JPH03151858A - スッポン原末を主原料とする保健食品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はスツポン原末を主成分とする保健食品に関する
。

（従来の技術） 従来スツポンは世界各国で高級グルメとしては勿論のこ
と、絶好の活力源、体力増進食品として、又、美容食、
病人食としても、古来から重宝がられて今日に至ってい
るが、その殆どが料理メニューとしての利用であり、調
理技術の難しさと高級グルメということで、この折角の
有用な食品素材も、広く一般の人々に常用されるに至っ
てなかった。

本発明者はこの点に鑑みて、スツポンをもっと手軽に誰
でも食することができるよう、これまでに、 特許第１１０９４３８号（特公昭５７−１９８０）、特
許第１１７０６３０号（特公昭５ｇ−５０２０）、特許
第１２１７８６０号（特公昭５ｇ−５０６９５）、特許
第１２９１８５２号（特公昭５９−５３８２３）、特許
第１３９１６１２号（特公昭６ｌ−４７５０５）、特許
第１４２７０２０号（特公昭６２−３１８９６）、特許
第１４２９４５２号（特公昭６２−３５７３７）、等の
数多くの発明を完成し、提供してきた。

一方、東京大学薬学部等と共同ですすめているスツポン
原末の薬理作用研究においても、本発明者になるスツポ
ン原末の顕著な薬理効果が、次々と学術的に実証されつ
つある。−例を示すと次の通りである。

（１）高血圧への効果ｒ１９８８年４月、日本薬学会（
広島）で発表」 （２）慢性肝障害への効果ｒ１９８８年７月、国際薬理
学会（北京）で発表」 （３）疲労回復、ストレス解消への効果ｒ１９８９年４
月、日本薬学会（名古屋）で発表」その他、抗貧血、抗
癌作用についても目下研究中であり、近々これについて
も良好な研究成果が発表できる状況にあって、国内外よ
り多大の関心を寄せられている。

（発明が解決しようとする課題） 本発明はこれら一連の発明の延長線上にあって、当該ス
ツポン原末のより一層の有効活用を図らんとするもので
ある。

（課題を解決するための手段） 本発明はまず、少なくとも２日以上絶食させて体内外共
に清浄化された活スツポンを瞬間凍結して粗砕し、殺菌
と乾燥処理を施したあと、液体窒素中に浸漬して、−５
０℃以下の窒素ガス雰囲気中で、凍結粉砕して作ったス
ツポン原末に生薬成分を配合し、これをゼラチン製カプ
セルに収容して成るスツポン原木を主成分とする保健食
品を提供せん七するものである。

（実施例） 以下、本発明の保健食品の主成分となるスツポン原末の
製造方法の一例及び本発明の保健食品の実施例について
説明する。

まず、少なくとも２日以上絶食させて、体内外共に清浄
化された活スツポンを、そのまま瞬間凍結し、この凍結
状態にあるスツポンを粗砕機にて、約１ｃｍ角になるよ
う粗砕する。

次に、この粗砕されたスツポンを瞬間高圧滅菌により殺
菌処理するとともに凍結乾燥法によって水分含有率が４
％以下になるよう乾燥する。

こうして得られたスツポン乾燥品を一１９６℃の液体窒
素中に浸漬して瞬間凍結したあと、−５０℃以下の窒素
ガス雰囲気中で、骨、甲ら、肉、その他スツポンの構成
物すべてを一挙に粒度２００メツシユ以下の超微粉末に
なるように粉砕する。

こうして得られたスツポン原木は、茶褐色の美しい色を
呈し、かつスツポン特有の風味を保持したままの高品質
、かつ安全な製品である。

以上、詳述したように、上記の方法により得られるスツ
ポン原木は、有効栄養成分が酸化することもなく、又、
ゼラチン、脂質などの流失損もな（、スツポン特有の味
、風味、滋養成分をそのまま保持した状態で、２００メ
ツシユ以下の微粉状になっているので、流通も極めて容
易であり、又、微粉であるが故に各種加工食品原料とし
ても極めて有用である。

即ち、上記の製法になるスツポン原末には良質のタンパ
ク質アミノ酸が豊富で、かつ、脂肪は植物性で、今話題
のオレイン酸や各種不飽和脂肪酸を多く含むと共に、各
種のミネラルやビタミンを含むすぐれた健康食品である
。

上記のスツポン原末の一般分析値を次の第１表に示す。

第１表 水分　　　　　　　　　　２．８％ 蛋白質　　　　　　　　５３．３％ 脂質　　　　　　　　　２４．９％ 繊維　　　　　　　　　　０．２％ 灰分　　　　　　　　　１６．６％ 糖質　　　　　　　　　　２．２％ １００ｙ当たりの熱量　　４４７　ｃａｌ特にタンパク
雪中には、リジン、フェニールアラニン、ロイシン、イ
ソロイシン、メチオニン、バリン、スレオニン、トリプ
トファン、ト、必須アミノ酸は勿論のこと、チロシン、
アラニン、グリシン、プロリン、グルタミン酸、セリン
、アスパラギン酸、シスチン等のアミノ酸類が豊富に含
まれており、ビタミン類としてはレチノール、ビタミン
Ｂ２、ビタミンＢｔ、ビタミンＢ、、ビタミンＢ、１、
ビタミンＥ１ナイアミン、葉酸、パントテン酸、ピオチ
ン、イノシトール、ビタミンＤ３等が含まれ、更にミネ
ラル類としてカルシウム、カリウム、鉄および亜鉛が多
量に含まれている。

このように、多種の栄養成分を含有しているス・ツポン
原末は、通常の保健側以上の内容成分を有していること
が判る。

本発明の特徴とするところは、更に完成された保健食品
を得るために、上述のようにして製造されたスツポン原
末に生薬成分を配合し、これを２〜６Ｍのゼラチン製カ
プセルに収容するものである。

その実施品の一例を述べると、重量比率で３０〜５０％
のスツポン原末に高麗人参エキス、拘杷子エキス、等の
生薬成分を重量比率１０〜３０％配合し、重量比率４０
〜５０％の小麦胚芽油中に混入し、撹拌混合したものを
直径２〜６ｍｓのゼラチン製カプセル内に収容して保健
食品に形成する。

ここで小麦胚芽油中に混入するのは、カブセル工程上の
便宜のためであるがノ＼−ドゼラチンカプセルの場合は
小麦胚芽油は不用である。それゆえ、ここで小麦胚芽油
の有無は、本発明の構成上、さほど重要な意味をもたな
い。

尚、ここでカプセルの大きさを直径２〜６ｆｆＩＩｍと
したのは、水無しで飲用可能な大きさということであり
、老若男女共に抵抗なく、いつ、どこででも手軽に飲用
できる範囲として意義がある。

又、本発明に使用する生薬成分としては、主として薬事
法における「医薬品に関する基準」の成分本質の分類及
び薬用部位等の中、１−ｂに属するもので、スツポン原
末と相性の良いものを選ぶのがペターである。

因みにその幾つかを列挙すると、次のような生薬成分が
あげられる。

高麗人参、カミツル、拘杷子、田七、陳皮、丁子、酸棗
仁、真珠、山楯子、桔梗、紅花、桂皮、黄精、沙寮等々
。

（発明の効果） 以上、詳述したように、本発明のスツポン原末を主原料
とする保健食品は、スツポン原木の滋養効果と各種生薬
成分の作用とが相乗して、すぐれた作用効果を発揮し、
保健食品として極めて有益である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、清浄化された活スッポンを瞬間凍結して粗砕し、殺
   菌と乾燥処理を施したあと、液体窒素中に浸漬して、−
   ５０℃以下の窒素ガス雰囲気中で、凍結粉砕して作った
   スッポン原末に生薬成分を配合し、これをゼラチン製カ
   プセルに収容して成るスッポン原末を主成分とする保健
   食品 ２、直径２〜６ｍｍの大きさのゼラチン製カプセルに収
   容して成る請求項１に記載のスッポン原末を主成分とす
   る保健食品