JPH03148350A - 安全ベルト装置 - Google Patents

安全ベルト装置

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JPH03148350A
JPH03148350A JP2198111A JP19811190A JPH03148350A JP H03148350 A JPH03148350 A JP H03148350A JP 2198111 A JP2198111 A JP 2198111A JP 19811190 A JP19811190 A JP 19811190A JP H03148350 A JPH03148350 A JP H03148350A
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    • B60R2022/403Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency responsive only to vehicle movement with adjustable sensor automatically adjustable to keep a vertical position, e.g. irrespective of seat or vehicle tilting using externally controlled means, e.g. linked with seat back hinge

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両座席の背もたれに組み込まれて戻り止め
を行なうベルト巻取り器が、ベルト巻取り器に作用する
加速又は減速の際のベルト巻取り軸の拘束を開始するた
めの、車両の影響を受けやすい制御装置を少なくとも1
つ持っており、この車両の影響を受けやすい制御装置が
ベルト巻取り器に対して回転可能に配置されかつその位
置に関して背もたれの傾斜に適合可能である安全ベルト
装置に関する。
〔従来の技術〕
上位概念による安全ベルト装置はドイツ連邦共和国特許
第2658747号明細宿から公知である・この種の安
全ベルト装置にとって重要なのは、背もたれに組み込ま
れたベルト巻取り器において、車両の影響を受けやすい
センサに関して異なる傾斜における背もたれの調節を、
センサがその都度重力加速度の方向に保持され、それに
よりセンサの有効性が背もたれの種々の傾斜においても
保証されるようにするために、補償することである。
実施例において、上位概念による安全ベルト心に回転可
能な構成部材に配置されており、この構成部材の突起片
がベルト巻取り器の外部に突き出ておりかつここにおい
て、車両座席の各部分の運動を伝達する装置により作用
を受けかつ所望の位置へ追従せしめられ、この位置にお
いて車両センサは重力加速度の方向に保持されている。
この公知の装置には、先ず座部分の運動が検堂されかつ
複雑な機械的結合部を介して、ベルト巻取り器に配置さ
れた、車両の影響を受けやすいセンサへ伝達されるとい
う欠点が伴う。この装置は、費用のかかる構造様式及び
複雑な調整で不利である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、上位概念による安全ベルト装置を改良
して、背もたれの傾斜調節の直接変換を、固持にベルト
巻取り器におけるセンサ装置の構造的構成を簡単にして
、可能にすることである。
(”1mを解決するための手段〕 この課題は、センサと座席金具との間に可撓軸が配置さ
れかつセンサハウジング及び座席金具と相対回転しない
ように結合されており、ベルト巻取り器ハウジングにあ
るセンサハウジングの回転軸線が、制御板歯切り部との
センサレバーの係合により形成される制御点を通って延
びていることによって解決される。それ以外の有利な構
成及び拡張は特許請求の範囲の実施態様項から明らかで
ある。
本発明は、ベルト巻取り器にあるセンすと背もたれ調節
装置との間に可撓軸を配置しかつセンサ及び座席金具と
相対回転しないように結合し、ベルト巻取り器ハウジン
グにおけるセンサの回転軸線が、制御板歯切り部とのセ
ンサレバーの係合により形成される制御点を通って延び
ているという根本思想を含んでいる。このことに付随す
る利点は、制御板の歯切り部におけるセンサレバーの制
御状態がセンサハウジングの位置に関係なくいつも同じ
であることである。
可撓軸を介してセンサハウジングと座席金具を相対回転
しないように結合することにより、背もたれの調節との
センサバ・ウジングの同期ねじれが行なわれるので、セ
ンサハウジングはセンサ質量の支持に関して常に重力加
速度の方向に向けられており又は背もたれの傾斜の変化
の際に自動的に追従せしめられる。それによって、背も
たれ運動の伝達のための中間伝動装置又はレバー装置の
配置を省略することができ有利である。
本発明は実施例において、ベルト巻取り器又はこのベル
小巻取り器のセンサ装置への回転可能軸の案内の種々の
対応を考えている。なぜならば背もたれにおけるベルト
巻取り器の位置及び座席における左又は右側の背もたれ
調節装置の配置に応じて、センサハウジングにおける可
撓軸の同じ案内又は同じ取付けが保証され得ないからで
ある。
この場合、第1の実施例はベルト巻取り器のセンサハウ
ジングに対する、背もたれ調節装置を同じ向きに回転す
るように配置することから出発しており、このために本
発明は、可撓軸をセンサハウジングの回転軸線上に直接
取り付けることを提案している。可撓軸とセンサハウジ
ングとの間及び可撓軸と座席金具との間のはまり合い結
合には、背もたれへのベルト巻取り器の組み込み後に、
車両の影響を受けやすい拘束装置の調節がもはや必要で
ないという利点がある。なぜならば可撓軸とセンサハウ
ジング及び座席金具との結合は唯1つの相互位置でしか
できないので、構成部材相互の接続の際に既に適当な整
合が行なわれるからである。このことには、有利なこと
に、簡単な組み付けが付随する。
別の実施例は背もたれ調節装置及びベルト巻取り器の対
応のための解決策を提案しており、この解決策では、可
撓軸が、逆の向きに回転するように配置されて、転向せ
しめられるので、センサハウジングの追従のための背も
たれ調節の際の回転方向の変化が必要である。このため
に本発明は、可撓軸が、回転可能に設けられた円弧に作
用し、円弧が、この円弧に形状的に合わされた回転運動
のためのセンサハウジングと結合されており、その際、
円弧及びセンサハウジングの半径が合わされていて、セ
ンサハウジングの回転軸線がセンサレバーの制御点を通
って延びていることを提案している。構成部材の運動に
よる結合は、好ましい実施例では、更に2:lの比の減
速を可能にする、中間に設けられた歯切り部により行な
われる。
第3の実施例は、角度をなしたセンサハウジングへの可
撓軸の接続を示しており、このような解決策により可撓
軸及びベルト巻取り器の種々の対応も有利に実現できる
。この実施例においても、センサハウジングは円弧状に
形成されておりかつセンサハウジングの回転点がセンサ
レバーの制御点に位置するように寸法設定された半径を
持っている。円弧状に形成されたセンサハウジングの外
周に、傘歯車を介して任意の対応で、可撓軸とはまり合
い結合された構成部材を配置することができる。
本発明の実現の際の特別の問題は、背もたれの傾斜調節
が複数の回転軸線に関して行なえることから生ずる。車
両座席の着座面に対する背もたれの傾斜の直接調節の他
に、座席の傾斜も全体として、背もたれ角度の変化及び
それに付随する、背もたれに配置されたベルト巻取り器
の、車両の影響を受けやすい制御装置の位置影響に至ら
せる。このために、背もたれ調節のための、互いに重畳
する別の回転軸線が考えられる。
従って本発明の別の課題は、背もたれにおける可撓軸の
配置を、車両座席の背もたれの位置変化のための、互い
に関係のない複数の回転軸線を越えて、背もたれに組み
込まれたベルト巻取り器における、車両の影響を受けや
すい制御装置の追従が保証されるように、行なうことで
ある。
本発明はこのために、可撓軸が付属の部分を介して背も
たれ調節装置用の各回転軸線に対して平行に案内されか
つ座席に適当に保持されているという、実施例において
具体化された発明思想を考慮に入れている。このことか
ら、回転軸線を中心にした背もたれの調節の際に座席の
可撓軸の案内及び締付けにより、付属の回転軸線と平行
に向けられた部分において座席における固定的締付けに
対する可撓軸の相対運動が実現され、この相対運動がベ
ルト巻取り器における、車両の影響を受けやすい制御装
置の追従に変換されるという利点が得られる。こうして
、各回転軸線に関してこの回転軸線と平行に向けられた
可撓軸用の保持装置及び固定装置が設けられることによ
って、複数の回転軸線を越えた可撓軸の案内が可能であ
る。実施例によれば、背もたれに、可撓軸を覆うスリー
ブが配置されており、このスリーブの縦軸線が背もたれ
調節用の回転軸線に対してほぼ平行に向けられている。
この場合、車両座席における可撓軸の固定的配置の際に
、可撓軸を保持及び案内するスリーブの縦軸線が回転軸
線と一致しており、この手段が同時に座部分における可
撓軸の固定的締付けについても適用されるので、向撓軸
は例えば座席傾斜のだめの回転軸線上に取り付けられて
いる。
しかし本発明は、背もたれにおける可撓軸の固定的配置
及びそれに伴う、それぞれの回転軸線上のスリーブの配
置に限られない。なぜならば背もたれにおける他の組込
み体は場合によっては可撓軸のこのような案内を許容し
ないからである。このような腸合には、可撓軸用の案内
部としてのスリーブは背もたれの調節用の回転軸線と一
致する必要がなく、スリーブを回転軸線に対してずらし
て配置することができるが、しかしそこに保持された可
撓軸の部分はそれぞれの回転軸線に対して平行に配置さ
れている。
このような場合は、回転軸線を中心にした背もたれの調
節の際に付加的にねじれが可撓軸へ加えられるから、背
もたれにおける可撓軸の固定的配置はできない。それを
補うために本発明では、規定されるべき部分を持つ可撓
軸を自由な、固定されていない配置でスリーブ又は可撓
軸の枢着点まで案内するようにしている。この場合、こ
の付加的ねじれの程度及び方向は、背もたれ調節用の回
転軸線に対する可撓軸の保持位置と、自由な配置の長さ
lとに左右されるので、これらのパラメータの規定によ
り、背もたれ調節により行なわれる回転運動を可撓軸の
回転運動、従って又ベルト巻取り器における、車両の影
響を受けやすい制御装置用の追従運動の増速又は減速も
可能である。
本発明の別の実施例によれば、可撓軸は座席金具に背も
たれの回転軸線上に取り付けられているので、車両座席
の着座面に対する背もたれの揺動の際に、座席金具にお
ける固定的締付けに関して背もたれの中で案内される可
撓軸の相対運動が、ベルト巻取り器における、車両の影
響を受けやすい制御装置の追従のための回転運動に変換
される。
本発明の実現の際の別の間層は、座席が、例えば座席高
さ調節の範囲内で、軸線を中心に揺動可能である場合に
、生じ、この軸線は可撓軸の配置の外部に位置し又はこ
の可撓軸により距離的にも検出できないので、可撓軸に
対する座部分の相対運動は、外部にある軸線を中心にし
た座席揺動の際に起こり得ない。しかし車両座π全体の
揺動はベルト巻取り器の位置変化、従って又重力加速度
の方向への、車両の影響を受けやすい制御装置の方向付
けの変化に至らせるから、このような座席揺動の際にも
、車両の影響を受けやすい制御装置は適当に追従せしめ
られる。この場合、背もたれから着座面への位置は不変
であるから、車両座席の揺動は可撓軸を介して車両セン
サへ直接には伝遠さへ得ない。
従って本発明の別の課題は、可撓軸の配置の外部にある
回転軸線を中心にして車両座席を揺動させる場合にも、
可撓軸を介して、車両の影響を受けやすい制御装置を追
従させることを可能にする解決策を提供することである
本発明はこのために、座席の揺動運動の際の可撓軸用の
枢着点の膠動が伝動装置を介して、ベルト巻取り器にお
いてセンサハウジングを追従させる可撓軸の回転に変換
可能であるという、実施例において具体化された発明思
想を考慮に入れている。この場合、本発明は、可撓軸が
座席金具の中に通されかつレバーに相対回転しないよう
に結合されていることを利用している。
この配置の外部にある軸線を中心に座席を揺動させる際
に、レバーはその位置に関して揺励運Bに追従しようと
しかつその際レバーの位置は重力加速度の方向に座席揺
動の角度だけ変化する。本発明によればレバーは伝励装
置により位置を固定されているので、レバー は、座席
金具の膠動、従って又上端における可撓軸の枢着に、常
に重力加速度の方向に対して同じ角度をなして追従する
から、直線強制運動により車両座席の揺動は可撓軸のね
じれに変換され、このねじれはベルト巻取り器における
車両センサの追従に直接伝達される。
本発明の実施例によれば、強制案内されるレバーは平行
四辺形連結棒のの一部であり、この平行四辺形連結棒は
座席に、待に座席高さ調節用の機械装置に支持されてお
り、こうしてレバーの平行膠動を生ぜしめる。
別の実施例によれば、レバーは、座席金具の移動方向に
延びる押し棒として構成されているので、可撓軸を支持
するレバーは重力加速度の方向に対して常に同じ角度を
なして膠動せしめられる。
本発明の第3の実施例によれば、レバーの他方の自由喘
は啓動可能に連結棒に結合されており、この連結棒は、
座部分と固定的に結合されて、座席揺動の回転軸線を中
心に揺動可能である。
別の問題は、背もたれが傾斜を調節されるだけではなく
−車両の構造様式に応じて完全に前方へ揺動せbめられ
、その際、揺動行程を介して生ずる加速度が大きくなっ
て、背もたれに組み込まれたベルト巻取り器のセンサが
付勢され、それによりベルト窃取−り器がベルトの引き
出し運動に関して拘束されるということに存する。
従って本発明の実施例によれば、背もたれの揺動運動中
の制御板の歯切り部へのセンサレバーの係合を防止する
ための装置も設けられているが、しかしこの装置は背も
たれの通常の傾斜調節中に回転運動を介してセンサの追
従を可能にする。
本発明の実施例によれば、センサレバーに、背もたれ用
の拘束解除レバーと結合された拘束レバーが取り付けら
れており、この拘束レバーが拘束解除レバーの操作され
た際にセンサレバーを固定する。背もたれの完全な揺動
に関してこの背もたれは先ず拘束解除されなければなら
ないから、この拘束解除によりセンサレバーが固定され
るので、背もたれの揺動運動及O軸を介した座席金具に
おける結合によりセンサが追従回転せしめられるにも拘
らず、センサレバーの拘束は行なわれない。
その代案として、本発明の実施例によれば、センサレバ
ーに検知レバーが取り付けられており、この検知レバー
は、ベルト巻取り器に形成された案内面に沿って慴動す
る。ベルト巻取り器にあるこの案内面は、通常の傾斜調
節行程の外部にある本発明の揺動行程を介してセンサレ
バーが検知レバーによる固定され、他方、通常の傾斜調
節行程の範囲における揺動行程の外部において案内面は
検知レバーを釈放するので、センサレバーは機能通りに
動作することができる。
〔実施例〕
図面に本発明の実施例が示されており、以下に詳細に説
明される。
座席金具11を持つ背もたれ10にベルト巻取り器12
が組み込まれており、このベルト巻取り1112は、両
方向矢印14の方向への背もたれIOの傾斜の変化が可
撓軸13の回転運動に変換されるように、可撓軸13を
介してj!i!序金具11と結合されている。
第2図に、制御板16及びこの制御板にある外歯17と
共同作用するセンサ15が示されている。センサ15は
球帽状のハウジングI8を持っており、このハウジング
内に玉19が自由に転動可能に配置されている。玉19
の上に、センサハウジング18に軸!120を中心に回
転可能に配置されたレバー21が載っており、このレバ
ーは、第2図に示された作動停止位置からハウジング1
8内の玉19の位置変化の際に、作用する加速又は減速
により制御板16の歯切り部17への先端22の係合ま
で外方揺動可能である。
制御板16の歯切り部17におけるセンサレバー21の
係合位置の係合点は制御点23として示されている。更
に、M2図にはセンサハウジング18の可能な極限位置
が破線で示されている。
ベルト巻取り器12におけるセンサハウジング18の回
転可能な配置は図示されていない。
第3図から一層明確に分かるように、第1図ないし第3
図に示された実施例において座席金具11及びハウジン
グ追従装置を同じ向きに回転するように配置することが
実現されており、この場合、可撓軸13は、センサハウ
ジング18に、制御点23により固定されたセンサハウ
ジングの回転軸線24上に直接取り付けられており、し
かも差し込み結合部として構成された、相対回転しない
はまり合い結合s25を介して取り付けられているので
、矢印26により示された可撓軸13の回転の際にセン
サハウジング18は、制御点23と一致する回転軸11
24を中心に回転し、その結果、背もたれの!!1W1
と同期的なセンサハウジングの追従が保証されている。
第4図に実施例が示されており、この実施例では、座席
金具11とベルト巻取り器12との対応により可撓軸1
3を逆の向きに回転するように配置させることができ、
この配置は、座席金具11と追従するセンサハウジング
18との間の回転方向の転換を必要とする。このために
第5図はセンサ追従の構造的解決策を示しており、この
場合、センサハウジング18の極限位置が破線で示され
ている。この実施例では、第1図ないし第3図による実
施例と異なり、センサハウジング18における可撓軸1
3の取付は点とセンサハウジング18の回転軸線24は
空間的に互いに分屋されている。可撓軸13のはまり合
い結合部25は、回転可能に設けられた円弧27に取り
付けられている。センサハウジング18の外側形状は回
転可能な円弧27の形状に合わされているので、これら
の円弧面の相互接触ができる。相互接触面の範囲におい
て円弧27及びセンサハウジング18に付属する歯切り
部28が設けられているので、円弧27の回転運動はセ
ンサハウジング18の回転運動に変換される。
この場合、減速比を実現させることができる。
円形に形成されたセンサハウジング18の半径は付属の
歯切り部28の上縁に関して、センサハウジング18の
回転軸線がセンサレバーの制御点を通るように、調整さ
れている。
第、6図に実施例が示されており、この実施例では、ベ
ルト巻取り器12への可撓軸13の案内は直角をなして
行なわれるので、第7図から分かる端部29は、円弧状
に形成されたセンサハウジングI8に接触する。円弧状
に形成されたセンサハウジング18の半径は、センサハ
ウジングの仮想中心点が制御点23に位置するように、
寸法設定されているので、センサハウジング18の回転
は常に、制御点23と一致する回転軸線24を中心に行
なわれる。可撓軸13がはまり合い結合部25によって
結合する端部29とセンサハウジング18との結合は、
傘歯車状の結合装置を介して行なえる。
第8図から分かるように、車両座席9に実施例では背も
たれIOの調節用の2つの回転軸線を形成することがで
き、すなわち、背もたれ10が車両座席9の層部分30
に対して変位可能である回転軸!31と、座席9全体が
揺動可能に配置されている別の回転軸線32とを形成す
ることができる。車両座席のこの構成において背もたれ
10が回転軸線31における層部分30に関して傾斜に
おいて不変である場合にも、下側の回転軸線32を中心
にした座席9の揺動運動は、背もたれIOに配置された
ベルト巻取り器12の位置変化に至らせる(第9図)。
第9図にはつ禽り示されているように、ベルト巻取り1
112又はこのベルト巻取り器の、ベルト巻取り器ハウ
ジングに回転可能に設けられた、車両の影響を受けやす
い制御装置と座席金具33との間に可撓軸13が配置さ
れており、この可撓軸は、車両の影雪を受けやすいセン
サ及び座席金具33と相対回転しないように結合されて
いる。
この実施例で座席9に実現されている回転軸線31.3
2において、可撓軸13は先ずベルト巻取り器12から
層部分30に対する背もたれ10の調節用の上側回転軸
線3Iまで案内されておりかつこの場合は固定的配置で
部分34を介して回転軸線31に沿って延びており、可
撓軸13の部分34は、背もたれ10と固定的に結合さ
れたスリーブ35により包囲されかつ固定されている。
スリーブ35から可撓軸13は更に下側の回転軸線32
まで延びており、この回転軸線を中16に座席9の揺動
が場合によっては行なわれる。この場合、可撓軸13は
この回転軸線上で付属の座席金具33と結合されており
、この場合にも可撓軸13は1つの部分を介して回転軸
線32と同じ方向に向けられている。背もたれ10にお
ける可撓軸13用の取付は部及び察内部がそれぞれの回
転軸線31.32と同じ方向に向けられて配置され得る
限り、背もたれ10における可撓軸13の固定的配置が
可能である。
背もたれ10が両方向矢印26の方向に、例えば座席9
のN動により下側回転軸線32を中心に、回転せしめら
れる場合は、この揺動運動は付属の座席金具33におけ
る可撓軸13の固定的結合により、同じ方向に向けられ
た回転運動に転換されるので、車両の影響を受けやすい
制御装置はベルト巻取り器において適当に追従せしめら
れる。
背もたれの調節が上側回転軸線31を介してのみ行なわ
れる場合は、例えば垂直に配置された可撓軸13の分枝
36はスリーブ35又はこのスリーブの中で案内される
可撓軸13の部分34に対して回転せしめられ、垂直分
枝36と、スリーブ35により固定されかつ座席金具3
3と固定的に結合された可撓軸13の残りの部分とのこ
の相対運動は、ベルト巻取り1112とスリーブ35と
の間の範囲における可撓軸の回転運動に至らせ、この回
転運動は、ベルト巻取り器12における、車両の影響を
受けやすいSa装置の追従のために役立つ。
第10図に、措造条件が例えば背もたれにおけるスリー
ブ35の配置を許容しないがゆえに、可撓軸13の部分
的固定のための軸線が背もたれ10の回転軸線31又は
32と一致することができない場合のための可撓軸13
用の案内軸線又は取付は軸線の配置が示されている。第
10図によれば、可撓軸13用の保持軸線37は、上方
へ、例えば背もたれ10の回転軸1133に対してずら
されている。
軸線33を中心にした背もたれIOの回転の際の可撓軸
13の付加的ねじれの程度及びそれに付随する伝達誤差
にとって重要なのは、両方の軸線37及び33の間の間
隔Aである。それに付随する誤差を相殺するために、可
撓軸13は、構造的に選ばれるべき長さtにわたって自
由に、案内されずに背もたれ10に配置されている。
この場合、間隔Aに対して長さEが大きければ大きいほ
ど伝達誤差は小さくなる。従ってなるべく長さlは間v
AAの少なくとも約2倍の大きさであるのが好ましい。
なぜならばその場合には、調節の際に背もたれ10によ
り描かれる角度αは可撓軸13のねじれ角度計とほぼ同
じ大きさであり、このおおよその角度一致は本発明の好
ましい実施例として達成できる。しかし溝造条件に応じ
て、−層大きい偏差も甘受することができ又は本発明の
根本思想が失われることなしに、他の手段により相殺す
ることができる。
本発明は、第9図から分かる、ベルト巻取り器12と可
撓軸13用の取付は部33の対応に限られない。本発明
は、同じ座席側におけるベルト巻取り器12と可撓軸用
の取付けN33の配置の際にベルト巻取り器と同様に良
く実現され得るので、背もたれ10における可撓軸13
のU字状配置ができる。可撓軸13のこのような配置の
際にも、背もたれ調節用の複数の回転軸線において、取
付は又は案内素子がそれぞれの回転軸線に対して平行な
可撓軸の部分的案内を行なうことによって、本発明は実
現できる。
更に、本発明は、可撓軸の案内される部分34と車両座
席9の回転軸線31.32との正確な平行配置に限られ
ない。平行案内との偏差は結果として−層大きい伝達誤
差を伴うだけであるので、公差はこの範囲においても本
発明の範囲で許容し得る。
第11図に、背もたれIO及び着座面40を持つ車両座
席9が示されており、この座席9は基碕枠41上に載っ
ておりかつ全体として、着座面40の前縁に設けられた
回転軸線42を中心に揺動可能である。このために、車
両座席9は後側に押し棒状の高さ調節装置43を持って
いる。
車両座W19の背もたれ10の中にベルト巻取り器12
が配置されており、このベルト巻取り器の、車両の影響
を受けやすい制御装置は、図示されていないやり方で移
動可能に配置されておりかつ重力加速度の方向に再調整
可能である。
ベルト巻取り器12の車両センサは可撓軸13を介して
座席金具33と結合されている。このために、着座面4
0に対する背もたれ10の調節のための回転軸線31に
おける可撓軸13は座席金具33へ導かれかつ相対回転
しないように取り付けられている。
第11図に、車両座席9の出発位置が実線で示されてお
り、軸線42を中心に上方揺動せしめられた状態におけ
る車両座席9の位置が破線で示されている。これから分
かるように、着座面40に対する背もたれ10の位置は
座席の高さ調節により変化していないので、その限りで
は可撓軸13に対する作用は起こらず、従って車両セン
サは変位せしめられていない。しかし、実線で示された
位置から破線で示された位置への車両座席の変位はベル
ト巻取り器12の位置の変化に至らせるので、車両セン
サは、重力加速度の方向に向けられた軸線から外方揺動
せしめられており、従って動作能力がない。この理由か
ら、軸線42を中心にした座席9の揺動の際にも車両セ
ンサの追従を行なわなければならない。
この追従を実現させるために、可撓軸13は座席金具3
3の中に通されておりかつレバー44の上端に相対回転
しないように結合されており、このレバーは、Igl1
図に示された実施例では、平行四辺形連結棒45の一部
であり、この平行四辺形連結棒は押し棒状の高さ調節装
置43の上端と結合されている。こうして、軸線42を
中心にした座席9の揺動の際にレバー44は重力加速度
の方向に対して同じ角度をなして並進運動せしめられる
重力加速度の方向に対して同じ角度をなした、強制案内
に相当するこの移動の結果、座席9が回転軸線42を中
心に揺動せしめられている角度だけ可撓軸が回転する。
すなわち強制案内がなければレバー44は座席の揺動に
より軸線42を中心に回転し、その際重力加速度の方向
に対するその角度位置を変える。これは、平行四辺形連
結棒45によって行なわれる強制案内により防止される
ので、座席9の揺動運動は、可撓軸13に作用する回転
運動に変換され、この回転運動は可撓軸13を介してベ
ルト巻取り器12における車両センサの追従へ径行する
第12図及び第13図に、強制案内の代案が示されてい
る。第12図による実施例では、座席金具33の移動方
向に配置された押し棒46が強制案内装置として作用し
、この押し棒の上端に、可撓軸が座席金具33の貫通後
に相対回転しないように結合されている。押し棒は重力
加速度の方向に対して同じ角度をなした枢着点の移動を
引き起こす。
第13図に示された実施例において、上端に相対回転し
ないように可撓軸13が結合され工いるレバー44は、
他端において揺動可能に連結棒47と結合されており、
この連結棒は車両座席座席と結合されて回転軸線42を
中心に揺動可能である。それにより、車両座席の揺動は
重力加速度の方向の角度変化なしにレバー44の移動に
至らせる。
本発明は、実施例に示された強制案内に限られない。む
しろ、レバーが可撓軸の組着点の外部にある回転軸線を
中心にした座席揺動の際に重力加速度の方向にその角度
位置を保持する限り、レバー44は他の可能な位置にお
ける伝動装置の一部であり得る。
第14図ないし第12図に本発明の実施例が示されてお
り、これらの実施例において、センサ15のセンサレバ
ー21は、背もたれが通常の傾斜調節行程の範囲内で調
節されるのではなくて、完全に前方へ揺動せしめられる
場合に、制御板の歯切り部!フへの係合から外される。
第14図及び第15図に示された実施例では、背もたれ
の揺動のための拘束解除レバーとの結合が行なわれてい
る。このために、ハンドル51を備えた背もたれ拘束解
除用の拘束解除レバー50が結合レバー52を介して拘
束レバー53と結合されているので、背もたれの拘束解
除の際に矢印59の方向に結合レバー52が上昇せしめ
られかつ拘束レバー53を揺動させて、この拘束レバー
は前端がセンサレバー21で支持されかつこのセンサレ
バーをセンサ15の追従の際にベルト呑取り器の制御板
16の外歯17へ侵入させない。背もたれを通常の位置
へ戻した後に、拘束解除レバー50は再び基準位置に係
止し、それによって拘束レバー53の戻り運動によりセ
ンサレバー21は通常の自作のため駅震される。
その代わりに、第16図及び第12図によれば、センサ
を消勢するための装置を通常の傾斜調節行程54及びそ
れと異なって定められた揺動行程55に合わせることが
できる。このために、ベルト巻取り器12は案内面57
を持っており、この案内面に沿って、センサレバー21
と結合された検知レバー56が摺動する。この案内面は
段部58を持っているので、傾斜調節行程54を介して
センサレバー21の検知レバー56は適当な自由度を持
っており、その結果、センサレバー21を機能通りに制
御板16の歯切り部17へ係合させることができる。背
もたれ10が揺動行程55の範囲に揺動せしめられると
、ベルト巻取り器12に対するセンサI5の相対回転の
結果、案内面57のこれに関する部分がセンサレバー2
1の検知レバー56の前に位置するに至るので、センサ
レバー21は揺動運動するのを妨げられ、従って固定さ
れている。その後、背もたれIOの戻り揺動は、g1フ
図に実線で示された出発位置へ再び戻らせ、この出発位
置においてセンサレバー21は制御板16の外歯17に
係合することができる。破線で、段部58を備えた案内
面57と背もたれIOの揺動行程55との対応が示され
ている。
本発明は、車両の影響を受けやすい制御装置を含めてベ
ルト巻取り器を全体として背もたれに回転可能に背もた
れに設けることにも及んでおり、この場合、背もたれの
傾斜の変化の際にベルト巻取り器は、車両の影響を受け
やすい制御装置が損なわれずに作用する位置へ再び調節
される。このために、ベルト巻取り器は可撓軸を介して
背もたれ調節装置と結合されており、それぞれの接続部
は相対回転しないように構成されている。前に述べた実
施例の原理と一致して、可撓軸13は、ベルト巻取り器
が支点としての軸の軸線を中心に回転可能であるように
、。
ベルト巻取り器に取り付けられなければならない。
最後に、すべての実施例において可撓軸13は相対回転
しないように溝成されなければならないことは自明のこ
とである。
前述の説明、特許請求の範囲及び図面に開示された、本
発明の対象の特徴は、個々にかつ任意の組合せで種々の
実施例における本発明の実現のために重要である。
【図面の簡単な説明】
第1図は背もたれ調節装置とセンサの追従装置が同じ向
きに回転するように配置されたベルト巻取り器を持つ背
もたれの斜視図、第2図は、第1図による配置のための
センサの拡大側面図、第3図は第2図によるセンサの正
面図、第4図は背もたれ調節装置とセンサの追従装置が
逆の向きに回転するように配置されたベルト巻取り器を
持つ背もたれの斜視図、第5図は第4図による配置のた
めのセンサの拡大側面図、第6図は可撓軸がベルト巻取
り器へ直角に導かれたベルト巻取り器を持つ背もたれの
斜視図、第7図は第6図による配置のためのセンサの拡
大側面図、第8図は背もたれ調節用の2つの回転軸線を
持つ座席の概略図、第9図はベルト巻取り器及び可撓軸
を持つ座πの斜視図、第12図は可撓軸の保持軸線から
背もたれ調節装置の回転軸線への概略配置図、第11図
は車両座席の側面図、第12図は可撓軸の枢着点を追従
させるための伝動装置の拡大図、第13図は第3図によ
る対象の別の実施例を示す図、第14図は車両座席の背
もたれの部分図、第15図はセンサレバーを固定するた
めの装置の拡大図、第16図は背もたれの運動行程を示
す図、fa1r図はセンサレバーを固定するための案内
装置の拡大図である。 11.33・・・座席金具、13・・・可撓軸、 15
・・・センサ、16・・・制御板、17・・・歯切り部
、18・−・センサハウジング、21・・・センサレバ
ー、23・・・制御点、24・・・回転軸線第1図 第2図  第3図 第4図 第5図 第6図 1予 第7図 9、/1 ビ\ 、、779 叶  1 第9図 第10図 ・イ1 j 3  と) 〜         \ \  1111\)1月1 \ti/II 3  r) CSJlXIX 第14図 3′5 第15図 59−III   II/  // 第16図 一・甚  \   l    / 、、、、、′−\\ 『    ・、 \ 771   \ !1゜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両座席の背もたれに組み込まれて戻り止めを行な
    うベルト巻取り器が、ベルト巻取り器に作用する加速又
    は減速の際のベルト巻取り軸の拘束を開始するための、
    車両の影響を受けやすい制御装置を少なくとも1つ持つ
    ており、この車両の影響を受けやすい制御装置がベルト
    巻取り器に対して回転可能に配置されかつその位置に関
    して背もたれの傾斜に適合可能である安全ベルト装置に
    おいて、センサ(15)と座席金具(11、33)との
    間に可撓軸(13)が配置されかつセンサハウジング(
    18)及び座席金具(11、33)と相対回転しないよ
    うに結合されており、ベルト巻取り器ハウジングにある
    センサハウジング(18)の回転軸線(24)が、制御
    板歯切り部(17、16)とのセンサレバー(21)の
    係合により形成される制御点(23)を通つて延びてい
    ることを特徴とする、安全ベルト装置。 2 センサハウジング(18)が回転可能にベルト巻取
    り器ハウジングに保持されており、可撓軸(13)が、
    センサハウジング(18)に直接回転軸線(24)上に
    取り付けられかつ同じ向きに回転するように座席金具(
    11、33)と結合されていることを特徴とする、請求
    項1に記載の安全ベルト装置。 3 センサハウジング(18)と可撓軸(13)との間
    にはまり合い結合部(25)が設けられていることを特
    徴とする、請求項2に記載の安全ベルト装置。 4 可撓軸(13)が逆の向きに回転するように座席金
    具(11)とセンサ(15)との間に延びておりかつ回
    転可能に設けられた円弧(27)に取り付けられ、円弧
    (27)が、この円弧に形状的に合わされた回転運動の
    ためのセンサハウジング(18)と結合されており、そ
    の際、円弧(27)及びセンサハウジング(18)の半
    径が合わされていて、センサハウジング(18)の回転
    軸線(24)がセンサレバー(21)の制御点(23)
    を通つて延びていることを特徴とする、請求項1に記載
    の安全ベルト装置。 5 円弧(27)及びセンサハウジング(18)の面に
    、それぞれ相互係合のための歯切り部(28)が形成さ
    れていることを特徴とする、請求項4に記載の安全ベル
    ト装置。 6 可撓軸(13)が円弧状に形成されたセンサハウジ
    ング(18)の外面に結合されており、センサハウジン
    グ(18)の半径が、このセンサハウジング(18)の
    仮想中心点が制御点(23)に位置するように、寸法設
    定されていることを特徴とする、請求項1に記載の安全
    ベルト装置。 7 センサハウジング(18)が傘歯車を介して可撓軸
    (13)用の接続片(29)と結合されていることを特
    徴とする、請求項6に記載の安全ベルト装置。 8 車両の影響を受けやすいセンサ(15)が、球帽状
    のハウジング(18)と、このハウジングに回転可能に
    取り付けられかつハウジング(18)内での移動の際に
    玉(19)により制御板(16)の歯切り部(17)へ
    の係合まで転向可能なセンサレバー(21)とを持つ玉
    センサとして形成されていることを特徴とする、請求項
    1ないし7のうち1つに記載の安全ベルト装置。 9 可撓軸(13)が部分(34)を介して背もたれ調
    節用の各回転軸線(31、32)に対してほぼ平行に案
    内されかつ座席(10)に保持されていることを特徴と
    する、背もたれの調節が複数の回転軸線に関して行なわ
    れる、請求項1ないし8のうち1つに記載の安全ベルト
    装置。 10 背もたれ(10)に、可撓軸(13)を覆うスリ
    ーブ(35)が配置されており、このスリーブの縦軸線
    が背もたれ調節用の回転軸線(31、32)に対してほ
    ぼ平行に向けられていることを特徴とする、請求項9に
    記載の安全ベルト装置。 11 背もたれ調節装置の各回転軸線(31、32)に
    対して、軸部分(34)を固定するための別個のスリー
    ブ(35)が配置されていることを特徴とする、請求項
    9又は10に記載の安全ベルト装置。 12 背もたれ(10)に固定的に設けられた可撓軸(
    13)において、この可撓軸(13)を覆うスリーブ(
    35)の縦軸線が背もたれ調節装置の回転軸線(31、
    32)と一致していることを特徴とする、請求項9ない
    し11のうち1つに記載の安全ベルト装置。 13 スリーブ(35)がその縦軸線に関して背もたれ
    調節装置の回転軸線(31、32)に対して間隔(A)
    を置いて配置されておりかつ部分(34)を持つ可撓軸
    (13)が自由な配置でスリーブ(35)まで案内され
    ていることを特徴とする、請求項9ないし11のうち1
    つに記載の安全ベルト装置。 14 座席金具(33)における可撓軸(13)の取り
    付けが回転軸線(31、32)上において行なわれるこ
    とを特徴とする、請求項9ないし11のうち1つに記載
    の安全ベルト装置。 15 可撓軸(13)の取り付けが回転軸線(31、3
    2)に対してずらされて行なわれることを特徴とする、
    請求項13に記載の安全ベルト装置。 16 座席金具(33)における可撓軸(13)の取り
    付けが、着座面(40)に対する背もたれ(10)の回
    転軸線(31)上において行なわれることを特徴とする
    、請求項1ないし15のうち1つに記載の安全ベルト装
    置。 17 車両座席(9)が付加的に、座席(9)の可撓軸
    (13)の枢着点(33)の外部にある回転軸線(42
    )を中心に揺動可能であり、座席揺動の際の枢着点(3
    3)の移動が伝動装置(44、45、46、47)を介
    して、ベルト巻取り器(12)においてセンサハウジン
    グを追従させる可撓軸(13)の回転に変換可能である
    ことを特徴とする、請求項16に記載の安全ベルト装置
    。 18 可撓軸(13)が座席金具(33)の中に通され
    かつレバー(44)に相対回転しないように結合されて
    おり、このレバーが座席(9)の揺動運動の際に、重力
    加速度の方向に対して同じ角度をなして可撓軸(13)
    の枢着点の強制案内部を形成していることを特徴とする
    、請求項17に記載の安全ベルト装置。 19 レバー(44)が、座席(9)に結合された平行
    四辺形連結棒(45)の一部であることを特徴とする、
    請求項18に記載の安全ベルト装置。 20 レバーが、座席揺動の際の座席金具(33)の移
    動位置の間にある押し棒(46)の一部であることを特
    徴とする、請求項18に記載の安全ベルト装置。 21 レバー(44)が他端において移動可能に、座席
    (9)と結合されかつ座席調節用の回転軸線(42)を
    中心に揺動可能な連結棒(47)と結合されていること
    を特徴とする、請求項18に記載の安全ベルト装置。 22 背もたれ(10)の揺動運動中に制御板(16)
    の歯切り部(17)へのセンサレバー(21)の係合を
    防止するための装置(50、53、56、57)が設け
    られていることを特徴とする、請求項1ないし21のう
    ち1つに記載の安全ベルト装置。 23 センサレバー(21)に、背もたれ(10)用の
    拘束解除レバー(50)と結合された拘束レバー(53
    )が取り付けられており、この拘束レバーが拘束解除レ
    バー(50)の操作された際にセンサレバー(21)を
    固定することを特徴とする、請求項22に記載の安全ベ
    ルト装置。 24 背もたれ(10)の傾斜調節行程(54)の外部
    において揺動行程(55)を介してベルト巻取り器(1
    2)のセンサ(15)のセンサレバー(21)が案内装
    置(56、57)により拘束されていることを特徴とす
    る、請求項22に記載の安全ベルト装置。 25 ベルト巻取り器(12)が、センサレバー(21
    )に取り付けられた検知レバー(56)用の案内面(5
    7)を持つており、この案内面が傾斜調節行程(54)
    を介して検知レバー(56)を釈放しかつこの検知レバ
    ーを背もたれ(10)の揺動行程(55)を介して拘束
    することを特徴とする、請求項24に記載の安全ベルト
    装置。 26 車両座席の背もたれに組み込まれて戻り止めを行
    なうベルト巻取り器が、ベルト巻取り器に作用する加速
    又は減速の際のベルト巻取り軸の拘束を開始するための
    、車両の影響を受けやすい制御装置を少なくとも1つ持
    つており、ベルト巻取り器がその位置に関して背もたれ
    の傾斜に適合可能である安全ベルト装置において、ベル
    ト巻取り器(12)と背もたれ調節装置(11)との間
    に相対回転しない可撓軸(13)が配置されておりかつ
    ベルト巻取り器(12)及び背もたれ調節装置(11)
    と相対回転しないように結合されており、軸(13)の
    軸線がベルト巻取り器の軸線を通つて延びていることを
    特徴とする安全ベルト装置。 27 背もたれに回転可能に設けられたベルト巻取り器
    の回転軸線(24)が軸線と一致しており、軸(13)
    がベルト巻取り器のハウジングと相対回転しないように
    結合されていることを特徴とする、請求項26に記載の
    安全ベルト装置。
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