JPS61139510A - 暖房器のコントロ−ラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は暖房器のコントローラに関するものである。

従莱の技術 一般に小型船舶用あるいけ自動車用等に用いられる燃焼
式暖房器はパッチ力の電源電圧変動が大きく、これに伴
い燃焼用ファンモーダ車可軟戟嗣の回転数が変わり空気
量が大きく変化するために燃料との比つまり空燃比か変
化してしまい最適な燃焼が得られなかった。これを解決
するために従来は第４図に示すように燃焼用ファン１を
駆動するモータ２と同軸にポンプ３を配し、モータ２の
回転力で燃料を供給する構成のものが有る。（特開昭５
９−１７０６４５号公報）　この例では送風用ファン４
も同一のモータ２で駆動する構成となっている。この場
合例えばバッテリ（図示せず）の電圧が低下した場合に
ファン１の回転数が低下し、風量が減少するが、同時に
ポンプ３の回転数も減少し燃料の送油量も低下するよう
に働くものである。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら第４図のような構成ではファン１の回転数
とポンプ３の送油量はある固定された比例蘭係となり、
この関係を変えることはできない。

例えば電□源電圧の変動に対して最適な関係に設定した
としても、これに温度変化が加わると燃料の精度の変化
等により前述の比例関係を変える必要が生じてくる。こ
の様な場合には第４図の構成では同等対策を打つことは
できない。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の自動車用燃焼式暖
房器のコントローラは、第１図に示すように、バッテリ
５の電圧により回転するファンモータ６と、発振回路７
により駆動される燃料ポンプ８と、ファンモータ６によ
り供給される空気と燃料ポンプ８により供給される燃料
を混合して燃焼する燃焼部９を有し、前記発振回路７は
ファンモータ６の駆動電流を検出する電流検知部１０の
信号に応じて発振周波数を可変する周波数可変部１１を
有する構成としたものである。

作　　　用 本発明は上記した構成によりファンモータ６の回転数つ
まり送風空気量に対応して常に最適な燃料量を供給し燃
焼部９の燃焼を安定して継続するという作用を有する。

実施例 以下、本発明の実施例を図にもとづいて説明する。第１
図において燃料ポンプ８から供給される燃料と送風ファ
ン６により空気吸入口１２から流入する空気と混合し、
燃焼部９で燃焼する。排気ガスは排気口１３から放出さ
れる。燃焼部９の燃焼熱は暖房用ファン１４により燃焼
部９の外側１５を通過し暖房空気出口１６から流出する
暖房空気を加熱する。

ファンモータ６および暖房用ファン１４は自動車用バッ
テリ５から電源を供給されている。ファンモータ６には
その駆動電流を検出する電流検知部１０が接続されてい
る。また燃料ポンプ８は燃料タンク１７に貯えられた燃
料を必要な量だけ燃焼部９に供給するもので、発振回路
７からの発振出力により駆動される。発振回路７には電
流検知部１０の信号により発振周波数を可変する周波数
可変部１１を内部に有している。

第２図にこれ等電気回路部の具体構成例、第３図に各部
の波形を示す。

電流検知回路１０はファンモータ６を直列に接続した抵
抗１８によりファンモータ６に流れる電流番こ応した電
位ａを得る。電位ａは発振回路７に入力される。発振回
路７は無安定マルチバイブレーク回路１９とｏｎタイム
回路２０で構成されていて、周波数可変部１１によりそ
の発振周波数を可変する。

今ファンモータ６がある回転で回っていると第３図のＸ
部に示すような電位ａを得る。これによりマルチバイブ
レータの出力すは第３図のように矩形波となるＯｎタイ
ム回路２０はこの矩形波をコンデンサ２１と抵抗２２の
微分回路により微分波形に変換し、この波形を比較器２
３により抵抗２４．２５の分圧電位と比較してＣのよう
なポンプ８の駆動波形を得る。今、何等かの原因により
ファンモータ６の回転が低下した時には電位ａも低下す
る（第３図のＹ部）。これによりマルチバイブレータ１
９の発振周波数も低下するためポンプ８の駆動周波数も
低下する。この時に。ｎタイムは変化しない構成になっ
ている。

このようにファンモータ６の駆動電流つまり送風量に比
例したポンプ８の駆動波形つまり燃料量が得られる。こ
のため燃焼量を連続的に可変する場合にはファンモータ
６の駆動電流を連続的に制限すればよい。具体的には第
２図のｄ点に可変抵抗素子を挿入すればよい。ｄ点にス
イッチと固定抵抗を挿入すれば段階制御が可能となる。

これ等の制御に対して空気と燃料の空燃比は常に一定で
変化せず安定な燃焼を維持する。また何等かの原因で空
燃比を変化させる必要がある時、例えば燃料の温度が低
下した時にその粘度が高くなりポンプ８の駆動量を常温
の時よりも多くする必要がある。この場合には第２図ｅ
点に燃料の温度センサからの信号を入力すれば自動的に
補正が加えられる。

第２図第３図ではｏｎタイムは常に一定となるような構
成にしているが、周波数を可変せずにｏｎタイムを変化
させてもよくまた周波数とｏｎタイムの両方を可変する
方法、等色々な組合せが考えられ同様の効果が得られる
。

発明の効果 以上のように本発明の自動車用燃焼式暖房器のコントロ
ーラは次のような効果がある。

（１）燃料ポンプ８の駆動用発振器の発振周波数は送風
ファンモータの電流検知回路１０の信号に比例している
ため、ファンモータの電流を制御してやるだけで最適な
空燃比を保ちながら多段燃焼制御、あるいは連続燃焼量
制御ができる。

（２）同様の理由で特に自動車用バッテリを使用するた
め電源電圧変動が大きく、これによりファンモータの回
転数が変化しても、それに応じて燃料も可変されるため
、燃焼条件は変化しないため、不完全燃焼やバツクファ
イア等の危険性がない。

（３）周波数可変回路１１は可ｉ条件を任意に設定でき
るため、各種外乱条件、例えば温度等に応じて空燃比の
割合いを補正することができ、自動車用燃焼器等の悪条
件下で常置と安１定した燃焼を維持できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す自動車用燃焼式暖房器
のコントローラ全体システム図、第２図は同制御回路の
具体例を示す回路図、第３図は同動作波形図、第４図は
従来の自動車用燃焼式暖房器の構成図を示す。 ５・・・・・・バッテリ、６・・・・・・ファンモータ
、７・・・・・・発振回路、８・・・・・・燃料ポンプ
、９・・・・・・燃焼部、１０・・・・・・電流検知部
、１１・・・・・・周波数可変部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. バッテリの電圧により回転するファンモータと、発振回
   路により駆動される燃料ポンプと、前記フアンモータに
   より供袷される空気と燃料ポンプにより供給される燃料
   を混合して燃焼する燃焼部を有し、前記発振回路は、前
   記ファンモータの駆動電流を検出する電流検知部の信号
   に応じて発振周波数を可変する周波数可変部を有する構
   成とした暖房器のコントローラ。