JPH03154309A - 回転トランス - Google Patents
回転トランスInfo
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- JPH03154309A JPH03154309A JP1294512A JP29451289A JPH03154309A JP H03154309 A JPH03154309 A JP H03154309A JP 1294512 A JP1294512 A JP 1294512A JP 29451289 A JP29451289 A JP 29451289A JP H03154309 A JPH03154309 A JP H03154309A
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- coils
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Links
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、回転磁気ヘッドを有する磁気記録再生装置に
用いられ、回転ヘッド部と固定部との信号伝達を行う回
転トランスに関するものである。
用いられ、回転ヘッド部と固定部との信号伝達を行う回
転トランスに関するものである。
従来の技術
近年、回転トランスを利用した回転ヘッド式の磁気記録
再生装置は高性能、高品位化が進められている。そのた
め構成部品の一つであり、複数のチャンネルを有する回
転トランスにおいても、記録再生信号のクロストークが
極めて少ないものが要求されている。
再生装置は高性能、高品位化が進められている。そのた
め構成部品の一つであり、複数のチャンネルを有する回
転トランスにおいても、記録再生信号のクロストークが
極めて少ないものが要求されている。
以下、図面を参照しながら従来の周対向型の回転トラン
スの一例について説明する。
スの一例について説明する。
第9図は従来の回転トランスの断面図を示すものである
。回転側磁性体3r(以下、Rコアと称す。)と、固定
側磁性体3s(以下、Sコアと称す。)は、高周波損失
の少ないNi−ZnフェライトやMn−Znフェライト
を焼結して作られ、内外周の両面に研摩仕上げ加工が施
されている。
。回転側磁性体3r(以下、Rコアと称す。)と、固定
側磁性体3s(以下、Sコアと称す。)は、高周波損失
の少ないNi−ZnフェライトやMn−Znフェライト
を焼結して作られ、内外周の両面に研摩仕上げ加工が施
されている。
Rコア3rとSコア3Sのそれぞれの対向面には環状に
巻線溝7r+7sが形成されており、回転側巻線溝7r
には1〜数ターン巻かれた回転側コイル5r、6r(以
下、Rコイルと称す。)が配設され、同様に固定側巻線
溝7Sには固定側コイル5s、Ss(以下、Sコイルと
称す。)がRコイル5r+ θrのターン数に対し、
所定の昇圧比に応じたターン数だけ巻かれている。また
、Rコア3rとSコア3Sは数10μmの微小隙間をも
って対向しており、例えばSコイル5Sに信号電流が流
れると点線のような磁路C1,C2を形成する。そして
相互誘導作用によりRコイル5rに電流が誘起されて信
号が伝送される。Rコイル5rからSコイル5Sに信号
が伝送される場合も同様であり、またSコイル6Sから
Rコイル6rへの伝送や、Rコイル6rからSコイル6
Sへの伝送についても同様である。
巻線溝7r+7sが形成されており、回転側巻線溝7r
には1〜数ターン巻かれた回転側コイル5r、6r(以
下、Rコイルと称す。)が配設され、同様に固定側巻線
溝7Sには固定側コイル5s、Ss(以下、Sコイルと
称す。)がRコイル5r+ θrのターン数に対し、
所定の昇圧比に応じたターン数だけ巻かれている。また
、Rコア3rとSコア3Sは数10μmの微小隙間をも
って対向しており、例えばSコイル5Sに信号電流が流
れると点線のような磁路C1,C2を形成する。そして
相互誘導作用によりRコイル5rに電流が誘起されて信
号が伝送される。Rコイル5rからSコイル5Sに信号
が伝送される場合も同様であり、またSコイル6Sから
Rコイル6rへの伝送や、Rコイル6rからSコイル6
Sへの伝送についても同様である。
ここでシe−トリング8SはSコア3Sのシジートリン
グ巻線溝8gsに細い銅線を環状に丸めてその両端を半
田付けによって短絡してあり、例えばSコイル5sに電
流が流れた場合に生じる磁路C2の磁束密度の時間変化
を利用してシg−トリング8sにうず電流を発生させる
ことにより、結果的に磁路C2の磁束を減少させている
。この現象を利用すれば、他のコイル(上記の例であれ
ば、RコイルミS)へ信号伝送される電流を小さくする
ことが可能となるため、クロストークを向上させること
ができる(例えば、特開昭60−229201号公報や
坂1)稔、田中 孝 著「回転トランス」、ナシdナル
・テクニカル・レポート vol、 18.
No、 4. 1972. P359〜P3
89)。
グ巻線溝8gsに細い銅線を環状に丸めてその両端を半
田付けによって短絡してあり、例えばSコイル5sに電
流が流れた場合に生じる磁路C2の磁束密度の時間変化
を利用してシg−トリング8sにうず電流を発生させる
ことにより、結果的に磁路C2の磁束を減少させている
。この現象を利用すれば、他のコイル(上記の例であれ
ば、RコイルミS)へ信号伝送される電流を小さくする
ことが可能となるため、クロストークを向上させること
ができる(例えば、特開昭60−229201号公報や
坂1)稔、田中 孝 著「回転トランス」、ナシdナル
・テクニカル・レポート vol、 18.
No、 4. 1972. P359〜P3
89)。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、上記のような構成において、ショートリ
ングを巻線溝の中に配設するには、半田メツキ線を巻線
溝に巻線し、その後その両端を半田付けし、電気的にシ
騨−トさせる必要があった。
ングを巻線溝の中に配設するには、半田メツキ線を巻線
溝に巻線し、その後その両端を半田付けし、電気的にシ
騨−トさせる必要があった。
従って熟練を要し、作業性が悪かった。
本発明は上記課題に鑑み、組立作業性を改善し、かつク
ロストークを充分低減し得る回転トランスを提供するこ
とを目的とする。
ロストークを充分低減し得る回転トランスを提供するこ
とを目的とする。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するために本発明の回転トランスは、所
定の空隙をもって周対向する内周側及び外周側の磁性体
と、前記内周側および外周側磁性体の対向面上にそれぞ
れ対向して配設された2対以上のコイルと、内周側磁性
体の対向面上前記コイル間に配設されたシ1−トリング
溝と、このシ1−トリング溝に配設され、伸縮自在の導
電性材料からなり、その最内径が前記内周側磁性体の最
外径よりも小さく、かつ電気的に短絡されたシl−トリ
ングとを具備した。
定の空隙をもって周対向する内周側及び外周側の磁性体
と、前記内周側および外周側磁性体の対向面上にそれぞ
れ対向して配設された2対以上のコイルと、内周側磁性
体の対向面上前記コイル間に配設されたシ1−トリング
溝と、このシ1−トリング溝に配設され、伸縮自在の導
電性材料からなり、その最内径が前記内周側磁性体の最
外径よりも小さく、かつ電気的に短絡されたシl−トリ
ングとを具備した。
また本発明の回転トランスは、ある空隙をもって周対向
または面対向するする固定側および回転側の磁性体と、
前記固定側および回転側磁性体の対向面上にそれぞれ対
向して配設された2対以上のコイルとより構成される回
転トランスにおいて、固定側または回転側の少なくとも
一方の前記フィル間に、導電性形状記憶材料よりなり、
電気的に短絡されたシロートリングを配設した。
または面対向するする固定側および回転側の磁性体と、
前記固定側および回転側磁性体の対向面上にそれぞれ対
向して配設された2対以上のコイルとより構成される回
転トランスにおいて、固定側または回転側の少なくとも
一方の前記フィル間に、導電性形状記憶材料よりなり、
電気的に短絡されたシロートリングを配設した。
作用
上記した構成により、本発明は組立作業性を改善し、か
つクロストークを充分低減し得る回転トランスを提供す
るものである。
つクロストークを充分低減し得る回転トランスを提供す
るものである。
実施例
以下、本発明の一実施例の周対向型の回転トランスにつ
いて、図面を参照しながら説明する。
いて、図面を参照しながら説明する。
第1図は第1の発明の一実施例の周対向型回転トランス
の断面図である。
の断面図である。
外周側に配設された回転側磁性体3r(以下、Rコアと
称す。)と、内周側に配設された固定側磁性体3s(以
下、Sコアと称す。)は、高周波損失の少ないNi−Z
nフェライトやMn−Znフェライトを焼結して作られ
、内外周の両面に研摩仕上げ加工が施されている。
称す。)と、内周側に配設された固定側磁性体3s(以
下、Sコアと称す。)は、高周波損失の少ないNi−Z
nフェライトやMn−Znフェライトを焼結して作られ
、内外周の両面に研摩仕上げ加工が施されている。
Rコア3rとSコア3Sのそれぞれの対向面には環状に
巻線溝7r+7sが形成されており、回転倒巻線溝7r
には1〜数ターン巻かれた回転側コイル5r、6r(以
下、Rコイルと称す。)が配設され、同様に固定側巻線
溝7sには固定側コイル5s、6s(以下、Sコイルと
称す。がRコイル5r、6rのターン数に対し、所定の
昇圧比に応じたターン数だけ巻かれている。また、Rコ
ア3rとSコア3sは数10μmの微小隙間をもって対
向しており、例えばSコイル5sに信号電流が流れると
点線のような磁路C1,C2を形成する。そして相互誘
導作用によりRコイル5rに電流が誘起されて信号が伝
送される。Rコイル5rからSコイル5sに信号が伝送
される場合も同様であり、またSコイル6sからRコイ
ルθrへの伝送や、Rコイル6rからSコイル6sへ)
伝送についても同様である。
巻線溝7r+7sが形成されており、回転倒巻線溝7r
には1〜数ターン巻かれた回転側コイル5r、6r(以
下、Rコイルと称す。)が配設され、同様に固定側巻線
溝7sには固定側コイル5s、6s(以下、Sコイルと
称す。がRコイル5r、6rのターン数に対し、所定の
昇圧比に応じたターン数だけ巻かれている。また、Rコ
ア3rとSコア3sは数10μmの微小隙間をもって対
向しており、例えばSコイル5sに信号電流が流れると
点線のような磁路C1,C2を形成する。そして相互誘
導作用によりRコイル5rに電流が誘起されて信号が伝
送される。Rコイル5rからSコイル5sに信号が伝送
される場合も同様であり、またSコイル6sからRコイ
ルθrへの伝送や、Rコイル6rからSコイル6sへ)
伝送についても同様である。
ここでショートリング8sは第3図(a>に示す形状を
なし、伸縮自在の導電性材料よりなるコイルバネの両端
をろう付けによって短絡して、Sコア3sのシw−)
’)ング巻線溝8gsに挿入しである。またショートリ
ング8sの最内径は、Sコア3sの最外径よりも小さく
設定しである。
なし、伸縮自在の導電性材料よりなるコイルバネの両端
をろう付けによって短絡して、Sコア3sのシw−)
’)ング巻線溝8gsに挿入しである。またショートリ
ング8sの最内径は、Sコア3sの最外径よりも小さく
設定しである。
ショートリング8sをSコア3sに装着するには、第2
図に示すようにショートリング8sを引き延ばし、Sコ
ア3sの一方からショートリング巻線溝8gsに挿入す
る。
図に示すようにショートリング8sを引き延ばし、Sコ
ア3sの一方からショートリング巻線溝8gsに挿入す
る。
ここでショートリング8sは例えばSコイル5Sに電流
が流れた場合に生じる磁路c2の磁束密度の時間変化を
利用してシII)りング8sにうず電流を発生させるこ
とにより、結果的に磁路C2の磁束を減少させている。
が流れた場合に生じる磁路c2の磁束密度の時間変化を
利用してシII)りング8sにうず電流を発生させるこ
とにより、結果的に磁路C2の磁束を減少させている。
この現象を利用すれば、他のコイル(上記の例であれば
、Rコイル6S)へ信号伝送される電流を小さくするこ
とが可能となるため、クロストークを向上させることが
できる。
、Rコイル6S)へ信号伝送される電流を小さくするこ
とが可能となるため、クロストークを向上させることが
できる。
なおショートリング8sの形状はコイルバネに限定され
る物ではなく例えば第3図(b)〜(d)。
る物ではなく例えば第3図(b)〜(d)。
(f)〜(h)に示すような物であってもよい。すなわ
ち同図(d)、 (g)、 (h)のごとく、その
一部が伸縮するものであってもよい。また同図(b)、
(c)のごとく波形状を為すものであってもよい。
ち同図(d)、 (g)、 (h)のごとく、その
一部が伸縮するものであってもよい。また同図(b)、
(c)のごとく波形状を為すものであってもよい。
更には同図(f)のように、リン青銅バネ板の両端に金
メツキを施し、接触抵抗値を小さくして、Sコア3sに
組み込んだ状態で両端が短絡する構成であっても差し支
えない。
メツキを施し、接触抵抗値を小さくして、Sコア3sに
組み込んだ状態で両端が短絡する構成であっても差し支
えない。
なお本実施例においては固定側磁性体を内周側に、回転
側磁性体を外周側に配設したが、本発明はこれに限定さ
れるものでなく、回転側磁性体を内周側に、固定側磁性
体を外周側に配設してもよい。
側磁性体を外周側に配設したが、本発明はこれに限定さ
れるものでなく、回転側磁性体を内周側に、固定側磁性
体を外周側に配設してもよい。
このように、本実施例によれば非常に簡単な構成であり
ながら組立性を改善し、かつクロストークを充分低減し
得る回転トランスを提供することが可能になる。
ながら組立性を改善し、かつクロストークを充分低減し
得る回転トランスを提供することが可能になる。
次に本発明の第2の実施例について図面に基づいて説明
する。
する。
第4図は本発明の第2の実施例の周対向型回転トランス
の断面図である。
の断面図である。
回転側磁性体3r(以下、Rコアと称す。)と、固定側
磁性体3s(以下、Sコアと称す。)は、高周波損失の
少ないNi−ZnフェライトやMn−Znフェライトを
焼結して作られ、内外周の両面に研摩仕上げ加工が施さ
れている。
磁性体3s(以下、Sコアと称す。)は、高周波損失の
少ないNi−ZnフェライトやMn−Znフェライトを
焼結して作られ、内外周の両面に研摩仕上げ加工が施さ
れている。
Rコア3rとSコア3sのそれぞれの対向面には環状に
巻線溝7r、7sが形成されており、回転側巻線溝7r
には1〜数ターン巻かれた回転側コイル5 rt 8
r (以下、Rコイルと称す。)が配設され、同様に
固定側巻線溝7sには固定側コイル5s、as(以下、
Sコイルと称す。)がRコイル5r、6rのターン数に
対し、所定の昇圧比に応じたターン数だけ巻かれている
。また、Rコア3rとSコア3sは数10μmの微小隙
間をもって対向しており、例えばSコイル5sに信号電
流が流れると点線のような磁路C1,C2を形成する。
巻線溝7r、7sが形成されており、回転側巻線溝7r
には1〜数ターン巻かれた回転側コイル5 rt 8
r (以下、Rコイルと称す。)が配設され、同様に
固定側巻線溝7sには固定側コイル5s、as(以下、
Sコイルと称す。)がRコイル5r、6rのターン数に
対し、所定の昇圧比に応じたターン数だけ巻かれている
。また、Rコア3rとSコア3sは数10μmの微小隙
間をもって対向しており、例えばSコイル5sに信号電
流が流れると点線のような磁路C1,C2を形成する。
そして相互誘導作用によりRコイル5rに電流が誘起さ
れて信号が伝送される。Rコイル5rからSコイル5s
に信号が伝送される場合も同様であり、またSコイル6
sがらRコイル6rへの伝送や、Rコイル6rがらSコ
イル6sへの伝送についても同様である。
れて信号が伝送される。Rコイル5rからSコイル5s
に信号が伝送される場合も同様であり、またSコイル6
sがらRコイル6rへの伝送や、Rコイル6rがらSコ
イル6sへの伝送についても同様である。
ここでショートリング8s、8rは導電性形状記憶材料
よりなるループ形状を為し、Sコア3Sのショートリン
グ巻1溝8 g 8% 及CJRコア 3 rのショー
トリング巻線溝8grに挿入しである。
よりなるループ形状を為し、Sコア3Sのショートリン
グ巻1溝8 g 8% 及CJRコア 3 rのショー
トリング巻線溝8grに挿入しである。
なお、ショートリング8Sは第5図に示すように高温状
態においては最内径dslがSコア3Sの最外径Dsよ
りも大なる円環形状をなすが、常温状態においては、そ
の最内径ds2がSコア3Sの最外径Dsよりも小さく
なるように変形する。
態においては最内径dslがSコア3Sの最外径Dsよ
りも大なる円環形状をなすが、常温状態においては、そ
の最内径ds2がSコア3Sの最外径Dsよりも小さく
なるように変形する。
また、ショートリング8rは第6図に示すように高温状
態においてはその一部が変形し、最外径drlがRコア
3rの最内径Drよりも小なる形状をなすが、常温状態
においては、その最外径dr2がRコア3rの最内径D
rよりも大きくなるように変形する。
態においてはその一部が変形し、最外径drlがRコア
3rの最内径Drよりも小なる形状をなすが、常温状態
においては、その最外径dr2がRコア3rの最内径D
rよりも大きくなるように変形する。
ショートリング8sをSコア3sに装着するには、第5
図に示すようにショートリング8sを高温に熱して後、
Sコア3sの一方からショートリング巻線溝8gsに挿
入した後に、自然冷却しショートリング8sの直径が小
さくなった状態で、接着剤にて固定する。従ってショー
トリング8sはショートリング巻線溝8gsから外れる
ことはない。
図に示すようにショートリング8sを高温に熱して後、
Sコア3sの一方からショートリング巻線溝8gsに挿
入した後に、自然冷却しショートリング8sの直径が小
さくなった状態で、接着剤にて固定する。従ってショー
トリング8sはショートリング巻線溝8gsから外れる
ことはない。
ショートリング8rをRコア3rに装着するには、第6
図に示すようにショートリング8rを高温に熱して後、
Rコア3rの一方からショートリング巻線溝8grに挿
入した後に、自然冷却しショートリング8rの直径が大
きくなった状態で、接着剤にて固定する。従ってショー
トリング8r・はショートリング巻線溝8grから外れ
ることはない。
図に示すようにショートリング8rを高温に熱して後、
Rコア3rの一方からショートリング巻線溝8grに挿
入した後に、自然冷却しショートリング8rの直径が大
きくなった状態で、接着剤にて固定する。従ってショー
トリング8r・はショートリング巻線溝8grから外れ
ることはない。
ここでショートリング8rs8sは例えばSコイル5s
に電流が流れた場合に生じる磁路C2の磁束密度の時間
変化を利用してショートリング8rs8sにうず電流を
発生させることにより、結果的に磁路C2の磁束を減少
させている。この現象を利用すれば、他のコイル(上記
の例であれば、RコイルOs)へ信号伝送される電流を
小さ(することが可能となるため、クロストークを向上
させることができる。
に電流が流れた場合に生じる磁路C2の磁束密度の時間
変化を利用してショートリング8rs8sにうず電流を
発生させることにより、結果的に磁路C2の磁束を減少
させている。この現象を利用すれば、他のコイル(上記
の例であれば、RコイルOs)へ信号伝送される電流を
小さ(することが可能となるため、クロストークを向上
させることができる。
なお、本実施例によれば、Sコアのみならず、Rコアに
もショートリングを巻回しであるので、クロストークを
向上することが可能になる。
もショートリングを巻回しであるので、クロストークを
向上することが可能になる。
またショートリング8s+8rの形状は本実施例の形状
に限定されるものではなく、例えば第3図(a)、
(C)〜(h)に示すような物であってもよい。すなわ
ち同図(a)のごとく、コイルバネの両端をろう付けに
よって短絡したものであってもよい。また同図(C)の
ごとく波形状をなすものであってもよい、また同図(d
)、(g)、(h)のごとく、その一部が伸縮するもの
であってもよい。更には、同図(e)、 (f)のよ
うにその両端に金メツキを施してその両端が接触して電
気的に短絡する構成であってもよい。
に限定されるものではなく、例えば第3図(a)、
(C)〜(h)に示すような物であってもよい。すなわ
ち同図(a)のごとく、コイルバネの両端をろう付けに
よって短絡したものであってもよい。また同図(C)の
ごとく波形状をなすものであってもよい、また同図(d
)、(g)、(h)のごとく、その一部が伸縮するもの
であってもよい。更には、同図(e)、 (f)のよ
うにその両端に金メツキを施してその両端が接触して電
気的に短絡する構成であってもよい。
このように、本実施例によれば非常に簡単な構成であり
ながら組立性を改善し、かつクロストークを充分低減し
得る回転トランスを提供することが可能になる。
ながら組立性を改善し、かつクロストークを充分低減し
得る回転トランスを提供することが可能になる。
次に本発明の第3の実施例について図面に基づいて説明
する。
する。
第7図は本発明の第3の実施例の面封同型回転トランス
の断面図である。
の断面図である。
回転側磁性体3r(以下、Rコアと称す。)と、固定側
磁性体3s(以下、Sコアと称す。)は、高周波損失の
少ないNi−ZnフェライトやMn−Znフェライトを
焼結して作られ、両面に研摩仕上げ加工が施されている
。
磁性体3s(以下、Sコアと称す。)は、高周波損失の
少ないNi−ZnフェライトやMn−Znフェライトを
焼結して作られ、両面に研摩仕上げ加工が施されている
。
Rコア3rとSコア3Sのそれぞれの対向面には環状に
巻線溝7r、7sが形成されており、回転側巻線溝7r
には1〜数ターン巻かれた回転側コイル5r、8r(以
下、Rコイルと称す。)が配設され、同様に固定側巻線
溝7Sには固定側コイル5 St 8 s (以下、
Sコイル)がRコイル5rs8rのターン数に対し、所
定の昇圧比に応じたターン数だけ巻かれている。また、
Rコア3rとSコア3sは数10μmの微小隙間をもっ
て対向しており、例えばSコイル5sに信号電流が流れ
ると点線のような磁路C1,C2を形成する。
巻線溝7r、7sが形成されており、回転側巻線溝7r
には1〜数ターン巻かれた回転側コイル5r、8r(以
下、Rコイルと称す。)が配設され、同様に固定側巻線
溝7Sには固定側コイル5 St 8 s (以下、
Sコイル)がRコイル5rs8rのターン数に対し、所
定の昇圧比に応じたターン数だけ巻かれている。また、
Rコア3rとSコア3sは数10μmの微小隙間をもっ
て対向しており、例えばSコイル5sに信号電流が流れ
ると点線のような磁路C1,C2を形成する。
そして相互誘導作用によりRコイル5rに電流が誘起さ
れて信号が伝送される。Rコイル5rからSコイル5s
に信号が伝送される場合も同様であリ、またSコイル6
SからRコイル6rへの伝送や、Rコイル6rからSコ
イル6Sへの伝送についても同様である。
れて信号が伝送される。Rコイル5rからSコイル5s
に信号が伝送される場合も同様であリ、またSコイル6
SからRコイル6rへの伝送や、Rコイル6rからSコ
イル6Sへの伝送についても同様である。
ここでショートリング8S+8rは導電性形状記憶材料
よりなるループ形状をなし、Sコア3Sのショートリン
グ巻線溝8g51 及びRコア3rのショートリング巻
線溝8grに挿入しである。
よりなるループ形状をなし、Sコア3Sのショートリン
グ巻線溝8g51 及びRコア3rのショートリング巻
線溝8grに挿入しである。
なお、ショートリング8s、8rは第8図に示すように
高温状態においては最内径dihがSコア3s、Rコア
3rのショートリング巻線溝8g5l 8 g rの
内周壁面の直径Dsiよりも大なる円環形状をなすが、
常温状態においてはその最内径dilがショートリング
巻線溝8 g 81 8 g rの内周壁面の直径Ds
iよりも僅かに小になるよう変形する。
高温状態においては最内径dihがSコア3s、Rコア
3rのショートリング巻線溝8g5l 8 g rの
内周壁面の直径Dsiよりも大なる円環形状をなすが、
常温状態においてはその最内径dilがショートリング
巻線溝8 g 81 8 g rの内周壁面の直径Ds
iよりも僅かに小になるよう変形する。
ショートリング8s+8rをSコア3s+Rコア3rに
装着するには、第8図に示すようにショートリング8s
+8rを高温に熱して、ショートリング巻線溝8 g
Sl 8 g rに挿入した後に、自然冷却させれば
よい。ショートリング8s+8rの直径が小さくなった
状態では、ショートリング8s+8rの最内径dilは
ショートリング巻線溝8 g 81 8 g rの内周
壁面の直径Dsiよりも僅かに小になろうとするので、
ショートリング8g、8rはショートリング巻線溝8
g St 8 g rの内周壁面に食い込む。従って
ショートリング8s、8rはショートリング巻線溝8
g St 8 g rから外れることはない。
装着するには、第8図に示すようにショートリング8s
+8rを高温に熱して、ショートリング巻線溝8 g
Sl 8 g rに挿入した後に、自然冷却させれば
よい。ショートリング8s+8rの直径が小さくなった
状態では、ショートリング8s+8rの最内径dilは
ショートリング巻線溝8 g 81 8 g rの内周
壁面の直径Dsiよりも僅かに小になろうとするので、
ショートリング8g、8rはショートリング巻線溝8
g St 8 g rの内周壁面に食い込む。従って
ショートリング8s、8rはショートリング巻線溝8
g St 8 g rから外れることはない。
ここでショートリング8r+8sは例えばSコイル5s
に電流が流れた場合に生じる磁路C2の磁束密度の時間
変化を利用してショートリング8r、8sにうず電流を
発生させることにより、結果的に磁路C2の磁束を減少
させている。この現象を利用すれば、他のコイル(上記
の例であれば、RコイルE3s)へ信号伝送される電流
を小さくすることが可能となるため、クロストークを向
上させることができる。
に電流が流れた場合に生じる磁路C2の磁束密度の時間
変化を利用してショートリング8r、8sにうず電流を
発生させることにより、結果的に磁路C2の磁束を減少
させている。この現象を利用すれば、他のコイル(上記
の例であれば、RコイルE3s)へ信号伝送される電流
を小さくすることが可能となるため、クロストークを向
上させることができる。
またショートリング8s*8rの形状は本実施例の形状
に限定されるものではなく、例えば第3図(a)、(b
)、(d)〜(h)に示すような物であってもよい。す
なわち同図(a)のごとく、コイルノ(ネの両端をろう
付けによって短絡したものであってもよい。また同図(
C)のごとく波形状を為すものであってもよい。また同
図(d)、 (g)、 (h)のごとく、その一部
が伸縮するものであってもよい。
に限定されるものではなく、例えば第3図(a)、(b
)、(d)〜(h)に示すような物であってもよい。す
なわち同図(a)のごとく、コイルノ(ネの両端をろう
付けによって短絡したものであってもよい。また同図(
C)のごとく波形状を為すものであってもよい。また同
図(d)、 (g)、 (h)のごとく、その一部
が伸縮するものであってもよい。
更には、同図(e)、 (f)のようにその両端に金
メツキを施して、その両端が接触して電気的に短絡する
構成であってもよい。
メツキを施して、その両端が接触して電気的に短絡する
構成であってもよい。
このように、本実施例によれば非常に簡単な構成であり
ながら組立性を改善し、かつクロストークを充分低減し
得る回転トランスを提供することが可能になる。
ながら組立性を改善し、かつクロストークを充分低減し
得る回転トランスを提供することが可能になる。
発明の効果
以上のように本発明は、内周側磁性体のコイル間に伸縮
自在の導電性材料よりなり電気的に短絡されたショート
リングを配設したことで組立作業性を改善し、かつクロ
ストークを充分低減し得る回転トランスを提供すること
ができる。
自在の導電性材料よりなり電気的に短絡されたショート
リングを配設したことで組立作業性を改善し、かつクロ
ストークを充分低減し得る回転トランスを提供すること
ができる。
また、固定側または回転側のコイル間に少な(とも一方
に導電性形状記憶材料よりなり電気的に短絡されたショ
ートリングを配設したことで組立作業性を改善し、かつ
クロストークを充分低減し得る回転トランスを提供する
ことができる。
に導電性形状記憶材料よりなり電気的に短絡されたショ
ートリングを配設したことで組立作業性を改善し、かつ
クロストークを充分低減し得る回転トランスを提供する
ことができる。
第1図は本発明の第1の実施例における同封向型回転ト
ランスの断面図、第2図は同実施例における同封向回転
トランスのSコアとショートリングの斜視図、第3図は
本発明の第1.第2の実施例におけるショートリングの
斜視図、第4図は本発明の第2の実施例における同封向
型回転トランスの断面図、第5図は同実施例の同封向回
転トランスのSコアとショートリングの斜視図、第6図
は同実施例の同封向回転トランスのRコアとショートリ
ングの斜視図、第7図は本発明の第3の実施例における
面対向型回転トランスの断面図、第8図は同実施例の面
対向型回転トランスのSコア(またはRコア)とショー
トリングの斜視図、第9図は従来例における同封向型回
転トランスの断面図である。 3r・・・回転側磁性体(Rコア)、 3s・・・固
定側磁性体(S)ア)% 5r+ 5s+ 6
r+ Ss・・・コイル、 7r*7s・・・巻線
溝、 8ry8s・・・ショートリングN 8g
r+ 8gs・・・ショートリング巻線溝、 C1
,C2・・・磁路。
ランスの断面図、第2図は同実施例における同封向回転
トランスのSコアとショートリングの斜視図、第3図は
本発明の第1.第2の実施例におけるショートリングの
斜視図、第4図は本発明の第2の実施例における同封向
型回転トランスの断面図、第5図は同実施例の同封向回
転トランスのSコアとショートリングの斜視図、第6図
は同実施例の同封向回転トランスのRコアとショートリ
ングの斜視図、第7図は本発明の第3の実施例における
面対向型回転トランスの断面図、第8図は同実施例の面
対向型回転トランスのSコア(またはRコア)とショー
トリングの斜視図、第9図は従来例における同封向型回
転トランスの断面図である。 3r・・・回転側磁性体(Rコア)、 3s・・・固
定側磁性体(S)ア)% 5r+ 5s+ 6
r+ Ss・・・コイル、 7r*7s・・・巻線
溝、 8ry8s・・・ショートリングN 8g
r+ 8gs・・・ショートリング巻線溝、 C1
,C2・・・磁路。
Claims (2)
- (1)同軸上に配設され、所定の空隙をもって周方向に
対向する内周側及び外周側磁性体と、前記内周側および
外周側磁性体の対向面上にそれぞれ対向して配設された
2対以上のコイルと、前記内周側磁性体の前記対向面上
で、かつ前記コイル間に配設されたショートリング溝と
、このショートリング溝に配設され、伸縮自在の導電性
材料からなり、その最内径が前記内周側磁性体の最外径
よりも小さく、かつ電気的に短絡されたショートリング
とを具備したことを特徴とする回転トランス。 - (2)所定の空隙をもって面または周方向に対向する固
定側および回転側の磁性体と、前記固定側および回転側
磁性体の対向面上にそれぞれ対向して配設された2対以
上のコイルとから構成される回転トランスにおいて、少
なくとも前記固定側磁性体か回転側磁性体のいずれか一
方の前記対向面上であり、かつ前記コイル間に導電性形
状記憶材料よりなり、電気的に短絡されたショートリン
グを配設したことを特徴とする回転トランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1294512A JPH03154309A (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 回転トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1294512A JPH03154309A (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 回転トランス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03154309A true JPH03154309A (ja) | 1991-07-02 |
Family
ID=17808740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1294512A Pending JPH03154309A (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 回転トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03154309A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5608771A (en) * | 1995-10-23 | 1997-03-04 | General Electric Company | Contactless power transfer system for a rotational load |
US6118201A (en) * | 1997-03-07 | 2000-09-12 | American Precision Industries Inc. | Resolver with leakage flux absorber |
-
1989
- 1989-11-13 JP JP1294512A patent/JPH03154309A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5608771A (en) * | 1995-10-23 | 1997-03-04 | General Electric Company | Contactless power transfer system for a rotational load |
US6118201A (en) * | 1997-03-07 | 2000-09-12 | American Precision Industries Inc. | Resolver with leakage flux absorber |
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