JPH03151756A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH03151756A
JPH03151756A JP1289896A JP28989689A JPH03151756A JP H03151756 A JPH03151756 A JP H03151756A JP 1289896 A JP1289896 A JP 1289896A JP 28989689 A JP28989689 A JP 28989689A JP H03151756 A JPH03151756 A JP H03151756A
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JP
Japan
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main body
recess
directory card
card
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JP1289896A
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Hirotsugu Nakano
裕嗣 中野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子機器、特に装置本体と、この装置本体から
分離して独立して使用可能な分離部分を有する電子機器
に関する。
[従来の技術1 従来より装置本体の一部、たとえば操作部の一部を分離
し独立してその分離部分を使用できるようにした装置が
考えられている。
たとえば、ファクシミリ装置の表示器および入カキ−な
どを含む部分を本体から取り外し可能なICカードとし
、この内部に電話番号を記憶したメモリと、電話番号を
検索するための操作部を設け、これを電子電話帳(以下
電話帳カードという)として、本体装着時のみならず取
り外した場合も独立して使用できるようにした構造が提
案されている。
このような構成では、装置本体側で電話帳カードの取り
付けの有無を検出し、装置本体側の制御を切り換える必
要があり、本体側でリミットスイッチ、リードスイッチ
、光センサなどの各種の検出素子を用いて電話帳カード
の装着の有無を検出することが考えられている。
本体側で電話帳カードの有無により制御する動作として
は、たとえば電話帳カードと本体との間のデータ通信が
考えられる。電話帳カードは本体に装着された場合、あ
るいは取り外された場合のいずれにおいても操作入力を
受けつけ、必要に応じて本体側に操作データあるいはメ
モリなどに登録されたデータを送信しなければならない
。電話帳カードと本体間のデータ送受信には、音響信号
、光信号、電気信号などを使用できるが、いずれの信号
を媒介する場合でも電話帳カードが装着されている場合
にのみ本体側のこれらの信号の入出力手段を能動化させ
、ノイズによる本体側の誤動作を防止しなければならな
い。たとえば、光信号による通信を行なう場合には、電
話帳カードが取り外されている時の外光により本体側が
誤動作する恐れがある。
電話帳カードの装着構造に関しては、本体の操作面の一
部などに設けた凹部に嵌め込まれるかたちで装着する構
成が考えられ、その場合上記検出素子はこの凹部の内部
に設けられる。
[発明が解決しようとする課題] 上記構成において、リミットスイッチなどの機械的に動
作する素子を電話帳カードの検出素子として用いる場合
には、装着された電話帳カードにより操作される位置に
設ければよいと考えられており、従来では、この種の装
置は内部の構成によっているいろな位置にセンサを設け
ていた。第14図に従来の電話帳カードlの本体への装
着およびその検出機構の構造を一例を示す。
第14図において符号23は、装置本体の操作パネルで
、操作パネル23には深さd、図の左右方向にそった開
口長すの凹部26が設けられる。
凹部26の一端には、ばね31により付勢されたスライ
ド部材30が設けられており、電話帳カードlの一端を
図示のように、スライド部材30上部の係止部29bに
押し込み、さらに、スライド部材30を介してばね31
をたわませつつ、他端を凹部26の他端の係止部29a
下部に押し込むことにより電話帳カードlを装着する。
凹部26底面のスライド部材30側の操作パネル23端
縁からaの距離の位置には、リミットスイッチなどから
なる検出スイッチ28が内部のプリント基板27などに
より支持されている。
図示の状態は検出スイッチ28がまさに電話帳カードの
装着を検出する瞬間の状態を示している。このときの凹
部26の底面から電話帳カードlと検出スイッチ28の
接触部位の高さCは、特に考慮されていなかった。これ
は、検出スイッチ28が内部構造、見栄えなどを考慮し
て適当な位置に配置されるためである。なお、上記の検
出スイッチ28のアクチュエータの高さCは、検出スイ
ッチ28の機械的な作動しきい値に相当し、この高さよ
りも下に検出スイッチ28のアクチュエータが押下され
た場合検出スイッチ28がオンとなる。以下、上記の検
出スイッチ28の機械的な作動しきい値に相当する高さ
を作動高さという。
第14図の構造では、電話帳カードlが凹部26内部に
落し込まれ、係止部29aで係止された状態が正規の装
着状態で、この状態においてはじめて電話帳カードlと
本体の通信手段(不図示)が接続され、はじめて通信が
可能となる。
しかし、第14図の状態では、検出スイッチ28の作動
高さCがかなり高いので、この状態でもすでに検出スイ
ッチ28がオンとなり、電話帳カード1が装着t!され
ていると検出される。第14図の状態は、正規の装着状
態ではなく、本体と電話帳カード1との間の通信手段が
接続されていないが、この状態で検出スイッチ28がオ
ンとなると、本体側の通信手段が能動化されてしまう。
この時、外部の光もしくは音が電話帳カードlと本体の
隙間から本体側の通信手段である受光素子あるいはマイ
クに達し、これにより素子が反応して本体が誤動作して
しまう。
また、ユーザが通常の使用によってデータ授受を行なお
うとしても正しくセットされていないので、全くデータ
が伝達されなかったり、誤ったデータが伝達されて、こ
れも別の誤動作の原因となる場合が考えられる。
第15図は異なる検出スイッチ28の位置を示している
。この構造では、凹部26内のスライド部材30と反対
側の端部近くに検出スイッチ28を配置しており、第1
4図の構造と比較するとより深く電話帳カードlを押し
込み、正規の装着位置に近付けないと検出スイッチ28
がオンとならない。この点では、第14図の構造に比し
て電話帳カードlの装着をより正確に検出できると考え
られる。
しかし、ユーザが常に正しい装着方法で電話帳カード1
を本体に取り付けるとは考えられず、たとえば第16図
のように、先にスライド部材30と反対側の凹部26の
端部に電話帳カード1の端部を挿入した場合には、やは
り正規の装着状態ではないにもかかわらず検出スイッチ
28がオンとなり、上記同様の不都合を生じる。
以上の問題は、装置本体に対して装着または分離される
部分を有し、本体側の動作が分離部分の装着の有無に応
じて変更される電子機器に共通するものである。
本発明の課題は、以上の問題を解決し、正確に本体から
の分離部分の装着状態を検出でき、これに応じて本体と
分離部分の通信を確実に制御できる電子機器を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段1 以上の課題を解決するために、本発明においては、装置
本体と、この装置本体から分離して独立して使用可能な
分離部分を有する電子機器において、前記装置本体に、
前記分離部分を装着する凹部と、この凹部内に配置され
、前記分離部分が凹部内に取り付けられているかどうか
を検出する手段と、この凹部内に配置され、前記装置本
体と分離部分の間で所定の通信を行なう手段と、前記検
出手段の検出結果に応じて前記通信手段の動作を許可ま
たは禁止する制御手段が設けられ、前記分離部分の前記
凹部への装着操作の過渡期間中、分離部分が前記通信手
段に混入しうる外乱ノイズに関して前記凹部を完全に遮
蔽する期間においてのみ、前記検出手段により前記通信
手段の動作を能動化するよう前記凹部の形状、前記検出
手段の位置および作動条件を定めた構成を採用した。
[作 用] 以上の構成によれば、前記凹部の形状、前記検出手段の
位置の設定により、前記分離部分が前記通信手段に混入
しうる外乱ノイズに関して前記凹部を完全に遮蔽する期
間においてのみ、前記検出手段により前記通信手段の動
作を能動化することができる。
[実施例1 以下、図面に示す実施例に基づき、本発明の詳細な説明
する。ここでは、ファクシミリ装置の構成を例示するが
、従来例と同一ないし相当する部材に関しては同一符号
を付しその詳細な説明は省略する。
第1実施例 第1図は、本発明を採用したファクシミリ装置の外観を
示しており5図において符号lは着脱可能な表示および
操作部である電子電話帳カード、符号2はファクシミリ
装置本体で、符号21は原稿挿入口、符号22は原稿お
よび記録紙排出口、25はファクシミリ装置本体2の表
示器である。
符号23はファクシミリ装置本体2の操作パネルで、表
示器23a、テンキー23b、各種ファンクションキー
23cが配置されている。操作パネル23上の所定位置
には電話帳カードlが装着可能となっている。なお、操
作パネル23は、図示のように、装置前部の傾斜面に形
成されている。
ファクシミリ装置の通信にかかわる部分は、従来とまっ
たく同様に構成されるが、電話帳カードlはファクシミ
リ装置本体2の電話番号メモリを内蔵し、ファクシミリ
装置本体2に取り付けた状態および分離した状態におい
て電話番号を検索で 0 きる。特に本体取付時では、検索した電話番号データを
用いてその局を発呼することもできる。
また、電話帳カードlをファクシミリ装置本体2に取り
付けた状態では、後述の電話帳カードlの操作部での入
力は、所定の通信手段を介してファクシミリ装置本体2
に人力できる。
第2図は電話帳カードlの上面を示す外観図で、図にお
いて符号11は電話帳の動作状態やデータを表示するた
めの表示器、符号12はインタフェースであるキーボー
ドで、内部の電話帳メモリに対する電話番号の登録、検
索、編集などの作業を行なえるようになっている。電話
帳カード1の基本的な構成および、登録、検索、編集の
操作方式は、公知の電子手帳に着脱可能な電話帳カード
と同様であるのでここでは詳細な説明は省略する。
第3図は電話帳カードlの底面を示している。
第3図において符号13は電池蓋で、ネジによって電話
帳本体に固定されており、この中にリチウムバッテリー
などの電池が収納される。符号14はリセットスイッチ
で、このスイッチを押下、あるいはこのスイッチの押下
に加えてキーボード12で所定の操作を行なった場合、
電話帳内に記憶された種々のデータをクリアすることが
できる。
符号15はLED窓で、電話帳カード1本体に開いた穴
、もしくはLEDの発光する光を透過させる物質が充填
された穴から構成される。各々の窓の下の電話帳カード
l内部にLEDが配され、電話帳カード1のキーボード
12の所定操作によってメモリ内データに対応した光り
方をするようになっている。
これにより、ファクシミリ装置本体2側に光信号として
電話番号その他のデータを人力できる。
ファクシミリ装置本体2側には、光信号を検出するフォ
トセンサなと゛が設けられるのはし)うまでもない。こ
こでは不図示だが、逆にファクシミリ装置本体2側から
の光信号を受光するフォトセンサを電話帳カード1側に
設けてもよい。以上は光通信を行なう場合の構成である
が、音響信号による1 2 通信の場合には、上記LEDおよびフォトトランジスタ
は圧電素子などによるマイク、スピーカにより置換され
る。
第4図に、電話帳カードlのファクシミリ装置本体2へ
の取付構造を示す。
凹部26には、電話帳カードlのLED窓1窓上5下 ドlからのデータを受信するための不図示の受光素子も
しくはマイクが設けられている。これらの部材はパネル
下に位、置する操作部の電気基板27にハンダ付けされ
ており、電気的および機械的に結合されている。
このプリント基鈑27には、電話帳カードlの有無を検
出する検出スイッチ28が同様にハンダ付けされている
。ファクシミリ装置本体2の上記データ受信部は、電話
帳カードlが装着され、検出スイッチ28がオンの場合
にのみ能動化され、電話帳カードlからのデータを受信
する。
この検出スイッチ28のアクチュエータ部は凹部26に
開けられた穴から上面に飛び出しており、図示の状態を
オフ状態、凹部26の底面とほぼ同じ高さC′にまで押
し下げられた状態をオン状態とする。両状態の切換位置
は、2つの高さの中間にある。
第4図の各部材は、第9図のものと全(同じであるが、
検出スイッチ28の作動高さ(ストローク)C′のみが
異なっている。
このオフ状態の時の動作高さC′は、凹部26の深さ(
係止部29の高さ)dに係止部の間隔とスイッチに近い
側の引掛との間隔比a / bを乗じたものより小さく
設定しである。すなわち、C′は c’<d−a/b      ・・・(1)と設定する
以下では、わかりやすくするため、検出スイッチ28の
アクチュエータが少しでも下に動作するとオン状態にな
ると考える。すなわち、自由時の高さC′が作動高さと
なる。
第4図の状態では,検出スイッチ28はオフ状態で、し
たがって、受光素子もしくはマイクは第 3  4 ない。
すなわち、受光素子(またはマイク)は外部に対して何
の遮蔽物もなく露出しており、これらが動作していると
外光や外音によって誤動作が生じてしまう。しかし、検
出スイッチ28がオフ状態であるため、前記受光素子や
マイクなどは電気的に切断されており、誤動作しない。
第5図〜第7図は、第4図の構造において電話帳カード
lを装着する際の手順を示している。
電話帳カードlと凹部26の図の奥行方向(紙面垂直方
向)は1.ちょうどはまり合う大きさに形成されている
。まず、左の係止部29bの下に電話帳カード1の左端
を差し込んでA方向に力を加える。すると電話帳カード
lの左端はスライド部材30と接触し、スライド部材3
0はばね31の押圧力に逆らって左方向に移動し、電話
帳カードlも左方向に移動する。
電話帳カードlの右端が右の係止部29aを越えると、
電話帳カードlは第6図に示すように下方に移動する。
この段階で電話帳カード1の底面により検出スイッチ2
8のアクチュエータは作動高さC′より下方に移動され
、検出スイッチ28はオンとなり、したがって、ファク
シミリ装置本体2側の受光素子やマイクもオンとなる。
しかし、この時電話帳カード1は凹部26を完全に塞い
であり、外光や外音は受光素子やマイクに達しない。
ね31の付勢力によって電話帳カード1は右方向に移動
し、凹部26の右壁面に突き当たって停止する。
この時電話帳カードlの両端は係止部29によって引っ
かかり、簡単には外れなくなる。電話帳カードlを取り
外す時には、電話帳カードlの上面に左方向の押圧力を
加え、不図示の指かけ部などを介して電話帳カード1を
上に持ち上げる、あるいは検出スイッチ28のアクチュ
エータの反 5 6 光力ないし他の不図示の付勢手段などによりポツプアッ
プさせることにより電話帳カードlを取り外せる。
なお、本実施例では、説明をわかりやすくするために係
止部29、および電話帳カードl端面は矩形で示してい
る。そのため、第6図の状態では手を離せば途中で止ま
ってしまうようになるが、実際にはカードの端部に面取
りや曲面加工を施したりするためこの状態では止まらず
、第5図または第7図に示すようになる。
以、上の構成によれば、第5図では電話帳カードlの隙
間から光が侵入しても検出スイッチ28はオフであり、
また第7図では正常に電話帳カードlが装着された状態
であるため、どちらも問題はない。また、第6図の状態
では、電話帳カードlにより凹部26が遮蔽されるため
、このとき前記のようにわずかに一アクチュエータが押
下されても検出スイッチ28がオンとなる設定であって
も、ノイズによるファクシミリ装置本体2の誤動作を防
止できる。むろん、検出スイッチ28のアクチュエータ
が凹部26底面まで押下されてはじめて検出スイッチ2
8がオンとなる設定とすれば、より確実に着脱操作期間
でのファクシミリ装置本体2の誤動作を防止できる。
なお、第5図〜第7図の操作は正常な操作であるが、つ
ねにこのような装着方法がとられるとは限らない。しか
し、上記実施例によれば、たとえば、第8図(従来構造
の第16図に対応)のように凹部26内に電話帳カード
lが逆方向から挿入された場合でも、ファクシミリ装置
本体2の誤動検出スイッチ28の作動高さC′が(1)
式を満足するため、検出スイッチ28が電話帳カードl
に押されてオン状態になることはあり得す、ファクシミ
リ装置本体2の受光素子もしくはマイクはオフ状態であ
り、したがって、ファクシミリ 7 8 係止部の近い側の間隔の比を巣じたものより低くすると
いう簡単な構成により、ファクシミリ装置本体2の誤動
作を防止できる。
第2実施例 以上では、検出スイッチ28の作動高さ(C′)の面か
ら構造を捉えたが、検出スイッチ28の凹部26内部で
の位置から好適な構造を捉えることもできる。
第9図に異なる電話帳カードlの装着構造を示す、第9
図では、検出スイッチ28は凹部26の中央部に設けて
いる。より詳細には、スライド部材30が作用する方向
すなわち図の左右方向に関して、凹部26の左右端部の
係止部29a、29bの端部の中間位置に検出スイッチ
28のアクチュエータが位置するように配置される。
なお、第9図における検出スイッチ28のアクチュエー
タの高さは、C″で、これ以下の高さにアクチュエータ
が押下されたときはじめて検出スイッチ28がオンとな
るものとする。
その他の構成は、検出スイッチ28とファクシミリ装置
本体2の受信部の連動を含め前記実施例と全く同じであ
る。
第1O図〜第12図に第9図の構造における電話帳カー
ドlの装着操作を示す。操作自体は第5図〜第7図のも
のと全く同じである。
まず、第10図の状態では、検出スイッチ28のアクチ
ュエータは電話帳カードlに触れておらず、ファクシミ
リ装置本体2の受信部はオフ状態であり、外光、音など
が混入してもファクシミリ装置本体2の誤動作は生じな
い。
第11図の状態では、電話帳カード1の下降にともない
、検出スイッチ28のアクチュエータが電話帳カードl
と触れ、下方に押下される。電話帳カードlによりほぼ
完全に受信部が設けられた凹部26が遮蔽されるため、
作動高さC″未満検出スイッチ28がオンとなるもっと
も厳しい設定においても、ファクシミリ装置本体2の誤
動作は生じない。
さらに、第12図の状態においては、電話帳カード1が
完全に装着され、ファクシミリ装置水 9 0 体2と正常なデータ送受信を行なえる。電話帳カード1
とファクシミリ装置本体2の送受信部は完全に整合して
おり、外乱ノイズの混入は第11図の場合同様に考えら
れず、当然、誤動作の心配はない。
第1O図〜第12図の操作に関しては、検出スイッチ2
8の作動高さが関連しており、第1O図の状態において
は少なくとも電話帳カードlと検出スイッチ28が触れ
ないのが好ましい。
検出スイッチ28を、凹部26の中間位置、より厳密に
は係止部29a、29b(ないし凹部26の開口寸法の
両端)の中間位置に配置する利点は、第8図、第16図
と同様に第13図のように逆方向から電話帳カードlが
挿入された場合でも、第1O図と同じ高さより低い位置
に電話帳カードlの底面が下降せず、したがって、検出
スイッチ28がオンとならず、ファクシミリ装置本体2
の誤動作を生じない点にある。
すなわち、検出スイッチ28が凹部26の中央位置に設
けられているので、いずれの挿入方向に関しても検出ス
イッチ28が同じ機械的条件のもとに制御され、第16
図の従来例のように電話帳カードlの挿入方向によって
誤動作が生じたり生じなかったりする不都合を解消でき
る。
以上に2つの実施例を示したが、2つの実施例の構造を
組み合せることができるのはいうまでもない、2つの実
施例の組合せで最も好ましい構造は、検出スイッチ28
を凹部26の実質開口の中点に配置し、その作動高さを
(1)式を満足するように定めたものである。
なお、上記の2つの実施例をより上位の概念からとらえ
た構造は次のようなものである。
電話帳カードlの凹部26への装着操作の過渡期間中、
分離部分が前記通信手段に混入しうる外乱ノイズに関し
て凹部26を完全に遮蔽する期間においてのみ、検出ス
イッチ28により通信手段の動作を能動化するよう凹部
26の形状、検出スイッチ28の位置および作動条件を
定めた構造である。
各実施例の構成を一方のみ使用する場合はもち1 2 ろん、2つの実施例を組合せて実施する場合においても
、他の部材との兼ね合いで、検出スイッチ28の位置や
作動高さを上記各実施例の条件範囲を逸脱しない範囲内
で変更できるのはいうまでもない。
以上では、ファクシミリ装置に着脱可能な電話帳カード
の例を示したが、装置本体から分離される部分を有する
各種の電子機器に上記の各種の構成を実施でき、同様の
効果があるのはいうまでもない。
[発明の効果] 以上から明らかなように、本発明によれば、装置本体と
、この装置本体から分離して独立して使用可能な分離部
分を有する電子機器において、前記装置本体に、前記分
離部分を装着する凹部と。
この凹部内に配置され、前記分離部分が凹部内に取り付
けられているかどうかを検出する手段と、この凹部内に
配置され、前記装置本体と分離部分の間で所定の通信を
行なう手段と、前記検出手段の検出結果に応じて前記通
信手段の動作を許可または禁止する制御手段が設けられ
、前記分離部分の前記凹部への装着操作の過渡期間中、
分離部分が前記通信手段に混入しうる外乱ノイズに関し
て前記凹部な完全に遮蔽する期間においてのみ、前記検
出手段により首記通信手段の動作を能動化するよう前記
凹部の形状、前記検出手段の位置および作動条件を定め
た構成を採用しているので、前記凹部の形状、前記検出
手段の位置の設定により、前記分離部分が前記通信手段
に混入しうる外乱ノイズに関して前記凹部を完全に遮蔽
する期間においてのみ、前記検出手段により前記通信手
段の動作を能動化することができ、構成部品を増加させ
ることなく、簡単安価な構造により分離部分の装着状態
に応じて確実に分離部分と本体の通信を制御できるとい
う優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を採用したファクシミリ装置の構成を示
した外観斜視図、第2図は第1図の電話帳カードの外観
斜視図、第3図は電話帳カードの裏面の外観斜視図、第
4図は電話帳カードのファ 3 4 クシミリ装置本体への取り付は構造の第1実施例を示し
た断面図、第5図〜第8図は第4図の構造における電話
帳カードの装着操作を示した断面図、第9図は電話帳カ
ードのファクシミリ装置本体への取り付は構造の第2実
施例を示した断面図、第10図〜第13図は第9図の構
造における電話帳カードの装着操作を示した断面図、第
14図〜第16図は従来の電話帳カードの装着構造およ
び動作を示した断面図である。 l・・−電話帳カード 2・・・ファクシミリ装置本体 11・・−表示器    12・・・キーボード15・
・・LED窓   23・−操作パネル26・・・凹部
     27−・−プリント基板28・・・検出スイ
ッチ 29・・・係止部30・・・スライド部材 31
・・・ばね 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)装置本体と、この装置本体から分離して独立して使
    用可能な分離部分を有する電子機器において、 前記装置本体に、 前記分離部分を装着する凹部と、 この凹部内に配置され、前記分離部分が凹部内に取り付
    けられているかどうかを検出する手段と、 この凹部内に配置され、前記装置本体と分離部分の間で
    所定の通信を行なう手段と、 前記検出手段の検出結果に応じて前記通信手段の動作を
    許可または禁止する制御手段が設けられ、 前記分離部分の前記凹部への装着操作の過渡期間中、分
    離部分が前記通信手段に混入しうる外乱ノイズに関して
    前記凹部を完全に遮蔽する期間においてのみ、前記検出
    手段により前記通信手段の動作を能動化するよう前記凹
    部の形状、前記検出手段の位置および作動条件を定めた
    ことを特徴とする電子機器。
JP1289896A 1989-11-09 1989-11-09 電子機器 Pending JPH03151756A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018046499A (ja) * 2016-09-16 2018-03-22 株式会社リコー 画像形成装置、及び搭載部材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018046499A (ja) * 2016-09-16 2018-03-22 株式会社リコー 画像形成装置、及び搭載部材

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