JPH03147904A - 路面標示形成用シート状材料およびこれを用いた路面標示形成方法 - Google Patents
路面標示形成用シート状材料およびこれを用いた路面標示形成方法Info
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- JPH03147904A JPH03147904A JP28575889A JP28575889A JPH03147904A JP H03147904 A JPH03147904 A JP H03147904A JP 28575889 A JP28575889 A JP 28575889A JP 28575889 A JP28575889 A JP 28575889A JP H03147904 A JPH03147904 A JP H03147904A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は雨天時夜間視ご性を改nするために舗装車道に
設けられる路面標示形成用シート状材tおよび該材料を
用いた路面標示形成方法に関すごものである。
設けられる路面標示形成用シート状材tおよび該材料を
用いた路面標示形成方法に関すごものである。
[従来の技術]
従来、舗装車道の路面の交通規制等を標示すζ路面標示
を施す場合、単にガラスピーズ等の光ム射材を混合した
流動生のある塗料を施しその大所にさらにガラスピーズ
等の光反射材を散布し何名しているが、通常その表面の
状態を平滑に施しているため、夜間晴天時にはその視認
性は前記標示の目的を果すものといえるものの、雨天時
には雨水が前記塗面を覆う状態となるために前記標示の
再帰反射性は著しく低下し、路面上に設けられたレーン
マーク等の識別が極めて困難となり、殊に夜間時にはレ
ーンマーク等の路面標示は全く視認できないのが現状で
ある。かかる現状に鑑みてガラスピーズ等の光反射材を
用いた路面標示の形成方法等について前記雨天時の夜間
視認性を改善すべくその改良が試みられている。例えば
該改良の一例として、ラインマーカーのスリットから塗
料を流出し、その上を表面に凹凸を有するローラーを回
転移動させることにより塗膜表面に凹凸を形成するとと
もにガラスピーズを散布してその塗膜全面に付着させ、
雨天時や夜間の再帰反射性を向上させる方法が提案され
ている(特開昭49−78340号公報)。また、シー
ト本体の裏面が適宜間隔をおいて陥入され、隣合う突出
部同士が薄肉部を介して接続され光反射材がシート本体
表面に突出して設けられた路面標示用シートを路面に当
接し、加熱して薄肉部を軟化して垂下させて光反射材を
突出部側壁に接着一体止して施工する路面標示用シート
及びその施工方法が提案されている(特開昭57−11
6813号公報)。
を施す場合、単にガラスピーズ等の光ム射材を混合した
流動生のある塗料を施しその大所にさらにガラスピーズ
等の光反射材を散布し何名しているが、通常その表面の
状態を平滑に施しているため、夜間晴天時にはその視認
性は前記標示の目的を果すものといえるものの、雨天時
には雨水が前記塗面を覆う状態となるために前記標示の
再帰反射性は著しく低下し、路面上に設けられたレーン
マーク等の識別が極めて困難となり、殊に夜間時にはレ
ーンマーク等の路面標示は全く視認できないのが現状で
ある。かかる現状に鑑みてガラスピーズ等の光反射材を
用いた路面標示の形成方法等について前記雨天時の夜間
視認性を改善すべくその改良が試みられている。例えば
該改良の一例として、ラインマーカーのスリットから塗
料を流出し、その上を表面に凹凸を有するローラーを回
転移動させることにより塗膜表面に凹凸を形成するとと
もにガラスピーズを散布してその塗膜全面に付着させ、
雨天時や夜間の再帰反射性を向上させる方法が提案され
ている(特開昭49−78340号公報)。また、シー
ト本体の裏面が適宜間隔をおいて陥入され、隣合う突出
部同士が薄肉部を介して接続され光反射材がシート本体
表面に突出して設けられた路面標示用シートを路面に当
接し、加熱して薄肉部を軟化して垂下させて光反射材を
突出部側壁に接着一体止して施工する路面標示用シート
及びその施工方法が提案されている(特開昭57−11
6813号公報)。
[発明が解決しようとする課K]
しかしながら、前記回転移動するローラーで塗膜表面に
凹凸を形成すると共にガラスピーズを散布しその塗j摸
全面に付着させる方法では、塗膜表面に形成された凸部
の垂直面には付着し難く、垂直面による光反射はあまり
期待できず、また前記隣合う突出部同士が薄肉部を介し
て接続され光反射材がシート本体表面に突出して、設け
られた路面標示用シートを用いる方法では、より’al
lな構成のシートを必要とするのみならず、その施工方
法は該シートを路面に当接し上部からの加熱により前記
薄肉部を軟化して突出部側面に接着一体止させて反射材
を突出部側面から突出させるという比較的高度な技術を
必要とするという問題点がある。
凹凸を形成すると共にガラスピーズを散布しその塗j摸
全面に付着させる方法では、塗膜表面に形成された凸部
の垂直面には付着し難く、垂直面による光反射はあまり
期待できず、また前記隣合う突出部同士が薄肉部を介し
て接続され光反射材がシート本体表面に突出して、設け
られた路面標示用シートを用いる方法では、より’al
lな構成のシートを必要とするのみならず、その施工方
法は該シートを路面に当接し上部からの加熱により前記
薄肉部を軟化して突出部側面に接着一体止させて反射材
を突出部側面から突出させるという比較的高度な技術を
必要とするという問題点がある。
本発明はかかる実情に鑑みて、改善された雨天時夜間視
認性を有する路面標示を形成するに有用なシート状材料
を提供すると共に該材料を用いて、より容易に前記路面
標示を形成する方法を提供することを目的とするもので
ある。
認性を有する路面標示を形成するに有用なシート状材料
を提供すると共に該材料を用いて、より容易に前記路面
標示を形成する方法を提供することを目的とするもので
ある。
[問題点を解決するための手段]
本発明の一つは、MAN間隔 0.1乃至 5mmの繊
維質シート状部材上に、直径0.05乃至2mmのビー
ズ状の光反射材を10乃至50償漿%含む塗料塊または
PAJI¥′7をバインダーとする合剤塊を任意の間隔
で等間隔またはランダム状に載置し前記シート状部材の
Ml維と一体的に硬化させて、高さ1乃至6ma+の凸
状の中高突出塊状物を形成してなる路面標示形成用シー
ト状材料(シート状材料A)であり、他の一つは、m維
間隔 0.1乃至 5叩の繊維質シート状部材上に、直
径0.05乃至21n11のビーズ状の光反射材を10
乃至50重且%含む塗料塊または樹脂をバインダーとす
る合剤塊を任意の間隔て専間隔またはランダム状に載置
し、さらにその際に形成される凸状の塗料塊または合剤
塊の未硬化表面に前記ビーズ状の光反射材を突出状態で
埋設した後前記シート状部材の繊維と一体的に硬化させ
て高さ1乃至6mmの凸状の中高突出塊状物を形成して
なる路面標示形成用シート状材料(シート状材料B〉で
ある。さらに他の一つは、路面標示用塗料または路面標
示用塗料色に着色した接着剤を路面上に塗!5シ該塗膜
が未硬化の状態にあるうちに、シート状材料Aまたはシ
ート状材料Bを前記塗布面上にR置し前記シート状材料
を押圧して前記塗膜と一体的に硬化させることを特徴と
する路面標示形成方法である。
維質シート状部材上に、直径0.05乃至2mmのビー
ズ状の光反射材を10乃至50償漿%含む塗料塊または
PAJI¥′7をバインダーとする合剤塊を任意の間隔
で等間隔またはランダム状に載置し前記シート状部材の
Ml維と一体的に硬化させて、高さ1乃至6ma+の凸
状の中高突出塊状物を形成してなる路面標示形成用シー
ト状材料(シート状材料A)であり、他の一つは、m維
間隔 0.1乃至 5叩の繊維質シート状部材上に、直
径0.05乃至21n11のビーズ状の光反射材を10
乃至50重且%含む塗料塊または樹脂をバインダーとす
る合剤塊を任意の間隔て専間隔またはランダム状に載置
し、さらにその際に形成される凸状の塗料塊または合剤
塊の未硬化表面に前記ビーズ状の光反射材を突出状態で
埋設した後前記シート状部材の繊維と一体的に硬化させ
て高さ1乃至6mmの凸状の中高突出塊状物を形成して
なる路面標示形成用シート状材料(シート状材料B〉で
ある。さらに他の一つは、路面標示用塗料または路面標
示用塗料色に着色した接着剤を路面上に塗!5シ該塗膜
が未硬化の状態にあるうちに、シート状材料Aまたはシ
ート状材料Bを前記塗布面上にR置し前記シート状材料
を押圧して前記塗膜と一体的に硬化させることを特徴と
する路面標示形成方法である。
[作川]
繊維質シート状部材上に任70の間隔をもって該シート
状部材の繊維と一体的に硬化されて中高状に設けられた
ビーズ状の光反射材を含む突出塗料塊状物または合剤塊
状物が、雨天時においても雨水によって覆われる状態と
なることなく、その凸状の突出塊状物の表面の全面に亙
って存7Eするビーズ状の光反射材が優れた再帰反射性
を発揮し、良好な雨天時夜間視認性が保持される。また
、前記中高状に設けられた突出塊状物の表面に突出状態
で埋設された前記ビーズが再帰反射性をより強化し夜間
視認性をより一層高める。また、道路上に塗布された路
面標示用塗料または着色接着剤塗膜と一体的に硬化した
繊維質シート状部材は、塗膜の補強材として作用するの
で水路面標示形成物の耐久性を著しく高める。
状部材の繊維と一体的に硬化されて中高状に設けられた
ビーズ状の光反射材を含む突出塗料塊状物または合剤塊
状物が、雨天時においても雨水によって覆われる状態と
なることなく、その凸状の突出塊状物の表面の全面に亙
って存7Eするビーズ状の光反射材が優れた再帰反射性
を発揮し、良好な雨天時夜間視認性が保持される。また
、前記中高状に設けられた突出塊状物の表面に突出状態
で埋設された前記ビーズが再帰反射性をより強化し夜間
視認性をより一層高める。また、道路上に塗布された路
面標示用塗料または着色接着剤塗膜と一体的に硬化した
繊維質シート状部材は、塗膜の補強材として作用するの
で水路面標示形成物の耐久性を著しく高める。
[実施例]
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に詳しく説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。なお、同
一部分には同一の符号を付した。
が、本発明はこれに限定されるものではない。なお、同
一部分には同一の符号を付した。
第1図(a)は本発明の路面標示形成用シート状材料の
一部を示すm略平面図であり、】及び1aは繊維質シー
ト状部材を形成しているJa維、2は該シート状部材と
一体的に結合して設けられた凸状の中高突出塊状物であ
る。第1図(b)は不織布を繊維質シート状部材として
用いた前記路面標示形成用シート状材料の一部を示す概
略平面図である。第2図は該凸状の中高突出塊状物の拡
大斜視図であり、3は前記中高突出塊状物に含まれてい
るビーズ状光反射材である。第3図は前記中高突出塊状
物の表面に、さらにビーズ状の光反射材を突出状態で埋
設した塊状物の拡大斜視図である。3は当初より塗料等
に含まれていたビーズ状光反射材であり、4は前記突出
塊状物が形成された後その表面に突出状態で埋設し設け
られたビーズ状光反射材である。第4図は道路とに塗布
された路面標示用塗料または該塗料と同色に着色された
接着剤塗膜6上に本発明の前記シート状材料を載置して
形成された路面標示形成の状態を示す斜視図である。
一部を示すm略平面図であり、】及び1aは繊維質シー
ト状部材を形成しているJa維、2は該シート状部材と
一体的に結合して設けられた凸状の中高突出塊状物であ
る。第1図(b)は不織布を繊維質シート状部材として
用いた前記路面標示形成用シート状材料の一部を示す概
略平面図である。第2図は該凸状の中高突出塊状物の拡
大斜視図であり、3は前記中高突出塊状物に含まれてい
るビーズ状光反射材である。第3図は前記中高突出塊状
物の表面に、さらにビーズ状の光反射材を突出状態で埋
設した塊状物の拡大斜視図である。3は当初より塗料等
に含まれていたビーズ状光反射材であり、4は前記突出
塊状物が形成された後その表面に突出状態で埋設し設け
られたビーズ状光反射材である。第4図は道路とに塗布
された路面標示用塗料または該塗料と同色に着色された
接着剤塗膜6上に本発明の前記シート状材料を載置して
形成された路面標示形成の状態を示す斜視図である。
繊維質シート状部材を構成する繊維には天然繊維および
合成繊維のいずれもが好適に用いられる。耐塗料性に優
れた高強度の繊維は前記塗膜の補強効果を一層期待し得
てより好ましい。さらに前記シート状部材としては、該
部材を構成する繊維の間隔が0.1乃至5IIIInの
範囲にある織物状または不Al状のものが好適に用いら
れる。前記間隔が0.1mmより小さく密になると、前
記凸状の中高突出塊状物を前記繊維と、より一体的に、
より強固に設けることが、より容易に行なわれなくなる
のみならず、本発明の前記シート状部材を未硬化の路面
標示用塗料または接着剤塗膜上に載置し押圧して路面標
示を形成する場合、前記塗膜と前記シート状部材との結
合をより一体的に、より強固ならしめることが困難とな
る。けだし、前記シート状部材への塗料または接着剤の
より容易で、かつより十分な浸透が得られないからであ
る。また、前記間隔が5開より大きいと前記繊維とより
一体的に、より強固に前記凸状の中高突出塊状物を設け
るには、5亥塊状物は必要以上に大きく高くならざるを
得ず、その結果その耐久性を低下させるのみならず障害
物的様相をも示すに至る。
合成繊維のいずれもが好適に用いられる。耐塗料性に優
れた高強度の繊維は前記塗膜の補強効果を一層期待し得
てより好ましい。さらに前記シート状部材としては、該
部材を構成する繊維の間隔が0.1乃至5IIIInの
範囲にある織物状または不Al状のものが好適に用いら
れる。前記間隔が0.1mmより小さく密になると、前
記凸状の中高突出塊状物を前記繊維と、より一体的に、
より強固に設けることが、より容易に行なわれなくなる
のみならず、本発明の前記シート状部材を未硬化の路面
標示用塗料または接着剤塗膜上に載置し押圧して路面標
示を形成する場合、前記塗膜と前記シート状部材との結
合をより一体的に、より強固ならしめることが困難とな
る。けだし、前記シート状部材への塗料または接着剤の
より容易で、かつより十分な浸透が得られないからであ
る。また、前記間隔が5開より大きいと前記繊維とより
一体的に、より強固に前記凸状の中高突出塊状物を設け
るには、5亥塊状物は必要以上に大きく高くならざるを
得ず、その結果その耐久性を低下させるのみならず障害
物的様相をも示すに至る。
本発明に用いられるビーズ状の光反射材としては、硬質
の材料で形成されたものが好ましく、また光反射特性の
観点からは光屈折率が1.4以上、より好ましくは1.
5以上のガラスピーズ、透明アクリル系樹脂ビーズ、透
明ポリカーボネート樹脂ビーズ等の硬質ビーズが好適に
用いられる。前記屈折率としては高い方が好ましいが、
通常入手し易い屈折率1.5乃至1.9のガラスピーズ
が用いられる。前記ビーズの粒度としては直径0.05
mmより大きな直径をもつものが好ましく、粒度範囲は
0.1乃至2mmのものが好適に用いられる。また、ビ
ーズ状の光反射材は上記粒度範囲のものが再帰反射性の
観点から好ましいものの、均一な粒径をもつビーズのみ
を選定して用いることでより優れた再帰反射性かえられ
る。
の材料で形成されたものが好ましく、また光反射特性の
観点からは光屈折率が1.4以上、より好ましくは1.
5以上のガラスピーズ、透明アクリル系樹脂ビーズ、透
明ポリカーボネート樹脂ビーズ等の硬質ビーズが好適に
用いられる。前記屈折率としては高い方が好ましいが、
通常入手し易い屈折率1.5乃至1.9のガラスピーズ
が用いられる。前記ビーズの粒度としては直径0.05
mmより大きな直径をもつものが好ましく、粒度範囲は
0.1乃至2mmのものが好適に用いられる。また、ビ
ーズ状の光反射材は上記粒度範囲のものが再帰反射性の
観点から好ましいものの、均一な粒径をもつビーズのみ
を選定して用いることでより優れた再帰反射性かえられ
る。
前記塗料塊等に含まれるビーズ状の光反射材の含有量は
10乃至50重h1%にあることが好ましい。
10乃至50重h1%にあることが好ましい。
10重量%より少ないと再帰反射性が劣るものとなり夜
間視度の十分な改良効果は期待し難い。また50重量%
より多くなるとビーズ状の反射材と前記塗料等との割合
が好適な領域を逸脱し前記塗料等によるビーズの強固な
保持力が得られなくなるので好ましくない。通常、ビー
ズ状の光反射材の含有量は15乃至30重量%にあるご
とく選定されることが好ましい。前記シート状部材上に
任意の間隔で載置された凸状塊の表面にビーズ状の光反
射材を突出状態で埋設する場合には、その凸状塊表面積
1cm2当たりO,OIg乃至0.05g程度とし、そ
の埋設深さはビーズ直径の2分の1程度とすることが好
ましい。なお、本発明に用いる塗料または合剤は前記シ
ート部材の繊維およびビーズ状の光反射材に対する接着
力の大きいものが好適に用いられる。また、凸状塊構成
用塗料または合剤は路面標示用白色もしくは黄色に着色
され用いられるのが通常である。前記中高状の突出塊は
任意の間隔を採って水玉千鳥模様状、並列模様状等さま
ざまな模様状に設けられるのは勿論、ランダム状にも設
けられる。前記突出塊の表面にビーズ状の反射材が突出
状態で埋設された場合を例にとって詳しく説明すると、
この中高塗料塊または合剤塊は次の過程を経て形成され
る。(イ)まず、ビーズ状の光反射材を含み接着剤とし
ても機(12する塗料または合剤を、型付は等の方法で
中高状突出状態となるように塊状に繊維質シート部材上
に載置する。該シート状部材の前記好適な繊維間隔と塗
料または合剤の適度の粘度とによって塗料塊または合剤
境内に前記繊維がとり込まれて両者は一体化する。(ロ
)次いで得られた未硬化の状態にある中高状反射部の表
面に前記粒度のビーズ状の光反射材を付着させる。この
とき実質的に該反射材は突出塊の表面を覆い、それらは
かるく接触している状態にある。(ハ)突出塊は時間の
経過と共に硬化する。この硬化の過程でビーズの重量沈
降と前記塗料または合剤の収縮が起こる結果、ビーズ状
の光反射材は塗膜の表面張力によっても塗料塊内に引き
込まれ粒径の2分の1程度が潜没する。
間視度の十分な改良効果は期待し難い。また50重量%
より多くなるとビーズ状の反射材と前記塗料等との割合
が好適な領域を逸脱し前記塗料等によるビーズの強固な
保持力が得られなくなるので好ましくない。通常、ビー
ズ状の光反射材の含有量は15乃至30重量%にあるご
とく選定されることが好ましい。前記シート状部材上に
任意の間隔で載置された凸状塊の表面にビーズ状の光反
射材を突出状態で埋設する場合には、その凸状塊表面積
1cm2当たりO,OIg乃至0.05g程度とし、そ
の埋設深さはビーズ直径の2分の1程度とすることが好
ましい。なお、本発明に用いる塗料または合剤は前記シ
ート部材の繊維およびビーズ状の光反射材に対する接着
力の大きいものが好適に用いられる。また、凸状塊構成
用塗料または合剤は路面標示用白色もしくは黄色に着色
され用いられるのが通常である。前記中高状の突出塊は
任意の間隔を採って水玉千鳥模様状、並列模様状等さま
ざまな模様状に設けられるのは勿論、ランダム状にも設
けられる。前記突出塊の表面にビーズ状の反射材が突出
状態で埋設された場合を例にとって詳しく説明すると、
この中高塗料塊または合剤塊は次の過程を経て形成され
る。(イ)まず、ビーズ状の光反射材を含み接着剤とし
ても機(12する塗料または合剤を、型付は等の方法で
中高状突出状態となるように塊状に繊維質シート部材上
に載置する。該シート状部材の前記好適な繊維間隔と塗
料または合剤の適度の粘度とによって塗料塊または合剤
境内に前記繊維がとり込まれて両者は一体化する。(ロ
)次いで得られた未硬化の状態にある中高状反射部の表
面に前記粒度のビーズ状の光反射材を付着させる。この
とき実質的に該反射材は突出塊の表面を覆い、それらは
かるく接触している状態にある。(ハ)突出塊は時間の
経過と共に硬化する。この硬化の過程でビーズの重量沈
降と前記塗料または合剤の収縮が起こる結果、ビーズ状
の光反射材は塗膜の表面張力によっても塗料塊内に引き
込まれ粒径の2分の1程度が潜没する。
本発明の路面標示形成用シート状材料は適宜使用目的に
合った形状に切断されて、道路上に塗布された道路標示
用塗料が未硬化の状態にあるうちに該塗布面上に載置さ
れ、例えば押圧用ローラのごとき押圧用機器によって押
圧されて前記塗膜の硬化に伴って路面標示形成用塗料と
一体化して雨天時夜間視認性の極めて優れたレーンマー
ク等の路面標示を形成する。前記のごとく本発明の路面
標示形成用シート状材料は好適な繊維間隔をもった繊維
質シート部材を基材としていることと相俟って該シート
状部材への塗料のより容易で、かつ、より十分な浸透に
よって一層強固な一体化が達成された耐久性の優れた前
記路面標示が得られる。なお、現に行われているガラス
ピーズ含有塗料を用いた路面標示の施工方法に、一部所
たな安素を付加するのみでそのまま現に実施されている
施工方法をそのまま踏襲することもできる。
合った形状に切断されて、道路上に塗布された道路標示
用塗料が未硬化の状態にあるうちに該塗布面上に載置さ
れ、例えば押圧用ローラのごとき押圧用機器によって押
圧されて前記塗膜の硬化に伴って路面標示形成用塗料と
一体化して雨天時夜間視認性の極めて優れたレーンマー
ク等の路面標示を形成する。前記のごとく本発明の路面
標示形成用シート状材料は好適な繊維間隔をもった繊維
質シート部材を基材としていることと相俟って該シート
状部材への塗料のより容易で、かつ、より十分な浸透に
よって一層強固な一体化が達成された耐久性の優れた前
記路面標示が得られる。なお、現に行われているガラス
ピーズ含有塗料を用いた路面標示の施工方法に、一部所
たな安素を付加するのみでそのまま現に実施されている
施工方法をそのまま踏襲することもできる。
なお、本発明は前記のごとく用いられる塗料については
現に用いられている路面標示形成塗料に限定されるもの
ではない。
現に用いられている路面標示形成塗料に限定されるもの
ではない。
[発明の効果]
以上詳細に説明したように、本発明の路面標示形成用シ
ート状材料はya維質シート状部材上にビーズ状に光反
射材を含む塗料塊または合剤塊を11「記シート部材の
繊維と一体的に硬化させ形成した中高状突出塊状物を有
するものである、しかもその中高状の突出部全面には反
射材を存しているので、雨天時においても雨水が前記突
出した中高状反射部を覆う状態となることがなく、本発
明の前記シート材料を用いて形成された路面標示は雨天
時においてもその再帰反射性を低下させることなく極め
て良好な夜間視認性を示すものとなっている。そのうえ
路面標示形成用塗料または合剤と一体的に硬化した繊維
質シート状部材によって2本路面標示は優れた耐久性を
有するものとなっている。
ート状材料はya維質シート状部材上にビーズ状に光反
射材を含む塗料塊または合剤塊を11「記シート部材の
繊維と一体的に硬化させ形成した中高状突出塊状物を有
するものである、しかもその中高状の突出部全面には反
射材を存しているので、雨天時においても雨水が前記突
出した中高状反射部を覆う状態となることがなく、本発
明の前記シート材料を用いて形成された路面標示は雨天
時においてもその再帰反射性を低下させることなく極め
て良好な夜間視認性を示すものとなっている。そのうえ
路面標示形成用塗料または合剤と一体的に硬化した繊維
質シート状部材によって2本路面標示は優れた耐久性を
有するものとなっている。
また本発明の路面標示形成方法は、現に行われているガ
ラスピーズ含有塗料を用いた路面e47vの施工方法に
一部所たな要素を付加するのみで現行の施工方法を踏襲
することもできるものとなっている。
ラスピーズ含有塗料を用いた路面e47vの施工方法に
一部所たな要素を付加するのみで現行の施工方法を踏襲
することもできるものとなっている。
第1図(a)および(b)は本発明に係る路面標示形成
用シート状材料の一部を示す概略平面図、第2図は凸状
の中高突出塊状物の拡大斜視図、第3図は凸状の中高突
出塊状物の表面に、さらにビーズ状の光反射材を突出状
態で埋設した突出塊状物の拡大斜視図である。第4図は
道路上に塗布された路面標示用塗料または着色接着剤塗
膜上に本発明の前記シート材料を載置して形成された路
面標示を示す図である。 1、Ia・・・繊維質シート状部材を形成している繊維
2 ・・・凸状の中高突出塊状物 3 ・・・塗料塊状物または合剤塊状物に含まれている
ビーズ状の光反射材 4 ・・・突出塊状物の凸表面に埋設されたビーズ光反
射剤 5 ・・・地面
用シート状材料の一部を示す概略平面図、第2図は凸状
の中高突出塊状物の拡大斜視図、第3図は凸状の中高突
出塊状物の表面に、さらにビーズ状の光反射材を突出状
態で埋設した突出塊状物の拡大斜視図である。第4図は
道路上に塗布された路面標示用塗料または着色接着剤塗
膜上に本発明の前記シート材料を載置して形成された路
面標示を示す図である。 1、Ia・・・繊維質シート状部材を形成している繊維
2 ・・・凸状の中高突出塊状物 3 ・・・塗料塊状物または合剤塊状物に含まれている
ビーズ状の光反射材 4 ・・・突出塊状物の凸表面に埋設されたビーズ光反
射剤 5 ・・・地面
Claims (3)
- (1)繊維間隔0.1乃至5mmの繊維質シート状部材
上に、直径0.05乃至2mmのビーズ状の光反射材を
10乃至50重量%含む塗料塊または樹脂をバインダー
とする合剤塊を、任意の間隔で等間隔またはランダム状
に載置し前記シート状部材の繊維と一体的に硬化させて
、高さ1乃至6mmの凸状の中高突出塊状物を形成して
なる路面標示形成用シート状材料。 - (2)繊維間隔0.1乃至5mmの繊維質シート状部材
上に、直径0.05乃至2mmのビーズ状の光反射材を
10乃至50重量%含む塗料塊または樹脂をバインダー
とする合剤塊を任意の間隔で等間隔またはランダム状に
載置し、さらにその際に形成される凸状の塗料塊または
合剤塊の未硬化表面に前記ビーズ状の光反射材を突出状
態で埋設した後前記シート状部材の繊維と一体的に硬化
させて高さ1乃至6mmの凸状の中高突出塊状物を形成
してなる路面標示形成用シート状材料。 - (3)路面標示用塗料または路面標示用塗料色に着色し
た接着剤を路面上に塗布し該塗膜が未硬化の状態にある
うちに、繊維間隔0.1乃至5mmの繊維質シート状部
材上に、直径0.05乃至2mmのビーズ状の光反射材
を10乃至50重量%含む塗料塊または樹脂をバインダ
ーとする合剤塊を、任意の間隔で等間隔またはランダム
状に載置し前記シート状部材の繊維と一体的に硬化させ
て、高さ1乃至6mmの凸状の中高突出塊状物を形成し
てなる路面標示形成用シート状材料又は、その表面にビ
ーズ状の光反射材を突出状態で埋設した路面標示形成用
シート状材料を前記塗布面上に載置し、前記シート状材
料を押圧して前記塗膜と一体的に硬化させることを特徴
とする路面標示形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28575889A JPH03147904A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 路面標示形成用シート状材料およびこれを用いた路面標示形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28575889A JPH03147904A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 路面標示形成用シート状材料およびこれを用いた路面標示形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03147904A true JPH03147904A (ja) | 1991-06-24 |
Family
ID=17695672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28575889A Pending JPH03147904A (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 路面標示形成用シート状材料およびこれを用いた路面標示形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03147904A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006132089A (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-25 | Toyo Sports Shisetsu Kk | 舗装表面のマーキング施工方法 |
JP2023122522A (ja) * | 2022-02-22 | 2023-09-01 | 芳江 中嶋 | 区画線の施工方法 |
-
1989
- 1989-10-31 JP JP28575889A patent/JPH03147904A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006132089A (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-25 | Toyo Sports Shisetsu Kk | 舗装表面のマーキング施工方法 |
JP4597635B2 (ja) * | 2004-11-02 | 2010-12-15 | 日本体育施設株式会社 | 舗装表面のマーキング施工方法 |
JP2023122522A (ja) * | 2022-02-22 | 2023-09-01 | 芳江 中嶋 | 区画線の施工方法 |
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