JPH03145117A - パターン形成方法 - Google Patents

パターン形成方法

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JPH03145117A
JPH03145117A JP28189289A JP28189289A JPH03145117A JP H03145117 A JPH03145117 A JP H03145117A JP 28189289 A JP28189289 A JP 28189289A JP 28189289 A JP28189289 A JP 28189289A JP H03145117 A JPH03145117 A JP H03145117A
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JP
Japan
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pattern
resist
electron beam
lower layer
exposure
Prior art date
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Pending
Application number
JP28189289A
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English (en)
Inventor
Yasuki Kimura
泰樹 木村
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Electron Beam Exposure (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、電子ビームリソグラフィにおける下地段差
のある基板でのレジストパターンを形成する際に、下地
段差パターンの凹部に相当するパターンを露光して後方
散乱電子の増減を補正するようにして、パターン寸法の
変動を抑制できるようにしたレジストパターン形成方法
に関するものである。
(従来の技術) 従来、近接効果の補正方法としては、r Proに1−
m1ty effect Correction fo
r electron beamlithograph
y by aquatization of back
grounddoseJG、Owen+ P、R4ss
man+  ジャーナル アプライド オブ フィゼッ
クス(J、^pp1.Phys、 54(6)。
1983、 P35?3〜.以下、文献(1)という)
に開示されるゴースト露光法と、rsilicon t
ransfer 1ayerfor mu1口1aye
r resist systemsJJ、B、Krug
er。
P、Riasman、 M、S、Chang、  ジャ
ーナル ヴアキュームソサエティ テクノロジー(J、
Vac、Sci、 Technol。
19(4)、198L、 P1320〜.以下、文献(
2)という)に開示される多層構造レジスト法がある。
まず上記文献(1)に開示されるゴースト露光法につい
て説明する。ゴースト露光法とは、パターンの疎密に起
因する後方散乱電子の量の変化によるドーズ(放射線量
)の変化(近接効果)を、ポジネガ反転した露光を行い
、補正するものである。
これをさらに詳細に説明する。第2図は文献(1)中に
示されているゴースト露光法の説明図であり、第2図(
a)は所望パターンの断面図、第2図(b)は露光条件
を示す概略図、第2図(C)はレジストに付着して生じ
たエネルギ密度の説明図である。
この第2図(a)に示すように、シリコン半導体基板l
上にポジ型のレジスト2を塗布して、露光と現像を行う
と、幅500nm7本の並列の長いラインのパターン2
1〜2?が形成される。この7本のラインのパターン2
1〜2.は非露光部分のレジスト2により分離されてお
り、各ラインのパターン2、〜2.の幅は非露光部分の
レジスト2の幅と等しくなっている。
これらのラインのパターン2.〜2.を得るために、第
2図(b)に示すように、マ本の電子ビーム31〜3.
が使用され、各電子ビーム3.〜3丁の径dは500n
−以下であり、照射チャージ密度は固有のレジスト−基
板7ステムに適するようにしている。
このような電子ビーム3.〜3.をレジスト2に照射す
ることにより、レジスト2で吸収されるエネルギ密度の
分布は第2図(C)に示すようになる。
この第2図(C)の急降下のカーブは水平位置の関数と
して、レジスト2に吸収された全エネルギ密度を表わし
ている。
このエネルギは前進電子とシリコン半導体基板1からの
後方散乱電子による二つの成分からなるものと考えられ
る。後方散乱電子によるエネルギの吸収は第2図(C)
では、非常に誇張して示している。
上記前進電子によるレジストにおける吸収エネルギのビ
ーク4、〜4.は全エネルギカーブ中の斜線部分で示さ
れており、この分布の幅は非常に小さく、近接する分布
はオーバラップしない。
また、各ラインの露光による散乱エネルギは第2図(C
)において横座標に示されており、パターン21のライ
ンに対応する後方散乱エネルギ6は斜線で示され、その
幅は1nで、近接する後方散乱分布はオーパラシブして
いる。
これは各ラインが等しいエネルギ密度分布で輪郭を措か
れないことによる。したがって、各ラインは異なる幅で
現像される。この現象は近接効果として知られている。
なお、5はパターン露光によるバックグラウンドである
このように、第2図(a)に示されるパターン2〜2.
を得る目的で第2図(b)のような露光を行うと、近接
効果のために第2図(C)に示すドーズ(放射線量)が
得られる。
そこで、第3図に示すような露光の補正を行う。
第3図(a)は第2図(a)と同様に、所望するパター
ンを示す断面図であり、第2図(a)と同一部分には同
一符号が付されている。
また、第3図(b)は露光条件を示す概略図、第3図(
C)はレジストにおける吸収エネルギを水平位置の関数
としてプロットして示した図である。
この第3図(a)〜第3図(C)において、パターンの
露光に関する後方散乱電子分布は電子ビームをデフォー
カスすることにより、また照射チャージ密度を減少する
ことにより、模擬でき、この条件により行われる反転露
光が第3図(b)に示されており、また°、パターンの
断面に沿って吸収されたエネルギ密度は第3図(C)に
示されている。
第4図はパターンの露光に補正露光を重畳した結果を示
しており、この第4図における4、〜47は第2図(C
)の場合と同様レジストにおける吸収エネルギを示し、
7は補正露光バックグラウンド、8はパターン露光バッ
クグラウンド、9はパターンと補正による全バンクグラ
ウンドである。
この第4図において、後方散乱電子による全バックグラ
ウンドはパターンの断面に沿って一定であり、その結果
、各ライン(第2図(alのパターン21〜2.の各ラ
イン)は同一エネルギ分布によって輪郭が1苗かれる。
上記のように、第3図(b)に示すように第2図(b)
で露光したパターンとポジネガ反転をした露光を行い、
第3図(C)に示す放射線量を与えることにより、第2
図(C)ど第3図(C)の放射線量を合計すると、第4
図に示されるようにパターンに与えられる放射線量はパ
ターンの疎密によらなくなる。
次に、上記文献(2)に開示される多層構造レジスト法
について説明する。多層構造レジストはパターン形成用
EB(電子ビーム)レジストと基板との間に後方散乱電
子の発生の少ない物質で厚い層(下層膜)を形成するこ
とに特徴がある。
この文献(2)のFig・3には、20にeVの電子ビ
ームにより描かれた各種間隔で0.4Itmのラインの
S E M S!Jl微鏡写真の断面配置図が示されて
おり、後方散乱電子の影響は下層膜が存在することによ
り、大幅に低減される。
また、文献(2)のFig・1aには、下層膜の厚さ対
近接要素の関係が示されており、このFig−1aには
後方散乱電子の影響の低減の度合は、下層膜が厚い程大
きいことが示されている。
−iには、ゴースト露光法と多層構造レジスト法は同時
に利用されることが多い。
(発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、以上述べた文献(2)による多層構造レ
ジスト法であっても、下地段差によるレジストパターン
寸法の変動を充分に防止することができないという欠点
があった。
なぜならば多層構造レジスト法であっても、下地段差に
より下i膜厚が変動するので、後方散乱電子の量が変化
し、寸法変動が生じる。
また、文献(1)に示されているゴースト露光法では、
パターンの疎密による寸法変動以外は補正できない。
この発明は、前記従来技術が持っている問題点のうち、
後方散乱電子の増減により、レジストのパターン寸法が
変動するという点について解決したパターン形成方法を
提供するものである。
(課題を解決するための手段) この発明は前記問題点を解決するために、パターン形成
方法において、凹部を有する下地段差パターンのある試
料基板の上に多層構造レジストを形成して、所望のパタ
ーンを電子ビームを用いて第1n光量で露光する工程と
、下地段差パターンに相当する部分に第2n光量で電子
ビームを用いて露光する工程とを導入したものである。
(作 用) この発明によれば、パターン形成方法において以上のよ
うな工程を導入したので、所定の要素に依存する第1n
光量で下地段差パターンの部分を除いて多層構造レジス
トを所望するパターンに露光し、多層構造レジストの下
地段差パターンの凹部に相当する部分に所定の要素に依
存する値の第2露光量で露光することにより、下地段差
パターンによる後方散乱電子の増減を補正するように作
用する。したがって、前記問題点を除去できる。
(実施例) 以下、この発明のパターン形成方法の第1の実施例につ
いて、図面に基づき説明する。第1図はその一実施例の
工程断面図である。
まず、第1図(a)に示すように、試料基板11上には
、すでに深さ0.5pmの凹部を有する下地段差パター
ン12と深さl Jllの電子ビーム用アライメントマ
ーク13が形成されている。
次に、第1図(b)に示すように、この試料基板11上
にノボラック系ホトレジストを1.5xl布し、200
°Cでハードベークを行い下層膜14を形成する。
次・に、この下層膜14の上にSiを0.lzmの厚さ
でスパッタ蒸着し、中間115を形成する。
さらに、露光感度10μc/cd(加速電圧2゜KeV
)のEB(エレクトロンビーム)ポジレジスト16をQ
、 5 Ina塗布し、ベータを行う。
かくして、試料基板ll上に、下層膜14、中間膜15
およびEBポジレジスト16とからなる多層構造レジス
トとしての3層構造レジスト17を形成する。
この試料基板ll上に形成した3層構造レジスト17に
対し、第1図(C)に示すように、電子ビーム18で露
光を行う。この場合、まずパターンを形成したい領域1
9を除いて20KeVの電子ビーム18で露光感度lO
μc / cAで露光する。この場合の電子ビーム18
の露光量は下地段差パターン12の高さ、有機下層膜と
しての下層膜14の膜厚、巳Bレジスト16の感度、下
地とししての試料基Tl1i1,1の材質および加速電
圧などの所定の要素に依存する値である。
次に、下地段差パターン12の凹部による後方散乱電子
の増減を補正するために、第1図(d)に示すように、
下地段差パターン12に相当する部分の3層構造レジス
ト17を加速電圧20KeV、露光感度1 ac/c4
の電子ビーム18で露光する。
この後に、第1図(e)に示すように、EBポジレジス
ト16の現像を行うと、下地段差/<ターン12に相当
する部分に電子ビーム18で露光を行わない場合に比較
して、所望のパターンに近い上層レジストパターン20
が得られる。
また、下地段差パターン12による後方散乱電子の増減
の補正露光を行うためのEBデータは下地段差パターン
12のEBデータ(マスク用、EB直慣用)を流用する
次に、この発明の第2の実!l1li例について説明す
る。上記第1の実施例における下地段差ノくターン12
の後方散乱電子の補正を行うための電子ビーム18によ
る下地段差パターン12に相当する部分の3層構造レジ
ス)17の露光をパターンを形成したい領域19と、下
地段差パターン12の凹部の領域の重なる領域のみに行
う。その他の処理は上記第1の実施例と同様である。
次に、この発明の第3の実施例について説明する。この
第3の実施例では、下地段差パターン12のエツジが急
峻な場合は、下地段差パターン12の凹部の領域の周辺
を0.25n分だけ小さくしたパターンデータを補正露
光に用いる。他は第1の実施例と同じである。
また、下地段差パターン12のエツジが極端の場合は0
.25zm分だけ大きくしたパターンデータを用いる。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、この発明によれば、下地
段差パターンによる後方散乱電子の増減を下地段差パタ
ーンの凹部に相当する部分に所定の要素に依存する露光
量の電子ビームで露光して補正するようにしたので、下
地段差パターンの影響を軽減し、所望のパターンにより
近いパターンが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)ないし第1図(e)はこの発明のパターン
形成方法の第1の実施例の工程断面図、第2図は従来の
ゴースト露光法の説明図、第3図は従来のゴース)R先
決の補正を行う場合の説明図、第4図は第2図のパター
ン露光と第3図の補正露光を重畳した場合の説明図であ
る。 11・・・試料基板、12・・・下地段差パターン、1
3・・・電子ビーム用アライメントマーク、14・・・
下層膜、15・・・中間膜、16・・・EBポジレジス
ト、17・・・3層構造レジスト、18・・・電子ビー
ム、19・・・パターンを形成したい領域、20・・・
上層レジストパターン。 イ定釆のグースト11光末没の才耐正督1→七の釈已a
月図第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)表面に凹部を有する下地段差パターンと電子ビー
    ム用アライメントマークを有する試料基板上に多層構造
    レジストを形成する工程と、 (b)上記下地段差パターンの部分に相当する部分を除
    く上記多層構造レジストを所定要素に依存する所定の露
    光感度の電子ビームで露光する工程と、(c)上記下地
    段差パターンによる後方散乱電子の増減を補正するため
    に少なくとも上記下地段差パターンの部分に相当する部
    分に所定の要素に依存する所定の露光感度による電子ビ
    ームで上記多層構造レジストを露光する工程と、 よりなるパターン形成方法。
JP28189289A 1989-10-31 1989-10-31 パターン形成方法 Pending JPH03145117A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008235909A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Asml Netherlands Bv マスクレスリソグラフィにおける均一なバックグラウンド放射

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JP2008235909A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Asml Netherlands Bv マスクレスリソグラフィにおける均一なバックグラウンド放射

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