JPH03148253A - S―アルキルチオプロピオン酸および誘導体 - Google Patents

S―アルキルチオプロピオン酸および誘導体

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JPH03148253A
JPH03148253A JP18930390A JP18930390A JPH03148253A JP H03148253 A JPH03148253 A JP H03148253A JP 18930390 A JP18930390 A JP 18930390A JP 18930390 A JP18930390 A JP 18930390A JP H03148253 A JPH03148253 A JP H03148253A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般的にS−アルキルチオプロピオン酸および
その誘導体の製造方法、々らびにそれから作った生成物
に関する。より詳細には、本発明はメルカプタンをアク
リル酸またはアクリル酸塩との直接反応、すなわち強塩
基触媒の存在下に行われる付加反応による3−アルキル
チオプロピオン酸および誘導体の製造方法に関する。3
−アルキルチオプロピオ/酸をペンタエリトリトール等
でエステル化する場合に、得られる生成物はテトラエス
テル構造を有するエステルが極めて大量にある。
アルキルチオアルカン酸等から誘導されるアルキルエス
テルは、一般に、加工、押出または成形中のみならず使
用中にも熱劣化および酸化劣化を受けやすいポリマー樹
脂等のように有機物質の安定剤として有用であることが
知られている。この−船釣に効用を有するエステルはこ
れまでにいろいろな方法で製造されている。たとえばD
exter等の米国特許第3.758.549号明細書
はこの種の生成物の製造にエステル交換法を教示してい
る。該方法によ°りて、特にエステル交換を工業規模で
行う場合には、90重量%以上のテトラエステル含量を
有する生成物を得るのは難しいことが多い。
ポリオレフィンの耐劣化性を向上させるための安定剤は
アルファオレフィンをメルカプトカルボン酸の多官能エ
ステルと反応させて製造することもできる。この種の安
定剤およびその製造方法はKauder等の米国特許第
4,080,364号明細書に開示されている。この種
の付加反応に関する経験はこのようにして生成したもの
が典型的に90重量%未満のテトラエステル含量を有す
ることを示す。
Nakahara等の米国特許第4.549,468号
明細書は、1−ドデセンのよう々アルファオレフィンを
アゾニトリルまたは過酸化物触媒の存在下でベータメル
カプトプロピオン酸またはエステルと共に加熱し、次に
生成したアルキルチオプロピオン酸をペンタエリトリト
ールでエステル化することを含む方法によって製造され
るポリオレフィン用安定剤ペンタエリトリトールテトラ
キス(3−ラウリルチオプロピオネート)の調製法を教
示している。この得られた生成物は、アルファオレフィ
ン反応が、別の精製工程で除去しない場合には、ペンタ
エリトリトールエステルの品質を低下させる不要の異性
体副生物を生じるという点で典型的に品質が粗悪である
このような方法によって製造したアルキルチオプロピオ
ン酸は特別の精製をしないと、ペンタエリ)リトール等
と反応したときに極めて高含量のテトラエステルおよび
最小限度のトリエステルのような他の成分を有するエス
テル化物を生成する高純度特性を示すアルキルチオプロ
ピオン酸ヲ典型的には直接に生成しない。さらに、実質
的に大過剰の酸性試薬を必要とせず、そのためにコスト
を下げ、反応生成物から過剰の酸を除去せねばならぬ非
能率さなできるだけ少なくし、かつ中間段階における精
製処理をなくすこの優れた結果は本発明によって典型的
に達成される。
本発明によって、アルキル基中に約4ないし約20個の
炭素原子を有する3−アルキルチオプロピオン酸は、約
4ないし約20個の炭素原子を有するアルキルメルカプ
タンをアルカリ金属アクリレートと直接反応させること
によって調製され、該反応は強塩基触媒の存在下、典型
的にはpHが少なくとも約11のアルカリ水溶液中で行
われる。
その後、反応溶液を約4以下のpuまで酸性にし、次に
酸性反応溶液の水不溶相から3−アルキルチオプロピオ
ン酸を回収する。必要な場合には、3−アルキルチオプ
ロピオン酸のペンタエリトリトール等とのエステル化に
よって高純度のテトラエステル化物を生成させる。
従って、本発明の一般的目的は、アルキルチオプロピオ
ン酸の改良製造方法を提供することおよび該方法によっ
て製造した改良酸を提供することである。
本発明の別の目的は、例外的な純度を有するS−アルキ
ルチオプロピオン酸の回収をもたらす直接付加反応法に
よるS−アルキルチオプロピオン酸の改良製造方法を提
供することである。
本発明の他の目的は3−アルキルチオプロピオン酸テト
ラエステルの製造に使用するのに特に適する3−アルキ
ルチオプロピオン酸な得る改良方法な提供することであ
る。
本発明の別の目的は3−アルキルチオプロピオン酸から
生成したテトラエステルの改良仕上ケ精製法を提供する
ことである。
本発明のこれらおよび他の目的、特徴ならびに利点は以
下の詳細な説明を検討することによって明瞭に理解され
よう。
本発明によって調製される3−アルキルチオプロピオン
酸は、所望の3−アルキルチオプロピオン酸以外のもの
の回収を出来るだけ少なくするために行われる直接付加
反応法によって製造される。
ろ−アルキルチオプロピオン酸中のアルキル基の炭素鎖
長は反応容器に仕込まれるメルカプタンの炭素鎖長によ
って選ばれる。選ばれたメルカプタンは酸反応物または
その塩と付加反応を行って、3−アルキルチオプロピオ
ン酸のプロピオ/酸成分を付加する。
特にメルカプタンに関しては、該物質は式RSH(式中
、Rは約4ないし約20個の炭素原子の炭素鎖長を有す
る)を有する。これに関連する典型的な反応物にはn−
ブチルメルカプタン、n−オクチルメルカプタン、n−
デシルメルカプタン。
n−ドデシルメルカプタン等がある。概ね等モル量のこ
のメルカプタンおよび他方の付加反応物が反応容器に仕
込まれるが、酸成分は等モル量よりも若干過剰の濃度で
存在することができる。
酸反応物である他方の付加反応物については、該物質は
アクリル酸またはその誘導体、典型的にはアクリル酸ア
ルカリ金属塩の形で反応容器に仕込むことができる。付
加反応は強塩基性条件下で行われるので、おそらく酸反
応物は、アクリル酸してそのアルカリ金属は付加反応の
触媒としてはたらく塩基性成分のアルカリ金属であろう
水溶液が反応組成物に少なくとも約11のpHを与えさ
えすれば、いかなる強塩基も触媒として使用することが
できる。塩基の強度は1%水溶液が少なくとも約13の
pH’&有するものと一般的に定めることができる。こ
れに関連する典型的な強塩基には水酸化カリウム水溶液
、水酸化ナトリウム水溶液等がある。反応組成物はこの
強塩基の適当々濃度を包含することが重要である。その
量とは付加反応の触媒として作用するだけの強塩基を依
然として有しながら、仕込んだすべてのアクリル酸をア
ルカリ塩に転化させるだけの量である。
たとえば、反応組成物は典型的に、反応容器に仕込まれ
るアクリル酸1モル当り少々くとも約1.05モルの強
塩基を含まなければならない。
塩基が触媒作用をする付加反応は反応組成物中に十分な
量の溶剤を用いて実施される。溶剤は有機溶剤と水との
混合物であるのが好ましい。C4のような短かい鎖長な
有するメルカプタンから作った酸の場合には水単独が適
当であることができるが、大儀の場合には溶剤混合物を
用いるのが重要と考えられる。たとえば、溶剤が有機溶
剤と混合した水である場合には反応が迅速でかつ発泡し
にくい。これに関連する好適な有機溶剤は酸素化有機溶
剤、典型的には酸素原子1個当り炭素原子が1ないし4
個の比を示す水溶性酸素化化合物である酸素化有機溶剤
である。これに関連する典型的々溶剤には2−プロパツ
ール、第三級ブチルアルコ−y、テt−ラヒドロフラン
、エタノール、メタノール、2−エトキシエタノール等
がある。特に好ましい溶剤は水と2−プロパツール(イ
ソプロピルアルコール)との混合物である。水対酸素化
有機溶剤の典型的々比率は約9:1ないし約1:9であ
る。
本発明の方法の好ましい態様においては、反応物組成物
がすでにアルカリ金属アクリレートを包含した後にメル
カプタンを反応物組成物に添加する。好ましくないジス
ルフィドの生成率は、反応が酸素の存在下で行われる場
合でさえも、すでにナトリウムメルカプチドを包含する
反応組成物へのアクリル酸添加とみなすことができる反
応物のこの添加順序の場合には、逆の添加順序の場合に
比べて、著しく減少することが確められている。
逆の添加順序が望ましい場合には、可能であれば、反応
混合物を窒素で一面におおうことによってジスルフィド
生成の典型的に適当な抑制を達成することができる。
所望の程度まで付加反応が進んだ後に、まず典型的には
適当な鉱酸水溶液を用いる反応混合物の酸性化を進める
ことによって反応組成物からアルキルチオプロピオン酸
を単離させる。それによって生成する水層および有機層
を次に分離する。メルカプタン反応物の炭素鎖長により
、必要な場合には、アルキルチオプロピオン酸を溶融状
態に保つだけの高い温度に層を保つ。分離が完了した後
、有機溶剤を除去して回収し、それにより3−アルキル
チオプロピオン酸付加反応生成物を得るために、集めた
有機相を真空ストリッピングするのが好ましい。
3−フルキルチオプロピオン酸を、たとえばペンタエリ
トリトールとテトラエステルにエステル化することが望
ましい場合には、これは典型的には高温下酸触媒のもと
で行われる。これに関連する典型的に適当な触媒はパラ
トルエンスルホン酸。
キシレンスルホン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホ
ン酸等である。
この工゛ステル化法は有機相を有機溶剤で溶剤精製する
操作を伴うのが巷に好ましい。好適には、溶剤精製の媒
質は、製造中の特定のアルキルチオプロピオン酸テトラ
エステルに特に好適々少なくとも2種類の有機溶剤の混
合物である。溶剤混合物の一成分は2−プロパツールで
あるのが望ましい。この種の溶剤混合物の他の典型的な
成分にはメタノール、エタノール、イソプロピルアルコ
ール、エチルアセテート、イソプロピルアセテート等の
ような物質を含む低分子量のアルコール類および低分子
量のエステル類がある。適当な溶剤混合物は、必要な場
合には、その経費を出来るだけ少なくするように仕上げ
精製法を改善することが見出された。これらの溶剤混合
物は、著しく大過剰のアルキルチオプロピオン酸が好ま
しく々いトリエステルよりもテトラエステルの生成な容
易にするが、このような過剰の酸は好ましくない不純物
としてテトラエステルから除去しなげればならないとい
う事実がひき起すジレンマを解決する必要性を最小限に
押える。
適当な有機溶剤混合物の例として、イソプロパノールお
よびイソプロピルアセテートの混合物が3−ドデシルメ
ルカプトプロピオン酸とペンタエIJ ) IJ )−
ルとの結晶性テトラエステルを回収するための特に適当
な精製溶剤であることが見出されている。メタノールと
イソプロパノールとの混合物は、3−オクチルメルカプ
トプロピオン酸とペンタエリトリトールとの液状テトラ
エステルの仕上げ精製用として通常好適である。この溶
剤混合物はこのテトラエステルに非混和性であり、かつ
いかなるトリエステル不純物および未反応のオクチルメ
ルカプトプロピオン酸の抽出溶剤とじてもうまく機能す
ることが判明した。典型的な二成分溶剤混合物は約9:
1ないし約1:9の比率となろう。
本明細書で論じる種類のエステルは典型的にポリマー用
安定剤として使用するのに適当である。
ペンタエリトリトールとのテトラエステルは、テレフタ
ル酸エステル成分およびゴム状成分を有するある種の特
許ポリマーおよびポリマー混合物用安定剤として特に有
用であることが判明している。
この種の特許ポリマーから押出した物品はすぐれた耐衝
撃性な有し、自動車のバンパー等として使用するのに適
当であることができる。ペンタエリトリトールの3−ド
デシルチオプロピオン酸テトラエステルは、本発明の直
接付加反応および続くエステル化法よりも複雑であると
考えられる方法によって工業規模で製造された類似のエ
ステル安定剤に性能の点で概ね同等であることが認めら
れている。
本発明によって調製される種々のテトラエステル安定剤
は、種々の特許ポリマーに対して特に好都合であること
ができる種々の物理的性質を有している。たとえば、ド
デシルメルカプタンから作ったエステルは室温で固体で
あって、安定剤として使用する場合に、著しい臭気を呈
しそうにはない。オクチルメルカプタンから作ったエス
テルは基本的には室温で液状であり、分子量の大きにエ
ステルよりは繊状でなく、特に、室温で液状になりやす
いポリマー樹脂と相溶性であることができる。デシルメ
ルカプタンから調製したエステルは典型的にこの中間の
性状を有し、揮発しすぎることなく良好な相溶性を示す
ことができる。
以下の実施例は、本発明のみならず本発明によって調製
されるものの方針に概ね沿う化学構造を有する酸および
/または安定剤エステルの調製に既に用いたかまたは教
示した方法を説明する。
実施例1 100t/のイソプロパノール中101.2グラム(0
,50モル)の1−ドデシルメルカプタン溶液を攪拌し
つつその中に窒素雰囲気中25℃で46.2グラム(0
,58モル)の50%水酸化ナトリウム水溶液を一度に
加えた。混合物は発熱して70℃となり、白色沈澱が生
成した。水浴を用いて32℃に冷却したスラリーにイソ
プロピルアルコール(50rnl)ヲ加えy、:。37
.8グラム(0,525モルによび36I111)のア
クリル酸を15分かけてその中に滴下した。さらにイソ
プロピルアルコール(50扉tを2回)を添加し、発熱
反応yal−40℃で進行させ、20分間の攪拌後補足
的な5Qmlの水を加えた。固体成分は順次徐々に溶解
して均質溶液となり、該溶液な2時間還流させた。25
℃で一夜間放置後、試料を分析すると、0.03%のド
デシルメルカプタンが得られた。
反応組成物を45℃に加熱し、58.3グラムの50%
硫酸水溶液を加えて酸性化を行い、その後該組成物を分
液漏斗に移して、水層な抜いた。次に100R1づつの
水で3回洗浄を行い、3回目の洗浄水には少量の硫酸す
) IJウムを包含させた。
洗浄した有機層はさらにRoto−Vap回転蒸発器で
真空ストリッピングして融点59−62℃の3−ドデシ
ルオチプロピオン酸生成物128.6グラムを得た。G
LCによる収率は990%で酸価は204.2(理論値
204゜4)であった。
実施例2 実質的には実施例1の方法に従ったが、ただし1−ドデ
シルメルカプタンすなわち1−ドデカンチオールfj!
:50分間かけてアクリル酸ナトリウム溶液中に滴下し
、さらに反応を以下のように継続した。反応混合物は2
相を呈し、温度変化は認められなかった。反応混合物を
還流させるために加熱し、得られた透明溶液を2時間還
流させ、窒素ガス雰囲気中25℃で一夜間放置した。次
に50℃に温めて、透明溶液とし、58.3グラムの5
0%硫酸水溶液を加えた。組成物を分液漏斗に移した後
、水層な抜き、有機層を少量の硫酸ナトリウムを含む熱
水100ミリリ、トルで3回洗った。
真空ストリアピンクの後、130.3グラムの3−ドデ
シルチオプロピオン酸生成物が捕集され、該生成物はラ
ウリルメルカプタンパーセントが0.02%、酸価が2
02.9(理論値は204.4)、および修正処理GL
C値97.6%(不注意なピーク部分の切断のために修
正処理が必要である)であった。
実施例3 実施例1に示したものと同じ基本的成分および量な反応
させたが、ただし初期の反応組成物は75m1のイソプ
ロパノールおよび50nlの水を含んでいた。生成した
透明溶液を60℃に冷却し、30分間を要して1−ドデ
シルメルカプタンすなわちラウリルメルカプタンを添加
した。温度の変化は認められず、組成物を加熱して還流
させ、25t11の水を加えた。25dのイソプロピル
アルコールを加えると透明な溶液となり、該溶液を穏や
かな発泡を認めながら3時間還流させた。冷却後、58
゜3グラムの50%硫酸水溶液を加え、該組成物を分液
漏斗に移し、硫酸す) IJウムを含む100ミリリ、
トルの熱水で3回洗った。真空ストリ。
ピンクによって、融点60−62.5℃、酸価202.
5(理論@204.4)、ラウリルメルカプタンパーセ
ント0.02%、およびGLCによる収率98.2%を
有する3−ドデシルチオプロピオン酸生成物134.5
グラムを得た。
実施例4 75.6グラム(1,05モル、72m1)のアクリル
酸1fr:200a+/のイソプロパノールに溶解した
溶液を攪拌しつつ窒素雰囲気中25℃においてその中に
46.2グラムC1,16モル)の水酸化ナトリウムを
246ff+/の水に溶解した溶液を添加した。そのと
き温度は55℃であり、40分かげて202.4グラム
(1,00モル、239.6114)の1−ドデカンチ
オールをその中に滴下すると、発熱して温度は58℃に
上った。この時点では透明な溶液が認められ、反応組成
物を加熱して3時間還流させ、60℃に冷却して、11
7グラムの50%硫酸水溶液を加え、さらに30分間攪
拌した。分別し、100’C125mHgで1時間真空
ストリ、ピングした後、得られたものは融点58.5−
62℃、ラウリルメルカプタン含量0.03%、酸価2
04.05.およびGLCによる収率98.0%以上を
有する270.7グラムの3−ドデシルチオプロピオン
酸生成物であった。
実施例5 実施例4に従い調製した3−ドデシルチオプロピオン酸
2597グラムC0,946モル)、ペンタエリトリト
ール30.67グラム(0,225モル)、および水和
パラトルエンスルホン酸4.50 り5 A(0,02
4モル)を攪拌し々がら135℃に加熱した。混合物が
溶融した後、慎重に20mHgの真空とし、165℃で
4時間攪拌を続けた。次に反応組成物Y20Qa+Jの
温水および6゜647グラム(17,49ミリモル)の
リン酸三ナトリウムを含有する分液漏斗に注入した。生
成したエマルジョンは、硫酸ナトリウムを加え、分液漏
斗’e80”Cのオープンに入れて破壊した。分離した
後、少量の硫酸ナトリウムを含む200idの温水で洗
浄を続け、次に真空ストリッピングした。得られたもの
は融点46−49.5℃、酸価8.76を有する2 5
5.2グラムのものであった。分析の結果はペンタエリ
トリトール3−ドデシルチオプロピオン酸テトラエステ
ル91.6%およびトリエステル8゜4%であった。粗
製ペンタエリトリトール3−ドデシルチオプロピオン酸
エステルの精製にいくつかの溶剤を検討した。
粗エステルの重量当り1,5容量の溶剤を用いて、透明
溶液が得られるまで、粗エステル(当初の融点45−4
9℃)を各供試溶剤とともに攪拌しながら加熱した。溶
液を26℃の外界温度まで冷却し、3時間結晶化させた
。結晶を集め、少量の26℃の同一溶剤で洗い、真空乾
燥器で乾燥して秤量した。各溶剤によって回収されたエ
ステルの回収率および融点を下記に示すが、アセテート
/アルコールの実験が本発明を例示し、他の実験は対比
目的に与えたものである。
イソ10パノール1:ソ ヘプタン メチルエチルケトン シブチルエーテル 2−ブトキシェタノール 2−メトキシエタノール エタノール アセトニトリル イソプロパノール インプロパノールアセテート エチルアセテート アセトン 58% 46% 78% 85% なしく溶出) なしく溶出)−m− なしく溶出)−m− なしく溶出)−一− 70%   48−51 0%    〜−− 77%   48−51 8−51 8−51 4−47 o−si ℃ ℃ 二三の実験における融点の上昇は不純物(遊離酸および
トリエステル)が除かれたことを示す。
本発明によるエステル類/アルコール類混合物は、沸点
および引火点が高いので、たとえばアセトンよりも安全
であり、該混合物はへブタン、アルコール類単独、また
はエステル類単独よりも良好な結果を示し、かつ2−ブ
トキシェタノールおよびジプチルエーテルのそれぞれの
沸点は製造可能の見通しに望ましい温度よりも高い。
実施例6 146.3グラム(1,00モル)のn−オクチルメル
カプタン、200mのイソプロピルアルコールおよび2
00−の水の仕込原料な丸底フラスコに入れた。室温で
46.4 jl/の水に溶解した46.4グラム(1,
16モ/I/)の水酸化ナトリウムをフラスコに加える
と、発熱は50ないし60℃に進んだ。30分かげて7
5.1グラム(1,05モル)のアクリル酸をその中に
滴下し、次に温度をさらに85℃に上げ、混合物を2時
間還流させた。55℃に冷却後、60分間攪拌しながら
83グラムの70%硫酸水溶液(0,59モル)を加え
た後分液漏斗に移した。
水層な抜き、有機層を2%硫酸す) IJウムを含む等
量の水で洗った。60℃で真空ストリアピンク後、反応
生成物を分析したところ、0.04%のオクチルメルカ
プタンおよび収率98,6%の3−オクチルチオプロピ
オン酸生成物を含んでいた。
実施例7 実施例6で調製した3−オクチルチオプロピオン酸20
5.6グラム(0,441モル)、ペンタエリトリトー
ル60.5グラム(0,224モル)、およびパラトル
エンスルホン酸触媒2.24グラム(0,013モル)
を丸底フラスコに入れた。水を除くために約20nHg
の真空を付与し、温度を135℃に上げ、攪拌しながら
5時間135℃に保った。組成物を約50℃に冷却し、
次いで分液漏斗に移し、11.9グラムのリン酸三ナト
リウムを含む水50dで洗った。水層な抜いた後、有機
層を125m1の4%硫酸す) IJウムで2回および
200m1のメタノール/イソプロピルアルコール4:
1混合物で1回洗った。真空ストリヤピンクおよび濾過
後、酸価1.05を有し、分析の結果0.024%のn
−オクチルメルカプタンおよび収率が少なくとも94%
のペンタエリトリトール3−オクチルチオプロピオン酸
テト2エステル生成物を含む反応生成物を得た。クロマ
トグラム分析により最終生成物は94.6%のテトラエ
ステルおよび4.2%のトリエステAIを含むことが判
明した。
実施例8 一般的に実施例6による方法によってS−オクチルチオ
プロピオン酸を合成したが、ただしアクリル酸塩にn−
オクチルメルカプタンを添加した。
得られたものは、酸価255.27 (理論1に256
.9)およびn−オクチルメルカプタンの分析11t0
.14%を有する収率99%の3−オクチルチオプロピ
オン酸生成物であった。
実施例9 29.7グラA(0,218モル)のペンタエリトリト
ールおよび2.26グラム(0,016モル)のパラト
ルエンスルホン酸とともに200.1グラム(0,91
6モル)の実施例8の5−オクチルチオプロピオン酸生
成物を用いて、−船釣に実施例7による方法に従った。
メタノールおよびイソプロパノールの4:1混合物によ
る溶剤精製後、得られた生成物は分析の結果0.01%
のn−オクチルメルカプタンを含み酸価が0.04であ
った。クロマトグラム分析の結果、5.48分の生成物
テトラエステルのピークは97.9%の3−オクチルプ
ロピオン酸ペンタエリトリトールテトラエステル生成物
を示し、4.12分のトリエステル不純物のピークは生
成物の1.3%に相当することが判明した。
実施例10 1200ajの1:1の水/イソプロパノール中607
2グラム(3,00モル)のラウリルメルカプタンのス
ラIJ +−を窒素雰囲気中、25℃で攪拌しつつ、そ
の中に276.8グラム(3,46モル)の50%水酸
化ナトリウム水溶液を添加した。反応組成物は発熱して
46℃になった。次に、226.8グラム(3,15モ
ル)のアクリル酸を30分かげてその中に滴下すると、
反応組成物は発熱して68℃になった。次に反応組成物
ff:3時間還流させた。やや冷却した後、248.6
グラム(1,77モル)の70%硫酸水溶液を加え、p
Hが3になるまで必要に応じてさらに酸を加えた。次に
組成物を分液漏斗に移し、水層な抜いた。有機層を80
0−の3%硫酸す) IJウム熱水溶液で6回洗った。
それ以上何も留出しなくなるまで60−70℃、70朋
Hgで残留イソプロパノールおよび水を真空ストリッピ
ングした。温度を100℃に上げ、圧力’125 mi
Hgに下げて残留アクリル酸をすべて除去した。3−ド
デシルチオプロピオン酸生成物の収量は813.5グラ
ムで、融点は60−62℃、酸価は203.8(理論@
204.4)、およびラウリルメルカプタンパーセント
は0.046%であった。収率は98.8%であった。
実施例11 約100扉lの水および14.4グラム(0,2モル)
のアクリル酸をフラスコに入れて攪拌した。次に16グ
ラム(0,2モル)の50%水酸化ナトリウムを加え、
次いで18グラム(0,2モ/L/)のn−ブチルメル
カプタンを滴下漏斗から添加した。添加の当初には、ア
クリル酸ナトリウム溶液は中和発熱の結果として40℃
であった。ブチルメルカプタンを略々%添加した後、第
二の液相が生成した。添加を中断して、フラスコを87
℃に加熱した。さらに残りのメルカプタンを30分の間
隔をおいて2度に添加し、処理の初めから3時間以内に
単一の透明な溶液が得られた。
この溶液を冷却し、ベンゼンで2回抽出し、該ベンゼン
を棄て、次に希硫酸で溶液を酸性にした。
2つの相が生れて分離した。水相をベンゼンで抽出し、
そmy有機相に加えた。有機相は乳白色になり、ジエチ
ルエーテA/l−加えて透明にした。次に、溶液を硫酸
ナトリウムで脱水し、回転蒸発器でストリッピングして
、22.2グラムの3−ブチルチオプロピオン酸生成物
を得、その収率は理論量の68.5%であった。アクリ
ル酸の純度は97%と推定され、0.2モルの水酸化ナ
トリウムは実際にアクリル酸ナトリウムに用いられるア
クリル酸のすべてを転化させ、本発明による付加反応の
塩基性触媒として働くように約0.006モルの水酸化
ナトリウムを残すのに足りる以上のものであったO 比較例A Dexter等の米国特許第3.758.549号明細
嘗のエステル交換法によるペンタエリトリトールとメチ
ル3−ドデシルチオプロピオネートとのエステル交換反
応によって3−ドデシルチオプロピオン酸ペンタエリト
リトールテトラエステルを調製した。
まず、90.5グラム(1,05モル)のメチルアクリ
レート′1に0.5グラムのナトリウムメトキシドを含
tr 202.4グラム(1゜0モル)のラウリルメル
カプタン中に攪拌し?、がら滴下して、メチル3−ドデ
シルチオプロピオネ−)+−調製した。15分間でメチ
ルアクリレートの%を加えた後に、ボ。
トの温度は75℃であった。30分で添加が完了すると
、ポットの温度は80℃にkった。反応を1時間放置し
、GLCによってラウリルメルカプタンからの数種の化
合物1.2%を含むことが判明した。混合物を250−
の5%塩酸水溶液で洗い、さらに水で2回洗った。次に
生成物な回転蒸発器でストリッピングして水および過剰
のメチルアクリレートを除去した。p通抜、得られたも
のは281.7グラムの無色のメチル3−ドデシルチオ
プロピオネートで、GLCによれば生成物98.1%、
異性体0.7%、およびラウリルメルカブタン不純物1
.3%を含んでいた。
メチル3−ドデシルチオプロピオネート144.1グラ
ム(0,50モル)、ペンタエリトリトール131.6
2グラム(0,10モ/I/)、および下記触媒の混合
物をメタノール副成物を除くために種々の手段で加熱し
た。メタノールを除くためにトルエン−メタノール共沸
混合物、真空、および窒素パージを使用した。
触媒としてナトリウムメトキシドを用いる反応は長い反
応時間および触媒の頻繁な反復添加を必要とし、いずれ
も満足なものではなかった。トルエン−メタノール共沸
混合物およびO1dershaw塔の10棚段(効率を
向上させるため)を用いる反応では、メチルアクリレー
トの臭気が明瞭であった。このことは逆反応が起ってい
ることを示すものと思われる。また、必要た触媒の反復
添加は、触媒が逆反応によって消費されていることを示
すものであろう。リチウムアミド(L i NH2)は
丁ぐれたエステル交換反応触媒であったけれども、反応
の4時間後に黄色にkっており、メチルアクリレートの
臭気が著しく、それゆえ試験結果は不満足にものであっ
た。
比較例B 酸触媒および金属塩触媒によるエステル交換反応もまた
試みた。比較例Aの反応に用いた条件と実質的に同一条
件を採用し、下記の不満足な結果を得た。
比較例C Kauder等の米国特許第4.080.364号明細
書に実質的に記載されている方法を、1−オクテンと3
−メルカプトプロピオン酸ペンタエリトリトールテトラ
エステルとの付加反応による3−オクチルチオブロピオ
ネートベンタエリトリトールテト2エステル調製のため
に追試した。100.0グラム(0,205モIv)の
3−メルカプトプロピオン酸ペンタエリトリトールテト
ラエステルを丸底フラスコに入れた。アゾ開始剤(Va
zo−640,25グラム)を105.8グラム(0,
943モル)の1−オクテンに溶解した。次にこの混合
物を漏斗に移した。
フラスコの内容物’&85−90℃に加熱し、さらに0
.25グラムのVazo−64k加えた。温度を略々1
00−110℃に保つように漏斗の内容物を徐々に添加
した。添加完了後、反応組成物を90℃で1時間攪拌し
、この時点でさらに15グラムの1−オクテンを加え、
混合物をさらに1時間攪拌した。
次に、2Qtpzlの水を加えて、遊離1−オクテンを
115℃で30分間水蒸気蒸留で留去させた。冷却、濾
過および水洗後、有機物質を抽出し、回転蒸発器でスト
リッピングした。反応生成物の分析の結果、生成物のピ
ークは85.9%に相当する5、32分における3−オ
クチルチオプロピオン酸ペンタエリトリトールテトラエ
ステルを示したが、十分に解像された不純物、恐ら<ト
リエステル14%とともに不完全に解像された不純物を
示す肩があった。生成物の酸価は0.094であった。
比較例D Nakahara等の米国特許第4,349.468号
明細書の合成例7に明記される方法に従った。168.
5グラム(1,0モル)の1−ドデセンを0.5グラム
のVazo−64(アゾ化合物触媒)と混合し、120
.2グラム(1,15モ/L/)の3−メルカプトプロ
ピオン酸をその中に滴下した。発熱が起り、温度が85
℃に達した。反応組成物を80℃でさらに3時間攪拌し
て、水中に投入し、r過して固形沈澱な集めた。アセト
ンから再結晶させて240.2グラムの生成物を得た。
再結晶した粗製物は98.8%の分析結果、および融点
60.5−62℃を示した。濾過後集めた粗製物のGL
Cによる分析結果は、生成物(3−ドデシルチオプロピ
オン酸)95.6%、異性体4.4%、および未知物質
1.3%であった。
3−ドデシルチオプロピオン酸ペンタエリトリトールテ
トラエステルを生成させるためにこの方法によって行っ
た生成物のエステル化は、前記比較例Aに示すようにメ
チルアクリレートから出発する合成順序によって形成さ
れる場合のよう々他のテトラエステル生成物よりも劣っ
ていることを示す軟質、ワックス状のテトラエステル生
成物をもたらす。
今まで記述した本発明の態様は本発明の原理の二三の適
用の例示であることは理解されよう。数多くの変更が本
発明の真の精神および範囲を逸脱することむく当業者に
よって行うことが可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)式RSH(式中、Rが約4ないし約20個の
    炭素原子を有するアルキル基である。)のアルキルメル
    カプタンを用意し、 (b)該アルキルメルカプタンを直接付加反応により、
    アクリル酸またはアルカリ金属アクリレートおよびそれ
    らの混合物よりなる群から選ばれるアクリル酸成分の仕
    込原料と反応させ、該反応工程はアルカリ性反応溶液中
    で、アルカリ水溶液触媒を存在させて行い、 そして (c)反応溶液を酸性にして、水不溶性相を3−アルキ
    ルチオプロピオン酸として回収することよりなる アルキル基が約4ないし約20個の炭素原子を有する3
    −アルキルチオプロピオン酸の調製方法。 2、前記反応溶液が少なくとも約11のpHにある請求
    項1記載の方法。 3、前記反応溶液が水および有機溶剤の溶剤混合物を含
    むアルカリ性水溶液である請求項1記載の方法。 4、前記有機溶剤が水溶性酸素化化合物である請求項3
    記載の方法。 5、前記酸性化工程が約4またはそれ以下のpHで行わ
    れる請求項1記載の方法。 6、前記反応工程の触媒が強塩基であり、反応溶液に加
    えられるすべてのアクリル酸の濃度よりも過剰のモル濃
    度で反応溶液中に存在する請求項1記載の方法。 7、前記アルキルメルカプタンおよび前記アクリル酸成
    分が実質的に等モル濃度にある請求項1記載の方法。 8、前記アルカリ性触媒が強塩基であり、ここでその1
    %水溶液が少なくとも約13のpHを有する請求項1記
    載の方法。 9、前記アルカリ性触媒がアルカリ金属水酸化物である
    請求項1記載の方法。 10、仕込みアクリル酸1モル当り少なくとも約1.0
    5モルのアルカリ性触媒を添加する請求項1記載の方法
    。 11、(a)式RSH(式中、Rが約4ないし約20個
    の炭素原子を有するアルキル基である。)のアルキルメ
    ルカプタンを用意し、 (b)該アルキルメルカプタンを直接付加反応によって
    アクリル酸またはアルカリ金属アクリレートと反応させ
    、該反応工程をアルカリ性反応溶液中で、アルカリ水溶
    液触媒を存在させて行い、 (c)反応溶液を酸性にして水不溶性相を3−アルキル
    チオプロピオン酸として回収し、 (d)3−アルキルチオプロピオン酸ペンタエリトリト
    ールテトラエステル生成物を生成させるために、該3−
    アルキルチオプロピオン酸とペンタエリトリトールとを
    反応させ、 そして (e)該3−アルキルチオプロピオン酸ペンタエリトリ
    トールテトラエステル生成物を有機溶剤混合物で溶剤精
    製することよりなる、 アルキル基が約4ないし約20個の炭素原子を有する3
    −アルキルチオプロピオン酸エリトリトールテトラエス
    テルの調製方法。 12、前記有機溶剤混合物が短鎖アルコールと短鎖エス
    テルの混合物である請求項11記載の方法。 13、メルカプタンの前記R基が約12個の炭素鎖長を
    有し、かつ前記有機溶剤混合物がイソプロパノールおよ
    びイソプロピルアセテートの組合せである請求項11記
    載の方法。 14、メルカプタンの前記R基が約8個の炭素鎖長を有
    し、かつ前記有機溶剤混合物がメタノールおよびイソプ
    ロパノールの組合せである請求項11記載の方法。 15、前記反応溶液が少なくとも約11のpHにあり、
    前記アルキルメルカプタンおよび前記アクリル酸成分が
    実質的に等モルの濃度にあり、かつ前記アルカリ性触媒
    が仕込みアクリル酸1モル当り少なくとも約1.05モ
    ルの濃度で添加されるアルカリ金属水酸化物である請求
    項11記載の方法。 16、(a)式RSH(式中、Rが約4ないし約20個
    の炭素原子を有するアルキル基である。)のアルキルメ
    ルカプタンを用意し、 (b)該アルキルメルカプタンを、直接付加反応によっ
    て、アクリル酸またはアルカリ金属アクリレートと反応
    させ、該反応工程をアルカリ性反応溶液中で、アルカリ
    水溶液触媒を存在させて行い、そして (c)反応溶液を酸性にして、水不溶相を3−アルキル
    チオプロピオン酸として回収することよりなる方法によ
    って調製される アルキル成分が約4ないし約20個の炭素原子を有する
    3−アルキルチオプロピオン酸生成物。 17、前記反応溶液が少なくとも約11のpHにあり、
    前記アルキルメルカプタンおよび前記アクリル酸成分が
    実質的に等モルの濃度にあり、かつ前記アルカリ性触媒
    が仕込みアクリル酸1モル当り少なくとも約1.05モ
    ルの濃度で添加されるアルカリ金属水酸化物である請求
    項16記載の3−アルキルチオプロピオン酸生成物。 18、(a)式RSH(式中、Rが約4ないし約20個
    の炭素原子を有するアルキル基である。)のアルキルメ
    ルカプタンを用意し、 (b)該アルキルメルカプタンを、直接付加反応によっ
    て、アクリル酸またはアルカリ金属アクリレートと反応
    させ、該反応工程をアルカリ性反応溶液中で、アルカリ
    水溶液触媒を存在させて行い、 (c)反応溶液を酸性にして、水不溶相を3−アルキル
    チオプロピオン酸として回収し、 (d)3−アルキルチオプロピオン酸ペンタエリトリト
    ールテトラエステル生成物を生成させるために、該3−
    アルキルチオプロピオン酸をペンタエリトリトールと反
    応させ、そして(e)該3−アルキルチオプロピオン酸
    ペンタエリトリトールテトラエステル生成物を有機溶剤
    混合物で溶剤精製することよりなる方法によって調製さ
    れた、 アルキル成分が約4ないし約20個の炭素原子を有する
    3−アルキルチオプロピオン酸ペンタエリトリトールテ
    トラエステル生成物。 19、前記有機溶剤混合物が短鎖アルコールと短鎖エス
    テルの混合物である請求項18記載のテトラエステル。 20、前記反応溶液が少なくとも約11のpHにあり、
    前記アルキルメルカプタンおよび前記アクリル酸成分が
    実質的に等モルの濃度にあり、かつ前記アルカリ性触媒
    が仕込みアクリル酸1モル当り少なくとも約1.05モ
    ルの濃度で添加されるアルカリ金属水酸化物である請求
    項18記載のテトラエステル。 21、押出可能なポリマー樹脂成分およびテトラエステ
    ル安定剤成分よりなる安定化ポリマー組成物であって、
    前記安定剤成分は約4ないし約20個の炭素原子のアル
    キル成分を有する3−アルキルチオプロピオン酸ペンタ
    エリトリトールテトラエステル生成物であり、該テトラ
    エステル安定剤成分は、 (a)式RSH(式中、Rが約4ないし約20個の炭素
    原子を有するアルキル基である。)のアルキルメルカプ
    タンを用意し、 (b)該アルキルメルカプタンを直接付加反応によって
    、アクリル酸またはアルカリ金属アクリレートと反応さ
    せ、該反応工程をアルカリ性反応溶液中で、アルカリ水
    溶液触媒を存在させて行い、 (c)反応溶液を酸性にして、水不溶相を3−アルキル
    チオプロピオン酸として回収し、 (d)3−アルキルチオプロピオン酸ペンタエリトリト
    ールテトラエステル生成物を生成させるために、該3−
    アルキルチオプロピオン酸をペンタエリトリトールと反
    応させ、そして (e)該3−アルキルチオプロピオン酸ペンタエリトリ
    トールテトラエステル生成物を有機溶剤混合物で溶剤精
    製することを含む方法によって調製される 前記安定化ポリマー組成物。 22、前記有機溶剤混合物が短鎖アルコールと短鎖エス
    テルの混合物である請求項21記載の安定化ポリマー組
    成物。 23、前記反応溶液が少なくとも約11のpHにあり、
    前記アルキルメルカプタンおよび前記アクリル酸成分が
    実質的に等モルの濃度にあり、かつ前記アルカリ性触媒
    が仕込みアクリル酸1モル当り少なくとも約1.05モ
    ルの濃度で添加されるアルカリ金属水酸化物である請求
    項21記載の安定化ポリマー組成物。
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