JPH03143912A - 水性焼付け塗料組成物 - Google Patents

水性焼付け塗料組成物

Info

Publication number
JPH03143912A
JPH03143912A JP28075789A JP28075789A JPH03143912A JP H03143912 A JPH03143912 A JP H03143912A JP 28075789 A JP28075789 A JP 28075789A JP 28075789 A JP28075789 A JP 28075789A JP H03143912 A JPH03143912 A JP H03143912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
water
ethylenically unsaturated
resin
diisocyanate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28075789A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Tanaka
正 田中
Yoji Kawachi
洋二 河内
Akira Asada
章 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Chemical Industries Ltd filed Critical Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority to JP28075789A priority Critical patent/JPH03143912A/ja
Publication of JPH03143912A publication Critical patent/JPH03143912A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 料に関する。
[従来の技術] ブリキ、スチール、アルミ等からなる金属缶は清涼飲料
水、酒類、果実、魚肉加工品等の食品用包装容器として
広く使用されている。これら金属缶の外面には、防錆、
商品の表示あるいは意匠性の向上等を目的として塗装が
施されることが多い。
金属缶の外面塗装には通常、金属面に直接又はプライマ
ーを介してホワイトコーティングを行い、その上に図柄
や文字を印刷し、さらに仕上げワニスでオーバーコート
を施すことが行われる。ホワイトコート用ビヒクルや仕
上げワニスとしては、エポキシアミノ樹脂、エポキシフ
ェノール樹脂、エポキシエステル樹脂、アルキッド樹脂
、熱硬化性アクリル樹脂等を有機溶剤で希釈したものが
使用されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、これらのホワイトコートや仕上げワニス
は大量の有機溶剤を使用する必要があり、省資源、大気
汚染、塗装作業環境、火災の危険性等の見地から問題が
ある。また、大量の有機溶剤を使用しない方法として、
アクリル系樹脂又はその変性物等の水性分散体を使用す
ることが提案されている(例えば特開昭63−2756
75号公報)が、渉性分散体は塗装に際しその本質的な
特性に起因する、ロール上での皮張り、凝集粒子の不溶
化による装置の汚染等が避けられず、実用上問題がある
また、このような問題を解決するものとして、水溶性の
アクリル樹脂を用いる方法(例えば特開昭63−230
779号公報)や、水溶性のウレタン樹脂を用いる方法
(例えば特開平1−193367号公報)が提案されて
いる。しかし、アクリル樹脂の場合は密着性や後加工性
が十分てなく、ウレタン樹脂の場合は十分な塗膜硬度を
得にくいという欠点がある。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、実質的に有機溶剤を殆ど含まず、塗工性
、密着性、後加工性および十分な塗膜硬度を有する水系
焼付は塗料を得るべく鋭意検討の結果、本発明に到達し
た。
すなわち本発明は、ヒドロキシル基含有エチレン性不飽
和化合物(イ)、活性水素化合物(0)及び脂肪族及び
/又は脂環式ジイソシアネート(ハ)からの不飽和基含
有ポリウレタン(a)の存在下に、カルボキシル基含有
エチレン性不飽和単量体(b)およびその他のエチレン
性不飽和単量体(c)を重合して得られる共重合体を揮
発性塩基(d)で中和してなる、水に可溶性のアクリル
変性ポリウレタン樹脂(A)と、水溶性アミン樹脂から
なる架橋剤(B)を必須成分とすることを特徴とする水
性焼付は塗2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコール−モノ、(メタ)アクリレ
ート、ポリプロピレングリコール−モノ(メタ)アクリ
レート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートの
ε−カプロラクトン重付加物、2−ヒドロキシエチル(
メタ)アクリレートのβ−メチル−δバレロラクトン重
付加物、グリセロールモノ(メタ)アクリレート、グリ
セロールジ(メタ)アクリレートなど;アリル化合物、
例えばアリルアルコール、グリセロールモノアリルエー
テル、グリセロールジアリルエーテルなど;及びこれら
のアルキレン(炭素数2〜4)オキシド付加物(アルキ
レンオキシドの付加モル数は通常0〜30モル、好まし
くは0〜20モルである)が挙げられる。
活性水素化合物(ロ)としては高分子ポリオール、低分
子ポリオール、ポリアミン、モノアルコール、モノアミ
ンが挙げられる。
高分子ポリオールとしてはポリエーテルポリオール、例
えばアルキレンオキシド(エチレンオキシド、プロピレ
ンオキ等)、複素環式エーテル(テトラヒドロフラン等
)を重合または共重合して得られるもの、例えばポリエ
チレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエ
チレン−ポリプロピレン(ブロック又はランダム)グリ
コール、ポリテトラメチレングリコール、ポリへキサメ
チレングリコール;ポリエステルポリオール、例えばジ
カルボン酸(アジピン酸、コハク酸、セパチン酸、グル
タル酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸等)とグリコ
ール(エチレングリコール、プロピレングリコール、1
,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、3
−メチル−1,5−ベンタンジオール、ネオペンチルグ
リコール、ビスヒドロキシメチルシクロヘキサン等)と
を縮重合させたもの、具体的にはポリエチレンアジペー
ト、ポリブチレンアジペート、ポリへキサメチレンアジ
ペート、ポリネオペンチルアジペート、ポリエチレン/
ブチレンアジペート等;ポリラクトンポリオール、例え
ばポリカプロラクトンジオール又はトリオール、ポリ−
3−メチルバレロラクトンジオール等;ポリカーボネー
トジオール、例えばポリへキサメチレンカーボネートジ
オール;ポリブタジェングリコール又はその水素化物;
及びこれらの2種以上の混合物が挙げられる。高分子ポ
リオールのうち好ましいものはポリエステルポリオール
、ポリラクトンポリオール、ポリカーボネートポリオー
ル及びこれらの混合物、又はこれらとポリエーテルポリ
オールとの混合物である。高分子ポリオールの分子量は
通常500〜5000、好ましくは1ooo〜3000
である。
低分子ポリオールとしては、例えば上記ポリエステルジ
オールの原料として挙げたグリコール及びそのアルキレ
ンオキシド低モル付加物(分子量500未満);ビスフ
ェノール(ビスフェノールAなど)のアルキレンオキシ
ド低モル付加物(分子量500未満);3価アルコール
、例えばグリセリン、トリメチロールエタン、トリメチ
ロールプロパン等及びそのアルキレンオキシド低モル付
加物;α、α−ジメチロールアルカン酸、例えばα、α
−ジメチロール酢酸、α、α−ジメチロールプロピオン
酸、α、α−ジメチロール酪酸等;及びこれらの2種以
上の混合物が挙げられる。低分子ポリオールのうち好ま
しいものは1,4−ブタンジオール、トリメチロールプ
ロパン、ビスフェノールのアルキレンオキシド低モル付
加物及びα、α−ジメチロールプロピオン酸である。
ポリアミンとしては、脂肪族ポリアミン、例えばエチレ
ンジアミン、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン、
テトレメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジ
エチレントチアミン等;脂環族ポリアミン、例えば4,
4札ジアミノジシクロヘキシルメタン、1.4−ジアミ
ノシクロヘキサン、イソホロンジアミン等;芳香環を有
する脂肪族ポリアミン、例えばキシリレンジアミン、テ
トラメチルキシリレンジアミン等;芳香族ポリアミン、
例えば4,4′−ジアミノジフェニルメタン、トリレン
ジアミン、ベンデシン、フェニレンジアミン等;及びこ
れらの2種以上の混合物が挙げられる。ポリアミンのう
ち好ましいものはN−ヒドロキエチルエチレンジアミン
1.4.4’−ジアミノジシクロヘキシルメタン及びイ
ソホロンジアミンである。
モノアルコールとしては、低級アルカノール、例えばメ
タノール、エタノール、n−プロパツール、イソプロパ
ツール、n−ブタノール等;セロソルブ類、例えばメチ
ルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、
プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレン
グリコールモノエチルエーテル等;カービトール、例え
ばエチルカービトール、プチルカービトール等;および
これらの2種以上の混合物が挙げられる。モノアルコー
ルのうち好ましいものはn−ブタノールおよびエチルセ
ロソルブである。
モノアミンとしては低分子量の第1級アミノ化合物と第
2級アミノ化合物が挙げられ、第1級アミノ化合物とし
ては、モノアルキルアミン、例えばメチルアミン、エチ
ルアミン、イソプロピルアミン、n−ブチルアミン、オ
クチルアミン等;モノアルカノールアミン、例えばモノ
エタノールアミン、モノイソプロパツールアミン等;脂
環式アミン、例えばシクロヘキシルアミン:第2級アミ
ノ化合物としては、ジアルキルアミン、例えばジメチル
アミン、ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、ジー
n−ブチルアミン等;ジアルカノールアミン、例えばジ
ェタノールアミン、ジイソプロパツールアミン等;複素
環式アミン、例えばモルホリン;及びこれらの2種以上
の混合物が挙げられる。
これらのモノアミンのうち好ましいものはアルカノール
アミンであり、特に好ましいものはジェタノールアミン
及びジイソプロパツールアミンである。
上記モノアルコール及び/又はモノアミンは該不飽和基
含有ポリウレタン(a)の製造工程において、必要によ
り過剰のイソシアネート基を封鎖してポリウレタンの高
分子量化を抑制する目的で使用される成分であり、モノ
アルコールとモノアミンはそれぞれ単独で用いてもよく
、併用することもできる。
脂肪族及び/又は脂環式ジイソシアネート(ハ)として
は、炭素数2〜12の脂肪族ジイソシアネート、例えば
ヘキサメチレンジイソシアネー)(HDI)、2.2.
4− )リメチルヘキサンジイソシアネート、リジンジ
イソシアネート等;炭素数4〜18の脂環式ジイソシア
ネート、例えば1,4−シクロヘキサンジイソシアネー
ト(CDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI
)、4.4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネー
ト(水添MDI)、メチルシクロヘキサンジイソシアネ
ート、イソプロピリデンジシクロへキシル−4,4′−
ジイソシアネート等;芳香環を有する脂肪族ジイソシア
ネート、例えばキシリレンシソシアネート(XDI)、
テトラメチルキシリレンジイソシアネート(TMXDI
);及びこれらの2種以上の混合物が挙げられる。これ
らのうち好ましいものはHDI、IPDI、水添MDI
およびTMXDIである。
不飽和基含有ポリウレタン(a)を製造するにあたり、
ヒドロキシル基含有エチレン性不飽和化合物(イ)およ
び活性水素化合物(0)と、脂肪族及び/又は脂環式ジ
イソシアネート(ハ)の割合は種々変えることができる
が、NGO基と活性水素(−OH1−NH2、=NHな
ど)との当量比は通常1:1〜1:1.5、好ましくは
1:1〜1:1.3である。このうち(イ)の量はNC
O基1基量当量し通常0.01〜0.3当量、好ましく
は0.02〜0.2当量である。
不飽和基含有ポリウレタン(a)の製造方法はとくに限
定されないが、(イ)および(0)と(ハ)は−度に反
応させてもよいし、多段的に反応させる方法((イ)及
び/又は(0)の一部と(ハ)を反応させてNC○末端
プレポリマーを形成した後(イ)及び/又は(0)の残
部を反応させて製造する方法;(イ)及び(11)と(
ハ)の一部を反応させて活性水素末端(−0H1−NH
2、=NHなど)プレポリマーを形成した後(ハ)の残
部を反応させて製造する方法;これらを組み合わせた方
法など)により製造することもできる。
ポリウレタン形成反応は通常40〜120℃、好ましく
は60〜100℃の温度で行われる(但し、ポリアミン
を反応させる場合は通常80°C以下、好ましくは0〜
70℃の温度で行われる)。
反応を促進させるため、通常のウレタン化反応において
使用されるアミン系触媒、例えばトリエチルアミン、N
−エチルモルホリン、トリエチレンジアミン等;錫系触
媒、例えばジブチル錫ジラウレート、ジオクチル錫ジラ
ウレートなどが使用できる。また、エチレン性不飽和化
合物がウレタン化反応中に重合するのを防止するため、
重合禁止剤(ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチ
ルエーテル、p−メトキシフェノール、p−ベンゾキノ
ン等)を使用してもよい。
上記ウレタン化反応は溶剤(ケトン類(アセトン、メチ
ルエチルケトン等)、エステル類(酢酸メチル、酢酸エ
チル、酢酸ブチル等)、エーテル類(ジオキサン、テト
ラヒドロフラン、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ
、プロピレングリコールモノメチルエーテル等)、炭化
水素類(n−ヘキサン、n−へブタン、シクロヘキサン
、トルエン、キシレン等)、アルコール類(メタノール
、エタノール、イソプロパツール、イソブタノール等)
、およびこれらの2種以上の混合物)の中で行ってもよ
く、溶剤の全部又は一部はウレタン化反応の途中あるい
は反応終了後に加えてもよい。
カルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体(b)とし
ては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、
マレイン酸、フマール酸などが挙げられる。これらのう
ち好ましいものはアクリル酸、メタクリル酸およびイタ
コン酸である。
他のエチレン性不飽和単量体(C)としては、■(メタ
)アクリル酸誘導体: (メタ)アクリロニトリル;メチル(メタ)アクリレー
ト、n−ブチル(メタ)アクリレート等の(メタ)アク
リル酸アルキルエステル(アルキル基の炭素数は通常1
〜20、好ましくは1〜12);前記不飽和基含有ポリ
ウレタン(a)の製造に用いられるヒドロキシル基含有
エチレン性不飽和化合物(イ)の例として挙げた(メタ
)アクリレート類;ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト等のジアルキルアミニアルキル(メタ)アクリレート
;(メタ)アクリルアミド;グリシジル(メタ)アクリ
レートなと、 ■芳香族ビニル単量体: スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエンなど、 ■ビニルエステル単量体: 酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなど、■ビニルエーテ
ル単量体: メチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテルなど
、 ■ビニルハライド単量体: 塩化ビニル、塩化ビニリデンなど、 ■オレフィン系炭化水素単量体: エチレン、 プロピレン、ブタジェン、 イソブレ だと塗料を水溶化しにくく、20重量%を越えるとカル
開始剤を用いて前記不飽和単量体(b)および(c)を
共重合し、該共重合体を揮発性塩基(d)で中和した後
または中和しながら水と混合し、必要により溶剤を除去
することにより、水溶液または水性溶液として得ること
ができる。
有機溶剤を使用する場合、溶剤としては前記不飽和ポリ
ウレタンの製造に用いたものが使用できる。
ラジカル開始剤としては油溶性のものが好ましく、例え
ばベンツ゛イルパーオキシド、ラウロイルパーオキシド
、第3級ブチルハイドロパーオキシド、クメンハイドロ
パーオキシドなどのパーオキシド系開始剤;アゾビスイ
ソブチロニトリル、アゾビスイソバレロニトリル、アゾ
ビスイソシアノ吉草酸などのアゾ系開始剤を挙げること
ができる。
ラジカル開始剤の使用量は前記(a)の固形分、(b)
および(c)の合計重量に対して通常0.05〜5重量
%、好ましくは0.1〜3重量%である。重合温度は使
用する開始剤の分解温度により選択する必要があるが通
常50−150’Cである。重合方法についてはとくに
制限はなく、(a)、(b)および(c)を−度に反応
させてもよく、 (a)の中に(b)お じて公知の連鎖移動剤を使用することもてきる。
を挙げることができる。
共重合体の中和に用いる揮発性塩基(d)としては、例
えばアンモニア;メチルアミン、エチルアミン、イソプ
ロピルアミン、n−ブチルアミンなどの低級モノアルキ
ルアミン;ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジイソプ
ロピルアミンなどの低級ジアルキルアミン:トリメチル
アミン、トリエチルアミン、トリイソプロピルアミンな
どの低級トリアルキルアミン;モルホリン、ピリジンな
どの複素環式アミン;モノエタノールアミン、ジェタノ
ールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパツ
ールアミン、ジイソプロパツールアミンなどのアルカノ
ールアミン;またはこれらの2種以上の混合物が挙げら
れる。揮発性塩基(d)の使用量は、前記共重合体に含
まれるカルボキシル基1当量に対し通常0.5〜1.5
当量、好ましくは0.7〜1.3当量である。
本発明におけるアクリル変性ポリウレタン樹脂(A)の
水溶液又は水性溶液の濃度は通常30〜50%、粘度は
通常100〜1000cps/25℃、分子量(重量平
均)は通常5000〜30000である。
本発明におけるもう一方の必須成分である架橋剤(B)
成分として使用される水溶性アミノ樹脂は、塗料工業で
常用されているアミノブラスト樹脂であって、例えばメ
チル化メチロールメラミン、メチル化メチロール尿素、
メチル化メチロールグアナミン等が挙げられ、これらの
うち好ましいものはメチル化メチロールメラミンである
本発明の水性焼付は塗料の配合に際しては必要に応じて
消泡剤、レベリング剤等を使用することができる。また
、被塗装物に対する濡れ性、レベリング性、造膜性等を
改善する目的で少量の親水性有機溶剤を添加することが
できる。親水性有機溶剤としてはセロソルブ類、例えば
メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソル
ブ、プロピレングリコールモノメチルエーテル等;力−
ビトール類、例えばメチルカービトール、エチルカービ
トール、プチルカービトール等;またはこれらの混合物
が挙げられる。
本発明の塗料は酸化チタン等の顔料を配合してホワイト
コーティングとしても使用可能である。
本発明の水性焼付は塗料組成物の必須成分である成分(
A)と成分(B)との配合割合は特に限定されないが、
(A)/ (B)(、重量比)は通常40/60〜95
15、好ましくは50150〜85/15である。
(B)が60を超えると焼付は塗膜が脆くなり、5未満
では架橋が不十分となる。
本発明の塗料組成物の処方例は下記の通りである。(部
は重量部を示す) 通常の量  好ましい量 アクリル変性ウレタン  100部   100部樹脂
(固形分) 水溶性アミノ樹脂   6〜150部 18〜100部
有機溶剤       0〜50部  0〜25部その
他        0〜10部  0〜5 部水   
        適量    適量本発明の水性焼付は
塗料組成物の対象とする金属としてはアルミ、ブリキ、
スチール、トタン、ボンデ処理鋼板などが挙げられる。
本発明の塗料組成物は金属缶用仕上げワニスとして使用
することができる。この場合、塗装は通常ロールコート
法で行われ、塗布膜厚は通常5〜10μである。焼付は
温度は通常160〜200℃、好ましくは170〜19
0’Cである。焼付は時間は通常5〜15分、好ましく
は8〜12分である。
[実施例コ 以下実施例により本発明をさらに説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。実施例、製造例及び比
較例中「部」は重量部、「%」は重量%を示す。
(不飽和基含有ポリウレタンの製造) 製造例a−1 ポリカプロラクトンジオール(分子fi2000)23
3部、1,4−ブタンジオール80部、トリメチロール
プロパン15部、イソホロンジイソシアネー)(IPD
I)271部およびジオキサン400部を反応容器に仕
込み、窒素気流中95℃で6時間反応させ、末端NGO
のプレポリマー溶液を得た(NCO含量0.22%)。
次いて2−ヒドロキシエチルメタクリレート6.5部、
n−ブタノール3.7部およびジブチル錫ジラウレー)
0.05部を加えて85℃で5時間反応させ、残存NG
Oの消滅を赤外吸収スペクトル(IR)で確認し、不飽
和基含有ポリウレタンのジオキサン溶液(a−1)を得
た。
製造例a−2 ポリブチレンアジペートジオール(分子量1800)2
90部、ビスフェノールAのエチレンオキシド2モル付
加物102部、ジメチロールプロピオン酸20.5部、
グリセロールモノメタクリレート8.1部、イソホロン
ジイソシアネート179部、ハイドロキノン0.1部お
よびメチルエチルケトン(MEK)400部を窒素気流
中85℃で6時間反応させて末端NGOのプレポリマー
溶液(NGO含量1.0%)を得た。次いて反応物を4
0℃まで冷却した後ジェタノールアミン36.1部を加
え、同温度で30分反応させて残存NGOの消滅をIR
で確認し、不飽和基含有ポリウレタンのMEK溶液(a
−2)を得た。
製造例a−3 テトラメチレングリコール(分子量2000)160部
、ビスフェノールAのエチレンオキシド4モル付加物2
38部、ジメチロールプロピオン酸17部、トリメチロ
ールプロパン10.7部、2−ヒドロキシエチルメタク
リレート6.3部、ヘキサメチレンジイソシアネート1
67部、ジブチル錫ジラウレー)0.05部、ハイドロ
キノンモノメチルエーテル0.1部およびMEK400
部をガラス製オートクレーブに仕込み、系内を窒素ガス
で置換した後105°Cて6時間させて残存NGO基の
消滅をIRで確認し、不飽和基含有ポリウレタンのME
K溶液(a−3)を得た。
(アクリル変性ポリウレタン樹脂の製造)製造例A−1 攪拌機、温度計、滴下ロート及び窒素ガス導入管を備え
た四ツロコルベンに前記ポリウレタン溶液(a−1)1
000部(固形分として600部)およびジオキサン8
00部を仕込み809Cまで昇温した。次いで下記組成
の単量体混合物 メタクリル酸         35部メチルメタクリ
レート     500部ブチルメタクリレート   
  35部2−ヒドロキシエチルアクリレート30部ア
ゾビスイソブチロニトリル  14部を窒素気流中で温
度を80〜85°Cに保持しながら4時間を要して滴下
し、さらにアゾビスイソブチロニトリル8部を加え、同
温度で4時間保ち重合を完結させた。この重合体溶液に
ジェタノールアミン43部を加えて中和したのち水18
00部と混合した。次いで減圧下にジオキサンを留去し
てアクリル変性ポリウレタン樹脂の水溶液(A−1)3
000部を得た。こノモノノ性状ハ固形分4oz、粘度
500cps/25℃、pH8,5であった。
製造例A−2 製造例A−1の場合と同様の反応装置に、製造例(a−
2)のポリウレタン溶液500部(固形分として300
部)およびMEK700部を仕込み80℃まで昇温した
。次いで下記組成の単量体混合物 アクリル酸            35部メチルメタ
クリレート250部 ブチルアクリレート35部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート30部スチレン 
           250部アゾビスイソブチロニ
トリル   18部を窒素気流中で温度を80〜85°
Cに保持しながら4時間を要して滴下した。さらにアゾ
ビスイソブチロニトリル8部を加え、同温度で4時間反
応して重合を完結させた。この重合体溶液をアンモニア
7部を含む水1350部と混合し、次いで減圧下でME
Kを留去してアクリル変性ポリウレタン樹脂の水溶液(
A−2)2250部を得た。性状は固形分40X、粘度
300cps/25℃、p H8,2であった。
製造例A−3 製造例A−1の場合と同様の反応装置に製造例(A−3
)のポリウレタン溶液1000部(固形分として600
部)およびMEK800部を仕込んだ。以下製造例A−
1と全く同様にして(但し、中和に要したジェタノール
アミンの量は39部)、アクリル変性ポリウレタン樹脂
の水溶液(A−3)3000部を得た。性状は固形分4
0z1粘度620cps/25℃、pH7,8であった
実施例1〜6 前記製造例A−1〜3で得たアクリル変性ポリウレタン
樹脂に、架橋剤としてスミマーノl/M−100D(住
友化学に、に、製ヘキサメトキシメチルメラミン)およ
び高沸点溶剤(造膜助剤)としてブチルセロソルブをそ
れぞれ表−1記載の量配合して本発明の塗料組成物を調
製し、これらをワニスとした。
これらのワニスをバーコーターを用いてブリキ板(JI
S G 3303)に塗布し、180部2℃に調整した
タバイ製循風オーブンで10分間焼き付け(dry膜厚
約8μ)、塗膜試験片を作成した。各ワニスの配合処方
およびそれぞれの塗膜性能試験結果を1表−1」に示す
比較例1 ポリカプロラクトンジオール(分子F12000)17
0部、1.4−ブタンジオール38.3部、トリメチロ
ールプロパン11.4部、ジメチロールプロピオン酸4
3.9部、イソホロンジイソシアネート236部および
ジオキサン500部を反応容器に仕込み、窒素気流中8
5°Cで5時間反応させてNCO末端プレポリマー溶液
を得た(NGO含量0.8%)。次いで反応物を40°
Cまで冷却しジェタノールアミン58部を加え30分攪
拌し、NCO基の消滅をIRで確認して水837部と混
合した。次いで減圧下にMEKを留去してウレタン樹脂
の水溶液1000部を得た(固形分40X、粘度500
cps/25℃、p H8,5)。このものに実施例1
〜6と同様にして架橋剤および高沸点溶剤を配合し、て
ワニスを調製し、ブリキ板に塗布・焼付けを行って塗膜
試験片を作成して塗膜性能を比較した。ワニスの配合処
方および塗膜性能試験結果を「表−1」に示す。
比較例2 製造例A−1の場合と同様の反応装置にMEK600部
を仕込み80℃まで昇温した。次いで下記組成の単量体
混合物 アクリル酸            24部メチルメタ
クリレート       290部ブチルメタクリレー
ト46部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート40部アゾビスイ
ソブチロニトリル    6部を窒素気流中温度を80
〜85℃に保持しながら4時間を要して滴下し、さらに
アゾビスイソブチロニトリル0.8部を加え、同温度で
5時間保ち重合を完結させた。この重合体をジェタノー
ルアミン29部で中和したのち水600部と混合した。
次いで減圧下にMEKを留去してアクリル樹脂の水溶液
1000部を得たく固形分40%、粘度450cps/
25℃、p H8,0”)。
比較例1と同様にしてワニスを調製し、塗膜性能を比較
した。ワニスの配合処方および塗膜性能試験結果を「表
−1」に示す。
・硬度(常態) JIS K 5400に従って鉛筆硬度を測定した。
・硬度(温水中) 試験片を80℃の温水中に浸漬し、その状態で鉛筆硬度
を測定した。
・耐レトルト性 試験片を平山製作所製プレッシャークツカーに入れ、1
25℃で40分間レトルト処理した後の塗膜の状態を目
視判定した。
○:外観の変化が全くない ・密着性 塗膜にクロスカットを入れ、クロスカット部にセロファ
ンテープを圧着して瞬時に引き剥し、塗膜の剥離状態を
目視判定した。
○:全く剥離しない △:クロスカット部でわずかに剥離 ×:容易に剥離する ・耐屈曲性 JIS K 5400.6.16に従って測定した。(
屈曲試験器の心棒の直径2mm、補助板の厚さ4rr+
rn)○:折り曲げ部に異常がない ×:折り曲げ部に割れを生じる [発明の効果] 本発明の水性焼付は塗料組成物は下記効果を奏する。
のロール上での皮張りや樹脂の凝集による装置の汚染が
無い。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ヒドロキシル基含有エチレン性不飽和化合物(イ)
    、活性水素化合物(ロ)および脂肪族及び/又は脂環式
    ジイソシアネート(ハ)からの不飽和基含有ポリウレタ
    ン(a)の存在下で、カルボキシル基含有エチレン性不
    飽和単量体(b)及び他のエチレン性不飽和単量体(c
    )を重合して得られる共重合体を揮発性塩基(d)で中
    和してなる、水に可溶性のアクリル変性ポリウレタン樹
    脂(A)と、水溶性アミノ樹脂からなる架橋剤(B)を
    必須成分とすることを特徴とする水性焼付け塗料組成物
JP28075789A 1989-10-27 1989-10-27 水性焼付け塗料組成物 Pending JPH03143912A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28075789A JPH03143912A (ja) 1989-10-27 1989-10-27 水性焼付け塗料組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28075789A JPH03143912A (ja) 1989-10-27 1989-10-27 水性焼付け塗料組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03143912A true JPH03143912A (ja) 1991-06-19

Family

ID=17629530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28075789A Pending JPH03143912A (ja) 1989-10-27 1989-10-27 水性焼付け塗料組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03143912A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5494980A (en) * 1993-01-21 1996-02-27 Akzo Nobel Nv Water-dispersible hybrid polymer
JPH10168384A (ja) * 1996-12-16 1998-06-23 Mitsubishi Rayon Co Ltd 水性塗料用樹脂およびそれを用いた水性塗料
WO2012138960A1 (en) * 2011-04-07 2012-10-11 Board Of Regents, The University Of Texas System Photopolymerizable compositions for solventless fiber spinning
CN110305547A (zh) * 2019-06-14 2019-10-08 江苏兰陵高分子材料有限公司 一种低温烘烤的水性丙烯酸氨基烤漆及其制备方法
JP2019218500A (ja) * 2018-06-21 2019-12-26 三菱ケミカル株式会社 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物、およびそれを用いたコーティング剤、ならびにシート
JP2020002348A (ja) * 2018-06-21 2020-01-09 三菱ケミカル株式会社 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物、およびそれを用いたコーティング剤、ならびにシート

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5494980A (en) * 1993-01-21 1996-02-27 Akzo Nobel Nv Water-dispersible hybrid polymer
JPH10168384A (ja) * 1996-12-16 1998-06-23 Mitsubishi Rayon Co Ltd 水性塗料用樹脂およびそれを用いた水性塗料
WO2012138960A1 (en) * 2011-04-07 2012-10-11 Board Of Regents, The University Of Texas System Photopolymerizable compositions for solventless fiber spinning
US10221503B2 (en) 2011-04-07 2019-03-05 Board Of Regents Of The University Of Texas System Photopolymerizable compositions for solventless fiber spinning
JP2019218500A (ja) * 2018-06-21 2019-12-26 三菱ケミカル株式会社 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物、およびそれを用いたコーティング剤、ならびにシート
JP2020002348A (ja) * 2018-06-21 2020-01-09 三菱ケミカル株式会社 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物、およびそれを用いたコーティング剤、ならびにシート
CN110305547A (zh) * 2019-06-14 2019-10-08 江苏兰陵高分子材料有限公司 一种低温烘烤的水性丙烯酸氨基烤漆及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5628034B2 (ja) ポリウレタン水性分散体に基づく硬質被覆物系の製造方法
EP1277815B1 (en) Water-based coating composition curable with actinic energy ray, coated metallic material with cured film of the composition, production process, and method of bonding coated metallic material
JP4028059B2 (ja) 助溶剤フリーの水性陰イオン型ポリウレタン分散物および剥離性コーチングとしてのその使用
EP0458243B1 (en) Aqueous coating composition
US7705066B2 (en) Water-based coating composition curable with actinic energy ray, coated metallic material, and process for producing the same
MXPA00011479A (es) Emulsiones acuosas de poliuretano.
US20030225239A1 (en) Michael addition type urethane urea resin, production process therefor, adhesive, production process therefor, coating agent for forming ink receiving layer and recording material
US6824834B2 (en) Coating composition
JPH07331118A (ja) 被覆用組成物及びそれを用いる被膜形成方法
JP5231781B2 (ja) 水性樹脂組成物及びこれを含む水性塗料組成物
JP2002012797A (ja) 活性エネルギー線硬化性水性塗料組成物、該組成物の硬化塗膜を有する塗装金属材料、製造方法および塗装金属材料の接合方法
JPH03143912A (ja) 水性焼付け塗料組成物
JPH10251361A (ja) 活性エネルギー線硬化性水性組成物
TW201237057A (en) Radiation curable compositions
JPH10338732A (ja) 水性ウレタン複合樹脂の製造方法
JPH01193367A (ja) 金属用水系焼付け塗料組成物
JPH11279236A (ja) 水性樹脂および該樹脂を用いたインキ
JPH11100528A (ja) 活性エネルギー線硬化性水性組成物
JP4120373B2 (ja) ウレタンウレア樹脂および該樹脂を含むラジエーション硬化型樹脂組成物
JP2000336125A (ja) 分散保存安定性に優れた活性エネルギー線硬化性水性組成物
JPH03160042A (ja) 水性樹脂組成物
JPH0680930A (ja) 水性印刷インキ組成物
JPH10251360A (ja) 活性エネルギー線硬化性水性ポリウレタン組成物
JPH07138527A (ja) 放射線硬化性塗料組成物
JP2003226735A (ja) アクリル−ウレタン共重合体水分散物並びに該水分散物を含有する塗工剤及び接着剤