JPH03152928A - 被処理体の洗浄方法 - Google Patents

被処理体の洗浄方法

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JPH03152928A
JPH03152928A JP29169489A JP29169489A JPH03152928A JP H03152928 A JPH03152928 A JP H03152928A JP 29169489 A JP29169489 A JP 29169489A JP 29169489 A JP29169489 A JP 29169489A JP H03152928 A JPH03152928 A JP H03152928A
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semiconductor wafer
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    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体ウェハーなどの洗浄に適用して好適な
洗浄方法に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、洗浄方法において、被処理体の表面に付着し
た異物が凝固する温度以下に被処理体を冷却し、次いで
凝固した異物を除去するようにすることによって、フロ
ンを用いることなく被処理体の洗浄を行うことができる
ようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、半導体集積回路の製造工程における半導体ウェハ
ーの洗浄には、フロン系の薬液が用いられている。この
場合、フロンの役割は、主として半導体ウェハー表面に
付着した有機系の汚染物を除去することである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、近年、フロンガスによるオゾン層の破壊など、
フロンが環境に及ぼす悪影響が指摘されるようになり、
フロン使用の規制とともに、フロン代替品の開発など、
脱フロン化の動きが活発になってきている。
従って本発明の目的は、フロンを用いることなく被処理
体の洗浄を行うことができる洗浄方法を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、洗浄方法におい
て、被処理体(8)の表面に付着した異物が凝固する温
度以下に被処理体(8)を冷却し、次いで凝固した異物
を除去するようにしている。
ここで、凝固した異物の除去は、例えば加圧ガスの吹き
つけなどによりこの異物に物理的な力を加えることによ
り行うことができる。
〔作用〕
上述のように構成された本発明の洗浄方法によれば、被
処理体(8)の表面に付着した異物を凝固させておくこ
とにより、加圧ガスの吹きつけなどの方法でこの凝固し
た異物に物理的な力を加えてこの異物を被処理体(8)
の表面から剥離させることができる。これによって、被
処理体(8)の表面から異物を除去することができ、被
処理体(8)の洗浄を行うことができる。この方法によ
れば、フロンを用いないでも有機系の異物を除去するこ
とができるので、洗浄の脱フロン化及びドライ化を図る
ことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。以下の実施例は、本発明を半導体ウェハーの洗浄
に適用した実施例である。なお、実施例の全図において
、同一の部分には同一の符号を付し、重□複説明は省略
する。
第1図は本発明の第1実施例で用いられる洗浄装置を示
す。まず、この洗浄装置の構成について説明する。
第1図に示すように、この洗浄装置は、ロードロツタ部
1、冷却室2、洗浄室3、加熱室4及びロードロック部
5から成る。符号6はゲートバルブを示す。
冷却室2には冷却用サセプター7が設けられている。こ
の冷却用サセプター7上には洗浄を行うべき半導体ウェ
ハー8が載せられる。この半導体ウェハー8は例えばシ
リコンウェハーである。この冷却用サセプター7は、液
体窒素などの冷媒を用いた低温チラー9により低温に冷
却することができるようになっている。さらに、この冷
却室2内は、図示省略した真空ポンプにより真空排気す
ることができるようになっている。
洗浄室3にはサセプター10が設けられ、このサセプタ
ー10上に半導体ウェハー8が載せられる。この洗浄室
3には、ノズル11より外部から加圧ガスを導入するこ
とができるようになっている。このノズル11は、図示
省略した駆動機構により半導体ウェハー8上を走査する
ことができるようになっている。
加熱室4にはサセプター12が設けられ、このサセプタ
ー12上に半導体ウェハー8が載せられる。このサセプ
ター12は、ヒーター13により加熱することができる
ようになっている。
次に、この第1実施例による洗浄方法について説明する
第1図に示すように、まずロードロック部1に外部から
半導体ウェハー8をローディングした後、このロードロ
ツタ部1の内部を所定圧力まで真空排気する。次に、ゲ
ートバルブ6を開いて、半導体ウェハー8をあらかじめ
減圧された冷却室2内の冷却用サセプター7上に移送し
、この冷却用サセプター7上で例えば−百数十゛C程度
の低温に冷却する。この場合、冷却室2内は減圧されて
いることから、半導体ウェハー8の冷却効率は高い。
この−百数十°C程度の低温では、半導体ウェハー8の
表面に付着しているほとんど全ての有機物は凝固する。
次に、このようにして低温に冷却された半導体ウェハー
8を冷却室2から洗浄室3のサセプター10上に移送す
る。次に、このサセプター10上で半導体ウェハー8の
表面にノズル11より例えば窒素(NZ )ガスなどの
加圧ガスを吹きつけ、これによりこの半導体ウェハー8
の表面上の凝固した異物を除去する。なお、ノズル11
より洗浄室3内に導入されたガスは、図示省略した排気
口から洗浄室3外に排気される。また、半導体ウェハー
8の表面から除去された異物は、必要に応じて洗浄室3
の外部に排出される。
次に、上述のようにして洗浄が行われた半導体ウェハー
8を加熱室4のサセプター12上に移送し、このサセプ
ター12上で半導体ウェハー8を加熱して常温に戻す。
この後、この半導体ウェハー8をロードロック部5に移
送し、このロードロック部5から半導体ウェハー8を外
部に取り出す。
この時点では、この半導体ウェハー8は常温に戻されて
いるので、ロードロツタ部5から大気中にこの半導体ウ
ェハー8を取り出した時にその表面で結露が発生するお
それはない。
以上のように、この第1実施例によれば、半導体ウェハ
ー8を低温に冷却してこの半導体ウェハー8の表面に付
着している異物を凝固させ、その後この半導体ウェハー
8の表面に加圧ガスを吹きつけて凝固した異物を除去す
ることにより洗浄を行っているので、フロンを用いた場
合と同等な洗浄効果をフロンを用いることなく得ること
ができる。これにより、洗浄の脱フロン化及びドライ化
を達成することができる。また、加圧ガスの吹きつけに
より半導体ウェハー8の表面の異物を除去しているので
、半導体ウェハー8に損傷を与えるおそれがない。
次に、本発明の第2実施例について説明する。
この第2実施例は、本発明による洗浄方法を低温CVD
法による膜形成と組み合わせた実施例である。
第2図はこの第2実施例で用いられる洗浄装置を示す。
第2図に示すように、この第2実施例で用いられる洗浄
装置は、第1図に示す洗浄装置の洗浄室3と加熱室4と
の間に低温CVD室14を設けたものである。この低温
CVD室14にはサセプター15が設けられ、このサセ
プター15上に半導体ウェハー8が載せられる。
この第2実施例による洗浄方法においては、第1実施例
と同様にして洗浄室3で半導体ウェハー8の洗浄を行っ
た後、この洗浄された半導体ウェハー8を低温CVD室
14に移送して低温CVD法によりこの半導体ウェハー
8上に膜形成を行う。
この第2実施例によれば、フロンを用いることなく半導
体ウェハー8を洗浄することができるという第1実施例
と同様な利点に加え、次のような利点がある。すなわち
、半導体ウェハー8の洗浄と低温CVD法による膜形成
を連続して行うことができるので、洗浄と低温CVDと
の全体のスループットの向上を図ることができる。また
、低温CVD室14に移送された時点では半導体ウェハ
ー8はすでに冷却されているので、この低温CVD室1
4で半導体ウェハー8の冷却を行うことなく直ちに低温
CVDを行うことができる。さらに、このように低温C
VD室14で半導体ウェハー8の冷却を行う必要がない
ので、低温CVDの際に半導体ウェハー8以外の部分、
例えば壁面などへの堆積を防止することができる。また
、半導体ウェハー8の表面は洗浄によりあらかじめ清浄
化されているので、低温CVD法により形成された膜の
膜質は良好である。
以上、本発明の実施例につき具体的に説明したが、本発
明は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の第2実施例においては、本発明の洗浄方
法を低温CVDと組み合わせた場合について説明したが
、例えば本発明の洗浄方法を低温エツチングと組み合わ
せることも可能である。具体的には、例えばL D D
 (Lightly Doped Drain)構造の
MOS F ETの製造方法においてサイドウオールス
ペーサを形成する場合に、CVD法により全面に形成さ
れた二酸化シリコン(SiOz)IIIをレジストマス
クを用いないで全面エツチングする前に本発明の洗浄方
法によりこのSiO□膜の表面を洗浄し、その後低温エ
ツチングにより5iOt膜を全面エツチングすることが
可能である。この方法によれば、エツチング残渣が生じ
にくくなるという効果が得られる。
また、上述の第1及び第2実施例においては、本発明を
半導体ウェハーの洗浄に適用した場合について説明した
が、本発明は、半導体ウェハー以外のもの、例えば光デ
ィスクやレンズなどの洗浄に適用することが可能である
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、被処理体0 の表面に付着した異物が凝固する温度以下に被処理体を
冷却し、次いで凝固した異物を除去するようにしている
ので、フロンを用いることなく被処理体の洗浄を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例で用いられる洗浄装置の概
略構成図、第2図は本発明の第2実施例で用いられる洗
浄及び低温CVD装置の概略構成図である。 図面における主要な符号の説明 2:冷却室、 3:洗浄室、 4:加熱室、8:半導体
ウェハー  14:低温CVD室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  被処理体の表面に付着した異物が凝固する温度以下に
    上記被処理体を冷却し、 次いで凝固した上記異物を除去するようにしたことを特
    徴とする洗浄方法。
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