JPH03153462A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JPH03153462A
JPH03153462A JP1291712A JP29171289A JPH03153462A JP H03153462 A JPH03153462 A JP H03153462A JP 1291712 A JP1291712 A JP 1291712A JP 29171289 A JP29171289 A JP 29171289A JP H03153462 A JPH03153462 A JP H03153462A
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motor
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slippage
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Masayuki Goto
公志 後藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車用等における電動式のパワーステアリ
ング装置に係り、特にスリップ時における操舵不安定を
防止した電動パワーステアリング装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、電動パワーステアリング装置としては、ステアリ
ング操舵トルクおよび車速に応じて、補助操舵用のモー
タ電流を増減し、またはモータ電流をオン、オフする制
御を行うようにしたものが知ら・れている。
このような装置においては、ステアリング操舵トルクお
よび車速を測定する手段を存し、これらの計測値に応じ
て制御を行うことによって、操舵用モータ電流を増減ま
たはオン、オフさせて所要のパワーアシストを行い、低
速走行時には補助操舵力を大きくして軽快な操舵を行う
ことができるようにし、車速の上昇ととともに補助操舵
力を漸減させ、さらにある速度以上ではマニュアルステ
アリングになるようにして、安定な操舵性能を得られる
ようにしている。
〔発明が解決しようとするi!i!題〕自動車が雪路や
しやり路等を走行中には、車輪のスリップが発生しやす
い。このような状態では通常の道路と同様の操舵力で操
舵すると、ステアリング操作が軽くなりすぎて舵の切り
過ぎを生じるので、操舵力を通常の場合より弱くして操
舵性能を安定させることが必要である。
パワーステアリング装置の場合も同様に、路面状態を考
慮せずに同じ補助操舵力で制御すると、雪路やじやり路
等では、切り過ぎによって操舵が不安定になったり、必
要以上の操舵によって車両がスピンしたりするといった
不都合がある。
〔発明の目的〕
本発明は、このような従来技術の課題を解決しようとす
るものである。
すなわち、本発明は、車輪のスリップが生じたときに、
電動パワーステアリングの補助操舵力を補正するもので
あって、スリップ量に応じて補助操舵用の出力電流を補
正するとともに、スリップ量の判定にヒステリシスを持
たせることによって、ステアリング操作の違和感をなく
した電動パワーステアリング装置を提供することを目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明においては、ステアリングモータによってステア
リングハンドルの操舵力に補助操舵力を付与する電動パ
ワーステアリング装置において、各車輪に設けられた車
輪速センサと、この車輪速センサによって求められる各
車輪の速度の差をとるとともにこれに基づいてスリップ
量を求めるスリップ量算出部と、ステアリングハンドル
軸における操舵トルクと車両の速度を示す車速値とから
ステアリングモータに対する出力電流を制御してステア
リングハンドルの操舵力に補助操舵力を付与する操舵力
制御手段とを有している。そして、この操舵力制御手段
が、更に、スリップ量が設定値以上のときステアリング
モータに対する出力電流を補正する電流補正機能と、前
回ステアリングモータに対する出力電流の補正が行われ
たときはスリップ量の設定値を変更する設定値調整機能
と、この変更後におけるスリップ量が設定値以上であっ
たときに更に出力電流の補正を行う再補正機能とを備え
ているという構成をとっている。
これによって前述した目的を達成しようとするものであ
る。
〔実施例〕
以下、本発明を第1図ないし第5図に基づいて説明する
第1図に示す実施例は、ステアリングモータ13によっ
てステアリングハンドルの操舵力に補助操舵力を付与す
る電動パワーステアリング装置を開示している。
本実施例においては、このような電動パワーステアリン
グ装置に対して、さらに、各車輪に設けられた車輪速セ
ンサ21と、車輪速センサ21によって求められた各車
輪の速度の差からスリップ量を求めるスリップ量算出部
25とを備えている。
さらに、ステアリングハンドル軸11における操舵トル
クと車両の速度を示す車速値とからステアリングモータ
13に対する出力電流を制御してステアリングハンドル
10の操舵力に補助操舵力を付与するとともに、前記求
められたスリップ量が設定値以上のとき前記ステアリン
グモータ13に対する出力電流を補正し、前回ステアリ
ングモータ13に対する出力電流の補正が行われたとき
はスリップ量の設定値を変更して、この変更後における
スリップ量が設定値以上であったとき出力電流の補正を
行う操舵力制御手段としての制御部30が設けられてい
る。
これをさらに詳述すると、第1図において、符号10は
ステアリングハンドル、符号11はステアリングハンド
ル10からの操作トルクを伝達するステアリングハンド
ル軸である。ステアリングハンドル軸11上には、トル
クセンサ12が取り付けられており、ステアリングハン
ドル10を操作したとき、トルクセンサ12によってそ
のときの操舵トルクを検出することができるようになっ
ている。
また、符号13はステアリングモータ、符号14はクラ
ッチ、符号15は減速機を示す。これらは、車軸に結合
されたステアリングコラム16に取り付けられており、
ステアリングモータ13に生じた回転力をクラッチ14
を経て減速機15に伝え、減速機15で減速、増大され
た回転力によってステアリングコラム16を介して車軸
に操舵力を与えることによって、車輪20の向きを変え
て転向するように構成されている。
符号40はブレーキペダルであって、これを操作するこ
とによって、ブレーキオイルがアクチュエータ41から
ブレーキチューブ42を経て、各車輪のブレーキ部に送
られて、各車輪のブレーキバッド43を動作させて制動
が行われる。
符号21は車輪速センサであって、各車輪20に取り付
けられており、それぞれの車輪の回転速度を計測する。
また、符号17はスピードメータ用の車速センサであっ
て、図示されないトランスミッション部における駆動軸
の回転速度によって、車両の速度を計測する。
スリップ量算出部25は、各車輪速センサ21からの各
車輪速のデータから速度差を求め、これと各車輪速との
関係からスリップ量を算出する。
トルクセンサ12.車速センサ17. スリップ量算出
部25のそれぞれの信号は、操舵力制御手段としての制
i11部30に加えられるようになっている。
この制御部30は、トルクセンサ12からの操舵トルク
と車速センサ17からの車速のデータによって必要な補
助操舵力を算出し、これによってステアリングモータ1
3に対する出力電流を制御する。さらに、スリップ量算
出部25において求められた車輪のスリップ量に基づい
て、ステアリングモータ13に対する出力電流を補正す
る。
第2図は、第1図に示された電動パワーステアリング装
置の動作をフローチャートによって示したものである。
以下、これに基づいて、本実施例の電動パワーステアリ
ング装置の動作を説明する。
■、制御部30は、操舵トルクと車速か予め設定されて
いる補助操舵に対する設定値のの範囲内であるか否かを
チエツクする(ステップS 100) 、 (S 10
0)。
■、チエツク結果、補助操舵に対する設定値の範囲外で
あれば、ステアリングモータ電流を「0」とするか(S
 101)、またはステアリングモータ13およびクラ
ッチ14をオフにする(Sill)。
■、チエツク結果、補助操舵に対する設定値の範囲内で
あったときは、スリップ量算出部25において算出され
たスリップ量を読み込む(S 120) 。
■、読み込まれたスリップ量が、予め設定されている値
以上であるか否かをチエツクする( S 130)。
■、スリップ量が予め設定されている値以上であれば、
モータ出力電流値を補正する( S 140)。
この場合の補正方法としては、 (a)、スリップ量に応じて予め定められている補正係
数によって算出する。
(b)、スリップ発生時の出力電流マツプを予め設定し
ておき、これから算出する。
等の方法によって行うことができる。
第4図はステアリングモータの出力電流マツプを例示し
たものであって、同図(1)はスリップ量が「0」の場
合を示し、同図(2)はスリップ量がある値Xの場合を
示している。
■、スリップ量が設定値以下であれば、出力電流の補正
を行わないが、スリップ量の変動によるハンチングを防
止するため、前回補正が行われたか否かをチエツクしく
 S 131)、補正が行われていたならば、スリップ
量の設定値を変更する( S 132)ことによって、
制御にヒステリシスを与えるようにする。
■、変更後のスリップ量が設定値以上であるか否かをチ
エツクしく S 133)、これからステアリングモー
タ13に対する出力電流の補正が必要か否かの判定を行
う。そして必要なとき出力電流の補正を行って(S14
0)、決定された電流値をステアリングモータ13に対
して出力する。なお第2図において、破線で囲んで示す
(S131)、  (S132)、  (S133)の
各ステップは、ハンチング防止のためのヒステリシス付
与部分を示している。
第4図は出力電流の補正の具体例を示したものである。
いま、スリップ量が第4図に示されるように変化したと
き、時間ΔLごとにスリップ量を算出したとすると、a
点およびb点ではスリップ量が設定値Xより大きいので
、出力電流の補正が行われる。
路面状況の変化によってスリップ量が一時的に減少した
場合、例えば0点のように、スリップ量が設定値Xより
も低くなることがある。
この場合は、前回(b点)において出力補正を行ってい
るので、スリップ量を変更して差分ΔXだけ増加した値
C′とする。これによって設定値Xより大きくなるので
、出力補正が行われることになる。
スリップが実際に収まり始めた0点においても、スリッ
プ量が設定値Xより低いので同様の処理が行われるが、
差分ΔXを加えた値e′は設定値Xより低くなるので、
この場合は出力補正は行われない。
このような処理を行うことによって、第4図のa −d
点ではスリップ中とみなして出力補正を行い、0点以降
ではスリップが収まったものとみなして通常の電流出力
とする制御が行われる。
第5図は第1図に示された実施例の変形例を示したもの
であって、第1図の場合と同しものを同じ番号で示す。
符号50はアンチロック・ブレーキ・システム(ABS
)の制御装置である。この制御装置50は、ABS制御
を行うために、各車輪速センサ21の車輪速のデータに
よって、スリップ量の検出を行っている。
第5図の実施例では、ABS制御装置50は電動パワー
ステアリング装置の制御部30と接続線51を経て通信
可能なように構成されている。
これによって、ABS制御装置50が検出したスリップ
量を、逐次、電動パワーステアリング装置の制御部30
に通知することによって、第1図に示された実施例の場
合と同様の制御を行うことができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、路面状態等に基
づいて車輪がスリップしている状態では、上述した如く
電動パワーステアリング装置の補助操舵力を弱めるよう
に制御を行うので、ステアリング操作が安定し、急ハン
ドルによってスピンが生じたりする危険性が減少する。
このような効果は、発進、停止時においても同様である
また本発明では、スリップ量の判定に際しては、設定値
の変更によってヒステリシスを持たせるようにしている
ので、補助操舵力が変化するときの違和感がない。
さらに本発明ではスリップ量の検出にABS装置を用い
ることができ、かかる点においてそのハードウェアとソ
フトウェアを利用することが可能であり、従って本発明
を実施するための改造費を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図は本発明装
置の動作を示すフローチャート、第3図はステアリング
モータの出力電流マツプを例示する図、第4図は出力電
流の補正の具体例を示す図、第5図は第1図の実施例の
変形例を示す図である。 10− ステアリングハンドル、11・−・ステアリン
グハンドル軸、13− ステアリングモータ、21・・
−車輪速センサ、25− スリップ量算出部、30−・
操舵力制御手段としての制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、ステアリングモータによってステアリングハン
    ドルの操舵力に補助操舵力を付与する電動パワーステア
    リング装置において、 各車輪に設けられた車輪速センサと、この車輪速センサ
    によって求められる各車輪の速度の差をとるとともにこ
    れに基づいてスリップ量を求めるスリップ量算出部と、
    ステアリングハンドル軸における操舵トルクと車両の速
    度を示す車速値とからステアリングモータに対する出力
    電流を制御してステアリングハンドルの操舵力に補助操
    舵力を付与する操舵力制御手段とを備え、 この操舵力制御手段が、更に、前記スリップ量が設定値
    以上のとき前記ステアリングモータに対する出力電流を
    補正する電流補正機能と、前回ステアリングモータに対
    する出力電流の補正が行われたときはスリップ量の設定
    値を変更する設定値調整機能と、この変更後におけるス
    リップ量が設定値以上であったときに更に出力電流の補
    正を行う再補正機能とを備えていることを特徴とした電
    動パワーステアリング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008273523A (ja) * 2008-08-21 2008-11-13 Mitsubishi Electric Corp 電動パワーステアリング装置
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