JPH03148423A - 自動飲料製造装置のカップ分配装置 - Google Patents

自動飲料製造装置のカップ分配装置

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JPH03148423A
JPH03148423A JP2128942A JP12894290A JPH03148423A JP H03148423 A JPH03148423 A JP H03148423A JP 2128942 A JP2128942 A JP 2128942A JP 12894290 A JP12894290 A JP 12894290A JP H03148423 A JPH03148423 A JP H03148423A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ファーストフードレストランなどで完全に自
動化された方式で飲み物の注文を受は入れ、飲み物の注
文を完成してこれに蓋をし、搬出部に配列する自動飲料
製造装置のカップ分配装置に関するものである。
さらに詳しくは、本発明の主題はキャッシュレジスタな
どから飲み物の注文を受は入れ、異なる飲み物サイズお
よび好み、氷の有無に対して、もし望むなら完全に蓋を
したカップによって飲み物の注文を搬出部に配列する自
動飲料製造装置のカップ分配装置に関するものである。
「従来技術および発明が解決しようとする課題」自動飲
料製造装置は、例えば、クイックサービスやファースト
フード店等において、飲料物の注文に無人処理できるよ
うに設計されたものである。
クレドルによる米国特許4319441号には、本発明
に関連のある自動飲料混合分配システムが開示されてお
り、これはカップ分配器がカップを分配し、ソフト飲料
の材料や氷を導いて混合するものである。自動蓋分配器
は、蓋装着器により適用されるカップには蓋を分配し、
その後蓋には指示された味に対応するマークが付けられ
る。カップはカップに表示を付すための表示器によって
完全なサイクルで処理される。この表示器は、カップを
保持するポケットを端部に有する上部および下部のアー
ムからなり、カップを1つの部から次の部へ動かす。ク
レドルのシステムの欠朱の1つは、カップを表面をすべ
らせて運ぶので、カップが滑る表面に、飲み物がこぼれ
ると汚染やゴム状のべとつきを生じ、さらに、カップの
滑りを妨げる可能性があるという汚染問題を有すること
である。多様なカップサイズに対して、ポケットは調整
可能である。カップ表示器は180°回転し、そして、
カップの中に飲み物混合物や氷を導く充填部のポケット
の一方の位置、及びカップに蓋をする蓋装着1部のポケ
ットの他方の位置において停止する。カップ搬出器は、
蓋が付けられた後のカップに接触する上部および下部の
アームを備えており、カップ表示器のポケットからカッ
プを取り去る。カップ搬出器はカップを放出するために
135°の円弧状に移動し、そして、方向変換してその
原位置にもどる。クレドルによる飲料混合分配システム
は本発明のごとく包括的で、また、十分な自動化はされ
ておらず、単に一度に2つの異なる飲み物を処理するこ
とができるにすぎず、本発明の主題に準じた7つの異な
る飲み物に比較して処理できる数が少ない。さらに、ク
レドルのシステムは水分配器の接続器の容量が小さく、
また、キャッシュレジスタから受は入れた注文の処理を
直接接続するような完全自動化はなされていない。
クレドルのシステムは、本発明のカップ旋H式コンベア
で提供されるようなカップを十分な量だけ格納できる能
力はない。クレドルの特許で開示されているものでは、
カップ分配装置単体はカップが積み重ねられたスタック
から底部のカップをフランジによって落とし、所定位置
に導く6つのカムを持っている。個々のカップ分配装置
単体は連動して回復スプリングを伴った単ソレノイドに
より作動する。さらに、例えば、16ozから24oz
のように、、カップ分配装置はカップサイズ範囲の多様
さに適応できるように調整し得るものである。
「課題を解決するための手段および作用」本発明はカッ
プの積み重ねられたスタックから底部のカップを分離す
るカップ分配装置に関するもので、分配されるカップの
スタックを支持するカップ分配器を兼ね備えている。カ
ップ分配器は実質上水平なピボツトに関して中枢的に取
り付けられている。これは、カップを供給している間、
積み重ねられたカップの底部を分配用円弧状経路を介し
て環状に動くようにするためにカップ分配器が旋回され
るようにするためである。このカップ分配装置は、さら
に、前記分配用円弧状経路に沿ったカップ分配器中のカ
ップスタックに対向する側に固定された対向する一対の
カップ分離部材をHしている。この一対のカップ分離部
材は、カップのリムの真下の広さに実質上等しい寸法離
間されている。対向するカップ分離部材の各々は、少な
くとも一つのカップ分離ウェッジ(V字形状部)を有し
ている。そしてこれらウェッジは対向するカップ分離用
部材に設けられた類似のカップ分離用ウェッジと対向す
るように設けられている。これらの対向して配置された
カップ分離ウェッジは、カップ分配器が分配用円弧経路
に沿って回転されたとき移動してカップスタックから最
底部のカップを分離する。
自動飲料製造装置は、円周上に互いに離間して配置され
た多数のカップホルダを有する回転可能な飲料搬送手段
を備えている。実施例に開示したものでは、飲料搬送手
段は、周方向に離間して設けられた4つの部分、すなわ
ち、カップ分配、水分配、ソーダ分配、蓋装着とマーキ
ングを行う部分を搬送して各飲み物を調整する。幾つか
の実施例では、蓋装着部は完全に省略されうろことが有
り、そこでは、蓋のされていない容器によって最終的な
飲料物が分配される。搬送機構は、例えば、第1の部分
でカップが配られるように設計された回転コンベアであ
り、このとき、第2の部分では他のカップに氷が満たさ
れ、第3番目の部分ではさらに他のカップにソーダが満
たされるようになっている。旋回式搬送機構の使用は本
発明のカップ分配部と蓋分配部の双方にまで広げられる
。このシステムはあらゆる商業的応用や分割されている
氷分配器と接続できるように設計されるとともに、顧客
の注文の入力に直接的に答えることができるキャッシュ
レジスタシステムとも接続できる。搬出部において、カ
ップは直線式昇降台(エレベーター)によって、カップ
は旋回式搬送機構から持ち上げられる。昇降台は蓋の装
着およびマーキング処理を通して−カップを上下に運び
、その後、完成した飲み物は搬出コンベア兼置き場に送
られる。
回転可能な旋回式飲料搬送機構は、カップの縁部の下を
支持しているカップホルダによって各カップを運ぶ。こ
の設計による1つの利点は、処理されている他の飲み物
から飲み物が溢れることによるシステムの汚染を防止で
きるということである。
これは、あふれた飲み物がドレイン領域1こ落下するた
めであり、これによりシステムの連続的操作が妨げられ
るのを避けることができる。
自動飲料製造装置は処理部またはカップホルダの数をよ
り少なく、もしくは、より多く備えることができる。例
えば、飲み物の分配は一つもしくはそれ以上のシロップ
分配部と、分離された炭酸水分配部に分離されることが
できる。さらに、シロップ、炭酸水、氷を含む飲料物成
分の分配する注文は多様な態様に変えられる。
1つの設計され開示された実施によれば、自動飲料製造
装置は毎分10個の完成された飲料物を分配し、最初の
ドリンクには15秒を要し、各追加ドリンクに対しては
5秒を要するように設計されている。20個に達する完
成された飲料物を装置の搬出コンベアにためることがで
きる。例えば、実施例のものでは、!注文当たり4個の
飲料物を伴う5つの注文を集められるが、他の実施例で
は、より多くの又はより少ない数の製造された飲料を置
いておくために延長したり短縮することができる。本発
明の実施例によれば、自動飲料製造装置のカップ分配器
は3つのカップサイズ、普通16オンスサイズと22オ
ンスのサイズと、販売促進プラスチックカップである3
2オンスサイズのとを700カップ分収納できるように
設計されている。しかしながら、異なるカップサイズの
異なる数は他の実施例において、実施されている。16
オンス及び22オンスのカップはカップ上部が同じ直径
である。また、飲料物搬送器は各寸法に合わせられた交
換できるカップホルダを有している。
16オンスおよび22オンスは同一の大きさであり、3
2オンスの販売促進カップは第2の大きさである。16
オンス及び22オンスのカップには、650個の蓋収納
部から蓋が装着される。3種の、低力ロリー、紅茶、そ
の他の飲料物であることを明らかにするためのマークが
蓋に付けられる。
この技術に従う本発明のカップ分配器は、カップ分配装
置の中に支持されたカップのスタックの最底部のカップ
を分離するものである。
カップ分配器には、実質的に水平のピボツトによりカッ
プスタックが旋回可能に取り付けられ、このカップスタ
ックはカップの分離操作を通して、周期的に揺動しなが
ら回転する。カップ分配器のカップスタックに対向する
側には、!対のカップ分離部材が設けられている。これ
らのカップ分離部材は、実質的にカップの縁の下方のカ
ップ幅に等しい間隔だけ離間し、また一対の相対するカ
ップ分離部材は、各々、少なくともlっのカップ分離ウ
ェッジを備え、このカップ分離ウェッジは、相対するカ
ップ分離部材にそれぞれ対向するように設けられている
。相対する位置に設けられたカップ分離ウェッジは、分
離移動アームが旋回する前に、カップスタックから最底
部のカップを共同して分離する。一対の相対するカップ
分離部材の各自は、前後の2つのカップを垂直方向に分
離する際に、前後双方のカップ位置に対応する上側およ
び下側のカップ分離ウェッジを備えている。相対するカ
ップ分離部材は、カップ分配器の完全な2回の揺動サイ
クルの間に、カップスタックの最底部のカップを分離す
るための2つの工程を行う。
好適な実施態様において、カップ分離装置は、周囲にカ
ップ分配器を複数個設けたカップ搬送機構を備えている
。これらのカップ分配器は、カップ搬送機構の上に設け
られたピボツトに、旋回可能に取り付けられている。各
々のカップ分配器は、カップ搬送機構上の中立停止位置
よりも外方側に付勢された状態で設けられている。カッ
プ搬送機構はステッピングモータによ−り回転駆動され
、駆動パルスでコントロールされる。
各々のカップ分配器にある一対の相対するカップ分離部
材は、回転するカップ搬送機構に支持されている。いず
れかのカップ分配器は、カップ落下部署に位置させるこ
ともできる。さらに、このカップ分配機構では、カップ
落下部署で、いずれか1つのカップ分配器が動作する。
このカップ分配機構は、カップ分配機構を制御する制御
機構により出されるパルスにより回転駆動される。
カップ分配器はステプピングモータによって回転され、
この回転により分配操作を行うスライダークランク機構
と、各々のカップ分配器上のコンタクトアームの移動す
る位置に設けられたスライダーバーを備えている。さら
に、スライダーバーので端が近接した位置には誘導セン
サが設けられ、スライダークランク機構が分配サイクル
を完全に動作した後、スライダーバーが復帰するのを検
出する。
このカップ分配装置にあっては、2つの駆動機構によっ
てカップ搬送機構に保持された6つのカップスタックの
うちのいかなる1つからでもカップを分配できる。第1
の駆動機構、すなわちステッピングモータは、所定のス
タックをカップ分配部のカップ分配位置に回転させるの
に用いられる。   第2の駆動機構、すなわちステッ
ピングモータは、カップを分配するのに使用される。
本発明によるカップ分配器の独特の設計の特徴は、カッ
プスタックを分配するのに小さい揺動によってカップの
スタックを動かす点であり、これはカップの近くの間で
移動する分割部材よりも対向する分割部材を通してカッ
プスタックを移動させるという他の従来技術の分配器に
比べて明確に異なっている。この設計思想は単純なピボ
ットの使用で済むということであり、単一の駆動機構で
全ての動きを実現できるのが特徴である。設計の本質は
パブケージサイズの最小化を可能とすることであり、結
果的に少ない移動部材でより信頼性のあるシステムとす
ることができる。
1  各自のカップスタックは、カップ搬送機構上に単
純なビンピボットにより旋回可能に取り付けられ、カッ
プ搬送機構の中心軸に接近したり離れたりしてピボット
の回りを円弧状に揺れて回転する。
各カップスタックの間にはスプリングが設けられ、各カ
ップスタックはそのスプリングの反発力により、中立停
止位置の外方側に付勢された状態で設けられている。こ
のスプリングは、単純に曲げられたもので、対面するカ
ップスタックが停止する外方の通常の位置の間に圧縮し
て設けられている。
カップ搬送機構は外方の通常の位置にあるカップスタッ
クを伴って回転する。
カップ分配装置は3つの主要な要素を備えており、それ
はカップ搬送機構、カップ搬送駆動機構、カップ分配器
駆動機構である。カップ分配器は、幾つかのサイズの十
分な量のカップを貯蔵し、ピーク需要時に多量の飲み物
を扱うレストランで再充填の必要なしに分配できるよう
に設計されている。
カップ分配器におけるカップ搬送駆動機構には2つの機
能があり、第1は、所定サイズのカップタワーを旋回式
飲料搬送手段上のカップ分配部でカップホルダ上に位置
させることであり、第2は、カップ搬送機構の構造上の
支えとなることである。
カップ搬送機構は、ステッピングモータ、駆動トレイン
、エンコーダディスクとセンサ、出力軸、支持枠を有し
ている。この部分の独特の構造は単純で、低コストの機
構およびカブブタワーの位置を見つけるエンコーダが用
いられていることである。この設計は、幾度となく電源
を入り切りすることなしに、システムが正しいカブブタ
ワーの位置を見つけることを可能にする。この配置でカ
ップコンベアはカップ搬送駆動機構のステプピングモー
タによってコントローラの命令下で回転する。
カップ搬送駆動機構は、比較的簡単な配列にすることが
でき、この配列ではステッピングモータはカップ搬送機
構を回転させるプーリに接触しているベルトによーり駆
動される。またカップ搬送機構の位置は、固定的なエン
コーダ・デコーダにより検出され、これらは互いに関連
してカップ搬送機構と共に回転するエンコーダプレート
に取り付けられている。
処理されるべき飲料注文のために所定のカップサイズを
保持している所定のカップスタックが分配位置に回転す
ると、カップ分配駆動機構はカツープ分配サイクルを通
して駆動される。カップ分配駆動機構は、根本原理とし
てステプピングモータで駆動されるクランクアームを用
いており、このアームは旋回するように作動アームに取
り付けられである。この作動アームはその第2の端部が
カブ−プ搬送機構の中心軸に対して接近・離間する方向
に直線的に摺動するスライダーバーに接合されている。
アクチュエータアームの第2の端部には、コンタクト用
かぎ状拡張部が設けられており、このコンタクト用かぎ
状拡張部はカップスタックに当接するコンタクトアーム
の後部に位置している。
この機構によると、ステッピングモータがクランクアー
ムを1回転駆動するとき、最初の1つのサイクルでカッ
プ搬送機構の中心軸から離れ、その後その方向にいくよ
うにコンタクト用かぎ状拡張部が駆動される。これは、
一対の対向するカップ分離部材によってカップスタック
が駆動されることにより生ずる。スライダーバーは、そ
の端部の近くに設けられた誘導センサを有しており、カ
ッ1分配モータは誘導センサが1つの完成したサイクル
、すなわち誘導センサから取り除かれたスライダーバー
によって示されたとき、またはシステムの休止、中断を
検出するまでパルスが供給される。この設計の利点は、
システムが小さな中断やカップの詰まりによっても駆動
されることである。
カップ分配器における全部の部材の設計では、−度に1
つのカップスタックのみが移動できることが要求される
ので、ステプピングモータのサイズを小型化できる。
カップ分離部材は、独特の形状をなしており、カップス
タックの最底部のカップとその上のカップとを複数の段
階°を経て分離する手法が取られる。
各自のカップ分離部材は、それぞれのカップスタックの
底の分離部材と相対して、カップ分離フィンガーと、そ
れと鏡面的に配置された第2のカップ分離フィンガーと
を備えている。これらのカップ分離フィンガーは、ちょ
うどカップの縁の直下の外部幅だけ離間した位置にある
。カップスタックが揺動動作されている間、カップ分離
フィンガーは定位置を維持されている。カップ搬送機構
の回転中の動作に従って動作する。カップ分離動作の最
初の2つの段階では、カップが前後に交差する関係にあ
る分離フィンガーに引き出され、分離フィンガーの曲面
がカップを押して各々を離間させ、下方の2つのカップ
の間に、双方のカップが分離できるような十分なスペー
スを設け、最底部のカップをカップ保持フィンガー上に
落とす。第3の分−離段階では、飲料搬送機構の上に、
カップホルダが位置した時点でカップを落とす。
要するに、カップ分離操作は段階的な2つの完全な手順
を必要としている。その1つはカップ分配機構の動作で
ある。これはフィンガ一方式によるカップの移動による
。第1の段−階では、フィンガーの力でカップが一部分
離される。第2の段階を通して、カップは一層分離され
、最終段階の位置にてカップ落下準備を終える。このシ
ステムでは、底部のカップは水平に移動するクランク機
構の最初の半工程の間に、非常に速やかに分離される。
1つのカップを分離する間、そのカップの直ぐ上にある
次のカップは、スタックから分離され得る状態にある。
これら2つの分離段階を用いた手法では、2つのカップ
の縁に力を加えずに分離することができる。これによっ
てカップ縁の損害発生と強い抑圧の原因とを減少させる
ことができる。また、2つの段階での分離操作によって
小さな移動距離での分離が可能となり、カップ分離機構
の構造が簡略化される。
この発明の自動飲料製造装置のカップ分配機における前
述の目的および利益は、いく一つかの好適な実施例の以
下の詳細な説明および添付図面を参照することによって
当業者により理解されるであろう。なお、これらの図面
において類似部分は同一符号をもって示してある。
「実施例」 第1図ないし第3図には、カウンター12上に配置され
た自動ドリンクメーカlOが詳細に描かれている。この
ドリンクメーカioは、商業的に利用できる分配する氷
の給配機14の前に配置されており、自動ドリンクメー
カシステムのコントローラを収容するコントローラキャ
ビネット15を含んでいる。自動ドリンクメーカは、米
国特許申請(ドケブト;docket7300 )に詳
しく説明されかつクレームされている。この自動ドリン
クメーカは、第1図および第2に示すように、7杯まで
平行に処理できるように設計された旋回式飲料(カップ
)搬送手段16によって主に構成されている。
この飲料搬送手段璽6は、−4r11所の飲料調整位置
を間欠的に通過する円形軌道に沿ってカップを搬送する
。この飲料搬送手段I6は、カップ分配部璽7、水分配
部18、ソーダ分配部20、搬出部22の4箇所の調整
処理位置に、各カップを円形軌道に沿って間欠的に搬送
する。搬出位置22において、カップは直線昇降搬送手
段(以下、昇降台と記す)24に移される。この昇降台
24は、カップを昇降して蓋取り付け−マークングせし
め、ついで完成された飲料を、押し出し、または掃引ア
ーム26によって搬出コンベアー28に移動できる適当
な高さに設けられた台にカップを搬送する。
第1図および第5図に示されている注文番号表示部29
は、押し出しコンベアー28に隣接した位置に設けられ
ている。この注文番号表示部29は、各室成された飲料
の組み合わせを示す飲料注文番号を表示する。注文番号
は、搬出コンベアー28の動きに伴う権利を表示すると
共に、完了した飲料注文が搬出コンベアー28上に載置
されていることを示す。
自動飲料メーカIOは、旋回式コツプ搬送機構34を備
えている。この旋回式コツプ搬送機構34は、少なくと
も2種類、できれば3種類のサイズの異なるカップを、
カップ分離分配機に供給するためのものである。このカ
ップ分離分配機は、適当な大きさのカップを飲料搬送手
段璽6のカップホルダーに分配する。さらに、旋回式蓋
搬送機構56は、この蓋分配装着機に供給される蓋が積
み重ねられてなるスタックを4組保持している。
蓋分配装着機は、蓋スタックから蓋を分離し、そしてそ
れを完成した飲料カップの上に装着する。
ディスプレイ19は、運転操作員への種々のメツセージ
、データ、例えば蓋やカップの再供給や、特定箇所の詰
まりを点検を表示したり、注文が入ったことを表示する
ために設けられている。また入カポタンは、入力命令を
表示するためにも利用できる。あるいは蓋再供給の命令
が出されたような特殊な行為を指示するためにも利用で
きる。
第6図および第7図は、旋回式飲料搬送手段I6の運転
システムと昇降台24の運転システムの詳細を示してい
る。旋回式飲料搬送手段I6は垂直出力軸21上に装着
されている。ステプピングモータ23は、垂直出力軸の
底部に緊密に固定されたプーリー25を、それらの間に
張り渡されたベルトドライブによって動かす。エンコー
ダーブレート27は、垂直出力軸21に、それと共に回
転するように緊密に固定されている。このエンコーダー
プレート27の周囲には、エンコーダープレート27に
隣接して配置されたエンコーダー検出器31によって感
知される広狭異なる大きさの8つの光透過用切り込み2
9が形成されている。
カップ搬送手段は、要求されたカップの搬送手段に達す
るためには(//Rえば90度回転するためには)、所
定の数(例えば800)のパルスが出力されるステッピ
ングモータ23によって勤−かされる。
そしてその回転は、エンコーダー検出器31によって検
知される。前記エンコーダープレートセンサーの信号が
、システムコントローラによってチェックされ、これに
より011−OFF信号が正しい時期に受信されている
か否かが確認される。この装置は、同期化されている。
もし搬送手段同期エラーが検出されると、エラーメツセ
ージ搬送手段点検°が表示され、る。これに答えて操作
員は、飲料搬送機構を点検する。そしてボタンを押して
、詰まったカップがなく搬送手段が詰まりが解消された
ことを処理装置に信号で伝える。その信号が受信される
と、この装置は、搬送手段のステプビングモータを広い
または狭いスロットの1つの位置まで律動させる。前記
切り込は、円板状エンコーダープレートの周方向に45
度間隔で設けられている。
その円板状エンコーダープレートを進めスロットを通過
するために要求されたパルス数は、それが広いスロット
であるか狭いスロットであるかを示す。このシステムは
、立ち往生する前に操作されていた時の4分円の位置を
認識しているので、その位置ろ正確に確認することがで
き、運転を再開できる。
第6図は、昇降台24を示している。昇降台24はステ
ップモータ33によって、スクリュー伝動装置35を介
して垂直昇降動作される。またこの昇降台24は、垂直
に張り渡されているスライダー連結部材37によって動
きを支持されている。
この昇降台は、蓋閉止およびマーカ位置である第4の作
動位置に動く。この位置で、昇降台24は、搬送手段か
ら飲料を持ち上げ、蓋を閉止するための適正高さにそれ
を位置させる。昇降台24のその位置は、システムのス
イッチが入れられた時に最初初期化される。そしてこの
時この位置はメモリーに維持され、トレースされる。こ
の昇降台は、ステッピングモータ33によって駆動され
るスクリュー伝動装置35を備えている。加えてこの昇
降台は、昇降台が搬出コンベア28の位置にあるとき関
連したエンコーダタイプの感知器によって検知される切
欠を有する直線エンコーダプレートを備えている。パル
ス命令が昇降台を動かすために与えられたとき、システ
ム処理装置はエンコーダセンサが変位を検知する時間の
計算と、その時の変位を求める。算出された時間に変位
が検出されない場合は、装置は同期化していない。そし
て操作員は、昇降台の問題を点検するように通告される
。そして昇降台か点検され操作できる状態になった後、
ボタンを押すことによってそれを指示する。そして、こ
の装置は、エンコーダプレートの切り込みを検出するこ
とによってそれ自身で再び同期化する。そして通常の操
作を再開する。
まず最初、飲料搬送機構に駆動命令を出すより前に、昇
降装置が妨げない下降位置に在るように決定するために
昇降台の位置がシステム処理装置によって常に確認され
る。−飲料搬送手段から昇降台に引き渡される所定の大
きさのカップは、感知される。蓋装着機は、飲料搬送手
段より上方に所定間隔離れている。そして、処理装置は
、蓋を装着される容器のサイズに応じ、全種類のカップ
共通の標準蓋装着位置にカップを上昇させる為に必要な
垂直方向への移動量を決定する。昇降機がカップの、縁
を標準蓋装着位置に上昇させた時、この蓋装着器は、装
着位置に蓋を備えた状態で最も外側の位置に予め待機し
ている。
昇降台24と飲料搬送手段16との両者の動作は、異な
るサイズのカップに対応するように、プログラムするこ
とができる。飲料搬送手段16は、搬送されるカップの
サイズに応じて90度または45度動作できる。昇降台
24は、フィンチの回動作を行うもので、異なるカップ
サイズに対応してその往復運動工程の中のどのような位
置でも停止するようにプログラムされる。
2つの異なるサイズのカップのホルダー30は、第2図
に示すように、飲料搬送手段に結合されている。そして
両者は同様の方法で操作される。−方のカップホルダー
は、同一径の上部縁を有している中(16オンス)また
大(22オンス)のカップを搬送する大きさに形成され
ている。また第2のカップホルダーは、販促用カップ(
32オンス)用の大きに形成されている。重要な設計的
特徴は、このカップホルダー30が受動的な装置である
ことである。第1図および第2図に示されているように
、カップホルダー30は飲料調整周期を通じてカップを
保持し、搬出部22にて昇降台34によるカップ取り出
しを許容する。このカップホルダー30の形状はカップ
の先細影状に依存している。このカップホルダー30の
開口は、カップが昇降台24によって上昇されたとき、
カップがこのカップホルダーから滑り出ることができる
大きさであって、かつカップがその縁部の下を支持され
て搬送される時にはその中に安定して保持される大きさ
に形成されている。
カップ分配器17は、第8図に示すように、2つの作動
装置によって旋目弐カップ搬送機構34に設けられた6
つのスタック′32のいずれかーっからカップを分配す
るものである。第1の作動装置であるステプピングモー
タは、適切なスタックをカップ分配部17上にあるカッ
プ分配部に循環させるために使用されるカップ搬送駆動
機構36の一部である。また第2の作動装置であるステ
ッピングモータは、カップを分配するために用いられる
。カップ分配器の設計的特徴は、カップを分配するため
にカップのスタックを小さく揺動動作(3,6°)させ
ることにある。そしてこの点は、隣接するカップ間を分
離部材が動くというよりもカップのスタック44対向す
る分離部材を通過して動くという点で従来の他の分配技
術と明確に異なっている。この設計思想は、単純なピボ
ットを使用できることと、単一のアクチュエータで全て
の分離動作を規定できることである。この設計の実際は
、パッケージサイズを最小限にすることを可能にする 各カップのスタック32は、旋回式カップ搬送機構に設
けられた単純なビンピボット4oの周囲に旋回可能に取
り付けられている。各スタック32はピボット40の周
囲°をカップ搬送機構の中心軸に対して近付いたり離れ
たりするように円弧上に揺動しつつ回転できる。また各
スタック32は、付勢スプリング42によって外方に偏
るように付勢されている。第8図に示すように、このス
プリング42には、通常より外方に位置した、対向する
するスタック32間に圧縮して設けられている単純に曲
げられたスプリングを使用できる。旋回式カップ搬送機
構は、それらの通常の外方位置に−位置されたカップス
タックを伴って回転する。
カップ分配器は、旋回式カップ搬送駆動機構36と、カ
ップ分配器駆動機構38と、旋回式カップ搬送機構34
との3つの主要な要素を備えている。このカップ分離器
は、大型レストランでもピーク需要時に補充する必要が
生じないように十分な量のカップを貯え分配できるよう
に設計されるている。最近の設計によって示される実施
例では、旋回式カップ搬送機構はカップを700個(1
6オンスの中カップ450個、22オンスの大カップ2
00個、32オンスのジャンボカップ50個)を貯蔵す
る。
カップ分配器の旋回式カップ搬送駆動機構36は、2つ
の機能を有している。第1は適正サイズのカップタワー
を、飲料搬送手段のカップ分配部Iフにあるカップホル
ダー上に位置させることであり、第2は旋回式カップ搬
送機構34を構造的に支持することである。旋回式カッ
プ搬送駆動機構は、ステプピングモータと、駆動トレイ
ンと、エンコーダーディスクおよびセンサと、出力軸と
、支持フレームとを備えている。この部分の独特の特徴
は、単純で低コストの機構およびカブブタワーの位置を
定めるエンコーダーを使用した点である。この設計は、
幾度となく電源を入れたり切っ たりすることなくシス
テムが正確なカップタワーを見付けることを可能にする
。この装置では、コントローラの命令下でカップ搬送駆
動機構36のステプビングモータにより旋回式カップ搬
送機構34が回転される。駆動装置36は、旋回式カッ
プ搬送機構を回転させるプー9−に装着されたベルトを
ステッピングモータで駆動することにより比較的単純に
構成できる。また旋回式カップ搬送機構の位置は、旋回
式カップ搬送機構と共に回転するエンコーダープレート
と関連した位置に載置された固定されたエンコーダー検
知器によって感知される。これは旋回式の飲料搬送手段
に対する上記の記載と同様である。
いったん、処理される注文に応じて適正なサイズのカッ
プを保持する所定のカップスタック32が第8図の左側
スタックで示された分配部に回転されると、カップ分配
器駆動機構38は、カップ分配器サイクルを通じて操作
される。カップ分配器駆動機構38は、第8図および第
18図に示されているように、基本的にステッピングモ
ータが駆動するクランク腕39によって構成されている
このクランク腕39は、図中41の位置で作動アーム4
3に対して旋回するように設けられている。
作動アーム43は、その第2の端部で、旋回式カップ搬
送機構の中心軸に対して接近、離間する直線的な摺動動
作46を行うスライダーパー44に連結されている。作
動アーム43の第2の端部は、カップスタック32に取
り付けられたコンタクトアーム50の後方に位置される
コンタクト用かぎ状拡張部48を備えている。この装置
のステプピングモータがクランク腕39を一回の全周期
を通して動かしたときコンタクト用かぎ状拡張部48は
、図中46で示されるように、旋回式カップ搬送機構の
中心軸に対−して最初離間しついで近付くlサイクルの
動作を行う。この動作は、第10図に示された一対の対
向する分離フィンガー52゜54間を通過するようにカ
ップスタックが動かされる原因となる。分離フィンガー
52.54に付いては以下に詳しく説明する。スライダ
ーパー44は、その端部に設けられえた誘導センサー4
5を有している。またカップ分離器のモータは、誘導セ
ンサーからスライダーバーが取り去られることにより完
全なlサイクルを誘導センサ45が検知するまで、また
は立ち往生を示すようなシステム時間超過が検知される
まで、パルスを受ける。
この設計の利点は、システムが重要でない立ち往生とカ
ップ詰まりを生じた間にも駆動可能であることである。
この機構全体の設計には、一回に1つのカップスタック
だけ動かされる一方、唯一のステッピングモータが全て
のカップスタックのために利用されることが要求される
旋回式カップ搬送機構は、6個のカップスタック、それ
らのスタックを旋回するための支持構造40(第8図)
、カップ分離用部材(フィンガー)52.54およびカ
ップスタック復帰用スプリング42からなっている。
カププ分離用フィンガー52.54は、第1Oないし1
4図に示されているように、スタックの一番下のカップ
をその直ぐ上にあるカップから分離するためのユニーク
な構造を有しており、多段階の分離方法を用いている。
1組のカップ分離用フィンガー52、ら4は第10図に
示されていて、もうlっの鏡面対称形状のカップ分離用
フィンガーが、カップの縁の直下にカップの外径だけ離
れて、それぞれのカップスタックの底部に置かれている
。カップ分離用フィンガー52.54は、カップスタッ
ク32が揺動運動θをしつつ動いている間はカップスタ
ックに関して静止状態に保持されている。第11112
および13図に示したカップの分離の最初の2つの段階
では、カップは相対的に静止しているフィンガーに交差
して前後に引っ張られる。カップ分離用フィンガーの曲
面がカップを離れる方に押して、最低部の2つのカップ
の間隔が、一番下のカップをカップ支持用の下部のフィ
ンガーの上に落下させるに十分となるようにする(第1
3図)。第3の段階(第14図)では、カップがカップ
搬送手段上のカップホルダーの上に正しく位置されたと
きに、カップを落下させる。
カップの分離は、2つの完全なサイクルを要求する2つ
の工程からなる。この2つの工程は、カップ分配器の各
動作に対する工程と、カップをフィンガー内を通過させ
る工程とである。まず最初の段階で、フィンガーはカッ
プの一分的な分離を行う。第2の段階においてカップは
より一層分離されて、最終段階において落とされるのに
十分なように分離が完了する。システムが用意されたら
、第13図に示したように、スライダークランク機構の
最初の半ストロークで底側のカップが迅速に分配される
。そして、1つのカップが分配される一方で、その上の
次のカップが直ちにスタックから分離される。
分離のためのこの2段の工程は、カップの縁に対して作
用させる力がより小さくでも2つのカップの分離を可能
とすると共に、カップの縁の損傷および噛み込みの余生
率を低減する。またこの2段の工程は、小さな移動距離
での分離を可能とし、カップ分離機構設計の小型化も可
能とする。
第11図に示したように、分離の第1の段階において、
上右例のフィンガー54の上面で、最底部のカップがま
ず最初に支持される。第11図に示した位置から第12
図に示した位置にまでカップスタックが左側に揺れると
、上左側のフィンガー52の下面が最下部のカップの分
離を行い、第12図に示したようにカップが落ちて、下
左側フィンガー52の上面に支持される。次にカップス
タックが右に揺れると、下右側フィンガー54の下面に
よって最下部のカップが分離される。そして第13図に
示したようにカップが落ちて、下右側フィンガー54の
上面に支持される。カップスタックが再度左側に揺れる
と、底部のカップは、下左側フィンガー52の下面によ
って外される。そしてカップは分配されるように下右側
フィンガー54の上面から外されて、旋回式飲料搬送手
段のカップホルダに落とされる。
氷配給器14の接触面において、氷配給器はシステムの
付加装置として扱われる。自動飲料製造装置には、機器
の背後にオープニングが設けられており、氷配給器から
の落とし口が飲料メーカの水分配部に合わせるよう便宜
を図られている。飲料メーカーの後部の接続器は氷配給
器へ入出力信号を送り、氷の量とそれを分配するタイミ
ングを制御する。
ソーダ分配ヘッドは、自動飲料メーカめソーダ分配部2
0の上に位置している。飲料分配器は、米国特許出願の
No、107403にソフトドリンク分配器として記述
されているような瞬時に注げるタイプのものである。適
度な味と分量を調節する際に飲料メーカ内での制御が決
定される。分量はシステムコントローラによって満量の
カップサイズと分配ヘッドからの(各々の味に対する)
流量を知4ことによって計算される。計算値は、特定の
味のシロップと炭酸水がカップを満たすのに必要な時間
である。分量コントロールはまたコントローラから切り
離すことが出来、それにより飲料製造装置を手動で作動
することが出来る。さらに位置制御はまた氷を必要とせ
ず、カップの頂上薫で満たすような特別の飲料の注文も
扱うことができる。
M分配器は米国特許出願(ドケプト:7302)に詳細
が記述、クレーム化されており、第9.15.16図の
ように示される。上記蓋分配器は、蓋を保存する、積み
重ねられた蓋から最底部の蓋を切り離す、カップの上に
切り離された蓋を装着するという3つの作用を果たす。
蓋は旋回式蓋搬送機構56に4つに積み重ねられて保存
される。
4つに積み重ねることによって、大収容レストランでも
需要のピーク時間を通じて蓋補充の必要が生じないよう
に設計されている。旋回式蓋搬送機構は回転基板58か
らなるが、この回転基板は4つの円形穴57を持ち、そ
の穴により4つの蓋の積み重ねる位置が決められる。各
々の蓋の積み重ね(蓋スタック)は、2つの垂直に伸び
たクランク$59と、基準線60によって示された正方
形状で、蓋スタックの高さ方向に伸びた中央の維持ハウ
ジングとによって位置を固定される。回転基板58、は
飲料メーカのコントローラーの制御下でステッピングモ
ーター6菫により回転することが出来る。上記ステフビ
ングモーター61は回転基板58の回りに取り付けられ
たベルト63を回転させる。旋回式蓋搬送機構56の回
転基板58は据え付けの基板60上の4つの蓋スタック
を支える。蓋スタックは、旋回式蓋搬送機構の回転の間
に上記据え付は基板60を通って移動する。蓋分配器6
4は基板60中の円形穴66の下に位置しており、新た
な蓋スタックが回転し、円形穴66に達すると、基板6
◎を通って蓋がスライドすることができるように位置し
ている。そしてその穴のところで回転は止まり、新たな
蓋スタックが穴66を通って蓋分配器64上に落ちる。
蓋分配器64の蓋スタックが現在の高さ以下に下がった
とき、第15.16図に示された蓋スタック減少検出用
光学センサー68は、蓋分配器64内の蓋スタックに隣
接する基板60の下に位置し、信号をコントローラーに
送る。その結果、旋回式蓋搬送機構は回転し、より多く
の蓋を蓋分配器64の中に置かれる。
蓋搬送機は、旋回式蓋搬送機構56、駆動モーター61
とセンサーからなる。具体的な一例として、旋回式蓋搬
送機構は30インチの塔であり、4つの蓋スタックを調
節することが出来る。蓋分配器が蓋を必要とする時、蓋
積み重ね減少検出用光学センサー68によって検出され
、蓋の塔はシステムコントローラーの制御下で回転され
る。そして蓋スタックが基板60の穴66を通して蓋分
配器64に落ちることが出来る位置まで回転される。旋
回式蓋搬送機構は、コントローラーによって、4つの蓋
スタックの各々が基板の穴と一直線上に並び、蓋を分配
することが出来る位置まで回転される。もし4箇所試み
た後でも、蓋が蓋分配器に馬ばれず、蓋スタック減少検
出用光学センサー68による検知が行われたら、そのと
きオペレーターはディスプレイ19上に旋回式蓋搬送機
構は空で補充が必要であるとの表示を受ける。
蓋分配器64は第15.16図に示されるように、蓋を
スタックの底から引っ張り、それを第15図に示される
蓋装着870に渡す直線的な動きを行う。蓋装着器70
はカップの上をまっすぐ動き、蓋を装着する。蓋の装着
手順の始めに、蓋は第16図のようにカップの前縁に懸
かる。装着器が後方に引かれると、蓋は装着器から引き
出され、蓋押圧部器71によりカップの上に装着される
蓋押圧部71は蓋が装着器から構成される装置蓋を下方
向に埋し付け、カップの上に蓋をパチンと締める。蓋装
着器70は、高強度の合金により構成されるのが望まし
い。その合金は蓋装着器のゆがみの程度によらず、蓋に
下方の決められた力を与えるように設計されている。カ
ップは蓋装着器の多少のゆがみを起こすであろう高さに
関して、許容誤差内で供給されるものと考えられている
蓋分配器64は、分配されるべき蓋スタックを支えるた
めの蓋塔72とホック74と蓋搬送器76とドライブス
テッピングモーターとドライブ構成要素からなる。ドラ
イブ構成要素はステプビングモーターによって駆動され
たスクリュードライブ77と2つの間の空いたスライダ
ーパーフ9からなる。蓋搬送576はステッピングモー
ターとスクリュードライブ77によってスライダー棒7
9に沿って直線的に動く。また蓋搬送器は、その間に積
み重ねられた蓋を支えることが出来る1組の間の空いた
側面の支えを持つ搬送枠と、スプリングバイアスを持つ
ホックと蓋押圧部を備えた接続枠部分を含んでい名。蓋
スタックを支える塔72は旋回式蓋搬送機構から蓋を受
は入れ、ホック74が積み重ねられた蓋の底を通って入
り、最も底の蓋の内側の口を捕まえられるように設計さ
れている。蓋に懸けられたホックと共に、蓋搬送器は前
方に移動し、積み重ねられた蓋の下から蓋を取り出す。
塔の前にあるすき間78は、1度に1つの蓋のみがその
中を通過出来るように設計されている。−度積み重ねら
れた蓋から蓋が引き抜かれると、分配器はサイクルを繰
り返す。サイクルを通じて2度目に、最初の蓋は蓋装着
器70の中に押し入れられ、2番目の蓋は積み重ねられ
た蓋から引き抜かれる。
蓋装着器70は蓋分配器の蓋搬送器76に取り付けられ
、カップに対して蓋が正しく位置するように、またカッ
プの上に被せるのに必要な力を与えるように作用する。
蓋分配器が後方に移動すると、蓋装着器70はカップの
上端を引きずり、それが動くに従ってカップに蓋を取り
付ける。装着器は輪郭縁を持つ単純な片持ちばりの板で
ある。
この装置の重要なデザイン上のパラメーターは、片持ち
ばりの板のスプリングの割合と、それがカップに接近す
る角度である。
蓋分配器の作用を要約すると、まず蓋はちょうど蓋塔7
2の中に置かれ、蓋搬送器は蓋塔側に縮んだ位置にある
。ついでコントローラーにより蓋搬送器は伸びた位置に
移動し、その動作に伴って蓋ホック74は最も下にある
蓋の前方の縁にかみ合う。蓋搬送器が伸びた位置に移動
すると、その蓋は第!6図に示されるように蓋塔とカッ
プの間の中央に移動される。次にコントローラーは蓋搬
送器を再び縮んだ位置に移動させる。この時、その引き
抜かれている蓋は、蓋塔72の前にあるゲートの一部に
より抑止され、第15図に示されるように蓋装着器70
の下に部分的に搭載された位置に移動する。次にコント
ローラーにより蓋搬送器を再び伸びた位置に移動させる
と、蓋ホック74は次の蓋の前方の縁に懸かり、その蓋
は第16図に示された中央に位置に移動する。一方、最
初の蓋は第16図の左側に示された充分に搭載された位
置に移動する。次にコントローラーが蓋搬送器を再び縮
んだ位置に移動させると、充分に搭載された蓋はその下
の容器に懸けられ、蓋装着器70のバネ力によって蓋を
押さえつける。蓋押圧部71は、蓋搬送器が縮んだ位置
に移動する間に蓋を押さえつけてカップの上に蓋をパチ
ンと閉める。蓋搬送器が縮んだ位置に移動する間に第2
の蓋はゲートの一部によって抑止され、第15図に示さ
れた部分的に搭載された位置に移動する。そしてこのサ
イクルが繰り返される。従って各々の蓋は蓋搬送器76
の2つの循環した動きにより分配されカップの上に被せ
られる。
蓋装置器はまたライダードライブ上に誘導センサーを持
っている。多くのドライビングパルスが蓋搬送器駆動モ
ーターへ発せられ、プロセッサーは特定の時間に誘導セ
ンサーからの信号を検査する。もし信号が受は取られな
いと、蓋はカップζこ詰め込まれたものと想定され、昇
降台は約174インチの距離だけ下降する。駆動信号は
再びステプパーモーターに発せられ、プロセブサー再び
は誘導コイルからの遷移信号を検査する。もし遷移信号
が受は取られないとプロセッサーはより深刻な問題が起
こったと想定し、オペレーターに対し、昇降台を検査す
る必要有りというエラーメツセージをディスプレイ19
上に表示する。チェツク終了後にサービス終了ボタンを
押すことにより、昇降台のライダ一部は正常であること
を示すことが出来る。
誘導センサーがライダーの動作が完全であることを示し
た後に、昇降台は蓋の被せられたカップを、蓋をマーキ
ングする位置に上げる。そしてその位置で蓋をマーキン
グする幾つかのソレノイドの内の1つが作動して、蓋に
マークをを付ける。
大部分の飲料の注文は、コーラ飲料とダイエツトコーラ
飲料を除いて色により容易に区別することができる。−
これらの2つの飲料はマーキング以外に、一方を蓋付き
にして他方を蓋なしにするとか、押し出しアームが飲料
を置く搬出コンベアの位置を変えるとかによっても区別
することが出来る。
搬出コンベアのサブシステムは、搬出部コンベア2B、
押し出し・掃引アーム26、顧客注文番号表示部29お
よびセンサー82.84から構成される。このサブシス
テムは顧客注文による飲料を取りまとめ、店の人員に搬
出コンベアが満配で、これ以上飲料注文が続けられない
時を知らせる。
押し出しアーム26は、搬出部22から出来上がった飲
料を取り出し、搬出コンベアの上に飲料を置くという直
線的な動作をする。押し出しアームは20インチの動き
があり、飲料をコンベア上の押し出しアームの動きに沿
った場所に置く。システムコントローラーの制御下で、
コンベアが1つの飲料の位置の指示を必要とする前に、
押し出しアームは飲料を搬出コンベア上に4つ並べて置
くことが出来る。コンベアが指示されると、コンベアの
上の表示部29上に顧客注文番号が表示される。この行
程は、自動飲料メーカが飲料を製造するより速く、店の
人員がコンベアから飲み物を取り出す限り、中断するこ
となく続く。もし搬出コンベアが出来上がった飲料の注
文で満たされてくるか、あるいは飲料の注文が最後の表
示位置で留どまっでいたら、ブザーが鳴り、店の人員に
飲料を取り出すべきであることを知らせる。コンベアは
、それが満たされた時、最後の表示位置の下のコンベア
の右端に位置しており、第4図に示されている逆反射体
センサー82の誘導により検出される。このセンサーは
市販の逆反射光学センサーであり、搬出コンベアの反対
側に位置している体の反射テープ83によって反射され
た発光を検出する。第4図に示される第2の逆反射体セ
ンサー84は搬出コンベアの最初の表示位置にあり、コ
ンベアの反対側の体の反射テープに対している。このセ
ンサーはカップが最初の表示位置にあるかどうかをチェ
ックするために利用される。
第15図は飲み物のオーダー処理のロジックを示したも
のである。飲み物のオーダーは、コント打−ルディスプ
レイパネルI9に設けられたキャッシュレジスタ87も
しくはタッチパネル88か−ら入力される。そしてタッ
チパネル88からの入力の方が一般的であるので、この
方法によるオーダーの方が優先されるようになっている
。自動飲料製造装置は、l以上のキャッシュレジスタ、
オペレータが押したパネルすなわちスイッチ、顧客が押
したパネルすなわちスイッチから、直接オーダー人力を
受は取ることができる。言い替えれば自動飲料製造装置
は、R5232Cインターフエイスフ中−マットを用い
た相互通信が可能な装置から直接、オーダー人力信号を
受信することができる。また自動飲料製造装置のシステ
ムが作動しない場合には、タッチパネルはマニュアルモ
ードで利用することができる。飲み物のオーダーは、A
DDQレジスタ89を通って先に進む。このADDQレ
ジスタ89は、各オーダーに割り当てられた数字、オー
ダーナンバーをレジスタ9Mから受は取るものである。
またレジスタ91はオーダーをメモリに記録し、レジス
タ90に既に記録された優先リストを用いて、メモり内
に記録されたオーダーを繰り上げるものである。この優
先−リストに従って、飲み物のオーダーはPULLQレ
ジスタ92へと進み、各飲み物のオーダーに区分され、
この各オーダーに応じて各飲み物が用意される。
そしてオーダーに応じて用意された飲み物が搬出コンベ
ヤに載せられた際に、注文番号表示部29がオーダーナ
ンバーを表示する。
以下の説明は、システムコントローラによって制御され
た自動飲料製造装置システムの操作のより詳しい説明で
あり、上記説明の要約である。
飲み物のオーダーを受けると、搬出コンベアの最終表示
部をチェックするように逆反射体センサ82が作動され
、最終表示部にカップが置かれていないことが確認され
る。この確認ができないことは、搬出コンベアが飲み物
のオーダー状態にあり、飲み物を移送中であることを示
す。そして最初の表示部分に設置された第2の逆反射体
センサ84の出力がチェックされて、搬出コンベアの最
初の表示部にカップが無いことが確認される。
第2図に示したように三角測量を原理として作動する拡
散光センナ86が、カップが落とされる部分に何も無い
ことをチェックする。旋回式カップ搬送機構34が、落
とされる部分に適合したカップのサイズに合わせて回転
される。上述したよう2こ、旋回式カップ搬送機構の位
置は、これと共に回転されるエンコーダプレートによっ
て決められる。旋回式カップ搬送機構の位置は、装置の
電源を入れた際に初期化され、常に現時点における位置
がメモり中に記録される。旋回式カップ搬送機構が移動
すると、所定時間におけるエンコーダプレートセンサか
らの信号が、エンコーダプレートの位置が移動するのを
決めるためにチェックされる。種々のサイズのカップを
用いるために旋回式カップ搬送機構を再度位置決めする
必要がある場合には、アクチュエータに積み重ねられた
適正サイズのカップのスタックが置いである位置にまで
旋回式カップ搬送機構が移動するように、旋回式カップ
搬送機構の移動角度とその回転をプロセッサによって決
定する。
次にカップ分配器が駆動される。アクチュエータのスラ
イダバーを移動させて、その端部に近接された誘導セン
サ45の前を通過させる。モして菫周期となる1回転す
なわち誘導センサのところから移動されたスライダバー
によって表示される1回転を誘導センサ45が検出する
まで、カップ分配器のパルスステプビングモータにパル
スを送る。この設計の利点は、システムを短い周期でカ
ップを詰めた状態で運転できることである。
カップ落下部に設置された三方向への拡散光センサ86
は、カップが落とされているかどうかをチェックする。
カップが落とされていない場合には、カップを落とすた
めにカップ分配器が4回まで続けて作動される。4回行
ってもカップを落とすことができない場合には、プロセ
ッサはカップのスタックが空であるとみなして、この情
報をメモり中に記録する。そして旋回式カップ搬送機構
が同サイズのカップを取り出すように回転される。
カップの供給サイクルはこのようにして繰り返される。
そして供給されたカップが検知されなく、かつ同じ大き
さのカップのスタックも無くなった場合には、そのサイ
ズのカップのスタックに対するメモリをチェックするこ
とによってカップを点検せよ”のエラーメツセージが表
示される。
飲み物搬送手段によって飲み物が同時に移送されている
場合には、全ての操作、カップを落とすこと、氷の供給
、飲み物の供給、カップの蓋付け、飲み物の運び出しの
各操作が同時に進行される。
それぞれ割り当てられた仕事が完了した後に、すべての
閉ループ処理のワークステーションからプロセッサに完
了フラッグが戻される。プロセッサは、作業が割り当て
られた閉ループ処理のワークステーションにサクセスフ
ラッグが戻されたことをチェックし、カップ搬送機構を
90°回転させる。このプロセスは繰り返し行なわれる
。カップ搬送手段は、パルス制御のステプビングモータ
によって駆動されている。カップ搬送手段を90゜回転
させるには多数(た。とえば800)のパルスによって
制御されている。カップ搬送手段の回転は、溝中を通過
する波長の異なる光とエンコーダディスクとによって検
出される。エンコーダプレートセンサの信号は、所定時
i11(この時に機械はシンクロ状態とされている。)
内にオン−オフ信号が受信されているかをチェックされ
る。搬送手段に同期エラーが検出された場合には、搬送
手段を点検せよ”のエラーメツセージが表示される。オ
ペレータは搬送手段を点検して、カップが噛んでいない
ことをプロセッサに知らせる信号を送るためにボタンを
押さなければならない。この信号が受信されると、エン
コーダディスクの周囲に45°離れて位置する小さい溝
とこれよりも大きな溝のτ方がエンコーダセンサを通り
過ぎるまで、機械は搬送手段のステッピングモータにパ
ルスを発する。この多数のパルスは、溝の大小に拘わら
ず、溝を通ってプロセッサに達するもので、このパルス
によってディスクがステップされる。システムは先に操
作されていた時の4分の1円を記憶しているので、その
位置を完全に検知して、動作を再開することができる。
第2のワークステーションは、水分配器に関するもので
あり、コントローラが信号を発して、水分配部にカップ
が落とされた際に、供給される氷が適正なサイズである
か、すなわち氷が小さいとか大きいとかを示す。信号が
受信されない時には、氷は供給されない。氷を分配する
指示は、開ループ−処理システムに9いて行なわれ、氷
の供給オーダーが一定時間をおいた後に実行される。
第3のワークステーションは飲み物を分配する部分であ
る。カップと氷の体積とは既知であり、それぞれ味付け
られたソーダの流量もまた既知である。コントローラは
単に注出時間を決めて、開ループ処理で計算された通り
に注入供給ヘッドを駆動する。これシこは液面検知シス
テムを加えても良い。液面検知システムを加えると、飲
み物分配器と水分配器の操作を単純化できる。
第4のワークステーションは蓋付けとマーキングを行う
部分であって、昇降台が飲み物を搬送手段から運び出し
、直付けを行うにちょうど良い高さに位置させる。機械
の電源が入れられると、昇降台の位置が初期化され、そ
の位置が維持された状態でメモり中に記録される。昇降
台は、ステッピングモータ33によって駆動されるもの
で、旋回および直線運動する。さらに昇降台にはエンコ
ーダプレートが配設されている。このエンコーダプレー
トは、昇降台が移送機の位置にあるときにエンコーダセ
ンサによって検出されるV字型の切れ込みを有するもの
である。したがって昇降台を駆動するためのパルス信号
が与えられると、エンコーダセンサによって移動が検知
される時間をプロセッサが計算するとともに、その時間
中の移動を予測する。計算された時間中に移動が検出さ
れない場合には、昇降台はシンクロ状態を脱し、オペレ
ータに昇降台に問題が発生したことを知らせる。そして
オペレータは昇降台を調べた後、問題が解消されたこと
をスイッチを押して示す。すると昇降台は、エンコーダ
プレートの溝を捜すことによって自ずから同期化され、
操作を再開する。
昇降台の位置はプロセッサにより常に初めにチェックさ
れる。またプロセッサは、飲料搬送手段に対して影響の
ない下方位置に昇降台があることを調べるような駆動指
令を発する。飲料搬送手段によって昇降台に分配される
カップのサイズは既知である。蓋装着器は飲料搬送手段
の上部からの距離を記憶しているので、あらゆるカップ
サイズに対しても標準となる蓋装着位置に達するまで、
カップの蓋装着器の方向への鉛直方向の移動を決定する
。昇降台が蓋の標準装着位置にまでカップの縁を持ち上
げた時には、蓋装着器は既に最も外側の部分に、カップ
に装着すべき位置で蓋と一緒に待機している。
蓋装着器もまたスクリュ一式電動装置であり、蓋ドライ
ブ上に誘導センサを有するステプピングモータによって
駆動される。多数のパルスがモータを駆動するために発
せられ、所定時間中に誘導センサから得られる信号をプ
ロセッサがチェックする。信号が受信されない場合には
、蓋がカップに対して詰っているみなされ、昇降器をほ
ぼl/4インチの小さい距離だけ下げる。そして駆動信
号がステプビングモータに対して発せられて、プロセッ
サは誘導センサからの移動信号をチェックし、蓋の装着
が行なわれたことを表示する。ここで移動信号が受信さ
れない場合には、プロセッサはより深刻な問題が発生し
ていると判断し、オペレータに対して昇降台のチェック
を行い、蓋装着部の昇降器に問題が無いことを確認した
後に、サービスが完了したことをボタンを押すことを要
求するエラーメツセージを表示する。
蓋に関する操作が完了したことを誘導センサが表示する
と、昇降台は蓋が装着されたカップをマーキング部にま
で持ち上げる。このマーキング部はマーキングソレノイ
ドの一つが蓋にマーキングを行うところである。コーラ
とダイエツトコーラの区別を除けば、飲み物オーダの多
くは、飲み物の色によって区別できる。コーラとダイエ
ツトコーラとの区別はマーキングを行う以外にも、一方
にだけ蓋を装着することや、搬出コンベアの押し出しア
ームが飲み物を置く位置によっても区別することができ
る。
掃引アームの後方位置の検知は、第4図に示したように
、掃引アームの後方位置部分に設けられたセンサ81に
よって行なわれる。操作の際には、センサが掃引アーム
がその後方位置に達したことをコントローラに示すまで
掃引アームは後方へ移動される。これに応じてコントロ
ーラが搬出コンベアの位置にまで昇降台を下降させる。
第2の逆反射体センサ84と光反射体とが、搬出コンベ
アの最初の部分が空であることをコントローラに知らせ
る。するとコントローラが掃引アームを所定位置にまで
移動させて、飲み物が搬出コンベアを横切って搬出コン
ベア上の所定の幅のところ(4つの深さがある。)に送
られる。
オーダーナンバーが飲み物と一緒に搬出コンベアのそば
に設けられた注文番号表示部に表示される。このオーダ
ーナンバーは、次の飲み物オーダーが完了したものとし
て記録されることによって探知され、飲み物オーダーと
共に記録される。
自動飲料製造装置のカップ分配器に関する種々の具体例
と変形例はここに詳説されているが、この発明の開示お
よび教示は、この分野の技術において置換できる他の装
置をも示唆していることは明白である。
「発明の効果」 本発明の自動カップ分離装置は、ほぼ水平なピボフトの
周囲に回動可能に取り付けられていて、そのピボフトの
周囲で周期的に回動し、分配サイクル中に分配用円弧状
経路を通して周期的に揺動されるカップ分配器と、分配
用円弧状経路に沿つてカップ分配器のカップスタックの
対向する両側に設けられ、カップの縁の直下のカップの
径にほぼ等しい間隔が置かれ、かつそれぞれ少なくとも
1個のカップ分離用ウェッジを有する一対の対向するカ
ップ分離用部材とによって構成されると共に、対向配置
されたカップ分離用部材のカップ分離用ウェッジが互い
に対向せしめられたものである。このような構成を有す
る本発明のカップ分離装置によれば、対向して位置され
たカップ分離用ウェッジによって、カップ分配器が分配
用円弧状経路の沿って揺動する間にカップスタックから
一番下のカップが分離される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、典型的な自動飲料製造装置の一部を破断した
正面斜視図である。 第2図は、旋回式飲料搬送手廠の概略図であって、この
旋回式搬送手段によって搬送される3つのカップと、搬
送されたカップの蓋付けと印付は操作を行う昇降台が示
されている。 第3図は、自動飲料製造装置の略平面図であって、旋回
式カップ搬送機構、旋回式蓋搬送機構、搬出コンベアお
よび最終的な飲料保管場所を示している。 第4図は、搬出コンベアと−、最終的な製品保管場所と
、製品搬出部から完成された飲料を、自動飲料製造装置
前面の搬出コンベアの最終的な飲料保管場所に移動させ
る押出アーム部とを示す略平面図である。 第5図は、第4図に示された搬出コンベアの正面図であ
って、顧客注文番号表示部も示されている。 第6図は、旋回式飲料搬送手段の駆動機構と、位置検出
機構を示す部分平面図であって、この図には、昇降台と
、それを支持する駆動機構も示されている。 第7図は、旋回式搬送手役の駆動機構と位置センサ機構
を示す部分断面図である。 第8図は、旋回式カップ搬送機構と、カップ分配機構を
示す側面図である。 第9図は、旋回式蓋搬送機構と、蓋分配機と、本発明に
係わるアプリケータの形状を示す概略図である。 第10図は、カップスタックからカップを連続的に分配
するための凰対の分離フィンガーを示す側面図である。 第11図ないし第14図は、4つの連続した分離工程を
各々示し、また、相対して配された分離フィンガーによ
るカップスタックからのカップ分離操作を示′している
。 第15図および第16図は、円柱状に重ねられた蓋のス
タックから蓋を分離し、カップ上に被せる2つの連続し
た工程を示す概略図である。 第10図は、自動飲料製造装置におけるプロセッサの飲
料の注文プロセスを例示する概略図である。 第18図は、この発明に係わるカップ分離駆動機構を示
す略側面図である。 10・・・自動飲料メーカ、 1口−・・旋回式飲料(カップ)搬送手段17・・・カ
ップ分配!(カップ分配部)21・−・垂直出力軸 22−・・搬出部 23.61・・・ステプピングモータ 24・・−昇降台 21−・エンコーダプレート 30−・−カップホルダ 31−・−エンコーダ検出器 32・・−スタック 34・・−旋回式カップ搬送機構 35−スクリュ一式伝動装置 36・・・カップ搬送駆動機構 31・・・スライダー連結部材 38・・・カップ分配器駆動機構 89・・・クランク腕 44・・・スライダーバー 45・−・誘導センサ 48・・・コンタクト用かぎ状拡張部 50・・・コンタクトアーム 52.54・・−フィンガー 77・・・スクリュードライブ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カップが積み重ねられてなるスタックから一番下
    のカップを分離するカップ分配装置であつて、それは、 分配されるカップスタックを支持するカップ分配器と、 カップの分配用円弧状経路に沿うように、カップ分配器
    のカップスタックの両側に設けられた対向する一対のカ
    ップ分離用部材と からなり、 a、上記カップ分配器は、 ほぼ水平なピボットの周囲に回動可能に取り付けられて
    、そのピボットの周囲に周期的に回動され、 かつカップスタックの底部を、カップの分配中に、上記
    分配用円弧状経路を通して周期的に揺動させるようにし
    てあり、 b、上記の一対のカップ分離用部材は、 カップの縁の直下のカップの径にほぼ等しい間隔で置か
    れ、 かつ上記の一対の対向するカップ分離用部材のそれぞれ
    は、少なくとも1個のカップ分離用ウェッジからなり、 そのウェッジは、対向して置かれたカップ分離用部材の
    対応するカップ分離用ウェッジに対向して位置され、 それらの対向して位置するカップ分離用ウェッジは、カ
    ップ分配器が分配用円弧状経路に沿つて揺動する間に、
    カップスタックから一番下のカップを分離するように協
    働されるようにしてあることを特徴とする自動飲料製造
    装置のカップ分配装置。
  2. (2)旋回式カップ搬送機構を有し、 その周囲には、円周上に配置された複数の前記カップ分
    配器を有し、 それぞれのカップ分配器は、旋回式カップ搬送機構上の
    回転軸によつて、旋回式カップ搬送機構に関して回転可
    能に設けられ、 かつそれぞれのカップ分配器は、それが回動する間、そ
    れによって旋回式カップ搬送機構の上に支持される一対
    の対向する前記カップ分離用部材を有しており、 いずれのカップ分配器もカップ落下部に位置することが
    できるようにされている 請求項1記載の自動飲料製造装置のカップ分配装置。
  3. (3)前記カップ落下部に位置にあって、そこに位置し
    た前記カップ分配器の1つを作動させるカップ分配器駆
    動機構を有し、 そのカップ分配器駆動機構は、その動作を制御する制御
    器からのパルスで駆動されるパルスステッピングモータ
    によつて駆動される 請求項2記載の自動飲料製造装置のカップ分配装置。
  4. (4)カップ分配器は、 その1回転の分配サイクルで前記パルスステッピングモ
    ータによつて回転されるスライダクランク機構を有し、 それぞれのカップ分配器のコンタクトアームを動作させ
    るように設けられたスライダバーを有する 請求項3記載の自動飲料製造装置のカップ分配装置。
  5. (5)スライダバーの一端の付近に設けられた誘導セン
    サを有し、それは、前記カップ分配器駆動機構が1分配
    サイクルを駆動したときにスライダバーの復帰を感知す
    る 請求項4記載の自動飲料製造装置のカップ分配装置。
  6. (6)前記スライダバーには上方に延びる係合フックを
    有し、それはカップ分配器から下方に延びるコンタクト
    アームに係合する 請求項4記載の自動飲料製造装置のカップ分配装置。
  7. (7)前記回転可能な旋回式カップ搬送機構は、その動
    作を制御する制御器が発するパルスで駆動するパルスス
    テッピングモータによつて回転駆動される 請求項2記載の自動飲料製造装置のカップ分配装置。
  8. (8)それぞれのカップ分配器には、中心の動かない位
    置から前記旋回式カップ搬送機構の外方に向かってばね
    が設けられている 請求項2記載の自動飲料製造装置のカップ分配装置。
  9. (9)一対の対向するカップ分離用部材のそれぞれには
    、前方と後方との両方の位置に設けられた上部および下
    部のカップ分離用ウェッジを有し、それらのウェッジは
    、互いに垂直にオフセットされていて、かつカップ分配
    器の2回転の旋回サイクルの間に2サイクルの動作をし
    て、カップスタックから一番下のカップを分離する 請求項1記載の自動飲料製造装置のカップ分配装置。
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