JPH0749118A - 自動燃焼制御装置を備えた装置 - Google Patents

自動燃焼制御装置を備えた装置

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JPH0749118A
JPH0749118A JP6026396A JP2639694A JPH0749118A JP H0749118 A JPH0749118 A JP H0749118A JP 6026396 A JP6026396 A JP 6026396A JP 2639694 A JP2639694 A JP 2639694A JP H0749118 A JPH0749118 A JP H0749118A
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automatic combustion
combustion control
blower
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Eckhard Schwendemann
シュヴェンデマン エックハルト
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LANDIS and GEAR BUSINESS SAPOOTO AG
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LANDIS and GEAR BUSINESS SAPOOTO AG
Landis and Gyr Bussiness Support AG
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動燃焼制御装置を有する装置において、エ
ネルギ需要を最少にし、同時に流量調節に用いられる装
置のコストを減少させるようにする。 【構成】 送風機駆動装置2を有する専用の送風機3と
燃料ポンプ駆動装置4を有する専用の燃料ポンプ5を駆
動する装置が設けられる。自動燃焼制御装置1にはプロ
グラム発生器20が設けられ、このプログラム発生器は
運転開始プロセスと連続運転を制御し監視する。送風機
駆動装置2と燃料ポンプ駆動装置4は回転数制御可能な
モータであって、その回転数はプログラム発生器20に
よって個別に制御される。その場合回転数の目標値は目
標値データメモリ22に格納されている。種々の運転状
態に関して、送風機駆動装置2と燃料ポンプ駆動装置4
の目標回転数に関するデータが格納されており、このデ
ータに従ってそれぞれの送風機と燃料ポンプのモータが
駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動燃焼制御装置を備
えた装置、さらに詳細には、送風機駆動装置を有する送
風機と、同様にこの装置に属する燃料ポンプ駆動装置を
有する燃料ポンプとを駆動する自動燃焼制御装置を備え
た装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置は例えば、液体燃料によっ
て駆動される中程度までの小出力(パワー)の熱発生装
置において燃焼を制御するのに適している。
【0003】この種の装置において使用される自動燃焼
制御装置は、例えばランディス・ウント・ギア(Landis
& Gyr)社出版物「オイルおよびガスバーナ用の自動燃
焼制御装置(Feuerungsautomaten fuer Oelー und Gasbr
enner)」から知られている。この種の自動燃焼制御装
置を用いて空気送風機、燃料ポンプ(例えばオイルポン
プ)、燃料弁、及び点火装置が制御される。それによっ
てバーナ用の運転開始過程並びにこの運転開始に続く運
転も制御および監視することができる。
【0004】公知の装置においては、空気送風機を用い
てほぼ一定の空気流が発生され、この空気流は前段ある
いは後段に接続された空気フラップを用いて、バーナへ
の所望の空気流が発生するように調節されている。燃料
流は一定の送給出力で駆動される燃料ポンプを用いて発
生され、その場合に実際に送給される燃焼に必要な燃料
量は、例えば逆流絞りによって調節される。
【0005】この公知の装置の場合には、送給手段を用
いてまずかなり大量の燃料流が発生され、その燃料流が
次に絞り機構によって必要な程度に減少される。それに
よって不当に大きな送給エネルギが必要になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、公知
の装置を改良して必要エネルギ量を最少にし、同時に流
量調節に用いられる装置のコストを減少させるようにす
ることであって、その場合に同時に燃料流と空気流を細
かく同調させて制御できることが保証される装置を提供
することである。
【0007】この課題を解決することは重要である。と
いうのは小出力および中程度の出力(パワー)用の燃焼
装置は著しく普及しており、かつ大量生産されているか
らである。大型の自動燃焼制御装置の場合の解決法はこ
の種の小型装置の手本にはなり得ない。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
れば、自動燃焼制御装置を備えた装置であって、この装
置に属する送風機駆動装置を有する送風機と、同様にこ
の装置に属する燃料ポンプ駆動装置を有する燃料ポンプ
とを駆動する自動燃焼制御装置を備えた装置であり、前
記自動燃焼制御装置は作動及び遮断に用いられる制御入
力とプログラム発生器とを有し、プログラム発生器が液
体燃料で駆動される中程度までの小出力の暖房装置のバ
ーナの運転開始過程と連続運転を制御しかつ監視する自
動燃焼制御装置を備えた装置において、送風機駆動装置
が回転数制御可能なモータであって、かつ燃料ポンプ駆
動装置が同様に回転数制御可能なモータであり、かつプ
ログラム発生器が目標値データメモリと接続されてお
り、前記目標値データメモリ内に種々の運転状態に関連
する送風機駆動装置と燃料ポンプ駆動装置の目標回転数
データが格納されている構成を採用した。
【0009】
【作用】好ましい実施例では、送風機駆動装置と燃料ポ
ンプ駆動装置の回転数制御可能なモータは、検出端子を
介して自動燃焼制御装置へ入力される検出信号を発生す
る装置を有する。また自動燃焼制御装置が前記検出信号
を格納できる実際値データメモリ(23)を有し、目標
値データメモリと実際値データメモリの値を比較して、
その結果をプログラム発生器へ伝達する比較器を有す
る。その場合、検出信号を発生する装置は、ホールセン
サを有する。
【0010】目標値データメモリは3つのデータの組み
を少なくとも2つ格納しており、その各々の組みのデー
タがそれぞれバーナ出力(パワー)の値、送風機駆動装
置の回転数および燃料ポンプ駆動装置の回転数からなっ
ている。
【0011】自動燃焼制御装置の制御入力は、一般的な
作動指令用の第1の入力点と、必要に応じて設けられる
第2のバーナ段の作動指令用の第2の入力点と、変調バ
ーナの場合の出力要求信号用の第3の入力点からなり、
プログラム発生器は、自己テストに従って運転開始前に
自動的に、どの入力点が接続されているかを検出し、そ
れに基づき対応するバーナタイプに自動設定される。
【0012】本発明の特徴は、従来の技術状況とは異な
り、送風機を全出力まで駆動して、次に実際に供給され
る空気体積を例えば絞り弁を用いて調節するのではな
く、送風機は回転数制御可能なモータによって駆動さ
れ、モータが自動燃焼制御装置によって目標回転数に閉
ループ制御されることである。制御回路には例えばホー
ルセンサを設けることができる。特徴的なことはさら
に、ここでも従来技術とは異なり、燃料ポンプが一定の
送給出力で駆動され、実際に供給される燃料量が例えば
逆流絞りを用いて調節されるのではなく、燃料ポンプも
回転数制御されるモータによって駆動され、モータが自
動燃焼制御装置によって目標回転数に閉ループ制御され
ることである。ここでも制御回路にホールセンサを設け
ることができる。それによって所望の送給流を得るため
のエネルギコストが減少するだけでなく、ユニットのコ
ストも減少される。というのは空気流の絞り弁と燃料流
の逆流絞りが省かれるからである。ユニットを設けない
ことによって、信頼性が増大し、保守コストが減少され
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】唯一の図面には、本発明による自動燃焼制
御装置1を有する装置の概略が図示されている。自動燃
焼制御装置1には送風機3の送風機駆動装置2と燃料ポ
ンプ5の燃料ポンプ駆動装置4が接続されている。その
場合に送風機駆動装置2は第1のインターフェース6を
介して自動燃焼制御装置1に接続されている。このイン
ターフェース6自体は、駆動電圧端子6b、制御端子6
sおよび検出端子6rから構成される。それと同様に燃
料ポンプ駆動装置4は第2のインターフェース7を介し
て自動燃焼制御装置1に接続されており、インターフェ
ース7は駆動電圧端子7b、制御端子7s、検出端子7
rから構成される。
【0015】送風機駆動装置2は本発明によれば回転数
制御可能なモータ、例えばDCモータである。駆動エネ
ルギーは駆動電圧端子6bを介してモータに供給され
る。回転数制御は制御端子6sを介して行なわれる。好
ましくは回転数制御はパルス幅変調によって行われる。
それに必要な電子制御回路は構成ユニットとみなされる
モータの構成要素である。回転数の検出は検出端子6r
を介して行なわれる。検出信号は好ましくはホールセン
サによって供給され、ホールセンサはその信号評価回路
と共に構成ユニットであるモータの構成要素である。こ
のような構成ユニットは市販されている。重要なこと
は、検出信号がモータの回転数に比例する一定長さおよ
び一定の振幅のパルス列であるので、個々のパルス間の
休止期間の長さが回転数に関係するということである。
【0016】それによって回転数検出信号の処理は、単
位時間当りのパルスを計数することによってデジタル的
に、あるいはパルスを積分することによってアナログ的
に選択的に行うことができる。特に好ましいのは2つの
信号処理方法を並行して、つまり、デジタルとアナログ
を使用することである。一般的にノイズはデジタルの信
号路にはアナログの信号路とは異なる作用を与えるの
で、この組み合せによって得られる確実性はその他の2
チャネルの信号処理の場合よりもずっと大きい。
【0017】本発明によれば、燃料ポンプ駆動装置4も
同様に回転数制御可能なモータで、そのモータは送風機
駆動装置2と同様に駆動され、その検出機構も同様に構
成されている。
【0018】送風機駆動装置2及び燃料ポンプ駆動装置
4として例えばM3G055−BD03−XAタイプの
EBMモータ、VDB(32−38V)DCがあるが、
それに限定されないのはもちろんである。2つの駆動の
ために同じモータを使用すると、在庫管理、スペア部品
の入手および値段の点で有利である。
【0019】さらに自動燃焼制御装置1は燃料予熱器
8、燃料弁9、点火装置10および火炎監視装置11用
の接続点を有している。その他に、駆動電圧用、通常は
230V/50Hzおよび/あるいは110V/60H
z用の端子12を有している。
【0020】この種の自動燃焼制御装置1は通常は加熱
コントローラによって駆動される。そのために自動燃焼
制御装置には制御入力13が設けられており、この制御
入力は好ましくは個別の3つの入力点、すなわち一般的
な作動指令用の第1の入力点13.1、必要に応じて設
けられている第2のバーナ段用の第2の入力点13.2
および変調バーナの場合の出力(熱量)要求信号用の第
3の入力点13.mから形成されている。制御入力13
がこの3つの入力点から形成されている場合には、自動
燃焼制御装置1は存在するすべての種類のバーナ、「1
段」、「2段」および「変調」タイプのバーナに選択的
に使用することができる。このことは変形例を少なくす
る大量生産に関して好ましいものであって、大量生産に
よって製造コストを低減させることができる。
【0021】好ましくは、自動燃焼制御装置1は自動テ
ストに従って運転開始前に、どの入力点に導線が接続さ
れているかを自動的に検出する。それにより自動燃焼制
御装置は自動的に初期設定され、あるいは所定設定時に
はどの駆動系統が運転できるかを知ることができる。
【0022】自動燃焼制御装置1にはさらに安全温度制
限装置14が接続されており、その接点は自動燃焼制御
装置1の安全系統に接続されており、それにより熱発生
装置が過熱のために遮断されなければならないにもかか
わらず、バーナが作動されてしまうのを防止することが
できる。
【0023】自動燃焼制御装置1には端子12と接続さ
れた電源部15が設けられており、この電源部によりす
べての必要な電圧が発生される。電源部15は駆動電圧
を駆動電圧端子6bと7bへ供給し、さらに燃料予熱リ
レー16を介して燃料予熱器8に、また上述の安全温度
制限装置14と保護リレー17を介し燃料弁リレー18
を経て燃料弁9に、更に点火リレー9を経て点火装置1
0に電圧を供給する。4つのリレー16、17、18お
よび19はプログラム発生器20によって駆動され、そ
れが点線で示されている。プログラム発生器20は例え
ば対応する周辺インターフェースと構成素子を有するマ
イクロプロセッサである。プログラム発生器20は火炎
増幅器21と接続される入力も有しており、この火炎増
幅器は火炎監視装置11の信号を増幅して、プログラム
発生器20に合った信号に変換する。
【0024】プログラム発生器20の出力は2つの制御
端子6sおよび7sと接続されている。プログラム発生
器20はさらに本発明によれば目標値データメモリ22
と接続されており、このメモリに送風機駆動装置2と燃
料ポンプ駆動装置4の回転数の目標値が格納されてい
る。さらに実際値データメモリ23が設けられており、
この実際値データメモリは検出端子6rおよ7rと接続
されている。目標値データメモリ22と実際値データメ
モリ23は比較器24と接続されており、比較器自体は
比較演算の結果をプログラム発生器20に入力し、その
ためにそれに応じた接続線が設けられている。
【0025】次に、この種の装置の機能を、特に変調バ
ーナ用に構成された装置の例で説明する。
【0026】初期状態が「オフ」であるものと仮定す
る。上位に配置された不図示の加熱コントローラが熱を
要求しないので、バーナは遮断されている。自動燃焼制
御装置1は「スタンバイ」の状態にあって、この状態に
おいては燃料予熱器8と点火装置10は遮断されてお
り、送風機駆動装置2と燃料ポンプ駆動装置4は停止状
態にあって、火炎監視装置11は火炎を検出しない。
【0027】次に加熱コントローラが熱を要求した場合
には、入力点13.mに、要求熱量を示す信号が印加さ
れる。この信号は例えば0Vから10Vの範囲の正規化
された電圧とすることができ、その場合に10Vは10
0%の出力(パワー)要求を意味し(バーナの定格出力
に関して)、あるいはまた好ましくはデジタルの信号で
あってもよい。この信号はプログラム発生器20に達
し、プログラム発生器20がマイクロプロセッサであっ
て、入力信号がアナログである場合には不図示のアナロ
グ/デジタル変換器を介して達する。この信号によって
プログラム発生器20により自動燃焼制御装置1におい
て通常の運転開始プロセスが開始される。この運転開始
プロセスのためにプログラム発生器20は目標値メモリ
22から送風機駆動装置20の回転数を読み出す。送風
機駆動装置2はプログラム発生器20によって制御端子
6sを介してそれに対応して駆動される。それにより送
風機3が始動し、所定の立上り時間後に目標回転数が得
られる。
【0028】検出端子6rには、まず上昇する回転数信
号が現れ、この信号は立上り時間経過後に所定の値に達
する。この信号は検出端子6rから実際値データメモリ
23へ達して、そこに格納される。比較器24が目標値
データメモリ22と実際値データメモリ23の値を比較
して、その結果をプログラム発生器20へ報告する。な
お、使用されるプログラム発生器20の構成に応じて自
動燃焼制御装置1の構成を所定に変更することができ
る。プログラム20がマイクロプロセッサである場合に
は、比較器20もマイクロプロセッサで処理されるプロ
グラムシーケンスの一部として構成することができる。
【0029】最大の安全性を保証するために、さらに空
気圧監視装置を設けることができる。送風機3の回転に
よってより高い空気圧が発生され、それに対して空気圧
監視装置が応答する。空気圧監視装置の応答はプログラ
ム発生器20へ入力される。空気圧監視装置が応答しな
い場合には、プログラムシーケンスの続行が停止され
る。この手段によって、送風機駆動装置2は正しく回転
しているが、何等かの状況によって必要空気流が送給さ
れない場合には、バーナが駆動されないようにすること
が保証される。
【0030】プログラム発生器20が送風機駆動装置2
の正常な回転の検出を得た場合には、プログラム発生器
20によって点火リレー19の駆動によって点火装置1
0が作動される。その場合、点火装置10に実際に電圧
が供給されるには、安全温度制限装置14と保護リレー
17を介した電流路が閉成されていることが前提にな
る。プログラム発生器20はさらに目標値データメモリ
22から、送風機駆動装置2の回転数の目標値に関連す
る燃料ポンプ駆動装置4の回転数の目標値を読み出す。
燃料ポンプ駆動装置4は送風機駆動装置2と同様に駆動
され、かつ監視される。それに続いてプログラム発生器
20によって燃料弁リレー18が駆動され、それによっ
て燃料流が開始されるので、バーナの燃料ー空気混合気
の点火が可能になる。
【0031】不図示の火炎監視も含めて機能が完全であ
る場合には、プログラム発生器20によって入力点1
3.mに印加されている要求熱量の値が読み出され、目
標値データメモリ22からこの要求値に対応する送風機
駆動装置2と燃料ポンプ駆動装置4の回転数の目標値が
読み出されて、それに対応してモータが閉ループ制御さ
れる。入力点13.mはプログラム発生器20によって
周期的に調べられる。要求熱量が変化する度にそれに応
じて送風機駆動装置2と燃料ポンプ駆動装置4の回転数
の目標値も変化される。目標値データメモリ22は、3
つの組の値、すなわちバーナ出力、送風機駆動装置2の
回転数、燃料ポンプ駆動装置4の回転数の組になった値
を格納している。連続駆動の場合(変調)には、目標値
メモリはそれに応じた数、例えば128の組になったデ
ータを格納している。2段バーナの場合には、目標値メ
モリは3つ(始動、第1段、第2段)を格納し、また一
段バーナの場合には2つ(始動、運転)だけになる。
【0032】図には送風機駆動装置2と燃料ポンプ駆動
装置4の制御信号の発生器は図示されていない。この発
生器は例えばパルス幅変調されたあるいは周波数可変の
制御信号を発生する。マイクロプロセッサで制御される
自動燃焼制御装置1の場合にはこの発生器は別体の素子
ではなく、プログラム発生器20として機能するマイク
ロプロセッサがそれに対応する信号を直接発生する。
【0033】
【発明の効果】本発明による装置は公知の従来技術とは
異なり、必要な燃料及び空気流を発生させるためのエネ
ルギおよび素子のコストが少ないという利点を有する。
送風機駆動装置2の回転数と燃料ポンプ駆動装置4の回
転数間の関係は、自由に選択可能なメモリ値によって定
められているので、特別な手段を講じることなく各動作
点で最適な空気過剰が得られる。このことは特に、送風
機3と燃料ポンプ5が共通の軸を介して同一のモータで
駆動される公知の従来技術の場合には、送風機3の送風
ホイールを使用される燃料ポンプ5に正確に調整させな
ければならないので、本発明の利点になる。本発明によ
れば、特に小型の構成が実現される。というのは送風機
3と燃料ポンプ5はそれぞれそれ自体で最適に設計でき
るからである。
【0034】従来技術において多くの場合に回避できな
かった、空気量を細かく調整させるためにさらに必要と
されるアクチュエータ、例えば空気弁を省くことができ
る。更に利点は、1段、2段および変調バーナ用に対す
る自動燃焼制御装置1の構成の相違は、目標値メモリの
容量のみになることである。それによって大量生産と、
従って低い製造コストが達成される。送風機3と燃料ポ
ンプ5用の駆動装置として閉ループ制御されるDCモー
タを使用すれば、じょうぶさと組み立て大きさに関して
利点が得られる。35Vの定格電圧を有するDCモータ
を使用すれば、安全性、例えば接触保護に関してさらに
利点が得られる。
【0035】さらに送風機3と燃料ポンプ5間の固定的
な結合を解消することによって、本発明装置を搭載した
バーナの排ガス特性が改良される。プログラム発生器2
0のプログラムは好ましくは、要求熱量が増加した場合
にまず送風機駆動装置2の回転数を上昇させて、すこし
遅延してから燃料ポンプ駆動装置4の回転数を上昇させ
るように構成することができる。逆に要求熱量が減少す
る場合にはまず燃料ポンプ駆動装置4の回転数を減少さ
せて、遅延してから送風機駆動装置2の回転数を減少さ
せるようにすることができる。それによって負荷が変化
した場合に短期間空気過剰となるので、空気不足とそれ
に続く望ましくない排ガス放出を確実に防止することが
できる。
【0036】以上の説明から明らかなように、本発明に
よれば、自動燃焼制御装置を有する装置において必要エ
ネルギ量を最少にし、同時に流量調節に用いられる装置
のコストを減少させることができ、その場合に同時に燃
料流と空気流を細かく調節させて制御できることが保証
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動燃焼制御装置を有する装置の
概略を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 自動燃焼制御装置 2 送風機駆動装置 3 送風機 4 燃料ポンプ駆動装置 5 燃料ポンプ 20 プログラム発生器 22 目標値データメモリ 23 実際値データメモリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動燃焼制御装置を備えた装置であっ
    て、この装置に属する送風機駆動装置(2)を有する送
    風機(3)と、同様にこの装置に属する燃料ポンプ駆動
    装置(4)を有する燃料ポンプ(5)とを駆動する自動
    燃焼制御装置を備えた装置であり、前記自動燃焼制御装
    置は作動及び遮断に用いられる制御入力(13)とプロ
    グラム発生器(20)とを有し、プログラム発生器が液
    体燃料で駆動される中程度までの小出力の暖房装置のバ
    ーナの運転開始過程と連続運転を制御しかつ監視する自
    動燃焼制御装置を備えた装置において、 送風機駆動装置(2)が回転数制御可能なモータであっ
    て、かつ燃料ポンプ駆動装置(4)が同様に回転数制御
    可能なモータであり、かつプログラム発生器(20)が
    目標値データメモリ(22)と接続されており、 前記目標値データメモリ内に種々の運転状態に関連する
    送風機駆動装置(2)と燃料ポンプ駆動装置(4)の目
    標回転数データが格納されていることを特徴とする自動
    燃焼制御装置を有する装置。
  2. 【請求項2】 送風機駆動装置(2)と燃料ポンプ駆動
    装置(4)の回転数制御可能なモータは、検出端子(6
    r、7r)を介して自動燃焼制御装置(1)へ入力され
    る検出信号を発生する装置を有し、 自動燃焼制御装置(1)が前記検出信号を格納できる実
    際値データメモリ(23)を有し、かつ自動燃焼制御装
    置(1)が目標値データメモリ(22)と実際値データ
    メモリ(23)の値を比較して、その結果をプログラム
    発生器(20)へ伝達する比較器(24)を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 検出信号を発生する装置がホールセンサ
    を有することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 目標値データメモリ(22)は3つのデ
    ータの組みを少なくとも2つ格納しており、その各々の
    組みのデータがそれぞれバーナ出力の値、送風機駆動装
    置(2)の回転数および燃料ポンプ駆動装置(4)の回
    転数からなることを特徴とする請求項1から3までのい
    ずれか1項に記載の装置。
  5. 【請求項5】 制御入力(13)が、 一般的な作動指令用の第1の入力点(13.1)と、 必要に応じて設けられる第2のバーナ段の作動指令用の
    第2の入力点(13.2)と、 変調バーナの場合の出力要求信号用の第3の入力点(1
    3.m)からなることを特徴とする請求項1から4まで
    のいずれか1項に記載の装置。
  6. 【請求項6】 プログラム発生器(20)が自己テスト
    に従って運転開始前に自動的に、どの入力点(13.
    1、13.2、13.m)が接続されているかを検出
    し、それに基づき対応するバーナタイプに自動設定され
    ることを特徴とする請求項5に記載の装置。
JP6026396A 1993-03-05 1994-02-24 自動燃焼制御装置を備えた装置 Pending JPH0749118A (ja)

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