JPH03144210A - 燃焼制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明はバーナーの燃焼を制御する燃焼制御装置に関
するものである。

（ロ）従来の技術 燃焼制御装置の従来技術としては、実公平１−１８３２
５号公報に記載されているように、バーナーに供給する
燃料と空気の割合、つまり空燃比が略一定になるように
、送風機を駆動するモータの回転数や燃料ポンプの流量
を制御している燃焼制御装置がある。また、このような
燃焼制御装置が取付けられて、空燃比が略一定になるよ
うに制御されている石油ファンヒーター等の暖房機もあ
る。

（ハ）発明が解決しようとする課題 しかし、前述した暖房機においては、その使用される場
所の標高が高い場合は空気の密度が低いので、バーナー
に供給される空気量が不足して空燃比がくずれることに
なる。このため、前記暖房機の空燃比がより適切になる
ように暖房機をサービス店等で調整してもられなければ
ならなかった。

この発明は、標高の高い場所のように空燃比がくずれる
ような場合でも空燃比が略一定に保たれるように自動的
に制御される燃焼制御装置を提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 この発明は前述した従来技術を解決するために、バーナ
ーに燃料を供給するための電磁ポンプと、バーナーに一
次空気を供給するための送風ファンと、この送風ファン
を駆動するファンモータと、このファンモータの回転数
が規定回転数になるように電源電圧を制御し、かつ、前
記電磁ポンプを制御する信号を出力する制御装置とを備
えている燃焼制御装置において、前記制御装置に、電源
電圧と規定電圧とを比較し、電源電圧の増減に応じて燃
料量を増減する機能を持つように、例えば制御装置をマ
イクロコンピュータで構成したものである。

（＊）作用 この発明による燃焼制御装置においては、この装置に使
用されているファンモータに供給される電源電圧が、フ
ァンモータの規定回転数になるように供給されるため、
例えば、標高の高い場所や、吸入される空気温度の高い
とき、あるいは、強制給排気式の暖房機等の場合で吸入
用配管の長きが長い場合、バーナーへ供給される空気の
量が減少すると共に、ファンモータに供給される電源電
圧も低下する。このため、この燃焼制御装置では、電源
電圧が規定電圧より低下したとき、制御装置がバーナー
へ供給する燃料を減少させて、空燃比を略−低に保つ、
また、逆に、バーナーへ供給される空気の量が増加する
と、ファンモータに供給きれる電源電圧も上昇するため
、この燃焼制御装置では、電源電圧が規定電圧より低下
したとき、制御装置がバーナーへ供給する燃料を増加さ
せて、空燃比を略一定に保つ。

（へ）実施例 この発明の一実施例を図面と共に説明する。第２図は本
発明による燃焼制御装置の回路図で、この図において、
（１）はトランス、（２）は整流器、（３）（４）はト
ランジスタ、（５）（６）はコンデンサ、（７）（８）
は分割用の抵抗で、接続点（９）の電位は、接続点（１
０）の電位が抵抗（７）（８）の比で分割されたもので
ある。　（１１）は送風ファンを回転させるファンモー
タ、（１２）はマイクロコンピュータ〔制御装置）　（
１３）の入力端子で、ファンモータ（１１）の回転数〔
正確には回転速度〕に応じた信号が入力される。（１４
）は接続点（９）の電位が入力される入力端子である。

　（１５）は出力端子で、この出力端子からは、入力端
子（１２）に入力される電位が基準電位になるようにパ
ルス幅変調された信号が出力される出力端子、（１６）
はトランジスタ（１７）へ周波数をｆ化させた信号を出
力して、電磁ポンプ（１９）からの液体燃料の吐出流量
を変化させるための出力端子である。

このように構成きれた燃焼制御装置においては、その燃
焼制御装置の動作時には、ファンモータ（１１）の規定
回転数３．０００ｒｐｍのとき規定電圧は例えば２０Ｖ
である。しかし、この燃焼制御装置が、例えば強制給排
気式の燃焼器に取付けられていると、使用される場所の
標高が、設定された標高より高かったり、給気用の配管
の長さが長かったり、あるいは吸入される空気の温度が
高かったりすると、接続点（１０）の印加電圧が低下す
るため、例えば接続点（１０）の印加電圧が１８Ｖにな
る。接続点（１０）の印加電圧がこのように低下すると
き、バーナーへ供給される空気量が減少しているため、
第３図に示すように、電磁ポンプ（１９）における液体
燃料の吐出流量が１０％減少するようにマイクロコンピ
ュータ（１３）の出力端子（１６）からは周波数を減少
させた信号が出力される。このため、バーナーに供給さ
れる液体燃料の量が、第３図の印加電圧〔接続点（１０
）の電圧〕と電磁ポンプの流量の関係を示す説明図のよ
うに減少される。

また、使用される場所の標高が設定された標高より低か
ったり、給気用の配管の長さが設定された長さより短か
かったり、吸入諮れる空気の温度が低かったりする〔い
ずれの場合も吸入する空気の量が規定量より多くなる〕
と、点（１ｏ）の印加電圧が上昇するため、例えば点（
１０）の印加電圧が２２ｖになる。点（１０）の印加電
圧がこのように上昇するとき、バーナーへ供給される空
気量が増加しているため、第３図に示すように、電磁ポ
ンプ（１９）における液体燃料の吐出流量が１０％増加
するようにマイクロコンピュータ（１３）の出力端子（
１６）からは周波数を増加させた信号が出力される。こ
のため、バーナーに供給される液体燃料の量が増加され
る。

このように本発明による燃焼制御装置においては、例え
ば使用場所の標高が高かったり、吸入される空気の温度
が高かったり等のように吸入される空気の量が減少する
場合には、バーナーに供給される燃料の量も自動的に減
少され、また逆に、吸入きれる空気の量が増加する場合
にはバーナーに供給される燃料の量も自動的に増加され
るため、バーナーへの空燃比が略一定となる。このため
、この発明による燃焼制御装置によれば、バーナーにお
ける燃焼状態が非常に良好となり、−酸化炭素の放出等
が極力抑えられるものである。

（ト）発明の詳細 な説明したように、この発明によれば、標高の違う場所
や、吸入きれる空気温度の違うとき、あるいは吸入用配
管の長さが異なるときのように、バーナーへ供給される
空気の量が増減するとき、この空気の量の増減に応じて
バーナーへ供給する燃料を制御装置が自動的に増減させ
るため、バーナーへの空燃比が略一定となり、バーナー
での燃焼状態が非常に良好となる燃焼制御装置を提供す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の全体の概念を示す構成図、第２図は本
発明による燃焼制御装置の回路図、第３図は印加電圧と
電磁ポンプの流量との関係を示す線区である。 （１１）・・・ファンモータ、　（１２）・・・入力端
子、　（１３）・・・マイクロコンピュータ〔制御装置
〕、　（１４）・・・入力端子、　（１５）・・・出力
端子、　（１６）・・・出力端子、　（１９）・・・電
磁ポンプ。 第２１！１ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）バーナーに燃料を供給するための電磁ポンプと、
   前記バーナーに空気を供給するための送風ファンと、こ
   の送風ファンを駆動するファンモータと、制御装置とを
   有しており、この制御装置には、前記ファンモータへ電
   源電圧を制御する手段と、前記ファンモータの回転数を
   検知する手段と、ファンモータの回転数が規定回転数に
   なるように電源電圧を補正する手段と、前記電磁ポンプ
   を制御する信号を出力する手段とを備えている燃焼制御
   装置において、前記制御装置に、ファンモータに供給さ
   れる電源電圧を検知する手段と、前記電源電圧と規定電
   圧とを比較する手段と、前記電源電圧の増減に応じて燃
   料の供給量を増減させるように電磁ポンプへの制御信号
   を補正する手段とを有していることを特徴とする燃焼制
   御装置。