することなく、比較的短時
間に一方の走査位置から他方の走査位置への変位を許容
することが必要である。さらに、検診を担当する開業医
又は従業者の移動を妨げて（４）ぱならない。又走査装置は、確実に検診室が不当に大き
な寸法を持つ必要のないように、適度な総合的な寸法を
持たなければならない。さらに、倍率を変更することが
たびたび所望される。換言すれば、ＲＸベクトル上の観
察しようとする区域の位置を変えることがたびたび所望
される。

このような機能を芙施する実施装置は、通常はＸ＆！源
−ｘ，％ｌ検出器アセンブリ用のアーチ部材から成る支
持部材を備えており、このアーチ部材は、或平面内での
ＲＸベクトルの回転を許容する。この支持部材は、水平
軸線の１わりに回転可能な腕部材に固定される。この水
平軸線は、ＲＸベクトルが前記平面内で回転できる軸線
とは全く別の軸線である。前記腕部材は、垂直な支柱に
取付けられ、この支柱に沿って変位可能である。さらに
、前記実施装置は、テーブルを備え、検診しようとする
患者を、このテーブル上に横たわらせるようにする。こ
のテーブルの板は、水平面内に位置する２つの軸葎と、
第３の垂直な軸線とに沿って変位司能てある。この型式
の装置は、たとえば米国（５）特許第４，４　８　１，６５　６号に記載されているが
、複雑であると共に高価である。

フランス特許出願（公告番号２，５　８　８，７　４　
５　）には、放射線医学装置が記載されている。この放
射線医学装置に釦いては、（１）Ｘ線源一Ｘ線検出器ア
センブリを支える支持部材の支柱に沿う垂直方向の変位
と、（ｔｉ）テーブル及び（又は）支柱の水平方向の変
位と、（ｌｉｉ）テーブルの変位方向に直交する他の水
平方向の支柱の変位との組合わせの変位によって、等角
点を変位させることができる。

したがって、この型式の装置は、等角点の移動に対して
３つの自由度を許容する。すなわち、テーブルの変位（
○Ｘ方向）による１つの自由度と、ＯＸ方向に直角をな
す支柱の変位（○Ｙ方向）による１つの自由度と、垂直
な支柱に沿う変位（０２方向）による１つの自由度との
３つの自由度が許容される。したがって、等角点は、空
間内の任意の形状を描いて動くことができる。

前記型式の装置は、次の欠点を備えている。

等角点の変位は、２つの別の部品の移動によつ（６）て伯１られる。

スタンドは、Ｘ線源−Ｘ淑検出器アセンブリを支持し、
テーブルは患者を支持し、とくに開業医自身が、これ等
の運動を制御するときは、これらの運動を組合わせて整
合させることは容易でない。

開業医の移動は、スタンドの存在によって妨げられるか
ら、開業医が、スタンド上の患者に迅速に近づくことは
できない。

それゆえ、本発明の第１の目的は、等角点の移動が、本
質的にスタンドの変位によって得られる放射線医学装置
を提供することである。

本発明の他の目的は、患者を支えるテーブルを自由にし
、したがってテーブルの両側に妨害なく近づくことがで
きるように、スタンドを設計した放射線医学装置を提供
することである。

発明の要約本発明は、縦方向の水平軸線Ｘ′−ｘと、横方向の水平
軸線Ｙ’−Ｙとに平行な関係に配置されたテーブルと、スリーブ内に滑動可能に取付けられたアーチ部（７）材によシ支えられた放射線源一放射線検出器アセンブリ
によって構成されたスタンドと、を備え、前記スリーブを前記軸線Ｙ’−Ｙに平行な第１の水平軸
線に枢動可能に取付けると共に往復台にょシ支持した、空間内で移動可能な等角点を持つ放射線医学装置に関す
る。

本発明放射線医学装置の独特の特徴は、前記往復台を、
支柱に滑動可能に取付け、前記支柱の下端部を、前記軸線Ｙ’−Ｙに平行な第２の
水平軸線の筐わｂに枢動可能にし、前記第２の水平軸線
を、水平面内を移動可能な台に取付けた点にある。

第１の実施例に訟いては、前記台は、前記軸線Ｙ’−Ｙ
に平行な方向に移動可能である。前記軸線ｙ’−ｙに平
行な前記第２の水平軸線のすわシの前記支柱の枢動変位
によシ、前記放射線源一放射線検出器アセンブリを、前
記軸線Ｘ′−ｘに平行な垂直面内で変位可能にすると共
に前記台の変位によ（８）り、前記放射叙源−放射線検出器アセンブリを前記軸線
Ｙ’　−　Ｙに平行な垂直面内で変位可能にする。

前記支柱上の前記往復台の変位にょシ、前記放射線源−
放射線検出器アセンブリの垂直変位を許容する。

前記軸線Ｙ’−ＹＫ平行な前記第１の水平軸線の１わシ
の前記スリーブの回転によシ、前記軸線Ｙ′一Ｙに対す
る放射祿たとえばｘ腺の入射角度を選択可能にすると共
に前記アーチ部材の回転により、前記軸線Ｘ′−ｘに対
する放射線の入射角を選択可能にする。

又、前記台の変位によシ、患者の頭を、検診自体とは関
係のない自由な状態にすることが可能である。他の実施
例においては、前記支柱の枢動軸線（第２の水平軸線）
の端部と反対側の前記台の端部を垂直な軸線に枢動可能
に取付ける。この垂直な軸線は、前記アーチ部材と前記
支柱とが同じ垂直面内に配置されるときに、前記放射線
源の放射軸線と一致する。

さらに他の実施例においては、患者の各側にお（９）いて対称である走査運動を得ることが可能であり、それ
ゆえ、開業医が患者に近づくことができるように、患者
の一方の側又は他方の側に妨害物のないようにすること
が可能である。

好適な実施例の説明本発ＢＩＩＪＫよる放射線医学装＃は、放射腺スタンド
１０と、患者１２を支持するテーブル１１とから成る。

図面を明瞭にするために、テーブル１１を、単なる水平
面の形で示している。しかし、３個の直交軸線Ｘ′−ｘ
，ｙ’−ｙ及びｚ’−ｚに沿って変位する装置を、従来
周知のような状態で備えた脚によって、テーブルが支持
されることは、容易に理解できることである。

放射線スタンド１０は、Ｘ線源１３と、少くとも１個の
Ｘ線検出器１４とを備え、このＸ線検出器を円弧状のア
ーチ部材１５の直径方向に対向する２つの端部に取付け
る。Ｘ線源１３を制御装置（図示しない）と協働させる
と共に、１個又は１個以上のＸ線検出器１４を、イメー
ジ装置（図示しない）と膓働させる。イメージ装置は、
像の写（１０）真及び又は複写を、陰極線管の表示スクリーンに写すか
、必要ならばコンピュータに記憶する。

アーチ部材１５はスリーブ１６によって支持され、アー
チ部材１５の中心Ａを通る軸線の１わりに回転するよう
に、変位装置（周知である）の制＠１下でアーチ部材１
５は、スリーブ１６内で滑動できる。スリーブ１６は、
往復台１７によシ支持され、往復台１７に対して固定関
係の軸線１８の１わりに回転する。往復台１７は、支柱
１９に滑動可能に取付けられる。支柱１９の下端部は、
台２１により支えられた軸線２０の１わりに枢動ずる。

二重の矢印２５は、支柱１９上の往復台１Ｔの変位の方
向を示す。同様に二重の矢印２６は、支柱１９の２つの
回転方向を示す。

第１図の構造例に訟いては、台２１は、レーノレ２２に
取例けられ、二重の矢印２３によシ示される軸線に沿っ
て直線運動するように変位することができる。

第２図及び第３図の構造例にかいては、台２１は、垂直
な軸森２４の筐わりに枢動する。

（１１）第１図ないし第３図において、互いに異なる運動を実施
するのに役立つ装置は図示されていない。

その理由は、このような装置自体は、この種技術に熟達
した人達にとって発明的工夫を必要としないで構成でき
るか又は、このような装置自体は周知であるからである
。

異なる変位軸線及び回転軸線は、できるなら、空間にお
いて次の配置方向を持つ。

すなわち、軸線１８，２０．２３は、軸線Ｙ′Ｙに平行
であシ、軸線２４（第２図及び第３図）は、既に前記し
たように垂直である。さらに垂直な軸線２４は、アーチ
部材１５と、Ｘ線源一Ｘ線検出器アセンブリと、支柱１
９とが垂直に配置されるときに、ＲＸベクトルに一致す
る。

第１図に示す放射線医学装置に関しては、直線運動又は
、回転運動のいずれであっても、すべての運動は互いに
独立している。このことからして、当然次のとおりの運
動状態になる。

台２１は、レール２２上の軸線τ一Ｙに平行な方向に移
動する。

（１２）支．柱１９は、軸線Ｙ’−Ｙに平行な軸線２０の捷わり
に枢動する。

往復台１７は、支柱１９に沿って移動する。

スリーブ１６は、軸線Ｙ’−Ｙに平行な軸線１８の筐わ
シに枢動する。

最後に、アーチ部材１５は、スリーブ１６内を滑動する
と共に中心Ａの捷わりに枢動ずる。

これ等の互いに異なる独立した運動を、コンピュータを
利用した電子制御装置によって制御して、放射線医学装
置の等角点が、患者が配置される検診体積（ｅｘａｍｉ
ｎａｔｉｏｎ　ｖｏｌｕｍｅ）内の任意の曲線を確実に
表示することができる。したがって、患者の手足の１つ
又は身体自体の血管の血管検診を実施することができる
。

したがって、支柱１９の回転運動と、往復台１７の滑動
運動と、スリーブ１６の回転運動との組合わせによって
、放射線医学装置の等角点を、第１図に実線で示す配置
に対応する０点から、第１図に破線で示す配置に対応す
る○′点寸で、軸線Ｘ／一×にａ１つて変位させること
ができる。

（１３）第１図に釦いてレール２２、したがって台２１は、患者
の左側に配置されているが、スリーブ１６とアーチ部材
１５との位置を、支柱１９に対して逆にする場合には、
この配置を逆にできることはもちろんである。

第１図の配置によれば、レール２２によって、放射線ス
タンド１０、換言すればＸ線源−Ｘ線検出器アセンブリ
を、テーブル１１から遠ざかる向きに移動させ、したが
ってテーブル１１に自由に出入シできるようにすること
が可能である。

第１図の配置は、患者に対するレール２２の位置の結果
として、不均整である。或る場合には、この不均整が好
ましくないことになるかもしれないので、第２図及び第
５図に示す対称的な配置を提供している。

第２図及び第３図に示す放射線スタンドにおいては、ほ
とんどの部品が第１図に示す部品と同じであシ、同じ参
照数字を付けてある。唯一の新らしい部材は台２１であ
る。台２１は、垂直軸線２４の１わりに枢動ずる。台２
１の位置は、前述した（１４）ように定められる。

第１図に示す放射線医学装置は、Ｙ’−Ｙ＠線に沿って
移動できる台を備えている。第２図及び第３図に示す放
射線スタンドにおいては、二重の矢印２７により示され
るように、垂直な軸線２４の捷わりの枢動運動によシ、
台２１を２つの方向に変位させることができる。一方の
方向は、軸線Ｙ′−Ｙに平行であり、他方の方向は、軸
線Ｘ′−ｘに平行である。さらに、検診の型式の変化に
応じてＸ線源一Ｘ線検出器アセンブリを、前記枢動運動
によりテーブル１１の各側に変位させることができる。

したがって、開業医とその放射線医学測定とに対して最
適の条件下に検診を実施することができる。最後に、放
射線スタンド１０を、患者の頓から充分な距離を隔てる
ように移動させて、開業区が患者の頭に接近することが
できる。

第２図及び第３図に示す放射線スタンドは、アーチ部材
に対するＸ線源−Ｘ線検出器アセンブリの位置を除いて
は、互いに同じである。第３図に釦いては、Ｘ線源−Ｘ
祿険出器アセンブリは、放（１５）射腺医学における通例の診療に釦けるように、アーチ部
材１５の平面内にあり丑す。他方に訃いて、第１図の場
合と同様に第２図に詮いては、Ｘ線源ｘ線検出器アセン
ブリは、アーチ部材１５に平行な平面内に配置される。

この第２図の配置によって次のとおシの利点が得られる
。

アーチ部材１５の平面内においてアーチ部材１５の両端
部が自由であるから、アーチ部材１５の滑動の際の変位
距離が一層大きくなる。

Ｘ線源とＸ線検出器との相対変位が、アーチ部材によっ
て妨害されないから、Ｘ線源とＸ線検出器とを、互いに
近づく向きに又は互いに遠ざかる向きに容易に移動させ
ることができる。

発明の効果本発明による前記した放射線医学装置は、次のような多
くの利点を備えている。

患者を動かす必要なしに、頭から足筐での走査ができる
。

開業医が患者の頭に接近できるように、患者の頭から離
すことができる。

（１６）放射叙スタンドの横方向変位のためにテーブルに平行な
横側の床レールを隠すことによシ、テーブルの両側に接
近できる。

開業医によって使用されない部屋の領域へ床上の機械的
部分を変位させることができる。このことはとくに第１
図に示された放射線医学装置に関して正確である。

変位させようとする慣性質量を減少させることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による放射線医学装置の放射線スタン
ドの２つの位置を示す等角図、第２図は放射線スタンド
の第１の変型を示す等角図、第３図は、放射線スタンド
の第２の変型を示す等角図である。１０・・・スタンド（放射線スタンド）、１１・・テー
ブル、１３・・・放射線源（Ｘ線源）、１４・・・放射
線検出器（Ｘ線検出器）、１５・・・アーチ部材、１６
・・スリーブ、１７・・・往復台、１９・・・支柱、２
１・・・台、Ｘ’−Ｘ，Ｙ’−Ｙ・・・水平＠線、１８
・・・第（１７）１の水平軸線、２０・・・第２の水平軸線（１８）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）縦方向の水平軸線Ｘ′−Ｘと、横方向の水平軸線
Ｙ′−Ｙとに平行な関係に配置されたテーブルと、スリ
ーブ内に滑動可能に取付けられたアーチ部材により支え
られた放射線源−放射線検出器アセンブリによつて構成
されたスタンドと、を備え、前記スリーブを、前記軸線Ｙ′−Ｙに平行な第１の水平
軸線に枢動可能に取付けると共に往復台により支持した
、空間内で移動可能な等角点を持つ放射線医学装置におい
て、前記往復台を、支柱に滑動可能に取付け、前記支柱の下端部を、前記軸線Ｙ′−Ｙに平行な第２の
水平軸線のまわりに枢動可能にし、前記第２の水平軸線を、水平面内を移動可能な台に取付
けた、放射線医学装置。
（２）前記台を、前記軸線Ｙ′−Ｙに平行な方向に移動
可能にした請求項（１）記載の放射線医学装置。
（３）前記台を、前記軸線Ｙ′−Ｙに平行に配置したレ
ールに取付けた請求項（２）記載の放射線医学装置。
（４）前記支柱の枢動軸線の端部の反対側の前記台の端
部を、垂直軸線に枢動可能に取付けた請求項（１）記載
の放射線医学装置。
（５）前記アーチ部材と前記支柱とを、同じ垂直平面内
に配置するときに、前記垂直軸線が、Ｘ線源の放射軸線
に一致する請求項（４）記載の放射線医学装置。
（６）前記放射線源と前記放射線検出器とを、放射軸線
が確実に前記アーチ部材の平面内に位置するように、こ
のアーチ部材の両端部に配置した請求項（１）記載の放
射線医学装置。
（７）前記放射線源と、前記放射線検出器とを、放射軸
線が確実に前記アーチ部材の平面に平行な平面内に位置
するように、このアーチ部材の両端部の側部に配置した
請求項（１）記載の放射線医学装置。