JPH03148335A - 四輪駆動車の駆動力配分制御装置 - Google Patents
四輪駆動車の駆動力配分制御装置Info
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- JPH03148335A JPH03148335A JP28578889A JP28578889A JPH03148335A JP H03148335 A JPH03148335 A JP H03148335A JP 28578889 A JP28578889 A JP 28578889A JP 28578889 A JP28578889 A JP 28578889A JP H03148335 A JPH03148335 A JP H03148335A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 20
- 230000003190 augmentative effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、前後輪の駆動力配分が可変に制御されるトル
クスプリット四輪駆動車の駆動力配分制御装置に関する
。
クスプリット四輪駆動車の駆動力配分制御装置に関する
。
(従来の技術)
まず、四輪駆動車の前後輪駆動力配分制御装置としては
、例えば、特開昭&3−141831号公報に記載され
ている装置が知られていて、この従来装置では、徒輸駆
動ベースの四輪駆動車で、前後輪回転速度差が大きくな
るに従って前輪への伝達駆動力を増大して駆動力配分を
4輪駆動側にすると共に横加速度が大きくなるに従って
駆動輪スリップの発生に対する前輪への伝達駆動力の増
大割合を減少するようにしている。
、例えば、特開昭&3−141831号公報に記載され
ている装置が知られていて、この従来装置では、徒輸駆
動ベースの四輪駆動車で、前後輪回転速度差が大きくな
るに従って前輪への伝達駆動力を増大して駆動力配分を
4輪駆動側にすると共に横加速度が大きくなるに従って
駆動輪スリップの発生に対する前輪への伝達駆動力の増
大割合を減少するようにしている。
また、特開昭61−33325号公報には−前後加速度
センサと横加速度センサを用い、これらのセンサ信号に
より走行状態を判断し、4輪駆動状態と2輪駆動状態と
を自動的に切換える四輪駆動車の自動切換装置が示され
ている。
センサと横加速度センサを用い、これらのセンサ信号に
より走行状態を判断し、4輪駆動状態と2輪駆動状態と
を自動的に切換える四輪駆動車の自動切換装置が示され
ている。
(発明が解決しようとする課題)
前者の四輪駆動車の前後輪駆動力配分制御装置にあって
は、駆動軸スリップ及び旋回による横加速度の発生に対
応し、徐々に駆動力配分比を変更する駆動力配分制御に
より車両のヨーコントロールが行なわれ、走行状況や路
面状況に対応した最適な前後輪駆動力配分が得られて好
ましい。
は、駆動軸スリップ及び旋回による横加速度の発生に対
応し、徐々に駆動力配分比を変更する駆動力配分制御に
より車両のヨーコントロールが行なわれ、走行状況や路
面状況に対応した最適な前後輪駆動力配分が得られて好
ましい。
しかしながら、前後輪回転速度差情報を得るために車輪
速センサが4個必要である為、装置コスト的に不利であ
る。
速センサが4個必要である為、装置コスト的に不利であ
る。
また、後者の四輪駆動車の自動切換装置にあっては、
前俊加速度と横加速度の2個のセンサによる装置である
ことでコスト的には有利である。
前俊加速度と横加速度の2個のセンサによる装置である
ことでコスト的には有利である。
しかしながら、前後輪の駆動力配分比を徐々に変更する
ものではなく、2WD−4WDまたは4WD→2WDと
いうように、駆動力配分を急激に変更する装置である為
、走行状況や路面状況に最適に対応できないばかりでな
く、駆動力配分切換によりステア特性の急変や車両挙動
の急変が生じてしまう。
ものではなく、2WD−4WDまたは4WD→2WDと
いうように、駆動力配分を急激に変更する装置である為
、走行状況や路面状況に最適に対応できないばかりでな
く、駆動力配分切換によりステア特性の急変や車両挙動
の急変が生じてしまう。
本発明は、上述のような問題に着目してなされたもので
、2輪駆動ベースの電子制御トルクスプリットによる四
輪駆動車の駆動力配分制御装置において、装置コストを
有利にしながら、前後輪回転速度差を入力情報とする場
合と同等のトルクスプリット制御を達成することを課題
とする。
、2輪駆動ベースの電子制御トルクスプリットによる四
輪駆動車の駆動力配分制御装置において、装置コストを
有利にしながら、前後輪回転速度差を入力情報とする場
合と同等のトルクスプリット制御を達成することを課題
とする。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するために本発明の四輪駆動車の駆動力
配分制御装置では、前後輪回転速度差情報に代え、前後
加速度情報を用いてトルクスプリット制御を行なう手段
とした。
配分制御装置では、前後輪回転速度差情報に代え、前後
加速度情報を用いてトルクスプリット制御を行なう手段
とした。
即ち、第1図のクレーム対応図に示すように、前後輪の
一方へのエンジン直結駆動系に対し前後輪の他方への駆
動系の途中に設けられた可変駆動力配分クラッチaと、
車両の前後方向加速度を検出する前後加速度検出手段す
と、車両の横方向加速度を検出する横加速度検出手段C
と、前俊加速度が大きくなるに従ってクラッチ締結駆動
輪への伝達駆動力を増大して駆動力配分を4輪駆動側に
すると共に横加速度が大きくなるに従って前俊加速度の
発生に対するクラッチ締結駆動輪への伝達駆動力の増大
割合を減少する制御内容により前記可変駆動力配分クラ
ッチaの−締結力制御を行なう前後輪駆動力配分制御手
段dと、を備えている事を特徴とする特 *作 用) 直進走行時には、前後輪駆動力配分制御手段dにおいて
、前後加速度検出手段すにより検出される前後加速度が
大きくなるに従ってクラッチ締結駆動輪への伝達駆動力
を増大して駆動力配分を4輪駆動側にする制御が行なわ
れる。
一方へのエンジン直結駆動系に対し前後輪の他方への駆
動系の途中に設けられた可変駆動力配分クラッチaと、
車両の前後方向加速度を検出する前後加速度検出手段す
と、車両の横方向加速度を検出する横加速度検出手段C
と、前俊加速度が大きくなるに従ってクラッチ締結駆動
輪への伝達駆動力を増大して駆動力配分を4輪駆動側に
すると共に横加速度が大きくなるに従って前俊加速度の
発生に対するクラッチ締結駆動輪への伝達駆動力の増大
割合を減少する制御内容により前記可変駆動力配分クラ
ッチaの−締結力制御を行なう前後輪駆動力配分制御手
段dと、を備えている事を特徴とする特 *作 用) 直進走行時には、前後輪駆動力配分制御手段dにおいて
、前後加速度検出手段すにより検出される前後加速度が
大きくなるに従ってクラッチ締結駆動輪への伝達駆動力
を増大して駆動力配分を4輪駆動側にする制御が行なわ
れる。
従って、急発進や加速時には、加速状況に見合って駆動
力配分が最大5G:5Gまで無段階に制御されることに
なり、エンジン直結駆動系への過剰な伝達駆動力による
駆動軸スリップがクラッチ伝達駆動輪への駆動力配分に
より抑制され、駆動性能と走行安定性が図られる。
力配分が最大5G:5Gまで無段階に制御されることに
なり、エンジン直結駆動系への過剰な伝達駆動力による
駆動軸スリップがクラッチ伝達駆動輪への駆動力配分に
より抑制され、駆動性能と走行安定性が図られる。
旋回走行時には、前後輪駆動力配分制御手段dにおいて
前後加速度検出手段Cにより検出される横加速度が大き
くなるに従って前後加速度の発生に対するクラッチ締結
駆動輪への伝達駆動力の増大割合を減少する制御が行な
われる。
前後加速度検出手段Cにより検出される横加速度が大き
くなるに従って前後加速度の発生に対するクラッチ締結
駆動輪への伝達駆動力の増大割合を減少する制御が行な
われる。
従って、横加速度の発生が小さい高μ路加速旋回時には
加速の強さに応じてクラッチ締結駆動輪への駆動力配分
を大きくする制御が行なわれることになり、例えば、後
輪駆動ベースの車両である場合には、前輪側への駆動力
配分が加速の強さに応じて大きくなることで、オーバス
テアの急増が防止され、車両のコスト0−ル性が高まる
。
加速の強さに応じてクラッチ締結駆動輪への駆動力配分
を大きくする制御が行なわれることになり、例えば、後
輪駆動ベースの車両である場合には、前輪側への駆動力
配分が加速の強さに応じて大きくなることで、オーバス
テアの急増が防止され、車両のコスト0−ル性が高まる
。
また、横加速度の発生が大きい高μ路加速旋回時には全
般的にクラッチ締結駆動輪への駆動力配分が小さい制御
が行なわれることになり、例えば、後輪駆動ベースの車
両である場合には、前輪側への駆動力配分を小さくして
前輪のコーナリングフォース減少が抑制されることで、
旋回回頭性の向上が図られる。
般的にクラッチ締結駆動輪への駆動力配分が小さい制御
が行なわれることになり、例えば、後輪駆動ベースの車
両である場合には、前輪側への駆動力配分を小さくして
前輪のコーナリングフォース減少が抑制されることで、
旋回回頭性の向上が図られる。
また。高μ路加速旋回時にも低し路加速旋回時と同様に
、加速の強さに応じてクラッチ締結駆動輪への駆動力配
分を大きくする制御が行なわれることで、車両のコスト
0−ル性が高まる。
、加速の強さに応じてクラッチ締結駆動輪への駆動力配
分を大きくする制御が行なわれることで、車両のコスト
0−ル性が高まる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
第2図は実施例の四輪駆動車の駆動力配分制御装置を示
す全体システム図で、適用車両のパワートレーンは、エ
ンジン1、トランスミッション2、リヤプロペラシャフ
ト3、リヤディフッレンシャル4、左右のリヤドライブ
シャフト5.6、左右の後輪7.8、湿式多板クラッチ
9(可変駆動力配分クラッチ)、フロンドブ0ペラシャ
フト10、フロントディフッレンシャル11、左右のフ
ロントドライブシャフト12,13、左右の前輪14.
15を備えている。
す全体システム図で、適用車両のパワートレーンは、エ
ンジン1、トランスミッション2、リヤプロペラシャフ
ト3、リヤディフッレンシャル4、左右のリヤドライブ
シャフト5.6、左右の後輪7.8、湿式多板クラッチ
9(可変駆動力配分クラッチ)、フロンドブ0ペラシャ
フト10、フロントディフッレンシャル11、左右のフ
ロントドライブシャフト12,13、左右の前輪14.
15を備えている。
そして、後輪768へは路面伝達駆動力が直接伝達され
るが、前輪14.15へは湿式多板クラッチ9を介して
伝達される。即ち、前後輪への駆動力配分は湿式多板ク
ラッチ9の締結力を油圧によって制御することで、零油
圧による前輪:徒輸=0:100(後輪駆動)から最大
油圧による前輪:稜輸=50:50(リジッド4WD状
態)まで無段階に変更させることが可能である。
るが、前輪14.15へは湿式多板クラッチ9を介して
伝達される。即ち、前後輪への駆動力配分は湿式多板ク
ラッチ9の締結力を油圧によって制御することで、零油
圧による前輪:徒輸=0:100(後輪駆動)から最大
油圧による前輪:稜輸=50:50(リジッド4WD状
態)まで無段階に変更させることが可能である。
前記湿式多板クラッチ9の締結力を制御する前後輪駆動
力配分制御装置は、電子制御系として、前後加速度セン
サ20と第1横加速度センサ21と第2横加速度センサ
22とETSコントローラ(ETSはElectron
ic Torque Splitの略称)23を備え、
油圧制御系として、オイルポンプ24とソレノイド制御
弁25と制御圧油路26を備えている。
力配分制御装置は、電子制御系として、前後加速度セン
サ20と第1横加速度センサ21と第2横加速度センサ
22とETSコントローラ(ETSはElectron
ic Torque Splitの略称)23を備え、
油圧制御系として、オイルポンプ24とソレノイド制御
弁25と制御圧油路26を備えている。
そして、ETSコント0−ラフ6では、各センサ20〜
23からの信号を入力し、前後加速度x6と横加速度Y
6とに基づく湿式多板クラッチ9の締結力制御により、
前後加速度x6が大きくなるに従って前輪14.15へ
の伝達トルクT、を増大すると共に横加速度Y6が大き
くなるに従って前後加速度×6に対する前輪側伝達トル
ク■、のゲインk(増大割合)を減少する前後輪駆動力
配分制御が行なわれる。
23からの信号を入力し、前後加速度x6と横加速度Y
6とに基づく湿式多板クラッチ9の締結力制御により、
前後加速度x6が大きくなるに従って前輪14.15へ
の伝達トルクT、を増大すると共に横加速度Y6が大き
くなるに従って前後加速度×6に対する前輪側伝達トル
ク■、のゲインk(増大割合)を減少する前後輪駆動力
配分制御が行なわれる。
次に、作用を説明する。
第3図は所定の制御周期によりETSコントローラ26
で行なわれる前後輪駆動力配分制御作動の流れを示すフ
0−チャートであり、以下、各ステップの作動を順に説
明する。
で行なわれる前後輪駆動力配分制御作動の流れを示すフ
0−チャートであり、以下、各ステップの作動を順に説
明する。
ステップ41では、前後加速度×6と第1横加速度Y6
..第2横加速度YG2が入力される。
..第2横加速度YG2が入力される。
ステップ42では、上記第1横加速度Y(ilと第2横
加速度YG2との平均値により横加速度Y6が演算され
る。
加速度YG2との平均値により横加速度Y6が演算され
る。
ステップ43では、前後加速度x6に対する前輪側伝達
トルク■、のゲインKが横加速度Y6の逆数に基づいて
下2の式で演算される。
トルク■、のゲインKが横加速度Y6の逆数に基づいて
下2の式で演算される。
κ=α/Y6(但し、K≦β)
であり、特性図としてあられすと、第4図のような特性
を示す。
を示す。
ステップ44では、ゲインにと前後加速度x6とによっ
て前輪側伝達トルク■、(二に・+ (X、) )が演
算される。
て前輪側伝達トルク■、(二に・+ (X、) )が演
算される。
尚、特性図としてあられすと、第5図のような特性を示
す。
す。
ステップ45では、前記ステップ44で求められた前輪
側伝達トルク■、が、予め与えられたT、−1特性テー
ブルによりソレノイド駆動電流iに変換される。
側伝達トルク■、が、予め与えられたT、−1特性テー
ブルによりソレノイド駆動電流iに変換される。
ステップ46では、ソレノイド制御弁28へディザー電
流i* (例えば、i±0.1^10GHz)が出力さ
れる。
流i* (例えば、i±0.1^10GHz)が出力さ
れる。
以上のように湿式多板クラッチ9の締結力が、前後加速
度x6と横加速度Y。に応じて制御されることにより、
直進走行時、旋回走行時、減速時においては、下記に述
べる走行性能を示す。
度x6と横加速度Y。に応じて制御されることにより、
直進走行時、旋回走行時、減速時においては、下記に述
べる走行性能を示す。
ネ直進走行時
直進走行時には、横加速度Y6が零もしくは非常に小さ
な値となる為、ゲインKが最も大きな制御特性に基づき
、前後加速度X、の大きさに応じて前輪側伝達トルク■
、を大きくする、即ち、加速の強さにより前後輪駆動力
配分比をO: 100〜50:50とする制御が行なわ
れる。
な値となる為、ゲインKが最も大きな制御特性に基づき
、前後加速度X、の大きさに応じて前輪側伝達トルク■
、を大きくする、即ち、加速の強さにより前後輪駆動力
配分比をO: 100〜50:50とする制御が行なわ
れる。
従って、前後加速度X、が非常に大きい急発進時には、
前輪側伝達トルク■、が大きいほぼリジット4WD状態
となる為、車両の発進性と安定性が高められる。
前輪側伝達トルク■、が大きいほぼリジット4WD状態
となる為、車両の発進性と安定性が高められる。
また、直進加速時には、加速状況に見合って駆動力配分
が最大50:50まで無段階に制御される為、後輪7.
8への過剰な伝達駆動力による徒輸輪スリップが前輪1
4.15への駆動力配分により抑制され、加速性能と安
定性とが高められる。
が最大50:50まで無段階に制御される為、後輪7.
8への過剰な伝達駆動力による徒輸輪スリップが前輪1
4.15への駆動力配分により抑制され、加速性能と安
定性とが高められる。
*旋回走行時
旋回走行時には、横加速度Y。が大きいほど小さなゲイ
ンに、また、横加速度Yaが小さいほど大きなゲインに
による制御特性に基づき、前後加速度×6の大きさに応
じて前輪側伝達トルク■、が大きくする制御が行なわれ
る。
ンに、また、横加速度Yaが小さいほど大きなゲインに
による制御特性に基づき、前後加速度×6の大きさに応
じて前輪側伝達トルク■、が大きくする制御が行なわれ
る。
従って、横加速度の発生が小さい高μ路加速旋回時には
、前輪側伝達トルク■、が加速の強さに応じて大きくな
ることで、オーバステアの急増が防止され、車両のコス
ト0−ル性が高まる。
、前輪側伝達トルク■、が加速の強さに応じて大きくな
ることで、オーバステアの急増が防止され、車両のコス
ト0−ル性が高まる。
また、横加速度の発生が大きい高μ路加速旋回時には全
般的に前輪側伝達トルク■、が小さい制御が行なわれる
ことで、前輪14.15のコーナリングフォース減少か
抑制され、ステアリングの効きが維持され、旋回回頭性
の向上が図られる。
般的に前輪側伝達トルク■、が小さい制御が行なわれる
ことで、前輪14.15のコーナリングフォース減少か
抑制され、ステアリングの効きが維持され、旋回回頭性
の向上が図られる。
また、高μ路加速旋回時にも高μ路加速旋回時と同様に
、加速の強さに応じて前輪側伝達トルクT、 −を大
きくする制御が行なわれることで、オーバステアの急増
が防止され、車両のコスト0−ル性が高まる。
、加速の強さに応じて前輪側伝達トルクT、 −を大
きくする制御が行なわれることで、オーバステアの急増
が防止され、車両のコスト0−ル性が高まる。
本減速時
車両減速時には、第5図の制御特性図に示すように、
減速度合に応じて前輪側伝達トルクLを大きくする制御
が行なわれる。
減速度合に応じて前輪側伝達トルクLを大きくする制御
が行なわれる。
従って、ブレーキ操作やエンジンブレーキによる制動時
には、前輪14.15側にブレーキ量に見合うブレーキ
トルクが伝達されることになり、前後輪の制動力バラン
スによりブレーキの効きが高まる。
には、前輪14.15側にブレーキ量に見合うブレーキ
トルクが伝達されることになり、前後輪の制動力バラン
スによりブレーキの効きが高まる。
以上説明したように、実施例の四輪駆動車の駆動力配分
制御装置にあっては、従来の前後輪回転速度差情報に代
え、前後加速度X。を用いてトルクスプリットllJi
llを行なう装置とした為、1個の前後加速度センサ2
0を用いるだけで装置コストを有利にしながら、前後輪
回転速度差を入力情報とする場合と同等のトルクスプリ
ット制御を達成することが出来る。
制御装置にあっては、従来の前後輪回転速度差情報に代
え、前後加速度X。を用いてトルクスプリットllJi
llを行なう装置とした為、1個の前後加速度センサ2
0を用いるだけで装置コストを有利にしながら、前後輪
回転速度差を入力情報とする場合と同等のトルクスプリ
ット制御を達成することが出来る。
以上、実施例を図面に基づいて説明してきたが、具体的
な構成及び制御内容はこの実施例に限られるものではな
い。
な構成及び制御内容はこの実施例に限られるものではな
い。
例えば一実施例では−、後輪駆動ベースの車両に前後輪
駆動力配分制御装−置を適用した例を示したが、前輪駆
動ベースの車両に前後輸駆動力配分制御装置を適用して
も良い。
駆動力配分制御装−置を適用した例を示したが、前輪駆
動ベースの車両に前後輸駆動力配分制御装置を適用して
も良い。
また、実施例では、前後輪駆動力配分制御として、外部
からの制御油圧により伝達トルクを変更できる多扱摩擦
クラッチを用いた例を示したが、外部制御により伝達ト
ルクが変更可能なりラッチであれば、例えば、制御型ビ
スカスクラッチや制御型オリフィスクラッチや電磁クラ
ッチ等を用いても良い。
からの制御油圧により伝達トルクを変更できる多扱摩擦
クラッチを用いた例を示したが、外部制御により伝達ト
ルクが変更可能なりラッチであれば、例えば、制御型ビ
スカスクラッチや制御型オリフィスクラッチや電磁クラ
ッチ等を用いても良い。
また。実施例では前輪側伝達トルク特性として、第5図
に示す特性を用いて前後輪駆動力配分制御を行なう装置
を示したが、第6図に示すように、減速時であって、所
定の減速加速度を超える領域では前輪側伝達トルクT、
を一定値とする前輪側伝達トルク特性により制御するよ
うにしても良い。
に示す特性を用いて前後輪駆動力配分制御を行なう装置
を示したが、第6図に示すように、減速時であって、所
定の減速加速度を超える領域では前輪側伝達トルクT、
を一定値とする前輪側伝達トルク特性により制御するよ
うにしても良い。
この場合には、急制動時に車輪0フクを防止するABS
(アンチスキッド・ブレーキング・システム)との制
御干渉が防止されるし、急制動時に適度なタックインを
起すことも出来る。
(アンチスキッド・ブレーキング・システム)との制
御干渉が防止されるし、急制動時に適度なタックインを
起すことも出来る。
C発明の効果》
以上説明してきたように、本発明にあっては、2輪駆動
ベースの電子制御トルクスプリットによる四輪駆動車の
駆動力配分制御装置において、前後輪回転速度差情報に
代え、前後加速度情報を用いてトルクスプリット制御を
行なう手段とした為、装置コストを有利にしながら、前
後輪回転速度kを入力情報とする場合と同等のトルクス
プリット制御を達成することが出来るという効果が得ら
れる。
ベースの電子制御トルクスプリットによる四輪駆動車の
駆動力配分制御装置において、前後輪回転速度差情報に
代え、前後加速度情報を用いてトルクスプリット制御を
行なう手段とした為、装置コストを有利にしながら、前
後輪回転速度kを入力情報とする場合と同等のトルクス
プリット制御を達成することが出来るという効果が得ら
れる。
第1図は本発明の四輪駆動車の駆動力配分制御装置を示
すクレーム対応図、第2図は実施例の駆動力配分制御装
置が適用された四輪駆動車の全体システム図、第3図は
実施例装置のETSコントローラでの前復輸駆動力配分
制御作動の流れを示すフローチャート、第4図はETS
コントローラに設定されている横加速度に対するゲイン
特性図、第5図は前後加速度に対する前輪側伝達トルク
特性を示す制御特性図、第6図は前後加速度に対する前
輪側伝達トルク特性の他の例を示す制御特性図である。 a−−一可変駆動力配分クラフチ b−−一前後加速度検出手段 C−・−横加速度検出手段
すクレーム対応図、第2図は実施例の駆動力配分制御装
置が適用された四輪駆動車の全体システム図、第3図は
実施例装置のETSコントローラでの前復輸駆動力配分
制御作動の流れを示すフローチャート、第4図はETS
コントローラに設定されている横加速度に対するゲイン
特性図、第5図は前後加速度に対する前輪側伝達トルク
特性を示す制御特性図、第6図は前後加速度に対する前
輪側伝達トルク特性の他の例を示す制御特性図である。 a−−一可変駆動力配分クラフチ b−−一前後加速度検出手段 C−・−横加速度検出手段
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)前後輪の一方へのエンジン直結駆動系に対し前後輪
の他方への駆動系の途中に設けられた可変駆動力配分ク
ラッチと、 車両の前後方向加速度を検出する前後加速度検出手段と
、 車両の横方向加速度を検出する横加速度検出手段と、 前後加速度が大きくなるに従ってクラッチ締結駆動輪へ
の伝達駆動力を増大して駆動力配分を4輪駆動側にする
と共に横加速度が大きくなるに従って前後加速度の発生
に対するクラッチ締結駆動輪への伝達駆動力の増大割合
を減少する制御内容により前記可変駆動力配分クラッチ
の締結力制御を行なう前後輪駆動力配分制御手段と、 を備えている事を特徴とする四輪駆動車の駆動力配分制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1285788A JP2646764B2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 四輪駆動車の駆動力配分制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1285788A JP2646764B2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 四輪駆動車の駆動力配分制御装置 |
Publications (2)
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1989
- 1989-10-31 JP JP1285788A patent/JP2646764B2/ja not_active Expired - Fee Related
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