JPH03148412A - テーピング部品の検査・再テーピング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 テーピング部品の検査・再テーピング装置に関し、 架台に回動可能に取り付けられた２本のシャフトと、前
記２本のシャフトに嵌合され、電子部品をテーピングし
たテープが巻取り、巻き戻しされる２つのリールと、前
記２本のシャフトに着脱可能に取り付けられ、かつ、前
記リールを回転させる回転手段と、少なくとも２つのガ
イド穴を存し走行するテープを支持するごとくに架台に
取り付けられたレールと、走行するテープ上の電子部品
を検知・計数するセンサと、前記テープ上の電子部品を
検査する検査機と、電子部品を前記レールの第１のガイ
ド穴位置で再テーピングするごとくに配置されたテーピ
ングハンマと、テーピングされた電子部品を前記レール
の第２のガイド穴位置で前記テープから剥離するごとく
に配置された個別リムーバとを少なくとも備えるように
テーピング部品の検査・再テーピング装置を構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明はテーピング部品の検査・再テーピング装置、と
（に、テーピング部品の出荷工程における部品個数、外
観などの検査と、部品取替えにともなう剥離と再テーピ
ングを高精度に、かつ、簡易で効率的に行うためのマニ
ュアル、あるいは、半自動のテーピング部品の検査・再
テーピング装置に関する。

〔従来の技術〕

最近、プリント回路基板などへの電子部品、たとえば、
半導体ＩＣやチップ型のコンデンサ、抵抗などを自動実
装するために、これら電子部品をテーピングしてリール
に巻き取った形で出荷する例が非常に多くなっている。

第６図はテーピング部品の外観斜視図である。

図中、１はリールで、たとえば、プラスチックもしくは
紙からできており、中央に回転シャフトに嵌合する穴が
おいている。３はテープ、４は電子部品、たとえば、フ
ラットパッケージ型の半導体ＩＣ１３２はテープ３の両
サイドにあけられた送り穴で、たとえば、自動実装機に
かけたときにテープ３を自動送りするための穴である。

第７図は電子部品のテーピング状態を示す図で、同図（
イ）は上面図、同図ｃ口）はＡ−Ａ”断面図である。図
中、３４は紙テープで、や＼厚い丈夫な紙でできてお、
り、両サイドに前記送り穴３２．中央に電子部品４のテ
ーピング位置にあけられたテープ穴３１が設けられてい
る。３３は紙テープ３４の裏面から貼着された粘着テー
プで、テープ穴３１の横巾より狭く、あとで詳しく説明
するように電子部品４０Ｍｉ１１．テーピングが容易に
できるようにされている。同図（ロ）の断面−かられか
るようにテープ穴３１の上に載置された電子部品４の裏
面に、テープ穴３１の部分の粘着テープ３３が持ち上げ
られて粘着し、電子部品４がテープ３上にテーピングさ
れる。このテーピング作業は、製造工程においては現在
はとんど専用の自動機により行われている。

一方、電子部品４がテーピングされ、リールｌに巻き取
られたテーピング部品は、出荷工程において部品抜け（
欠品）、貼着ミスあるいは外観不良などの検査を行い、
部品抜け（欠品）があればその部分に部品の補充テーピ
ングを行い、また、貼着ミスあるいは外観不良があれば
、その部品だけを＠離し新しい部品の再テーピングを行
う、さらに、場−合によって、たとえば、品種違いのよ
うな時にはテーピング部品の全敗剥離が必要になること
もある。

第８図は従来のテーピング部品の引き剥がし方法の例を
示す図である。図示したごとく、一方の手てテープ３を
押さえながら、他方の手で電子部品４を摘み取るか、ピ
ンセントなどの工具で剥ぎ取るようにして引き剥がして
いた。

また、第９ＷＪは従来の電子部品のテーピング方法の例
を示す図で、同図（イ）はガイド板装着の状態を、同図
（ロ）はテーピングの状態を示している。すなわち、図
示したように、先ずガイド板７１”をテープ３上にセッ
トして、テープ穴３１に覗いている粘着テープ３３の中
心とガイド板７１”の角大の中心とを目視で合わせてテ
ープ３の位置を決め、ガイド板７１”の角穴に電子部品
４を入れ、上から押さえながら下から粘着テープ３３を
マニュアルツ〜ンマで突き上げてテーピングを行ってい
た。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、上記に説明した従来のテーピング部品の剥離お
よび再テーピング方法においては、手作業を主体として
おり、作業が難しい上に個人差が大きく、電子部品４の
リードを自げてしまう危険性が高かった。また、作業効
率が著しく悪いので高価格になるなど種々の問題があり
、それらの解決が必要であった。

〔課題を解決するための手段〕

上記の課題は、架台１６に回動可能に取り付けられた２
本のシャフト１２および２２と、前記シャフト１２およ
び２２に嵌合され、電子部品４をテーピングしたテープ
３が巻取り、巻き戻しされる２つのリールｌおよび２と
、前記２本のシャフト１２および２２に着脱可能に取り
付けられ、かつ、前記リール１および２を回転させる回
転手段１１および２１と、少なくとも２つのガイド穴９
１および９２を有し、走行するテープ３を支持するごと
くに架台１６に取り付けられたレール９と、走行するテ
ープ３上の電子部品４を検知・計数するセンサ５と、前
記テープ３上の電子部品４を検査する検査機６と、電子
部品４を前記レール９の第１のガイド穴９１位置で再テ
ーピングするごとくに配置されたチー、ビングハンマフ
と、テーピングされた電子部品４を前記レール９の第２
のガイド穴９２位置で前記テープ３から！ＩＨするごと
くに配置された個別リムーバ８とを少なくとも備えるよ
うにテーピング部品の検−査・再テーピング装置を構成
することによって解決することができる。

〔作用〕

本発明によれば、従来のようにテーピング部品の巻き戻
し、検査、剥ぎ取り、再テーピング、巻き取りなどを、
個々別々に手作業で行うのではなく、上記一連の作業を
連続して半自動的に行なえるように装置を構成しである
ので、作業に余り熟練を必要とせずテーピング部品の外
観不良の発生を防止できるだけでなく、作業効率を著し
く向上させることができる。

〔実施例〕

第１図は本発明実施例の斜視図である。なお、前記の諸
図面で説明したものと同等の部分については同一符号を
付し、かつ、同等部分についての′説明は省略する。

図中、１および２はリールで、たとえば、直径４００ｍ
ｍφ程度のプラスチックもしくは紙からできており中央
に回転シャフトに嵌合する穴があいそいる、　１６は架
台で、リールｌおよび２の中央の穴が嵌合するシャフト
１２および２２が回動自在に取り付けられており、また
、走行するテープ３を支持するようにレール９が取り付
けられ、さらにローラ部１５．センサ５．検査８１６．
テーピングハンマフ。

個別リムーバ８．全数剥離のための連続リムーバｌＯな
どがそれぞれ所定の位置に散り付けられている。

１１および２１は回転手段で、リールｌおよび２を嵌め
込んだシャフト１２および２２の先端部に回転方向に締
まるようにネジで締めつけられ、たとえば、ハンドルに
より回転させることができるようになっており、リール
ｌおよび２の取り付け、取り外し時には着脱可能である
。また、矢印の方向に回転することにより、リール２か
らリール１への巻き取り、あるいは、リールｌからリー
ル２への巻き取りが行われるようになっている。６は検
査機で、たとえば、実体顕微鏡などを用い電子部品４の
外観検査を行うものである。

１０は連続リムーバで、通常は必要ないがテーピング部
品の品種間違いなどで全敗！すｌｌｌｌシたいような場
合に用いれば便利であり、たとえば、テープ３の粘着テ
ープ３３をカントして図の下方のローラに沿って引き下
げていけば、電子部品４の下面から粘着テープ３３が引
き剃がされるので、以後の電子部品４は全てテープ３か
ら剥離させることができるような構造にしておけばよい
。

なお、本実施例装置の概略の動作は、たとえば、リール
ｌに巻き取られて出荷検査に目されると、全敗もしくは
抜取りでシャフト１２に嵌合され、回転手段１１により
ネジ止め固定される。次に、テープ３の先端部を引き延
してレール９上を通し、予めシャフト２２に嵌合され、
回転手段２１でネジ止め固定されたリール２に巻き取り
可能なように係止する。これで準備が完了したので、ロ
ーラ部１５でテープ３のテンシタンを調節して、ハンド
ル部２１を矢印の方向に回してリールｌのテーピング部
品を巻き戻してい（，センサ５で電子部品の数を検知す
るとともに、センサ５に付属しているカウンタで計数記
録を行う、次に、検査機６で電子部品４の外観検査を行
い、もし、不良品があったら個別リムーバ８で剥離除去
する。全部の検査が終わったら、先程と逆に回転手段１
１を矢印の方向に回して、テーピング部品をリール１に
巻き取っていく、そして、先に不良品としてｍｓ除去し
た部°分がテーピングハンマフの所に来たら、新しい電
子部品４を再テーピングし、検査機６で検査し、再びセ
ンサ５で検知・計数して外観、個数とも合格であること
を確認して、リールｌに巻き取ったテーピング部品の出
荷を行う。

なお、上記説明の実施例装置の各要部についてその構成
の例を以下に説明する。

−第２図は本発明実施例の要部を示す図（そのｌ）で、
図中、９はレールで、たとえば、スチール製の表面滑ら
かなパネルからなり、テープ３がその上をスムーズに走
行できるようになっている。１５はローラ部で、たとえ
ば、２つのローラ１５ａ、２つのベアリング１５ｂ、テ
ンシツナ−１５ｃなどから構成され、テンショナー１５
ｃの調−によりベアリング１５ｂとレール９の間に挟ま
れたテープ３のテンシランを丁度よい状態にできるよう
になっている。

５はセンサで、たとえば、反射型光電センサか・らなり
、レール９からと電子部品４からとの反射光の差を検知
し、図示してないカウンタで計数記録するようにしであ
る。

第３図は本発明実施例の要部を示す図（その２）で、個
別リムーバ８の構成の一例である。なお、同図（イ）は
斜視図、同図（ロ）は側面図である。

図中、８２はブツシャ−で、たとえば、金属あるいはプ
ラスチック調のハンマ状の形状を有し、レール９にあけ
られた第２のガイド穴９２を通して、テープ３を押上げ
粘着テープ３３にテーピングされた電子部品４を持ち上
げて剥離させるものである。

なお、ブツシャ−８２の駆動には、たとえば、パルプ８
４を開いてシリンダ８３に圧気を供給して行えばよい、
第２のガイド穴９２とブツシャ−８２とは合致するよう
に配置し、引き剥がしたい電子部品４を同一位置に走行
せしめて停止させ、そこで、力バー８１を倒してテープ
３を押さえるようにしであるので、プッシャー８２を持
ち上げた時に電子部品４は粘着テープ３から容易に引き
剥がされる。

第４図は本発明実施例の要部を示す図（その３）で、テ
ーピングハンマの構成の一例である。

図中、７４はハンマ頭部で、たとえば、金属あるいはプ
ラスチック製で棒状の形状を有している。チー１３の上
部のテープ穴３１の部分に底面が押しつけられるように
、電子部品４をガイド板７１の角穴と上ぶた７２で押さ
えつけ、レール９にあけられた第１のガイド穴９１を通
してハンマ頭部７４を押し上げて、電子部品４を粘着テ
ープ３に粘着させてテーピングを行う、ハンマ頭部７４
と第１のガイド穴９１とガイド板７１の角穴とは機械的
に位置が合致するように調整されており、テープ３のテ
ープ穴３１とガイド板７１の角穴とはテープ３の送り穴
３２にガイド板７１に植設された位置決めピン７３を挿
入固定することによって容易に行うことができる。なお
、ハンマ頭部７４の駆動には、たとえば、−バルブ７６
を開いてシリンダ７５に圧気を供給して行えばよい。

第５図はテーピングハンマの動作を説明する図で、上記
の説明を分かり易く図示したものである。

なお、図中、７７はテーピング時に電子部品４とテープ
３とを挟んで、上ぶた７２をレール９に固定するための
上ぶた押えである。

なお、連続リムーバ１０は必要に応じて設置すればよい
。

また、上記実施例では主として半自動装置としての構成
を説明したが、各要部の動作を連動させタイミングを合
わせてリール１および２の巻き取り、巻き戻し、その他
全体を制御できる制御部と電源部を設けることにより、
自動機を構成することもできることは言うまでもない。

以上述べた実施例は一例を示したもので、本発明の趣旨
に添うものである限り、使用する素材や各構成要素、お
よびその構成の仕方など適宜好ましいもの、あるいはそ
の組み合わせを用いること−がてきることは勿論である
。

〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、従来のようにテ
ーピング部品の巻き戻し、検査、剥ぎ取り、再テーピン
グ、巻き取りなどを、個々別々に手作業で行うのではな
く、上記＝連の作業を連続して半自動的に行なえるよう
に装置を構成しであるので、作業に余り熟練を必要とせ
ずテーピング部品の外観不良の発生を防止できるだけで
なく、作業効率を著しく向上させることができ、テーピ
ング部品の検査・再テーピング作業の簡易化、品質安定
性・作業能率の向上、工数削減などに寄与　　するとこ
ろが極めて大きい。

【図面の簡単な説明】

第１１ｍは本発明実施例装置の斜視図、第２図は本発明
実施例の要部を示す図（そのｌ）、第３図は本発明実施
例の要部を示す図（その２）、第４図は本発明実施例の
要部を示す図（その３）、第５図はテーピングハンマの
動作を説明する図、第６図はテーピング部品の外観斜視
図、。 第７図は電子部品のテーピング状態を示す図、第８図は
従来のテーピング部品の引き剥がし方法の例を示す図、 −第９図は従来の電子部品のテーピング方法の例を示す
図である。 図において、 ｌおよび２はリール、３はテープ、 ４は電子部品、５はセンサ、６は検査機、７はテーピン
グハンマ、 ８は個別リムーバ、 ９はレール、 １１および２１は回転手段、 １２および２２はシャフト、 １５はローラ部、 １６は架台、 ９１は第１のガイド穴、 ９２は第２のガイド穴である。 チーし１シデハ〉７７、田、６セし査］峨ｆ５ａローラ 本発明実施例のを部１示す図（マｆｌｆ）（イ）　　！
４−ｆ：駐図 （ロ）　ｔｌ面図 本発明寅矩例の要部ＴＬホす図（千の２）第３図 八フマ頭轟ｉｌ　７４．．ＬＪ シリ〉ダ乃 本発明貢筆例ｆｌｔ１１示す図（ｆの３）第４図 ７５１１Ｌ＋７５ （イ）　テーヒ°ン７−−１！備５ｅ１　　　　　　（
ロ）　ハンフ動体テービンフハンマのｆｌｌｌｆＦ　ｌ
証明す３図　　　　　　テービ〉デ師品の７）讐剥畏因 第６図 （ロ）Ａ−Ａ″自旬石図 電子Ｗ品のテーピンデ状態友示１図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　架台（１６）に回動可能に取り付けられた２本のシャ
   フト（１２，２２）と、 前記シャフト（１２，２２）に嵌合され、電子部品（４
   ）をテーピングしたテープ（３）が巻取り、巻き戻しさ
   れる２つのリール（１，２）と、 前記２本のシャフト（１２，２２）に着脱可能に取り付
   けられ、かつ、前記リール（１，２）を回転させる回転
   手段（１１，２１）と、 少なくとも２つのガイド穴（９１，９２）を有し、走行
   するテープ（３）を支持するごとくに架台（１６）に取
   り付けられたレール（９）と、 走行するテープ（３）上の電子部品（４）を検知・計数
   するセンサ（５）と、 前記テープ（３）上の電子部品（４）を検査する検査機
   （６）と、 電子部品（４）を前記レール（９）の第１のガイド穴（
   ９１）位置で再テーピングするごとくに配置されたテー
   ピングハンマ（７）と、 テーピングされた電子部品（４）を前記レール（９）の
   第２のガイド穴（９２）位置で前記テープ（３）から剥
   離するごとくに配置された個別リムーバ（８）とを少な
   くとも備えることを特徴としたテーピング部品の検査・
   再テーピング装置。