JPH03145625A

JPH03145625A - 電子機器

Info

Publication number: JPH03145625A
Application number: JP28290489A
Authority: JP
Inventors: Yoshiyuki Endo; 遠藤　吉之; Eisaku Tatsumi; 栄作巽; Kazutoshi Shimada; 島田　和俊
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-11-01
Filing date: 1989-11-01
Publication date: 1991-06-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明はドツトマトリクス方式の液晶を表示装置とする
電子機器に関するものである。

［従来の技術］従来ドツトマトリクス方式の液晶表示装置は、第１１図
に示されるようにｍ行×ｎ列のドツトによって構成され
ており、ｎ列側のセグメント信号とｍ行側のコモン信号
か同時に○Ｎした場合にのみ（第１０図のコモン・セグ
メント信号波形の８１の状態）点灯する。第１０図は液
晶駆動信号（コモン、セグメント、コモン・セグメント
）を表わしている。

さて、第１１図に示すｍ行側の１−ｍまで一巡する時間
を１フレームといい（第６図Ｔ２に示す）　その時間の
逆数をフレーム周波数と呼ぶ。通常この値は可変ではな
い。

［発明が解決しようとしている課題］しかしながら、フレーム周波数が交流電源の周波数と近
い値になった場合、あるいはフレーム周波数が照明の周
波数と近い値になった場合に、液晶表示器にうなり成分
によるフリッカ−が発生し、非常に表示内容が見づらく
なる問題が生じる。

本発明は、前記従来の欠点を除去し、液晶表示が安定し
て見易い画面を持つ電子機器を提供する。

［課題を解決するための手段］このような問題点は、電子機器が置かれている環境中の
少なくとのｌっの交流の周波数を測定する周波数測定手
段と、測定された前記交流の周波数と液晶のフレーム周
波数とにより発生するうなり成分が所定値を越えないよ
うに、前記液晶のフレーム周波数を設定する設定手段と
を備えることを特徴とする電子機器により解決される。

又、電子機器が置かれている環境中の少なくとの１つの
交流の周波数を測定する第１の周波数測定手段と、液晶
のフレーム周波数を測定する第２の周波数測定手段と、
測定された前記少なくとも２つの周波数を比較する比較
手段と、該比較結果に基づいて、測定された前記交流の
周波数と前記液晶のフレーム周波数とにより発生するう
なり成分が所定値を越えないように、前記液晶のフレー
ム周波数を設定する設定手段とを備えることを特徴とす
る電子機器により解決される。

更に、設定した周波数を記憶する記憶手段を備える。

ここで、前記周波数測定手段は、前記電子機器の交流電
源の周波数を測定する手段である。

又、前記周波数測定手段は、照明周波数を測定する手段
である。

［作用］本発明によれば、電子機器が置がれている環境内の交流
周波数、例えば交流電源あるいは照明周波数に鑑みて、
表示フレーム周波数をうねりが発生しないように設定す
ることにより、液晶表示が安定して見易い画面を持つ電
子機器を提供できる。

［実施例コ第１図は本実施例の電子機器の構成を機能的に表わした
図面である。本実施例の電子機器は、交流電源の周波数
を測定する測定手段１と電子機器の置かれている環境内
の照明周波数を測定する測定手段２とを有する。表示フ
レーム周波数可変手段４は、液晶表示器６の表示フレー
ム周波数を設定する手段でもあり、設定された周波数に
より交流電源周波数あるいは照明周波数との間にうなり
が発生ずるかどうかを調べ、もし発生する状態の場合、
本例では周波数の差が１０Ｈｚ以下の場合は、周波数比
較手段３からの指示によってうなりを発生しない周波数
に表示フレーム周波数を設定する。５は記憶手段であり
、表示フレーム周波数可変手段４の設定値を不揮発に記
憶する。尚、本例では周波数比較手段３は、演算・制御
用のＣＰＵ３ａとプログラムを格納するＲＯＭ３ｂと補
助記憶用のＲＡ　Ｍ　３　ｃとから構成され、比較処理
及びフレーム周波数の設定はＲＯＭ３ｂのプログラムに
従ったＣＰＵ３ａの処理により行われる。

上述した構成はマイクロコンピュータ（上記ＣＰＵ３ａ
を含む）が実行する機能をブロック的に表わしたもので
あり、第２図に示すフローチャートを参照すれば更に明
瞭となる。先ず、電源が投入され電子機器がスタートし
たとき、表示周波数設定指示があるかどうかをステップ
Ｓ１で判定する。指示があるときはステップＳ２に進ん
で交流電源の周波数を測定し、ステップＳ３て照明周波
数を測定する。ステップＳ２と８３で測定した周波数と
既に分かている電子機器の表示周波数から、ステップＳ
４で表示フレーム周波数を設定する。もちろん、ここで
設定される表示フレーム周波数は交流電源および照明周
波数にたいしてうなりを発生しない周波数である。

設定された周波数はステップＳ５で不揮発に記憶される
。

一方、表示フレーム周波数が記憶されていて、電子機器
の置かれている環境に変化がないときは記憶値の変更が
不要であるので、制御はステップＳ６に進む。すなわち
、ステップＳ５で記憶した値をリートし、ステップＳ７
で表示フレーム周波数可変手段にこれを設定する。

次に実施例のそれぞれの構成を説明する。

第３図は交流電源周波数測定手段１を具体的に表わす回
路図である。トランス１３から入った交流電源（波形は
第４図）が整流器７によって全波整流される。その波形
は第５図である。次に第３図のコンパレータによって比
較されて等しいときに出力パルスを形成する。このパル
スでワンショットマルチバイブレータ９をたたいて、第
６図に示す所定幅のパルス信号Ｐ１〜Ｐｏを発生する。

パルス信号Ｐ　Ｉ”’　Ｐ　ｏのパルス間隔１゜の逆数
ｆ１が交流電源の周波数となる。

次に照明周波数入力手段２によって機器本体周辺の照明
周波数を測定する回路例として、第７図に示されるよう
な構成が考えられる。第７図において、１０はフォトデ
ィテクタであり、機器本体を蛍光管で照明している場合
に、第８図に示されるような波形を発生する。この波形
を第７図のコンパレータ１１で比較されて等しいときに
出力パルスを形成する。このパルスでワンショットマル
チバイブレーク１２をたたいて、第９図に示す所定幅の
パルス信号波形を変換する。その間隔ｔ２の逆数ｆ２が
照明周波数となる。

以上のように、周波数ｆ＋、ｆ２が測定された後、周波
数可変手段４でフレーム周波数Ｆを決定する。一般に周
波数ｆ、、ｆ２の値に比較してフレーム周波数Ｆの値は
１０Ｈｚ程度の差が存在すればフリッカ−が発生しない
と理解されていする。その為、Ｆ　”　ｆ　＋±１０（Ｈｚ）・・・（１）Ｆ　”’　
ｆ　２±１０（Ｈｚ）・・・（２）の２式が成り立つＦ
の値を周波数可変手段４で決定し、表示フレーム周波数
可変手段６を介して表示手段６に与える。設定値は記憶
手段５に不揮発に記憶されであるので、使用環境が変わ
らない場合にはここからよみだして表示手段６に設定す
ることにより、迅速なフレーム周波数の設定が可能とな
る。

尚、前記実施例では交流電源周波数ｆ１と照明周波数ｆ
２が異なる値の場合について述べたがｆｌとｆ２の値が
等しい場合、表示フレーム周波数Ｆとｆ＋、ｆｚの値を
一致させることで（Ｆ　＝　ｆ　＋　＝　ｆ　２　）う
ねり成分の発生を防止し、フリッカ−が発生ずることも
ない。又、周波数ｆ＋　とｆ２の値が１０Ｈｚ以上異な
る場合は、どちらかの周波数に一致させてもよい。

［発明の効果］本発明によれば、電子機器が置かれている環境内の交流
周波数、例えば交流電源あるいは照明周波数に鑑みて表
示フレーム周波数をうねりが発生しないように設定する
ことにより、液晶表示が安定して見易い画面を持つ電子
機器を提供できる。

尚、具体的な数値を挙げれば、表示フレーム周波数値を
交流電源と照明の周波数値とそれぞれＬ　ＯＨｚ以上の
差をつけるか、交流電源と照明の周波数とが等しい場合
は全部を等しい値に、又１０Ｈｚ以上異なる場合はどち
らかに一致させることによって、フリッカ−の発生しな
い見やすい液晶ドツトマトリクス表示器を使用すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例の電子機器の構成を機能的に表わすブ
ロック図、第２図は第１図の実施例の制御例を示すフローチャート
、第３図は交流電源周波数測定手段の構成を示す図、第４図は交流電源波形を示す図、第５図は整流後の波形を示す図、第６図はコンパレータを通した後の波形を示す図、第７図は照明周波数測定手段の構成を示す図、第８図は
フォトディテクタの出力波形を示す図・第９図はコンパレータを通した後の出力波形を示１−図
、第↓○図は液晶駆動信号を示す図、第１Ｘ図はドツトマトリクス液晶の具体例を示す図であ
る。図中、１・・・交流電源周波数測定手段、２・・・照明
周波数測定手段、３・・・周波数比較手段、３ａ・・・
ｃｐｕ、３　ｂ−ＲＯＭ、３ｃ・＝ＲＡＭ、４−ＲＡＭ
−−ム周波数可変手段、５・・・記憶手段、６・・・表
示手段、７・・・整流器、８・・・交流電源用コンパレ
ータ、９・・・ワンショットマルチバイブレーク、１０
・・・フォトディテクタ、１１・・・フォトディテクタ
用コンパレータ、１２・・・ワンショットマルチパイブ
レーク、１３・・・トランスである。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）電子機器が置かれている環境中の少なくとの１つ
の交流の周波数を測定する周波数測定手段と、測定された前記交流の周波数と液晶のフレーム周波数と
により発生するうなり成分が所定値を越えないように、
前記液晶のフレーム周波数を設定する設定手段とを備え
ることを特徴とする電子機器。
（２）電子機器が置かれている環境中の少なくとの１つ
の交流の周波数を測定する第１の周波数測定手段と、液晶のフレーム周波数を測定する第２の周波数測定手段
と、測定された前記少なくとも２つの周波数を比較する比較
手段と、該比較結果に基づいて、測定された前記交流の周波数と
前記液晶のフレーム周波数とにより発生するうなり成分
が所定値を越えないように、前記液晶のフレーム周波数
を設定する設定手段とを備えることを特徴とする電子機
器。
（３）更に、設定した周波数を記憶する記憶手段を備え
ることを特徴とする請求項第１項または第２項記載の電
子機器。
（４）前記周波数測定手段は、前記電子機器の交流電源
の周波数を測定する手段であることを特徴とする請求項
第１項または第２項記載の電子機器。
（５）前記周波数測定手段は、照明周波数を測定する手
段であることを特徴とする請求項第１項または第２項記
載の電子機器。