JPH03149377A - 一軸偏心ねじポンプ - Google Patents
一軸偏心ねじポンプInfo
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- JPH03149377A JPH03149377A JP28654189A JP28654189A JPH03149377A JP H03149377 A JPH03149377 A JP H03149377A JP 28654189 A JP28654189 A JP 28654189A JP 28654189 A JP28654189 A JP 28654189A JP H03149377 A JPH03149377 A JP H03149377A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2/00—Rotary-piston machines or pumps
- F04C2/08—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
- F04C2/10—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
- F04C2/107—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member with helical teeth
- F04C2/1071—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member with helical teeth the inner and outer member having a different number of threads and one of the two being made of elastic materials, e.g. Moineau type
- F04C2/1073—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member with helical teeth the inner and outer member having a different number of threads and one of the two being made of elastic materials, e.g. Moineau type where one member is stationary while the other member rotates and orbits
Landscapes
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- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、特に粘性の高い流体の輸送に好適な一軸偏心
ねじポンプに関するものである。
ねじポンプに関するものである。
一軸偏心ねじポンプは粘性の高い流体でも圧送でき、定
量性があるという特長を有しているため、オイルや塗料
、パルプ液などの高粘性流体や薬液、食品などの圧送に
使用されていた。
量性があるという特長を有しているため、オイルや塗料
、パルプ液などの高粘性流体や薬液、食品などの圧送に
使用されていた。
この一軸偏心ねじポンプの構造は、第1図に示すように
、回転軸に対して偏心した円形断面を有する雄ねじ状の
ロータ2を、長円形断面を有し、ピッチがロータ2の2
倍である雌ねじ状の内面を形成したステータ1に内装し
、前記ロータ2には、2つのユニバーサルジヨイント3
,3、コネクティングロッド4を介してシャフト5が連
結され、軸封部6でシールされていた。該シャフト5に
よって前記ロータ2を回転させれば、ロータ2は回転軸
を中心として回転すると共に、固定されたステータlの
軸心に対して偏心運動を行うことによ→て流体を吸込ロ
アから吐出口8へ圧送できるようになっていた。
、回転軸に対して偏心した円形断面を有する雄ねじ状の
ロータ2を、長円形断面を有し、ピッチがロータ2の2
倍である雌ねじ状の内面を形成したステータ1に内装し
、前記ロータ2には、2つのユニバーサルジヨイント3
,3、コネクティングロッド4を介してシャフト5が連
結され、軸封部6でシールされていた。該シャフト5に
よって前記ロータ2を回転させれば、ロータ2は回転軸
を中心として回転すると共に、固定されたステータlの
軸心に対して偏心運動を行うことによ→て流体を吸込ロ
アから吐出口8へ圧送できるようになっていた。
また、ステータ1は金属、ゴムなどから形成されており
、ロータ2、コネクティングロッド4、シャフト5など
はすべて金属からなっていたが、近年ステータlあるい
はロータ2をセラミックスで形成することによって、高
温流体や腐蝕性流体を圧送でき、摩耗を少なくするよう
にした一軸偏心ねじポンプが開発されてきた。
、ロータ2、コネクティングロッド4、シャフト5など
はすべて金属からなっていたが、近年ステータlあるい
はロータ2をセラミックスで形成することによって、高
温流体や腐蝕性流体を圧送でき、摩耗を少なくするよう
にした一軸偏心ねじポンプが開発されてきた。
たとえばステータ1をセラミックスで形成する場合は、
内面形状と同形状の中金型を用いて、ラバープレス、鋳
込みなどにより成形した後焼成するようにしていたく特
開昭62−29781号公報参照)。
内面形状と同形状の中金型を用いて、ラバープレス、鋳
込みなどにより成形した後焼成するようにしていたく特
開昭62−29781号公報参照)。
ところが、上記の如きセラミックスからなるステータ1
の内面やロータ2の外面は非常に複雑な形状であるため
焼成後の研削を行っておらず、収縮率のばらつきや焼成
時の変形などにより、寸法精度に限界があった。たとえ
ば、セラミックスからなるステータ1とロータ2を用い
た一軸偏心ねじポンプではステータlとロータ2の間の
隙間が300μm程度生じていた。
の内面やロータ2の外面は非常に複雑な形状であるため
焼成後の研削を行っておらず、収縮率のばらつきや焼成
時の変形などにより、寸法精度に限界があった。たとえ
ば、セラミックスからなるステータ1とロータ2を用い
た一軸偏心ねじポンプではステータlとロータ2の間の
隙間が300μm程度生じていた。
また、特開昭63−102864号公報に示されるよう
に、ロータ2のみを研削することも考えられていたが、
それでもステータ1とロータ2の隙間は150μm程度
生じてしまい、このような一軸偏心ねじポンプはポンプ
効率が低く、水などの粘度の低い流体は圧送不能である
といった問題があった。
に、ロータ2のみを研削することも考えられていたが、
それでもステータ1とロータ2の隙間は150μm程度
生じてしまい、このような一軸偏心ねじポンプはポンプ
効率が低く、水などの粘度の低い流体は圧送不能である
といった問題があった。
上記に鑑みて本発明は、一軸偏心ねじポンプのロータお
よびステータをセラミックスにより形成するとともに、
ロータの外面およびステータの内面を研削することによ
って両者の隙間を100μm以下としたものである。
よびステータをセラミックスにより形成するとともに、
ロータの外面およびステータの内面を研削することによ
って両者の隙間を100μm以下としたものである。
また、上記ロータの研削は、円柱状砥石を用い、該円柱
状砥石の側面がロータの曲面に法線方向から接するよう
に予め位置を計算しておき、ロータの回転と円柱状砥石
の送りを同期させることによって行なう。
状砥石の側面がロータの曲面に法線方向から接するよう
に予め位置を計算しておき、ロータの回転と円柱状砥石
の送りを同期させることによって行なう。
さらに、ステータの研削は、内面と同形状の雄ねじ状で
かつ先細状の総形砥石を挿入し、ステータと総形砥石を
相対的に往復動させながら、徐々に総形砥石を進めてゆ
くことによって行なう。
かつ先細状の総形砥石を挿入し、ステータと総形砥石を
相対的に往復動させながら、徐々に総形砥石を進めてゆ
くことによって行なう。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
この一軸偏心ねじポンプの構過は、第1図に示すように
、回転軸に対して偏心した円形断面を有する雄ねじ状の
ロータ2を、長円形断面を有し、ピンチがロータ2の2
倍である雌ねじ状の内面を形成したステータlに内装し
、前記ロータ2には、2つのユニバーサルジヨイント3
,3、コネクティングロッド4を介してシャフト5が連
結され、軸封部6でシールされている。該シャフト5に
よって前記ロータ2を回転させれば、ロータ2は回転軸
を中心として回転すると共に、固定されたステータlの
軸心に対して偏心運動を行なうことによって流体を吸込
ロアから吐出口8へ圧送できるよになっている。
、回転軸に対して偏心した円形断面を有する雄ねじ状の
ロータ2を、長円形断面を有し、ピンチがロータ2の2
倍である雌ねじ状の内面を形成したステータlに内装し
、前記ロータ2には、2つのユニバーサルジヨイント3
,3、コネクティングロッド4を介してシャフト5が連
結され、軸封部6でシールされている。該シャフト5に
よって前記ロータ2を回転させれば、ロータ2は回転軸
を中心として回転すると共に、固定されたステータlの
軸心に対して偏心運動を行なうことによって流体を吸込
ロアから吐出口8へ圧送できるよになっている。
また、上記ステータ1、ロータ2はセラミ、クスにより
形成されており、第1図中のA−A線断面図を第2図に
示すように、ステータlの内面は長円形断面であり、ロ
ータ2の断面は円形となっている。そしてステータ1内
面の短径をD11ロータ2の直径をD2とすると、両者
の隙間Cは、C=D、−D2で与えられ、結局隙間Cは
り、とD2の寸法精度によって決定されるものである。
形成されており、第1図中のA−A線断面図を第2図に
示すように、ステータlの内面は長円形断面であり、ロ
ータ2の断面は円形となっている。そしてステータ1内
面の短径をD11ロータ2の直径をD2とすると、両者
の隙間Cは、C=D、−D2で与えられ、結局隙間Cは
り、とD2の寸法精度によって決定されるものである。
そこで、本発明では以下に示すようにステータlの内面
、ロータ2の外面を研削することによって、D、、D、
の寸法精度を高めて隙間Cを小さくし、特に隙間Cを1
00μm以下とすることによって水などの粘度の低い流
体でも圧送できるようにポンプ効率を高めたものである
。
、ロータ2の外面を研削することによって、D、、D、
の寸法精度を高めて隙間Cを小さくし、特に隙間Cを1
00μm以下とすることによって水などの粘度の低い流
体でも圧送できるようにポンプ効率を高めたものである
。
次にステータlの研削方法について説明する。
第3図において、1は中金型を用いて成形後焼成してな
るセラミックスのステータであり、このステータ1をヘ
アリング11を用いて保持部+AIOに回転自在に保持
しである。また総形砥石12は、面舵ステータ1の内面
と同形状の雄ねじ状であり、金属からなる基体の表面に
#120程度のダイA・モンド砥粒を電着したものであ
る。この総形砥石12は、先端部12aに向けてテーバ
状に小断面となるような先細形状であり、根元部]21
〕から、ステータ1の全長と同じ長さの範囲は正規寸法
となっている。
るセラミックスのステータであり、このステータ1をヘ
アリング11を用いて保持部+AIOに回転自在に保持
しである。また総形砥石12は、面舵ステータ1の内面
と同形状の雄ねじ状であり、金属からなる基体の表面に
#120程度のダイA・モンド砥粒を電着したものであ
る。この総形砥石12は、先端部12aに向けてテーバ
状に小断面となるような先細形状であり、根元部]21
〕から、ステータ1の全長と同じ長さの範囲は正規寸法
となっている。
この総形砥石12をステータ1の内面に挿入し、研削液
13を供給した状態で、前記総形砥石12を前後に往復
させながら徐々に先端方向へ進めどゆiJ6一 ば良い。このとき先端部12aでは小断面であるため総
形砥石12とステータ1の内面との間にクリアランスが
あるが、根元部12b近傍では総形砥石12は正規寸法
となっているため、この間のテーパ形状によって、ステ
ータの1の内面を徐々に研削できる。そして、総形砥石
12の正規寸法部分がステータ1の内面を完全に通過す
るまで総形砥石12を進めれば研削は終了する。
13を供給した状態で、前記総形砥石12を前後に往復
させながら徐々に先端方向へ進めどゆiJ6一 ば良い。このとき先端部12aでは小断面であるため総
形砥石12とステータ1の内面との間にクリアランスが
あるが、根元部12b近傍では総形砥石12は正規寸法
となっているため、この間のテーパ形状によって、ステ
ータの1の内面を徐々に研削できる。そして、総形砥石
12の正規寸法部分がステータ1の内面を完全に通過す
るまで総形砥石12を進めれば研削は終了する。
また、総形砥石12の動きは単に前後動するだけである
が、総形砥石12およびステータ1の内面の形状はねじ
状となっているため、総形砥石12の前後動に応じてス
テータ1は従属回転し、ステータlの内面をすべて均一
に研削することができる。
が、総形砥石12およびステータ1の内面の形状はねじ
状となっているため、総形砥石12の前後動に応じてス
テータ1は従属回転し、ステータlの内面をすべて均一
に研削することができる。
次にロータ2の研削方法について説明する。
第4図(a)は平面図、第4図(b)は正面図、第4図
(C)は側面図である。第4図(a)〜(c)中、2は
一軸偏心ねじポンプ用のロータであり、窒化珪素、アル
ミナなどのセラミックスからなるものである。また、2
0は円柱状砥石であり、これは円柱状の基体の表面にダ
イヤモンド一等の砥粒を固着してなるものである。
(C)は側面図である。第4図(a)〜(c)中、2は
一軸偏心ねじポンプ用のロータであり、窒化珪素、アル
ミナなどのセラミックスからなるものである。また、2
0は円柱状砥石であり、これは円柱状の基体の表面にダ
イヤモンド一等の砥粒を固着してなるものである。
この円柱状砥石20を回転させながら、その側面20a
で、ロータ2の表面を研削してゆくが、このときロータ
2をW軸(X軸まわりの回転)方向に回転させながら、
円柱状砥石20をX軸、Y軸、Z軸方向に制御しつつ、
X軸方向に移動させてゆ(Jば、ロータ2の全面を研削
することができる。また、第4図(a)に示すようにロ
ータ2表面の研削点Bを研削する場合には、研削点Bに
おけるロータ曲面の法線りを計算しておき、円柱状砥石
20の中心Rがこの法線り上にくるように円柱状砥石2
0の位置を設定しておけば良い。
で、ロータ2の表面を研削してゆくが、このときロータ
2をW軸(X軸まわりの回転)方向に回転させながら、
円柱状砥石20をX軸、Y軸、Z軸方向に制御しつつ、
X軸方向に移動させてゆ(Jば、ロータ2の全面を研削
することができる。また、第4図(a)に示すようにロ
ータ2表面の研削点Bを研削する場合には、研削点Bに
おけるロータ曲面の法線りを計算しておき、円柱状砥石
20の中心Rがこの法線り上にくるように円柱状砥石2
0の位置を設定しておけば良い。
また、このようにして研削されたローク2は、第4図(
b)に示すように、根元部2aが曲面状となり、かつ研
削痕2bは長袖方向にスパイラル状に形成されることか
ら、いずれもロータ2の抗折強度を大きくするように作
用する。
b)に示すように、根元部2aが曲面状となり、かつ研
削痕2bは長袖方向にスパイラル状に形成されることか
ら、いずれもロータ2の抗折強度を大きくするように作
用する。
さらに、上記のようにして研削した後のステータ1、ロ
ータ2.の表面は、研削痕を有し、表面粗さ5〜68程
度の面であるが、このままポンプと−7〜 して使用しても特に問題はない。ただし、必要があれば
、研削後、バレル研磨を行なって、表面粗さ28以下の
なめらかな面とすることもできる。
ータ2.の表面は、研削痕を有し、表面粗さ5〜68程
度の面であるが、このままポンプと−7〜 して使用しても特に問題はない。ただし、必要があれば
、研削後、バレル研磨を行なって、表面粗さ28以下の
なめらかな面とすることもできる。
特に食品の圧送に用いる場合は、ステータ1、ロータ2
の表面をなめらかな面としておくことによって付着物の
除去を容易にできる。
の表面をなめらかな面としておくことによって付着物の
除去を容易にできる。
次に、本発明の一軸偏心ねじポンプにおいて、ステータ
1、ロータ2に用いるセラミック材について説明する。
1、ロータ2に用いるセラミック材について説明する。
上記ロータ2はステータ1の内部で互いに摺動しながら
激しく回転するため、これらの材料として要求される特
性は、靭性が高く、摺動性に優れていることである。
激しく回転するため、これらの材料として要求される特
性は、靭性が高く、摺動性に優れていることである。
そこで、さまざまなセラミック材について、靭性と摺動
性を調べた。靭性については臣n界応力拡大係数(K+
c)によって評価し、また摺動特性については、明確な
基準はないが、硬度、高温強度、熱伝導率などの特性、
および実験結果などから相対的に評価した。結果は第1
表に示す通りである。
性を調べた。靭性については臣n界応力拡大係数(K+
c)によって評価し、また摺動特性については、明確な
基準はないが、硬度、高温強度、熱伝導率などの特性、
および実験結果などから相対的に評価した。結果は第1
表に示す通りである。
第1表
¥セラミックス セラミック
ス 第1表中、Nalは8
0〜95重量%のSiJaを主成分とし、焼結助剤とし
てY2O2、Ah03を含むものである。この窒化珪素
質セラミックスは、結晶がアスペクト比2〜20の針状
結晶となっているため靭性が高く、かつ摺動特性も優れ
ていることから、一軸偏心ねじポンプ用の材料として最
も優れている。なお、Malは常圧焼結によるものであ
るが、焼結助剤の量を減らしてGPS (ガス圧焼結)
、HIP (熱間静水圧プレス)、HP(ホットプレス
)などで焼結することにより、強度、靭性を−層高める
ことができる。
ス 第1表中、Nalは8
0〜95重量%のSiJaを主成分とし、焼結助剤とし
てY2O2、Ah03を含むものである。この窒化珪素
質セラミックスは、結晶がアスペクト比2〜20の針状
結晶となっているため靭性が高く、かつ摺動特性も優れ
ていることから、一軸偏心ねじポンプ用の材料として最
も優れている。なお、Malは常圧焼結によるものであ
るが、焼結助剤の量を減らしてGPS (ガス圧焼結)
、HIP (熱間静水圧プレス)、HP(ホットプレス
)などで焼結することにより、強度、靭性を−層高める
ことができる。
また、阻2は80〜95重量%のSiCを主成分として
、焼結助剤としてYz03、A1103を含み液相焼結
したものである。この炭化珪素質セラミックスAは−1
の窒化珪素質セラミックスと類似した特性を示している
。一方、嵐3は80〜95重量%のSiCを主成分とし
、焼結助剤としてB(ホウ素)、C(炭素)を含有して
固相焼結したものである。この炭化珪素質セラミックス
Bは−性がやや低いが、固相焼結であるため耐蝕性に優
れており、特に薬品の圧送に適している。
、焼結助剤としてYz03、A1103を含み液相焼結
したものである。この炭化珪素質セラミックスAは−1
の窒化珪素質セラミックスと類似した特性を示している
。一方、嵐3は80〜95重量%のSiCを主成分とし
、焼結助剤としてB(ホウ素)、C(炭素)を含有して
固相焼結したものである。この炭化珪素質セラミックス
Bは−性がやや低いが、固相焼結であるため耐蝕性に優
れており、特に薬品の圧送に適している。
さらに、翫4のジルコニアセラミックスは、ZrO,を
主成分とし、安定化材として3m01%程度のy、o3
を含有してなる部分安定化ジルコニアセラミックスであ
る。このジルコニアセラミックスは靭性は高いが、摺動
特性が悪いためあまりふされしいものではなかった。
主成分とし、安定化材として3m01%程度のy、o3
を含有してなる部分安定化ジルコニアセラミックスであ
る。このジルコニアセラミックスは靭性は高いが、摺動
特性が悪いためあまりふされしいものではなかった。
また、Ik5はAltosを99%程度含有し、焼結助
剤としてSiO、MgO、CaOなどを含有したアルミ
ナセラミックスであり、特性的にはやや劣るが、厳しい
環境でなければ充分使用することができる。
剤としてSiO、MgO、CaOなどを含有したアルミ
ナセラミックスであり、特性的にはやや劣るが、厳しい
環境でなければ充分使用することができる。
なお、その場合は、A1103含有量99%以上のもの
が好ましい。
が好ましい。
以上のように、本発明の一軸偏心ねじポンプを構成する
ステータ11ロータ2の材質としては、アルミナセラミ
ックスでも良いが、厳しい環境で使用する場合は、窒化
珪素質セラミックス、炭化珪素質セラミックスが優れて
おり、なかでも第1表中Nalに示す窒化珪素質セラミ
ックスが最も優れていた。また、特に薬品の圧送に用い
る場合は、耐蝕性に優れた阻3の炭化珪素質セラミック
スが良い。
ステータ11ロータ2の材質としては、アルミナセラミ
ックスでも良いが、厳しい環境で使用する場合は、窒化
珪素質セラミックス、炭化珪素質セラミックスが優れて
おり、なかでも第1表中Nalに示す窒化珪素質セラミ
ックスが最も優れていた。また、特に薬品の圧送に用い
る場合は、耐蝕性に優れた阻3の炭化珪素質セラミック
スが良い。
さらに、上記ステータ11ロータ2は、高温流体圧送時
でも互いの隙間の大きさが変わらないように、両者を同
じ材質としたものが良いが、炭化珪素質セラミックスと
窒化珪素質セラミックスのように熱膨張率の類似したち
の同士であればこれらの組合わせとすることもできる。
でも互いの隙間の大きさが変わらないように、両者を同
じ材質としたものが良いが、炭化珪素質セラミックスと
窒化珪素質セラミックスのように熱膨張率の類似したち
の同士であればこれらの組合わせとすることもできる。
ここで、本発明実施例として、第1表中嵐1の窒化珪素
質セラミックスによりステータ1および直径15 +m
mのロータ2を形成して一軸偏心ねじボンブを構成し、
第2表に示すようにステータ1とロータ2の隙間Cの大
きさを変化させ、それぞれ回転数500回転/分で清水
を圧送したときの締め切り圧力を比較した。
質セラミックスによりステータ1および直径15 +m
mのロータ2を形成して一軸偏心ねじボンブを構成し、
第2表に示すようにステータ1とロータ2の隙間Cの大
きさを変化させ、それぞれ回転数500回転/分で清水
を圧送したときの締め切り圧力を比較した。
第2表
阻 研削の ステータとロータ 締め切り有無 の隙
間 (μm) 圧力(m)° 第2表において、嵐3
はステータ1側に研削を行なわない比較例であり、ステ
ータ1とロータ2の隙間が150μlあるため、締め切
り圧力が5mと低く、清水の圧送には使用できなかった
。これに対して、本発明実施例である血1.2はステー
タ1およびロータ2を研削することによって両者の隙間
を100μl以下としたため締め切り圧力を20m以上
とでき、清水の圧送に通常使用できる程度の性能であっ
た。
間 (μm) 圧力(m)° 第2表において、嵐3
はステータ1側に研削を行なわない比較例であり、ステ
ータ1とロータ2の隙間が150μlあるため、締め切
り圧力が5mと低く、清水の圧送には使用できなかった
。これに対して、本発明実施例である血1.2はステー
タ1およびロータ2を研削することによって両者の隙間
を100μl以下としたため締め切り圧力を20m以上
とでき、清水の圧送に通常使用できる程度の性能であっ
た。
畝上のように本発明によれば、一軸偏心ねじポンプのロ
ータおよびステータをセラミックスで形成するとともに
、両者の隙間を100ミー以下としたことによって、ポ
ンプ効率が高く、水などの低粘性流体でも圧送できるだ
けでなく、耐蝕性、耐摩耗性、耐熱性等にも優れた高性
能の一軸偏心ねじポンプを提供できる。
ータおよびステータをセラミックスで形成するとともに
、両者の隙間を100ミー以下としたことによって、ポ
ンプ効率が高く、水などの低粘性流体でも圧送できるだ
けでなく、耐蝕性、耐摩耗性、耐熱性等にも優れた高性
能の一軸偏心ねじポンプを提供できる。
第1図は一軸偏心ねじポンプの構造を示す断面図、第2
図は第1図中のA−A線断面図である。 第3図は本発明の一軸偏心ねじポンプを構成するステー
タの研削方法を示す断面図である。第4図(a)〜(c
)はそれぞれ本発明の一軸偏心ねじポンプを構成するロ
ータの研削方法を示しており、第4図(a)は平面図、
第4図(b)は正面図、第4図(c)は側面図である。 1・・・ステータ 2−−・ロータ3・・・ユニバ
ーサルジョイン1− 4・・・コネクティングロッド 5・・・シャフト
図は第1図中のA−A線断面図である。 第3図は本発明の一軸偏心ねじポンプを構成するステー
タの研削方法を示す断面図である。第4図(a)〜(c
)はそれぞれ本発明の一軸偏心ねじポンプを構成するロ
ータの研削方法を示しており、第4図(a)は平面図、
第4図(b)は正面図、第4図(c)は側面図である。 1・・・ステータ 2−−・ロータ3・・・ユニバ
ーサルジョイン1− 4・・・コネクティングロッド 5・・・シャフト
Claims (1)
- 回転軸に対して偏心した円形断面を有する雄ねじ状のロ
ータを、長円形断面で雌ねじ状の内面をもったステータ
に内装してなる一軸偏心ねじポンプにおいて、前記ロー
タおよびステータをセラミックスで形成するとともに、
両者の隙間を100μm以下としたことを特徴とする一
軸偏心ねじポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1286541A JP2866969B2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | 一軸偏心ねじポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1286541A JP2866969B2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | 一軸偏心ねじポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03149377A true JPH03149377A (ja) | 1991-06-25 |
JP2866969B2 JP2866969B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=17705751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1286541A Expired - Fee Related JP2866969B2 (ja) | 1989-11-02 | 1989-11-02 | 一軸偏心ねじポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2866969B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1559913A1 (fr) * | 2004-01-30 | 2005-08-03 | Christian Bratu | Pompe à cavités progressives |
JP2005344587A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Heishin Engineering & Equipment Co Ltd | 一軸偏心ねじポンプ |
-
1989
- 1989-11-02 JP JP1286541A patent/JP2866969B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1559913A1 (fr) * | 2004-01-30 | 2005-08-03 | Christian Bratu | Pompe à cavités progressives |
FR2865781A1 (fr) * | 2004-01-30 | 2005-08-05 | Christian Bratu | Pompe a cavites progressives |
US7413416B2 (en) | 2004-01-30 | 2008-08-19 | Pcm Pompes | Progressing cavity pump |
JP2005344587A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Heishin Engineering & Equipment Co Ltd | 一軸偏心ねじポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2866969B2 (ja) | 1999-03-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |