JPH03142485A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電子写真方式のカラー画像形成装置に関する
ものである。

［従来技術］ 従来、帯電、選択的露光によって感光体上に静電潜像を
形威し、これをトを−により顕像化したものを、普通紙
に転写する電子写真プロセスにより、普通紙への画像の
形成が行なわれている。

特に、露光時に後に現像するトナーの色に対応した色分
解像で露光を行ない、規定色のトナーで現像して得られ
る色分解された顕像を１つの普通紙に次々に重ねて転写
することをイエロー、マゼンタおよびシアンの３色につ
いて行なえば、普通紙にフルカラーの画像を得ることが
できる。

近羊ではかなりの高画質の画像が得られるようになって
きている。

［発明が解決しようとする課題１ しかしながら、こうした画像形成装置では、静通紙が使
用できるとは言うものの、その平滑性。

導電性および腰の強さなど′！−まざまな制限があり、
実際にどのような紙に対しても所望の画質が得られるわ
けではなかった。

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、より広い範囲の用紙に対して、所望の画質の
画像を形成できることを目的としている。

［課題を解決するための手段〕 この目的を達成するために本発明の画像形成装置は、導
電性基材上に光導電層を設けた感光体と、一様帯電を施
すチャージャと、特定の色の色分解像に基づく像の露光
を行って潜像を形成するための像露光装置と、前記潜像
を前記特定の色に対応する色トナーにより現像する現像
装置と、現像像を転写材担持手段上に担持される転写材
に複数個重畳しで転写することにより、その転写材上に
カラー画像を形成する転写装置とをもち、その特徴とす
るところは、前記転写材が転写材担持手段上に担持され
る前に少なくとも白色顔料を含有するトナーにより転写
材面の少なくとも一部分が被覆されているようにトナー
を塗布するための塗布手段とをもつことである。

［作用１ 上記の構成を有する本発明によれば、任意の用紙の表面
平滑度、導電率および腰の強さを望ましい範囲へ調整で
き、所望の画質を得ることができる。

［実施例１ 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。

装置本体１１内中央付近には感光体１２がある。

導電性基材上にα−３ｅ、α−８ｉ＋　Ａｓ２５ｅ）ｙ
ＯＰＣなどの光導電層を設けた公知のものである。

感光体上部にはスコロトロン１３がさらにスコロトロン
１３の上部には選択的露光光源１４がある。

この露光光源１４はレーザースキャナー装置、ＬＥＤ、
液晶シャγりなどにレンズなどを組み合わせたものであ
り、ミラー１５の作用により感光体１２の表面に露光を
行なう。１６Ｙ、Ｍ、Ｃ，Ｂｋは乾式現像装評として公
知のものであり、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン
および黒色の現像を行なう。

転写ドラム１７中には、感光体１２に正対してコロトロ
ン２４が配置されている。２５は、転写後の感光体１２
表面に残留するトナーを除去するクリーナーである。ク
リーナー２５の上部には除電ランプ２６がある。

転写ドラム右上方にはコンベヤ２７があり、さらにその
右方には定着ローラー２８．２８がある。

定着ローラー２８．２８の下方には搬送ベルト２１があ
り、さらにその下方には白色トナーを備えた塗布装置２
２が配置されている。この塗布装置２２は特願平１−１
３６５６０号公報等に示されるものと同様のものである
。

前記白色トナーはポリエステル、ポリスチレン。

ポリメチルメタクリレート、スチレン、ｎ−ブチルメタ
クリレート共重合体などの樹脂を主成分としたバインダ
ー中に酸化チタン、アルミナ、タルク、カオリンなどの
白色ないし淡色の顔料が、荷電調整剤、各種添加剤など
とともに分散されたものを８〜１２μｍの直径をもつよ
うに粉砕および分級されたものである。２３は定着ロー
ルである。

この上うなＶ＃戊の装置において、つぎに作画工程につ
いて詳述する。

作画工程が始まると、まず装置本体右部の給紙ホルダ３
０中に蓄えられた普通紙１８が半月ローラー１９の作用
により取り出され、ローラー２０を経て搬送ベルト２１
に図示されない固定手段によって固定される。搬送ベル
ト２１の移動に伴ない普通紙１８は塗布装置２２の上方
へと移動する。

搬送ベルトを介して塗布装置２２と正対する位置には、
対向電極３１が配置され塗布ローラー３２と対向電極３
１間に電圧が印加される。白色トナーは塗布ローラー３
２と対向電極３１間に形成される静電場により普通紙１
８上へと移動する。

搬送ベルト２１の移動につれて、普通紙１８には白色ト
ナーが塗布されていく。

普通紙１８の先端は次いで図示されな〜１がイドに従っ
てヒートローラー２３．２３間を通され、普通紙１８上
の白色トナー塗布層は、溶融一体化して普通紙１８上に
白色樹脂層を形成する。

白色樹脂層を担持した普通紙１８は続いて図示されない
固定手段により転写ドラム１７上に固定される。

次にコロトロン１３に電圧が印加され、感光体１２の表
面が帯電させられ続いて露光光源１４により、感光体１
２は露光されてイエロー像に対応する静電潜像をもつ。

感光体１２は反時計回りに回転して静電潜像が現像位置
にさしかかると、現像装置１６Ｙによってイエロー像が
顕像化される。感光体１２が回転してイエロー像の先端
が転写ドラム１７と正対した時、転写ドラム上の白色樹
脂層を担持した普通紙１８の先端はイエロー像の先端に
同期して移動を開始するように制御される。このとき、
コロトロン２４に電圧が印加され、感光体１２上のイエ
ロー像は普通紙１８上の白色樹脂層の上に転写される。

感光体１２は次にクリーナー２５によって清掃され、表
面に残留するイエロートナーが取り除かれる。さらにラ
ンプ２６によって均一露光されて感光体１２は初期状態
へと戻される。

これら一連の工程をマゼンタ、シアン、ブラックの３色
について繰り返すことにより、普通紙１８上の白色樹脂
層上にはフルカラー画像が形成される。この作画の順は
これに限定されるものではなく、種々の順が考えられる
。

フルカラー画像を担持した普通紙１８は次いでコンベヤ
２７へと移され、定着ローラー２７１２７間を通される
ことによってフルカラー画像は普通紙１８上の白色樹Ｉ
１ｗ層上に定着されて排出トレイ２９に排出されること
により一連の作画工程が終了する。

次にＯＨＰシートへの作画について簡単に説明を加える
。ＯＨＰシートの場合、白色樹脂層を形成することはで
きないから白色トナーの塗布を行なわないように公知の
スイッチが選択された状態で作画が始まる。公知のＯＨ
Ｐシートは給紙ホルダー３０から無処理で転写ドラム１
７へと運ばれ以下、普通紙に作画する場合と同一の工程
をへてＯＨＰシート上にフルカラー画像が得られる。

［発明の効果］ 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、普通紙の表面に白色樹脂層を形成し、その上にフルカ
ラー画像の作画を行なうことによって、普通紙の表面平
滑度、導電率、腰の強さを所望のＩ！囲に調整すること
が可能となるために一定水準の画質の画像を任意の用紙
に形成することが可能である。

１２・・・感光体、１３・・・スコロトロン、１４・・
・露光光源、１６Ｔ、Ｍ、Ｃ，Ｂｋ・・・現像装置、１
７・・・転写ドラム、１８・・・普通紙、２４・・・コ
ロトロン、２２・・・塗布装置、２３・・・ヒートロー
ラー図 面 ］〕

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、導電性基材上に光導電層を設けた感光体と、一様帯
   電を施すチャージャと、特定の色の色分解像に基づく像
   の露光を行って潜像を形成するための像露光装置と、前
   記潜像を前記特定の色に対応する色トナーにより現像す
   る現像装置と、現像像を転写材担持手段上に担持される
   転写材に複数個重畳して転写することにより、その転写
   材上にカラー画像を形成する転写装置とをもつカラー画
   像形成装置において、 前記転写材が転写材担持手段上に担持される前に少なく
   とも白色顔料を含有するトナーにより転写材面の少なく
   とも一部が被覆されているようにトナーを塗布するため
   の塗布手段を有することを特徴とする画像形成装置。 ２、塗布手段がトナーを転写材に静電気力により付着さ
   せる付着装置と、トナー層を加熱溶融して定着するため
   の定着手段とからなることを特徴とする請求項１記載の
   画像形成装置。 ３、塗布手段を使用するかしないかを選択できる選択手
   段を備えることを特徴とする請求項１記載の画像形成装
   置。