JPH03151772A - ビデオカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、集音用のマイクロホンを備えるビデオカメラ
に関する。

（ロ）従来の技術 通常のビデオカメラでは、例えば実開昭６２−１９１２
６５号（Ｉｆ０４Ｎ５／２２５）に示す様に、単一指向
性のマイクロホンが被写体方向に突出して配備され、こ
のマイクロホンの指向方向、即ち被写体からの音声が撮
像映像信号と共に記録される様に構成されていた。

（ハ）発明が解決しようとする課題 前記従来のビデオカメラでは、録音される音声は、被マ
体からのものに限定され、被写体に対向することになる
撮影者からの音声は録音できないか、あるいはその録音
レベルが萱しく小さいものとなる。

（ニ）　　課題を解決するための手段 本発明は指向方向を興にする少なくとも２個のマイクロ
ホンと、これらのマイクロホンの各音声出力を混合する
混合手段と、該マイクロホンからの複数の音声出力及び
混合手段出力のいずれか一出力を選択する選択手段と、
この選択手段出力を撮像映像信号と共に記録媒体に記録
する記録手段を備えることを特徴とする。

（ホ）作　用 本発明は上述の如く構成したので、必要に応じて複数の
マイクロホンからの音声出力を択一的に録音でき、更に
各音声出力を混合した出力も録音できる。

（へ）実施例 以下、図面に従い本発明の一実施例について説明する。

第１図は本実施例装置であるビデオカメラの斜視図であ
り、レンズ［Ｗ（１）が突出するカメラ前面（２）には
、被写体からの音声を集音する被写体用マイクロホン（
３）が、被写体が存在する方向に突出する様に配設され
、またカメラ後面（４）には撮影者からの音声を集音す
る撮影者用マイクロホン（５）が、撮影者が存在する方
向、即ち被写体用マイクロホン（３）の突出方向とは逆
方向に突出する様に配設されており、撮影中にはこの撮
影者用マイクロホン（５）が撮影者の口元に位置するこ
とになる。

カメラ天面（６）には、電子ピューフアイダ（７）が配
され、側面（８）には各種操作スイッチ及び選択スイッ
チ（９）、ボリュームスイッチ（１０）が設けられてい
る。

被写体用及び撮影者用マイクロホン（３）（５）にて得
られる音声信号（Ｓｌ）（Ｓｌ）は、第２図に示す様に
、マイクロホン増幅器（１１）（１２）にて夫々増輻さ
れた後に、選択スイッチ（９）の固定接点（９ａ）（９
ｃ）に供給されると共にボリューム（１３）（１４）に
も供給される。

ボリューム（１３）（１４）は入力される音声信号（Ｓ
ｌ）（Ｓｌ）の音量を調整する働きを為し、その音量の
設定はボリュームスイッチ（１０）により同時に為され
る。このボリュームスイッチ（１０）は具体的には、第
４図に示す様にスライドスイッチにて構成され、操作ツ
マミ（１０ａ）を左方向にスライドさせるにつれて両音
声信号の混合比が変化し、音声信号（Ｓｌ）に比べて音
声信号（Ｓｌ）のレベルが大きくなって被写体からの音
声が撮影者からの音声より大きくなる。また逆に、操作
ツマミ（ｌｏａ）を右方向にスライドさせるにつれて、
音声信号（Ｓｌ）に比べて音声信号（Ｓｌ）のレベルが
大きくなって撮影者からの音声が被写体からの音声より
大きくなる。

ボリューム（１３）（１４）によって互いの相対的なレ
ベルが調整された音声信号（５１）（５２）は、ミキシ
ング回路（１５）にて混合され、この混合信号（Ｓ３）
が選択スイッチ（９）の固定接点（９ｂ）に出力される
。

選択スイッチ（９）は、第２図に示す様に被写体ポジシ
ョン（Ｐｌ）、混合ポジション（＋１２）及び撮影者ポ
ジション（Ｐ３）の３位置に変位可能な操作ツマミ（９
ｅ）を手動で変位させることにより、この操作ツマミ（
９ｃ）に連動する可動接片（９ｄ）を各固定接点に接触
させることができ、操作ツマミ（９ｅ）が被写体ポジシ
ョン（ＰＩ　）にあれば、固定接点（９ａ）より音声信
号（Ｓｌ）が、混合ポジション（Ｐ２）、撮影者ポジシ
ョン（Ｐ３）にあれば夫々固定接点（９ｂ）、（９ｃ）
より混合信号（Ｓ３）、音声信号（Ｓｌ）が選択される
。この選択スイッチ（９）にて選択された信号は、音声
信号記録回路（１６）に入力され、音声ヘッド（１７）
を用いて磁気テープの音声トラックに記録される。

尚、磁気テープの映像トラックには撮像回路（図示省略
）からの映像信号が同時に記録される。

撮影者が被写体からの音声の記録を所望する場合には、
選択スイッチ（９）を被写体ポジション（Ｐｌ）に切換
えることにより音声信号（Ｓｌ）のみが記録されること
になる。また、ナレーションのみ、即ち、撮影者からの
音声のみの記録を所望する場合には選択スイッチ（９）
を撮影者ポジション（Ｐ３）に切換えれば音声信号（Ｓ
ｌ）のみが記録されることになる。更に被写体からの音
声にナレーション等の撮影者の音声を加える場合には、
選択スイッチ（９）を混合ポジション（Ｐ２）に切換え
ることにより混合信号（Ｓ３）が記録されることになる
。また、混合信号の記録に際して、ボリュームスイッチ
（１０）を操作することにより、音声信号（ｓｌ）（Ｓ
ｌ）の混合比を調整することが可能となる。

（ト）発明の効果 上述の如く本発明によれば、被写体からの生の音声、ナ
レーション付、ナレーションのみ等の様に様々な用途に
応じて記録する音声を選択することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

図面は全て本発明の一実施例に係り、第１図はビデオカ
メラの斜視図、第２図は回路図、第３図は選択スイッチ
の説明図、第４図はボリュームスイッチの説明図である
。 （３）・・・被写体用マイクロホン、（５）・・・撮影
者用マイクロホン、（１５）・・・ミキシング回路、（
９）・・・選択スイッチ、（１６）・・・音声信号記録
回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）指向方向を異にする少なくとも２個のマイクロホ
   ンと、 該マイクロホンの各音声出力を混合する混合手段と、 該マイクロホンからの複数の音声出力及び前記混合手段
   出力のいずれか一出力を選択する選択手段と、 該選択手段出力を撮像映像信号と共に記録媒体に記録す
   る記録手段 を備えるビデオカメラ。