JPH03147541A - 光記録媒体用基板の製造方法 - Google Patents

光記録媒体用基板の製造方法

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JPH03147541A
JPH03147541A JP1283026A JP28302689A JPH03147541A JP H03147541 A JPH03147541 A JP H03147541A JP 1283026 A JP1283026 A JP 1283026A JP 28302689 A JP28302689 A JP 28302689A JP H03147541 A JPH03147541 A JP H03147541A
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JP
Japan
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bis
hydroxyphenyl
mol
substrate
propane
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JP1283026A
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English (en)
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Hitoshi Yoshino
斉 芳野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は光記録媒体用基板の製造方法に関し、詳しくは
光学的に情報の記録・再生を行なう光記録媒体用基板の
製造方法に関する。
[従来の技術] 従来、各種情報の記録には磁気テープ、磁気ディスク等
の磁気材料、各種半導体メモリー等が主として用いられ
てきた。この様な磁気メモリー、半導体メモリーは情報
の書き込みおよび読みなしを容易に行うことができると
いう利点はあるが1反面、情報の内容を容易に改ざんさ
れたり。
また高密度記録ができないという問題点があった。かか
る問題点を解決するために、多種多様の情報を効率良く
取り扱う手段として、光記録媒体による光学的情報記録
方法が提案され、その為の光学的情報記録担体、記録再
生方法、記録再生装置等が提案されている。
かかる情報記録担体としての光記録媒体は、−般にレー
ザー光を用いて光記録媒体上の光記録層の一部を揮散さ
せるか1反射率の変化を生じさせるか、あるいは変形を
生じさせて、光学的な反射率や透過率の差によって情報
を記録し、あるいは再生を行なっている。この場合、光
記録層は情報の書き込み後、現像処理などの必要がなく
「書いた後に直読する」ことのできる、いわゆるDRA
IN (ダイレクト リード アフター ライト;di
rect read after write)媒体で
あり、高密度記録が可能であり、また追加書き込みも可
能であることから、情報の記録・保存媒体として有効で
ある。
第2図は、従来の光記録媒体の模式的断面図である。同
第2図において、11は透明樹脂基板、12はトラック
溝部、13は光記録層、14はスペーサー・接着層、1
5は保護層である。同第2図において、情報の記録・再
生は透明樹脂基板11およびトラック溝部12を通して
光学的に書き込みと読み出しを行なう、この際、トラッ
ク溝部12の微細な凹凸を利用してレーザー光の位相差
によりトラッキングを行うことができる様に構成されて
いる。
[発明が解決しようとする課B] 従来の第2図に示した光記録媒体の透明樹脂基板1’l
の製造方法としては、一般には射出成形法が用いられて
いるが、成形時間が長く、かつ−枚ずつしか製造できな
いという問題点かある。
一方、本発明者は、第1図に示した押し出し成形法によ
り透明樹脂基板を製造する方法か好ましいことを見出し
た。この方法は連続製法であり、生産性の高い方法であ
る。この方法では透明樹脂基板の材料としては、透明性
や成形性か良いポリカーボネートが多く用いられている
しかしながら、上記の成形法においては、成形時の樹脂
の冷却および流動過程において生した熱応力、分子配向
、ガラス転移点付近の容積変化による残留応力等が主た
る原因とな゛す、複屈折が生しる問題点かある。複屈折
は残留応力と光弾性定数の積として表すことがてきるの
で、これらの複屈折などの光学的な歪みの小さい成形物
を得るためには、成形時の樹脂の流動性を良くして溶融
樹脂の流れによる光学的な不均一を避けるという方法か
ある。
この問題点を解決するために、従来の射出成形では、樹
脂の流動性を良くする方法の一つとして射出時の樹脂温
度を高く選ぶ方法が用いられているか、樹脂温度を高く
すると樹脂の分解によって黄変などの着色を生じ、得ら
れる成形物の透明性を損なう問題点かある。また、他の
方法として、成形に用いるポリカーボネート樹脂として
数平均分子量か低い樹脂を用いて、樹脂の流動性を良く
することも行なわれている。例えば、数平均分子量が1
0000〜20000のポリカーボネート樹脂を用いて
射出成形を行なっている。しかしながら、特開昭55−
8189:1号、特開昭58−126119号で用いら
れているような数平均分子量か12000〜18000
のポリカーボネート樹脂は、押出成形では機械的な強度
か不足して成形時に割れが生じたり、凹凸パターンの転
写性か良くないという問題点も生じている。
その他の方法としては、光弾性係数の小さい構造のポリ
カーボネートを用いることが提案されている。(例えば
、特開昭53−57620.  同63−57621、
同63−83128.  同6:l−8:1129. 
 同6:l−89524゜同53−89525.  同
63−89526.  同63−89527.  同5
:l−89528,同63−89529.  同63−
89531 、  同6389532、  同53−1
39533.  同6:l−895:14.  同63
−89535、  同63−895:16.  同63
−89537.  同63−89538、同53−89
539.同63−89540.  同6:l−8954
1、同53−95225.  同63−95226. 
 同6コー154727、同63−154729.  
同63−1781:10.同63−182:138゜同
63−189430.同63−1894:Jl、  同
63−189432.同6:l−+8943:l、  
同63−193916.同63−19:1917.  
同6コー 193918.同63−193919.  
同6コー193920.同63−193921、  同
63−193928.同63−19:1929.  同
63−1939:10.同6:1−19コ931.同6
:l−193932,同6:l−+939:13、同6
3−1939:14.同6:l−207821、同6:
l−207822、同6:1−22:1034 、  
同63−227390.同63−277232 ”)し
かしながら、これらの先の提案て用いられている方法は
、射出成形で樹脂を成形する時には効果があるが、押し
出し成形では高い圧力・温度を加えて高速に成形するた
めに、押し出し成形に用いると、機械的な強度や樹脂の
流動性の点から樹脂シート端面がヒビ割れたり、流動性
が悪くて複屈折か残ったりする問題点がある。そのため
に、一般的な射出成形とは異なる特性のポリカーボネー
ト樹脂か必要である。また、樹脂を基板に成形した後に
洗浄して、反射層、記録層などを形成するか、上記の樹
脂では分子量が高いものを用いなければ基板か洗沙で割
れたり、失透したりする問題が生じ、また記録層の形成
に有機溶剤を用いたりすると同様な問題が生じるという
問題点もある。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので
あり、aM折か小さく、を層性の良い光記録媒体用基板
を押し出し成形によって容易に連続的に製造する方法を
提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] すなわち1本発明は、レーザービーム等の光ビームの照
射によって、反射率、屈折率などの光学特性を変化させ
て情報の記録・再生を行なう光記録媒体用の基板を製造
する方法おいて、数平均分子量かtaooo〜5000
0のビス(ヒドロキシフェニル)アルカン系ポリカーボ
ネート樹脂を押し出し成形して基板を連続的に製造する
ことを特徴とする光記録媒体用基板の製造方法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明は、レーザービーム等の光ビームの照射によって
、反射率、透過率などの光学特性を変化させて記録・再
生を行なう光記録媒体において、数平均分子量が180
00〜5ooooで、光弾性定数が100ブリユスター
ズ(BrewsLers、 10−”s2/N)以下の
ビス(ヒドロキシフェニル)アルカン系ポリカーボネー
ト樹脂を用いて、樹脂温度が200〜400℃、ロール
温度が100〜200℃の条件下で、記録・再生光が通
る有効部分の複屈折が記録・再生光に対して、ダブルパ
スで100n■以下である基板を押し出し成形で連続的
に製造することを特徴とする光記録媒体用基板の製造方
法である。
本発明において使用する数平均分子量が18000〜5
ooooのビス(ヒドキシフェニル)アルカン系ポリカ
ーボネートは、ビス(ヒドキシフェニル)アルカン類に
、ホスゲンを加えて適当な溶媒中でアルカリや所望によ
り分子量調整剤などの存在下にて反応させるホスゲン法
、またはジフェニルカーボネートのような炭酸エステル
形成性化合物を用いるエステル交換法によって製造する
ことかできる。数平均分子量は、ポリカーボネート樹脂
の6.0g/Rの塩化メチレン溶液を用いて、20℃で
測定したη、、から、式η、、/C=[η](1+に′
η1.)(式中、Cはポリカーボネート樹脂濃度(g/
i’)、[η]は極限粘度、K′は定数で0.28であ
る。)、および式[η]=にM”、(式中、には定数で
1.23x 10−’、Mは平均分子量、aは0.83
である。)によって算出した値である。
本発明に用いられるビス(ヒドキシフェニル)アルカン
系ポリカーボネートには、光弾性定数が100ブリユス
ターズ(BrewsLers、 10−12m”/N)
以下であれば、いずれの樹脂でも用いることができる。
たとえば、前記ビス(ヒドロキシフェニル)アルカン系
ポリカーボネート樹脂として、カーボネート結合を構成
する単位の中で下記一般式(I)で表される単位を H3 素原子、アルキル基またはアリール基を示す、nは0ま
たは正の整数を示す、) 全カーボネート結合単位に対して5〜80モル%有する
ポリカーボネートと、第3級炭素原子を有するオリゴマ
ーを、遊離基開始剤および/または酸素を用いて反応さ
せて、グラフト重合させて得られる樹脂を用いるのが好
ましい。
前記第3級次素原子を有するオリゴマーには。
ポリスチレン、α−メチルスチレン、ポリアクリロニト
リル、ポリ(アクリロニトリル−スチレン)、ポリ(ア
クリロニトリル−ブタジェン−スチレン)、ポリ(スチ
レン−ブタジェン)またはポリ(スチレン−メチルメタ
クリレート)を用いるのが好ましい。
また、その他、に、本発明に用いられるビス(ヒドロキ
シフェニル)アルカン系ポリカーボネート樹脂として、
1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキ
サン、l、l’−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−
P−ジイソプロピルベンゼン、1.l’−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)−m−ジイソプロピルベンゼン、
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
、22−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、1
、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)オクタン、
1、1′.−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−4−
メチルペタン、1、1′−ビス−(4−ヒドロキシ−3
−イソプロピルフェニル)プロパン、1、1′−ビス−
(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパン、1
、1′−ビス−(4−ヒドロキシ−3−5ec−ブチル
フェニル)プロパン、1、1′−ビス−(4−ヒドロキ
シ−3−ターシャリーブチルフェニル)プロパン、1、
1′−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン、4.4’−ジヒドロキシ−2゜1、1
′−トリフェニルメタン、4.4′−ジヒドロキシ−2
,2,2−)−リフェニルエタンから選らばれる少なく
とも一種以上の化合物なカーボネート結合して得られる
芳香族ポリカーボネート重合体を用いるのか好ましい。
以下に、芳香族ポリカーボネート重合体の例を示す。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシ−3−イソプロピル
フェニル)プロパンをポリカーボネート結合して得られ
る芳香族ポリカーボネート重合体。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
99〜1モル%と、1、1′−ビス−(4−ヒドロキシ
−3−イソプロピルフェニル)プロパン1〜99モル%
とをカーボネート結合して得られる芳香族ポリカーボネ
ート結合体。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)フタン9
7〜3モル%と4.4′−ジヒドロキシ−2,2,2−
トリフェニルエタン3〜97モル%とをカーボネート結
合して得られる芳香族ポリカーボネート玉合体。
1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキ
サン97〜3モル%と1.1’−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−m−ジイソプロピルベンゼン3〜97モル%と
をカーボネート結合して得られる芳香族ポリカーボネー
ト重合体。
4.4゛−ジヒドロキシ−2,2,2−)−リフェニル
エタン97〜3モル%と1、1′−ビス−(4−ヒドロ
キシ−3−イソプロピルフェニル)プロパン3〜97モ
ル%とをカーボネート結合して得られる芳香族ポリカー
ボネート重合体。
1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキ
サン97〜3モル%と4,4′−ジヒドロキシ−2,2
,2−)−リフェニルエタン3〜97モル%とをカーボ
ネート結合して得られる芳香族ポリカーボネート重合体
1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイ
ソプロピルベンゼン97〜3モル%と1゜1′−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジイソプロピルベン
ゼン3〜97モル%とをカーボネート結合して得られる
芳香族ポリカーボネート利合体。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−4−メ
チルペンタン、1、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェ
ニル)オクタンの中から選らばれる一種の97〜3モル
%と1.1−ビス=(4−ヒドロキシフェニル)シクロ
ヘキサン3〜97モル%とをカーボネート結合して得ら
れる芳香族ポリカーボネート重合体。
1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイ
ソプロピルベンゼン97〜3モル%と2゜2−ビス−(
3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン
3〜97モル%とをカーボネート結合して得られる芳香
族ポリカーボネート重合体。
1、1′−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン97〜3モル%とl。
1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジイソ
プロピルベンゼン3〜97モル%とをカーボネート結合
して得られる芳香族ポリカーボネート重合体。
1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイ
ソプロピルベンゼン97〜3モル%と4゜4′−ジヒド
ロキシ−2,2,2−)−リフェニルエタン3〜97モ
ル%とをカーボネート結合して得られる芳香族ポリカー
ボネート重合体。
1、1′−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン97〜3モル%と2,2−ビス−(
4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1、1′−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、1、1′−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)−4−メチルペンタンの中
から選らばれる一種の3〜97モル%とをカーボネート
結合して得られる芳香族ポリカーボネート重合体。
1、l’−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジ
イソプロピルベンゼン97〜3モル%と1.1−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン3〜97モ
ル%とをカーボネート結合して得られる芳香族ポリカー
ボネート重合体。
1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキ
サン97〜3モル%と1、1′−ビス−(4−ヒドロキ
シ−3−メチルフェニル)プロパン、1、1′−ビス−
(4−ヒドロキシ−3−イソプロピルフェニル)プロパ
ン、1、1′−ビス=(4−ヒドロキシ−3−5ec−
ブチルフェニル)プロパンの中から選らばれる一種の3
〜97モル%とをカーボネート結合して得られる芳香族
ポリカーボネート重合体。
1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイ
ソプロピルヘキサン97〜3モル%と2゜2−ビス−(
4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパン、1、
1′−ビス−(4−ヒドロキシ−3−イソプロピルフェ
ニル)プロパン、1、1′−ビス−(4−ヒドロキシ−
3−sec−ブチルフェニル)プロパンの中から選らば
れる一種の3〜97モル%とをカーボネート結合して得
られる芳香族ポリカーボネート重合体。
1、1′−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン97〜3モル%と1、1′−ビス−
(4−ヒドロキシ−3−イソプロピルフェニル)プロパ
ン3〜97モル%とをカーボネート結合して得られる芳
香族ポリカーボネート重合体。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
97〜3モル%と1,1’−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−m−ジイソプロピルベンゼン3〜97モル%
とをカーボネート結合して得られる芳香族ポリカーボネ
ート重合体。
1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−P−ジイ
ソプロピルベンゼン97〜3モル%と2゜2−ビス−(
4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1、1′−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、1、1′−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)−4−メチルペンタン、1
、1′−ビス=(4−ヒドロキシフェニル)オクタンの
中から選らばれる一種の3〜97モル%とをカーボネー
ト結合して得られる芳香族ポリカーボネート玉合体。
1.1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイ
ソプロピルベンゼンなカーボネート結合して得られる芳
香族ポリカーボネート重合体。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
97〜3モル%と1、1′−ビス−(4−ヒドロキシ−
3−イソプロピルフェニル)プロパン3〜97モル%と
をカーボネート結合して得られる芳香族ポリカーボネー
ト重合体。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシ−3−インフロビル
フェニル)プロパンなカーボネート結合して得られる芳
香族ポリカーボネート重合体。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシ−3−イソプロピル
フェニル)プロパン95〜5モル%と2,2−ビス−(
4−ヒドロキシ−3−ターシャリーブチルフェニル)プ
ロパン5〜95モル%とをカーボネート結合して得られ
る芳香族ポリカーボネート重合体。
4.4′−ジヒドロキシ−2,2,2−トリフェニルエ
タン95〜5モル%と1、1′−ビス−(4−ヒトロキ
シー3−ターシャリーブチルフェニル)プロパン5〜9
5モル%とをカーボネート結合して得られる芳香族ポリ
カーボネート重合体。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニ
ル)プロパン99〜1モル%と1、1′−ビス−(4−
ヒドロキシ−3−ターシャリーブチルフェニル)プロパ
ン1〜99モル%とをカーボネート結合して得られる芳
香族ポリカーボネート重合体。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリー
ブチルフェニル)プロパン99〜1モル%と1、1′−
ビス=(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1、1′
−ビス−(4−ヒドロキシ−3−イソプロピルフェニル
)プロパン、1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
シクロヘキサン、4.42−ジヒドロキシ−2,2,2
−トリフェニルメタン、1.l−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)−p−ジイソプロピルベンゼン、l。
1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジイソプ
ロピルベンゼン、2.・2−ビス−(3,5−ジメチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1、1′−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、1、1′−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)−4−メチルペンタン、
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)オクタン
群から選らばれる少なくとも一種以上の化合物1〜99
モル%とをカーボネート結合して得られる芳香族ポリカ
ーボネート重合体。
4.4′−ジヒドロキシ−2,2,2−トリフェニルエ
タン95〜5モル%と2,2−ビス−(4−ヒドロキシ
−3−メチルフェニル)プロパン5〜95モル%とをカ
ーボネート結合して得られる芳香族ポリカーボネート重
合体。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
95〜5モル%と2,2−ビス−(4−ヒドロキシ−3
−ターシャリーラチルフェニル)プロパン5〜95モル
%とをカーボネート結合して得られる芳香族ポリカーボ
ネート重合体。
■、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジ
イソプロピルベンゼン95〜5モル%と1、1′−ビス
−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリーブチルフェニル
)プロパン5〜95モル%とをカーボネート結合して得
られる芳香族ポリカーボネート重合体。
■、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジ
イソプロピルベンセン95〜5モル%と1、1′−ビス
−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリーブチルフェニル
)プロパン5〜95モル%とをカーボネート結合して得
られる芳香族ポリカーボネート重合体。
■、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジ
イソプロピルベンゼン30〜50モル%、l、1′−ビ
ス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロピル
ベンゼン15〜70モル%と2゜2−ビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン3〜40モル%を各々の合計
か100モル%になるようにカーボネート結合して得ら
れる芳香族ポリカーボネート重合体。
l、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジ
イソプロピルベンゼン30〜60モル%、1、1′−ビ
ス=(4−ヒドロキシ−3−ターシャリーブチルフェニ
ル)プロパン3〜80モル%と1.1−ビス=(4−ヒ
ドロキシフェニル)シクロヘキサン20〜80モル%を
各々の合計か100モル%になるようにカーボネート結
合して得られる芳香族ポリカーボネート重合体。
l、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジ
イソプロピルベンゼン30〜40モル%、1、1′−ビ
ス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン30〜80モ
ル%と2,2−ビス=(4−ヒドロキシ−3−ターシャ
リーブチルフェニル)プロパン5〜70モル%を各々の
合計が100モル%になるようにカーボネート結合して
得られる芳香族ポリカーボネート重合体。
1.1’−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジ
イソプロピルベンゼン3〜50モル%。
1、l’−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジ
イソプロピルベンゼン15〜85モル%と2゜2−ビス
−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリーラチルフェニル
)プロパン3〜85モル%を各々の合計か100モル%
になるようにカーボネート結合して得られる芳香族ポリ
カーボネート重合体。
1、l’−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジ
イソプロピルベンゼン3〜60モル%。
1、1′−ビス=(4−ヒドロキシ−3−ターシャリー
ブチルフェニル)プロパン3〜97モル%と4.4′−
ジヒドロキシ−2,2,2−)−リフェニルエタンlO
〜97モル%を各々の合計か100モル%になるように
カーボネート結合して得られる芳香族ポリカーボネート
重合体。
1、l’−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジ
イソプロピルベンゼン2〜65モル%、1、l’−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロピルベ
ンゼン2〜75モル%と4゜4′−ジヒドロキシ−2,
2,2−1リフ工ニルエタン2〜96モル%を各々の合
計が100モル%になるようにカーボネート結合して得
られる芳香族ポリカーボネート重合体。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリー
ブチルフェニル)プロパン15〜85モル%、1、1′
−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン3〜80
モル%と1,1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)
シクロヘキサン3〜85モル%を各々の合計か100モ
ル%になるようにカーボネート結合して得られる芳香族
ポリカーボネート重合体。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリー
ブチルフェニル)プロパン15〜85モル%、l、l’
−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロ
ピルベンゼン3〜85モル%と1、1′−ビス−(4−
ヒドロキシフェニル)フロパン3〜75モル%を各々の
合計が100モル%になるようにカーボネート結合して
得られる芳香族ポリカーボネート重合体。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ターシャソー
プチルフェニル)プロパン2〜90モル%、2,2−ビ
ス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン2〜80モル
%と4.4′−ジヒドロキシ−2,2,2−)−リフェ
ニルエタン2〜96モル%を各々の合計が100モル%
になるようにカーボネート結合して得られる芳香族ポリ
カーボネート重合体。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリー
ブチルフェニル)プロパン15〜85モル%、1.l’
−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロ
ピルベンゼン3〜85モル%と1.1−ビス=(4−ヒ
ドロキシフェニル)シクロヘキサン3〜85モル%を各
々の合計が100モル%になるようにカーボネート結合
して得られる芳香族ポリカーボネート重合体。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリー
ブチルフェニル)プロパン2〜91モル%、l、l’−
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン2〜
89モル%と4.4′−ジヒドロキシ−2,2,2−ト
リフェニルエタン2〜96モル%を各々の合計か100
モル%になるようにカーボネート結合して得られる芳香
族ポリカーボネート重合体。
1.1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジ
イソプロピルベンゼン2〜60モル%、1.1−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン2〜70モ
ル%と4.4′−ジヒドロキシ−2,2,2−)−リフ
ェニルエタン2〜90モル%を各々の合計が100モル
%になるようにカーボネート結合して得られる芳香族ポ
リカーボネート重合体。
1.1’−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジ
イソ−プロピルベンゼン25〜55モル%。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
2〜45モル%と1.l’−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)シクロヘキサン15〜75モル%を各々の合計
が100モル%になるようにカーボネート結合して得ら
れる芳香族ポリカーボネート重合体。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
2〜25モル%、l、l’−ビス−(4−ヒドロキシフ
ェニル)シクロヘキサン2〜38モル%と4.4′−ジ
ヒドロキシ−2,2,2−トリフェニルエタン58〜9
6モル%を各々の合計が100モル%になるようにカー
ボネート結合して得られる芳香族ポリカーボネート重合
体。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシ−3−ターシャリー
ブチルフェニル)プロパン2〜92モル%、1.1’−
ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロピ
ルベンゼン2〜88モル%と4゜4′−ジヒドロキシ−
2,2,2−)−リフェニルエタン2〜96モル%を各
々の合計が100モル%になるようにカーボネート結合
して得られる芳香族ポリカーボネート重合体。
1.1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−P−ジ
イソプロピルベンゼン99〜1モル%とll′−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル) −m−ジイソプロピルベ
ンゼン1〜99モル%とをカーボネート結合して得られ
る芳香族ポリカーボネート重合体。
1、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
95〜5モル%と1、1′−ビス−(4−ヒドロキシ−
3−ターシャリーブチルフェニル)プロパン5〜95モ
ル%とをカーボネート結合して得られる芳香族ポリカー
ボネート重合体。
1、l’−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジ
イソプロピルベンゼン2〜65モル%、1、1′−ビス
−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン2〜50モル%
と4.4′−ジヒドロキシー1、1′.2−トリフェニ
ルエタン10〜96モル%を各々の合計か100モル%
になるようにカーボネート結合して得られる芳香族ポリ
カーボネート重合体。
上記の芳香族ポリカーボネート重合体を用いると、機械
的な強度を損なわずに、光弾性定数を小さくすることが
可能となる。
本発明における押し出し成形を用いた光記録媒体用基板
の製造において用いるポリカーボネート樹脂の数平均分
子量は18000〜5ooooが適当であり、より好ま
しくはzsooo〜500(10である。数平均分子量
が5ooooをこえて高いと、樹脂の溶融粘度が高いた
めに溶融・成形の温度が高くなってしまい、樹脂の熱分
解による黄変を生じ易くなり、その上凹凸パターンの転
写性が悪くなる。その反対に樹脂の数平均分子量が18
000未満で小さいと、機械的な強度が低くなってしま
い成形時に割れなどが生じ易くなり、また樹脂の耐久性
・耐溶剤性などが悪くなってしまう。
また、押し出し成形では、樹脂温度が200〜400°
Cの高い温度に加熱して成形するために、樹脂のガラス
転移点は125°C以上か望ましい。
本発明において用いられる押し出し成形法ては、従来の
射出成形法に比べて溶融した樹脂の成形時の流動速度が
小さいために、平均分子量が高い樹脂でも複屈折が小さ
い透明樹脂基板を製造することができるが、その反面、
押し出した樹脂を巻き取るために張力がかかるために、
機械的な強度は必要である。そのために用いる最適なポ
リカーボネート樹脂の平均分子量は同じ樹脂を用いてい
ても少し高い樹脂の方か好ましい。
また、前記ポリカーボネート樹脂には、必要に応じて、
亜リン酸とアルコール類またはフェノール類とのジエス
テリレまたはトリエステルなどの亜リン酸エステルを加
えても良い。その他、必要に応じて、耐久性、耐光性の
向上のために、必要量の紫外線吸収剤をポリカーボネー
ト樹脂に混合することができる。紫外線吸収剤としては
サリチル酸系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール
系、シアノアクリレート系等を用いることかできる。
本発明においては、上記のようにして調製したポリカー
ボネート樹脂を、押し出し成形を行なって光記録媒体用
基板を作製する。第1図は本発明の光記録媒体用基板の
製造方法の一例を示す説明図である。同第1図において
、1は樹脂基板、2は成形ロール、3は加圧ロール、4
はTダイ、5はルーダ−16はホッパー、7は引き取り
ロールである。を形ロール2と加圧ロール3のロールの
間隔は、樹脂基板lの表面に成形ロール2に設けられス
タンパの凹凸が充分に転写し得る様に調整することが可
能に構成されている。
第1図において、ルーダ−5のTダイ4から押し出しさ
れたポリカーボネート樹脂シートは、軟化した状態で成
形ロール2と加圧ロール3のロール間に挿入され、成形
ロール2の凹凸面と加圧ロール3の鏡面により押圧され
て、84脂基板1の表面にスタンバの凹凸状の信号が逐
次転写される。
好ましい押し出し成形の条件は、ルーダ−温度が250
〜350℃、Tダイ温度が250〜:15G ”C1成
形ロールの温度が100〜200℃である。この成形に
おいて、ルーダ−またはTダイの温度を350℃以上に
高くすると樹脂が熱分解して黒くコゲたり、または黄変
したりするので好ましくない、また、その逆にルーダ−
またはTダイの温度を250℃よりも低くすると、溶融
した樹脂の流動性か悪くなり、基板の厚さが不均一にな
ったり複屈折が生じたりする。使用する樹脂によって上
記の問題か生じなければ、ルーダ−またはTダイの温度
が200〜400℃の範囲でも溶融することができる。
押し出し速度は2m/分以上、好ましくはlOm/分以
上である。成形ロールの好ましい温度は、成形ロール、
加圧ロールともに100〜200℃である。
このロール温度が200℃を超えて高くなると成形する
4111W1がロールに貼り付いてしまって剥かれにく
くなったり、離型時に樹脂の端面が割れたりする。また
、その逆にロール温度か100未満で低いとロールに形
成しである凹凸パターンを転写することかてきなくなる
本発明の光記録媒体用基板の製造方法により製造された
基板には、光記録層または反射層、その他必要に応して
保護層などを設けて光記録媒体を作成する。これらの方
法または材料は一般に光記録媒体に用いられているもの
を自由に選択して用いることかできる。
本発明の光記録媒体用基板は、例えば、光ディスク、光
カード、光テープ、光コイン等のあらゆる光記録媒体に
用いることができる。
[実施例] 以下、実施例を示し、本発明をさらに具体的に説明する
実施例1 1、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
247部(90モル%)と2・、2−ビス−(4−ヒド
ロキシ−3−イソプロピルフェニル)プロパン37部(
10モル%)とジフェニルカーボネート264部を31
!の3つロフラスコに入れ、脱気、窒素パージを5回繰
り返した後、160℃のシリコンバスで窒素を導入しな
がら溶融させた。溶融した後、カーボネート化触媒であ
る水素化ホウ素カリウムを予めフェノールに溶解させた
溶液(仕込んだビスフェノール全量に対してlo−3モ
ル%量)を加え、 16(1℃、窒素下で30分間攪拌
〜成した0次に、同温度下で 100Torrに減圧し
、30分間攪拌した後、同温度下てさらに50Torr
に減圧し、30分分子ff反応させた。次に、徐々に温
度を220℃まて上げ、60分間反応させ、フェノール
留出理論量の80%を留出させた。しかる後、同温度て
10Torrに減圧し30分間反応させ、温度を徐々に
270℃に上げ30分間反応させた。さらに、同温度で
5Torrに減圧し30分間反応させ、ここまでの反応
でフェノール留出理論量のほぼ全量を留出させ前縮合を
終えた0次に、同温度下で0.1〜0.37orrて2
時間。
後縮合させた。窒素下にて生成物のポリマーを取り出し
た。 IR,NMRの測定を行なったところ2゜2−ビ
ス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパンと1、1′−
ビス−(4−ヒドロキシ−3−イソプロピルフェニル)
プロパンの4:lのポリカーボネート重合体であること
が確認された。
この生成物を塩化メチレン中て数平均分子量を測定する
と30000であった。光弾性定数を測定すると64ブ
リユスターズ(Brewsters、 10−”m”/
N)であった、 OSCの測定から、ガラス転移点はT
g=130℃であった。
この樹脂を1.61Lmピッチ、 0.61L−幅、深
さ700人の連続溝か形成されたφ86會烏のニッケル
製スタンパ−が接着剤(W−ボンド、AI、8化精工)
により接着されたロール径300mmの鉄製ロールが取
り付けられた押し出し成形機(日立造船、SHT 9O
−32DVG) ニ投入して、ルーダ−温度270℃、
Tダイ温度265℃、成形・加圧ロール温度がそれぞれ
120℃の条件で、上記ポリカーボネート樹脂を成形し
て、 2.3m/分の速度で、1.2mmの厚さに押し
出した。押し出された基板を測定したところ、複屈折は
ダブルパスで1On−以下であった(日本電子光学社、
複屈折測定機、入= 8:1Onsで測定)、また、光
透過率は89%で十分に透明であった(日立U−340
0、入= 83On−で測定)、 面振れ量はp−pで
501L−以下で十分小さかった(力−ルツァイス社、
三次元測定機で測定)。
次に、この基板を86ssφに切断して、下記構造式(
■)て示される、光記録材料を溶剤塗布した。
(Ct Ifs)2 N!     x鼾N (C2l
l5)2cpo、’      (IT。
保護基板には0.3mm厚のポリカーボネート(音大化
成、パンライト251)を86ssφに切断して。
0.3mmのエアーギャップを持つように接着した。
記録・再生したところ、ディスクの回転数1800「p
−1書き込み周波数3MHz、書き込みパワー6膳W、
読み出しパワー0.5麿Wで、C/N比は57dB。
ピットエラーレイトはl x 1G−’であった。この
値は60℃、90%RHの条件て1000時間保存して
も、読み取り特性、書き込み特性ともに変化がなかった
実施例2 実施例1と同じようにして平均分子Jl:10000の
■、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジ
イソプロピルベンゼンと2,2−ビス−(3,5−ジメ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロパンのl:1重合
体を作製した。光弾性定数を測定すると70ブリユスタ
ーズ(Brewsters。
10−”m2/N)てあった。DSCの測定から、ガラ
ス転移点はTg= 130°Cてあった。
次に、実施例1と同様の方法て光記録媒体用基板を作製
した。作製した基板を実施例1と同様に測定すると、複
屈折は1Ons以下で十分小さかった。また、光透過率
は91%で十分に透明であった。面振れ量はp−pて3
0牌1と十分に小さかった。
この基板を実施例1と同様に光記録層を形成して記録・
再生を行なったところ、C/N比で55dB、ピットエ
ラーレートはl X 10−’であった。実施例1と同
様に保存したところ、C/N 、ピットエラーレートと
もに変化しなかった。
実施例3 実施例1と同じようにして平均分子量:10000の1
.1’−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−m−イソ
プロピルベンゼンと1,1′ −ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)−m−イソプロピルベンゼンと2,2−ビ
ス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパンの2:2: 
1重合体を作製した。光弾性定数を測定すると59ブリ
ユスターズ([lrewsLers、 10−”m2/
N)であった。OSCの測定から、ガラス転移点はTg
= 128℃であった。
次に、実施例1と同様の方法で光記録媒体用基板を作製
した。作製した基板を実施例1と同様に測定すると、複
屈折はlOnm以下て十分小さかった、また、光透過率
は90%て十分に透明であった。
面振れ量はp−pで30%−と十分に小さかった。
この基板を実施例1と同様に光記録層を形成して記録・
再生を行なったところ、C/N比で56dB。
ピットエラーレートは1 x 10−6てあった。実施
例1と同様に保存したところ、C/N 、ピットエラー
レートともに変化しなかった。
実施例4 ジフェニルカーボネート26.4g 、  2 、2−
ビス(4−ヒドロキシ−5−イソプロピルフェニル)−
プロパン7.5g、 2 、2−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)−プロパン21.9gを窒素下160°C
で融解し、触媒としてKBO2をジフェノール全量の1
0”9yaof1%を添加したのち、100 Torr
で30分間、さらに50Torrで30分間エステル交
換を行った。次に、 220℃、10Torr〜5 T
orrで反応を行ない、270°C10,I Torr
以下の高真空下で1時間反応させ、共重合体を約30g
得た。光弾性定数は25ブリユスターズ(Brewst
ers、 10−12m2/N)てあった。この共重合
体10g 、ポリスチレン5gおよびジラウロイルパー
オキシド 40hgを、トルエン200醜β中で、80
℃で30分間加熱反応を行なった。
反応終了後、メタノール中で沈殿させて、得られたグラ
フトポリマーを炉別し、シクロへキサノン2I!で十分
洗浄し、未反応のポリスチレンを除去したのち、乾燥を
行ないグラフト化ポリカーボネート125g得た。この
共重合体の数平均分子量は30000 、光弾性定数は
26ブリユスターズ(Brewsters、 10−1
2m2/N)であった。
次に、実施例1と同様の方法て光記録媒体用基板を作製
した。作製した基板を実施例1と同様に測定すると、複
屈折は10nm以下て十分小さかった。また、光透過率
は90%で十分に透明であった0面振れ量はp−pで3
0ルーと十分に小さかった。
この基板を実施例1と同様に光記録層を形成して記録・
再生を行なつたところ、C/N比て56dB。
ピットエラーレートはi x io−’であった。実施
例1と同様に保存したところ、C/N 、ピットエラー
レートともに変化しなかった。
比較例1 市販のポリカーボネート(奇人化成、AD5503)を
用いて、実施例1と同じ方法で光記録媒体用基板を作製
した0作製した基板を実施例1と同じように測定すると
、複屈折はIon履以下で十分小さかった。また、光透
過率は90%て十分に透明であったものの、基板の端面
かひび割れていて実用に耐えない基板てあった。基板の
強度か不足しているために基板は1mm以上湾曲してう
ねっていた。そのために光記録媒体を製造するのは不可
能であった。
[発明の効果] 以上説明した様に1本発明によれば、特定のビス(ヒド
ロキシフェニル)アルカン系ポリカーボネート樹脂を押
し出し成形により成形することにより、複屈折が小さく
、成形性の良い光記録媒体用基板を容易に連続的に製造
できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光記録媒体用基板の製造方法の一例を
示す説明図および第2図は従来の光記録媒体を示す断面
図である。 l・・・樹脂基板 2・・・成形ロール 3・・・加圧ロール 4−Tダイ 5・・・ルーダ− 6・・・ホッパー 7・・・引き取りロール 11・・・透明樹脂基板 12・・・トラック溝部 13・・・光記録層 14・・・スペーサー・接着層 15−・・保護層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レーザービーム等の光ビームの照射によって、反
    射率、屈折率などの光学特性を変化させて情報の記録・
    再生を行なう光記録媒体用の基板を製造する方法おいて
    、数平均分子量が18000〜50000のビス(ヒド
    ロキシフェニル)アルカン系ポリカーボネート樹脂を押
    し出し成形して基板を連続的に製造することを特徴とす
    る光記録媒体用基板の製造方法。
  2. (2)樹脂温度200〜400℃、ロール温度100〜
    200℃の条件下で押し出し成形する請求項1記載の光
    記録媒体用基板の製造方法。
  3. (3)前記押し出し成形によって成形された基板の記録
    ・再生光が通る有効部分の複屈折が記録・再生光に対し
    て、ダブルパスで100nm以下である請求項1記載の
    光記録媒体用基板の製造方法。
  4. (4)前記ビス(ヒドロキシフェニル)アルカン系ポリ
    カーボネート樹脂として、カーボネート結合を構成する
    単位の中で下記一般式( I )で表される単位を ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2は▲数式、化学式、表等があり
    ます▼を、R_3、R_4は水素原子、アルキル基また
    はアリール基を示す。nは0または正の整数を示す。) 全カーボネート結合単位に対して5〜80モル%有する
    ポリカーボネートと、第3級炭素原子を有するオリゴマ
    ーを、遊離基開始剤および/または酸素を用いて反応さ
    せて、グラフト重合させて得られる樹脂を用いる請求項
    1記載の光記録媒体用基板の製造方法。
  5. (5)前記第3級炭素原子を有するオリゴマーがポリス
    チレン、α−メチルスチレン、ポリアクリロニトリル、
    ポリ(アクリロニトリル−スチレン)、ポリ(アクリロ
    ニトリル−ブタジエン−スチレン)、ポリ(スチレン−
    ブタジエン)またはポリ(スチレン−メチルメタクリレ
    ート)である請求項4記載の光記録媒体用基板の製造方
    法。
  6. (6)前記ビス(ヒドロキシフェニル)アルカン系ポリ
    カーボネート樹脂として、1、1−ビス−(4−ヒドロ
    キシフェニル)シクロヘキサン、1、1′−ビス−(4
    −ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロピルベンゼン
    、1、1′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−m−
    ジイソプロピルベンゼン、2、2−ビス−(4−ヒドロ
    キシフェニル)プロパン、2、2−ビス−(4−ヒドロ
    キシフェニル)ブタン、2、2−ビス−(4−ヒドロキ
    シフェニル)オクタン、2、2−ビス−(4−ヒドロキ
    シフェニル)−4−メチルペタン、2、2−ビス−(4
    −ヒドロキシ−3−イソプロピルフェニル)プロパン、
    2、2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル
    )プロパン、2、2−ビス−(4−ヒドロキシ−3−s
    ec−ブチルフェニル)プロパン、2、2−ビス−(4
    −ヒドロキシ−3−ターシャリーブチルフェニル)プロ
    パン、2、2−ビス−(3、5−ジメチル−4−ヒドロ
    キシフェニル)プロパン、4、4′−ジヒドロキシ−2
    、2、2−トリフェニルメタン、4、4′−ジヒドロキ
    シ−2、2、2−トリフェニルエタンから選らばれる少
    なくとも一種以上の化合物をカーボネート結合して得ら
    れる芳香族ポリカーボネート重合体を用いる請求項1記
    載の光記録媒体用基板の製造方法。
  7. (7)前記重合して得られるビス(ヒドロキシフェニル
    )アルカン系ポリカーボネート重合体の光弾性定数が1
    00ブリュスターズ以下である請求項6記載の光記録媒
    体用基板の製造方法。
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