JPH01158707A - 回転トランス及びその製造方法 - Google Patents

回転トランス及びその製造方法

Info

Publication number
JPH01158707A
JPH01158707A JP62315360A JP31536087A JPH01158707A JP H01158707 A JPH01158707 A JP H01158707A JP 62315360 A JP62315360 A JP 62315360A JP 31536087 A JP31536087 A JP 31536087A JP H01158707 A JPH01158707 A JP H01158707A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnetic plate
conductive
plate
protrusions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62315360A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kato
正昭 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP62315360A priority Critical patent/JPH01158707A/ja
Publication of JPH01158707A publication Critical patent/JPH01158707A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、回転ヘッド型磁気記録再生装置に使用され
る多チャネルの回転トランス及びその製造方法に関する
(従来の技術) 一般に、回転ヘッド型磁気記録再生装置においては、回
転磁気ヘッドと外部回路(記録回路や再生回路)と間の
信号伝送に回転トランスが使用されている。回転トラン
スは固定系と回転系との間で非接触で信号の授受を行な
うための装置であり、磁気的に結合する固定側素子と回
転側素子からなる。
第6図は従来の回転1ヘランスの一般的な構成を示した
もので、National Technical Re
port vol。
18、 No、 4 p、351−369に記載さhた
ものである。同図において、固定側素子61および回転
側素子62の各々は、微小な間隙63を介して対向する
フェライトのような磁性体板64.65の対向面に、同
心円状の複数本の溝66a〜66e、 67a〜67e
を形成し、1本置きの溝66a、66c、66eおよび
67a、67c、67e内に巻線68a、68c、68
eおよび69a、69c、69eを設け、残りの溝66
b、66dおよび67b、67d内にショートリング6
8d。
68dおよび69b 、 69dを設けて構成される。
対向する巻線66aと67a、 66cと67c、 6
6eと67eはそれぞれ磁性体板64.65を磁路とし
て結合し、それぞれ独立して信号の授受を行なう。ショ
ートリング68d、68dおよび69b、6!Mは、対
向する巻線66aと67a、 66cと67c、 66
eと67eによりそれぞれ構成される3つの信号伝送チ
ャネル間で、磁性体板64 、65を介して互いに漏洩
する磁束によるクロストークを低減するためのものであ
る。
しかしながら、このような構成の回転トランスでは、信
号伝送チャネル数の増加により隣接する巻線間の間隔が
小さくなると、ショー1〜リング68b、68d、69
b、69dのみではチャネル間のクロス1〜−ク低減効
果が十分に期待できなくなる。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来の回転トランスは、信号伝送チャネルの
増加により隣接する巻線間の間隔が小さくなると、チャ
ネル間のクロストークが増大するという問題があった。
本発明は、信号伝送チャネルが増加してもチャネル間ク
ロストークを十分に小さくできる回転トランス及びその
製造方法を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明においては黄銅やアルミニウム、非磁性の導体層
で少なくとも一方の主面が被覆されたセラミック等の材
料からなる非磁性体板の一方の主面上に、非磁性体板に
接する反対側の面以外が非磁性の導体層で被覆された同
心円状の複数本の磁性体層をこれらの磁性体層を被覆し
た導体層が上記非磁性体板の導体層と導通するように接
着しこれらの磁性体層の非磁性体板に接する反対側の面
にそれぞれ巻線を設けるこ)によって固定側素子および
回転側素子が構成される。そして、これらの固定側素子
および回転側素子を磁性体層の巻線が設けられた側の面
を互いに対向させて配置することにより、固定側素子お
よび回転側素子の互いに対向する巻線間の磁気的結合に
よって形成された複数の信号伝送チャネルを有する回転
トランスが構成される。
また、本発明ではこのような回転トランス髪製造するに
際してまず導電性のある非磁性体板または非磁性の導体
層で少なくとも一方の主面が被覆された非磁性体板の一
方の主面上に非磁性体板に接する反対側の面以外が非磁
性の導体層で被覆された同心円状の複数本の磁性体を、
これら複数本の磁性体を被覆した導体層が、上記非磁性
体板の導体層と導通するように接着する。次に接着され
た同心円状の磁性体の導体層で被覆されていない面に溝
を形成して磁性体層を形成した後、磁性体層の内側しこ
巻線を設けることにより固定側素子および回転側素子を
作製する。そして、これらの固定側素子および回転側素
子を磁性体層および巻線が設けられた側の主面を互いに
対向させて配置することによって回転トランスを製造す
る。非磁性体板に非磁性の導体層で被覆された同心円状
の複数本の磁性体を接着させるには1例えば同心円状の
複数の突起部を有する磁性体板の該突起部に蒸着等の手
段によって非磁性の導体層を被覆し、該突起部を非磁性
体板に半田付けあるいは導電性接着剤等により接着した
後、磁性体板の該突起部以外の部分を除去すればよい。
あるいは同心円状の複数の突起部を有する磁性体板の該
突起部を非磁性体板に導電性接着剤等により接着した後
、磁性体板の該突起部以外の部分を除去すると共に、隣
接する同心円状の磁性体が向い合う面を導電性塗料、導
電性接着剤等によって被覆すればよい。また非磁性体板
に同心円状の全ての磁性体を接着せずに最初に複数の同
心円状の突起のうち1本おきの第1の群の突起を持つ磁
性体板を非磁性体板に接着させて該突起以外の部分を除
去し、次に残りの第2の群の突起を持つ磁性体板を非磁
性体板に接着させて該突起以外の部分を除去してもよい
(作用) 本発明による回転トランスにおいては、各信号伝送チャ
ネルの巻線による磁束を通す磁性体層によって形成され
た磁路が磁性体層を被覆している非磁性の導体層と非磁
性の空気によって隣接チャネルと分離されていることに
より隣接チャネルの磁路に漏洩する磁束は非常に小さく
なる。従って、信号伝送チャネルが増大して隣接する巻
線間の間隔が小さくなってもチャネル間のクロストーク
は十分小さく抑えられる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第1図
は本発明の一実施例に係る回転トランスの断面図であり
信号伝送チャネル数が3の場合を示している。
第1図において、固定側素子1と回転側素子2の各々は
微小な間隙3を介して対向する円形の非磁性体板4,5
の各々の一方の主面(対向面)に、非磁性体板4,5が
絶縁性をもつならば非磁性の導体層6,7を被覆し、非
磁性体板4,5との接着面と反対側の面だけを除いて非
磁性の導体層8゜9で被覆された同心円状の複数本(こ
の例では3本)の磁性体層10.11を導電的に接着し
、さらにこれらの磁性体層10.11の内側の溝12.
13に巻線14゜15を設けたものである。磁性体層1
0の溝12と磁性体層11の溝13は正対している。
ここで、非磁性体板4,5は例えばアルミナ等のセラミ
ックまたは黄銅、アルミニウムからなり、また磁性体層
10.11は例えばフェライトからなる。
なお、非磁性体板4,5として黄銅、アルミニウム等の
導電性のあるものを使う場合には、非磁性体板4,5を
非磁性の導体層6,7で被覆する必要はない。また、磁
性体層10.11は透磁率が非磁性体板4,5や非磁性
の導体N6,7,8.9より十分大きく、且つ保磁力が
比較的小さいコア材料に適したものであればよい。非磁
性体板4,5は例えば直径が60mmφ、厚さが2mm
前後程度であり、また信号伝送チャネル数が12〜16
の場合、磁性体層10.11の厚さは0.3〜0.4m
m程度である。巻線14.15は図では2ターンとなっ
ているが、伝送すべき周波数によってターン数を増減し
てもよい。
第2図は巻線14.15の引出し部の構造を示したもの
で、非磁性体板4,5に厚み方向に貫通する孔16.1
7を設け、巻線14,1.5の引出し部14a、15a
を孔16.17を通して非磁性体板4,5の他方の主面
上に導出している。非磁性体板4,5の他方の主面上に
は配線パターン1.8.19が設けられており、引出し
部14a、15aの先端は配線パターン18.19に半
田20.21より接続されている。なお、図では1チャ
ネル分のみの引出し部を示しているが、他のチャネルに
ついては非磁性体板4,5の円周方向の異なる位置に設
けられた孔を通して同様に引出し部を導出すればよい。
また図では非磁性体板4゜5が絶縁性であるものとした
が、非磁性体板4゜5が導電性である場合には非磁性体
板4,5の他方の主面上に絶縁性の配線基板を取付は引
出し部14a、15aの先端は配線基板上の配線パター
ンに接続すればよい。
このように構成された回転1ヘランスによれば、例えば
固定側素子1の巻線14に信号電流を流すと、それに基
づいて磁性体層10,1.1を磁路として生ずる磁束が
、回転側素子2の対向する巻線15に磁性体層11を介
して誘導されることにより信号の伝送が行なわれる。逆
に回転側素子2の巻線15に信号電流を流した場合は、
同様にして固定側素子1の巻線14に信号が伝達される
この場合、磁性体層10.11は隣接するチャネル間に
おいて、磁性体層10.11を被覆している非磁性の導
体層8,9及び空隙によってそれぞれ磁気的に分離され
ているので、これらの間の漏洩磁束は極めて小さい。従
って、チャネル間の信号クロストークは非常に小さくな
る。また、磁性体層10゜11を被覆している非磁性の
導体層8,9は巻線14゜15の隣接チャネル間を静電
的にシールドする効果をも有し、これは特に高周波領域
でのクロス1ヘークの減少に役立つ。
第3図は本発明の回転トランスを組込んだ回転ヘッド型
磁気記録再生装置におけるヘッドシリンダ部の構成を示
す断面図である。同図において、固定シリンダ31およ
び回転シリンダ32はヘッドシリンダを構成し、回転シ
リンダ32は固定シリンダ31の内側において軸受33
によって回転自在に支持された回転軸34に、回転体3
5を介して取付けられている。回転磁気ヘッド36a、
36bは回転シリンダ31の下面にヘッドベース37a
、37b を介して固定されている。そして、回転トラ
ンス38を構成する固定側素子1および回転側素子2は
、固定シリンダ31および回転体35にそれぞれ固定さ
れている。
次に、本発明に係る回転トランスの製造方法について説
明する。第4図は信号伝送チャネル数が3の回転トラン
スの製造方法の実施例であり、特に絶縁性の非磁性体板
上に磁性体層を作製する方法を示している。
まず、第4図(a)に示すようにアルミナ等の円板から
なる非磁性体板41の一方の主面に蒸着やスパッタリン
グ等によって非磁性の導電性材料による導体層42を被
覆する。一方、第4図(b)に示すようにフェライト円
板からなる磁性体板43に同心円状の突起44を形成し
た後、少なくとも突起44を被覆するように蒸着やスパ
ッタリング等により非磁性の導電性材料の導体層45を
形成する。
次に、第4図(b)の磁性体板43の突起44の先端部
分に導電性接着剤を付け、第4図(c)に示すように非
磁性体板41と磁性体板43の中心軸を合わせて磁性体
板43の突起44の導体WJ45を非磁性体板41の一
方の主面を被覆する導体層42に接着した後、第4図(
d)に示すように磁性体板43の突起44および突起4
4を被覆している導体層45以外の部分を切削して除去
する。この状態では非磁性体板41の一方の主面を被覆
した導体層42の上に、導体層45で被覆された磁性体
板43の突起44の部のみがリング状に残る。なお、非
磁性体板41を被覆する導体層42と突起44を被覆す
る導体層45の接着は導電性接着剤ではなく、半田付け
によって接着してもよい。
次に、このようにして非磁性体板41を被覆する導体層
42に接着されている導体層4Sで被覆されたリング状
の磁性体に、第4図(e)に示すように、溝46を形成
することにより非磁性体板41の一方の主面に磁性体を
層状に残して磁性体層47とする。
この磁性体層47の内側に巻線を施すことにより、第1
図しこ示すような固定側素子1および回転側素子2が得
られる。
第5図は信号伝送チャネル数がより多い場合の例として
、4チヤネルの回転トランスの製造方法の実施例を示し
たもので、第4図と同様に非磁性体板上に磁性体層を作
製する工程を示すが、非磁性体板として黄銅やアルミニ
ウム等の導電性のある材料を使った場合を示しである。
この実施例においては、第5図(a)に示すように導電
性のある非磁性体板51の一方の主面に、磁性体板との
位置合わせが容易しこなるように外側と内側に円心円状
の突起52a、52bを形成しておく。一方、第5図(
b)に示すようにフェライト円板からなる第1の磁性体
板53には、外周側から数えて奇数番目のチャネルに相
当する位置に同心円状の突起54a 、 54bを形成
し、さらに第5図(c)に示すように第2の磁性体板5
5には、外周側から数えて偶数番目のチャネルに相当す
る位置に同心円状の突起56a 、 56bを形成する
次に第1の磁性体板53の突起54a 、 54bの先
端に非磁性の導電性接着剤を付は第5図(d)に示すよ
うに第1の磁性体板53の突起54a、54bを非磁性
体板51と接着した後、第5図(e)に示すように、第
1の磁性体板53の突起54a 、 54b以外の部分
を切削して除去することにより非磁性体板51の一方の
主面に第1の磁性体板53の突起54a、54bの部分
のみをリング状に残す。この時、非磁性体板51の突起
52aは、非磁性体板51と第1の磁性体板53の中心
軸を合わせるための位置合わせとして使用する。
次に、第2の磁性体板55の突起56a、56bの先端
に非磁性の導電性接着剤を付け、第5図(f)に示すよ
うに第2の磁性体板55の突起56a、56bを非磁性
体板51と接着した後、第5図(g)に示すように第2
の磁性体板55の突起56a 、 56b以外の部分を
切削して除去することにより非磁性体板51の一方の主
面に第2の磁性体板55の突起56a 、 56bの部
分のみをリング状に残すと共に、残されたリング状の磁
性体54a 、 54b 、 56a 、 56bの間
を非磁性の導電性接着剤57で満たして接着する。この
時、非磁性体板51の突起52bは第5図(d)の場合
と同様に位置合せとして使用する。
次に、こうして非磁性体板51の一方の主面に接着され
た磁性体に、第5図(h)に示すように溝58a〜58
dを形成することにより非磁性体板51の一方の主面に
磁性体を層状に残して磁性体層59a〜59dとする。
これらの磁性体層59a〜59dの内側に巻線を施すこ
とにより、4チヤネルの固定側素子および回転側素子を
得ることが出来る。
この実施例によれば第5図(b)、(c)に示すように
、外周側から奇数番目のチャネルに相当する突起54a
、54bを有する第1の磁性体板53と、残りの偶数番
目のチャネルに相当する突起56a、56bを有する第
2の磁性体板55とを別々に作製することにより信号伝
送チャネル数が増えた場合でも突起54a 、 54b
および56a 、 56bを形成するために磁性体板5
3.55に形成する溝の幅を大きくでき、磁性体板53
.55の加工が容易であるという利点がある。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例
えば実施例では信号伝送チャネルは数が3および4の場
合について説明したが、2チヤネルあるいは5以上の多
チャネルの回転トランスにも本発明を適用することがで
きる。また、磁性体層の材料もフェライトに限られるも
のではなく、要は比透磁率が十分に高く、且つ保磁力の
小さい磁性体、すなわち磁路を形成するためのコア材料
に適したものであればよい。また、磁性体層を被覆する
導体層を形成する方法として第4図の実施例では蒸着や
スパッタリング等を第5図の実施例では導電性接着剤を
用いたが、第4図の実施例に導電性接着剤を、第5図の
実施例に蒸着やスパッタリング等を用いることも可能で
ある。
その他、本発明は要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施することができる。
〔発明の効果〕
本発明に係る回転トランスは、非磁性体板上に接着した
対向する面以外を非磁性の導体層で被覆された同心円状
の複数本の磁性体層を設け、その磁性体層の内側に巻線
を設けることによって固定側素子および回転側素子が構
成し、それらを対向させて配置することによって複数の
信号伝送チャネルを形成することにより各信号伝送チャ
ネルの磁性体層により形成された磁路を磁性体層を被覆
する非磁性の導体層または非磁性の導体層と空隙とによ
って隣接チャネルと分離でき信号伝送チャネルが数チャ
ネルあるいは10チャネル以上に増加化して隣接するチ
ャネル間の巻線の間隔が小さくなった場合でもチャネル
間のクロストークを小さく抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る回転トランスの断面図
、第2図は同実施例における巻線の引出し部の構造を拡
大して示す断面図、第3図は本発明の回転トランスを組
込んだ回転ヘッド型磁気記録再生装置におけるヘッドシ
リンダ部の断面図、第4図は本発明の一実施例に係る回
転トランスの製造方法の要部の工程を示す図、第5図は
本発明の他の実施例に係る回転トランスの製造方法の要
部の工程を示す図、第6図は従来の回転トランスの断面
図である。 1・・・固定側素子、2・・・回転側素子、3・・・間
隙、4.5・・非磁性体板、6,7,8.9・・導体層
、10.1.1・・・磁性層、12,1.3・・溝、1
4.15・巻線、16、17・・・孔、 18.19・
・配線パターン、20.21・・半田、  31・・・
固定シリンダ、32・・回転シリンダ、 33・・・軸
受 34・・回転軸、35・・回転体、 36a 、 
36b・・回転磁気ヘッド、37a、37b・・・ヘッ
ドベース、38・・・回転トランス、41.51・・・
非磁性体板、  42.45・・・導体層、43.53
.55・・・磁性体板、 44.54a、54b、56a、56b−突起、46.
58a〜58d−溝、47.59a〜59d・・・磁性
体層、57・導電性接着剤。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同  松山光之 し ト〜 rh(ぐ ’+−cn      ダ ()       −ノ      −ノ℃     
      Φ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁気的に結合して非接触で信号の授受を行なう固
    定側素子と回転側素子からなる回転トランスにおいて、
    前記固定側素子および回転側素子の各々は導電性のある
    非磁性体板または非磁性の導体層で被覆された絶縁性の
    非磁性体板と、この非磁性体板の一方の主面上に接着し
    、その接着面と反対側の面以外は非磁性の導体層で被覆
    された同心円状の複数本の磁性体層と、これらの非磁性
    体層の内側にそれぞれ設けられた巻線とにより構成され
    、前記一方の主面を互いに対向させて配置したことを特
    徴とする回転トランス。
  2. (2)前記巻線はその引出し部が前記非磁性体板を厚み
    方向に貫通する孔を通して前記非磁性体板の他方の主面
    上に導出され該他方の主面上に配線または該他方の主面
    上に配設された配線基板上の配線に接続されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の回転トランス
  3. (3)磁気的に結合して信号の授受を行なう固定側素子
    と回転側素子とからなる回転トランスを製造する方法に
    おいて、導電性のある非導電性体板または非磁性の導体
    層で被覆された絶縁性の非磁性体板の一方の主面上に接
    着面と反対側の面以外は非磁性の導体層で被覆された同
    心円状の複数の本磁性体を導電性の非磁性体板あるいは
    非磁性体板の導体層と磁性体の導体層とが電気的に導通
    するように接着する工程と接着された同心円状の複数の
    磁性体の接着面と反対側の面に溝を形成して磁性体層を
    形成する工程と、これらの磁性体層の内側に巻線を設け
    る工程とにより前記固定側素子および回転側素子を作成
    した後、これら固定側素子および回転側素子を前記一方
    の主面を互いに対向させて配置することを特徴とする回
    転トランスの製造方法。
  4. (4)前記導電性のある非磁性体板または非磁性の導体
    層で被覆された絶縁性の非磁性体板の一方の主面上に接
    着面と反対側の面以外は非磁性の導体層で被覆された同
    心円状の複数本の磁性体を導電性の非磁性体板あるいは
    非磁性体板の導体層と磁性体の導体層とが電気的に導通
    するように接着する工程は同心円状の複数本の突起部を
    有する磁性体板の該突起部をあらかじめ非磁性の導体層
    で被覆した後、該突起部を被覆した導体層と前記導電性
    のある非磁性体板あるいは絶縁性の非磁性体板を被覆し
    た導体層とを半田付けあるいは導電性接着剤で接着し磁
    性体板の該突起部以外の部分を除去するものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第3項記載の回転トランス
    の製造方法。
  5. (5)前記導電性のある非磁性体板または非磁性の導体
    層で被覆された絶縁性の非磁性体板の一方の主面上に接
    着面と反対側の面以外は非磁性の導体層で被覆された同
    心円状の複数本の磁性体を導電性の非磁性体板あるいは
    非磁性体板の導体層と磁性体の導体層とが電気的に導通
    するように接着する工程は同心円状の複数本の突起部を
    有する磁性体板の該突起部を前記導電性のある非磁性体
    板あるいは絶縁性の非磁性体板を被覆した導体層に導電
    性接着剤で接着した後、磁性体板の該突起部以外の部分
    を除去し更に該突起部の間を導電性接着剤で接着するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の回転トラン
    スの製造方法。
  6. (6)前記導電性のある非磁性体板または非磁性の導体
    層で被覆された絶縁性の非磁性体板の一方の主面上に接
    着面と反対側の面以外は非磁性の導体層で被覆された同
    心円状の複数本の磁性体を導電性の非磁性体板あるいは
    非磁性体板の導体層と磁性体の導体層とが電気的に導通
    するように接着する工程は複数の同心円状の磁性体に対
    応する突起のうち1本おきの第1の群の突起部を有する
    第1の磁性体板の該突起部をあらかじめ非磁性の導体層
    で被覆した後、該突起部を被覆した導体層と前記導電性
    のある非磁性体板あるいは絶縁性の非磁性体板を被覆し
    た導体層とを半田付けあるいは導電性接着剤で接着し第
    1の磁性体板の該突起部以外の部分を除去する工程と複
    数の同心円状の磁性体に対応する突起のうち残りの第2
    の群の突起部を有する第2の磁性体板の該突起部をあら
    かじめ非磁性の導体層で被覆した後、該突起部を被覆し
    た導体層と前記導電性のある非磁性体板あるいは絶縁性
    の非磁性体板を被覆した導体層とを半田付けあるいは導
    電性接着剤で接着し第2の磁性体板の該突起部以外の部
    分を除去する工程とからなるものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項記載の回転トランスの製造方法
  7. (7)前記導電性のある非磁性体板または非磁性の導体
    層で被覆された絶縁性の非磁性体板の一方の主面上に接
    着面と反対側の面以外は非磁性の導体層で被覆された同
    心円状の複数本の磁性体を導電性の非磁性体板あるいは
    非磁性体板の導体層と磁性体の導体層とが電気的に導通
    するように接着する工程は複数の同心円状の磁性体に対
    応する突起のうち1本おきの第1の群の突起部を有する
    第1の磁性体板の突起部を前記導電性のある非磁性体板
    あるいは絶縁性の非磁性体板を被覆した導体層に導電性
    接着剤で接着した後、第1の磁性体板の該突起部以外の
    部分を除去する工程と複数の同心円状の磁性体に対応す
    る突起のうち残りの第2の群の突起部を有する第2の磁
    性体板の突起部を前記導電性のある非磁性体板あるいは
    絶縁性の非磁性体板を被覆した導体層に導電性接着剤で
    接着した後、第2の磁性体板の該突起部以外の部分を除
    去する工程と、その接着された第1の群の突起部と第2
    の群の突起部との間を導電性接着剤で接着する工程とか
    らなることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の回
    転トランスの製造方法。
JP62315360A 1987-12-15 1987-12-15 回転トランス及びその製造方法 Pending JPH01158707A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62315360A JPH01158707A (ja) 1987-12-15 1987-12-15 回転トランス及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62315360A JPH01158707A (ja) 1987-12-15 1987-12-15 回転トランス及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01158707A true JPH01158707A (ja) 1989-06-21

Family

ID=18064476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62315360A Pending JPH01158707A (ja) 1987-12-15 1987-12-15 回転トランス及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01158707A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100266333B1 (ko) * 1990-05-08 2000-09-15 이데이 노부유끼 회전변환기
CN104684251A (zh) * 2013-11-27 2015-06-03 健鼎(无锡)电子有限公司 电路板封装结构及其制造方法
JP2017073919A (ja) * 2015-10-08 2017-04-13 新日鐵住金株式会社 巻線型n相交流誘導回転電機
WO2020079836A1 (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 三菱電機株式会社 超音波探傷装置用の回転トランス及び超音波探傷装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100266333B1 (ko) * 1990-05-08 2000-09-15 이데이 노부유끼 회전변환기
CN104684251A (zh) * 2013-11-27 2015-06-03 健鼎(无锡)电子有限公司 电路板封装结构及其制造方法
JP2017073919A (ja) * 2015-10-08 2017-04-13 新日鐵住金株式会社 巻線型n相交流誘導回転電機
WO2020079836A1 (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 三菱電機株式会社 超音波探傷装置用の回転トランス及び超音波探傷装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1084129A (en) Rotary transformer with unique physical and electrical characteristics
JP3009411B2 (ja) レコーダ用の回転式トランスデユーサ
JPH0326444B2 (ja)
JPH01158707A (ja) 回転トランス及びその製造方法
KR19980702172A (ko) 헤드-드럼장치를 포함하는 마그네틱-테입 기록/재생장치
US5764443A (en) Rotary transformer with flexible printed circuit boards
GB1494087A (en) Magnetic recording and reproducing transducers and methods of manufacture thereof
JPS63312607A (ja) 回転トランス及びその製造方法
US5515220A (en) Multielement disk-shaped rotary magnetic media scanners for magnetic media player-recorders
JPH0225244B2 (ja)
JPH03148102A (ja) 回転トランス
JPH0520882B2 (ja)
JP2952969B2 (ja) 回転トランスとその製造方法
JPH0448608A (ja) 回転トランス
JPH03272112A (ja) 回転トランス及びその製造方法
JP2972249B2 (ja) 回転磁気ヘッド装置とそれに用いる回転トランス
JPH05234766A (ja) ロータリートランス
JPS62179107A (ja) ロ−タリ−トランス
JPH01175709A (ja) 回転トランス
JPS62219506A (ja) ロ−タリ−トランス
JPH03157906A (ja) 積層ロータリートランス
JPH0370104A (ja) ロータリートランス及びその製造方法
JPS61265811A (ja) ロ−タリ−トランス
JP2000306752A (ja) ロータリートランス
JPH0754986Y2 (ja) ロータリトランス