JPH0314725Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0314725Y2 JPH0314725Y2 JP1987033710U JP3371087U JPH0314725Y2 JP H0314725 Y2 JPH0314725 Y2 JP H0314725Y2 JP 1987033710 U JP1987033710 U JP 1987033710U JP 3371087 U JP3371087 U JP 3371087U JP H0314725 Y2 JPH0314725 Y2 JP H0314725Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- lamp
- blow molding
- reflector
- reflecting mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〓産業上の利用分野〓
本考案は、車両用灯具に関するものであり、詳
細にはこの種灯具をブロー成型で形成するときに
適する構造を提供するものである。
細にはこの種灯具をブロー成型で形成するときに
適する構造を提供するものである。
〓従来の技術〓
従来、この種の灯具を形成するときには、第３
図に示すようにレンズ２１と反射鏡２２とを別体
に形成し、例えば反射鏡２２に反射面処理、ソケ
ツト（図示は省略してある）の取付けなど必要な
加工を行つた後に、前記レンズ２１と接着するこ
とで形成していたものである。
図に示すようにレンズ２１と反射鏡２２とを別体
に形成し、例えば反射鏡２２に反射面処理、ソケ
ツト（図示は省略してある）の取付けなど必要な
加工を行つた後に、前記レンズ２１と接着するこ
とで形成していたものである。
〓考案が解決しようとする問題点〓
しかしながら、前記した従来の構造のものは部
品点数、加工数が共に多くコストが高くなると云
う問題点を生ずるものであり、この問題点の解決
のためにブロー成型法などでレンズ２１と反射鏡
２２を一体に成型するものが提案されているが、
このブロー成型による灯具では、希望する場所の
肉厚を厚くすると云うような肉厚の制御が不可能
であり、また全体の肉厚も極めて薄いものである
ので、電球の点灯消灯による内部圧力の変動など
によりレンズ面を変形すると云う新たな問題点を
生ずるものとなり実用化が不可能であつた。
品点数、加工数が共に多くコストが高くなると云
う問題点を生ずるものであり、この問題点の解決
のためにブロー成型法などでレンズ２１と反射鏡
２２を一体に成型するものが提案されているが、
このブロー成型による灯具では、希望する場所の
肉厚を厚くすると云うような肉厚の制御が不可能
であり、また全体の肉厚も極めて薄いものである
ので、電球の点灯消灯による内部圧力の変動など
によりレンズ面を変形すると云う新たな問題点を
生ずるものとなり実用化が不可能であつた。
〓問題点を解決するための手段〓
本考案は、前記した従来の問題点を解決するた
めの具体的手段として、レンズと反射鏡とがある
車両用灯具において、前記レンズと前記反射鏡と
はブロー成型で一体に形成され、かつ前記レンズ
面にはこのレンズの長手方向に沿う複数の凹溝が
形成されていることを特徴とする車両用灯具を提
供することで、変形が特に問題となる外観面であ
るレンズ面に変形を生じないようにして、前記従
来の問題点を解決するものである。
めの具体的手段として、レンズと反射鏡とがある
車両用灯具において、前記レンズと前記反射鏡と
はブロー成型で一体に形成され、かつ前記レンズ
面にはこのレンズの長手方向に沿う複数の凹溝が
形成されていることを特徴とする車両用灯具を提
供することで、変形が特に問題となる外観面であ
るレンズ面に変形を生じないようにして、前記従
来の問題点を解決するものである。
〓実施例〓
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第１図に符号１で示すものは本考案によりブロ
ー成型で形成された車両用灯具であり、この灯具
１は従来例のものと異なりレンズ部１１と反射鏡
部１２とが透明樹脂により一体に形成され、図で
は省略して示すが反射鏡部１２は所定の位置の外
面、或いは内面に真空メツキ、塗装などを施すこ
とで形成されている。ここで本考案によりブロー
成型の金型の所定の位置に凸溝を施しておくこと
で、レンズ部１１面の長手方向に沿うように複数
の凹溝１１ａが形成されている。この状態を詳細
に示すものが第２図であり凹溝１１ａは従来の灯
具に比べて極めて薄肉で形成される灯具１の特に
外観部分となるレンズ部１１を補強する。この様
にしたことで前記レンズ部１１は凹溝１１ａによ
り、例えばこの灯具１内に配設された電球２の点
滅による内部圧力の変動に対しても変形を防止さ
れるものとなる。
ー成型で形成された車両用灯具であり、この灯具
１は従来例のものと異なりレンズ部１１と反射鏡
部１２とが透明樹脂により一体に形成され、図で
は省略して示すが反射鏡部１２は所定の位置の外
面、或いは内面に真空メツキ、塗装などを施すこ
とで形成されている。ここで本考案によりブロー
成型の金型の所定の位置に凸溝を施しておくこと
で、レンズ部１１面の長手方向に沿うように複数
の凹溝１１ａが形成されている。この状態を詳細
に示すものが第２図であり凹溝１１ａは従来の灯
具に比べて極めて薄肉で形成される灯具１の特に
外観部分となるレンズ部１１を補強する。この様
にしたことで前記レンズ部１１は凹溝１１ａによ
り、例えばこの灯具１内に配設された電球２の点
滅による内部圧力の変動に対しても変形を防止さ
れるものとなる。
また、ブロー成型により形成された灯具１は特
に密閉度が高いので、例えば第２図に符号１２ａ
で示すように放物面が形成されず灯具の機能、及
び外観に直接に関与しない平面部分には前記の様
な凹溝は設けることなく、むしろ積極的にこの部
分を変形させて他の部分に加わる応力を緩和させ
るようにすることが好ましい。
に密閉度が高いので、例えば第２図に符号１２ａ
で示すように放物面が形成されず灯具の機能、及
び外観に直接に関与しない平面部分には前記の様
な凹溝は設けることなく、むしろ積極的にこの部
分を変形させて他の部分に加わる応力を緩和させ
るようにすることが好ましい。
尚、この実施例では前記凹溝１１ａはレンズ部
１１の長手方向に沿う平行線状のもののみで示し
たが、この種灯具１においては外観デザインも重
要な要素であるので、この要求にしたがつて、例
えば格子状に設けても良く、それにより本考案の
作用効果が損われるものでないことは云うまでも
ない。
１１の長手方向に沿う平行線状のもののみで示し
たが、この種灯具１においては外観デザインも重
要な要素であるので、この要求にしたがつて、例
えば格子状に設けても良く、それにより本考案の
作用効果が損われるものでないことは云うまでも
ない。
〓考案の効果〓
以上に説明したように本考案によりレンズ面
に、このレンズの長手方向に沿う複数の凹溝を形
成するようにしたことで、特に外観となるレンズ
面に変形を生じないようにしてブロー成型による
この種の灯具の製造を可能なものとして、部品点
数と工数とを大幅に低減し、コストダウンを可能
とする優れた効果を奏すると共に、レンズと反射
鏡とを一体に形成することで気密性も向上させ、
更に薄肉のものとして軽量化するなど性能の面で
も効果ほあるものである。
に、このレンズの長手方向に沿う複数の凹溝を形
成するようにしたことで、特に外観となるレンズ
面に変形を生じないようにしてブロー成型による
この種の灯具の製造を可能なものとして、部品点
数と工数とを大幅に低減し、コストダウンを可能
とする優れた効果を奏すると共に、レンズと反射
鏡とを一体に形成することで気密性も向上させ、
更に薄肉のものとして軽量化するなど性能の面で
も効果ほあるものである。
第１図は本考案に係る車両用灯具の一実施例を
示す斜視図、第２図は第１図の−線に沿う断
面図、第３図は従来例を示す斜視図である。 １……車両用灯具、１１……レンズ部、１１ａ
……凹溝、１２……反射鏡部、２……電球。
示す斜視図、第２図は第１図の−線に沿う断
面図、第３図は従来例を示す斜視図である。 １……車両用灯具、１１……レンズ部、１１ａ
……凹溝、１２……反射鏡部、２……電球。
Claims (1)
- レンズと反射鏡とがある車両用灯具において、
前記レンズと前記反射鏡とはブロー成型で一体に
形成され、かつ前記レンズ面にはこのレンズの長
手方向に沿う複数の凹溝が形成されていることを
特徴とする車両用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987033710U JPH0314725Y2 (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987033710U JPH0314725Y2 (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63141504U JPS63141504U (ja) | 1988-09-19 |
| JPH0314725Y2 true JPH0314725Y2 (ja) | 1991-04-02 |
Family
ID=30841573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987033710U Expired JPH0314725Y2 (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0314725Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH084646Y2 (ja) * | 1982-05-06 | 1996-02-07 | 日産自動車株式会社 | 車両用灯具 |
-
1987
- 1987-03-06 JP JP1987033710U patent/JPH0314725Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63141504U (ja) | 1988-09-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6746634B2 (en) | Vehicular lamp and injection mold and manufacturing method for lamp body of vehicular lamp | |
| CN103225781B (zh) | 车辆用灯具及其制造方法 | |
| JP2581778Y2 (ja) | 車輌用標識灯 | |
| US5727874A (en) | Vehicle lamp | |
| JP2020107595A (ja) | 車載用ｌｅｄ線状照明モジュール | |
| JPH0741830U (ja) | 車輌用標識灯 | |
| JPH0314725Y2 (ja) | ||
| US6347881B1 (en) | Vehicle lamp | |
| JP2000306405A (ja) | 車両用灯具 | |
| JPH0226092Y2 (ja) | ||
| JP3160835B2 (ja) | 車輌用標識灯 | |
| CN220669239U (zh) | 一种缩减空间的灯具结构 | |
| JP2000353411A (ja) | 自動車の照明用ガラスレンズ | |
| JP2860136B2 (ja) | 車両用信号灯具のインナーレンズ | |
| JPH0226090Y2 (ja) | ||
| KR200149450Y1 (ko) | 차량용 일루미네이션램프의 구조 | |
| JP2000173313A (ja) | 車両用灯具 | |
| JPH0418161Y2 (ja) | ||
| JP2573830Y2 (ja) | 車両用灯具 | |
| JPH0724723Y2 (ja) | 車両用灯具 | |
| JP2955168B2 (ja) | 自動車用信号灯具 | |
| JPS60166541A (ja) | ランプアセンブリ | |
| JPH04356242A (ja) | 自動車用装飾板及びその製造方法 | |
| KR0131241Y1 (ko) | 조명등 | |
| JPH092142A (ja) | 車両用灯具 |