JPH0314363Y2 - - Google Patents

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JPH0314363Y2
JPH0314363Y2 JP5745286U JP5745286U JPH0314363Y2 JP H0314363 Y2 JPH0314363 Y2 JP H0314363Y2 JP 5745286 U JP5745286 U JP 5745286U JP 5745286 U JP5745286 U JP 5745286U JP H0314363 Y2 JPH0314363 Y2 JP H0314363Y2
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JP
Japan
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label
roll
base paper
outer diameter
scrap
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JP5745286U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、ラベル印刷機などのラベル加工装
置に関し、詳しくは、ラベルがカスと共上がりす
るという問題を解決するために、ラベル加工装置
のカス上げロールを改良したものである。
(従来の技術) 従来、代表的なラベル加工装置であるラベル印
刷機は、第3図に示すような工程を連続して行う
装置である。すなわち、給紙部では、巻き取られ
た長尺の原紙1が、アンワインダー2に掛けら
れ、原紙繰り出し部3により自動的に繰り出され
る。ラベル印刷に用いられる原紙1は粘着紙とも
いわれるもので、その積層構成は、第4図のよう
に、粘着剤のアンカーとなる下塗り11aが施さ
れた表面基材11と、粘着剤層12と、剥離剤1
3aの塗布された剥離紙13とからなつている。
次の印刷部では、例えば、印刷シリンダー4が原
紙1の進行方向に対して直角に回転往復運動をし
て原紙上にラベル5の印刷をする。ラベルに高級
感や耐久性を付与する場合には、ラミネート部
で、原紙1の印刷面に粘着剤が塗布された透明フ
イルム6をラミネートロール61によつて貼り合
わせる。次にダイカツト部では、例えばラベルの
輪郭に沿つて刃を有する平圧式のダイス7で、ラ
ミネート部で貼り合わせた透明フイルム6と、原
紙1の表面基材11から粘着剤層12までの層を
ダイカツトする。続くカス巻き上げ部では、カス
上げロール81とカス巻き取りロール82とによ
つて、ダイカツト部で抜かれたラベルとしての不
要部分のカス8が自動的に巻き上げられ、剥離紙
13上にはラベル5の部分のみが残される。加工
された印刷物は任意の枚数毎に切断部9で自動的
にシートカツトされ、ラベル印刷が完了する。
上記従来のラベル印刷機で用いられたカス上げ
ロールの多くは、第3図のような、ラベル5に対
応する部分もカス8に対応する部分も外径の等し
いカス上げロール81であつた。そのように外径
の等しいカス上げロール81は、ダイカツト後ラ
ベル5部分の粘着剤層とカス8部分(非ラベル部
分)の粘着剤層とが容易に分離される場合に用い
られていた。第5図はこのカス上げロール81と
その近傍における原紙の側面図、第6図は原紙に
ついてのみ第5図−線に沿う断面を示したカ
ス上げロール81の正面図である。なお、第5図
及び第6図ではラミネートされた透明フイルム6
は省略してある。
ところが、原紙に使用された粘着剤が強粘着性
のものであると、ダイカツト後にラベル部分の粘
着剤層12aとカスの粘着剤層12bとが再度粘
着し合うようになり、カス巻き上げに際してカス
がラベル部分を伴つて共上がりするという現象が
生じる。第5図には若干共上がりした状態のラベ
ル51を示した。
そのような共上がりの現象が生ずる場合には、
第7図側面図と第8図正面図(原紙については第
7図−線に沿う断面)に示すような、ラベル
5に対応するロール部分83bの外径を小にし、
カス8に対応するロール部分83の外径を小にし
たロール外径の異なつたロール83が用いられ
る。共上がりしやすい原紙に第6図の外径の等し
いロール81を用いた場合には、カス8が剥離紙
13から巻き上げられると同時にラベル5を剥離
紙13に押し付けるロールの力もなくなるが、外
径の異なつた第8図のロール83の場合には、カ
ス8が剥離紙13から剥離される瞬間の後もカス
8とラベル5が完全に分離されるところまで、外
径の大であるロール部分83aよつてラベル5は
剥離紙13に押し付けられており、ラベルの共上
がりすることが抑止される。
しかしながら、外径の異なるロール83の場合
には、共上がり現象は抑止できるが、ラベルのサ
イズやデザインの異なるラベル品番毎にロールを
取り換えて使用する必要があり、従つて用意しな
ければならぬロールの数が多くなるので、ラベル
製造コストが割り高になるという欠点を有してい
た。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、ラベル加工装置において、ダイカ
ツトされたラベル部分がカスに伴つて共上がりす
るという現象のない改良されたカス上げロールを
提供することである。また、この考案の別の目的
は、ラベルの品番の数に応じて複数のロールを用
意する必要のない改良されたカス上げロールを提
供することにある。
[考案の構成] (問題点を解決する手段と作用) この考案の加工装置は、ラベル部分の輪郭をダ
イカツトしたラベル加工用原紙を受けて、該原紙
下層の剥離紙上から巻き上がる非ラベル部分と剥
離紙上に残るラベル部分とを分離するカス上げロ
ールが具備されたラベル加工装置において、上記
カス上げロールが、ロール筒心に嵌挿させた複数
の円環を連接して着脱可能に固定したロールであ
つて、連接して固定した上記円環群によつて外径
を大にしたロール部分を原紙のラベル部分にほぼ
対応させるとともに、外径が比較的小となるよう
にした上記円環群以外のロール部分を原紙の非ラ
ベル部分に対応させたことを特徴とするものであ
る。
この考案装置のカス上げロールでは、ラベル部
分に対応してロール外径が大になつているので、
カスが巻き上げられる瞬間からカスが剥離紙より
剥離された後にもまだラベル部分は剥離紙に押し
付けられており、従つてダイカツト輪郭に沿つて
ラベル部分とカスとは容易に分離される。また、
この考案装置のカス上げロールでは、ロール外径
の大なる部分が、円環群を連接して着脱可能に固
定してあるので、加工するラベルのデザインが変
更になつても円環の数を変更して組み立てればよ
く、簡単にラベルのサイズやデザインの変更に対
応することができる。
(実施例) 次に実施例により本考案を具体的に説明する。
第1図は実施例のカス上げロールによるカス上げ
状態を示す斜視図、第2図は第1図のカス上げロ
ールの縦断面図である。第1図でみるように、こ
の実施例でのカスは、ラベル進行方向に並んだ3
本のカス8aをラベル進行横方向のカス8bが連
結したものになつている。
第2図において、84はロール筒心で、ロール
筒心84の左端側の一部84aではカスに対応す
る外径を有し、84a部分の中央側端には円環止
めの段差84bが形成されている。段差84bか
ら右側のロール筒心の残りの部分84cは、84
aの部分より外径が小さく形成され、そしてロー
ル筒心84の右端には円環固定用ネジ84dが設
けられている。85は、ラベル部分に対応させる
ためにロール筒心の84a部分の外径よりも大な
る外径をもつとともに、ロール筒心の84c部分
に嵌挿される内径をもつた円環である。86は、
カス部分に対応させるためにロール筒心の84a
部分と同じ外径をもつた円筒体である。87は、
ネジ84dに螺合する円環固定用ナツトである。
第2図のカス上げロールの組立ては、ロール筒
心84に、その右端ネジ84d側から、複数の円
環85を、次に円筒体86を、さらに複数の円環
85を、また次に円筒体86を順次挿嵌し、これ
らを円環固定用のネジ84dとナツト87で段差
84bとの間に締付け固定する。連接した複数の
円環部分はラベル部分に対応するので、円環を連
接する数は、ラベルの幅より若干狭い幅になるよ
うな数にする。ラベルの品番が変りラベル幅が変
更になつたときは、連接数を換えればよい。一
方、円筒体86の幅はカスの幅より若干広くなる
ように円筒体の長さが選択される。円筒体86も
またリングの連接体としてもよい。
[考案の効果] 本考案ラベル加工装置のカス上げロールによれ
ば、外径の小なるロール部分でカス上げがされる
から、カスが剥離紙より剥離される瞬間に未だラ
ベル部分は外径の大なるロール部分で剥離紙上に
押し付けられているので、ラベル部分がカスに伴
われて共上がりする現象がおこらない。そしてラ
ベル部分に対応するロール部分は複数の円環が連
接する数によりその幅が決められるから、ラベル
の品番の変更に応じてその連接数を変更してロー
ルを組み換えればよいので、ラベル製造コストの
低減に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のラベル加工装置におけるカス
上げ状態を示す斜視図、第2図は本考案実施例の
カス上げロールの縦断面図、第3図は本考案に関
連するラベル印刷機の構成を説明する概念図、第
4図は第3図に使用される原紙の断面図、第5図
は従来例のカス上げロールとその近傍における原
紙の側面図、第6図は原紙部分について第5図
−線に沿う断面で示した第5図カス上げロール
の正面図、第7図は別の従来例のカス上げロール
とその近傍における原紙の側面図、第8図は原紙
部分について第5図−線に沿う断面で示した
第7図カス上げロールの正面図である。 1……原紙、11……表面基材、12,12
a,12b……粘着剤層、13……剥離紙、5…
…ラベル部分、7……ダイカツトダイス、8……
非ラベル部分(カス)、81,83,88……カ
ス上げロール、84……ロール筒心、85……円
環、86……円筒体、87……円環固定用ナツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラベル部分の輪郭をダイカツトしたラベル加工
    用原紙を受けて、該原紙下層の剥離紙上から巻き
    上がる非ラベル部分と剥離紙上に残るラベル部分
    とを分離するカス上げロールが具備されたラベル
    加工装置において、上記カス上げロールが、ロー
    ル筒心に嵌挿させた複数の円環を連接して着脱可
    能に固定したロールであつて、連接して固定した
    上記円環群によつて外径を大にしたロール部分を
    原紙のラベル部分にほぼ対応させるとともに、外
    径が比較的小となるようにした上記円環群以外の
    ロール部分を原紙の非ラベル部分に対応させたこ
    とを特徴とするラベル加工装置。
JP5745286U 1986-04-18 1986-04-18 Expired JPH0314363Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5745286U JPH0314363Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5745286U JPH0314363Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62170224U JPS62170224U (ja) 1987-10-28
JPH0314363Y2 true JPH0314363Y2 (ja) 1991-03-29

Family

ID=30887165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5745286U Expired JPH0314363Y2 (ja) 1986-04-18 1986-04-18

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JP (1) JPH0314363Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS62170224U (ja) 1987-10-28

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